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July 25, 2011
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カテゴリ: ミステリ(海外)

【送料無料】ホワイトハウスのペット探偵
キャロル・N・ダグラス編
講談社文庫
☆☆☆
 初代ワシントンから第42代クリントン大統領までの15代の「ファーストペット」の絡むミステリアンソロジー。が、ミステリ色は弱い。カワイイペット探偵大活躍!みたいなストーリーばかりを期待すると、裏切られる。それらしいストーリーもあるが、人間が探偵する傍らで動物たちが象徴的に登場する、といったストーリーも多い。異色なのは、南部連合の大統領だったジェファーソン・デイヴィスも登場することだろう。日本でいう南北朝時代の南朝の天皇みたいなもんだろうかね?というかこの本を読むまで、南部連合なんて知らなかった。だが、このジェファーソン・デイヴィスの短編はこの本の中でも気に入ったうちの一つだ。犬好き用小説のテンプレみたいな内容だ。あとは、乗馬の名手だったという18代グラント大統領が就任前の話として、彼の愛馬が探偵役を務めるストーリーと、リンカーン大統領の息子とその愛犬が出てくる話が私は好きだ。また、トルーマン大統領とフーバー大統領の描かれ方は好きかもしれない。本当にこんな感じの人々だったんだろうか。ただし、フーバー大統領の出てくる短編のストーリーは主人公の女がウザいけど。
 しかし短編のせいか、各ストーリーの背景が読み取りにくかったうえ、訳がかなり直訳的で読みにくかった。





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Last updated  July 27, 2011 12:58:51 AM
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