混沌の本棚

混沌の本棚

PR

×

Calendar

Free Space

2010年12月1日より
読書メーター
登録しました。

琵音の今読んでる本

読書メーターに
画像がない本は
反映されないみたいです。

Archives

May , 2026
April , 2026
March , 2026
February , 2026
January , 2026

Keyword Search

▼キーワード検索

July 15, 2011
XML
カテゴリ: 日本の小説

【送料無料】統ばる島
池上永一
ポプラ社 四六上製
☆☆☆☆☆◎
 八重山諸島の竹富島、波照間島、小浜島、新城島、西表島、黒島、与那国島、石垣島を舞台に、現在の島の祭り、家族、旅人、迷信(?)、伝説、仕事と経済、離島と親島の繋がりなどを描いた連作短編集。どの島を舞台にした短編もさらりと面白く読める。短編集の最後は石垣島だが、この島が八重山諸島の親島であり、この島から離島への物資は分配されるという。 この親島と離島の関係はそのままそこに住む人々の家族関係にも当てはまるのだ。 その模様もこの島で育った著者ならではだと思う。そして、この島を親島として、この本も各短編にまとまりが生まれ、各島のストーリーの中の登場人物がまた石垣島に現れる。
 南の島の気候・風土・自然にそこに暮らす人々の繋がりをちょっとファンタスティックに語っているが、生活感があって私はとても好きだ。今、沖縄や八重山の方には地震がないと思われているが、約300年前には直下型の地震があり、津波で表土のほとんどを流された島もあるという。本土に住んでいる人間が感じるエキゾチズムとそこに住んでいる人でなければ、描写することの難しい生活感・知識が共存していて読んでいてそうだったのかと膝を打つことも多い。この本を読んでいたら、今度は八重山諸島に行ってみたくなるなぁ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 15, 2011 03:19:43 PM
コメントを書く
[日本の小説] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: