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December 2, 2010
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カテゴリ: ミステリ(日本)

カンナ(吉野の暗闘)
高田崇史
講談社ノベルス
☆☆☆☆☆
 今回はサブタイトル通り吉野。数年前の夏に行ったな~。作中「夏もよさそうですね」という台詞があるが、やめといたほうがいいと思う。私が行った時、山の上だというのに、京都市内より蒸し暑かったから。
 テーマは役の小角と金山。吉野って金がつい最近まで取れたらしい。また、小角の従者、前鬼・後鬼を夫婦ではないかと推定して「山は金気と女を嫌う」という俗信に異を唱える。でも、前鬼・後鬼が夫婦って仮定の根拠がちょっと知りたいかも。あと水分神社の「水」は何か、とか吉野の鉱山の実権を握っていたと思われる小角の追放の理由は何故か…などなど、他にもあるが、読んでいて引き込まれた。やっぱり奈良好きなんだな、私。また、今後の展開への伏線も現れてきているので、続巻が楽しみだ。今回もミニチュアブルテリアのほうろくクンは大活躍。このコの活躍も楽しみ。でもしばらくはこのシリーズはお休みで、歴史系の専門書を読むことになる。これを読み終わったら、またこのシリーズを再開だ。





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Last updated  December 2, 2010 11:43:31 PM
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