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November 23, 2010
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カテゴリ: ミステリ(日本)

カンナ(飛鳥の光臨)
高田崇史
講談社ノベルス
☆☆☆☆☆
 QEDでファンの著者だが、その別シリーズ。神社の息子鴨志田甲斐の実家が秘蔵していた古文書が盗まれ、近所に住む兄代わりのような諒司が失踪するという事件が発生。彼は東大生(休学中)で博識な巫女の中村貴湖と愛犬で忍者犬の訓練を受けているというミニチュアブルテリアのほうろく(雄4才)と調査にあたることになる。
 この盗まれた古文書というのが、この著者お得意の歴史解釈の中心。まだ作中ではっきりと内容が出てきていないが、読者や登場人物にはもしかしてそういう内容か、と推定できるように書かれている。とはいえ、古文書を巡る内容の説明が結構混み入っているので、お子様向きではないかもしれないが、展開や登場人物の設定はどちらかというとライトノベルのよう。まあ、個人的には許容範囲だけど。というか犬好きなので、ほうろくの今後の活躍が楽しみなのだ。今回は飛鳥という名の通り蘇我氏と聖徳太子が主なテーマだが、結構トンデモな内容だった。面白かったけど。これが多分シリーズの底流にあるのだろうが、次の巻からどう展開して言っているのか楽しみだ。QEDもあと1・2作未読作品があるのだが、そちらとこのカンナのシリーズと両方読もうと思っている。





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Last updated  November 23, 2010 11:51:47 AM
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