紺洲堂の文化的生活
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東京駅の近くにありますoazoの丸善丸の内本店に行ってきました。ま、久しぶりのブログのネタが「幸村誠先生のサイン会」というのは微妙ですが、行ってきたものは仕方がないですね。幸村誠先生といえば、不朽のSF漫画、宇宙の掃除屋を描いたプラネテスプラネテス(1)が有名ですが、その後に連載されているのが、このヴィンランド・サガです。宇宙から、打って変わって、ヴァイキングの世界を描いた漫画で、今回はそのヴィンランド・サガ(5)5巻の発売記念イベントでした。100名限定だったのでしばらく2階の特設会場の外で待っていると、係りのひとから「幸村誠先生の入場です!」の声が。後ろを振り返ると、鎖帷子にかぶとを被り、斧をもったヴァイキングのコスプレをした幸村先生が!え~~。(しかも鎖帷子の重さが20キロぐらいあるらしいですが・・・)で、「幸村でございます。本日はありがとうございます」と挨拶しながら歩いています!腰が低い!その後、約30分ほど並ぶと私の番になりました。待っている間は、小説版のプラネテスを読んで。さて、席に着くと、「あれ~~~、どこかで会いましたよね」と先生。「え?そうでしたっけ・・・・」と戸惑う私。「なーんてね」オイ、小学生か!とは言うものの、笑いながらスタンプを押す先生。「このスタンプ、今日のために作ったんですか?」「そうそう。僕ってほら、意外と知られていないけど描くの遅いから・・・(笑)」「いや、けっこう有名な話だと思いますよ」「そうかなあ」あまりにも遅筆で、プラネテスも出すのが遅く、ヴィンランド・サガも最初は週刊として始まって、結局週に一回ができなくなった、というのは有名な話なんですが・・・。それでも、漫画家なのにキャラを描くのをスタンプにするとは、どれだけ遅いんだ!と思いながら、いただいちゃいました。「いや、質より量、じゃなかった、量より質ですから」と、フォローになっていないようなフォローをしておきましたが、「質は落とさず、これからもがんばりますので・・・」と幸村先生。次も楽しみにしていますから、質は落とさず、頑張ってください!家なき鳥、星をこえるちなみに当日、プラネテスの小説版を書いた常盤陽先生もいらっしゃって、購入者にはサインをしてくれる、ということだったので、さっそく買って、待ち時間に読んでいたわけです。常盤先生も、腰が低い!「長い間、外でお待たせしてしまってスミマセンね。寒く無かったですか?」「いえ、むしろ小説版を読ませていただいていたんですが、舞台が砂漠なので、まるでハキムと暑い中にいるようで、むしろ暑く感じるぐらいでしたよ」と私。常盤先生の控えめなサインをいただいて、jaxaのブースで「かぐや」が撮影した月面の映像を見てから帰りました。小説版は、まるでプラネテスの漫画の絵が思い浮かぶようで、あまり期待していなかった分(失礼)、とても良かった作品です。原作では脇役の、宇宙防衛戦線のリーダー、ハキムの生い立ちを描いております。これが、かなり面白い。ああ「こうやってプラネテスの世界に接続していくのか」という感じです。原作のハキムには、ここまで深いストーリー性は無かったわけで、どちらかというと人類が宇宙に出て行くことに反対する人、という感じだったと思うのですが、もっと暗い、ハキムの内面が、どのようにして作られていったのか、というところまで切り込んでいます。幾度も、後のテロリストのハキムには成らないですむ道があったのに、結局、その道を選ばざるを得なかった。このあたりの描きこみは、原作を読んでから見れば、非常に面白いと思いました。最後まで読んだら、またブログにも書き込みます。ちなみに、幸村先生は、こんな感じの人です。
2007.11.17
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