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実は、少々ダイエットなんつーものをしています。2キロぐらいやせたら終了、ってなぐらいのもんですがとにかく昨年、いっせいにはけなくなってしまったデニムが一部でもいいから復活してくれないと衣料費がたまりません~!!! ってな理由。そんなわけで、こういう食材によく手が伸びるようになりました。いろいろ出ていますよねー。男前豆腐の登場から。この湯豆腐専用のお豆腐は、クリームみたいで結構おいしいです。でも、やわらかすぎて、ほんとは湯豆腐には向いていなんですよね。湯豆腐にはしっかりした木綿豆腐のほうがおいしかったりするし。というわけで、こういうふわふわ豆腐は、ふわふわ豆腐なりの楽しみ方を。カンタン肉豆腐を作ってみることにしました。豆腐はレンジで温めるだけです。そこに、野菜とお肉のおつゆをかけるだけ、という超カンタンメニューです。大好きな白菜とぶたばら肉をおなべにどっちゃり。油揚げを刻んで乗せたら、グッチ裕三さんが以前TVで「豚ばら肉と白菜なべ」のときに使っていたおでんの素!!!これをさらさらと振りかけます。最近の顆粒のおでんの素は結構おいしくて、人工的な味もあまりしません。ちょっとした煮物や、おつゆものに便利なのでうちでは常備。これで作る白菜と豚ばら肉の煮物はおいしいのーーー!!!!!あとはお酒をちょっと振りかけて蒸し煮にして素材の味をじっくり出したらカップ1ほどの水を加えて煮込みます。せっかくお豆腐がとろりとおいしいので野菜のおつゆは、あん にはしません。レンジで、一人分の豆腐をおわんに取って ちん。野菜とお肉がたっぷり、ちょっと濃い目の味のおつゆを作ってただ上にかけるだけ。でも、最高においしい 一人分温豆腐のできあがりです。一緒に煮込まないほうが、お豆腐のうまみが生きます。おなべの中でお豆腐が崩れて汚くなりません。スプーンでいただきます。ああ、白菜と豚バラ肉って、なんて合うんでしょー!!!!!お豆腐もとろりとしておいしい。ほくほく体があったまるカンタンメニューでした。冬はこんなあったかいもんがうれしいです。先日作ったのは、かぼちゃとさつまいも、にんじん、たまねぎなどがたくさん入ったトン汁。少しだけ残ったので、翌日の私の朝ごはんになりました。純和食の食卓ではなくて、朝食や昼食で残り物のこんなおつゆをいただくときはお気に入りのスープボウルに入れてエキストラバージンオイルをひとまわし。雰囲気がかわって、あまりモノでもおいしくいただけます。オリーブオイルはえらいです。
2008年01月29日
こうちゃんのお料理って、私大好きなんですよー。http://kouchan-official.net/シンプルでおいしい。グッチ裕三さんのも好きだけど、こうちゃんのほうがちょっと板前さんっぽい感じ。結構ヒットが多いんですよねー。そんなこうちゃん、最近TVにもよく出ています。つい最近見た番組で、まぐろのお刺身のサクを工夫して、ローストビーフ風のフライのようにして食べるというのをやっていました。おいしそう!!!今日、さっそく真似です。まぐろのサクに塩コショウをして軽く小麦粉を振って、卵をはけでうす塗りにしてからパン粉の細かいのをしっかり。フライパンに多めの油を敷いて、片面15秒づつ。あとは切り分けるだけです。超スピードメニューです。こうちゃんは、マヨネーズに柴漬けを刻んだものを混ぜたソースを作っていましたが柴漬けはないので今日は、ポン酢&からし っていうのと マヨネーズ&めんつゆという2つのつけだれでいただきました。私はポン酢とからしが好き。息子はマヨネーズバージョンがお気に入りだったみたい。こうちゃんのはサラダのように葉っぱが付け合せになっていましたが、私はたまねぎのスライスを作って、これをオリーブオイルとポン酢、かつおぶしと合えたものを作ってみました。これをおさしみフライに乗せて食べてもGOODでした!!普通のタタキみたいに、香味野菜をいっぱい載せて、ポン酢で食べてもおいしいかもです。お刺身だけっておかずになりにくいのでこの、フライ状にしておさしみのように食べるというのはとってもいいアイデア!!!おさしみの食感を残しながらしっかりフライの食べ応えもあって、メインディッシュとして立派に成立。おなかにもたまって、ほんとにおいしくいただけました。私って、あまり料理家の人の本からレシピをもらってきたり雑誌の献立をまねすることってないんです。なんか、いつもの作業が変わってしまって、リズムが狂って疲れるから。でも、こうちゃんのごはんは、作ってみたいなあって思うものが多いです。単純でシンプルで、本なんかなくても覚えていられるからかもしれませんー。こうちゃん、えらい!今日のごはんは、このおさしみフライとたまねぎスライスの付け合せかぶと油揚げとちくわの炊いたんかぼちゃ・さつまいも・にんじん・油揚げとたまねぎの入ったトン汁バランスもよくて、なんだかほっこり体が楽になるようなやさしいごはんでした。最近、こんな風にやさしいシンプルなごはんがお気に入りです。こちらはこの前の夕ご飯。いわしの丸干し、卵焼き、ほうれんそうのおひたしに納豆、海苔、かぼちゃとさつまいもの素揚げ少々を塩で。なんの工夫もないけど、たまにはこういうのがたまらなくうれしい。シンプルなごはんがおいしいです。ゆっくり噛んで、ゆっくりおしゃべりして、ゆっくりテレビ見て(私はご飯のとき、テレビ見るのだーい好き!>笑。子供が小さいときはテレビ禁止! なんてやっていたけど、思春期の今は食卓のおおいなる会話の潤滑油になっています)、いただきます!
2008年01月27日
生協でお米を頼んで届くまで、お米がない日が2日続きました。一日目はなべでうどん。二日目はミートソース。そのミートソースが少々残ったままなのが、気になって仕方なかった昨日の昼。もういちどスパゲティにするには少なすぎるんです。じゃがいもをゆでて、ミートソースでからめてみようかなあ。がしかし。じゃがいもがない。。。。>笑早く、早く食べないとダメになっちゃうよー(涙)。なんて思っていたら生協からお米が届きました。夕食に食べて、朝ごはんにおにぎりつくって、それでもまだ一膳分残ってます。ミートソースでごはんをいためてチキンライス風にしてもいいけどそれだけじゃちょっとさびしいし、カロリーも高くなりそう。。。。。。。というわけで、できた私の昼ごはんがこれ>笑タコライス?ロコモコ?タコロコモコタコ???ま、なんでもいいや。ミートソースにカレースパイス(ハーブも入ってておいしいの!)やパプリカを入れて辛めの味付けにしてレタスとたまねぎをごはんに乗せた上にかけて、目玉焼きをドン!ひゃー。ミートソースをレンジで温めただけ。調理時間、たぶん3分ぐらい。ラクチンだったけどおいしかったですぅ。(カロリーは変わらず高そうですが>笑 でも野菜が一緒に取れるもんねー)学生のころから、レストランでずっとバイトをしていたんです。お店で出すごはんって、原価をどう抑えるかってとても大きな問題。そんな中で、ランチメニューとして重宝されていたのが「どんぶりメニュー」でした。この手のどんぶりメニューは、調理時間も短い上、原価を安く抑えられるんです。サイドディッシュなどをあれこれつける必要もなくごはんをがっつり用意すれば、食材をあれこれそろえなくても立派な一皿に見える。さらにみんな、どんぶりメニューっていうのが大好きなので、よく出る。最近のカフェごはんでよくみかける、カフェめしにもどんぶりものは多いです。洋風にアレンジすると、どんぶりもおしゃれな一品になる。そんなことを、しみじみ思い出した昼ごはんでした。だってあーた。このロコモコもどきタコライスの原価。異常に安いです。しかも調理なんてほとんど必要としていません。でも、見栄えとしては立派でしょ?????私がカフェとかやるなら、きっとランチメニューに入ると思います。ミートソースの缶詰にちょっと味付けをして、あとは葉っぱをちぎって、目玉焼き焼くだけです。しかも、何よりすごいなあと思うのは、ほんとのほんとにおいしいことです!>笑残り物が全部なくなって、すっきり気分がいい武蔵野婦人なのでした。
2008年01月25日
先日、お友達と行ったいい感じの居酒屋さんで「豚ばら肉の納豆鍋」をいうメニューを発見!納豆好きとしては、見ただけでよだれがだーーーーっ。納豆と豚ばら!! すばらしい取り合わせじゃないの。ってなことで、迷わず注文して食し、以来すっかり納豆にとりつかれています。件の鍋は、軽いしょうゆ味のついただし汁に、白菜や油揚げ、ごぼう、もやし、そして豚バラ肉が煮える鍋の上に、ただ納豆が載っているだけ。納豆を崩しながら煮ていくと、ほのかな香りが漂って、えもいわれる味!納豆ってえらい!ということで、このところ納豆の載った汁物がわが家では頻繁に登場中です。先日昼ごはんに作ってみたのがこれ。韓国風納豆クッパ。豚ばら肉、白菜や青菜などで作った鶏がらスープのおつゆ味付けに一工夫します。・ごま油・コチュジャン・お味噌少々で韓国風スープに。容器にごはんを盛って、上記のスープを流し入れたら、ごはんの真ん中に穴を開けて・あったら揚げ玉(これがうまい!)・白髪ねぎ・卵黄そしてそして、納豆をトッピングして食べます!食卓では、写真にもうつっていますが、大好きな中国のラー油(こちらも発酵したお豆入りの辛いラー油>うまいです!)、沖縄みやげの島ラー油などを好きに入れて。至福! 和風と韓国風がうまくマッチして、そしてとても健康的。納豆ですが、そのままトッピングしてもいいのですが、こんな風におかず調理で使うときは、私は学生時代から大好きで通っている、青山の「ふーみん」の納豆チャーハンをお手本にしています。「ふーみん」は、東京でも最高に大好きなお店のひとつ。こってり中華が苦手な私でも、ここの、ふーみんおかあさんの作る台湾風と日本の食材を上手にアレンジした中華料理は大好き! 中でも、ここのねぎワンタンと納豆チャーハン、そしてたらこ豆腐は絶品なのです。私が学生の時からだから、もう20年以上も青山で行列を作る店。最近は大資本のプロデュースしたようなレストランをインターネットで検索しながら人が集まる。。なんてことが多いですが、料理ってもとは「人」なんだってことを、こんなお店が教えてくれるような気がします。今も、行列に並んでお店に入ると、ふーみんおかあさんが厨房で中華なべを振っています。マスコミに出たり、プロデュース業や現場指示に回ってもいい立ち居地じゃないの? なんて思うけど、こここまで有名になっても毎日さっぱりした風貌で厨房で普通に働いている姿を見ると、私がこのお店をもう20年も大好きな理由は、こんなシンプルなところにあるような気がします。ああああ、ねぎワンタン、たらこ豆腐も食べたいぞ!!!!さて、ここの納豆チャーハン。香ばしいのですがちっとも粘りません。ま、納豆は火を通すとねばりが消えて香ばしくなるのですが、真似して何度も作ったのですが、やはりそのまま放り込むと、ねばっこくなってお店のようにならない。何度も何度も試行錯誤した結果、20代の私がたどり着いたのがこの方法でした。以来、40代になってもこの方法。若いころの試行錯誤は貴重です>笑。沸騰したお湯に納豆を入れます。(火にかけて煮立てることはしません)ぐるぐるっと混ぜて納豆をある程度ほぐしたら、ざるにあけ流水の下でざざっと水をくぐらせて水切りをします。ごしごし洗ったり、煮たりはしません。この下ごしらえをした方法なら、炒め物や、今回のようなクッパのトッピングなどに使っても、香ばしいままでさらっとねばつかずにうまく使えます。ふーみんがどんな納豆の下処理をしているのかは不明。もしかしたらそのまま投入してあのおいしさなのかもしれないのですが家で作る分には、こんな方法で使ってみると、納豆はほんとにいろんなメニューに大活躍する素敵な食材だと思います。ひき肉と納豆と野菜なんていためると、すごくおいしいです!韓国風納豆クッパは、スープがごま油など入ってこってり系なので、この下処理をしてから納豆をトッピングしました。でも、普通の和風のおつゆものなら、私はこんな方法で納豆さんをトッピング。今日の朝ごはん。豚肉ひとかけ、油揚げ、さつまいもの千切り、ちくわとほうれんそうで作った具沢山味噌汁に、納豆をひとすくいしたれんげを添えて。食べるときに、納豆を崩しながらいただきます。七味唐辛子がよく合います。納豆汁はキッチンで火を通すと、家中が納豆くさくなって不評。子供には納豆汁は受けないことが多いので、私は自分の分にだけ、こんな風に納豆をトッピングして即席納豆汁にしています。おつゆものだけでは物足りないときも、こうするとこくがでて満足度アップ!スープカレーのトッピングにも大好き!納豆には女性ホルモンを補う効果もあるとかで、最近納豆が妙に気になるのは、やっぱり私、女性ホルモンを求めているのかしらーーー!?>笑おいしくて健康。油を使った調理や汁物に使うと、また違ったおいしさでレパートリーが広がります。納豆ばんざい!!!!
2008年01月23日
お正月に長野に行ったとき、駅前のお土産やさんで「はちみつバター」という瓶詰めを買いました。630円。小さいびんなのに、結構なお値段です。昔から、はちみつバター、はちみつマーガリンが大好き! だった息子。高いから大事に食べてね! と言ったら、大事に大事に食べ続けていましたが、ついにからっぽに。ああ、残念。はちみつバターやマーガリン系。すごくおいしいのにあまり売っていなんですよねー。(はちみつとバターを別々に塗るのもありだけど、はちみつがたらーっと垂れてテーブルがべとべとになるので、母としてはちょいいやだったりもして>笑)あれ、簡単に作れるんじゃないの?ってなことで、うちで作ってみることにしました。うまく作れるかわからなかったので、まずはマーガリンで。バターは冷蔵庫でかちかちになってしまいがちなので普段パンに塗るならマーガリンのほうが使い勝手いいしー。ケーキ用に調達していた業務用の大きなマーガリン。耐熱のガラス容器に入れて、電子レンジで20秒。どろーっとしたところで、2:1ぐらいの割合で無印良品のはちみつをどろーっと入れしゃかしゃかまぜまぜ。はちみつが下にたまりがちなので冷蔵庫に少しいれてとろんと固めたらまたお箸でしゃかしゃかまぜまぜ。こんなものができました。息子、大喜び>笑おいしいです!次はバターで作ってみようと思うのですができれば室温でゆるくして混ぜたほうがいいんだろうな。レンジで下手に溶かさないほうが、味はいいように思います。買うと結構高いのでおうちで作れるのはうれしい!おなかの調子があまりよくない日でもこんなものを作ってくるとちょっとしあわせな気分ですねー。
2008年01月20日
新宿に用事があったので、帰りにPAOPAO点心でシュウマイを買って帰りました!http://www.mj-sangyo.co.jp/paopao/index.htmlPAOPAO点心の京王デパチカはいつも長蛇の列なんですよねー。今日も「ショウロンポウ、あと4個で売り切れとなりまーす!」「あんまんは残り14個でーす!」と威勢のいいおねえちゃんたちの声につい乗せられて、みないっぱいお買い求め中。(実際は蒸してる時間を待てば、まだどんどん出てくるんですけどね)。後ろにならんだおばちゃんが、私を背中からぐいぐい押してくる。まだ10人ぐらいならんでいるのに、ショウロンポウ売り切れの声を聞いたら、大声で「私、その4個が欲しいのよおおおおお!!!!、ちょっとおおお!」と叫ぶ。うしろで、ずっとごねることごねること>笑あまりにうるさいので、ショウロンポウ2個欲しかったので目の前で買っちゃいました!>笑へん、買っちゃうもんねー! ちらりと後ろを見たら「あら、私間違えてたわ、ショウロンポウじゃなくてアンマンが欲しいのよっ! アンマン20個ちょうだい! え? 14個しかないの?? じゃあ蒸さないやつでいいから、奥から出してきてちょうだい!」”申し訳ございません、当店では蒸したもののみの販売となっております”「なにそれっ! 面倒くさいわねえ。え? まだあとで出てくるの? じゃあ待つわよ」”20分ほどかかりますが”「じゃあ、あとで来るから20個とっておいてちょうだい」”いえ、この場でお待ちいただくことになっています。。。。。”「なによ、それ。やあねえ。お金払えばいいんでしょ、お金払えばっ!」”いえ、間違いを防ぐためにも、みなさま並んでいらっしゃいますから。。。。」「…ったく、いったい何なのよ。あれもこれもと面倒なことばかり言って!!! お金払えばいいでしょ! 20個ちょうだいよ。20個!!!!」声でかいですってば。そそくさ、そそくさ。とっととこの場を離れよう。。。。。。とショウロンポウとシュウマイ買って帰りました。帰りに寄った野菜売り場で、セロリの茎を5本まとめて、お買い得で50円で売っているものを発見!古いわけじゃないんですね。欠けちゃったり、折れちゃったりしたもの。おお、これはお買い得!雪菜 という菜っ葉もみつけました。ちぢみ雪菜 100円。今日はこれで夕ご飯です。なんだか思いついて、セロリをヌードルのように入れたスープを作ってみたいと思いました。千切りピーラーでセロリの茎を縦にするー、するーっとしながらお鍋に直接。ベーコン一枚を千切りにしたもの、しょうがひとかけのみじんぎりとともに中華スープでよく煮込んで、最後に卵を回しいれました。繊維がしっかりあるので、煮崩れずにほんとにおそばみたい!春雨があったら、一緒に入れてもいいかも!おはしでおそばのようにがっつりいただきます。おなかにしっかりたまるのでダイエットスープにいいかもです。また作ろう!!ちじみ雪菜は、オリーブオイルとにんにくでさっと炒めただけ。でもとってもおいしい!松の実をまぜて、ちょっとイタリアンで。PAOPAOしゅうまいと、ショウロンポウもいつもどおりおいしくいただきました。蒸し器で蒸しなおすときに、下にきゃべつや白菜を敷いてしゅうまいの脂分が落ちてしんなりやわらかくなったものを一緒に食べるのがすき!肉まんなら、大阪の蓬莱551が一番好きなんですけどねー。でも、PAOPAOの肉まんも好きです!安いのが庶民の味方でよろしゅうございます。
2008年01月18日
子どものころ、ねぎが嫌いでした。祖母の実家が群馬県の下仁田。たまに箱で送られてくる下仁田ネギを大きく斜めに切ったものがうちの鍋物にはたーんと入るのが常でした。あの、真ん中ののりみたいにどろーっとした部分が苦手!表面のやわらかそうに見えて、歯で噛み切れないぐらいのしっかりした繊維が苦手。お鍋に、味噌汁に、煮物に、ねぎ入れないでー!!!!一方で博多ねぎやエシャロット、島ラッキョウなんかを生で食べるのは好き!白ねぎもみじんぎりしてあじのタタキなんかにいっぱい入ってるのは好き!だいたい30代までそんな風だった私も40歳の声を聞いたあたりからなんだかおねぎっておいしいなあああ。よく煮込んだねぎの甘さって、たまらないなあ。。。。。。。なんて思うようになりました。一方、生ねぎにみそをつけて食べるような強烈な食べ方はできなくなりつつあります。味覚って嗜好って不思議ですねー。そんな私が最近、とってもおいしいなあと思っているのが、この「ごま塩ねぎ」です。ねぎを1本斜めに薄切りにします。いまだに、真ん中のとろーっとした感じと、表面の繊維は苦手なので薄切りにしてしまうのが好み。これを ごま油1 サラダ油1 と半々に混ぜた油で丁寧に丁寧にただいためるだけのお惣菜です。こんがり黄金色になったら、塩を振って、ごまを混ぜます。それだけ。ねぎの甘さがしっかりとにじみ出るのでしょうゆなどの味付けはしないほうがおいしいと私は思っています。そのままビールのおつまみに。写真のように、きしめんやうどん、ラーメンのトッピングに(これがうまい!)。自家製チャーシューなどに乗せたりお湯をそそいでスープ仕立てにしてもいけます。1本軽がる食べられるので泥つきねぎが格安で手に入ったときなどによく作ります。高の爪をきざんだものを混ぜてごはんにのっけてのりで巻いて食べてもうまいんだー!!もうひとつ、私の好きなねぎのレシピに「ねぎマリネ」ってのがあります。フライパンにサラダオイルを入れて、3,4センチの長さにただ切っただけのねぎをゆっくり焦げ目がつくまでいためたら容器に入れて、きゃべつのうまだれに漬け込むだけ。このとき、コリアンダーと黒コショウ(ホールを荒くつぶしたもの)を入れるのがミソ。一晩ぐらいでいただけます。パーティのときなどに作っておくと、大人には非常に受ける一品です。(以前、20代の若者ばかり集まる場所にもっていったら、いたく不評でした>笑)写真を探しましたが、どっかに入り込んじゃいました>笑またいつか作ったときにアップしますね。高橋みどりさんの「伝言レシピ」にはねぎを1センチぐらいの斜め切りにしてオリーブオイルで炒めてバルサミコ酢で味付けをして最後にしょうがのすりおろしを混ぜるという一品があります。これも、一風変わったねぎのおいしい一皿です。
2008年01月16日
あっという間にお正月終わりー!年末は友だちを呼んでパーティ三昧だったわが家もお正月は静かに家族で過ごします。私が育った家では、長いこと祖母がお正月の胃袋を掌握していて「おばあちゃんのお煮しめ」というソウルフードが登場するのが常でした。94歳で亡くなったおばあちゃん。80歳半ばぐらいまでは、大量のお煮しめを作っていたんじゃないかしら。ひとつひとつ、別のお鍋でお野菜を煮ていくのが自慢。なんていうか、上方のお上品なお煮しめじゃぜんぜんないんです。ごつくて、大きい田舎風の、味の濃いお煮しめ。子供心にはお肉や洋風のおかずのほうがずっとずっとうれしいんだけどでも、お正月になったらおばあちゃんが腕まくりをして作るお煮しめは私の育ってきた時間の証みたいな味がしたように思います。あったかくて、心の芯が解けていくような愛情という白砂糖の味。でも、それは時にちょっと重荷で息苦しくて逃げ出したいような気分ではらいのけてしまう若かったときの自分。そしてはらいのけた先にある悲しそうな祖母の顔をずっとずっと長いこと、痛みを持って思い出しながらそれでも毎年やってくるお正月の宴の中心にある、しょっぱくて甘いお煮しめを食べるたび、また、ほっとした気分で自分の居場所を確認する。そんなソウルフードの作り手が亡くなってもう7年。おばあちゃんにお煮しめの印籠を握られていた母はお正月にお煮しめを作るという習慣がありません。お正月の食卓から、7年前に消えたお煮しめの味。あんな味を、私も子どもに残してあげているのかなああ。なつかしい、そしてちょっと重苦しい日本の家庭の母の味。うーん。わが家のお正月から消えちゃったかもしれないなあ。ちょい反省。とはいえ、食いしんぼは食いしんぼなりの新しい母の味を作ればええのどす。むふふふふー。というわけで、今年の年末は一念発起!去年、銀座の名店「マノワールダスティン」で食べた前菜が忘れられず。食べながら「あああ、こうしたらもっと手軽に作れるのでは?あああ、あの素材ならもっと安く作れるわ。。。。」と脳みそ総動員で考えた作品をいろいろ頑張って作ってみましたー!!!どうしても作りたいと思わせた、件の前菜はこれ!銀座のマノワールダスティン。下ににんじんのムース、その上に生うにが乗って、上にコンソメジュレ。そうそういつもは食べられないお値段。ああ、至福の味。でもね。これ、絶対に下のムースを豆腐で作ったらおいしいと思うの!あと、生うになんかじゃなくたって、もっと手軽に和食風でいろいろ作れそう。コンソメジュレがキモなので、コンソメは自分で作らないで、帝国ホテルのコンソメスープの缶詰をジュレにしたらどうかしらーーー!!!(コンソメだけは、膨大な手間を考えると、あの味は出せない! といつも思います)。ってなことでできたのがこれ。1、豆乳と絹ごし豆腐(おいしいもの)を同量、めんつゆと塩で味を調えてブレンダーで攪拌。ここにゼラチンをゆるめに入れて、ココット型に半分流し込んで冷蔵庫で固める。2、この日は、・サーモンを5mmぐらいにさいころに切ったもの・トマトのみじん切り・とんぶり(キャビアの代わり>笑)・きゅうりのみじん切りちょっとこれをレモン汁、バルサミコ酢、EXバージンオイルで合えたものを、固まったムースの上に載せて。3、上から、市販のコンソメジュレ(っていうのをみつけました!)を載せて完成!↑これねー。とおおーーーーってもおいしかったです!しっかりフレンチ!調子に乗って、お正月のオードブルに持っていけるものを、100円ショップで調達したぷらカップで作りました。中身は同じ。コンソメジュレは、ゆるすぎていまひとつ調子がよくなかったので帝国ホテルのコンソメスープの缶詰をゼラチンで固めて宝石みたいなジュレにして上に載せました。これは絶品! やっぱりコンソメはこの缶詰が一番だー!!!プラカップで作るとお友だちの家に持っていったりするのにもよさそう!豆腐と豆乳とめんつゆのムースはとってもおいしくて大成功でした。ほんと、めんつゆってえらい!あっさりと枝豆なんかを載せて上から一番だしで丁寧に取ったかつおだしのジュレなんかで仕上げてもおいしそう。ちょっと手をかけて丁寧に作った料理。一年に一度、こんな料理を作れるお正月。料理好きにとっては、ちょいうれしい季節でもあります。今年はこのほかにローストビーフ、ローストポーク、りんごケーキを焼きました。すっかり洋風。実家の母の作るお刺身のおつくりやなます、かまぼこなどのおせちとあわせて。りんごのざくざくケーキ。小林カツ代さんレシピです! 長野の親戚から山盛り送られてきたりんごで。作りおきできるこんなケーキがあると、しょっぱいごはんが多いお正月はほっとします。息子にとっては、こんなごはんが、母のソウルフードなのかもしれません。今年も一年、がんばっておいしいごはんを作ります。今年もどうぞ、よろしくお願いいたします!
2008年01月08日
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