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これから鉄板焼きを食べに行こうかと・・・ついでに『ダイエット講義』となりそう夕食の食べ方を実践しましょうということでここでひとつカロリーという考えを捨てましょう!カロリーとは『1リットルの水を1度上げるための熱量』のことで、『脂肪になる』というものとは違いますよ。たしかに『脂肪』『糖』『たんぱく質』ともに『カロリー』は存在しますが、人の身体はそれぞれに役割をもたせているんです。脂肪にエネルギーに利用しやすく、脂肪になりやすい『糖質』『脂質』の摂取は朝、昼にして、夕食は『細胞を作る材料:たんぱく質』を中心とした食事にすると良いでしょう
2006.07.31
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グルタミン酸はアミノ酸の一種で、よく料理に『うま味調味料』として利用されます。グルタミン酸は『興奮性神経作用アミノ酸』と呼ばれ、神経組織に受容体をもっています。一次『チャイニーズレストラン症候群』と呼ばれた「中華料理を食べた後に、しびれ感・倦怠感・心悸高進が出現する」という問題は、このグルタミン酸の興奮性作用ではないかといわれています。どのような物質でも(身体に良いものでも)『過ぎたるは及ばざるが如し』ということわざがあるように、良いからといって過剰にとっては逆に悪くなるというものです。グルタミン酸はけして『悪い物質』ではありませんが、過剰摂取は上記症状に加え『肥満原因』となるようです。1969年、Olneyらは、グルタミン酸の網膜に対する影響を調べていたところ、マウスの体重増加・肝臓の脂肪変性・不妊などの症状が現れることを発見しました。それ以来、現在もグルタミン酸は『肥満ラット』を作る際に使用されています。現代食生活の『ファーストフード化』は単純な『エネルギーオーバー』という問題だけでなく、いろいろな側面から考えなくてはならないということをあらわしています。
2006.07.28
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セルライトに対する問い合わせがあったので、フリーページに書いてみました。ご興味のある方は読んでみてください(結構難しいかも?)
2006.07.27
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多くの女性が『セルライト』を怖がっていますね。『セルライトがあるからダイエットしたいんです』という患者さんがとても多い。『戦うためにはまず敵を知れ』です。皆さん、セルライトっていったいなんだか知ってます?セルライトは、メスで切って、『セルライトらしき部位の脂肪』を直接見てもまったくわかりません。その専門の医師が見ても『これはセルライトです』と確定診断をつけることが出来ません。『えっ?』と思うでしょうが、本当の話です。セルライトとは『組織』ではなく『状態』のことを示しています。ですから、切って見て見つかるものではなく、理論上の話なのです。皮下脂肪組織は『脂肪だけ』で出来ているものではありません。・脂肪細胞・細胞間質液・膠原繊維・ムチンなどの高分子物質・血管、リンパ管・神経組織・その他で構成されています。セルライトとは簡単に言えば『脂肪組織の肥大によって、末梢血管やリンパ管が圧迫され、膠原繊維が増加し、高分子物質が沈着したため、全身のエネルギー代謝から孤立した組織』といえます。難しいですか?では簡単に。一般脂肪を『普通預金口座』としましょう。セルライトは『定期預金口座』みたいなものです。脂肪細胞は、摂取されるエネルギー量が多すぎる(消費エネルギー量を上回る)と、それを脂肪細胞に貯蓄し、摂取されるエネルギー量が少ない(消費エネルギー量を下回る)と、脂肪細胞からエネルギーを放出します。この『日常エネルギー代謝システム』にかかわっているのは『一般脂肪:普通預金口座』です。お金が足りなくなれば、簡単におろすことの出来る貯金です。しかし、『セルライト組織:定期預金口座』は手元のお金がなくなっても、口座を解約しなければおろすことが出来ません。『財布のお金がない(苦しい)のに、自分のお金としてもっているのに使えない貯金通帳』これがセルライトです。ですから、セルライト化した脂肪組織を治療するためには『単純なダイエット』では落ちません。『定期預金口座を普通預金口座に変える:解約する』という作業が必要になるのです。それをせずに一生懸命ダイエットしても、身体はエネルギー不足(金欠)になり、セルライト(定期預金口座)は減少せず、いつの日か『エネルギー不足(金欠)の苦しさに耐えられなくなってお金を稼ぐ(食べる)という行為に走ります。わかります?セルライト化した脂肪の多くは『落ちない部分の脂肪・落としたい部分の脂肪』です。それを減少させるためにせっせとダイエットに励んだところで、あなたの身体は『目的以外の部位の脂肪(普通預金口座:例えばバスト・頬など)』を切り崩すだけです。まだまだありますが、今日はこの辺で!
2006.07.27
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最近、デトックスって言葉が流行語のように氾濫してますよね。『○○デトックスで体内の毒素を抜こう!!』ってな感じです。患者さんから『先生、これで(商品を持ち込んで)デトックスできますか?』ってな具合です。なんと答えましょうか?そもそもデトックスってなんでしょうか?人の身体は『肺』『消化管』という器官からいろいろなものが入ってきます(一部、皮膚からも進入しますが)。肺も消化管も『入ってくるものが毒か栄養素か?』を判断する能力は持っていません。単純に『分子量』『電荷』『ペーハー』といった科学的要素だけで入ってくるだけです。身体は『毒かどうかを判断して入れるか入れないかを決める』のではなく『とりあえず入れてみて、その後に毒を解毒・排泄する』という方法をとっています。それを行っている主な器官が『肝臓・腎臓』という器官。これらの臓器が役割分担をしながら『解毒→排泄』という流れを作り出しています。話は変わり、身体が何らかの物質を排泄できるのは『尿・便(+胆汁)・汗・爪・髪・呼気』です。これらの排泄物には、多くの『毒物』が混入しています。呼吸と消化管から入ってしまった毒物を、毒物の種類に応じて『適切な排泄経路』から排泄しているのです。要するに、『これでデトックスできますか?』ではなく『あなたの身体にどんな毒が溜まっていているのか?また何を解毒→排泄したいのか?』が重要なのです。身体に入る毒は・化学物質・重金属・ホルモン代謝物質・薬品・栄養代謝産物・アルコール(アルデヒド)・カフェイン代謝産物・体内発生毒素(フリーラジカルなど)・糖(過剰な糖は毒なんです)など、いろいろ存在します。これらの毒は、肝臓で『第1相解毒』『第2相解毒』という反応で無毒化され、その後尿・胆汁・汗・髪・爪から排泄されます。ですから『汗をかけば解毒できる』のではなく、肝臓での『無毒化』があってこその排泄なのです。詳しくは『フリーページのデトックス』でも読んでください。解毒という治療はとてもデリケートで難しい治療なんですよ、実際。
2006.07.25
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患者さんとお話をさせて頂き、いつも思うことがあります。・治療(キュア)・予防(ケア)の違いについての認識です。この問題点は『医学界のミス』でもあります。現在の医学の世界で『予防』と呼ばれているのは『人間ドック』と呼ばれるものです。以前にも話しましたが、『ドック』は『予防』ではなく『早期発見』であり、『病気にならない医療』ではありません。この『早期発見医療』を『予防医学』と読んでいるばかばかしさが患者さんを迷わすのです。このため、私のクリニックでは『真の予防医学(早期発見ではない)=積極的予防医学』と読んでいるのです。このことは『美容的内容』にも当てはまります。当院は『積極的予防医学』の治療を中心に行っているのですが、なかなかうまく説明できないため、患者さんに御迷惑をかけてしまいます。『しみを消したい』『(いまある)しわを消したい』このような希望は『治療:出来てしまった症状を治す』です。積極的予防医学とは『しみを出来にくくする(もしくは出来なくする)』『しわを出来にくくする(もしくは出来なくする)』という治療です。ですから、この治療の適応は『今は症状(しみやしわ)はないが、将来的に出来にくくする』ということです。さらに適応を広げると、現在の『治療:しみを消す・しわを消す』という治療は『根本的な解決ではないが、とりあえず今の症状を消す:対処療法』という方法でしかありません。積極的予防医学を『治療』に適応した場合は『しみ・しわを『自分の細胞』に治させる』という考え方で行われます。しみやしわ、たるみ、くすみなどは、確かに紫外線などが悪影響の一つですが、自身の細胞がしっかりしているならば『悪影響で壊れた組織を自身の細胞が修復する=自己修復能』によって症状が出ません。人は必ず歳をとります。この原因は『外からの悪影響が増えた』のではなく・自己修復能の衰え・内的(体の内側)な老化物質の増加によっておこっています。根本解決のためには・自己修復能の復活・内的老化物質の抑制こそが『積極的予防医学』による根本治療といえるでしょう。
2006.07.24
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「努力せず、無理せず、簡単に痩せたい!」というニーズの多さには驚かされます(という私も以前はそうでしたが・・・)。「私の近くに存在する『食べても食べても太らないあの人』のように・・・」脂肪吸引を受ける人(もしくは受けようと考えている人)は「脂肪細胞さえ取ってしまえば、もう太る心配はない」と考えているでしょう。確かに、脂肪吸引をした部分の脂肪組織は太りにくくなります。しかし、脂肪細胞が太れないというのはとても恐ろしいことなのですよ。脂肪細胞は「血液中に入ってきた余分なエネルギー(脂肪・糖)を『あふれ出して悪さをしないように』一時的に脂肪細胞内に取り込む」という機能を持っています。血液中に入ってきたエネルギーが過剰であった場合、もし脂肪細胞が取り込むことが出来なかったとしたらどうなると思いますか?そうです。これが『糖尿病』『高脂血症』です。糖尿病や高脂血症は、皆さんの脂肪細胞という「エネルギータンク」に余裕がある場合には発生しません。なぜなら「血液中にあまったエネルギー(脂肪・糖)をみずから細胞の中に取り込んでしまう」からです。よく、「結構太っているのに、血液検査で正常なんだよね~」と言っている人にあいませんか?(もしくは御本人がそうではありませんか?)これは『優秀な脂肪細胞を持った人』ということです。その人の脂肪細胞は、食事などによって摂取されたエネルギーが消費エネルギーを上回った場合に『血液中で悪さをしないように即座に取り込む』という病気予防をやってくれています。『太っているけど血液検査は正常』という人は『まだまだ太れる』ということです。『痩せているけど血液検査で高血糖・高脂血症』という人『太っていて、さらに検査で高血糖・高脂血症』という人あなたの脂肪細胞は「FULL:満タン」です。もう貯蔵する能力はありません。このまま「血液中に漏れ出したエネルギーを放置しておくと、確実に病気が進みます」ということです。では「脂肪吸引」ってなに?もし、脂肪吸引をお考えの人がいらっしゃるなら、一つ助言をさせていただきます(当院では絶対にしません、そんな不健康な『治療?』)脂肪吸引をするということは、あなたの体を『過剰な血中エネルギー』から守ってくれる臓器』を失うということです。ですから「徹底的な食事制限」をすることをお勧めします。もし「今までどおりの食事」をしていると、脂肪細胞を失ったあなたの体は即座に「過剰エネルギー」によって犯されることになるでしょう(この事例は学会で発表されています)。出来ることならお勧めしません。脂肪吸引は『食べての太りにくくする治療』ではありますが、『食べると病気になりやすくなる』という副作用があることを忘れないでください。
2006.07.22
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「甘いものは別腹」といいます。女性の方は食事量を少なくして「その分甘いものを!」という方も多いでしょう。フレンチ・イタリアン・中華・・・・。必ずといっていいほど「食後のスイーツ」が含まれます。「なぜ、食後にスイーツ?食前ではいけないの?」って疑問を持ったことはありませんか?これはあくまでも私の仮説ですが、それなりに理にかなった方法だといえます(たっぷりと食事を取らせ、満腹の『苦痛』を和らげるという「あくまでもレストラン側からみた考えですが)。人は、食事による血糖の上昇(もしかすると脂肪酸の上昇も)によって「満腹」という感覚を得ます。これが過剰になると「満腹で苦しい」ということになるのかもしれません。血糖を下げるのは「インスリン」というホルモンです。インスリンは、食事などによって上昇した『糖という毒』を下げる(糖は細胞を<糖化>というタンパク劣化を起こす毒です)ホルモンです。インスリンの分泌量は『血中の糖:血糖値』によってその分泌量が決定されます。食事によって血糖値が上昇し(脂肪酸も上昇し)、その過剰による『不快感』は大量のインスリン分泌によって緩和されます。インスリン分泌を刺激するためには『GI値の高い食品:甘味』をとらせるのが一番です。それによって、血中に溢れている『糖質・脂肪酸』を『脂肪細胞』に押し込むことによって血糖値を下げ、不快感を無くすことが出来ます。コース料理によって満腹になったまま終了すると『当分いいかな』なんて考えてしまいますよね。ここに『スイーツ』の登場です。スイーツによってインスリンを上昇させ、血液中の糖と脂肪酸を脂肪細胞に押し込むことによって『不快感→心地よい』に変化させているといえます。ただし、すべて『脂肪細胞』に押し込まれますが・・・・『別腹のスイーツ』肥満を気にする女性にとっては怖いですよね。このお題目はまたの機会に詳しくお話するつもりです。
2006.07.20
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肌の治療には2つの考え方があります。・肌トラブルを『医療行為』によって治す・肌トラブルを『自身の肌細胞』に治させるという考えです。私は後者を選択しています。例えば『しみ』について考えて見ましょう。しみは表皮基底層にある『メラノサイト:メラニン産生細胞』が紫外線などの刺激によってメラニンを産生することによっておこります。メラニンは普通の皮膚でも紫外線刺激があれば分泌されますが、しみの部分のメラニン産生細胞は「メラニン顆粒を作る『スイッチ』が入りっぱなし」というわけです。光治療器やレーザーは『出来てしまったメラニン顆粒を蒸散(要は焼けどです)させ、皮膚のターンオーバーによって排泄する治療です。しかし考えてみてください。しみの原因は『メラニン産生細胞のスイッチ』であり、「できてしまったメラニン顆粒」ではありません(メラニン顆粒はあくまでも結果に過ぎません)。ですから、いくら出来てしまったしみをあらゆる治療で消し去っても、一瞬は消えますが、すぐに新しいメラニン(しみ)を作り出してしまいます。真の治療とは『メラニン産生細胞のスイッチをOFFにする』ということだとは思いませんか?そうです。治療には2つの考え方・出来てしまったしみ(メラニン顆粒沈着)を消す・異常メラニン産生細胞(スイッチが入りっぱなしのメラニン細胞)のスイッチを切るという治療が必要となります。そのうち『出来てしまったしみを消す』という治療は、その下のメラニン産生細胞のスイッチをOFFにさえしてやれば、ターンオーバーによって必ず消えてなくなるということです。時間はかかりますが、結果的には安価で効果的な治療だと思ってやっています。
2006.07.18
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前回、「高野尚子ちゃんのサロンでネイルケアを・・・」ってお話をしたら「僕みたいな人でもいいの?」「男性って入りにくくない?」という質問が相次ぎました。ヨーロッパのバーバー(床屋さん)では当たり前のようにネイルケアをやってますし、やはり「シェイクハンドのお国柄」なのでしょうか、ハンドケアはエチケットになっているようで。私の感想とすれば「歳をとればとる程ケアに力を!」というのが本当だと思っています。今日、高野尚子ちゃんが来院したので「ぜんぜんいいよね、僕ら世代の男性でも?」って聞きましたところ「どうぞ、どうぞ!ぜひ!」ってことでした。「手先をケアしているアッパー40'sの男性、素敵」だそうですよ、皆さん。場所によっては「入りやすいところ」「入りにくいところ」っていうものあるでしょう。日本ネイリスト協会に問い合わせるか、私の知る限り、中曽根先生、木下先生、金子先生、なんかのサロンは心地よくやってくれるはずです(場所は今度詳しくお話します)。
2006.07.15
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「冷え性、むくみ、肩こり、便秘、疲労、生理痛・・・・」なんだか「女性の定番」みたいなもので、多くの病院では「まーねー」なんてあしらわれてしまいますよね。「私、低体温なのよね~」なんて「体温が低いこと」を「か弱い女性」的なイメージで自分ネタにしていることも多い(?)かな?結構「女性=冷え性・むくみ・便秘・生理痛」みたいにされて、さらにそれを当たり前と思う医者も多くて、外来で「検査上、なんともありません」。酷いときには「精神的なものじゃないの?」「女性なんだから・・・」なんていわれたりなんかして。医学が発達し、すばらしい検査機器や検査会社が出来ました。そして多くの医者が「検査漬け」になりました。「患者の声を聞かない医者」が増えました。検査器械屋が作った器械と検査会社が報告する血液検査だけを見て「なんともないよ」と言ってしまう。こんなことでは「医者は患者を見ずに、検査を見てる」といわれても仕方ない。で、上の症状たち。結構多いのです、甲状腺機能低下。それも「厚生省の決めた診断基準を満たさない甲状腺機能低下症」ってやつ。人は『恒温動物:体温が一定の動物。反対は変温動物』です。外気温がどう変化しようとも、体温を一定に保つようにプログラムされた動物です。人の平均体温って知ってますか?37℃を超えたら『やばい!熱が出た!』って騒ぐ割には『私、低体温なの』って・・・。人の体温。『36.55℃~36.77℃』です。これ以上も、これ以下も、何らかの『トラブル』です。保険病院では「病気」と認定してくれませんが・・・。低体温症。結構多いのが甲状腺機能低下。症状:冷え性、便秘、易疲労感、汗をかけない、むくみ(指で押して跡が残る)、痩せにくい、すぐ太る、乾燥肌、肌荒れ、爪・髪がもろい、などなど。どうでしょう?結構いそうでしょ?私の知る限り『結構な数の女性』がそうだと感じます。ただし、多くの人が『厚生省の認める診断基準』を満たさないため、その治療を認めてはくれません(病院側が請求してもお金をくれない!要するに、病院はタダ働きってこと)。だから、『不定愁訴:自覚症状はあるが病気はないって意味』で片付ける。これっておかしいでしょ?私のクリニックは『ダイエット・肌荒れ・生理前症候群・むくみ・下半身肥満・脱毛など』の少々美容よりの患者さんが来院されますが、初診時には必ず『基礎体温をつけて!」と言っています。多くの検査がありますが、基礎代謝を測るには一番いいんですよ、基礎体温表ってやつが。どうぞお試しあれ!!
2006.07.13
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脂肪分解注射による治療を初めて長くなりますが、この効果に関するデータが溜まってきました。脂肪分解注射は、一般的に言われる「脂肪溶解注射」とは一線を画すものです。脂肪溶解注射の基本的成分は「フォフファジルコリン」と呼ばれるレシチン物質で、この乳化・浸透圧作用を利用して細胞膜を破壊することによって皮下脂肪量を低下させます。脂肪分解注射は、脂肪細胞の・脂肪周囲の血流改善・脂肪細胞周囲の繊維の改善という<脂肪細胞以外の要素>に対する治療と・脂肪細胞の「脂肪合成システム」の抑制・脂肪細胞の「脂肪分解システム」の促進という<脂肪細胞自体の要素>に対する治療を組み合わせて行います。脂肪分解注射であっても、脂肪溶解注射であっても「脂肪細胞内の中性脂肪を脂肪酸に分解し、血液中に放出する」という方法であることには変わりはありません。よって・目的の脂肪細胞周囲の血流状態改善・脂肪細胞周囲の繊維(コラーゲン・ムチンなど)状態の改善(セルライトの改善)がなされた後・分解した脂肪細胞から放出した脂肪酸を「消費するシステム」を増強・脂肪細胞以外からの脂肪酸(食事性脂肪酸・糖などのエネルギー)削減が加わってこそ、<体脂肪量減少+目的部位の皮下脂肪減少>という治療が可能となります。男性の場合、その皮下脂肪の構造上の特徴(セルライトが少ない)から注射2,3回目から注射部位の皮下脂肪が減少しますが、女性の場合、特にセルライトグレードが高い人の場合は皮下脂肪が落ちる前に・血流改善フェーズ・セルライト(繊維化)改善フェーズという期間を経てから・脂肪分解フェーズに移行するので、注射部位の脂肪が減少し始めるのは<5回目以降>という場合が多いようです。脂肪分解注射を打ち始めた当初は「脂肪はやわらかくなる(ふにゃふにゃになる)、たるんだ感じがする」という方や「かゆくなる(血流が改善するため)」という方が多く、これが薬剤効果の現れのようです。注射液のカクテル(薬剤混合)は人によって大きく違い「すべての人に共通のカクテル」というものがないのが難点です。当院でも、患者さんの状態、年齢、ストレス、ホルモンレベルなどによってカクテルはまったく違ったものになる場合がほとんどです。これからも「最良のカクテル」の調合に努力したいと思います。
2006.07.12
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とある医師の書いた本を読みました。『「治す」とは「絶対に治りたいと思う患者」と「絶対に治したいと思う医者」のコラボレーションである』とありました。まさに本質です。私のクリニックには病気の方もいればそうでない方もいらっしゃいますが、「目的の達成」に早く・確実に到達する人は「絶対にそうなりたい」「どんな手を使ってもそうなりたい」「そうなるためには何でもやる」という方です。医者や薬剤なんてものは、あくまでも「サポート」に過ぎません。ただ「そうなるための最短の道しるべ」なんだと思います。まったく治る気が無く、「病院にいけばよい」という患者さんの治癒率はどんな病気であっても良くありません(とても大きく差がひらいています)。「エイジング」「ダイエット」「スキンケア」これらの問題もまったく同じです。「絶対にそうなってやる!」という人と「そうでもない人」では効果は天と地です。60点までは取れます。しかし、60点→80点・90点・100点を目指すためにはどうしても「患者さんの協力」が必要だということはまともな医者なら知っています。スポーツの世界(私は元々スポーツ医ですので)では「イメージトレーニング」がとても重要です。試合に勝つためには「勝つためのイメージ」が勝敗を分けます。それだけ「メンタルとボディー」は直結しているのです。これは「体の変化:エイジマネージメント・ダイエット・スキンケア」もまったく同じです。「素敵な○○歳」をイメージすることはとても重要です。若くして「もう歳だから」というのはもってのほか。自分の中にマイナスイメージを作ってはいけません。幾つになっても「もっと素敵になろう」と思い続けることが重要です。この「治りたい患者さんと治したい医者のコラボレーション」という考えがぶれないように診療してゆきたいと思う今日この頃です。
2006.07.11
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ネイリストの高野尚子ちゃんのお店で「ネイルケア」をしてもらってきました。私は常々「加齢と共にケアが必要になる」「顔以上に<手><デコルテ>のケアが重要」と考えてきました。「手と顔のエイジングケアが重要であることは皆わかっているのに、なぜその内容に注目が集まらないのか?」と以前より考えていましたが、その答えに近いものが患者さんの話からわかってきました。「手とデコルテは顔ほどに効果がないし、ごまかしがきかない(お化粧できない)し、実際方法がないし、隠せるし・・・」という答え。ん~、どうなんでしょう。私はエイジングに対する希望を「若い頃に戻りたい」という考えから「素敵に歳をとりたい」と言う考えに改めると、手やデコルテへのケアは「とても味の出る部分」と考えています。実際、40歳を超えて「ネイルケア」をやってもらうと、多くの患者さんから「先生くらいの年齢の男性が爪のお手入れをやっていると素敵ですね(お世辞だとは思いますが・・・)」と言っていただきました。世のアッパー40'sの紳士淑女の皆さん。ネイルサロンは「派手なネイルアートだけの場所」「若い人のたまり場」と考えるなかれ!ネイリストの人たちは『先生の年代の男性もぜひ!』と心のそこから思っていますよ。私も定期的にやってもらうことにしました・・・。『手が命』ですから!
2006.07.10
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ブログに対し、励ましのお言葉を頂きました。うれしいものですね。ありがとうございます。しかし、緊急事態!!「トラックバック」「コメント」の使い方がいまいち分からず・・・・「???」状態です。お礼のお返事や、お返事頂いた方のブログを見に行ってみたいのですが、何がなんだかわかりません・・・(いまさらながらブログをはじめた『まったくの初心者』ですので)「患者さんへの情報発信」と思ってはじめたので、「コミュニケーション」という意識がまったくありませんでした。どうしましょう・・・。少しずつ覚えていこうと思います。ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いします。それまでご勘弁ください。
2006.07.09
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今日、うちの患者さんでもあり、仕事と生き方がとても尊敬できる「ある方」から「ブログ見てますよ」と言われました。「もう少し、力を抜いて書くといいよ」「先生も人間なんだから」とアドバイス。元来、几帳面な性格なもので「少しでも患者さんのためになれば」などと「訳のわからない正義感」で書いていましたが「確かにそうだ」と心が楽になるアドバイスでした。病院内では「医者と患者さん」という立場から、お礼というものを言いそびれてしまいましたが、とても感謝です。ありがとうございました。私も「健康オタク」ではなく、大酒を飲んで、ケーキを食べて、『不健康の良い例』のような生活もよくやります(酒はどは『浴びるほど』飲みますし・・・)。「細胞医療」は「人間医療」があってこそ。楽しい人生のためには「馬鹿も必要」という単純なことを再確認した今日の診療でした!
2006.07.08
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お肌の若返りを目的に行われる治療のほとんどは『お顔』です(化粧品もケアも治療も、そのほとんどがお顔です)。しかし、人の『加齢印象』は顔だけではありません。結構多くの割合を占めるのが『手:手の甲』と『デコルテ』ではないでしょうか?この部分はケアにしても治療にしても、とても難しい部分でした。特に『若返り』という「若き日に戻りたい」という過度な期待を持ちすぎるとなおさらです。しかし、『美しきエイジング』というコンセプトに切り替えると、結構良い治療があるものです。私は『日本ネイリスト協会顧問医』というものをやっているせいか「手のエイジング」というニーズを「ネイリストの女の子達」からよく聞かされていました。(ネイルアートを施すには美しい手が必要。手の甲に老化が激しいと、アートすらやる気がなくなるというものらしいです)難しいことは省きますが、この部分は「表皮・真皮・皮下組織・筋肉層」のトータルなエイジングが進行する部分で、治療が難しかったのです。しかし「内科的治療」という観点からはそうともいえません。特に「OTA:Oral-Topical approach(経口-経皮治療)」は細胞レベルからエイジマネージメントを行う治療ですので、時間はかかりますがコントロールすることができます。現在、私が行っている治療は「エレクトロメソセラピー」という方法です。この方法は「電気的パルスによって細胞膜にミクロの穴を開け(とはいっても痛みはまったくありません)、細胞内に成分を導入する治療法です。今までの治療は「細胞が作るもの:コラーゲン・ヒアルロン酸など」を外から入れる治療でしたが、これは「細胞に作らせる」という治療です。これらは<ドラッグデリバリーシステム・パークタネウスドラッグデリバリー>と呼ばれ、最近脚光を浴びてきています。入れる成分は「細胞活性化因子・ビタミン・ミネラル・抗酸化物質・抗糖化物質・免疫物質など」さまざまで、「いかにして『その人の細胞自身』に働きかけるか」をテーマにしています。このような治療は今まで適応となりにくかった場所にも大いに利用され、世界的にも広がりつつあります。時間はかかりますが、手の甲やデコルテといった「忘れられたスキンエイジマネージメント部位」に光をもたらすこれからの治療です。
2006.07.08
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エイジマネージメントとは「若さを取り戻す」というよりも「その年代の最高の若さ」を目指すものだと思っています。女性によって「バストエイジング」は男性が思う以上に重要なもののようですね。「歳をとったのですから』では片付けられない、あきらめられない問題のようです。バストの問題は・大きさ・形・はり・乳輪色素・病気などに集中しているようです。女性のバストは『エストロゲン類』と『プロゲステロン』のバランスに関係しています。子宮内膜がわかりやすく、エストロゲン類(エストラジオール・エストロン・エストリオール)が高くなる<卵胞期>に子宮内膜が発達し、プロゲステロンが高くなる<黄体期>に内膜増殖が止まって腺が発達します。簡単に言うならば「卵胞期:エストロゲンが組織合成期」で「黄体期:プロゲステロンが組織合成を止める時期」といえます。女性の体、特にバストやヒップなどの『皮下脂肪』はエストロゲンによって発達します。卵胞期・黄体期共にエストロゲンは分泌されますが、両方の時期にエストロゲンが高いか、エストロゲン/プロゲステロン比が高い(黄体期)人のバストほど発達しているといえます。それ以外にも『脂肪細胞のホルモン感受性』というものも問題になります。エストロゲンは『バスト・ヒップ・大腿部』など「女性特有のラインをかもし出す部分の脂肪細胞」に対し感受性を持っていますが、「バスト・ヒップ・大腿部」の脂肪細胞が「同じ感受性」を持っているとは限りません。バストの脂肪細胞の感受性が悪く、大腿部の感受性が強い人は、エストロゲンによって『バストは大きくならず、大腿部の脂肪が大きくなる:下半身肥満』という現象が起こります。この問題を解決するためには『バスト脂肪へのターゲッティングHRT』という方法があります。また、黄体期のエストロゲン/プロゲステロンバランスを整える方法なども考えられます。ただし、エストロゲンの組織増殖作用は『乳がん』の危険性があります。特に『エストラジオール』による方法は危険性が高まります。また、ホルモン治療以外にも方法はあります。ホルモンとはあくまでも脂肪細胞に「脂肪を取り込みなさい」「脂肪を排泄しなさい」という命令に過ぎません。命令がいくら脂肪細胞に送られても、そのための材料が届いていなければ合成することができません。バストの脂肪細胞周囲に『たっぷりの脂肪の素:栄養素』を送るだけで、増殖を起こす方もいます。この方法であればホルモンに変動を起こしません。(この方法でバストの張りを取り戻す人は20~30%程度です)加齢によるバストの問題は・巨大化・収縮(垂れる)という2つの相反する問題があります。これらは『エストロゲン/プロゲステロンバランス』を整えることで改善が見込まれます。ただし、あくまでも「健康」を中心に考えるべきであり、病気のリスクを高めてまで行うものではありません。「健康と美」「クウォリティー オブ ライフ」のために行うのがベストでしょう。「女性の加齢変化に占める「バストの問題」がこれほど大きいとは思わなかった」というのが実感です。まだまだ勉強不足です。
2006.07.07
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大学の研究室と共に開発に着手していた「お肌のためのデトックス:DETOXミスト・DETOXバス」のプロトタイプが仕上がってきました。皆さんは「水道水」に重金属が含まれているのを御存知ですか?浄水過程や水道管、貯水など、いろいろな部分のほとんどは金属で出来ています。含まれる重金属は「厚生労働省基準」からみれば極微量ではあります。しかし、その基準に疑問があります。金属分子の多くは、分子量がとても小さく、単一分子であれば簡単に皮膚を通過してしまいます(これがネックレスなどによる金属アレルギーを起こします。酸性の肌が装飾品を溶かし、それが皮膚内部に透過することによっておこっています)。洗顔・シャワー・入浴などは、数分間浴びることによって、想像以上の重金属が体内に入ってくるのです。これらをブロックするためには「使用する水の重金属解毒」が必要です。防衛医大の研究室と共に、・洗顔後の肌に付いた重金属の解毒・湯船のお湯の中に浮遊する重金属の解毒・シャワーからでるお湯の解毒という「体内解毒ではなく、入る前の予防解毒」の開発を行っていたのです。生理、生化、病理、動物実験が終わり、ようやく形になり、これから各製品の解毒能力テストに入ります。その後「患者さんモニター」に入ります。今回形になったものは・メタルデトックスミスト・メタルデトックスバスです。メタルデトックスバスは、入浴のためにためた「湯船のお湯」の中にある重金属を完全にキレート解毒するように作られています。後は使用量の決定のみです。メタルデトックスミストは、化粧落しの際「水道水」でお顔を洗いますが、そのときに真皮内に入り込む重金属をキレートし、ふき取ることによって排除するミストです。水道水だけでなく、化粧品などにも微量(大量?)の重金属が製造工程で入り込んでいます。これらは皮膚上(皮膚内)で多くの化学反応(鉄であれば《フェントン反応》)を起こし、大量の活性酸素を作り出してしまいます。「洗顔水を解毒した水にするか?」とも考えましたが、あまりにも大量の水になってしまうので「では洗顔後に皮膚表面に残った重金属を解毒しよう」となったわけです。これからミスト洗浄後の皮膚に残った重金属量を測るテストをします。老化原因の多くは・酸化:活性酸素による細胞の酸化・糖化:過剰血糖による細胞たんぱく質の劣化・毒素:重金属、化学物質などによる細胞システムの破綻は「細胞の一次老化」の主たる原因です。これらを「いかに予防するか」はエイジマネージメントにとってとても大切なことなのです。
2006.07.07
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当院には60代、70代の患者さんが沢山います。当院の患者さんは「外科的治療」に活路を見出す人たちと「価値観」が違っているのかも知れません。私はクリニックを訪れる患者さんに「若き日を思い出し、憧れ、『あの頃に戻りたい』と思う必要はありませんよ。外科的手術や神経を麻痺させる注射によって『無理やりしわをとる治療』をいつまで続けるのですか?加齢と共に失うものもあります。しかし、加齢と共に得られるものも沢山ありますよ」とお話しています。過度な老化(早期老化)は制御するべきです。しかし「アクティブエイジング」の『何を恥じることがありますか?』若き日に持っていた「若き肌」も良いかも知れません。しかし『年輪を重ね、良い人生を歩んだうつくしき笑い皺の美しさ』を理解できる人も沢山いるのです。今日、またまた知人と『オールドシングルモルト:ボーモア』を飲んできました。深く、美しき後味、引きずる余韻。これこそ「美しき味」です(がぶ飲みはしませんよ。『たしなむ』のです)。私の大好きな女優さん達『八千草薫さん』『森光子さん』アクティブエイジングを感じさせる『美しき女性』です。単純に考えれば『老化』というもは考えたくもないことでしょう。しかし『エイジングを楽しむ』『抗加齢・若返りではなくアクティブエイジング・エイジマネージメント』という『年輪を楽しむ余裕』を持っていてほしいと切に願っています。日本の『姥捨て山文化』が『真のlady:ヨーロッパのような』に変わるかどうかは『女性達の自意識』にかかっていると思います。『25歳を超えたらおばさん』などと言っている『一部の男性意見』は無視して、『美しきアッパー40'sこそLadyと紳士』という世界に抜け出しましょう。若き人たちも『未来あるLadyと紳士』という方が『未来への夢』があるでしょ?10年・20年なんてあっという間ですよ。花の命は結構長いものです。
2006.07.07
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「綺麗になりたいんですが・・・・」というお悩みメールが届いたので、ついでにこちらに書いてみようと。とても難しい問題ですが、一つの例をあげておきましょう。クリニックというところは「綺麗になりたい」「スタイルが良くなりたい」という希望と悩みをもって来院される方が多いんです。しかし、この「綺麗」という定義「スタイル」という定義程、曖昧なものはないと実感します。患者さんに「綺麗ってどんな人?」「スタイルをよくするってどういうこと?」という質問を浴びせてみると、十人十色。皆さんが頭に描く「綺麗」「スタイルの良い身体」は皆さん自身のものというのがよく分かります。いまだかつて「同じ創造」「同じイメージ」を言った人はまずいません。ただし、「○○さんみたいな・・・」はよくあります。変身願望のようなものなのでしょうが、変身願望を持つ人は「自分自身を知らない」という方も多いのです。自分自身の「マイナスイメージ」はどんどん出るのに「プラスイメージ」がほとんどない。そして「○○さん」となります。しかし考えてもみてください。時代の移り変わりと共に「人気女優さん」「人気タレントさん」って結構変わるものでしょ?10年以上「一番美しい人」の頂点に君臨し続けている人なんていないんです。「○○みたいに・・・」という依存したイメージは、いつか時代が変わり、『旬の女優さん・タレントさん』が出現したとき、どうしますか?スタイルも同じです。同じスタイルがいつの時代ももてはやされるということはなく、時代に応じて変化しています。美というものに定義があるとするならば「自身の最大限のポテンシャルを引き出した状態」。条件は「自分自身の色を出し切っていること=個性」なんではないでしょうか?私も本来は外科医です。いろいろな「ニーズ」に答えることもできます。しかし、「健康美・個性」を考えたとき、その行為が本当に患者さんのためになっているのか?と考えると疑問です。「自身を変える」という方法と「自身を引き出す」という方法。私自身は、間違いなく『後者』を選択しますし、患者さんにも薦めます。若くても、歳をとっても、自身を引き出している人は「間違いなく美しい」と私は思います。
2006.07.06
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ソフトバンクの王監督が「緊急に手術が必要な胃の腫瘍」で戦列を離れることになったとのこと。日本が世界に誇る名選手の病気。われわれ世代としてはショックなことです。つい最近、長島監督が倒れ、続いて王監督までとは・・・。大学病院時代、多くの「病気で倒れる人々」を見てきました。「医療は人の命を本当に救うことができるのか?」「医療は本当に人々の健康の助けになっているのか?」正直疑問です。あれだけの名選手・有名人です。完璧な検査(人間ドック)をやっていることでしょう(想像ですが)。人間ドックといえば、皆さんはこの医療を「予防医学」だと思いますか?私はそうは思いません。予防医学とは「病気を未然に防ぐ医療」「病気にならないための医療」のことだとは思いませんか?私の知り合いが、ある「有名病院の人間ドック」を受診した後、憤慨して電話をかけてきました。「なー先生、人間ドックっていうのは『ロシアンルーレット』みたいなもんだ!なんの役にもたたない!検査結果後、喜びなんてない。胸を撫で下ろすだけだ」という。彼曰く「人間ドック後、先生が『大丈夫。どこも悪いところはないよ。このまま規則正しい生活をして、ストレスをなくし、よく睡眠をとってください』というが、そんなこと言われなくても分かってる。なんともないなら『このままなんともない状態を維持する医療』を施してはくれないのか?」。確かにそうだ。私も以前から思っていました。高級で苦痛を伴う検査を受けた結果、得られた答えは『今のところ大丈夫。規則正しい生活を』ということのみ。「いまのところ大丈夫かどうか」が分かったことには検査を受けた意味はあったかもしれない。しかし「明日からどうなるか?」に関してはなんの保障もない。予防医学とは「今大丈夫かどうか?」という『早期発見医療』とは一線を画すものだと私も思う。「今大丈夫な身体」に対し、今後起こりうるであろう病気と老化性疾患を「どれだけ予防できるか」ではないでしょうか?未来のことは『100%』はありえません。しかし「現代医学で考えうる最良の予防法」を施すのが「予防医学」ではなでしょうか。「身体に対するリスクヘッジ」「人間ドック」のような「早期発見医療」が予防医学と呼ばれている以上、私は「真の予防医学:リスクヘッジ」は『積極的予防医学』と呼びたい。
2006.07.05
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ダイエットの相談。「脂肪吸引手術しようかどうか迷っている・・・」とのこと。多くの人が・脂肪吸引をすればもう太らない(とってしまうんだから)・ダイエットの努力をしないですむから(痩せたいけと食べたい)という理由だそうです。脂肪吸引手術はその名の通り「皮下脂肪(脂肪細胞)自体を切除する手術」のことです。脂肪細胞は取り去ってしまうと「芽細胞:新しく細胞に変化するもとの細胞」がないため、切除した部分の皮下には新しい脂肪細胞がつかない=太らないと言われています(しかし、現在は成人担っても脂肪細胞は増加すると言われています)。ここで脂肪細胞の「役割」に目を向けてみましょう。脂肪細胞は、以前単純に「あまったエネルギーを脂肪細胞内に溜め込む一次貯蔵庫」としか考えられていませんでした。しかし、現在は「ホルモン分泌」「食欲抑制物質の放出」など沢山の機能があることが分かっています。脂肪細胞の最大の役割は「身体を守るクッション」「深部体温の安定化」「血中エネルギー量の安定化」です。このうち「血中エネルギー量の安定化」はダイエットと深くつながっています。脂肪細胞が大きくなる(太る)とはどういうことでしょうか?人の血液には、いろいろな成分が流れています。それらの成分は「一定量」を保ち「多すぎれば細胞が取り込み、少なければ放出する」というシステムで「血中濃度」を保っています。食事によって摂取されたエネルギー(一般にはカロリーと呼ばれます)は、まず「消化管での消化吸収」という形で「一次貯蔵」されています(この吸収スピードによって、急にエネルギーが血液に流れ込まないようになっています)。消化管は、本当の意味で「貯めておく」ということが出来ない(結局は吸収されるため、吸収スピードによるコントロールというレベルです)ため、結局は血液中に入ってきます。血液中のエネルギーは、肝臓・脂肪細胞・筋肉(一部)という「貯蔵器官」が過剰なエネルギーを貯蔵することによって「血中濃度」を一定に保っています。さて問題です。食べるエネルギー量が変わらず、消費量も変わらない人が「脂肪細胞という貯蔵庫」を取り去ってしまうとどうなるでしょうか?血液に流れるエネルギーは消費もされず、溢れてしまいます。肝臓はその貯蔵量をはるかに超え(脂肪肝)、筋肉の貯蔵量には限界がある。高い血中濃度は「高脂血症」として血液中に残り、「脂肪細胞という貯蔵庫」を失った血液中の糖分は「尿中に漏れ出す:糖尿病」ということになります。糖・脂肪という「エネルギー物質」は過剰な場合「毒」となります。脂肪細胞は「あまったエネルギーが身体に悪さをしないように『皮下脂肪』として溜め込むことによって細胞を守っている」ということです。「食べると太る」という人は「細胞を守るための優れた脂肪細胞を持っている」といえるのです。「食べても太らない」という人は「吸収不良:食べたものが吸収されにくい」か「思ったほど摂取エネルギー量が少ない」か「将来的に高脂血症・糖尿病といった代謝性疾患になりやすい」か「基礎代謝量・生活代謝量・運動代謝量が普通の人より高い」ということになります。当院では「食事摂取エネルギー量コントロール」の重要性を必ず示しています。これが「健康と美の両立」には欠かせない部分だからです。脂肪吸引やそのほかの「食べても太らない系治療」をお考えの方。このような「将来リスク」を踏まえた上で検討されてはいかがでしょうか。脂肪吸引後は「健康面を考えると、今まで以上に摂取エネルギーコントロール」を大切にしなくてはなりません。手術後、あなたの身体は「細胞を過剰エネルギー毒から守る脂肪」を少なからず失ったのですから
2006.07.05
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今日、大学の後輩で、さらに病院でも後輩にあたるドクターが見学に来ました。いくつも「美容内科」を標榜するクリニック(多くは美容外科)を見学してきたとのこと。「どうだった?」と聞くと「よく分かりません」という返答。「結局、美容内科って何でしょうか?」ということらしい。美容内科を一言でいうのも難しいのです。さらに当院では「美容内科はエイジマネージメント(加齢マネージメント)の一環ですから」という答えに「・・・?」。私は常々「美容外科とは「若い頃の見た目」に戻ろうとする医療。エイジマネージメントとはその歳なりの美を追求する医療」だと思っています。難しいですか?例えがいりますね。40歳を超えて今もなお美しい「黒木瞳さん」。男女問わず「綺麗ですよね」と言います。しかし、黒木さんは紛れもなく「二十歳の女性」ではありません。ある雑誌で「○○チャン(二十歳の売れっ子モデルさん)と黒木瞳さん。お付き合いできるとしたらどちら?」という質問をしていました。結果は50:50(少しだけ黒木さんの%が上回る!)という結果でした。普通に考えれば(普通の40歳であれば)二十歳のモデルさんと「比較対象」になれるだけでもすごいことです。この結果は「二十歳のように若く見える40歳」がすごいのではありません。「40歳になってもなお女性としての魅力をかもし出す人」というすごさではないでしょうか。http://www.kurokihitomi.net/←黒木さんのサイトです。あと、知人から教えていただいた韓国女優の「ファン・シネさん」。この方も43歳(?)だそうです。「二十歳に見える」ではなく「美しきアッパー40's」の一人でしょう。現代医学は「30歳の人を20歳に見えるようにする技術」はあります。では40歳はどうでしょう?50歳は?60歳は?美しさ=若さではありません。「二十歳の美しさ」と「40歳の美しさ」とは土俵が違うのです。美しき40歳とは「若さという要素の変わりに何を手に入れるか?」だと思います。その何かを手に入れた人は「美しき人」といえるのでしょう。美容内科の真骨頂は「美しきアッパー40's」のための医療だと考えています。二十歳の人同士で「どっちが綺麗?」ということであれば分かりますが、美というモノには「ゴルフのようなシニアクラス」「ボクシングの階級制」はありません。最新型の車の美しさとピカピカに磨かれたクラシックカー(たとえが良くありませんか?)はどっちが素敵か?という質問をしているようなものです。健康でメンテナンスされた「アッパー40's」は男女問わず「美しい」ということをサポートするのが美容内科医療、「美しく老化する」を目指し「老化を恐れて若さを取り戻す」という「時間に逆行する」ということではないように思いえて仕方がありません。皆さんはどう思われるでしょうか?私は「ピカピカにメンテナンスされたミッレミリアのオールドフェラーリ」の美しさに魅了されています。身体は「新車乗り換え」はできませんよ
2006.07.04
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先日、日本ネイリスト協会常任理事の中曽根先生が「和ネイル」という和服を着ることを前提としたネイルアートの本『KIMONOネイル』という本を出版され、その出版記念パーティーに出席してきました(なぜか日本ネイリスト協会顧問医というものをやっていますので・・・)。あでやかな『着物女性』に囲まれ、楽しくすごしてきました。帰り際、お土産として『出版本』に加えて『浅草小桜のかりんとう』を頂きました。私は「ここのかりんとうが日本一美味しい」と思っているので「さすがKIMONOネイルの出版記念パーティー」と思った次第です。ずいぶん前になりますが、浅草4丁目の小桜の目の前に『井上外科:現井上整形外科』に勤務していたとき「なんと美味しいかりんとう!!」と感激したのが出会いでした。かりんとうの常識がくつがえされます。ぜひ一度食してみてください。
2006.07.03
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メソセラピーとは「皮下のメソダーム(中胚葉領域)に有効成分を導入する治療法」のことです(ちまたで言う『脂肪溶解注射』だけがメソセラピーではありませんよ)。「細い注射で『少ない量をまばらに』」というのが「Dr.ピストール」が提唱したメソセラピーでしたが、最近では拡大解釈されてきているようです。イメージ的には「皮下に薬液を導入する『径皮的薬剤導入:皮膚を通してお薬を入れる』治療法」も含めて「メソセラピー」と呼ばれるようになってきているようです。針を使おうが、電気を使おうが、はたまた『導入力のある外用薬」を使おうが、皮膚を通して薬液が目的の部位の届けばいいわけですから。どのような導入法であっても「メリット・デメリット」があるものです。注射針を使った『一般的なメソセラピー』であれば「少々の痛みと少々の傷」でしょうか(それほどのものではありませんが)イオン導入などでは「しびれ感と導入力の弱さ、導入できる成分の限定」などです。当院で行う「マイクロニードルメソセラピー」は「注射針の痛みを針を極細にすることで最小限にした治療法」です。今のところ「最良のメソ導入法」と考えて治療の中心としております。さて、タイトルにある「塗るメソセラピー」ですが、これは「おうちでできるメソセラピー治療」といえます。これを可能にするためには「基材」と呼ばれる「成分を溶け込ませる元」が重要です。クリーム、ゲル、軟膏、硬膏、乳液、セラム・・・。これら「基材」の組み方によって導入力は大きく変わります。化粧品であれば、基材に求められるのは「使用感と流行」でしょうか。「伸びがいい」「付け心地がいい」「べたつかない」「しっとりする」など、化粧品は「基材に導入力」を求めない(求めてはいけない:なぜなら『入ってはいけないから!』)ので、その『使用感』にこだわります。しかし『塗るメソセラピー』とするからにはそうはいきません。あくまでも『メソセラピー外用薬』ですから「導入力」にこだわらなくてはなりません。また、導入力をあげれば「入れたくない成分に対しても導入力があがってしまう」という問題点もクリアーしなくてはなりません。『使用感と導入力』『導入力と防御機構』これらの問題をクリアーするためには「成分」「基材」「患者指導」「患者さん理解」「使用するタイミング」などデリケートに扱わなければなりません。また「肌用:しみ・しわ・たるみなど」「ボディー用:部分痩身・引き締め・妊娠線など」「ヘアー用:発毛など」「全身用:免疫強化・ホルモン補充など」といった「目的別ニーズと製品化の可能性」も重要です。もともと「試験管振り」が大好きだったせいもあり、遊ぶ以上に「新しい導入基材と成分」を模索することに時間を忘れてしまいます。
2006.07.03
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アンチエイジング/若返り医療というモノは何なのでしょうか?人というものは必ず歳をとり、そして死を迎えます。これは全人類に「共通・平等」にメモリーされています。違いは<そこに到達するまでの時間とクウォリティー(質)>です。皆さんは「アンチエイジング医療」に何を求めますか?今、アンチエイジング医療と呼ばれているのは「美容主導」に思えます。そしてさらに「間違った方向」に進んでいるように思えて仕方がありません。「いつまでも若くみえる」「しわやたるみのない肌」このようなフレーズはとても魅力的には見えます。しかし、私の印象では「若い人(もしくは若い頃の自分)に張り合っている」「若かった頃の自分を羨み、戻ろうとしている」と思えて仕方がないのです。美容医療の発展により、ある程度の「見た目の若返り」は可能になってきました。そしてこれからも医学は発展し続け、より「若く見える治療」は進んでゆくでしょう。しかし、そこには何があるのでしょうか?私は「若返り医療とは玉手箱」のようなものだと思っています。多くの人が「その治療効果は永遠ですか?」と聞きます。「これでもう歳をとりませんか?」と。そんなはずはありませんよね。人は必ず歳をとるのですから。グライダーを思い浮かべてください。上昇気流にのり、徐々に上昇してゆく。これを「成長期」としましょう。成長期を終えると「老化期」に入ります。上昇気流を失ったグライダーは、風に乗りながら徐々に下降しながら進んでゆきます。「永遠に上昇するグライダー」「下降しないグライダー」は存在しません。グライダーはいつの日か「着陸」するのです。若返り医療とは「一時的な「医学」という上昇気流」だと思っています。「早すぎる下降」「急降下」に対して行われる医療に思えます。しかし最も重要なことは「飛んでいられる時間を大切にする」「よりよく飛んでいられるように、グライダー自体をメンテナンスする」ということです。「上昇気流」と「グライダーのメンテナンス」この2つのバランスが大切のように思います。私は「抗加齢・若返り」という言葉があまり好きではありません。できれば「エイジマネージメント・アクティブエイジング」というニュアンスのほうが好きです。「老化に抵抗する」という無駄な努力(?)より「より良い老化を模索する」というニュアンス。皆さんはどうお考えになるでしょうか?
2006.07.02
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髪の問題は「男性だけ」とはいえませんね。私のクリニックが「エイジマネージメント」を中心に診療していることもあるのですが、ある年齢を超えると女性にも「髪」の問題が発生します。脱毛は「髪の問題」と思われがちですが、正確には「頭皮・毛母」の問題です。問題点はいろいろありますが、そのうち・血流・ホルモンバランス・頭皮角化という問題に関してはコントロール可能といえます。「リアップ」という名前で知られる「ミノキシジル」はもともと血管拡張作用のある降圧剤で、最近「飲む脱毛薬」として脚光を浴びている「フィナステライド」は、脱毛を進める「悪玉男性ホルモン」を抑える薬剤です。これ以外に男性ホルモン/女性ホルモンバランスなどが髪に影響を与えます。中年以降の女性の脱毛は「閉経」による女性ホルモン低下に原因がある場合があります。卵巣からの女性ホルモン量低下に加え、男女ともに体内で作られている「異性ホルモン:女性であれば<女性の中の男性ホルモン>」の上昇が脱毛原因となります。これらの薬剤を「内服」で摂取すると、最初に肝臓を通過してしまい、・薬剤の多くが代謝されてしまう・肝臓に負荷がかかり、肝機能障害の発生が懸念される・全身症状の出現という副作用も考えておかねばならない。メソセラピーは「頭皮に直接薬剤を導入する治療」であるため・全身症状がほぼない・薬剤量を少なくできる・直接作用が望めるといったメリットがあります。あくまでも内科的治療の一つですので、効果は治療して見なくては分かりませんが、植毛を考える前にトライするには良い治療だと思います。私も以前よりこの治療に着手していますが、他の治療と同じく「どの薬剤を投与するか:カクテル」が重要となります。そのカクテルも「人それぞれ」といえます。
2006.07.02
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これから水戸まで診療です。水戸では美容とはまったく無縁の保険診療なんです。患者さんはおじいちゃんとおばあちゃん、そしてたまに子どもたち。エイジマネージメントとは「美を追求する医療ではなく、クウォリティーオブライフを求める医療。いかに素晴らしい老後を迎えるか」ですかね。「老化を楽しむ。年輪を楽しむ」。これが究極のエイジマネージメントではないでしょうか。
2006.07.01
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本来、とある患者さんの「治療」に使うために作ったクリームです。真皮の酸化と糖化を抑え、繊維芽細胞の「コラーゲン再生プログラム」を復活させるための因子を入れています。そこまでは良かったのですが、このクリームを他の患者さんに「サービス」でお渡ししたところ、「もっとほしい。買えないの?」とのこと。それは困った。院内調合で「あくまでも一人の患者さんの治療」に使うためであったため、「量産体制」はまったく取れていなかった。「休みを返上して作るか・・・」
2006.07.01
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食欲とは本来「体内エネルギーの低下を知らせる黄色信号」です。食欲抑制剤というものは「黄色信号をブロックする作用」を持っています。それによって過剰な食欲を抑え、摂取エネルギーを抑えるのです。自然界の動物は「黄色信号」が無いときは食べようともしません。満腹のライオンの真横で寝ても襲われもしませんが、空腹時ではひとたまりもありません。しかし、人間の食欲というのはそう簡単ではありません。人は確かに「エネルギー不足の黄色信号」という食欲はありますが、肥満の原因となるのは「それ以外の食欲」なのです。そのうち・ストレスによる・食べるものの成分による・同時進行する行動によるという「偽性食欲:偽物の食欲」は一番の問題です。多くのダイエッターが「体重減少とリバウンド」を繰り返しています。この最大の問題点は「エネルギー不足の黄色信号食欲」と「偽性食欲」の判別がつかず、両方とも抑えるダイエットをしているからです。さらに言うならば、体重減少期間中は両方を抑えても良いでしょう。しかし、目標の体脂肪率を達成した後に「どの食欲を抑え、どの食欲は問題なしとするか?」を理解していないためにリバウンドをしてしまいます。ダイエットとは身体にとっては「体脂肪を減少させる異常事態」です。医学的アプローチのないダイエットでリバウンドを繰り返す来院患者さんのなんと多いことか。この問題は「患者さん自身」の問題というよりも「ダイエットビジネス」を展開する「企業の問題」のほうが大きいでしょう。「ビジネス」から発信されたダイエットは、「患者さんのため」というよりはむしろ「会社利益のため」に組まれたダイエットプログラムであるということを私も患者さんから教えられました。「あー、なるほど。こういう方法なんだ」と。日々勉強です。患者さんから教えられることもとても多い本日の午前診療でした。
2006.07.01
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脂肪分解を起こす注射は<脂肪溶解注射>と<脂肪分解注射>があります。(多くの場合はメソセラピー=脂肪溶解注射:フォスファジルコリンだと勘違いしています!)脂肪分解注射は「脂肪の分解スイッチをON、脂肪の合成スイッチをOFFにする」という治療です。ここで「では脂肪分解スイッチをOFF、脂肪合成スイッチをONにしたら?」と考えます。「脂肪を付けたいというニーズがあるわけ無いじゃない」と思っていたら、そうでもない。「バストの脂肪は付けたい!」というニーズがあるじゃないか!!と言うわけで、現在モニター1名に治療中医学と薬剤の理論上、可能となります。ただし・実際に効果があるか?・本当に「打った部位のみ」に沈着するか?(脂肪分解注射は打った『周囲』が痩せます)・薬剤が高価であるため、コストパフォーマンスは?(治療に時間(回数)がかかる)など、クリアーしなければならない問題点が沢山あります。
2006.07.01
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