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みなさん、いつもこちらのブログに遊びに来てくださってありがとうございます!新しい年にもなったことだし、心機一転、ブログの場所をお引越しすることにしました。こちらのブログは、もう5年目に入り過去記事も大量にストックされているため、そろそろ限界です。今後は新しい、こちらの場所で更新していこうと思いますのでブックマークを変えていただけるとうれしいです!「武蔵野茶房」もうひとつ書いていた映画のブログが、スパムコメントなどがひどくて苦慮していたので、そちらと統合することにしました。「武蔵野茶房」ではこれまでどおりのごはんのお話と大好きな映画の話をとりまぜながら気軽に書いていきたいと思います。何か心にひっかかることがありましたら気軽にコメントしてくださいね。ということで、こちらの「武蔵野厨房」は一区切りさせていただきバックナンバーとして残していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!
2009年01月25日
モロッコのごはんのことを何も書かないまま年を越してしまいました。帰国後忙しかったのもあるけれど混沌として刺激と喧騒と祈りと静謐さと、その他、もう何がなんだかわからない雑多な思いが入り乱れる場所モロッコという場所の記憶は少々時間を置かないと文字にできなかった。。。。という面もあるように思います。ぼちぼち、モロッコのごはんの思い出を書いていきたいと思います。とはいえ、モロッコのごはんってさ。さほど多様でもないのですよ。なんたって、周りは砂漠です。水もなけりゃ、物資がそうそう豊かというわけでもありません。さらには、ここはイスラム圏です。つまり、お酒が飲めず、豚肉が食べられない文化圏なのです。魚介類も食べる習慣はありません(一部港町を除く)。そんな中で培ってきた、素朴で滋味に富んだ料理たち。意外とシンプルです。すごくおいしいのですが、でもいかんせん、飽きます>笑出てくるのはたいてい、マトン、鶏肉、牛肉。この繰り返し。あとは蒸したり煮た野菜。オレンジ。ミントティー。モロッコパンとクスクス。このリピートです。観光客のいるホテル以外、アルコール類を出すお店は一切ありません。アルコールなしで食べることを前提にしている料理はお肉の塊が出てきても、あっさりしています。そんなモロッコ料理に飽きちゃったから、じゃあ今日はイタリアンとかカレーとか中華とか。そんなものにするかねえ。。。。。。。。なんて思って町に出てごらんなさいませ。そんなレストランは町にはほとんどありません。仕方なく観光客のいるホテルの中にあるレストランで、インド料理にありついてみたりビールを飲んでみたりするわけです。世界を旅していると思うんです。日本の食文化の多様さは、おそらく世界一だろう、と。毎日の献立に悩んでいる主婦は日本にたくさんいると思いますがそんなことにこれほど悩んでいる主婦は世界には少ない。同じものをつくり、同じものを食べ淡々と生きて、でもその中に食べるシアワセを感じている人はいっぱいいる。そういう繰り返しの食卓の中には、その土地に根付いた食の知恵がたくさん詰まっていて、その一皿は例外なくおいしいです。そんな体験を繰り返しているとなんだごはんはシンプルでいいのじゃ。日本人にはやっぱり、白いごはんとみそ汁じゃねえ。。。。。。なんて思うのでした。(で、ふだんの食事はどんどんシンプルになっていくのでありました>あはは)なんていう前置きでしたが今回の旅で、一番シンプルだけど、一番モロッコらしくておいしかったデザートをひとつ。こちらはマラケシュにて。古いモロッコ風の建物をそのままレストランにした場所なので窓からの光を頼りに撮影してて、ちょっと見えにくくなっちゃいましたが定番のオレンジのデザート。どこにでもあります。ただ、オレンジを輪切りにして、お砂糖とシナモンをかけただけ。たった、それだけ。でも、これはこの場所でモロッコの料理と一緒に食べると、すっごくおいしいです。日本で同じことして食べても、こんなにおいしくはない。なんでか、っていうとそりゃやっぱり、オレンジがすぐそこで採れているからなんだと思います。砂漠の砂のように見える乾いた土地は、実はとても肥沃で果実やオリーブなどの実を豊かにみのらせます。マラケシュの中心になる、ジャマル・エル・フナ広場には、このオレンジを山積みにして、その場で絞ってオレンジジュースにしてくれる屋台が何軒も何軒も軒を連ねている。1杯20円ぐらいのオレンジジュースは、早朝、出勤前の現地の人たちの朝ごはんになったりもします。夜明け直後の、ジャマル・エル・フナ広場に浮き上がるオレンジの色が本当に絵画のようにきれいでした。その土地に自然とはぐくまれ、その土地の人を生かしているものは間違いなくおいしいです。だから、おさとうとシナモンをかけただけのデザートが普通においしい。輸入のフロリダオレンジをスーパーで買ってきて輪切りにしても同じ味にならないのは、もう仕方ないことでだからこそ、旅の食卓の味覚は意味を持つのだと思います。とはいえ、スーパーのフロリダオレンジで作っても十分においしいこのオレンジのデザート。たまには家で作るのも、目先が変わっていいかもしれません。(モロッコではご法度ですが>笑 日本で作るなら最後にコアントローなんかをたらりとかけると、ばかうまです)
2009年01月19日
先日大晦日に作ったお正月料理の中の 洋風ふろふき大根作り方は? というコメントもいただいていたので覚書として残しておきますねー!冷蔵庫と食品庫にあるものを、仁王立ちになって眺めながら考えただけのレシピですので>笑あれこれアレンジしてみてくださいー。材料大根 半分豚肉 カレー用などなんでも 300gぐらい適当ドライトマト 4切れブイヨン(ハーブブイヨンがあるといい具合です>文末リンクしてます)あるようだったらペッパーミックス(文末にリンクしました)なければあら引き胡椒 たっぷりコリアンダーのホールも少しあるとおいしい好みでドライハーブ 少々下ごしらえ1、大根を輪切りにして皮を向き、気が向いたら面取りをしておく。 (もちろん、しなくてもぜんぜんOK)2、1の大根を軽く下ゆでしておく。 (大根の青臭さが苦手なので下ゆでしていますが、しなくてもOK)3、ドライトマトをカップ1ぐらいの水に入れて、電子レンジで1分ほどチンしておく4、ピンクペッパーやブラックペッパーのミックス、コリアンダーなどのホールタイプのスパイスをすりこぎで粗くつぶしておく。(細かく挽いてしまわないほうがおいしいけど、なければ粗引きの胡椒でOK)===============上記を1、フライパンにバターかオリーブオイル、にんにくを熱して大根を並べて 焼き色をつける。こんがりおいしそうに色をつけてね。2、そのあとに豚肉を入れて表面に焼き色をつけておく。 フライパンに残った油はうまみが出ているので、水を入れて火を通し 3に入れるゆで汁に混ぜる。フライパンのおそうじにもなるので一石二鳥。 (圧力鍋でいためてから煮込んでもOK。ただ、この方法だと最後に圧力鍋を洗う ときにステンレス焼けなどが出て面倒なので、私はテフロンのフライパンで いためてから移してます)3、圧力鍋に上記の1,2と、レンジでふやかしたドライトマト(漬け汁も一緒) 粗くつぶしたスパイス、好みでドライハーブ、 ひたひたの水とブイヨンを入れて、加圧15分~20分煮る。4、火を止めたら圧力が抜けるまで自然放置して、最後に味を調える。 塩コショウ、しょうゆ少々で好みの味に。 最後にエキストラバージンオイルをたらりとたらしてできあがり。私はハーブブイヨンを使ったのでハーブは追加していませんが好きな人はプロバンスのミックスハーブのようなものをちょっと足すとおいしいと思う。とはいえ、これとっても単純な料理なので、スパイスミックスだのハーブだのぜんぜんなくてもおいしいです。難しく考えずに作ってね。お肉は鶏肉でも牛でも、ばら肉でもOK。ベーコンもうまいだろうなあ。ドライトマトはマストです。ドライトマトはほんとにえらいです!いろいろアレンジして作ってみてねー。以下、お料理に使った便利なものをざざっとリンクしておきましたー。これ、ひとつあるととっても便利。とってもおフランス風のものがすぐできます。ホールタイプのミックスペッパーは、とっても重宝なので常備してます。本格的になります。日本人にはなじみのないドライハーブのミックスなので、日常料理ではあまり使わないのだけど、ごちそうを作りたいときに使うと、一気によそいきになります。ドライトマトは、洋風和風、なんでも使えるとってもえらい乾物さん!!
2009年01月12日
おととい、山で食べたりんごのてんぷらの話を書きましたー。こちら。http://plaza.rakuten.co.jp/chugakueigo/diary/200901080000/さて、この山のロッジでりんごをいただいてきたので、始業式の昨日、久しぶりにりんごケーキでも焼いてみるかってことでカンタンレシピの王様、小林カツ代さんのざくざくりんごケーキを。レシピはかなり適当です。小林さんの本を持ってる人は、本物で確認してください>笑小麦粉200g 砂糖100g 卵2個 重曹ちょこっと サラダオイル100cc上記をぐちゃぐちゃに混ぜたものと、りんご3個をざくぎりにしたものを混ぜてシナモンとナツメグ入れてオーブンで1時間ほど焼くだけ。できれば紅玉がいいのですが、フジみたいなりんごで作るならレーズンなどほかのドライフルーツを加えたほうが、甘みが出てうまい。りんごがいっぱいあるときに、大量消費できるし簡単なのでこの季節になるとたまに焼かれるわが家の定番ケーキです。アップルパイ作るよりずっとカンタンでいいやね。いつもはアルミホイルをオーブンの天板に敷いて焼いちゃうのですが今回は、前回の旅の帰り道のトランジット地点、パリでみつけたシリコン製のタジンナベの型を使ってみました。タジンというのは、モロッコ料理を作るためのナベ。最近では日本でもおしゃれな調理雑貨としてたまに売られているのを目にします。高いんだよ、これが。去年のモロッコの旅では、このタジンナベを抱えて持って帰ってくる! というのが大きな大きな課題になっていました。そのためにカートも持参したのです。(そのタジンなべについては、また次回ご紹介するとして)ところが、これがもったいなくて使えない>笑っていうか、やっぱりなれないなべなので、まだ使いこなせない。そこで大活躍なのが、パリのギャラリーラファイエットの生活用品売り場(ここは行くたびにチェックして、いろいろ買い込んでくる定番の場所)で発見して、!!! の思いで買ってきたシリコン製のタジン。蒸し野菜なんかを、これで作るといいんだよねえ。あとね。テーブルに出したときにとっても見栄えがよい。ケーキもほれ、この通り。いいでしょー?あとね、息子の留守番用のおかずにもぴったり。盛り付けて、このとんがり帽子の蓋をして出しておけば、そのままレンジでチンできるしね。蓋の形状のおかげで、蒸気が上手にまわるので、水っぽくならないしラップもいらない。食卓の風景もいい、というわけ。陶器のタジンもいいけどこのシリコンのタジンはほんとに使えそうです。蓋の部分はね、ぺしゃんとつぶれるの。だから冷蔵庫にも入れられます。優秀だ。日本で売ってないのかなあ。パリはモロッコととても近しい関係にあるし、街にアラブの人がとても多いのでタジンなべや、モロッコのスパイスはたくさん売られています。シリコンタジンはとてもオススメなので、今年またパリに行ったら調達してきますね!
2009年01月09日
みなさま、明けましておめでとうございます。暗いニュースも多い世の中だけどでもさ不安とか心配でいっぱいになったり、暗くなったり眉にしわを寄せたりそんな時間を積み重ねてもなーんにも変わらないわけで。せめて明るく今日うまいものを食べて今日できる仕事を、今日できる範囲で、淡々と繰り返していればいつの間にか吹雪は過ぎ去って、春になる。そう思って、今年もごはんを作ろうと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします!さてさて、お正月の協奏曲はほんとにいろいろありましたが>笑そんなごたごた気分を吹き飛ばそうと、いつも足を運ぶ山のロッジに三が日明けに行ってきました。ここは私が学生時代からお世話になった場所。さらには、うちの息子も0歳の頃から、毎年毎年足を運んでいる場所です。もう、ほぼ第二のふるさとといってもいい場所。ほんと、落ち着きます。ここです。http://www.redwoodinn.jp/このロッジのいいところは、食事がおいしいところ!青山でレストラン経営をしていたオーナーさんが、腕利きのコックさんを呼んでくれてるので、山の中なのに極上のフルコースが食べられるんですよー。しかもすっぴん寝巻きのまま、風呂上りに!>笑私、都内でフルコース系のレストランってほとんど行きません。自分のペースで食べたいものを決められないのは苦手。ヘンに気取っていたり、いかにもの雰囲気があるお店も苦手。プリフィクスって言いながら、お仕着せの数品を選ばせてサラリーマンが一日に稼げる額以上のお金を払わせるようなお店もすごく苦手。食事って、いかほどのもの? もっと自然においしい思いをしたいんだよ。そう思っちゃうんだよねー。なので、先日はせっかく東京ミシュランの本をいただいたのですがたぶん、ここに出ているようなお店は何を見てもほとんど興味がわかなくて>笑貧乏性なんだなあ。てへ。でもね。この宿でいただくごはんは別物です。山でゆったりくつろいで温泉に入って子どもみたいにテーブルについて、フォークとナイフ握って待ってると山のお兄ちゃんが次々とおいしいものを出してくれる。で、お酒も飲んで、おなか一杯。デザートを食べてから、きついおなかをほぐそうと外に出ると空は満天の星空。自分へのごほうびって気になります。宿にあるスモークハウスで作った自家製のスモークがオードブルに出ます。一日目はサーモンと、ホタテとポークのパテ、そしてお豆腐(これがうまい)二日目は岩魚と鴨。鴨のコンフィもあったなー。オードブルのあとは、信州の野菜を使ったてんぷらが3種類出ます。これを、レストランで燻製にした岩塩で食べる。うまいのです。今回のびっくりてんぷらが、これでした。りんご!!!???りんごのてんぷらー!?!?生まれてはじめて食べました。いやさ、これうまいね。しかも燻製の岩塩がよく合います。考えてみたら、りんごのフリッターとかはあるものね。てんぷらでもOKなのか。山盛りあったら困るけど、ちょっとだけ作ったら、家でもおいしいかもです!ワインとよく合います。今回の何よりの収穫は、息子がこれを食べたことでした。オマールえび。うちの息子は、好き嫌いが多いです。完全な食べず嫌い。野菜はよく食べますが、甲殻類はほぼ手をつけません。えび、いか、かに、たこ大嫌い。えびは憎んでいました。たぶん、形がダメなんですね。私がこんなに料理好きで食いしんぼなのに、どんな工夫をしても食べません。そんな息子が、えびを食べるのをはじめて見ました。いやあ、びっくりしたな。息子は、この宿でここ2年続けて居候をしながら1週間ほど一人で滞在して、宿を手伝うっていうのを続けています。今回はお客さんだったけど、宿の人たちはだから、一緒に働いていた場所の人たち。料理を作る人たちが、どんな思いで毎日厨房にいるのか。下げたお皿を毎日洗いながら、料理を作るってどういうことなのか。そんなことを少なからず体験したあとこの場所で出るものは、残さず食べるようになりました。(それまでは、手付かずで残すことさえあったのです)「食べる」こと「食べるものを作ること」 を通して学ぶことの大きさってほんとのほんとに大切なんだなあ。この場所に、そしてこの場所の私たちを取り巻く人たちに感謝なのです。こういう体験をするたびに、大好きなエッセイスト山本ふみこさんの本のタイトルを思い出します。「親がしてやれることなんて、ほんの少し」好き嫌いもいっぱい、わがままもいっぱい、反発しながら、甘えながらそれでも毎日気持のいい布団と、日々の食事があってなんか悲しいときには誰かいる、っていう場所を作るのが私の仕事。親があれもこれもと先取りして心配しなくても大切なことはこうして、子どもが自らの場所で学んでいく。甘えや反発から親の言うことなんて耳に入らなくなる時期が子どもにはあるわけでそんなときに、まわりからたくさんのことを吸収できる子であってほしいと思います。でそういう力がちゃんと、子どもにはあるんだと思います。あせらなくていいんだよね。少しづつ、マイペースで大人になっていっておくれ。そんなことをえびの一皿で思っていた一夜>笑食事のあとは癒しねこちゃんとお部屋でまったり。この温泉にゃんこ太郎ちゃん(でも女の子)は、おそらく14歳ぐらいだろうって。温泉の水を飲んでるから、こんなにきれいで元気なのかも。ほんと、癒されます。太郎ちゃん、長生きしてね。山は雪がたっぷりで、スキー日和だったのに、私も息子も部屋でまったりしちゃいました。温泉もいっぱい入ってこれまた宿の癒し犬、ポパイと散歩してのんびり。14歳思春期の息子と、バージンスノーに変な足跡をつけて歩くという散歩なんかをして休日を過ごせるなんて、ほんとにしあわせだなあ。至福のおいしい3日間。さあ、今年もまた、頑張ります。こんな風に、ちっちゃく日々の足跡を残しながら毎日を小さく積み重ねていかれればと思います。今年もよろしくお願いいたします!
2009年01月08日
大晦日ですねー!みなさん、今年もこのブログに遊びに来ていただき、本当にありがとうございました。更新も気まぐれでぷっつり休むと思えば、毎日更新したりのええ加減なブログですがそんなむらっ気が、そのまま私のごはんぢからなのかもしれないなあ、と思います。できるときに、できることだけやる>笑来年も、そんな風に肩に力をいれずでも楽しみながら自分サイズの身の丈ごはんをつくりつづけていければなあ、と思います。来年もどうぞよろしくお願いします!というわけで、今日、大晦日は毎年お正月ごはん作りの日です。結婚前、実家に住んでいたときは母が、眉間にしわを寄せながら>笑 もうせっぱつまった感じでお正月ごはんを用意するのが常でした。まぐろ、いか、貝、しめさば、酢だこ、その他えびにかにに、数の子に。。。。。どうやったって3人で食べきれないだろう!! というぐらいの生ものを母は大量に買ってくるというのも、わが家の恒例の風景。(生ものが好きなのは母だけで、父と私は生ものはあまり得意でなく さらには”高かった””早く食べないと痛む!”というプレッシャーを食卓で 延々と受けるのもとってもとっても辛いのですが、母は買うのをやめません>笑)とにかく、育った家の正月の食卓というのは、テーブルを埋め尽くすごちそうが並ぶというのが常だったのです。結婚してはじめて相手の実家に行ったときお正月の朝、テーブルの上に買ったおせちのお重しかなかったのを見てびっくらしました。え。これだけ?あとお雑煮だけ?さ、さびしー。…でも、これがたいてい普通なんだよ、と知ってからいったわが家のテーブルの上の協奏曲はなんじゃったんだろう。なんで、あれほどまで強迫観念にかられたように、ごちそうをつくり続けてテーブルを埋め尽くし続けてそれを作るために年末の数日間を焦燥感とイライラで埋め尽くしさらには、そんなに頑張ったのに箸が進まない家族に怒りを抱え大量に残るごちそうの後片付けを粛々と続ける。。。。なんてことを母は続けているんだろう????…と、昔はお正月前後のどたばた劇に辟易することもありましたがなんだか、大人になったらちょっとわかるようになりました。祖母から受けついだ、お正月のごちそう。食べることさえままならなかった時代に、精一杯頑張って料理をつくり続けた祖母のその心の根っこの部分を、母はちゃんと受け継いでいるんですよね。だから、いっぱい揃えたいならいっぱい揃えてね、って最近は思います。でも、食べきれないことに、怒らないでね。作るのが楽しくなくて、いらいらしてしまうならそれはもう作らなくていいんだよ。私は料理はまったく苦にならないんだから任せてくれれば全部やるからね。そう毎年言ってるだけど、なかなかね。今年は、「私が全部作るよ。なーんにもしなくっていいよ。 ただ、お刺身は好きだろうから、食べたいものを好きなだけ買ってくればいいよ。 あとは全部やるからね」といいました。で、それにあわせてちょっとした買い物もしました。でも、さっき電話をかけたら「あなたがお刺身食べたいって行ったから、築地に行って買ってきた! あれとこれと、あれと、それとこれと、あれと。。。。」えっと。私は山盛りのお刺身のお皿は、ほんとにもう拷問のようなのでできればやめて欲しいぐらいなんですが私が食べたい! って言ったとインプットされてます>笑ま、仕方ないか。というわけで、かまぼことか黒豆とか、ちょっとづつ買ったお正月ごはん。ぜーんぶ実家で買ってきてしまったようで余ってしまいました>笑ああ、またテーブルいっぱいの協奏曲か。。。。。これ、意外と疲れます。ごちそうって、ほどほどがいいんですよね。生ものとお重系のごちそうが大量にあるようなので間を埋める「ほっと一皿」を作ることにしました。あとは、息子のための焼きたてパンの仕込み。パンの種を作ってる1時間50分の間に、3つおなべが稼動してさっきひととおり全部終わり!冷蔵庫にあった生協の材料で作った、「ごちそう穴埋めほっと一皿料理」は以下の3品です。鳥手羽とれんこん、こんにゃくの照り煮ごま油でいためてほっこりこってり。大根と豚肉のドライトマトハーブ煮込みピンクペッパーでピリッと。洋風の大根煮込みって、和食の中に入ると結構ほっとします。おなじみ、お煮しめ。かつおだしをきちんととって、あっさりめに。冷たいお正月のごちそうの間に、ほっこりあったかい家庭料理。意外と、こういうものが喜ばれたりして毎年、父はこの手のものをうまい、うまいと食べてしまいます。で、母はさらに機嫌が悪くなったりもするのですが>笑そんなコンビネーションで、なんとかやってます。あとは、仕込が終わったパンを焼くだけ!空いたパン焼き機で、あとおもちをついて(おもちもつけるんだよ!)今日のごはん仕事は終わり!当初から、こういうシナリオを予想していたので>笑お正月セットはお重につめて、あったかい煮込み料理と一緒に今年、娘さんを亡くされてお正月を迎えるお友達のお母さんのところに午後に届けてこようかな、って思ってます!みなさん、いいお正月を!来年もまた遊びに来てくださいねー!
2008年12月31日
息子が14歳になって、うちにサンタさんはこなくなりました。えっと、去年から来てはいないんですけどね。サンタさん、長い間どうもありがとう!ふぅ。でもいざそうなってみたらクリスマスって味気ないものです。子どもがいるからこそ、いろいろ奔走してみたクリスマス。あれって、子どものためとかいいながら結局自分がやりたかったんですよね。親子ごっこみたいなことがすごく楽しかった12年間。ありがとね!>サンタさん&息子ちゃん。さて、サンタがこなくなったわが家のクリスマス。まったくもって盛り上がりません。去年までは、同じ年の子どもたちを持つママたちと恒例のクリスマスパーティもしていたんだけど、今年はさすがにねー。もう子どもも来ないよねえ。さらには私が今週からひどい風邪を引いたこともあって今年は息子と二人の静かなクリスマスです。ふむ。盛り上がらないしな。なんにもしなくていいかな。そう思っていたところ、前日にポツリと息子が言いました。「ってか、何もイベントなくね?」だよねええ。せめて、やっぱりなんかしたいよねえ。毎年繰り返しやってきた、クリスマスなんだものねえ。ということで、風邪ひきさんではありましたがやっぱりクリスマスといえばこれ。意地でも焼く!前日に這うようにして買出しに行き(荷物もちとして息子も同行)丸焼き用の鳥を買ってきました。鳥の丸焼きってさ、実はすっごくカンタンな料理なんですよね。ほんと、オーブンに放り込むだけだもの。毎年続けてこれたのは、ひとえにただカンタンだから>笑今年は中ぐらいの大きさの鳥を一羽。これを今朝からハーブ入りのハワイのお塩を溶かしたお水につけておきました。皮をフォークで刺して穴を開けてから、ハワイのお塩をすりこんで。。。。。あとはお水を足して塩水にして、ローリエとかハーブを入れてっと。この塩水に漬ける方法は、お友だちIちゃんに教わったもの。それまではただ塩を刷り込んでいたのですが、それよりずっとホロホロにやわらかく仕上がるの。不思議ー! これ、一度やるともうやめられません。ありがとう!>Iちゃん。朝、お肉を漬け込んでから仕事しながら午後はパン焼き機に生地をこねてもらい、こちらもまたカンタン一発できあがりのアップルシナモンロールを大量に作りました。パンをオーブンから引き上げてから、ゆっくり鶏肉をロースト。天板に収まったままのアップルシナモンロール、そして大判のパエリアなべに乗っけたまま焼いた鶏肉とじゃがいも。今日のクリスマスごはんは、このでっかい2つの暑いお皿のみ。実はすごくすごくカンタンにできちゃった2皿だけどやっぱり作ってよかったです!クリスマス。息子と二人でも、立派な立派な家族。家族にとって、クリスマスはやはり大切なんだな。ろうそくに火をつけて電気を消して。そうだそうだ、あれを聞きたい! とかけたのはジョンレノンの「ハッピークリスマス」。家にあったのはDVDだけでした。この曲を聴くために見なくてはいけないDVDの映像はなんていうかサンタクロースとかクリスマスプレゼントなどに奔走するクリスマスを卒業した自分たちにとって、とてもとても心に残る映像となりました。電気消した部屋で、二人で黙って見ました。何度も見た映像だけれど、この日、このときに息子と二人で見られてよかった。クリスマスって、ほんとはこういうことを考える日なんだよね。のんきに暮らしている自分たちの暮らしが、どんなにかけがえのないものなのかがわかります。戦争はほんとにほんとにNO。平和な日々に感謝、って思って鶏肉とパンを食べました!えっと、息子によるとパンがすごくおいしかったってー!!!!わーい。ごはんを作るのって、弱っていても、盛り上がらない日でも、やっぱり楽しい。そして大切です。世界中のみんなにメリークリスマス。そして、大好きなお友だちのみなさんに心からメリークリスマス!ジョンレノンのハッピークリスマス。楽天では動画が貼り付けられないのかな?クリスマスイブの今日、見て欲しい映像です。リンクを張っておきますね。http://jp.youtube.com/watch?v=s8jw-ifqwkM
2008年12月24日
ミートボールっていうと聞こえはいいのですが>笑うちでは「つくね」ってことになってます。ま、和洋中で使えるってことで、うちのつくね。忙しかったときは、よく市販のものも買っていました。でも、添加物が気になるし火を通すと硬くなっちゃうものが多いんですよねー。ってなことで、ふっくらつくね ってのが作りたいわけなのですがあっちこっちの本やらネタ本によると、以下をすればふっくらするのだそうです。1、肉はよおおく素手で練る。 (ハンバーグとか、肉の食感を残したいものは、あまりコネコネ しないほうがいいのだそうで)2、たまねぎのすりおろしを入れるこの2がキモですな。こんな感じです。ひき肉400gにたまねぎ半分すりおろして入れました。ほかに料理酒、塩コショウ、卵の黄身入れてこねこね。固さの調整に小麦粉入れることもあります。このままおなべなどに入れてもいいんだけど(おなべに入れるときは、軟骨をフープロでつぶしたものとか れんこんつぶしたものとか入れるとうまいんだあああ)今日はこれをスプーンですくって、どかんと油で揚げます。今日はこれをクリームシチューにしましたー。ほっこりやわらかいです。でも、揚げてあれば煮崩れることはありません。いーっぱいつくりダメしたので、半分をシチューに入れて半分は翌日の夕食のおかずに持ち越すことにしたです。甘酢で酢豚(酢つくね?)にしてもおいしいなあ。昼ごはんに、スパゲティに入れてもおいしいのです。たまねぎすり下ろすのがちょっと面倒だけどねー。でも、すりおろしたまねぎ入りのつくねはおいしいです!実は、昨夜は冷蔵庫にこのひきにくと、たまねぎ、にんじん、じゃがいも、セロリ しか入っていなかったのだあ。これだけでできるもの?????と頭をひねって、つくねシチュー。(いや、ミートボールシチューと言ってもいいのだけれど。。。)寒い冬はやっぱりクリームシチューはいいですねえ。ほっこり、あたたまった夜でした。
2008年12月18日
シバタっていうお友だちがいるんですが>笑シバタ麩っていうのがあるとは知りませんですた。新発田麩 と書くのだそうです。新潟の新発田市で作られているオフ。お麩って、もともと大好きなんす。フランスパンのバゲットのかわりにトースターでパリッと焼いて酒盗なんかを乗せて、和風カナッペなんかを作って日本酒といただくとたまりません。奥園壽子さんのレシピには、お麩で作るグラタンなんていうのもあってお麩はわが家では、かなりチャレンジャーの素材でもあります。そんなお麩好き武蔵野婦人にとってこのシバタ麩の存在感といったら!!!!ああ、なんてかわいいの!!!!中ぶりのシュークリームぐらいの大きさがあります。この形がいいじゃないの!!!このままお菓子みたいにして食べてもいいかも。ミルクと卵を含ませて、こんがり焼いたフレンチオフなんてのはどうかしら?ひたすら、妄想は膨らんでいきます。(フレンチオフは今度ぜひやってみよう!)とりあえず、今日のおなべに入れてみることにして水で10分ほど戻してみました。ああ、さらにラブリーな形がぷるぷるにふくらんでぽにょぽにょのかわいらしい存在になりました。いやーん!かわいい!!!!!たっぷり水を含んで、ぷるんぷるんです。そして何より巨大です!>笑こりゃ腹にたまるなあ。軽く水を絞っておなべに入れてみました。すっごい存在感!家族が4人いたりして、このお麩を4個おなべに入れてしまったらそれで土鍋は満杯という気がします。でも、たっぷりなべのおつゆを吸ったシバタ麩はうまかった!!!!これ。考えてみたら、水を含んでしまうので乾いたままなべに入れて、なべの水分でぷくぷくに膨らませてもいいかも。(おつゆなくなっちゃうかしら)あとねあとね。これ、絶対おでんに入れたらおいしいだろうなあ。今度絶対にやってみます!シバタ麩。10個入りでした。10個で398円。結構お手ごろです。これを全部完食するにはまだまだ時間がかかりそう。楽しみながら試してみます!ちなみに、あまりのかわいさに、そのまま食べても絶対うまいだろう?ってなことで1個トースターで焼いてメープルシロップつけて食べてみました>笑えっと。お麩でした>笑フレンチオフ も試してみてまた報告しまーす!
2008年12月16日
やっとこ復活の兆しですー!!!1、グループ展の作品づくりで、脳みそがごはんを考える余裕をなくした2、展覧会の準備と後片付けで圧倒的に時間をとられた3、終わったあとに仕事が山のように押し寄せてきたということころに4、わけのわかんないエロコメントが毎日つくのがほんとのほんとにいや! で、真剣に閉鎖を考えた。。。。。。。という状況でごはんぢからが萎えていましたー。港のとも子さんから、HTTPを禁止ワードにすると100%防げる、とコメントをいただいて試してみたら、ぬわんと、ほんとにまったく入らなくなった!!びっくりー!なるほど、そういうことなんですね。ほんまありがとうございました。(ってことは、自分の記事内でリンクを張るときも、HTTPを入れると投稿できないということも学び、全部文字リンクで対応することにしましたー)ということで、ぼちぼち復活の第一弾は、セイロです。セイロ!!!!以前に台北のキッチングッズという記事でご紹介した、あのセイロ。平松洋子さんのオススメとあらば、ぜひぜひ使いこなしたい!などと思いながら、つい日々の調理では冷蔵庫の上にのっかったままなかなか出番がなかったセイロ。毎日帰宅が遅い日々が続きついついデパチカ惣菜ばかりで済ませていた先週、帰り道でぎょうざとシュウマイをゲットしたのでふと思い立って、セイロで一度に全部蒸してみました。写真の色、ちょっとヘンになっちゃいました。ごめんなさい。セイロって、電子レンジに比べたらちょっと面倒、って気もあったのですが。なんのなんの。帰宅後、セイロをセットして、そのまま弱火にかけてしゅうまいとぎょうざを白菜の葉っぱをたっぷり敷いた上にがんがん乗っけて深めの中華なべに水を入れた上に乗っけてそのまま着火!!!あとは着替えたり、化粧を落としたりしているうちにお野菜も、しゅうまい類も、しっとりほっこりぜーんぶきれいに蒸しあがっていました。それをそのまま食卓へ。これがミソ!もし、ぎょうざを焼いて、しゅうまいをふかしたものだけをお皿に盛っておかずにしたらこの量だと、なんだかさびしーい感じになってしまうと思うんですよね。両方とも白いし。なので、もう1品なんか作らないとかな?なんて思っちゃう。でも、セイロならこの通りです!すごーい豪華な感じ。しかも、セイロのふたを開けるところからテーブルでやればほっかほかの湯気がぼわーっと出てインパクト大!なんかすごーくおいしそう!!!!これにごはんとおつゆと、ちょっとだけ漬物でもあればもうそれで大いに立派な夕食です!ぎょうざも油で焼くより、蒸すほうがあっさり食べられてカロリーオフにもなりそう。蒸し餃子って、はじめてやったけどおいしい! です。さらには、しゅうまいなどのうまみを吸って蒸しあがった白菜ちゃんも、立派な副菜としておいしくいただけるというおまけつき。これはほんとうにラクチン。食器としてもかなりおしゃれな雰囲気をかもし出しています。セイロ、あれこれ使えそうです。たとえば野菜の煮物なんかを作るのが面倒! なんてときに適当に切りまくった野菜をセイロに入れて火にかけながらメインディッシュをつくり最後にせいろのまんまテーブルに出して蒸し野菜サラダ! なんていうのもよさそうです。一緒に卵も蒸せるしなー。白菜と豚のばら肉を交互に乗せて、セイロで蒸してもうまそうだ^^!!何よりいいのは、竹のせいろで蒸したものは水分が絶妙の状態になって失敗なし! ってこと。これは、平松洋子さんが書いてる通りでした!圧倒的に、レンジよりうまい。さらには、普通の蒸し器で蒸すより絶対にうまい!(水滴が垂れないようにふきんかける必要もないので、ラクチンだし)今年の冬忙しい日にセイロマジック。まだまだ使えそうです!!
2008年12月15日
しばし更新を怠っていましたー。すんません。。。。。。よい子さん、呼びかけてくださってありがとう!うれしいよおおお。えっと10月にモロッコに行ってきました。11日間の工程で、カサブランカ・マラケシュから砂漠のほうまで。この旅に出るための、仕事のツメで走り回りさらに旅でエネルギーを使いまくり戻ってきたらたまった仕事をこなしさらにさらにそんな自分の首を絞めるような「グループ展」の開催、、、、、という現実の中で、すっかりごはんぢからはなりを潜めています>笑とはいえ、モロッコでであったたくさんのおいしいものもあるわけで。写真を整理して書きたいなあと思いつつまずは来週に迫った展覧会の作品づくりをしないとどうにもこうにも首がまわりません。ということで、展覧会のお知らせです。11月26日(水)-30日(日)まで。西荻窪のギャラリーたかまつで、グループ展を開催します。私は「記憶に咲く花」のテーマで古い着物の生地や、染めた絹や木綿で仕立てた草花の作品をタブローにして出品します。詳細はこちらにHPがありまーす。http://www.crecomis.com/koiyuhi/いま、その作品づくりで青息吐息なのでした。人間、「創る」という意味では、ひとつに集中するとほかのところが抜け落ちていきます。最近の私は、ちょっとごはんの部分が、抜け落ち気味のようです。ちなみに創っているのはこんなものたちです。いい作品が作れるようにがんばるー!さてさて、そんな風にあたふたしている毎日。こちらのブログをつい放置してしまっているのですが最近どうにも、えげつないコメントが勝手についてしまうことに耐えられなくなりつつあります。つど削除していてもやっぱり目にするのは不快です。はじく処理をしても、まったく効果がありません。なんかいい方法はないんでしょうか。そろそろお引越しを考えるのもいいかもしれませんね。ということで、ご無沙汰しました、の近況報告でしたー!
2008年11月20日
おなべの季節。白菜の季節。白菜って、おっきくて食べ応えがあって、お店に並んでいるとなんだか冬が来たなあって思えてしあわせ。とはいえ。実は私は、おなべの白菜ってあまり好きじゃなかったんですよねー。これは完全に子供時代の食卓のトラウマだなあ>笑冬になるとなべばっかり。白菜とねぎと春菊の取り合わせは子供時代に一番苦手なお野菜セットでした。すっぱくなっちゃうからどんどん食べろ、食べろと言われた白菜の漬物も、もうなんか一生分食べた気がして苦手>笑なんつかそうやって頭の中で固定化してしまう素材ってのはあるように思います。こんなおいしい食べ方があったんだー!って気づくまでは経験値の中で想像力が膨らまない野菜。白菜とか春菊っていうのは私にとって、そういう「一定の使い方以上に想像力がなかなか膨らまない」野菜の筆頭でした。いろいろ試したことはあるけど、どうもピンとくるメニューがみつからなかったお野菜。最近、白菜をまるごと輪切りにして、間に豚バラ肉を挟みこんでおでんのスープでグツグツ煮るというおなべがグッチ裕三さんの本で紹介されていておお! これはいいね!!!! とはまりこみ。こんな楽しい白菜の食べ方があったんだなあ、とちょっと白菜を買う機会が増えました。むふふ。でもこれはちょっと、二人家庭には多すぎちゃうんだけどね。そんな白菜。先日、「モナリザの食卓」という本を発見。シェフ河野さんが作るお野菜フレンチの数々がとってもおいしそうな本。ここに、白菜をただただ、ことことトマトで煮るというメニューがありました。もう、これだけでもいいから! という気分で買って帰りさっそく昨日作ってみたー!…とはいえ、いつものことなのですが買ってしまうともうあまり開かないというのがうちの料理本の運命で件の白菜のメニューも、本屋で立ち読みした情報のまま。たぶん、きっと、トマトで煮込めばいいんだよ、うん。ってなことで、作り始めたら完全に自己流です>笑本ではベーコンを入れることになっていたような気がしますが私はグッチ裕三さんのなべ状態で(笑)、生協から届いたばかりの豚ばら肉を間に挟んでしまいましたー! むふふふ。これをタコ糸で縛ることになっていたように思うんだけどタコ糸が切れていたので、竹皮を包むための経木ひもで2箇所しっかり縛ります。あとはブイヨンとトマトでぐつぐつ。トマト缶がごろんと転がっていたので、迷いなく一缶をドボン。そんだけ。今日は時間がなかったので、圧力なべで15分。くったり、とろとろー。でもあっさりと白菜の甘さが利いたシチューになってこれがほんとにおいしかったですー!丸ごと煮込んでいるので、取り出すと崩れてしまいそう。おなべにキッチンはさみを入れて、ちょきちょきっと適当な大きさに3箇所切って取り出して盛り付けました。これはとおっても簡単でいいなあ。いっぱい白菜食べられるしー。白菜とちょっとのお肉だけ。でも、スープもしっかりおいしくいただけておなかにやさしい一品です。ばらばらに煮込まれず、塊になった状態でお皿に盛り付けられるのも○。それだけで、立派な一品に見えちゃうのがいいなあ。ざく切りにして煮込んだらただのスープだけどこうすればメインディッシュになっちゃうところがすごい!本にはなかったんだけど、あまりにおいしそうだったのでここにエクストラバージンオイルをかけていただきました。こりゃ、フレンチってよりイタリアンかも>笑でもすっごくおいしいー。今日のメニューは、このシチューにリゾットという組み合わせ。リゾットは「こうちゃん監修 チーズクリーム de 白リゾット」っていう、ごはんを入れるだけでできちゃうリゾットの素で作成!んで、この商品をリンクしようと思ったのにどこにもひっかかってこないんだよー。これ、おいしいからお勧め!って思ったんだけど、残念。一人のお昼にいいかな、と思って買ったのだけれどこんな風にあっさり目のおかず1品の日のごはんにぴったりかも。うちにあった松の実とパセリを載せてパルメザンチーズをかけていただきました。簡単なのにとっても本格的でおいしい。また検索しておきますねー!
2008年10月16日
昨日残ってしまったおでん。もったいないので、実家になべごともらってもらうことにしました。すっごく喜ばれました>笑一晩煮込んでおいしくなってたし!午後は実家に届け物。そんな予定を決めた朝は、秋晴れのとっても気持ちのいい朝。こんな日には何か楽しいことがしたいなあ。そう思っていたら、カウンターの上に積まれたままの紅玉りんごの山に目が止まりました。そうそう、紅玉!出先で、一山5個で190円と売られていた紅玉をみつけて後先考えずに「安い!」と買って帰ってきてしまったのでした。紅玉ってさ、やっぱりちっちゃくて真っ赤ですっぱくて、そして安いから紅玉なんですよねー。最近はあまり作られなくなっちゃってどんどん高くなっちゃってたまにフジやつがるより高く売られていることもあって。そんな高級紅玉じゃ、ジャムやアップルパイ作ってもなんだか楽しくない。やっぱり、紅玉は安くなくっちゃ!笑というわけで、こんな午前中は紅玉仕事にぴったりです。残っちゃったら、おでんと一緒に実家に持っていけるしね!小林カツ代さんのりんごケーキ(こちらでも作り方をいろいろ教わりました!>感謝)にしようかなー、と思ってたら、冷蔵庫には卵が1個しかありません。アップルパイを作るには、品薄状態のバターが惜しい。ってか、パイ生地作るほどの元気も時間もありやせん。パン焼き機に生地はおまかせしてりんごパンを作ることにしました。おいしい紅玉のフィリングがつまったりんごパン。完成したのはこんなパン。こじゃれた言い方をすれば「アップルシナモンロール」とでも言うのかな。あーん、なんてしあわせな風景。秋晴れの昼にぴったりの、しあわせな、しあわせなダイニングの風景です。パン生地ができたらとにかく大きく伸ばして、シナモンと砂糖とりんごをちりばめて巻き寿司状態に巻いてしまいます。それを輪切りにして並べて20分ほど発酵させたら、180度で15分焼くだけ。この手のロールにして焼くパンというのは、案外楽チン。甘くしすぎたくないので、りんごフィリングの砂糖は少なめに。これはよく、最後に上に砂糖のアイシングをかけて売られていますがそういうのもやめです。家で作るものは、甘さ控えめ。これが正解。小さめのロールを4個並べてパウンドケーキ型で焼いたものを別にひとつ作って、実家へのおみやげにすることにしました。焼きたてパンのおみやげって、うれしいはず!(勝手)。りんごは半分の量は大きめに切ってあっさり火を通したフィリングに。残りはジャム(というより、もっと淡白なコンフィチュール状態)にしました。パンにたっぷり山盛り塗って食べられます。ああ、しあわせ。今回は紅玉が手にはいりましたがもうちょっとおおぶりのりんごで作るときはカラメルソースを作ってから煮込むのが武蔵野流。こくと香りが出て、ちょっとボケちゃったようなりんごでもおいしく仕上がります。なべプリンなどで何度も作るので、失敗しなくなりました。砂糖大1に水大1の割合でおなべに入れて、香ばしく溶かしたら最後に水少々を投入して終わり。ジュッといいます。ちょっと怖いです。だから、大量に作らないほうが安全。水を入れるタイミングを間違えると、こげすぎたり、飴みたいになったり。でも、たった砂糖大匙4で作れるカラメルソースでいろんなお菓子が一気においしくなるから不思議ー。こうして作ったカラメルソールでりんごを煮込みます。パンやパイのフィリングにするならあっさり目がおいしい。あー、やっぱり紅玉はいいなあああああ。というわけで、秋晴れの日の紅玉仕事。父と母のおみやげにしたおでんも、パンもとおっても喜ばれました。安上がりなのにちょっと親孝行した秋の日でした。(学校から戻ったら天板いっぱいのりんごパンを発見した息子や 一瞬の目を盗んで飛びついて5mmほどの収穫を得たうちの犬にも 喜ばれたりんごパンなのでした)
2008年10月10日
ちょっと前から、「こういう季節になったら、おでんだよねー。 ああ、おでん。おでんおでん! おでんが食べたい! たまごともち巾着入れてっ! あ、こんにゃくもはんぺんもはずさないっ」なんて会話をどれだけしたかわかりません。おでんってさあ。どうしてこう、食いしんぼの心を捉えて話さないんでしょ。あれ?とはいえ、うちは私も息子もおでん好きってわけでもありません。なんつかこれって、「今日はおでん」って盛り上がって、大なべいっぱいのおでんを煮てほくほく食卓に並べるっていう行為そのものが、とっても幸せなんだと思います。私自身は、こんぶとこんにゃくとたまごとはんぺんがあれば。練り物も大根もなーんにもいりません。息子はもち巾着とたまごとうどん(おでんのつゆで煮込む)だけでもうOKです。おでんのうどん「おどん」については前にここに書きましたよね。http://plaza.rakuten.co.jp/chugakueigo/diary/200712170000/というわけで、うちでは練り物はひたすら残ることになっています。そんな私が、今日はめずらしくおでん種をたくさん買いこんできました。吉祥寺の老舗練り物屋さんの前を通って、こらえきれず。2人で2000円分!こりゃ今日はごうせいだわい。おでんだ、おでんだ、わーい、おでんだー!たまの練り物もいいぞ。今日はいっぱい食べるぞー!ということで、ル・クルーゼでよく煮込んだおでんで夕食。…のはずだったのですが。これ、残ってしまったおでんです。えーん。たぶん、明日も食べられないで終わるかもです。かわいそうなおでん種。理由は、私の歯科矯正。昨日、調整をして金具をまた締め付ける処置をしてきました。昨日の夕食は、息子が風邪を引いていたのでおかゆに。今日の昼はドリア。それでぜんぜん気がつかなかったのだけれど実は器具が締め付けられていて、硬いものをかむと痛くて痛くてまったく咀嚼できないのです。気がついたのは、おでんを作っている最中に、あまりに「たまねぎ天」がおいしそうだったので、そのままパクリとつまみ食いしちゃったとき。か、かめない!ってか、まったく歯が立たない。えええー???練りものって、練り物ってこんなに硬いものだったの?しかたなくキャンディのようにちゅうちゅうして終わり。で、われに返りました。好物だから絶対にはずせない! と買ったこんぶとこんにゃく。まああああったく歯が立ちません。噛み切ることも不能。やわらかく煮えた練り物系も、その弾力がじゃまをして、歯の激痛を誘います。く、くるしい。。。。。。かろうじて食べたのがたまご。大根(しかし、これはあまり好物ではないのでうれしくない)うどん(しかし、これは普通のおでん種ではないのでうれしくない)ちくわひとかけ。ここでギブアップして終了としました。息子は持ち札のもち巾着とたまごなんかを食べてしまったので今後この残りの練り物、および大根こんぶこんにゃくに手をつける可能性は、おそらくゼロです。かえすがえす残念なのがはんぺん。好物のはんぺんははずせないと、楽しみに買ってきたのですが。これも、調理中に耐えられず、ちょっとだけ切ってぱくんとお口に入れたら。あれ?なんかぬるぬるします。んん????こ、この舌をさすような刺激は??????腐敗臭はしていなかったのですが、これは確実に痛んでるーーー!!!うえー!!ぺぺぺっとして、たくさん口をゆすぎましたが、舌はぴりぴりひりひり。うううう。あわてて賞味期限を見ましたが、袋に賞味期限の表示はありません。たぶん、工場で作られたものとは違い、保存料などもあまり入っていないのかもしれません。こういう風に、昔からある商店街のお店で物を買うのはとっても素敵だけどそうだなあ、たまにこういうこともあるんだなあ。あまりに子供のころからお世話になっているお店なので電話で苦情を言う気にもなれず。取替えに行くにも、電車賃のほうが高いと踏んではんぺんはあきらめました。次回からは揚げたてがすぐわかる練り物を買って、日を越すことがあるだろうはんぺんやちくわぶなんかは、賞味期限表示のあるのをスーパーで買おうかなあ。このはんぺんが無事なら、一番楽に食べられたおでん種だったはず。。。。今日のおでんはもうちょっと、満足度高かったのに。。。。。。というわけで、この歯の調子ではたぶん明日も食べられそうもないおでん。もったいないから、なべごと実家に持って行っちゃおうかな。(息子が食べてくれる可能性なんて絶対にないので。。。。。)おなかがすいてたまらないので、これからおはぎ食べることにします。しくしく。しばらくまた、矯正仕様食となりそうです。。。。。
2008年10月08日
お友だちが、「栗もらったんだけど、いる?」と連絡をくれました。お友だちの会社は大手町です。翌日、私は大手町で仕事があるじゃないの!「いるいる! ちょうだーい!」ってなことで、仕事帰りの彼女と仕事に向かう私で改札口で待ち合わせして、栗もらってきましたー!!「ついでにおいもとおなすももらってくれる?」へい! 喜んで!!!わーい。ありがとう。なんてことをしてたら、こんどは別のお友だちから「さんまもらったけど、いる?」はいはい、もらいまーす!!!!どこでも行きまっせー。ということで、またまたさんま6匹ゲットー!いやああ、すばらしい。そんな、秋の味覚満載という出来事が続いたので気分が盛り上がって、買い物の帰りにみょうがの大袋ひとつと生たらこといちじくとめずらしい紅玉一袋も買ってきてしまいました。みょうがは浅漬けにしよう、生たらこは甘辛く煮ていちじくは赤ワインで煮て紅玉はアップルパイにするとおいしんだああああ。……って、いったいいつ、そんなことをしている時間があるっていうんだあ!とりあえず、この2つだけはすぐ処理しておかないと大変なことになっちまいます。生たらこはとっとと、甘辛く煮てしまう。大好物なんです。でも、見栄えはちょっと、グロですよねー>笑残るはサンマ。息子と私という2人だけの家庭に、トロ箱が届いてからすでに3日経過というサンマ6匹。むむむ。どうしたらよかろう。すでに夜中の10時です。新鮮なら流水を使いたくないところですが大事をとってとりあえず、全部エラと内臓を取り出して、水洗いしました。2匹は明日の夕食の塩焼き用に、ピチッとラップでくるんで冷蔵庫に。残りの2匹は開いて、蒲焼用に切って冷凍室に。最後の2匹は、開いて粗塩を振って、必殺干物製造機に投入してみました>笑干物製造機ってのは、これです。えへへ。もとは、風の力で生ごみを乾かす機械です。エアドライっていうの。ヒーターで乾燥させるのはすっごく電気代もかかるし、熱くなってやだなあと思っていたけど、これなら送風だけなので気楽。紙もプラスチックも入れられるし、ちょっといいでしょ。でも、この子のとってもえらいのはごみ用のバケツのほかに、もうひとつバケツがついてくること。これは「魚の干物を作るもよし、切り干し大根を作るもよし、ふきんの乾燥に使うもよし、あなたのアイデアで自由にお使いください」というシロモノ。なんて楽しいんだああ!!!ってなことで、わくわく使い道を考えていたところだったのでちょうどいいので、さんまの干物作成。一晩で、上手に干物になりました。さて、そんなサバキ仕事をしたあと。残るのはこういうものたちです。ちょっと鮮度が落ちていたので、かなり血が飛び散りました。おっとっと。。。。と手をすべらしてお魚がシンクに落ちたときに飛び散った血はスプラッタのように白いタイルの壁に飛び散りました。私は、お魚さばくのって大好きなんですよ。板前用の出刃包丁も持ってます。辻調理師学校で調達してもらった、プロ用の出刃。たぶんこれ、人の手首ぐらいは切れちゃうシロモノです。こういうの使って、でっかい魚をさばいたりちっちゃい魚をいっぱいさばいたりそういうのは大好き。私は、「食べる」って行為の裏っかわにある殺生の部分を自分でまっとうするためにも、魚をていねいにさばくっていうのは自分が納得するためにやってたりします。でもね。最後の最後に、こういう内臓とか血を片付けながらこんなことできない人がいて当たり前したくない人がいて当たり前。スプラッタをしないとしても翌日残るグリルのお魚のにおいとか、残飯の中にこもる骨や皮の独特のにおいとかそういうのがいやだ! って人がいて、当たり前。そう思います。お魚の消費量が減っているそうです。それは日本人としてとっても残念なことだけどでもやっぱり、やだ! って思う気持ちはわかるんだよねー。苦手な人もおいしく楽しく食べられるお魚のお料理をもっといっぱい考えていきたいなあ、なんて思った夜でした。さて、わが家では、クサクサの魚のにおいがついた私の手でさばいたサンマの干物が、今日の夕食です。エアドライ、また別のお魚でも試してみようと思います!
2008年10月07日
以前、スティーヴィーさんが教えてくれたシシリアン・ルージュ。まだ試してみる機会がありません。ぽちっと押すだけのことなんだけど、きっかけっていうのがなかなかないもので。そんなシシリアン・ルージュの誘惑を背負いながら日々暮らしていたらいつもの八百屋さんに「調理用トマト」っていうのをみつけました。イタリアに行くと、こういうトマトがたくさんあります。日本の丸っこくてやわらかいトマトなんてほとんどなくって細長くって固いものが主流。で、このトマトが火を通すと、こってりとコクがある酸味と濃厚な味で煮込みとか、すっごくおいしいんですよねー。そうそう、これこれ。調理用トマト買おうっと!!!赤くて小さくてとってもきれい。水気が少なくてぎゅっと詰まっています。日本のトマトだと、こうして煮込みにするときには中の種を取り除いたりするけど調理用のものなら、細かく切ってもそのまま使えてラクチンだなあ。こういうトマトが気軽に流通するようになったのは、とってもうれしい!ということで、ダイエット中でもあることだし動物性油脂もたんぱく質もゼロのラタトゥイユで夕食としました。オリーブオイルとにんにくを効かせて。だーい好きな一品。最近食の危機が叫ばれたりして、農水省(不祥事ばっかりだけど)あたりからも国産を食べよう! という動きが盛んに出てきてますよね。農水省のHPなんかを見ても思うのですが国産を食べよう、ごはんを食べよう=日本食を見直そう!みたいな筋書きになりがちででも、日本は輸入に頼っているので、伝統的な日本食でさえ、そのほとんどを自給できていないのだ、なんてペシミスティックな情報が流れがちなんだけど。この調理用トマトは、日本で作ってるものなんですよね。でもって、シシリアン・ルージュも日本の畑で取れるものが流通してます。このラタトゥイユは、すべて国産の野菜を使って作られているんだよー。それでいけばごはんに煮魚に味噌汁なんてメニューを考えなくたってラタトゥイユにパエリアという組み合わせで100%国産品を使ったメニューもカンタンにできちゃうわけで。ここまで食文化が発達した日本でいまの若い世代にごはんだごはんだ、日本の食卓だとステレオタイプな発想を押し付けても意味がないって私なんかは思っちゃう。身近な食材で世界のごはんをおいしく作って食べたいなー。ということで、調理用トマト。今日は近所の安売りスーパーでも発見。(しかも安いし)。うれしいなー。こういう食材が増えてくれると、なんかわくわくしますよねー。また買ってこようっと!
2008年09月29日
お砂糖もバターも使わない甘くないお菓子、ということで先日作ったショートブレッド。そのこちゃんからの質問もあったので、実験してみよーってことでヨーグルトでも作ってみました。うん! OKです!ちゃーんとできました。えっと、前のレシピで薄力粉180gと書いていますが私はもっとずっと適当でカップ2ぐらいをボウルに放り込んで、ちょうどいい硬さまでクリームとか入れて混ぜてるだけです。ヨーグルトのの場合は、カップ2の薄力粉に半分サイズのブルガリアヨーグルトを入れて足りない分を牛乳で補いました。牛乳はそうだなあ、大匙2とか3ぐらいかなー。このあたりも、粉の状態によって適当にー。あ、そうそう。ベーキングパウダー(小1,5)とお塩(小半分~1)もお忘れなく。ヨーグルトで作ると、ほんとに見事にさっぱりパンです。この日はレーズンとかナッツもなかったので、完全にプレーンで焼いたのでさすがに甘さをジャムで補って食べました。ジャムはルバーブのジャム。意外と好きなんですよねー。以前、ハワイに行ったとき、現地の友達がスーパーでルバーブを買って家でジャムにしてくれました。フキみたいな野菜が赤いジャムになる不思議ー。おいしいですよね。ちなみに、今朝さめたショートブレッドをいただきました。ほんとにさっぱりしたパンと言う感じでダイエット中の朝食にぴったりー!一個が小さいから量の加減もできるしね。これはただ薄力粉とベーキングパウダーを混ぜて焼くだけのとってもシンプルなものですが、何で混ぜるかでちょっと違ってくるみたいです。1、生クリーム全量 いちばんお菓子っぽくなります。 さめたとき、ビスケットみたいにさくさく感が出るのはこれ。 これなら、何も入れなくてプレーンでもおいしい。2、生クリーム半分、牛乳半分 あっさりパンのようになるけど、でもさめるとさくさく感も残ります。3、ヨーグルト全量 もっちり感が出て、一番パンらしくなります。 これは、チーズとかナッツを入れるととってもおいしい! お菓子といより、パンっぽい感じだけど、これだけ簡単にパンができるなら、 それもいいねえ、という感じ。ライ麦を混ぜるとか、全粉粒で作るとかあれこれ試したら楽しそうです!また作ってみまーす。
2008年09月26日
休日の昼下がり。なんかおやつがほしい。。。。。。でも、バターたっぷりのパウンドケーキとかお砂糖や卵たっぷりのプリンとかどう考えてもダイエットには向きません。。。。。。。ま、たまにドカンと食べたくなるんだけどおつきあいや外出時にドカンと食べることが多いので家ではせめて。。。。ってなことで、そうだ、ショートブレッドを焼こう!これ、たぶんピカイチで簡単なお菓子(というかパン)だという気がします。たまに、無性に食べたくなって、焼きます。なんといっても、バターも砂糖も一切使わないってのがいいのよねー。でもでも、パン食べてるっていうよりはちゃんとお菓子食べてるって気になります。スコーンみたいなものだけど、スコーンより簡単。で、甘さはジャムなどで補いますが、何もつけないのも私は大好き。今日は、ドライマンゴーが残っていたので、フープロで粉砕していれてみました。ドライレーズンなんかを入れてもおいしいです。薄力粉 180gここに塩小さじ半分ぐらいと、ベーキングパウダー小さじ1,5ぐらい入れて振るいます。あとは、生クリームでぐにゃぐにゃに混ぜるだけ。一応生クリームカップ1っていうのがレシピなんですが私は半分は牛乳で。生クリーム100ml、牛乳100ml でさっぱり混ぜちゃいます。調子を見て、量を調整。なんとなく丸くまとまるようになったら、OKです。こねずに、さっくり混ぜる。寝かせる必要もありません。たぶん、準備は5分でできます。サワークリームでもOK。もしかしてヨーグルトでもいいかも。今度試してみよう。これを、打ち粉をつけて適当に丸めて、スケッパーで四角くビスケット型に切り分けてフォークでぐさぐさっと穴を開けてオーブンで15分焼くだけです。私はオーブンの天板にクッキングシートを敷いてそこに打ち粉をして、生地を乗っけて伸ばして、その場所でスケッパーで切り分けてしまいます。そのほうが洗い物でなくていいからー>笑(打ち粉のついたパン用の板を洗うのって面倒なんだもん)焦げ目がつかないぐらいでやめておくのが○。なんか、いとおしい風景です。焼きたては、アツアツでふかふか。さめると、ちょっとぼそっとしたクッキー風になります。甘くないお菓子。塩味を効かせてもよしジャムと一緒にスコーン風に食べるもよし。休日の朝食にもぴったりかも。たまに無性に食べたくなる簡単お菓子です。とおおっても簡単なので、ぜひ試してみてちょー。
2008年09月24日
峠の釜飯。おぎのや。これって全国区で認知度高いお弁当なのでしょうか?こちらね。http://www.oginoya.co.jp/父の実家が長野にあった私にとって、おぎのやの釜飯は幼いころの列車の旅に欠かせないものでした。停車中にあわてて買うのね。お茶も一緒。プラスチックで針金の取ってのついた日本茶を、あちちと言いながらぶらさげて持って戻る。子供のころは、釜飯の中にある「あんず」がいやだったなあ。なんでごはんの上にこんなもの乗っけるんだろう? って。香の物は瀬戸物の入れ物に入っていた覚えがあります。いまはプラスチックですね。でも、長野の名産でもある「わさび漬け」「味噌漬け」「なす漬け」等々、この香の物は子供には忌まわしい以外の何者でもなかった。これがついているだけで、ほのかな憎悪まで抱いていました>笑今じゃこれが楽しみで仕方ないよ>笑釜飯のお釜は、いつも大切に母が持って帰りました。どんなに重くってもね。瀬戸物の器を使い捨てにするなんて。。。。。昭和30年代から40年代って、まだまだそんな時代だったのでした。さて。時代は変わり。おぎのやの釜飯はドライブインでも新幹線の駅でも自由に買えるようになって以前のように「長野に行ったら途中で釜飯!」っていうわくわく感はすっかりなくなっていたのですが。先日、中二になる息子が長野に移動教室にいった際、「帰りは峠の釜飯らしいよー」といく前にご報告。おお!あれはうまいぞ。ぜひ楽しんできてちょうだい。そうだ! 釜飯食べたらさ、あのお釜の容器を持って帰ってきてよー。あれ、子供のころは家にごろごろ転がってたんだけど最近食べたらその場でリサイクルの場所においてきちゃうでしょ。いっぱいあるときは邪魔だなあと思ってたんだけどさ一個もないとなんだかさびしいんだよー。お願いね!「へー」。3泊4日の移動教室。帰ってきた息子を出迎えた私の第一声は「釜飯のお釜持ってきたー!?」でした>笑「持ち帰っちゃダメって言われたー」あー、そうか。食中毒の問題とかあるしねー。そかー。残念。あれから3ヶ月。家で仕事をしていたら、携帯に母から電話が。「いま横川のサービスエリアにいるんだけど、釜飯欲しかったら買って帰るわよー」おお!今日の夕食に釜飯。。。。。それはあまり気分じゃないんだけど(やっぱり夕食はあれこれ作りたいからねー)でも、釜飯の釜は欲しいぞ!>笑買って買ってー。買ってきてー!ということで、めでたくわが家にやってきた「おぎのや」の釜飯の釜です>笑翌日、ほくほくとこれでおかゆを作りました。子供のころ、そういえば風邪を引くと、母がよくおかゆを作ってくれたけどそのおかゆは必ずといっていいほどこのおぎのやの釜に入ってました。その他、絵の具で絵を描くときの水いれは、うちではこれ。安定性もあるし、洗いやすくってとてもいいの。何個でもあるから並べて使えるしね>笑犬を飼ってたときはわんこの水のみはこのお釜でした。難をいえば収納が場所をとるのでガス台の下なんかに押し込めていたんですけどね。ちっちゃなお釜。思い出の中にある、ささやかだけど大切な風景です。ダイエット中にも、このお釜ちゃんはとってもよくて少々のお米を入れてぐつぐつ煮ておかゆにしてこんな風に食べてると、気持ちも視覚もとっても満足。小さなお釜ひとつ、捨てられなくて家の中に山にしてそれでもなんとか、あれこれ使いまわしていたような時代に生まれ育ってよかったな。あれから日本はとっても豊かになって釜飯のお釜なんて邪魔なだけで、シンプルに少なく持って暮らすのがぜいたくって風潮になってだからお釜は食べたら捨てる。捨てちゃいけないって風潮になったあとは、リサイクルに置いてくる。それもだんだん面倒になって、結局釜飯を買わなくなる。そんな暮らしになりつつあった私だけどたまに手にする釜飯のお釜は無性になつかしいです。あ、肝心のおぎのやの釜飯なんですが。今ではもう特別にごちそうってわけでもないけど以前にデパートの駅弁大会で、炊き立ての釜飯を買って帰ったらびっくりするほどおいしかったです。炊き立てのおぎのや、また食べたいなあ。
2008年09月21日
タマコン。玉こん。たまこん。どう書いても、なんだか言いはばかれるような不思議な語感。たまこんにゃく。好物なのです。渋谷に「やまがた」という昔からある飲み屋さんがあってここに入ると壁にでっかく貼ってあります。「玉こん」以前から、一度食べたら頭から離れなくなって、寝る前に「食べたいなあ」と思って眠りにつくと、目覚めた最初の一声が「食べたい。。。。」となってしまうような。そんな「とりつかれ」食材ってのが私にはあります。たとえば、たこの吸盤。たこの卵もそうだったなあ。あと、こないだ群馬のパーキングで食べた「みそ田楽」。。。。。どうも、歯ごたえがきゅるきゅるこりこりしているものが、好きみたいです。というわけで、このタマコンも、時に無性に食べたくなり、頭の中がたまこんたまこんたまこんたまこんたまこんたまこんとなるわけですが。うーむ。連呼するとさらに怪しげだなあ。ま、そういう話はおいておいて、そんな私のたまこん好きを知っているお友達が、先日、「これ食べて!」とバッグの中から(そう、バッグの中から!)ひょい、と取り出したのが、たまこんにゃくの袋。味付け用の調味料も入っていて、とっても簡単にできる! とのこと。ごめんね、悪いねええ。これ買い取るよー。そう言ったら「いいのよー。だって、これ98円だもの」笑。うちのそばのスーパーには売ってません。あっても、こんにゃくだけの袋入り。味付け玉こんにゃくセット。目撃情報ありましたらぜひお願いします。ということで、たまこんにゃく。おいしいなあ。なんでこんなにおいしいんでしょ。おでんのこんにゃくとか、あまり好きなわけじゃないんですけどたまこんは別格です。こんにゃくのおさしみも好きー!ダイエット中だし、この手のものは積極的に楽しく食べようーーーーー!たまこんばんざい。
2008年09月19日
木曜日は学校ママのケーキ教室。今度のケーキはチョコロールでしたー。あああ、おいしかったなあああ。うっとり。ロールケーキって、ちゃかちゃかって作る人もいるけど私はとってもハードルが高いケーキ。巻くのがなんたって面倒。買ってきたほうがおいしい。でもこうしてちゃんと作ってもらうと、ほんとにおいしもんですねえ。真夏の暑さですっかりオーブン仕事から遠のいていたところをこうした手間のかかるお菓子作りをしてみたらむくむくと何か作りたくなりました。土曜日の朝。まったり、今日は何の予定もありません。6時に目が覚めてしまったので、そのままベッドでゆっくり見残していたXファイルのDVDを見始めたら、どうにも止まらなくなりました。うむ。これはきっとこのまま、午前中は終わりだな。そうだ、パン生地作って、発酵させながらのんびり見ようっと!ってなことで、土曜の朝からパン焼き機が稼動。バターと卵の入った生地をパン焼き機にこねてもらい、焼成はオーブンで。こねてる時間、ベンチタイムや発酵時間はのんびりDVDタイムを楽しみました。Xファイルみたいに1時間1話ってDVDは、パン焼きにぴったりだなあ(笑)朝ごはんだから、ちょっとおかずになりそうなパンにしてみたー!ウィンナーパンと、ハムパン。セサミパン。お手製のマヨネーズを塗って焼いたのでおいしかったです!半分は保存がきくように、プレーンなロールパンとプチパンに。休日の朝のんびりパンを作って、焼きたてを食べるってなんかとっても贅沢な遊びです。家族のためとか、健康のためとか、もうそういう世界じゃなくってこういうのはホントに、遊びだと思うのです。遊びだから、思いついたときにしかしないのだけどそれでもそんな遊びが運んでくれる幸福感ってのは、格別です。焼きたてのウィンナーパンのうまさといったら、あーた!今日の焼きたてパンは全部でこれだけ。明日の朝の分まであるかな? と思ってたのにさっき見たらもう2個しか残っていませんでした。(えっと、ちなみに私は3個しか食べていないので、息子が11個食べた計算になります。)おうちのパンは売れ行きもよいようです。
2008年09月13日
ドイツに行ったとき、ドイツの朝ごはんがこりゃまたとってもおいしくってありゃりゃ、私ってソーセージやハムがこんなに大好きだったんだー!と、改めて知ったのです。だって、ほんとにおいしかったんだもん。。。。。。。。そんな「うまいぞうまいぞ、おいしいぞ」のお話は、こちらに書いてあります。http://plaza.rakuten.co.jp/chugakueigo/diary/200711080000/この中でも特に気に入ったのがヴルストというドイツのソーセージ。燻製させていない、白くて大きなふっくらしたソーセージです。ソーセージはグリルすると油が出てきてこってりしますがこのブルストをボイルして食べると、皮がプチっとはじけて、あっさりおいしい。この歯ざわりが病みつきになり滞在中は「ブルスト、ブルスト」と毎日呪文のように唱えて食べ続けていたのです。そして、どこにでもある焼きたてのプレッツェル。これがうまいのだなあ。プレッツェルがこんなにうまいパンだったとわ!!!帰国後。日本でもブルストやプレッツェルを食べたい!デパートや専門店に足を運べば。あらまあ、ほんと。東京ってなんでも手に入るんですねえ。ちゃんと売ってるの。そして、そういうのを食べさせてくれるお店もあるの。すごいなあ、東京。ということで、先日はお友達6人と銀座のこんなお店にいきましたー。http://www.zato.co.jp/shop/shop09.htmlシュタインハウス です。喜びいさんで、ブルストを注文! 写真は冷製ブルストと生ハム盛り合わせ。すみません、お店のHPからお借りしてきました。宣伝だと思ってゆるちてー。(デジカメ忘れちゃったんです)そしてソーセージの盛り合わせ。これがびっくりするほどおいしいプレッツェル。あああ、うっとり。ドイツと同じ味ー!うれしいー。とはいえ、東京はなんでもあるんだけどやっぱり同じものを食べようと思うと、価格はドイツの倍近くなるわけで。(あれ、もっと?)朝ごはんに、あれだけ並んでいたブルストに生ハム。ほら、この写真。こんなところから、好きなだけ採り放題、食べ放題で食べてたハム。上記、シュタインハウスでは一皿3980円です。オーマイガッ!その他、ボイルしたブルストは1本1200円。??1本??こんな風に毎日、3本ぐらいづつは食べてたよ。そう考えると、この朝食の一皿を日本で食べようと思ったら???えっと、これを3,4回おかわりしてたからーーーー。。。。なんていうしょうもない計算を頭でしながら同じものが食べられてうれしいなあ&こんなものを毎日好きなだけ食べられていたんだよー、うれしいなあとダブルうれしい気分になった武蔵野婦人なのでした。(いや、支払い時はうれしくなかったけど>爆)ドイツ、また行きたいです!!!!(好きなだけソーセージ食べる、という目的で>笑)というか、ブルストに1本1200円払わなくてすむ、という体験をしにいくぞー!!! もちろんこちらも必需品。(でも、銀座ではドイツビールはグラス1500円から2000円という高値どした。とほほ)同行者の話によると、下高井戸にもちっとリーズナブルにドイツビールを飲ませてくれるお店があるという話。とりあえず直近ではそちらに行ってみましょうか。(あ、でもって今日はうちのそばにあるケーニッヒでソーセージを調達してこよう)
2008年09月12日
はい、ちゃんと続いてますよー! ダイエット生活改善。ただ、惜しむらくは、家でいっぱい工夫はしているんですがお誘いは一切断らない&誘われた先でダイエットをしない。。。。という主義主張のため体重はあれから減ってません>笑とはいえ、増えてないんだからよしとする。40過ぎたら、増えないってのが一番の目標ですよねー。先々週は3回ともだちと外でビール&夕ご飯。先週はなんと、ともだちとお風呂に昼行って、午後1時から夕方6時30分まで風呂併設の食事どころで、延々と飲み、そして食べ続けた。(ビールのほか、焼酎のボトルまで入れてしまったのだ。 そして、カキフライにてんぷらに味噌ラーメンまで食べてしまった!)土曜日の午後は、某所の映画コミュニティのオフ会が新宿ヒルトンホテルのラウンジで!ここは、スイーツのバイキングで有名なところではないの。ということで、チョコレートファウンテンはじめ、延々と3時間スイーツを食べまくる。ちなみにこの日の朝は昨夜のカレーの残りを食べ昼はイタリアン、おやつがケーキバイキングで夜は焼きそば食べながら居酒屋でぐびっと。さすがに久しぶりの暴飲暴食。罪悪感より前に、うれしくて楽しくて、やっぱりたまにはこういうのがないとねえ>笑という暮らしを送っていてもどっかで帳尻が合ってればいいのであった。(ほんとだろうか)こちらは今日のお昼。(朝はハムサンド1個)最近のブームが、「辛いおかず」です。先日テレビで、ブータンの激辛料理を特集していました。日本はおしょうゆや塩でごはんをたくさん食べるという食事の発達をしたけど海がないブータンは、豊富なとうがらしを使って、辛さでごはんを食べる。なるほどー。韓国料理のように、にんにくや甘みが入った辛さは苦手なんですがただただ、シンプルにとうがらしが入るというのは結構好きかもー!ということで、勝手に最近作って凝ってるのが・ピーマンとザーサイいため、辛いとうがらし大量入り。材料は細かく切って、少量づつ食べられるようにするのがコツ。あっさりごはんのおかずでも、インパクトが大きくて満足感が高まります。これでごはんを食べると、汗が噴出してとっても気持ちがいいです。そのほか・きゅうりとハムとたまねぎのマリネ(オイル抜き)・いわし・冷やしトマト・とろろ昆布汁・わさび漬けが今日のメニュー。ちなみに昨日のメニューは、材料がほとんど同じできゅうりのマリネのかわりにきゅうりのスライスのゆかり和えが鎮座してあとはキャベツのお味噌汁ってことになってます。あ、のりと高菜漬けがあるな。どか食いしないおかずを少しだけ、種類を多く用意してゆっくり、一口を少なめにのんびり食べると結構夕方までおなかが空かないです。で、ひとつだけ辛い料理が入ってると、からだがすごい活性化して食べたー! っていう心地いい疲労感があっていいもんです。日本のごはん文化ってね、やっぱり世界に誇れるものだなあって思います。こうして、主食のごはんがどっかりと存在していてごはんに合うおかずと、一緒に交互に食べ合わせながら食事をするってアメリカやヨーロッパには決してない食事の文化なのだそうです。ダイエットっていうとごはんが敬遠されちゃう傾向があるけどごはん一膳って考え方をすればカロリーの目安も立てやすいしちょっと物足りなければ、それこそおしゃもじのさじ加減でおかわりできるしごはんはえらいなあ。いろんな方法があると思うけど、私はまだしばらくこの「ごはんで生活改善」って方向でいこうと思いまーす。そして、短い運動しながら健康的にサイズダウンするぞー。さて、今日はともだちと銀座でドイツソーセージとビールのお店へ!うれしいなあ。いっぱいビール飲んできます!(だいじょうぶ、今日も腹筋と運動は10分ぐらいしました>笑)
2008年09月09日
陶芸家のお友達が久しぶりに上京して展覧会をしたときおみやげに「かぼす」を持ってきてくれました。おいしそうだなあ。このかぼすちゃんは、焼き魚にも使わせてもらいましたが一番たくさん楽しませてもらったのは、これです。すだち焼酎のかぼす割り!!?>笑ボトルは、もともとすだち焼酎として売られていたもの。これだけでもおいしいんだけどこれに本物のかぼすを絞って、さらにフレッシュな かぼすだち焼酎に。笑飲みすぎご注意です。グラスは、箱根のクラフトハウスで作った自作のもの。ここって、吹きガラスの体験をさせてくれるんですよねー。子どもと2人で、3個作って帰ってきました。これがまた、手触りやゆがんだ感じがほっこりしてとってもいいんだなあ。で、その横にある黄緑色の変な物体。これが、私が愛してやまない「レモン絞り」なんですわ。以前にパリのラファイエットのキッチン用品売り場でみつけました。なんじゃろうなあ、わけわからんけど面白そうだから買って帰ろう、と持ち帰って実際に使ってみて、その実力に脱帽です。これは、シリコンでできているんですが半分に切ったレモンやかぼすなどを、このケースみたいのにぴっちり入れる。そのまま絞ると、手を汚さず、レモン汁が飛び散らず使う量だけ絞って、残りはケースに入れたまま冷蔵庫にポン。裏側の注ぎ口にはふたもちゃんとついていて、果汁がこぼれるのを防ぎます。日本ではみたことなかったのですが昨年、扱ってるお店があるのをちらほら発見。先日は、松平健がTVの料理番組で「いいんだよー」と紹介してました。以前に記事に書いたこともあるので、よかったら見てね。http://www.web-popuri.jp/life/data/mono/20070620_000904.phpということで、このケースに入れて、必要なだけ絞って、何日か使ってます。かぼす焼酎はうまいなああ!色もフレッシュで、テーブルに並べているだけで楽しい。さて、そんなかぼす焼酎を飲みながら。このかぼすをくれたMちゃんとの会話を思い出していました。私「わー! ありがとう。かぼす大好き。でもさ、私、ゆずは苦手なんだよねー。好き嫌いはほとんどないんだけど、ゆずだけダメ。あまりゆず嫌いって人いないんだけどね」M”え、わたしもゆず嫌い。ゆずが入ってるだけで、もう食べたくない”私「えー! ゆず嫌い? そんな人とはじめて会ったよ。これまでゆずが嫌いって話すと、誰もが”めずらしい”って驚いてたもん」M”あれはだめだよー。ゆずが入ってるだけで台無しだよね”私「うん、でもさ。お風呂に入れるのは大丈夫なんだよね」M”そうそう、ゆず風呂は大好きだー”私「あとさ、かぼすとかすだちも大丈夫なんだよね」M”そうなんだよー”なかなか市民権が得られずにいた「ゆず嫌い」。ちゃーんと同じ人はいるのです。ああ、よかった。これから胸を張って「ゆず嫌い」と言ってみよう>笑なんか、うれしいなあああああ。
2008年09月05日
40歳をすぎてから、辛いものがダメになってきました。昔は、激辛のカレーだの、チゲ鍋やトム・ヤム・クンなんて大好きだったのに。いまは、できれば素材の味がわかる料理が食べたい、と思います。とはいえ。やっぱりスパイス好きってことは変わらず。うちには「唐辛子コレクション」ってのがあるのですが>笑同じ唐辛子系でも、メキシコ系、東南アジア系、中国系、韓国系、日本でまったく味も辛さも違うので(あと、沖縄の島とうがらしなんかもあるし)、たくさんは使わないんだけど、ちょこっとづつ使うのが楽しいー。でもでも。辛い、といえば。やっぱり一番すきなのが花椒です。日本の山椒も大好きー。でも中国の花椒の辛さってのは、たまらんですなあ。唐辛子が、口の中の粘膜からのど、胃にかけてひりひりと効いてくるのに比べ花椒は、体中の細胞が活性化して汗が噴出してくる感じ。麻婆豆腐や担担麺には、欠かせないです。ということで、うちでは麻婆豆腐を手作りでこだわって作るってことはなくって麻婆豆腐が登場するのは、もうほんとに料理するのめんどー! ってとき、市販の麻婆豆腐のモトを使って作るというわが家にとっては「最高に適当なおかず」のひとつなんですが(笑)それでも花椒が入れば、突然本格派のお店で食べるような麻婆豆腐になってくれます。息子は辛いのがダメなので、普通に作って私だけ、花椒と、こちらは以前も紹介した台湾の唐辛子ラー油で激辛にして食べるのでした。味の素の麻婆豆腐の素でも、十分おいしい>笑辛いのを食べ過ぎると、最近はおなかが痛くなってしまうのでこんな風に、ちょっとづつ。つらくなったら、辛くないのを食べる。自分のからだに合わせて調節できるから、やっぱり家で食べるのが好きだなあ、と思う私です。たまには、辛い辛い料理を食べて、からだとこころを活性化しないとねー!
2008年09月04日
以前からお世話になっている評論家のSさんと、先日お話していたら「おいしいお米があってねえ」という話に。このお米さえあれば、おかずなんてほんの少しでいいんですよ。うちは玄米で食べているけどね、もうお米の味がしっかりあってほかのお米は食べられなくなった。有機農法で無農薬でもう何年も作ってるんだ。知的障害者の作業所で作ってるお米なんだけどね、これはほんとにオススメなんですよー。……なんてあたりで、もう我慢できず。「そ、それ教えてください!」と頼み込んで、こっそり教えてもらいました。でへへ。お米って、これまでも取り寄せたり、親の知り合いが新潟にいて送ってくれる。。。なんていうブランドの新米を試したり。いろいろやってみたいんだけど、さほど驚くこともはまることもなくってまあ面倒だし、お仕事でご一緒した知人にオススメしてもらった金芽米でOK! となっていたわが家。(いや、金芽米も十分、とってもおいしい! んですけどね)。ルクルーゼの炊飯などもはじめてそろそろいろいろゆとりができたからお米にもこだわってみたいなあ。玄米で買って精米するってのはどうかなあ。でもそこに突入してしまったら、もうおしまいって気もするなああああ。こだわりだしたらキリがないもん。。。。。。なんて右往左往してたこのごろ。すすめていただいた上記のお米、めでたく届きました!白米、3分づき、5分づき、7分づき、玄米と選べるというのでまずは5Kgを白米、5Kgを7分づきで注文。いやああああ。これは。うまいっす!!!!やっぱり米の飯はこだわったほうがいいんだねー。でも、Sさんもおっしゃってたけど「難点はおいしすぎて食べすぎちゃうことですねー」そうだよ、私ダイエット中なのにー。とはいえ、おいしいお米をちょっとだけ、よく噛んで食べる。これほど贅沢なダイエット生活改善はないなあ、と思います。鮭もお取り寄せした時鮭。スーパーや生協のより断然うまいや!40をすぎたらうまいものをちょっとだけ。調理の手間隙だけじゃなくて手に入れるためのちょっとした手間を惜しまないことも大事なんだなあ、って思います。ま、いきすぎない程度に。(お取り寄せ命! のうちの母などは、見ててちょっと疲れちゃうからねー>笑)私はやっぱり白米がおいしいなあ、って思っちゃうのでしばらくは白米を楽しんで。次回は玄米で頼んで、玄米+精米機っていう進化もいいなあって思うこのごろです。さて、今日もたきたてごはん。夕ご飯が楽しみです!!!
2008年08月28日
枝豆豆腐の入ったハンバーグのタネの残りで、ロールキャベツを作りましたー。こりゃまた、キャベツでおなかがふくらんで正しい正しいダイエットメニューであります。味付けはあっさりと。フォンドボーとガラスープで煮込んでみましたー。つけあわせはハンバーグで残ったじゃがいも。サラダと浅漬けのほかに、先日作っておいた「ヤマモモのお酒」を2杯飲んじゃった!ヤマモモのお酒にはお砂糖を入れなかったのでダイエットにはぴったりです。あああ、さらに、さらにおいしくなってました。ヤマモモってえらいなあ。失敗は、ロールキャベツがあまりにおいしかったので(笑)どうしても我慢できずにおかわりしちゃったこと。手のこぶしほどの大きさのロールキャベツ、2個ってのはかなりの満腹感です。おなかがはちきれそう! っていう食べ方をしちゃうと途中でダイエット挫折しちゃうことが多いのでこれは失敗。ゆっくり食べて、ほっこり満足できて、おなかが苦しくならない程度。。。。。っていう食べ方をもうちょっと続けないとなあ。翌日は日曜日だったので、再びブランチ。ま、代わり映えしないメニューですけど>笑漬物や箸休めは、タッパーや瓶詰めで並べないことも大事。うまいうまい、とたくさんごはん食べちゃうから>笑面倒でも小皿に盛って、配分を考えながらゆっくり食べます。よくテレビを見ながらごはん食べちゃいけないっていうけどこういうときはテレビがお供。子どもはさっさと食べていなくなっちゃうので>笑(でもって、思春期に家族の会話っていったって、限度もあるので)好きなテレビ見ながら、ゆっくりお茶を入れてぼんやり、ゆっくりまったり食べてます。ちなみに、私がダイエット生活改善用に愛用しているのがこちらのサイト。http://kawaru.jp/ここのメニューは、バランスがよくておいしそうでダイエットっぽくないのでとてもいい感じー!一方で、いつ見てもとっても苦手なのがこの方のダイエットメニュー。http://www.chinamisan.com/recipe/index_009.html先日はハンバーグをテレビで作っていらっしゃいましたがうーん。お肉ほんの一握りで、しいたけとか野菜でハンバーグ作るんですね。そんなにお肉を敵対視しなくっても。。。。。。お皿いっぱいお野菜を並べて、ラップをしてチンしてノンオイルドレッシングで食べる、ってのもよく紹介してらっしゃるんだけどでも、ちっともおいしそうに見えない。「ダイエット」という側面にアプローチしすぎてしまうと食って味気なくなるもんなのだなあ、なんて思います。こりゃもう、個人的な好みなので仕方ないですなあ。ダイエットメニュー。奥が深いです。この日は夜は5年ぶりぐらいに逢ったお友達と新宿の居酒屋さんへ。海鮮チヂミ、豚肉とキャベツの蒸し煮、揚げナス、かにチャーハンなどを食べておいしかったです! ウーロンハイ1杯とワイン2杯飲んじゃった。それでもー2Kgは維持中。もうちょっとがんばろう!
2008年08月26日
ダイエット生活改善週間、粛々と進行中です。旅行とかで膨れ上がった食べ過ぎの胃とからだを調整中。こうしてからだのほうから「なんとかしてけろー」と叫びだしたことで始まるダイエットは、結構効果高いんですよね、いつも。きっと、からだにはちゃんと自己調整能力ってのがあるんだと思います。そういうからだの声に素直になれる状態にあれば、病的なところまでは行かないような気もするんだけど、そう簡単にはいかないのかなあああ。とりあえず、おいしく食べることは死守しながらちょっと調整中という感じです。こちらは昨日のブランチ。朝はゆっくり寝坊して、ベッドで映画見ながらちょい腹筋したりしておそーくに起き出しました。おそうめんは、焼きなすで量を増やしています。昨夜焼きナス作って冷やしておいたので、それをそうめんに乗っけて。めんつゆを薄めに作って、練り梅とわさびで味を調えて上からかけてみました。あとは、昨日の夜にだしをとっておいた貝柱のスープで卵を溶いて、蒸し器で5分。。。。っていう簡単な茶碗蒸し。これは、先週泊まった旅館で「朝の卵料理は何にしますか? 厚焼き玉子、目玉焼き、オムレツ、茶碗蒸しの中からお選びください」って言われたことがきっかけで作ってみたものー。そうか、茶碗蒸しって夕ご飯のおかずだと思ってたけどスープで溶いて蒸し器に入れるだけなんだもん。朝の卵料理に出すってのもありなのねー! と。むふふ。これはほんとに、あったかくてやさしくて、おいしいおかずになりました。あとは、好物のさばの水煮を大根おろしで。浅漬けとわさび漬けも添えて、お茶は台湾茶の東方美人茶をたっぷりと。冷たいそうめんをいただくときもこんな風にあったかい台湾茶をいっぱい飲むとからだの代謝がよくなって、消化もいいみたいです!現在のところ、順調に2Kgダウンしました。一応、一日に30分ほどの簡単な運動と、半身浴は一緒に毎日していまーす。いやあ、突然どうしちゃったのかなあ、私のからだ>笑。自然に、急にやる気を出したってのは、それがからだからのSOSだったのかも。。。。そういうときは、ちゃんときちんと結果が出るものなんすねえ。不思議だなあ。ちょっとからだを調整したいなあ、と思ったらきちんと料理をするって、結構効果があるんだなあって思います。多少手のかかることをしてキッチンに立ってる時間を増やす。あと、配膳をちゃんとして、お皿のいいものを使ってきれいに並べるのも。そんなことをしている時間が増えることで私みたいな食いしんぼは食の中枢が刺激されて食材を触る触角とか、視覚とか、嗅覚なんかが満足していくのでドカ食いしなくなっていきます。ダイエットというと、なるべく「食」から離れよう、離れようとしてしまうものだけど、逆にがっつり近づくことで調整が効くってのもありかなあ、と思ったりしてー。ま、いまはそういう調整期なのでそうしてるってことでちょっと調子が戻ったらまたドカ食いしたりするのも楽しいので無理はしないってことでー>笑そうだなあ、あと1Kgほど。腹筋しながら頑張りまーす。
2008年08月24日
お友達がダイエット日記を書くときに(ダ)と書いているのをまねしちゃいました。ごめんねー>Sちゃん!でも、そのままじゃあまりに猿真似なのでダイエット生活改善メニューってことで ダ改 と>笑しばらく飽きるまでちょいちょい続けてみまーす。(すぐ飽きちゃうんだけどね>爆)さて、ダイエット3日目です。昨夜のごはんは、豆腐ハンバーグにしました。前日に出した枝豆豆腐が、息子のおぼえ悪くすっかり余ってしまい仕方ないので、余した分と残った半パックをハンバーグにまわすことに。豆腐ハンバーグって、自然食屋さんなどで出てくるのって、あまり好きじゃないんです。なんだかさびしくって。豆腐の味が勝ちすぎると、さつま揚げみたいになっちゃうし豆腐の水を切りすぎるとつみれみたいになっちゃう。お肉の味はのこして、ふわふわに、でもカロリーは少なく。。。。。ってのがいいなあ。というわけで、こんなハンバーグを作りました。牛肉250gに、お豆腐半パック(大きいパックでしたので、かなり大量)これをこねこねまぜて(水は切りません)干ししいたけの戻したもののみじんぎりと長ネギ1本分刻んだもの卵、酒、塩コショウ、しょうゆ少々でまぜまぜして形を整えて。この量でだいたいハンバーグ4個分です。うちは2個だけでいいので、残りは明日ロールキャベツの具にすることに。パエリア皿で両面軽く焦げ目をつけてから軽くゆでたじゃがいも息子用にソーセージ(肉っぽいもの追加、ってことで>笑)などを並べてオーブンでグリルしました。似たようなレシピで、これをどんぶりに詰めて蒸し器で蒸す、というメニューがあったのですが(最後におしょうゆ系の餡をかけていただくそうです)その手のものって、なんだかほんとにダイエットっぽくなってしまうのでせめてオーブンで焼いてかりっと。パエリア皿はにんにくで香り付けをしておいて最後にハンバーグの上にもにんにくをスライスして乗せてから焼きます。ピンクペッパーを砕いて全体に。このにんにくとピンクペッパーが、とっても大正解!豆腐ハンバーグとは思えないほど、こってり肉の味がしっかり生きたピリッとした一皿になりました。むふふふ。大成功ー!とはいえ、私はこれをオーブンに入れた直後にかかってきた友達からの「飲みに行かない?」の電話1本に誘われてこのあと、でかけてしまいました>だははは。ハンバーグ1個だけ味見して、残りは息子ちゃんの夕ご飯に。自分で言うのもなんですが、かなりおいしいハンバーグになりましたよーん。で、私は居酒屋さんでウーロンハイ2杯と、手ごね寿司、牛筋の煮込みやサラダなんかを食べて、にこにこ帰宅しましたとさ。ダイエット中でもお誘いにはしっかり乗りますです、はい。寝る前に腹筋とステッパーは30分して寝ました!だいじょうぶだいじょうぶ、ちゃんとダイエットは順調です!(現在1,5Kg減量中)
2008年08月23日
狼少年といわないでくだされ。えっとダイエット週間に入ります!>笑夏で食べに食べ、ビールを飲みに飲み、おなかのまわりは、ビア樽状態(いや、おおげさではなくてほんとにそうなの)となりなんだか食べてもおなかがパンパンになる感じで幸せじゃないのです。これはいけまへん。楽しくない食いしんぼは、ただの過食ですものねー。とはいえ、みるからにダイエット食ってのは、やなのです。食べる楽しみがなくなっちゃったら、生きてる喜びは半減じゃないの。さらにはうちには育ち盛りの息子ちゃんがいるわけで彼の食いぶちまでダイエット食にしちゃあかんのです。家族がいーっぱいいて、自分の分だけ減らしたり別のものを作ったりできるわけでもない、2人家族。子どもの栄養も満足させて、いかにもダイエット。。。という風情にしない献立。、、、、って結構難しいよねえ。主婦のダイエットって、ほんま道は険しいですわ。というわけで、昨夜のごはんです。冷やしぶたしゃぶ(きゅうりとだいこんでカサ増ししています)枝豆豆腐の冷奴トマトとモロッコインゲンのバジルマヨネーズたまねぎの卵とじスープきゅうり、大根、みょうがの浅漬けごはんぶたしゃぶには、きゅうりとだいこんをピーラーでリボンのように切って水にさらしたものをお肉と一緒に合えてみました。私はお野菜中心。子どもはお肉をいっぱいお食べ、ってことで、自然ととりわけ。ぶたにくを除けば立派な菜食主義って感じで、熱いメニューがないのでボリュームも出すために、たまねぎの卵とじスープを作りました。ごはんは半分にして、ゆっくり噛みながら。お酒はウーロンハイを飲んじゃったー!でへへ。ダイエットしてもお酒は断ちたくないなあ。カロリーの少ないお酒を楽しみながら飲みたいです。(で、誘われて飲みに行くお酒は断らず、外食はダイエットしないでいっぱい食べるんだー)ちなみに、モロッコいんげんは私の大好物。ただゆでただけ、切っただけ、っていう野菜が大好きなんです。もう、こういうのがあれば一番のごちそうって感じ。先日作ったバジルソースをマヨネーズと合えてみたらおいしかったです。ダイエットだからといって、生野菜にノンオイルドレッシングってのは私は好きじゃありません。ビタミンは油脂と一緒で吸収されやすくなる部分もあるので、こういう場所のマヨネーズやドレッシングはちゃんと使いたいなあ、って思います。写真にあるポップな取り皿は、大好きなおともだちの作品。お皿数を増やして、こんな風にかわいい取り皿なんかでテーブルのスペースを埋めるのが貧相に見えない配膳のコツ>笑 一気に食卓が華やかになりました。彼女は学生時代からの長い長い友人でご夫婦で陶芸家なんです。以前こちらにも書きましたね。http://plaza.rakuten.co.jp/chugakueigo/diary/200706250000/子育てとかでしばらく休んでいたんだけど、久しぶりに作品展をすると聞いてとにかく初日に! と意気込んで、でかけて買い求めてきました。ああ、ほんとに彼女のお皿が私は大好き!ありがとね、また作ってくれて。作品に人柄って表れるのだと思います。で、そんな人柄の表れたお皿でごはんを食べるのはしみじみ、ほんとに幸せだなあと思います。新宿の高島屋10階で、26日(火)まで展示しています。ご主人の作品も同時に展示されていて、こちらも素敵な作品がいっぱいあります。よかったら見に行ってくださいね!新宿高島屋 10F ギャラリー暮らしの工房M’s PLACE 向山文也・真理 作陶展
2008年08月22日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080821-00000909-san-intこんなニュースが流れました。ロスでファストフード店の出店禁止。ひえー。そんなLAで、地元のお友達が「前から気になってたお店があるの。いつもいつも大行列ができるホットドック屋さん。私も行ったことがないんだけど、寄ってみる?」「はいはいはい、寄るーーー!!!!」ハイウエイを抜けて沿道沿いに「ピンクのテントが出てて、人がいっぱい並んでたらそこがそのお店」ってなことで、たどり着いたのがここでした。PINKS。ホットドッグの老舗。多いときには長い長い列が沿道沿いにできるのだそうです。この日はラッキー! ってなことで行列が少ない。さっそく並ぶのだぞ。えっと。何にする? 何にする?メニューは全部英語だしなー。うーん、うーん。結局お友達オススメの名物だというチリビーンズのホットドッグを注文。これだー!!さて。これだけ行列ができるホットドックなのだもの。お味のほうはさぞかし。。。。。。。。!?!?!?地元っ子Pちゃんもはじめてというこのホットドッグ。みんなで口にしてからしばしの沈黙。最初に口を開いたのはPちゃん。「……とりたてて、何も特別な感じじゃないねー」つれてきてもらったのに、普通だねえ、とも言えずもじもじしてた私はこの言葉に ほっ。そうなの。ぜんぜん普通。何の変哲もないチリドッグ。なぜに大行列になるのじゃー????しかも、こんな周囲に何もない沿道で!?!?実はこのホットドッグ屋さん帰国後別の友人からも「あ、聞いたことがある。LAから来た友達が言ってた。 有名なんだけど、別においしいわけじゃないんだよーって>笑」なんてうわさも入りいやあなぜここに? という場所に行列ができるのは日本だけじゃないのだねえ、とにまにましちゃったのでした。とはいえこうしてわざわざ車でうわさの店にやってきてほくほくと並んで、その間にメニューを考えやっと手に入れた獲物を友達や家族とにこにこ食べるってのはある種のイベントとしてとっても楽しいのは確か。というわけで、LAでのPINKS体験はそんな楽しいイベント気分で盛り上がり、幸福な思い出を残しました。実は、私は以前からずっと東京の「クリスピークリームドーナツ」になぜあんなに異様な行列ができるのかずっとずっと不思議で仕方なかったのです。だってさ、あれおいしくないじゃん。なーんていう話は、以前ここにも書きました。http://plaza.rakuten.co.jp/chugakueigo/diary/200802230000/今回、LA在住の友人に「クリスピークリームドーナツが日本で大人気で1時間並びなんだけど?」と伝えたら「!!!!!!!!」心底びっくら顔。「あれよりおいしいドーナツはLAに山ほどあるよ。 クリスピーはどちらかというと、アメリカ人にとっても甘すぎて大きいから 田舎っぽくて洗練されてないっていう立ち居地かな。 スノッブな人たちは、クリスピーは買わないねー」うんうん、よかったー。私の味覚は、狂ってたわけじゃなかったのねー。スイーツはなんといってもヨーロッパがおいしいですけどでも、日本人の私たちが口にするなら、世界一スイーツがおいしい国はきっぱり、日本です。東京のスイーツの質は、どの国よりもすごい。世界を旅して、最近はほんとにしみじみ思います。東京はすごい場所なんです。人生として豊かかどうかは別として、あるものは何でもあって、しかもレベルが高くて高品質。私たちってそういう場所に住んでるんだなあ、ってのが旅をするととおおってもよくわかります。さて、そんな東京にいまだ進出していないアメリカのバーガーチェーン店がこちら。IN-N-OUT。ここのバーガーはとってもおいしいです。しかも安い!メニューを見えばわかります。2ドルあれば、バーガーとコーヒーが手に入ります。4ドルほどで、山盛りポテトとバーガーと巨大コーラが手に入ります。で、冒頭のニュースに戻るわけです。LAがファストフードの出店を禁止する理由は、肥満防止なわけですがこの肥満は低所得層に顕著に見られているわけです。その日の日銭で暮らす層は、1ドル2ドルで食べられるものに偏っていきそれをファストフードが支えている。肥満=飽食 という図式を立てがちな日本とはちょっと違う現実。それでも、こうした安価なファストフードは、日本の100円マックなどの動きですっかり日本にも定着しつつあるわけです。アメリカを旅して感じる食のアンバランスな違和感はヨーロッパを旅して感じる食の立ち居地と大きく違うなあと思います。そんな中で、世界で一番飽食で美食で何でも手に入れている東京って場所がどこに向かおうとしているのかがとっても気になります。ちなみに、LAっ子Pちゃん談では「モスバーガーがLAにきたら絶対に大人気だと思う!!」だそうで。もしかしてハンバーガーも、世界で一番おいしいのは日本かもしれません>笑
2008年08月21日
LAで買ってきたキッチングッズの注射器。取り出してよくよくながめてみると、なんだかとってもあぶなーい感じです。だって、針がびんびんにとんがってるんだもんー。十分人の腕にも刺さるほどの針です。太いからなおさら怖い。犯罪に使えなくもないぞ。。。。。。。。。笑とはいえ、せっかく買ってきたのだからちと試してみましょ。。。。というわけで、安売りのオージービーフを買ってきてあったのでこれにおちゅうしゃしてみました。説明書によると・チキンの丸焼きにマリネード液・ビーフにマリネード液や溶かしバター・ポテトに溶かしバターなんてのが書いてあります。クリスマスによく焼くチキンの丸焼きとか、もも肉は塩水にハーブでも入れて漬け込んでから焼くと、じっくり味がしみた燻製みたいな焼き上がりになってうまい。つまりは、肉の中にうまい液を流し込んで焼けばああなるってことかしらん。今回は、溶かしバターにレモンの絞り汁、ハーブソルトを入れたものを注射器に注入してみました。さて、お注射 お注射。………うぐぐぐ。なんか、とてもいけないことをしているような気分になってきます。ぶち。ぶち。ぷちゅー。ぶち。ぷちゅー。これは「料理」というカテゴリーの中ではまったく新しい体感だなあ。うーむ。で、しみじみ思ったのですが、お肉ってのはそうそう簡単に水分を吸い込むもんではないのですな。注射器でバターを注入しようと思っても、液体は肉にしみこむ前に差した穴からプチュっと飛び出してきてしまいます。看護婦さんの注射のように、じっくり一箇所に1本入れようとつい思ってしまうのですがそんなことはできるわきゃない! という状態になっていくのです。結局は、あちこちにぶちぶち穴を開けながら、少量のバターを穴に流し込んでるという具合。こうなると、もう肉は穴だらけです。ぶちぶちにやみくもに針を突き刺していくことになります。これがなんとも、いやーな後味を残すわけで。あたしゃ、レクター教授か。。。。。。。こう考えると、看護婦さんが注射してるのはほんとにえらい技術なんですなあ。しみじみ。(…って、考えてる時点でなんか不思議な気分に。。。。>だって、私料理中なのに>笑)結局、注射器で穴をあけられてバターをつめられたお肉のできあがり。焼いてみました。安いオージービーフに変わりはなし>笑やっぱり、マリネード液などを注入して一晩置く、といったひと手間が必要かも。次回はポテトや鳥のもも肉で試してみます!(もも肉とか丸焼きって、なんだかうまくいきそう。。。。。。)とはいえ、キッチンにまったく不釣合いな注射器の形状とこのほんとにいやーな感じを残す使ったときの後味。絶対にあれこれ妄想したり、いけないことに使おうとする人がいそうな気がする。。。。なんてことを猟奇的事件が多い最近の日本にいる私は考えるわけでこれは日本では根付かないキッチングッズだよなあ。。。。。。と思って今日の調理は終了です。日本で売ってるのかなあ。見たことある?
2008年08月06日
お昼何がいい? って聞くと、たいてい「そうめん」なんです。うちの息子。なんでそんなにそうめんが好きなんじゃ。さらに、彼のそうめんの食べ方はいたってシンプル。麺とめんつゆさえあれば幸せ、というお方なわけで、さすがにそれでは、私がさびしくってやだよ! となるわけです。真夏のうだるようなお昼。冷たい冷たいそうめんがいい! とのリクエストにお答えしたいのはやまやまだが当の私はあっさりそうめんつるつるでは物足りない。仕方がないので、息子にはそうめんとめんつゆを。私は韓国風の冷麺にしちゃえ、ということで勝手にアレンジしてみました。息子ちゃんのはそうめんに具を載せた状態で、めんつゆを別添えで提供。私のは、その上からめんつゆで簡単に作った即席冷麺つゆをかけて。・薄めに作っためんつゆ・コチュジャン・にんにくチューブちょこっと・ごま油・お酢・台湾の辛い唐辛子ラー油(これはキムチでもいいと思うー>キムチなかったので)上記をごちゃごちゃと混ぜて、そうめんの上にどばっ。あらま。もう立派に冷麺です。冷麺用スープのレシピとかもあるけど、ま、いいや。めんつゆでも十分でした。そうめんは最後に氷水でしゃきしゃきに締めておくとおいしい。冷麺のお米の麺がコシがありすぎてあまり得意ではないほうなので私にはこのそうめんで作る冷麺のほうが向いているかもしれません。ちなみに上に乗せた具は、きゅうりとトマト、昨日の残りの豚の角煮でした。適当に考えて作ったけど、これは今年の夏のちょっとしたヒット作になりそうです!そうめんに飽きたときに試してみてね。
2008年08月05日
こんな暑いってのに、生協から肉の塊が届きやした。豚もも肉。最近冷たい麺ばかりでスタミナ切れ。そろそろがツンとお肉が食べたいころあいです。暑いけど、がんばって煮込み料理を作りました。豚の角煮といえばバラ肉や三枚肉ですが私はバラ肉の塊って結構苦手なのです。齢40を過ぎたからだには脂の塊がこたえる。。。。。。。ってのもあるんですが>笑息子ちゃんもあまり好きじゃないのよね>脂の部分。ってなことで、うちの豚肉はたいていがもも肉。以前にご紹介した塩豚ちゃんも角煮も、ぜんぶもも肉で作っちゃいます。あっさり、おいしい。もも肉なら、バラ肉みたいに湯でこぼして下ごしらえする必要もありません。夏はこっちのほうが楽。今回は中華風に八角を入れて、味付けはごくごく控えめであっさりと。白っぽくきれいに仕上がる予定が!!ちょっと目を離した隙に少し焦がしてしまったので、色はカラメル色になってしもうたです>涙。ま、これはこれでそれっぽくていいか。豚のもも肉は適当な大きさに切ってにんにく3かけぐらいとじっくり焼き色をつけて脂を出します。ここに、・しょうゆ大2・はちみつ大1・酢 小1~2なんてのをまわしいれて味をからめます。なべ(土鍋がベスト! うちはル・クルーゼを使いました)のそこに長ネギを切ったものをしきつめ、ゆでたまご、ありあわせの野菜なんかも並べて肉を投入。ここに・水カップ半分・酒カップ半分(紹興酒にしちゃったほうがおいしい)・八角1個を入れてことこと弱火で1時間弱。味はあっさりと控えめでお肉の味が生きていますが八角と紹興酒のおかげで肉の臭みは一切ありません。居酒屋で出てくる、こってり甘辛いバラ肉の角煮もいいですが私はこちらのほうが好み。少し残ったので、これは翌日の昼ごはんのラーメンの具にしようっと!暑くてもしっかり料理ができるとなんだかうれしい。この日はこの角煮と、シンプルなガーリックチャーハン、トマトときゅうりのサラダにビールで大満足な夜でした。さてさて、今日も暑いなあ。何を作るかなあ。
2008年08月04日
暑いですねー。毎晩、夕食の献立を考えるのがなんとも。ついつい冷たい麺類ばかりになってしまうのですががっつりお肉を焼いたり、煮物をする元気もなく。。。(てか、暑いのでそういうものをそもそも食べたくない。。。)今日は、あっさり塩鮭とかぶと厚揚げの味噌汁という日本食にしました。で、1品ほしくて作ったのがこれ。私が学生時代から大好きで通った青山ふーみんの名物納豆とひき肉の炒め物です。あの味を再現したくって、どれだけの試行錯誤をしたことか。実際にはどうやって作っているのかわからないのですがあれこれ試した結果、一番近いなあと思ったのがこの方法。・納豆を湯通しする。 -そのままいためるとねばねばになります。 中華の湯通しみたいに、お湯を沸騰させたおなべに放り込んでほぐし すぐざるにあげて。 様子を見て、ねばつきが多かったら一度流水でさっと流します。・ねぎ、にんにく、しょうがをみじん切りにしてごま油でいためる・ひき肉を入れて、火が通ったら納豆を加える・紹興酒、しょうゆ、オイスターソースで味付けをする以上が武蔵野式の納豆炒めレシピっす。これをレタスに包んで食べます。ああ、ほっとする。一番おいしいのは、やっぱりふーみんのお店でふーみんさんが作ってくれた納豆いため。でも、自分でなんとかふーみんさんに近づきたくって何度も何度も失敗した思い出をかみ締めながら、わが家でいただく納豆いためもまたオツなものです。肉味噌よりあっさり、納豆のスタミナプラスで夏にはうれしいメニューです。LAから持ち帰ったバナナ柄の大皿がぴったり!夏といえば、もうひとつ大好きなのが水なす。武蔵野式はすぐ食べられるように、薄くスライサーでスライスしちゃいます。塩とみょうばんをあわせた水に放り込んで半日おくだけ。デパートで買うととっても高い水なす。おうちで作ればほんと簡単でうまいなあ。ビールと一緒にほうばれば、一日の疲れも吹っ飛ぶというもんじゃ。まだまだ暑い日が続きます。スタミナつけてがんばろう!!!!!納豆いため用の納豆の下ごしらえは、納豆チャーハンを作るときにも使えます。夏は納豆がうまい!ぜひ試してみてねー!
2008年08月02日
夏休み早々、子供をつれてお友達を訪ねてLAに行ってきました。ヨーロッパやアジアは結構旅している私なのですがアメリカ本土ってのはこりゃまた、生まれてはじめての体験なのです。縁がなかったのねえええええ。なので、LAでアメリカ本土初体験! という旅。映画大好きな私にはハリウッドが。ロック大好きな息子にも、ギターセンターなどのお楽しみが。日本人にとって、アメリカってやっぱり特別な場所なんだね。いろいろしみじみ思うことが多い旅でした。しゃて。そんなアメリカ、LAであれこれ買ってきたキッチングッズのおみやげ特集っす。むふふ。たとえばね。イタリアやスペインで素朴で鮮やかな絵付けのされた陶器を買う楽しみとか。南仏でリネンやコットンのかわいいプリント地やハーブやスパイスのお土産を買う楽しみとか。そうそう、パリでなんでもない真っ白な磁気のココット皿や銀器を捜し歩く楽しみとか。その一方でバリやベトナムのアジアのキッチングッズのいいようのない風情と、その安さに驚きながら街を徘徊する悦楽とか。そんなもの探しの一方でやっぱりどうしようもなくアメリカのスーパーにあるチープでサイケなキッチングッズというのはいつもながら私の心をひきつけます。本土上陸は初めてだけどハワイやグアムなんて場所で繰り返し遭遇してきたスーパーの風景や日本にやってきているアメリカンなキッチングッズの洗礼を受けてる私はこんなものをあれこれ買い集めて、すっかりご満悦なのです。サンタモニカのかわいらしいショップ ANTHROPOLIGIEでみつけた、日本のお茶碗みたいなカフェオレボウル。模様は日本なのに、色はポップ。かわいいなあ。まとめて3つお買いあげ。同じお店で、こんなものも、あまりのかわいらしさにゲット。とにかくこのお店のリネン類は秀逸!もちろんお洋服もとってもとってもかわいいです!!! うっとり。ドライブの途中に「ターゲット」という大型スーパーにも寄ってもらいました。こちらでは日常品をあれこれゲット。ほかにもいろいろ買ったけど、とりあえずは小さいコランダー、お土産用のシリコン製のへら(色がとってもきれい)右が、鳥の丸焼きや豚肉の塊などに塩水や調味液をしみこませるための注射器>笑 あこれ使えそうでわくわく>なんだけど、ほんとに使うかなあ>笑左は、ボトル用の注ぎ口キャップ。こういう何気ないものが案外便利でよく使うのです。もう一軒。ロデオドライブにウィリアム・ソノマがあったので、そこに寄ってもらいました。日本にも一時期あった、このキッチングッズのお店。だーいすきだったのに、撤退しちゃったんですよね。買い物帰りにちょこっと寄って、小さいものをひとつ買い求めて帰るのが何よりの楽しみだったのに、残念。せめても、。。。。ってことでいかにもウィリアム・ソノマっぽいリネン類やスパイス類をゲット。中上にあるのが、シリコン製のカップ。こういうちょっとした製菓用のグッズのかわいいものは、なかなか日本でふんだんには手に入りません。大きなバナナの葉のお皿はプラスチック製。軽くて割れないからお土産にはぴったり>笑。ちなみに、このランチョンマットやお皿を載せている青いテーブルクロスは、今年グアムのKマートで購入してきたもの。マーサ・スチュワートブランドです。あつらえたようにぴったりです。ということで、現在わが家のダイニングはすっかりアメリカンなテーブルセット。アメリカンなキッチングッズの最大の特徴はこれらすべて、ほんとに「安い」ことです。テーブルクロスなんてビニール製で、1000円もしなかったと思います。安っぽーいビニールのにおいがしますけどね>笑。逆にかえせば「いいものを長く使う」なんていう発想のないグッズたち。仕事柄、ま、たまにはこういうもので息抜きしたいってのも本音ですね>笑こういういかにものグッズが、日本では逆になりを潜めてきていますから。おまけで、かわいいノート類もゲット。左はLA在住の大切なおともだちがお土産に、とくれたノート。さきほどのANTHROPLOGIEで買いもとめたものだとか。次の願いごと手帖はこれに決まり! かも>笑さて、こうした「いいものを長く使おう」なんて発想があまりないチープでサイケで、安くって気軽なアメリカンなキッチングッズたち。なんつか構えがなくておおらかで私は好きでんねん。で、そんなちっともエコじゃないアメリカで最近すっかり大人気のエコバッグ。東京に持ち込まれたらかなりの高額に跳ね上がり、おしゃれさんたちの間で奪い合いになっているそうです。上は Trader Joe's のエコバッグ。テキサスに住むお友達がお土産に持ってきてくれたもの。下は、今回LAのお友達が進めてくれた Whole Foods のエコバック。アメリカ版紀伊国屋って感じのスーパーで、このバッグを持ち歩くのは一種のステイタス。どれも1枚1ドル以下ですがエコだよって言ってるのに、この派手なプラスチックバッグってあたりがいかにもアメリカって感じで、私はいやじゃありません>笑かわいいよねえ、これ。エコなんて書いてある生成りのシーチングの袋持つより、ずっと買い物が楽くなりそう。とはいえ、まあ素材的にはまったく納得できない「エコバック」なんですけどね。結局、買ってきたお土産ってこんなものばかりで>笑私って、ほんとに服やジュエリーよりキッチングッズや生活用品に萌えちゃうタイプなのねえ、と改めて実感。安上がりでいいけどね。さて、次はどこに行ってみつけてこようかなー。
2008年08月01日
私の住む武蔵野地区は、まだまだ畑が残っていて地元の野菜が結構簡単に手に入ります。平日の農協に行ける時間さえあれば、結構めずらしい野菜もあれこれあって食べ方も教えてくれるので楽しいんです。先日はやまももを見つけて狂喜乱舞!やまももってなんでこんなにかわいいんでしょう。バジルと一緒に買ってきました。近くでこういうものを作ってくれるのはうれしい。流行の言葉で言えば「フードマイレージ」が少なくてすむわけで。笑この日はこんなめずらしい野菜もみつけてきました。なんだろなあ、これ。係りの人もわかりませんでした>笑油いためがいいよ、といわれたのでそのとおりに。おいしかった。何より色がとってもきれい。バジルはお約束でジェノベーゼ用のバジルペーストに。にんにく、オリーブオイル、松の実(問屋さんですごく安く大量に買いおいてありました)をミルサーでがーっと。やまももはそのままデザートでいくつか楽しんだあと砂糖煮にしようか、お酒にしようか迷ったのですが、結局のんべ武蔵野は焼酎のびんを手にしていましたことよ。甘いお酒が苦手なので、そのまま焼酎へ入れただけ。10日ほどでこうなりました。炭酸で割ってやまもも酒に。さわやかでおいしいです。果実酒ってお砂糖入れちゃうとどれも苦手なんですがこの手のただつけるだけのものなら何でも好き!甘いと悪酔いしちゃうので、このほうがのんべにはありがたい。ピンクの色がとってもかわいいお酒になりましたー。さて、武蔵野婦人は明日から西海岸に出かけてきます!アメリカの場合、ごちそう報告ってのができるのかどうかわからないのですがまた帰ってきたらうまかったものをあれこれアップしたいと思っています!ではしばしのお別れです。いってきまーす!
2008年07月23日
更新していないのに、突然21日に大量のアクセスがありました。あれ、なんでー?こうちゃんの夏カレーとか、ケンタロウさんの冷やし坦々麺とか続けて書いたからどこかの人気サイトにつながっちゃったのかな?不思議だなあと思えど、楽天は検索ワードやリンク先が追いかけられないのでナゾのまま、とりあえず今日のごはんです>笑もし知ってらっしゃる方がいらしたら教えてね!さて。ママともからの情報で吉祥寺にも佐世保バーガーができたんですって!! と。いいなあ。行きたいなあ。でも混んでるだろうな。なにより高いだろうなー。親子二人でハンバーガーの食事にに3000円近く払うのもなんだかなー。なんでも1万円以上するハンバーガーも最近はあるとかでそこまでいくともう、意味不明です。ハンバーガーは安い庶民の、適当に食べるものゆえのうまさがあるわけで。なーんてことを考えてた昨日。やはり、どうしても、どうやってもハンバーガーが食べたい!!それもお安く、うまいのを。やっぱ、作りますかね。ということで、なーんの変哲もなくなんの工夫もなくて申し訳ないぐらいなのですがオーソドックスにハンバーガーの夕食にしました。暑いし。とはいえ、近所のスーパーにはバーガーバンズを売っておらずじゃあ、パンは家で焼きますか。。。。ってことでこれまたなんの変哲もないですが普通の食パンの記事で丸いハンバーガーバンズを小ぶりにして8個焼きました。とはいえ生地をこねるのはパン焼き機。私がしたのは生地を8つに割って丸めただけであとはレンジが発酵してやいてくれまする。パン焼き機は、なれるとほんとに頼もしい助っ人です。おっきいハンバーガーはたぶん、今週からLAにわたるのでそこで飽きるほど食べられるはず。。。。。。。ということで、日本人親子は両手で持って食べられる小さなかわいいハンバーガーを。そもそも、でっかいハンバーガーをナイフとフォークで切って食べるってのが私はやっぱり邪道だと思うのさっ。これはぱくり、と簡単に食べられないとねっ。お肉もあれこれ手を入れすぎず、ごくごくシンプルにお肉の味が引き立つバーガー用のハンバーグを作成。味付けも下手な手は入れません。ケチャップとマスタード、マヨネーズ。つけあわせも、ここはフライドポテトでしょう。笑カップスープとビールがあれば、こんなハンバーガーでも楽しい夕食でした。やっぱりさ。日本人の私としては、夕食にパンというのはどうしても気持ちの治まりどころが悪い。特に、サンドイッチやハンバーガーで済ませるというはなんだかとてもいけないことをしたようなわびしい気分が残るわけで。ワインにフランスパンというパターンはありかなあと思うけどそれはそれで、なんとなく「こじゃれたことを、してしもて。。。。」という浮ついた気持ちが残り、親子二人の夕食では面映い、と。ハンバーガーでもパンは焼いたもんね、というなんだか妙な意地みたいなものがあればかあちゃんはビール片手にほくほくとしあわせなのでありました。それにしても、家で作るとこんなにうまいハンバーガー。佐世保バーガーに高いお金を払わずとも当面はこれでわびしい財布を乗り切ろうと思う武蔵野バーガーの日。ちなみに、前にもこんな夕食があったなあ、とさかのぼったら前にやっていたブログにこんな記事も残ってました。http://chikuwachubo.blog71.fc2.com/blog-entry-26.htmlハンバーガーのお肉は、余計な手をかけずにシンプルにハンバーガースパイスのみで。今回もこれ。意外と侮れないハンバーガースパイスなのです。
2008年07月22日
以前、ザマミロチャーハンというのを書いたことがあります。ここね。http://plaza.rakuten.co.jp/chugakueigo/diary/200705120000/このザマミロ系ではあるのですがこの日はザマミロよりも アゲゾコ ということでチャーハンです。アゲゾコチャーハン。昼間中途半端にごはんを炊いてしもて、保温してあった残りごはん。炊飯器を開けたら、ごはん茶碗1,5杯分ぐらいしか残っていません。そのままでは足りない。でも新しく炊いても微妙に多すぎる。(し、どう考えても新しく炊いたほうがおいしいからそっちを食べたい>笑)ということで、アゲゾコしますの。白い部分がごはん。下にあるのは粉砕された具。ごはんの3倍ぐらいお野菜があります。この日はアゲゾコが目的なので、じゃがいも一個入ってます。その他、ねぎの青いとこ、1本残ったフランクフルトソーセージ、人参とたまねぎなど。じゃがいもを入れると、ちょっとびちゃっとします。小さなさいころにして、レンジで加熱してから混ぜるほうがぱらっと仕上がります。ま、でも面倒なので今日は全部フープロでがーっ。ごはん1,5杯分で、親子二人の夕食+翌日の私の昼ごはんのオムライスまでできちゃいました。むふふ。何より、チャーハンだけ。。。。。ってメニューだとしても知らないうちに大量の野菜を摂取してくれているわけでその意味でもザマミロ+アゲゾコはえらい!しかし。こう毎日毎日暑いとほんとに炒め物をするのはつらいですねええええ。翌日の夕食は、なので冷やし坦々麺でした。ちょうどこの日にTVでケンタロウさんが冷やし坦々麺を作っていたのです。それを見たら、もういてもたってもいられず。。。。。。ケンタロウさんの坦々麺はスープから自分で作るものだったけどこれは生協の冷やし坦々麺>笑便利だのう。おいしいし。とはいえ、冷蔵庫の中にあったのはきゅうりが1本とたまねぎのみ!決定的に野菜が足りないのです。でも買いに出る元気はないので、そのまんま。ま、なんとかなるわね。でも、ケンタロウさん一押しだった「温かい肉味噌」というのを乗せてみたのでなんだかとってもおいしくなりました。肉味噌は、冷凍室にあった生協の冷凍ひき肉をしょうがとにんにくのきざんだものと炒めてオイスターソース、しょうゆ、コチュジャンを同量まぜて完成です。坦々麺は冷え冷えに冷やして。肉味噌は熱々を。ボリュームが足りないのでレンジ温泉卵をちょこんと載せて。見栄えはいまいちなのですが、とってもおいしかったよー。つまみは台北で買ったピータン(長ネギがないので、たまねぎみじん切り。それでも十分うまかった)、そしてあったかい中華スープ。ピータンはケンタロウさんレシピで、オイスターソースとしょうゆ、ごま油を和えて。そしてもちろん、ビール!!!!暑い日が続くけど、夏のごはんをあれこれ楽しんで乗り切りたいです!
2008年07月17日
こうちゃんって人の料理が結構好きです。http://kouchan-official.net/前に、おさしみをさくっとフライにして食べるレシピを真似してここでも紹介しました。簡単だけどおいしくて、男の子の料理なんだけどちゃんと家庭的でいつもえらいなあ、と思います。ツボにはまる料理が多いんです。そのこうちゃんが、先日TVでさくっとこんなメニューを作っていたんです。夏カレー。なんと、ごはんに生野菜をまぜてサラダのようにしてそこに、ただカレールーを溶かしただけっていうルーを流す。えー!?カレールーをお湯で溶かすだけなんて、まずいじゃん。こんなカレーありえない。…なんて思ってみていたのですが、司会の子が食べていたく感動している。ううむうう、気になるよおお。ということで作ってみました。一人きりの昼。ごはんに、冷蔵庫にあまっていた・きゅうり・バジル・赤ピーマンのオイルマリネ・えびのマリネを小さくさいころに切ったものをまぜあわせて、軽くレモンと塩コショウで味を調えます。こうちゃんは、きゅうりのほかに・トマト・アボガド・セロリなんかを入れていました。ま、このあたりの夏野菜のサラダ状態のものを、細かく切ってまぜてごはんにさっくり混ぜておきます。ここに、うちにあったS&Bの地中海カレーのルー2かけをゆるめに湯で溶いてなべでちょい煮てほんとに、しゃぶしゃぶの具なしのカレー液みたいのを作って写真のようにお皿に盛って出来上がり。サラダごはんにカレーソースをからませながらいただきます。バジルをちょこっと飾りにしてみました。これがさあ。あなどるなかれで、結構おいしいのです。カレールーって、溶かしただけでかなりいい線行ってるんだなあ。おみそれしました。ぺこり。(ちょっとだけおしょうゆなどで隠し味は、入れました)なによりうれしいのはこれ、超簡単で、すごく短い時間でほとんど火を使わずできるんです。野菜さえきざめば、あとは調理という調理はほとんどなし。ほんと、夏にぴったり。子供が気に入るかどうかは、ちょい??だけど女の子なら喜びそうです。ルーを溶かしただけでもおいしいのだなあ、ということを知っただけでも結構収穫でした。えらいなあ、日本のカレールー。
2008年07月10日
初夏の昼下がり。女4人、集まろうということになりました。予定いた場所がだめになったので、急遽うちへ。決まったのは前日夕方。冷蔵庫の中はからっぽで、これから買い物に出る予定もありません。買い物に出てメニューを考えるという手もありますが仕事があって、それはちょっと時間的に無理。そうだ。手巻き寿司しましょ。すしめし炊いて、海苔といっしょに待ってるわん。ビールだけはたんとあります。なので中身は持ち寄りでお願いー!というわがままなお願いを。すしめし炊いて海苔並べているだけで待っていたらこんなごちそうにありつくことができました!持つべきものは、くいしんぼの女友達!Iちゃんが下高井戸の有名な魚屋さんから、すしネタをどかんと調達。甘エビ、サーモン、いくら、中落ち。帰りにKALDIに寄ったの! ってことでカマンベールチーズの味噌漬けに、チーズクラッカーなどのおつまみも持ってきてくれました。続いて登場したKちゃん、ぴったりと申し合わせたように、しそ、芽ねぎなどの薬味を並べてかにかまやさつまあげにフルーツトマトやピータンという生ものとはちょっと違ったつまみをささっと並べる。最後にSちゃんがおいしい焼酎を抱えて登場!アボガドやえびなどのおつまみも並べて食卓をしっかり運営している主婦の感性って、ほんとすごいなあと思います。示し合わせたような、このバランスのいい中身はいったい。。。。。さあ宴会の始まりです!>笑やまもりのいくらにくらくらして思わずこんな巨大軍艦も作ってしまいました。ああ、いくらと中落ちがこぼれ落ちそう。とおってもおいしい午後でした。これがカマンベールの味噌漬け。うまかった!となりにあるのは、台湾のぴーたん。これもうまい!焼酎にぴったりです。一応私が用意した小皿もあって、昨夜作っておいた・赤ピーマンのグリル、アンチョビオリーブオイル漬け・おくらのおかかダシしょうゆ浸し・夏ごぼうとみょうが、きゅうりとしょうがの酢漬け・ごま油と塩で合えた納豆、ブロッコリースプラウト、みょうがなど。テーブルの隙間を埋める、こういう小物を作っておくのって好き。気合がなくても作れるしね>笑持ち寄りパーティ。よくあるのは ポットラックパーティーといって料理を1品づつ持ち寄り。。。。というパターンなんですよね。私が子供のころから、毎年開催されていた親戚の新年会もこういう形でした。でもね。持ち寄りって意外と変な後味を残すことがありませんか。うちの母などは、終わるたびに毎年何か言ってました。「あのうちの味付けは私の舌にはあわない」とか「うちがさしみの盛り合わせまで用意したのに、あそこはサラダだけだった」とかなんつか、料理の一皿で相手を値踏みしたり自分の手間と出費と天秤にかけるといった作業をしてしまう。今回のように息のあった、気心の知れた相手となら、そんなこともなくて楽しいんだけどでもみんな忙しかったりするから、気安く「一皿お願い」とは言いたくないし。だから場合によっては「持ち寄りにしましょ」っていうよりも「ピザのデリバリー取っちゃおうね」と提案するほうがずっといいこともある気がします。ってなことで、私は実は料理持ち寄りってのは意外とやらなくってこの手の「素材持込」ってのが好きです。なべするから材料もってきて、とか。すきやきするから、一番好きなすきやきの具もってきて、とか。あとはカレーだけ作っておくから、カレーに合うものなんか持ってきて、とか新米が来たので、おいしいごはん炊くから合うものもってきて、とか。ま、そんな「買ってくればよろしい」というぐらいの持ち寄りがらくちんでいいなあと思います。ってなことで、この日はほんとすしめし炊いただけなのに、逆にごちそうになってしもたー!みんな、ありがとう!ちょっとだけあまってしまったサーモンとえび。Sちゃんが「マリネにしておくといいよ。あ、このピーマンのオリーブオイル漬けの漬け汁のあまりがあるね。これも入れちゃって。明日のお昼に食べるといいから」はい!残った材料の始末までちゃんとみんなで考えてくれる。いつも思うのですが、こういうごはん仲間はほんとに貴重です。ということでマリネしておいたもの、さらにちょっとだけ余ったおくらとか、かにかまとか。すしめしの残りに乗っけて、私の昼ごはんになりました。うまいなああ。こんな集まりができる友だちがいるってほんとにしあわせだ。また遊びに着てね!
2008年07月08日
私の「料理を作る」って行為の根幹にあるお手本。「向田邦子の手料理」買ったのはいったい何年前でしょうか。ずっとずっと、一番開いた料理の本はこれかもしれないです。さりげなくて簡単な、でもうまいものが大好き! という向田さんのおめがねにかなった一皿がいっぱいで彼女の長いようで短かった人生をいとおしみながら、よく頁を開きます。そのなかでもお気に入りの「海苔ごはん」。ただ、海苔にごはんを巻いておしょうゆつけて食べる、という一皿です。さらした白髪ネギを一緒にはさむのがミソ。たったこれだけなんですけど、お酒の席などでは妙にうまい存在感を放ちます。前夜にトマトシチューを作って、そのときのごはんをピラフにしたのでそのあまりを使って海苔ご飯にしてみました。ピラフといっても、ごくごくシンプルな、おかずと一緒に出すバターライスみたいなもんです。勝手に「コンピラ」と命名。====================武蔵野コンピラ (コンソメピラフ)・いつもどおりにごはんをセットする・お気に入りのコンソメキューブを軽く砕いて投げ入れる・バターを一切れ乗っける・炊き上がったらよく混ぜて、黒こしょうをたくさん入れて混ぜる。===================シチューとかステーキとか、1品しかおかずがない日のごはんにたまに作ります。黒こしょうが決めてですな。シンプルでうまいです。↑これの残りを海苔ごはんに。しらがネギはさらして、白ごまと合えておきます。あとは海苔を切るだけ。茶碗1杯程度残ったごはんも、こうすれば立派な朝ごはんになります。向田さんはおしょうゆつけて食べちゃうそうでこれもうまい! (わさびなんか入れてもさらにうまい)私は白ごはんのときは、練り梅とかすじことか、なんかその辺にあるものをはさんだりもします。でも、こういう洋風のシンプルなピラフも海苔ごはんにはとってもよく合います。ねぎも合う!コンピラ海苔ご飯。うまかったぞーーーーー!!!(炊き込みごはんの残りなんかも、うまいのです!)向田さん、まだ生きておられたら、すっごく素敵な人生の先達になっていらしただろうなあと思います。かっこいい女性だったなあ。私は家庭料理のレシピ本っていうものをあまり読まないのですが向田さんの本、そして平松洋子さんや高橋みどりさんの本にあるごはんの話が大好きです。ごはんって、仕事や暮らしや生き様の中に、ごく普通に存在するでも本人にとってはとても大切な場所にあるもの。決して家族のためとか健康を考えてとか、社会の定めた枠の中の役割をまっとうするための技術じゃないんですよね。向田さんの本には、~べき みたいなきれいごとは何もありません。でも、友人が風邪を引いて寝込んだと聞けば、スープを煮てごはんをラップでたくさん包んで、玄関の扉にかけて帰ってきたりします。すっごく忙しい合間を縫ってでも「食べる」という本能が正しいことをする。そして、これらの人たちに共通しているのはごはんを食べる、つくる ということは食器と出会う、選ぶ、いとおしむ ということにも深くつながっており(つまり、きちんとした文化とちゃんと関わっている)しっかりと自分の仕事や暮らしに軸足を置きながら調味料や素材との出会いを求めて、広い場所を見渡せる目があること。彼女たちのごはんには家族幻想や、正しい暮らしの幻想みたいな正論がない分その人の生き様そのものが現れてくる。そんな風にごはんとかかわりあいたいと思います。正論なんかじゃない場所で勝負できる人間に、私もなりたいなあ、と思います。海苔ごはんで、そんなことを考えた一日でした。
2008年06月26日
ごはんぢからが落ちています。もう、めっきり、です。ここ数週間、ほとんどめぼしいものを作っていないように思います。ぐるぐると同じものの繰り返し。カレーチャーハン手巻き寿司焼き魚しょうが焼きま、正しい庶民の食卓ってことで、これはこれでおいしいんですけどね。たぶんちょっとエネルギー低下中なんだと思います。こういうときは、新しいもの、ものめずらしいもの、いつもと違う工程や手間がかかるものは作りたくなくなります。そんなときに、かろうじて食卓を意地してくれるのが、箸休め。うちは家族が2人という最小単位なのでとにかく何か作っておけば誰か食べる、という環境ではありません。確実に、誰かが責任もって最後まで面倒みきれるものしか作らない。で、その面倒見るってのはほとんどが私なのでほんのちょっとの箸休めをほとんど自分のために作るのです。子どもは食べないけれどでもそれでも食卓に並び続ける何か。そんなものをひそかに作る楽しみとそんなものを毎日並べ続ける意地。箸休めは、私のささやかな暮らしのつっかえ棒みたいな存在なのかもしれませんです。最近は、そんな箸休めのお皿だけで、ごはんを食べることも増えました。朝ごはんとか、昼ごはんとか。簡単でええもんねえ。今朝のあさごはん。おかずは冷蔵庫に入ってたまんまで並べただけ。左上から時計回りで、・焼き鮭のほぐしたの(大好物!)・大根の豆瓣朝天辣椒醤入り甘酢漬け・夏ごぼうとみょうが、きゅうりの漬物・すじこ(大好物!)===============大根の豆瓣朝天辣椒醤入り漬け~好物の台湾の唐辛子とお豆の調味料を入れてピリリとさせた武蔵野風簡単漬け。大好物。・大根をイチョウ型にスライサーでがしがし切る・軽く塩をしてしんなりさせて水気を出す・みりん1 酢1 しょうゆ2 豆瓣朝天辣椒醤少々を混ぜたものをつくり・3時間ほど漬け込んでから食べられる豆瓣朝天辣椒醤ってのはこんなもの。===============夏ごぼうとみょうが、きゅうりの漬物・夏ごぼうは拍子切りにして酢水にさらす・みょうがは4つに割り、きゅうりはざく切り、しょうがは千切りに・軽く塩をして、ごぼうを耐熱容器にいれてレンジで1分・さらにみょうがとほかの材料を加えて30秒・「きゃべつのうまだれ」、もしくは二杯酢を加えて一晩===============先週の朝ごはん。突然、どうしても揚げ出し豆腐が食べたくなって、朝から揚げ物をしたアホ。大根おろし、納豆(ごま油と塩で)、生卵の定番おかずに加えて箸休めのお皿にあるのは左から、ほうれんそうのお浸し、上記と同じ大根漬け。そして、たたききゅうりの香りあえ。これと以下のきゅうりの翡翠あえは、いずれも ウー・ウェンさんレシピです。================たたききゅうりの香りあえ・きゅうりをたたいて適当な大きさに割る・フライパンにサラダ油を熱して、にんにくと赤唐辛子を入れて炒めて香りを出す・しょうゆ1 酢1できゅうりを合えた上に、サラダ油を熱いうちに入れて しばらく漬け込む================きゅうりの翡翠あえ・きゅうりはピーラーで皮をむき、せんぎりにして塩を振る・しんなりしたら水気を絞って、ごま油1、酢1 砂糖0,5 で合える武蔵野風ってことで、勝手に四川の山椒も入れています。ぴりぴりうまいです。================ちょっとだけあいた時間や夕食の準備の前なんかに、ちゃかちゃかと作っておきます。一人の昼ごはんの、ひそやかでうれしい時間を想像しながら作るちっちゃなちっちゃな箸休め。(夜にはビールのアテとなる)>むふふごはんぢからが出ないときでも、小さなエネルギーを使って、こんなものをちょこっと作ってそれでなんだか幸せになれるってキッチン仕事の醍醐味だなあと思います。おいしい箸休めがあったら教えてくださいねー!
2008年06月24日
台湾茶にはまってはや1ヶ月。定番のお茶セットがテーブルの上に常に出ているようになりました。コーヒー一辺倒だった日々に「お茶を入れる」という儀式が入り込んでこれはこれで、なかなかいい時間の流れ方なのだなあ、と思うわけです。だんだん仕事の集中力がなくなってきて原稿を書き続けられる時間がどんどん短くなっているように思うここ数年。気持ちの切り替えをするために、これまではコーヒーを飲んでいたのですが入れるのに少々時間がかかるお茶のほうが気分転換にはいいものなのだねえ。って、今頃気づいたというのも何ですがまそうやって暮らしの習慣というのは齢を重ねて変わっていくのであります。さて、こうしてお茶を延々と飲むようになってみたらひとつ困ったことが起こりました。お湯をどこで沸かすか、です。あこがれは、南部鉄の鉄瓶でしゅんしゅん、、、とまろやかなお湯をわかしてみたいものだ、などと思っています。ただ、鉄瓶の維持の手間を考えるとこれはまだまだ10年ぐらい先にとっておいてもいいのかな、と思うのです。では。やかんで沸かすのかい? というとこれがまたステンレスのやかんというのはどう上手に使っても茶色く色焼けして汚くなっていきませんかの。キッチンにおいてあると油汚れもつくし茶色く色焼けもするしどんなに手入れをしても風合いよくきれいに年を取らないやかんってものにここ数年、ほとほと嫌気が差していたわけです。知人宅では完全にリストラしてお鍋でお湯をわかしているわよ、という合理派もいらっしゃるのですがでも鍋で沸かしたお湯でお茶を入れるってのほど風情のないもんはございません。ちなみに、この方にお湯専用のお鍋を買ったの? と聞いたらいやいや、料理と兼用の小なべ。お鍋ならいっぱいあるもの。新しいのなんて買ったらエコじゃないわよ。。。。と。そうか。場合によって、ウーロン茶に即席ラーメンの油が浮いたりしないのだろうか。なんてことを思い出しながら台北の茶芸館でしゅんしゅんとお湯を沸かしていた電気ポットの姿が頭から離れなかったのでした。こういうやつね。探したら、日本でもネットで買えるみたいです。うむ。でも、これは延々とお湯を定温で沸かし続けてくれちゃうポットです。茶芸館にはいいけど、家には追い炊き機能はいらないんだよな。またお茶がほしくなったら、沸騰しなおせばいいわけだし。というわけで、電気ポットを調達するか。。。。。と今日渋谷であれこれ探してきました。南部鉄の鉄瓶までの間は、一人分をちゃかちゃかと沸かす電気ポットで10年しのいでみようかなあ、と。有名どころはティファール。こちらは、海外旅行用にヨーロッパの電圧のものを持っています。軽くてとても優秀。でも、わが家の食卓に置くには、あまりにプラスチック然としすぎてる。お茶の道具にも合いません。もっとデザインも質感もいいもの。大きすぎず、扱いも楽なもの。こんなのも(これはデロンギの電気ポット)それからこんなのも(Morphy richards(モーフィーリチャーズ) ね)うーん。いまいち。デザインがよけりゃいいってもんでもない。大げさで主張すぎるのはNGです。だって、結局はお湯を沸かすもの。あくまで脇役なんですから。そんな中ふむ。これなら許せるかも? と思ったのがこれでした。ラッセルホブス。イギリスの老舗です。トースターなんかも結構出してるところ。こぶりでシンプル。ふむ。定価で10,500円でした。とりあえず携帯にメモして帰宅。家で検索したら。あらまあ。何がどうしたわけか、5900円で売っている場所を発見。http://item.rakuten.co.jp/nadeshico/3112-1-003/思わずポチッと。ということで、めでたく電気ケトル生活に突入の予定です。しばらく楽しく使ってみよう。(それにしても、こんな方法で買い物をする人も増えたんでしょうねええ。 ネットは何でも安く手に入っちゃうもんですなあ。うれしいような、 なんだかこれでいいのか? ってな気分です)。
2008年06月17日
今日は台湾のお茶のお話。中国のお茶も有名ですが、使う茶器は微妙に違います。お茶の文化も微妙に違います。で、私はやっぱり台湾のお茶が大好きです。どしゃぶりの中行った九扮の茶芸館に流れていた、時が止まったようなあの独特な空気が忘れられません。再びの平松洋子さんなのですが、彼女の本の中にもこんな一節があります。===============-お茶は酔っぱらいます。お酒で酔うと頭がふわふわするけれど、お茶で酔うと両足が床から10センチほど浮く。頭は冴え冴えとして正気なのに、からだがふわふわ浮遊している。そのうえ、お茶で酔っ払うと時間泥棒にあいます。知らぬ間に。お酒ならば時間のなかにずぶずぶ重ったるく沈殿してゆくのに、お茶は時間がぴゅーんと疾走していく。たった小一時間だけ茶飲み話にうつつを抜かしていたと思ったのに、はっと時計を見ると二時間も三時間もたっていて腰を抜かすはめになる。それも、いいお茶ほど。さらにいうならば、なぜか中国茶ほど。 (平松洋子の台所 新潮文庫より)================こうして、彼女は台湾の茶芸館で「気がついたら深夜3時だった」という体験をしたのだそうです。その昔、日本に千利休という人がいました。彼の広めた茶道は、当初は礼儀作法や侘びさびなどでは毛頭なく密室の中の儀式を経て強烈なカフェインを摂取することでもたらされるある種のトリップ体験だったのではないか、と解釈している人もいます。それだけ、お茶は奥深い。儀式があればあるほど、特別な時間軸の中にはまりこみます。さて、そんな台湾の茶芸。体験なさった方ならわかると思いますが、これだけの道具を必要とします。小さな小さな急須にお茶葉をたくさん入れてしゅんしゅん沸いたお湯を入れたら、急須の上からどばどばとお湯をかけてしまいます。こうして蒸らすのです。最初に茶葉を通したお湯は捨て、二番目に入れた第一煎目のお茶は茶海といわれるミルクピッチャーのような容器に、最後の1滴まで入れてしまいます。そしてこれを、「聞香杯」という小さな杯を二個組み合わせたものに入れてまず香りを楽しむ。その上で、延々と、延々と。この小さな急須にお湯を注ぎいれながら、小さな盃のような茶器でお茶を飲む。今回は出発前から、かならずいい茶器をみつけて買ってくる!と決意して出かけただけあって台湾の茶芸はすっかりこのところ、わが家に定着しています。全部買ってくるという選択肢はやめました。荷物になるし、大げさすぎる。気に入ったものだけをぱらぱらと買ってきたので、家にあるものを何とか組み合わせてオリジナルに茶器セットを作りました。正式のセットでは、おいておく場所もないからね。こちらは以前から持っていた茶壷(きゅうすのことです)。自分でろくろをひいて絵付けをした絵皿があったので、それを茶船(茶壷を置いて、上からお湯をかけて温めておく鉢)にしてみました。なかなかいいでしょ。これに茶海があればきちんとお茶は入れられます。茶葉の開いていく姿が絶妙に美しく見えるガラスの茶壷に魅了されて、手作りのものを買ってきました。こちらは、先日ご紹介した街のスーパーで買ったステンレスのなべやら茶筒やらとセットにして、日常使いのお茶セットに。これが、今毎日うちのダイニングテーブルで活躍しています。こんなのでも十分。大げさな正式の道具一式なくても、気軽に日本の居間にも溶け込んでいます。中学生の息子が、これでお茶を入れるとうれしそうにテーブルに寄ってきます。ちょっとだけ手間のかかるお茶の時間。なるほど、これはこういう時間の流れ方を家に持ち込むのか。九扮のあの風景にはかなわないけれど、でもこの時間の流れの中で誰かとかかわりあうというのは、なるほど、とってもいいものなのですな。ジャスミンの花の入ったお茶の花が咲きました。ここから先は、台北で一生懸命みつけた茶器自慢です。ガラスの茶器セット。茶壷(きゅうす)、茶海(ピッチャー)、お茶のキャニスター。これにステンレス製の茶漉しも買いました。これは普段使いで、ステンレスの小なべを茶杯にして使っていますが、ホーローなんかも合いそう。野田ほうろうなどで、茶杯の変わりになるものがないか、探し中。ガラス製のキャニスターは、ふたが陶器です。桃とこうもりの絵が手書きで絵付けされているもの。この桃とこうもりのコンビは、台湾での定番柄です。すっごく気に入って買いました!ホテルの裏にあった小さな茶芸館でみつけた、陶器の茶漉し。美しい磁器製の女性の手が茶漉し受けになっています。いいでしょ。こちらは赤絵付けの蓋碗。手書きで繊細な赤の発色がなんともいえません。ああ、うっとりだなあ。いいものがみつかったなあ。とってもうれしい。この蓋碗は、直接茶葉を入れてお湯を注ぎ、蓋をずらしながら飲むという使い方をします。そのほかにも、蓋をずらしてきゅうす代わりに使うこともできるのだとか。こちらはいつもの日本茶をサーブするときにも使えそうで、お客様が来るのが楽しみです。行く前から目をつけていた、ガラス製の作家もの。もち手のところに瑠璃の蝶がついています。台湾では有名な作家さんのようで、台北の桃園空港にも彼の作品はたくさんうられていました。このガラス磁器の真っ白な色がなんともいえぬ美しさです。これは、こんな袋に入れて渡してくれました。肝心のお茶杯ですが、茶芸館で「日本のお酒用のお猪口を代用される方も多いですよ」と聞きそれならうちにいっぱいあるもの! とかわずに帰ってきました。学生時代から旅先で、骨董屋で探し続けて集めたお猪口。これがこんな風に使えるなら、活用しなくっちゃ。青磁のおちょこでいただく中国茶も、またオツなものです。こうなると、本当に「お茶に酔っ払う」風情のできあがりです。さて。実は私は、タンニンが苦手で、紅茶文化は一切受け付けないからだなのです。いい紅茶であればあるほど、気持ち悪くなってしまいます。濃い日本茶もだめ。悪阻になったように具合悪くなります。でも、この台湾式の中国茶なら、以外にも結構いけます。量が少ないというのも、いいのかもしれません。小さなおちょこで、ちょこっとづつ香りを楽しみながら。今日も、わが家のダイニングには、ゆったりと不思議な、それなのになんだか酔っ払ってふわふわしてしまうような、甘美な時間が流れています。今日は東頂烏龍茶を、息子とお三時にいただこう。むふふ。
2008年06月11日
ごはんの話ばかりなので、ここいらでキッチングッズのお話を。台北の旅に出るとき、心に決めていたことがありました。それはセイロを買うぞ! ということ。スチームフードについては、これまでとっても興味があってあれこれ試してみてはいたのです。でも木のセイロは、扱いが難しそうなのと、何より収納場所がないということで敬遠していました。なので、蒸し鍋を使用。あれこれ併用できるし、こっちのほうが合理的、とね。ところが、出発前に偶然手にしたこの本。平松洋子の台所。ここに、木のセイロがとってもいいという平松さんのエッセイが。平松さんの背筋がしゃきっと伸びた暮らし方は、本当に素敵だなあと思います。しっかり芯が通ってる。でも、清貧だとかエコだとか、おばあちゃんの知恵なんていう大義名分の方向性じゃぜんぜんなくって、重厚に豊穣で真の知性や感性や文化が根底に流れている感じ。もう引用したくなる文章がいっぱい!そんな平松さんが「セイロがいいよ」と言っている。一度挫折して、その後にまた開眼したという経験談も説得力があります。蒸し鍋でたらたらと垂れてしまう水滴が、木のセイロは一滴も垂れない。置き場所がないと思っていたけど、冷蔵庫の上にでもポンとおいときゃいいのよ、とあります。おう!買うよ、台北で。ということで、到着2日目。さっそくディープな問屋街、迪化街へタクシーをびゅん!迪化街ってのはこんなところ。いいでしょいいでしょ、血が騒ぐでしょ???http://www.tabitabi-taipei.com/youyou/200401/guide/1pon/index.html漢方や乾物の問屋街のずんどまりのあたりに、手作りのざるや竹製品を売ってるお店が数軒あります。狭い間口に山積みのセイロ、桶、ザル。もちろん店員さんは英語も日本語も理解不能。身振り手振り、値段は紙に書いて教えてもらい、夢中でとにかくこれだけ買いました。25cmセイロとふた。写真にはありませんが、セイロ専用にこの大きさに円形にカットしてステッチしてある蒸し布。(これがほんとに便利!)2本あるのは、餃子用の竹のへら。もっといろんなサイズが欲しかったし、できればこれが2段欲しかったのですが、どう考えても持って帰るのが大変です。理性をキュルーっと働かせてこれだけ。このセイロ、蓋とセットで150元。なんと500円足らずです。へらは20元。70円ぐらいだよ。街中で買えばもっと高いのです。でもここは問屋街。とってもお安く、でもきっちりと質のいいセイロが手に入りました。とってもきれい。もっといっぱい買ってくればよかったなあ>笑ま、旅のお土産はこの程度がいい思い出になっていいんですけどね。で、肝心のセイロ。これが平松さんの言うとおり、ほんとのほんとによかったです!!水滴が1滴もたれずに食材がふんわりと蒸しあがります。これはため息ものだなあ。いい買い物をしました!さて。ほかにも日本のドンキホーテのようなスーパー勝立百貨店を回って、こんなものをみつけてきましたです。これは台北の街中にある、普通の普通のホームセンターみたいな場所。私、ほんとにこういう場所が好きなのです。ステンレスの小なべ。おわん、茶筒、茶漉し。このおわんは二重構造になっていて、熱いものを入れても手で持てる仕組みです。200円ぐらいです。かわいくて安い! いろいろ使い道を考えてわくわく。台北で茶芸館に入ると、お茶請けがかわいい豆皿に載って出てきます。ここにいつも添えてあった楊枝。よく見ると、両側がとんがっていて日本のものより細め。これは要チェック! ということでみつけて買ってきました。繊細な感じで大変よろし。日本でもたまに見る太い綿棒だけど、商品名が気に入りました。大頭環保竹綿棒大頭 ですよ、大頭。こちらは50円ほど。犬の耳掃除に使おうと思い購入。これはかなりヤバイでしょう。日本では到底売れません。どこのドラッグストアに行っても入り口付近に「黒人」の山積みでした。いいのか。そして、今回の台北の買い物での一番の掘り出し物がこれでした。「離婚協議書」。スーパーの文具売り場で、領収書やメモ帳に混じって普通に並んで売られていました。120円程度というお安さも魅力。財産分与などの明記をして、保証人がサインする欄つきです。日本もこういうの習慣にすればいいのにねえ>笑そして最後の極めつけ、「科学麺」。食べたいような食べたくないような。でも絶妙にパッケージがかわいいです。さてさて、きりがないので全部はやめとこう。もっとおしゃれなものも買ってきたので、そちらはまた今度(まだあるのか。。。。。)>笑
2008年06月09日
台北しょの2.まだまだ続きます、すみません>笑今回、台北に行った目的は、とにかく食べること。そして、ブランド品だのではなく、とにかく台北ならではのええもんをみつけて買ってくること。あとは女の楽しみ、占い、エステ、お茶!台北というのは、ほんまにどうしてこんなに楽しいもんがいっぱいあるのでしょうかー。ええところやなあ。ってなことで、観光地一切行かず。5日間市内をたらーっと。予定は当日の朝立てる。こういう旅ができるともだちはほんまに貴重です!さて、そんな私たちが唯一、最初の夜、到着した日に決めていたこと。それは「胃が元気なうちしか食べられないものは、今日食べる!」でした>笑旅はだんだん胃が疲れてきます。どんなに楽しみにしていたものでも、3日目、4日目になると見るのもイヤという事態に陥ることもしばしば。ヨーロッパ、アメリカ方面なら、このあたりで間違いなくラーメン屋、中華料理屋、カレー屋を探すことになります。台北食い倒れの旅。はずしたくないものは到着日の夜、まだ元気で興奮状態のときに!!!!ってなことでわしらが行ったのが、フカヒレ専門店~!!!当初、初日に夜市に行ってしまおう! という案もあったのですが長旅の疲労感もあり、ちょっと夜市のエネルギーには勝てないかも。。。。ということで、市内のフカヒレ料理屋さんへ!頼んだのは二人でとりわけるタイプのフカヒレ豪華セットコース!まずはぎゃー!フカヒレの姿煮ーー!!(真ん中には土鍋ででかいのが出ているのです。これは取り分けたフカヒレ。 とりわけながらこのお椀で5杯ぐらいは食べた。。。。。)続きましてー。ロブスターでっせー。これ、50センチぐらいあります。でかー!このあたりで実はもうおなかがパンパンです。そりゃそうです。うちら、成田で飛行機に乗るまえにそば食ってます。お昼です。飛行機に乗ったら機内食が出ました。完食してます。3時です。そして夕食を食べているのが7時です。胃は元気だが、どう考えても隙間がなかったよー!浅はか。。。。。。。。。ううう、、、、と必死で食べていたら「サービス!」とお店の人がフカヒレの炒めもんみたいなものを持ってきました。あ、ありがとう。でもいらないから。。。。。。うぐぐぐぐ。そして最後に出て着たのがあ、あ、あ、あ、あ・わ・び。。。。。。です。悶絶。ビールを紹興酒に変え、なんとか完食。こんなに豪華なフカヒレの姿煮を食べたのもはじめてですがこんなに豪華な食材を悶絶しながら紹興酒で流し込んだのもはじめてです。なんともはや贅沢な初夜。お代が占めて、二人で4400元。日本円で1万6千円ちょっと?フカヒレとロブスターとあわびを食べたとしたら、お安いお値段。でも。台北の旅、3日目になったころ、私たち、しみじみ語り合ったのでした。「あのフカヒレ 初日に食べてなかったら、私たちもう二度と食べにいかなかったね」「うん、無理して食べておいてよかったね。 じゃないと、人生のフカヒレ経験がフイになったね」そうなんです。ここ台北で、一人1万円近いお金を払うごはんなんて、あーた!現地の人にとったって、もう悶絶の高額ディナーなわけで夕食が200円もありゃ食べれてしまうのだ、タクシーなんて初乗り200円じゃよ、なんてのがわかった時点で4400元なんつーバカげたお金をきっと私たちは使わなかったであろう、と思うわけなのです。なにはともあれ結果的にはよかった、よかった、ってことで。ちなみに、初夜に行くはずであった夜市ですがこちらは3日目ともなったら、街のあちこちで遭遇して歩く屋台の臭豆腐のにおいが鼻についてついて最後のほうには「もう行かなくていいや。。。」となってしまい市林の巨大夜市はパスして帰ってきました>笑。ま、こちらは以前着たときにさんざん堪能したのでよしとします。ということで台北の初夜。次回は夜市からはじめてみよう、と思った武蔵野婦人なのでした。ちなみに、ちょい風邪気味だったので元気補充のために台北のコンビにやドラッグストアで調達したのはこんなものたち。これは効いた!台湾版ユンケル。400円ぐらいで売ってます。すごく元気になったぞ。(中身はなんだかよわからんがにんじんみたいです)こちらが、台北のドラッグストアにずらりと並んでいる漢方ドリンク。いろんな種類があります。甘くてジュースみたい。で、値段も200円ちょっとでとても安い。うーん。これも楽しいです。セブンイレブンに売っていた、梅子緑。うちらの間で「ウメコ」と呼ばれ続けた伝説のドリンク。梅とレモンと砂糖と緑茶。一口飲んで挫折。”ねえねえ、ウメコどう?””ウメコまだいる?””ウメコのボトル使ってもいい?”一歩間違えると困った響きなのである。真ん中が、いかにも効きそうなシップ薬。シップ薬は安くていろんなものがそろっていて楽しい!これもとってもよく効きました。左が、蜆の錠剤。肝臓にいいらしい。蜆ちゃんのお薬は街中で売っています。今度行ったときはこのあたりも仕入れてきたいもんだ。え? 怪しい?いいんです、怪しくて。だって台北なんだもの。
2008年06月04日
ご無沙汰しました!台北行ってましたー。てへへ。えっと。私はどちらかというとアジア方面は結構苦手なほうで、これまで香港も上海もソウルもインドネシアにも行ったけど、あまりいい思い出がありません。とっても興味があるし、ほかにも行ってみたい場所はあれこれあるのですが、空気感がなんだかしっくりこなくて楽しめない。食事も、実は韓国料理や本格的な中華料理は結構ダメなんです。アジアのスパイスも辛いものも性に合わないので、たぶんタイやベトナムも辛い気がしてまだ踏み込んでいません。(でも、いつかは行ってみたいー)。これはもう相性なので仕方ないですなあ。でも、そんな私がこれまでで唯一、はまってしまったアジアの都市。それが台北~!!!成田に戻ったその日の夕食に、それまで毎日いやというほど食べていた現地の食事をまだまだ食べたい! と思ったのはきっぱり!イタリアと台北だけ!!台湾料理はほんまえらい!台湾ばんざーい!というわけで、ふたたびの台北へ。女二人の食い倒れ旅、遊び三昧の旅をしてまいりました。しばらく台北のごはん話が延々と続くと思いますのでま、覚悟しておくんなまし>笑。さて、そんな台北のごはん。月並みかもしれませんが、なぜ台北に行くのか? と問われればやはりこれでしょう。ショウロンポウ!!!!もう、漢字を出すのが面倒なのでカタカナでいきますが新宿の高島屋にも支店が出ているティエタイファンのショウロンポウ。永康街にある本店は、いつ行っても行列覚悟といわれていた店でもうあまりにも有名な場所ですが、最近忠烈などに支店を出したことで観光客がどかんとこちらに流れ、混雑はずいぶん緩和されたのだとか。ショウロンポウのうまいお店はあれこれあれどやはりここは着たからには抑えておかないといけない場所です。2人で3段!30個、延々とショウロンポウを食べ続けました。むふぁふぁふぁふぁふぁー!ってか、しかしね。普通に飲茶のお店に行って、ショウロンポウだけ3回おかわりしてビールと紹興酒を飲み続けるなんてことはありえないのですよ。飽きちゃうから。でも、ここのは「やめてー! まだおなかいっぱいにならないで!この舌の上の悦楽、こののど越し。まだまだ食べ続けたいのよおおお」と心底思ってしまうわけで。私が台湾が好きだなあ、と思うのはねこういう風に、シンプルなものを少量づつシンプルに食べ続けられるってことなんです。中華料理みたいにドカンとこってり系のものが出てこない。コース料理なんてとんでもない。ショウロンポウばっかり、延々とおかわりしたけりゃ延々と食べたいだけ食べればよろし。そういうシンプルで素直な食欲が、この街にはあります。ついでに頼んだもち米のシュウマイ。これもんまい。箸休めには、キャベツの漬物。これはどうやって作っているんだろう。ほんのりすっぱくて舌触りは柔らか。絶対に作り方を調べて、家でも作るぞー!ってなことで、これもおかわり!台湾ビールを2本飲んで、これじゃあショウロンポウの分の胃袋がビールでいっぱいになっちゃうよー、ということで紹興酒に切り替え。それでも、ショウロンポウ18個、シュウマイ3個食べたところでもう胃袋がパツンパツンに張り詰めてしまい、おかわり断念。こういうときは、胃袋がもっともっと大きければいいのに、と思います。ぐわっし。ちなみに、ティエタイファンは前に着たときと同じ場所にあったけどすっかりきれいに改装されていました。支店もできたので、3時に時間をずらして行ったら空席が目立ちゆっくり食べることができて大正解。何よりいいなあと思ったのは、働いている子たちです!若い若い素朴な台北の子たちが、一生懸命働いています。台北の子はね、みんな笑顔なんです。これは大陸や韓国との一番の違い。生き馬の目を抜くような中国本土の地で店に入り、にこやかに微笑まれた記憶なんてあたしにはありませんです。大陸よりずっと親切でフレンドリー。にこやかに笑う台北の子は、韓国美女のように整形をしていないし、お化粧もあまりしていないのにお肌がつるつるで、みんなかわいい!おやじのように顔がほころんできます。むふふ。でね。いろいろ支店ができたとしても、やはり味は本店が一番! という意見が多いのだそうです。私は以前に台北に着たときは、この店がそんなに有名な場所とは知らず現地の友人に「ここは行っておいたほうがいいよ」とつれてこられてふーんと食べたという、贅沢な体験をしたのでした。その後、帰国後に高島屋に日本の支店ができて休日に1時間以上待つという狂乱状態となり台北であんなに安く食べられるショウロンポウに大枚はたいて1時間並ぶ?アホじゃあるめーか、と行ったこともなかったのですがこれはやっぱりうめーもんだなああ。今回はほんとに味がどのくらい違うのか、高島屋の支店に行ってみたいもんじゃと思い帰国。ショウロンポウああ ショウロンポウショウロンポウティエタイファンのショウロンポウの魔法は、さらにさらに日を重ねても続きついに台北を発つ日。台北の桃園空港に屋台村を発見した私たちは最後の最後にまたこんなもんを注文してしまいました。ショウロンポウじゃーん!!!ちなみに、空港の屋台村はこんな感じ。すっかり近代的に広く、美しくなった桃園空港。立ち並ぶ免税店の美しいアーケードの中二階に、突然出没する屋台村。上手です。これぞ台北のいちばんの名物ですものね。で、空港に出てるこんな屋台は、やっぱり値段も高いのです。味もいまいちだろうなあ、と思ったら。あーた。これがおいしいのよ。やはり、台湾はショウロンポウがうまい。ショウロンポウ食べるためだけに、また来てもいいわ。そう胸に頂つつ、留守番が待つ日本へ。お土産を渡した翌日。私が用意した夕食、なんだったと思います?これ。あははは、台北でゲットしたセイロで蒸した肉まん、フカヒレまんとショウロンポウでした!食材は、ちょうどこの日に仕事で横浜に出かけたので帰りに駅のデパ地下で調達。いやいや、おいしかったです。ね?さんざん食べて食べて、食べつくして帰ってきても日本でまだまだその国のごはんが食べたいと思える国はイタリアと台湾だけ!これ、今回もホントでした。もう、毎日でもいいわ。うっとり。ということで、すっかり頭も舌も台湾一色となっている私ですのでまだまだしばらく台北のごはんシリーズが続きます。よろしくお願いいたします。
2008年06月03日
先日、すっかり大失敗してしまった 巨大ベロンパン>笑http://plaza.rakuten.co.jp/chugakueigo/diary/200805050000/でも、このはみ出た部分のパンがすっごくおいしかったのです。ロールパンの生地ですね。そうか、ロールパンの生地をまとめて焼けば簡単だしすっごくおいしいんだー!ということで、こんな風にシフォン型に丸めた生地を並べて入れて焼いてみましたー。別に食パン型に入れて焼いてもいいんですけど。それだとパンナイフで切らなくちゃいけないでしょ。これなら、手でちぎるだけで、ロールパンの大きさに簡単に分けられます。わーい、これは簡単でいいなあ。私、ロールパンって大好きなんだけど、成型が面倒であと、表面に卵液塗るのも面倒で普段はぜんぜん作らなかったのです。でも、この方法なら簡単にロールパン(みたいなもの)が食べられるなあ。また作ろう!!!ところで、このパン生地。食パン1,5斤分の量をパン焼き機で生地を作ったのですがこんな風にリング型にしてみたら、2つ分取れました。ひとつはシフォン型。ひとつは先日使ったクグロフ型。こちらも手でちぎるだけで、きれいに取れてとってもラクチン。卵液塗らなくてもすっかりおいしそうだしこれはまた癖になりそうです。なんでも大きくまとめて焼けば簡単。上にアイシングでもすれば、立派なおやつパンにも変身できそうです。これはもう、息子が大喜び。焼き立てを、熱い熱いと、はふはふほくほく。あっという間に二人でリング一つ分は食べてしまいました。あ、おやつでね>笑もう、とびっきりおいしい!こんな風に、おやつの時間に合わせて焼きたてのロールパンが食べられるってなんて贅沢なことだろう!!! と親子で確認しあった午後でした。神戸屋やサンマルクに行かなければ絶対に体験できなかったこと=焼いたばかりのパンをその場でコーヒー飲みながら食べる。。。。。ってことが、家でできちゃうって。もう、ほんとしあわせだなああ。もいっこの、うちのおやつ名物でもある「なべプリン」とあわせて、うちの定番にします!(これは昨日のおやつ。写真撮り忘れたので、昔の写真で。 こちらも、これを食べちゃうと もうお店のプリンは高くてばからしくて買えないねえええ、っていう 簡単だけど幸せ度いっぱいのでっかいおやつです)。なべプリンのつくりかたはこちらをご参照くださいねー!http://plaza.rakuten.co.jp/chugakueigo/diary/200611020000/
2008年05月22日
生協の冷凍肉、あれこれ重宝なので冷凍室に入っていることが多いです。そろそろ、からあげ用の冷凍もも肉、食べちゃわないといかん!ってことで、今日は冷凍もも肉でなにか1品。急速冷凍の生協のお肉は、おいしいんです。でもやっぱり、冷凍を解凍したお肉は、地鶏なんかをそのまま買ってくるより明らかに味は落ちます。煮込み料理なんかにはいいんだけど、そのままふっくら焼いて。。。。なんていうのにはむかないなあ、と思います。煮込み料理にちょっと飽きちゃった昨夜。から揚げの油っぽさもちょいパス、ってことでタンドリーチキンにしてみることにしました。ヨーグルトで肉をやわらかくしてさらにスパイス系で味を補って、おいしく食べちゃおうってことですね。まず解凍した鶏もも肉に・塩コショウ・玉ねぎ半分のすりおろし・カレー粉をよく揉みこみます。ここに無糖のヨーグルト(100gにつき大1ぐらい)を入れてもみもみして冷蔵庫にぶっこんでおく。こんな感じ。私はここでオーブンを余熱にしてお風呂に入っちゃいましたー>笑出てきたらビールを飲みながらスープやサラダを作りながら、お肉をオーブンで焼けばできあがりです。190度で20分焼きました。オーブン料理はほんとにラクチンなんだなあ。つけあわせの野菜をついでに放り込んでおくと、手間がなくて楽ですね。今回は新たまねぎの輪切りと、新じゃが。新たまねぎのオーブン焼きの、甘くておいしいこと!!!!もう、うっとり。タンドリーチキンも大好評でした。インド料理屋さんで食べると高いからねー>タンドリーチキン。おうちで適当に作っても、ちゃんとおいしくできるお料理だと思います。たぶん、インド料理屋さんで食べるよりずっとあっさりしてて食べやすいです。ま、かなり適当なんですけど、いいんです。おうちのごはんはこんなもんで>笑キャベツがいっぱいあったのですが、千切りも面倒なので今日は「食べる温野菜スープ」にしました。新たまねぎと大量をキャベツを、ただただ、コンソメでよく煮ただけ。チューブのトマトペースト少々と、バルサミコ酢で味付けをしています。スープよりキャベツの量のほうが多いので、これは食べるサラダスープです。生より、このほうがいっぱい食べてもらえるし、スープとサラダが1皿で済むからラクなんだー。ちなみにコクを出すために入れているのは、油揚げの細切れです>笑いや、意外とうまいのよ、これ>笑うちでは油揚げはあちこちでよく使われる必需品なのでありました(チャーハンに入ったり、かりっと焼いてサラダのトッピングになることも多い)。あと、アスパラガスをいただいたので、アスパラ&マヨネーズで今日のごはんはおしまい。オーブンを使ったお料理って、簡単なのに満足度がなんだか高くなるから不思議です。アスパラは、去年ドイツに行ったときにヘンケルスでみつけて買った「アスパラガスピーラー」で根元をむいてから茹でます。普通のピーラーでも十分って気がするけどこりゃ、意外と便利なもんで根っこの硬いところが片手で適量の厚さにしゃかしゃか削れてゆでたらトング代わりに使うこともできるんだなー。日本と違って、ヨーロッパの市場なんかではアスパラガスが丸太ほどの太さの束で売られているので、こういう便利グッズも重宝なのかも。キッチングッズマニアの私ですが、このピーラーだけは日本で売られているのにまだ遭遇したことがありません。あまり出番のないキッチングッズだけどたまに使えるとなんだかとっても楽しい気分になる、ピーラーさんです。
2008年05月19日
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