鈴木 セイヤ 0
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耳目社の山中です。皆さん、大型連休はいかがでしたか?競馬にドップリ浸かりましたか?僕は船橋→金沢と、地方競馬三昧のゴールデンウィークでした。船橋競馬場では1日にかしわ記念。雨の中、シャマルの逃げ切り。表彰式での川須騎手の晴れやかな顔も印象的でした。(結果は→こちら)おなじみの船橋ジョッキーズフェスティバルが今年も始まりましたよ。こちらのシリーズの行方にもご注目ください!金沢競馬の大型連休シリーズの後半戦も実況を担当しました。4日のメインは重賞・利家盃。圧倒的人気のハクサンアマゾネスがここも逃げ切って優勝。後続に8馬身差をつけました。利家盃は4連覇、22個目の重賞タイトル獲得!2着エイシンアンヴァル、3着ベニスビーチとハクサンアマゾネスの相手は比較的人気のなかった馬が健闘を見せました。(結果は→こちら)金沢競馬場のウィナーズサークルにてファンに向かって記念撮影タイムこの日は金沢競馬としては珍しい土曜日開催でしたが、吉原寛人騎手の地方競馬通算3000勝&全場重賞制覇達成記念表彰式も行われ、たくさんのファンの方々で盛り上がりました。金沢競馬、次回の「土曜本場開催日」は6月15日です。土曜日なら行ける!というファンの皆様、ぜひご来場下さい。次回の更新からは、楽天競馬 Uma+(ウマプラ)内「競馬マスターズ」で、装い新たに現場からの情報をお届けします。関わる人が一体となって、楽しく暖かい気持ちで競馬を見られるように。そんな環境をこれからはみんなで作っていきましょう。このコラムなどでも頑張っていきたいと思っています。引き続き、よろしくお願いいたします。
2024年05月13日
耳目社の山中です。今日は船橋競馬場に来ています。毎年おなじみのGW開催は、金曜日5月3日まで。5月1日には大一番・第36回かしわ記念、翌日2日には、3歳馬の重賞第38回東京湾カップが行われます。かしわ記念の枠順は→こちら東京湾カップの枠順は→こちら好メンバーが揃ったかしわ記念、楽しみですね!!そして今日から、船橋競馬場の新スタンドB棟がオープンしました!お客様の入れるエリアも制限がなくなり、広々とした景色の中でレースが行われています。令和2年(2020年)から始まった船橋競馬場の大規模改修工事。スタンド部分の再整備が完了となりました。4年、あっという間だった気がしますね。先日、報道機関に向けた内覧会に参加して内部の様子を見学させていただきました。B棟4Fボックスシートの案内図。おなじみの枠の色で色分けされています。ボックスルームこちらも枠番と同じ色のフラットルーム特別観覧席も広めのゆったりした作りになっています屋内一般席にはドリンクホルダー付きそして、飲食店が新スタンドの中にオープン!これまでのキッチンカーと合わせて多彩なグルメが楽しめますよ!(あと、トイレも広いです)まだまだ船橋競馬場の発展は続いていくそうです。その様子を見に、船橋競馬場に足を運んでみませんか?ファンの皆さまのご来場、お待ちしています!
2024年04月29日
今日は耳目社山中が担当します。金沢競馬出張が続いていまして、年度初め、令和6年度第1回の開催は2週・4日間全日担当しました。北陸新幹線も敦賀まで延伸!この開催ではメモリアル∨や、この先注目の馬たちの出走がありました。まずは4月2日の1R(=新年度のオープニングレース)能登半島地震復興支援杯7(C1六・1400m)で、マーブルミミが1着となり、この馬を管理する藤田弘治調教師はこの勝利が厩舎開業初勝利となりました!(結果は→こちら)みんなと一緒に記念撮影ウィナーズサークルに集まったファンの皆様からも拍手が送られていました。藤田弘治調教師、初勝利おめでとうございます!これからどんどん活躍馬を送り出して下さいね。4月2日の10Rは泊まって応援 加賀温泉郷特別(3歳A1・1700m)。勝ったのはハリウッドスマイルでした。(結果は→こちら)これで金沢では3勝目。明日16日には、金沢競馬今年最初の重賞となる第5回ノトキリシマ賞が行われます!(3歳牝馬・1500m。発走18:10)枠順は→こちらハリウッドスマイルは2枠2番からのレース。藤田弘治厩舎からも5番スターマンモス・6番レーヴァローゼと2頭が出走。スターマンモスは吉原騎手、レーヴァローゼは栗原騎手です。4月9日の11Rに行われたスマホからポイントで投票!楽天競馬特別(A1二・1700m)。今年初戦となるハクサンアマゾネスが登場。少頭数の一戦でしたが、2着に7馬身差をつける圧勝で、今年初戦を勝利で飾りました。(結果は→こちら)全国で新人騎手が続々デビューし、初勝利の知らせも続々と。船橋競馬場では、工事が進んでいよいよ新スタンドがオープン!今年も楽しみの多い春になりそうですね!
2024年04月15日
今日は耳目社山中が担当します。金沢競馬場に出張にやってまいりました。新年度最初の開催が明日から始まります。明日・明後日と第1回の開催は前半戦です。吉原騎手、中島騎手が期間限定騎乗から帰ってきて金沢競馬場でその姿が見られますよ。3月に2回(=5日間)出張しているのですが、年度始めということで、新年度の金沢競馬について今回はご紹介させていただきます。令和6年度の金沢競馬は、開催回数 22回開催日数 91日間となっています。4/2から、年内は12/28まで。1月2月の冬休みを挟んで、3月に2開催7日間という日程です。重賞は、4/16のノトキリシマ賞が今年最初になります。石川優駿(旧ダービー)は6/9日曜、白山大賞典は9/23月祝に行われ、今年は金沢で行われる西日本3歳優駿(旧ダービー)は9/1日曜、百万石賞は6/2日曜です。ゴールデンウィークは4/28日曜・30火曜・5/4土祝・6月祝。28日に北日本新聞杯、4日に利家盃が組まれています。例年通り、日曜日火曜日の開催が基本ですが、近年見られなかった土曜日にレースが開催されたり、祝日に合わせて開催が行われて変則日程のところもあります。土曜日に重賞が行われることが5回。 5/ 4(祝)利家盃 6/15 日本海スプリント 9/ 7 金沢スプリントカップ10/ 5 サラブレッド大賞典12/28 ファンセレクトカップ今年度はネクストスター金沢だけでなく、百万石賞、石川優駿、北國王冠、中日杯が1着賞金1000万円となっています。有力各馬が重賞を目指して激しい戦いが見られそうですね。冬休みが明けた有力馬たちがそろそろ始動する4月。新年度の金沢競馬に引き続きご注目ください。とにかく、人馬無事に、事故なく怪我なく。(令和6年度金沢競馬開催日程)第1回4/2・3(火・水)ー8・9(月・火)第2回4/15・16(月・火)ー21・23(日・火)第3回4/28・30(日・火)ー5/4・6(土・月祝)第4回5/12・14(日・火)ー5/19・21(日・火)第5回5/27・28(月・火)ー6/2・4(日・火)第6回6/9・11(日・火)ー6/15・18(土・火)第7回6/23・24(日・月)ー7/1・2(月・火)第8回7/7・9(日・火)ー13・15(土・月祝)第9回7/22・23(月・火)ー7/28・30(日・火)第10回8/5・6(月・火)ー11・12(日・月祝)第11回8/18・20(日・火)ー25・27(日・火)第12回9/1・3(日・火)ー7・10(土・火)第13回9/15・17(日・火)ー21・23(土・月祝)第14回9/30・10/1(月・火)ー10/5・8(土・火)第15回10/13・15(日・火)ー20・21・22(日・月・火)第16回10/27・29(日・火)ー11/2・3・5(土・日・火)第17回11/10・12(日・火)ー11/17・18・19(日・月・火)第18回11/24・26(日・火)ー12/1・2・3(日・月・火)第19回12/8・10(日・火)ー12/15・17(日・火)第20回12/23・24(月・火)ー27・28(金・土)第21回3/16・17・18(日・月・火)第22回3/24・25(月・火)ー29・30(土・日)(重賞日程) 4/15ノトキリシマ賞 4/21金沢スプリングカップ 4/28北日本新聞杯 5/ 4利家盃 5/19お松の方賞 6/ 2百万石賞 6/ 9石川優駿 6/15日本海スプリント(→3歳以上1400m) 6/23加賀友禅賞 7/ 7兼六園スプリント(3歳東海交流1400m。新設) 8/ 6読売レディス杯 8/25イヌワシ賞 8/27石川テレビ杯 9/ 1西日本3歳優駿(西日本6県交流2000m) 9/ 7金沢スプリントカップ 9/15(敬馬賞) 9/21金沢シンデレラカップ 9/23白山大賞典10/ 5サラブレッド大賞典10/20ネクストスター金沢10/27MRO金賞10/29(YJS金沢)11/ 3 北國王冠11/17徽軫(ことじ)賞11/19金沢ヤングチャンピオン12/ 1中日杯12/28ファンセレクトカップ
2024年04月01日
今日は耳目社山中が担当します。昨日のかよこさんも書かれていたように、栃木県・那須塩原にある地方競馬教養センターで、4月にデビューを迎える第105期騎手候補生の騎手養成課程修了記者会見が行われました。当日は会場に伺うことができませんでしたが、デビューを控えた新人ジョッキーの姿を画面で拝見させてもらいました。先日、教養センターにお邪魔して、ジョッキーの卵たちにちょっとお話を伺いました。今回はその時に伺った話も交えながら、新人ジョッキーの勝負服をご紹介します。(写真は、地方競馬全国協会よりご提供いただきました)藤田凌駕騎手(ふじた りょうが。北海道・小野望厩舎)黄色・胴青たすき・袖青一本輪色は好きな色。柄は騎手を目指したときから憧れていたものに。厩舎研修中にお世話になった福原杏騎手のデザインも参考に。坂井瑛音騎手(さかい えいと。岩手・菅原勲厩舎)胴青・胴白玉あられ・袖白・青一本輪色は菅原勲調教師の騎手時代と同じ色に。玉あられと両袖の輪を足して、自分の名前「エイト(8)」になるように。千野稜真騎手(ちの りょうま。浦和・小久保智厩舎)胴茶・胴青一本輪・袖青胴の色はお世話になっている厩務員さんと相談しながらかっこいいと思った茶色に。青は厩舎カラーです。この茶色は海老茶だそうです。山本大翔騎手(やまもと つばさ。船橋・佐藤裕太厩舎)桃色・胴白うろこ・袖白一本輪佐藤裕太調教師の騎手時代の色を使わせて欲しいとお願いした。柄は自分で決めなさいと言われ、南関東では他の騎手が使用していないものを選びました。高橋優騎手(たかはし ゆう。大井・鈴木啓之厩舎)胴黄色・赤縦縞・袖白・赤一本輪黄色と赤は、実家(高橋ファーム)のJRAの勝負服で使われているのと、鈴木啓之調教師の騎手時代の勝負服にも使われている。袖の白は爽やかでファンの方にも明るい印象を与えられると考えて。憧れの笹川翼騎手の勝負服にも近いですね。鈴木啓之調教師の現役時代の勝負服は皆さん覚えてますか??加藤雄真騎手(かとう ゆうま。川崎・山崎尋美厩舎)青色・胴水色たすき・袖水色縦縞ジョッキーベイビーズの時に着ていた勝負服をモチーフに→当時は十字たすき・袖三本輪佐野遥久騎手(さの はるく。川崎・鈴木義久厩舎)胴白・赤縦縞・袖青・赤一本輪ジョッキーベイビーズの時に着ていた勝負服と同じデザイン→ドリームパスポートの勝負服を参考に明星晴大騎手(みょうじょう せいだい。笠松・後藤佑耶厩舎)胴黒・黄星散らし・袖黄・黒一本輪名字が明るい星と書くので、黄色の星散らしに。胴の黄色い星が目立つように、自分の好きな色でもある黒に。父は競輪の明星晴道選手。望月洵輝騎手(もちづき じゅんき。愛知・井上哲厩舎)水色・胴黄菱山形一本輪・袖黄色二本輪自分の好みの色。水色は冷静に集中力を高められるように。黄色は明るくポジティブな自分の性格を表している。柄は名前の「月が輝く」から黄色のダイヤモンドにしました。名古屋のジョッキーでは水色は珍しいかな?塩津璃菜騎手(しおつ りな。兵庫・長南和宏厩舎)胴白・胴桃十字たすき・袖桃・白一本輪桃が有名な地元岡山の桃色。兄弟子の石堂騎手のたすき柄を自分は十字たすきに。袖に一本輪を加えました。新庄海誠騎手(しんじょう かいせい。兵庫・柏原誠路厩舎)白・水色鋸歯形名前の由来でもある新選組をイメージし、調教師からもシンプルで覚えやすいものがいいとアドバイスされて。高橋愛叶騎手(たかはし まなと。兵庫・栗林徹治厩舎)白・胴緑二本輪・袖緑一本輪自分の好きな色と好きな柄。好きなキセキの勝負服をモチーフに、それに緑一本輪を足しました。土方颯太騎手(ひじかた そうた。兵庫・高馬元紘厩舎)胴青・水色ダイヤモンド・袖白・青一本輪誰も使用しておらず、厩舎のメンコと同じ柄。色は騎手を目指していた時にかっこいいと思っていたものです。城野慈尚騎手(しろの ちかなお。高知・工藤真司厩舎)緑・胴白たすき・袖白二本輪デザインは憧れの兄弟子のもの。色は厩舎カラーで自分の好きな色でもある緑。勝負服姿が初々しい新人ジョッキーたち。デビューが待ち遠しいですね。4月になったら、ぜひぜひ競馬場で暖かいご声援をよろしくお願いいたします!
2024年03月18日
今日は耳目社山中が担当します。2/22に行われたNARグランプリに行ってきました。久しぶりのグランプリの会場はとても華やかな雰囲気。2024年の戦いはすでに始まっています。馬も人も、無事に駆け抜けて欲しいです。先週の大井競馬場では矢野貴之騎手の2500勝達成記念表彰式が行われました。改めて、矢野貴之騎手メモリアル達成おめでとうございます!次の大きな区切り、3000勝達成は、あっという間でしょうか?今年も注目ですね。大井競馬場で期間限定騎乗を行っていた栗原大河騎手。初の南関東期間限定騎乗となった今回、3/1までの期間中には勝利は挙げられませんでしたが、人気薄で馬券圏内に食い込むなど存在感を示していました。(2着3回・3着5回)学ぶところがたくさんあったと話してくれました。今回の期間限定騎乗の経験を活かして10日から始まる金沢競馬での活躍を期待しています。また、先日の浦和競馬で落馬負傷した青柳正義騎手ですが、栗原騎手によると、長期の戦線離脱となるようです。1日も早い復帰を願っています。先日、那須にある地方競馬教養センターに行ってきました。修了を控える105期騎手候補生たち。デビューに向けてラストスパートです。勝負服も決まっていて、それぞれの想いが込められていますよ!いつかご紹介したいと思っています。Eテレで放映された、実況沼にハマっている小学生のたいせいくんも将来競馬実況アナウンサーになって欲しい期待の星。浦和競馬場へ練習に来たときに、実況室にも見学に来てくれて、僕が実況する様子を見てもらいました。参考になったかな…?あれもそれもこれも、これから楽しみしかないですよ!風が冷たかったけど、楽しかったー。地方競馬教養センターの近くにある信鶴堂さんのいちご大福とかりんとう饅頭
2024年03月04日
今日は耳目社山中が担当します。浦和競馬場に来ています。コート無しでも外にいられるくらいの陽気で、2月中旬とは思えません。ただ、重賞が行われる水曜日辺りから、平年並みの気温になり、寒さが戻ってくるようです。寒暖差には気をつけないといけませんね。今週水曜日に行われるのは、3歳牝馬オープンの重賞、桜花賞トライアル第16回ユングフラウ賞。1〜3着には、3/27に行われる第70回桜花賞への優先出走権が与えられます。(枠順は→こちら)先週2/14大井競馬場では、第6回雲取賞が行われました。(結果は→こちら)今年から指定交流となり、JRAから参戦は3頭。その3頭が1・2・4着。勝ったのは3番人気のブルーサンでした。2着はユキチャンの子、アマンテビアンコ。1番人気のイーグルノワールはゴール前失速し4着。地方勢最先着はサントノーレの3着でした。勝ったブルーサンの逃げ脚は見事でした。スタートで躓いてしまったアマンテビアンコもしっかり追い上げて最後は2着。大井に移籍してきたサントノーレも力を見せてくれた一方、南関東の重賞タイトルホルダーは軒並み着外に敗れてしまいました。賞典台での記念撮影の様子和田竜二騎手(右)とうまたせ4/24に行われる羽田盃、JRAの出走枠は4。大井競馬場の1800mという同じ舞台で出走権を獲得したブルーサン・アマンテビアンコ、本番での走りも楽しみですね。2/8・船橋競馬11Rをギガキングに騎乗して1着になった和田譲治騎手、この勝利で地方競馬通算1500勝達成となりました。2/11、開催日の大井競馬場で表彰式が行われました。この日はくしくも、和田譲治騎手の40歳のバースデー!お誕生日&メモリアル達成おめでとうございます!そして、同期の矢野貴之騎手は、2/16・大井競馬8Rをバクシンフォワード騎乗して1着になり、地方競馬通算2,500勝達成となりました。(詳細は→こちら)達成直後の記念撮影の様子。矢野貴之騎手と和田譲治騎手のツーショット。いつも緊張するんですが、実況でも触れることができてよかったです。2500勝達成記念の表彰式は、2/26に大井競馬場で行われます。次回の担当日はもう3月…。今年は季節が過ぎるのが早いのでカレンダーを見逃してしまいそうですが、体に気をつけて地方競馬を楽しんでいきましょう!
2024年02月19日
月曜日担当の耳目社山中です。もうキャンプインですか。早いですね。昨年はWBCがありましたが、シーズン開幕まであっという間だ。今年も東北楽天ゴールデンイーグルスを応援します!とにかく怪我無く無事にシーズンを迎えて過ごして欲しい。これに尽きます。来週の日曜日に行われるフェブラリーステークスには、地方競馬からイグナイターミックファイアスピーディキックの豪華メンバーが挑戦。メイセイオペラが優勝して今年で25年、結果が楽しみです!南関東地方競馬は、船橋競馬ハートビートナイター開催中。明日は船橋競馬場で第70回クイーン賞が行われます。(枠順は→こちら)重賞日程の大きな変更により、クイーン賞の実施は年度内2度目。前回=第69回は昨年11月29日に行われ、その時の優勝馬はライオットガール。ライオットガールは前走もクイーン賞、2走連続の登場となります。昨年の第69回からは他にもテリオスベル(2着)サルサレイア(4着)グレースルビー(7着)エイシンレミー(11着)が参戦。その他に、昨年のレディスプレリュードを勝ったアーテルアストレア。前走神奈川記念2着、JRAから大井に移籍しての参戦キャリックアリード。明け4歳で今回は試金石となるメイドイットマム。テリオスベルの動きとアーテルアストレアのレース振りに注目ですね。先日、今年初めて東京競馬場に現場参戦。おなじみの美味しいもので心が落ち着きました。川崎競馬場のパドックで同じようなアングルで撮影できないかと試みたものの…?うまくいったかな?今年はいろいろ写真を試してみようと思います。2月1日に川崎競馬場で行われた第60回報知オールスターカップは、ライトウォーリアが優勝。追い詰めるナニハサテオキをクビ差退けて、2022年12月の勝島王冠以来の勝利となりました。(結果は→こちら)個人的には、今年最初の重賞レース実況担当でしたが、結構力が入りましたね。表彰式後の吉原寛人騎手はこの笑顔(場内映像より)。木曜日に姫路競馬場で行われる第8回兵庫ウインターカップでは、川崎のベストマッチョに騎乗する吉原騎手。姫路競馬場での重賞制覇となるでしょうか注目です。(枠順は→こちら)
2024年02月05日
今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬、今週は大井競馬の開催。開催日程が追加になり、昨日(21日)が開催初日。トゥインクルレースが行われました。後半戦の頃はお天気も回復。防寒グッズもいろいろ用意してたんですが、それほど寒くはありませんでした。次回開催の2/11(日)もナイター開催が行われます。いいお天気でありますように。先週百瀬アナが書いた小久保智調教師に続いて、浦和競馬でメモリアルVが達成されました。浦和競馬の水野貴史調教師が1月12日浦和競馬第10競走をローズユアアイズ号で勝利し、地方競馬通算300勝を達成。(リリースは→こちら)みんなで記念撮影6年連続の重賞制覇も目指したいとお話されてました。翌週は船橋競馬の齊藤敏調教師が1月15日船橋競馬第7レースをマナフラッシュで勝利し地方競馬通算800勝を達成。(リリースは→こちら)みんなで記念撮影そして、今日1/22、大井競馬の吉井章騎手が第7レースをユイノザッパーで勝利し地方競馬通算200勝を達成。みんなで記念撮影ボード掲示をお手伝いしてくれた江里口騎手と「200」ポーズあれ?なんかおかしい?確認無事200メモリアルV達成おめでとうございます!そして昨日から、金沢競馬の青柳正義騎手と栗原大河騎手が南関東で期間限定騎乗をスタート。栗原騎手は3/1まで(小林・堀江仁厩舎)、青柳騎手は3/22まで(小林・福永敏厩舎)。船橋競馬の初日には、今年最初の開催にあたって船橋競馬所属騎手からの挨拶がパドックで行われ、最後に能登半島地震の犠牲者に対して黙祷が捧げられました。今週の大井開催が終われば南関東の各競馬場で今年最初の開催が一回り。あっという間に2月になりそうですが、引き続き寒さに負けず実況を頑張ってまいります。
2024年01月22日
今日は耳目社山中が担当します。2024年もこのブログをよろしくお願いします。1月1日に発生した能登半島地震により被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。新年に入ってから暗いニュースが続いていますが、地方競馬の現場から、心がホッとするような話を少しでもお伝えしていければと思っています。2024年の初実況は、毎年恒例の川崎競馬お正月開催から始まりました。2024年の地方競馬はスタートしたところですが、昨年2023年は何レース実況したのか、前回のこのブログでは金沢競馬だけでしたが、昨年自分が実況したレースの数を例年同様カウントしてみました。数えた結果…2023年に実況したレース数は…全部で932でした。まずは月ごとの実況数月 レース数1 462 603 84(1)4 865 936 79(6)7 678 859 7810 8811 69(3)12 97(カッコ内は、開催取り止めやレース不成立で実況するはずだったレース数)競馬場ごとの実況はそれぞれ以下の通りでした。(今年から各競馬場ごとの数をカウントしてみました)金沢 234(3)金沢競馬場では昨年、234レース実況しました。こちらは前回お伝えした通り。南関東の4競馬場での実況レース数はそれぞれ浦和 115(6)船橋 126大井 239(1)川崎 218でした。2022年の実況レース数について書いた昨年のブログは→こちら(タイトルから盛大に間違っていることに今頃気づく)(参考)2016年=1055R2017年=1086R2018年=1052R2019年= 951R2020年= 839R2021年= 850R2022年= 937R 本人比ですが、2年連続の900レース超え。ほぼ前年と同じくらいのレースを実況していました。競馬場別になると、大井競馬場での実況数が一番多い!帝王賞・JBCクラシック・東京大賞典と大きなレースもたくさん実況させていただきました。とはいえ、昨年末の大一番東京大賞典の実況が、正確さを欠く実況になってしまい、その日が年内最後の担当だったこともあり、すごくすごく凹みました。(耳目社ユーチューブchにて実況風景動画公開中です)昨年の東京大賞典発走直前の大井競馬場まだまだ精進が足りないということで、2024年も一生懸命実況するのみです。今年も各競馬場にお世話になります。自分が何ができるか、その時その時でしっかり考えて。今年もよろしくお願いいたします。
2024年01月08日
今日は耳目社山中が担当します。メリークリスマス!有馬記念が終わっても、まだまだ競馬は終わりません。金沢競馬は27日まで、南関東地方競馬は31日まで行われます。JRAもホープフルステークスが行われますね!個人的には、年末の大井開催が仕事納め。新年は元日から川崎競馬場にて仕事始めの予定です。先週の19日、一足先に、金沢競馬の年内実況担当が終了となりました。今年は金沢競馬でたくさん実況したような気がしたので、実況したレースの数をカウントしてみました。3月…31レース・6開催日4月…21レース・4開催日5月…21レース・4開催日6月…23レース・4開催日7月…11レース・2開催日8月…23レース・4開催日9月…18レース・3開催日10月…36レース・6開催日11月…23レース・5開催日12月…27レース・5開催日(ちなみに、宿泊日数は54泊でした。)実況を担当したレース数は、234でした(43日)。大変お世話になりました。前半戦は、ハクサンアマゾネスが勝った重賞の実況をいくつも担当しました。まさに金沢には敵なしの状態がで、園田でも重賞を2勝して、その強さを金沢以外でも見せてくれたことは嬉しかったですね。このブログでも何度となく書きましたが、今年の夏は全国的に酷暑と言える状況で、その暑さにやられて夏バテが長く尾を引く秋以降の出張でした。なかなか秋が来ないと思っていたらあっという間に12月になり、23日は残念ながら雪のため開催取り止め。(それでも北陸の冬らしい天気になったのは11月下旬以降でしたね)ひとまず大雪の心配はいったんなくなったようですが、重賞と準重賞が行われる年内の開催最終日27日までどうか無事に開催が行われることを願うばかりです。来年1月23日に高知競馬場で行われる第38回全日本新人王争覇に参戦する魚住謙心騎手頑張って下さい!!(詳細は→こちら)19日の4レース、ウワサノアノコが1着となり、管理する佐藤茂調教師は通算2000勝達成となりました。メモリアル達成おめでとうございます!吉田騎手と栗原騎手と2000ポーズ!そして、年内の開催最終日となる27日。9レースに2歳奨励馬による準重賞・あての木賞(1500m。枠順は→こちら)10レースに重賞・移転50周年記念金沢ファンセレクトカップ(1500m。枠順は→こちら)準重賞と重賞が同じ日に行われます。重賞にはハクサンアマゾネスが登場。吉原寛人騎手とのコンビ復活となります。ハクサンアマゾネスvsオヌシナニモノの対決も見もの!二強に待ったをかけるかファン投票1位ヤイバ。連勝中の3歳馬ジェネロジテ。10月にオヌシナニモノに勝っているテトラルキア。楽しみなメンバーが揃いました。最終日最終レースまでご注目ください。そしてこのブログ、年内最後のやまなか担当日となりました。今年もありがとうございました。2024年も、地方競馬をよろしくお願いします。では、良い年末年始を!
2023年12月25日
今日は耳目社山中が担当します。今週の南関東地方競馬は、今年最後の川崎競馬開催です。ここから「今年最後の」開催が各競馬場で続いていきます。毎年おなじみ、後半レースはクリスマス仕様の誘導馬。先週の金沢競馬場では、案内所前にクリスマスツリーが。各騎手の勝負服が今年も飾られていました。場内のクリスマス装飾を見ると、12月の競馬のカレンダーは過ぎていくのが早いなぁと感じます。ちょっと立ち止まって、先週の金沢競馬より。12/3に行われた第59回中日杯。金沢競馬の年末総決算。今年はハクサンアマゾネスvsショウガタップリの新旧女帝対決。鞍上配置も楽しみなメンバーが揃った一戦でした。制したのは、ハクサンアマゾネスでした。今年の7勝目。うち重賞は6勝(金沢で4勝・園田で2勝)。昨年はヴェノムの強襲にあい2着に破れたこのレース、2020年・21年に続き中日杯は3勝目。この勝利はデビューから24勝目、重賞勝利は区切りの20勝目となりました。(結果は→こちら)主戦の吉原寛人騎手が負傷のため、今回は堀場裕充騎手とのコンビでの勝利となりました。吉原騎手はレース後の口取りに参加し、元気な姿を見せていました。口取りを見ていたファンからも「吉原さん、大丈夫?」と声がかかっていました。12月の金沢競馬の開催はとにかくお天気が心配です。中日杯の当日も、お天気は目まぐるしく変わりました。雨があがると虹が見られることもお天気の影響なく、予定の開催が行われることを願うばかり。(出張する予定の来週の予報がちょっと心配なのですが…)12/7に大井競馬場で行われた第15回勝島王冠。ゴール前は接戦となりましたが、サヨノネイチヤが差し切って重賞初制覇。写真判定の結果を待つ場内静かに結果が表示されるのを待ちます。結果が表示され「ワーッ!」「オーッ!」という歓声があがる瞬間。(その後着差が表示された時にも「オーッ!」という歓声が)接戦もあり、断然人気が力を見せるレースもあり、12月の重賞も目が離せないレースが続きますね。今週の川崎競馬は、水曜日木曜日の2日続けて重賞が行われます。13日水曜日は第74回全日本2歳優駿(枠順は→こちら)14日木曜日は今年特別に行われる交流重賞・神奈川記念(枠順は→こちら)どちらも1600mで争われます。そして14日は川崎競馬場でYJSファイナルラウンドの3レースが行われます。(各騎手騎乗するのは2回ずつ)金曜までの川崎開催が終わると、ホリデーがなく土曜日16日から、今年最後の船橋競馬開催が行われます。年末開催、ビシッと走り続けていきましょう!金沢競馬場スタンド2Fパドック側にある全国各地の競馬場の砂を展示してあるコーナー
2023年12月11日
今日は耳目社山中が担当します。11/22に金沢競馬場で行われた「出世レース」第26回金沢ヤングチャンピオンを制したのはアポロケンタッキーの仔、リメンバーアポロ。(結果は→こちら)ホッカイドウ競馬、開幕日のスーパーフレッシュch組からまた活躍馬が誕生しました。「出世レース」と書きましたが、昨年の勝ち馬がショウガタップリ(石川ダービー他)一昨年は、エムティアンジェ(ライデンリーダー記念)その前は、アイバンホー(石川ダービー馬他)近年は金沢競馬の3歳重賞戦線の主役を務めた馬たちが勝ってきたこの金沢ヤングチャンピオン。リメンバーアポロの今後にも大いに注目です。来週12/3には第59回中日杯。そして12/27にもう一つ重賞が設置されました。それが、移転50周年記念ファンセレクトカップです!!現在このレースの出走馬のファン投票が行われています皆様投票にご参加ください!!詳しくは金沢競馬公式ホームページのご案内(→こちら)から。期間も迫ってきましたので、お早めにどうぞ!船橋競馬は、今週水曜日木曜日と重賞が行われます。水曜日11/29は、第69回クイーン賞(枠順は→こちら)木曜日11/30は、第68回船橋記念(枠順は→こちら)です。どちらも伝統の重賞。個性的な重賞です。11月はアクシデントも多く、他にも色々なことがありました。全馬の無事を願いつつ、熱いフェアなレースがいつも見られることを願って止みません。競馬場から見られる、この素晴らしい景色がいつまでも見られるように、これからも最前線である競馬場から情報をお伝えしていきたいと思っています。12月はビッグレース目白押しですから、休んでいる暇はありませんよ〜!!
2023年11月27日
今日は耳目社山中が担当します。今週は、再び金沢に来ています。この週末からグンと冷え込んでいる北陸地方。昨日のレースは冷たい雨の中で行われました。おでんが恋しくなりますね。暮れるのが早くなり、照明の下でのレースが多く楽しめますよ。(来週もお天気良くない予報ですが)JBCデーの大井競馬場は26℃あったんですね。翌週の川崎競馬場もいいお天気でした。JBCデーでは、クラシックの実況を担当しました。個人的には、クラシックの実況は3年ぶり。ジョアン・モレイラ騎手のキングズソード、重賞初制覇がこのビッグタイトルとなりました。森泰斗騎手に乗り代わったノットゥルノの渋太い粘りもレースを盛り上げました。重賞初制覇がJBCクラシックというのはかなりのレアケース。キングズソードがこれから新たな歴史を切り開いて行くのを期待しましょう。金沢競馬の話に戻って…。金沢競馬は今週を含めて年内あと4開催。今回と次回の開催は、前半2日・後半3日の5日間開催なので1日10レース制の予定となっています。来週は19日&21日に重賞が行われる豪華な後半戦。金沢競馬にも引き続きご注目ください。吉原騎手は道営記念の落馬事故で戦線離脱となり、復帰がいつになるかまだわからないとの話。道営記念のアクシデントを映像で見ていて、安全なレースの大切さ、尊さというのを改めて感じました。経験から考えると、実況もアクシデントが起きて一旦リズムが崩れてしまうと立て直すのがなかなか大変です。全馬の無事と、吉原騎手の1日も早い復帰を願っています。北陸は冬支度が始まっています。
2023年11月13日
今日は耳目社山中が担当します。JBC開催に突入した大井競馬場。昨日29日から、11/3までの6日間開催。開催最終日がJBCデーです!本馬場の砂の入れ替えが行われ、白い砂に。そして場内はJBCムード一色。L−WINGの前には過去のJBC各競走の名場面が。僕が最初に実況を担当した2003年スプリント(1着サウスヴィグラス)ウマイルスクエアでは北海道グルメが連日出店します。出店予定も掲示されていましたよこのJBC開催から、矢野貴之騎手が復帰しました!復帰初日の昨日は2鞍騎乗。矢野騎手は、JBCスプリントでギシギシに騎乗します。JBC各競走の枠順です。レディスクラシック(15:20)枠順は→こちらスプリント(16:00)枠順は→こちら2歳優駿(16:30)枠順は→こちらクラシック(17:00)枠順は→こちら先週の金沢競馬では、24日の2レースでアスキーアートが1着となり、騎乗した藤田弘治騎手は地方競馬通算1500勝を達成しました。(金沢競馬からのリリースは→こちら)ウィナーズサークルで記念撮影。その後、検量裏で1500勝の人文字を撮影吉原騎手がビシッと「5」を決めてくれました。そして、ここに映っている3人がJBCデーの大井競馬場に登場します。藤田弘治騎手→スプリント(アルカウン)吉原寛人騎手→スプリント(大井・マックス)松戸政也騎手→クラシック(トランスナショナル)活躍、楽しみにしてますよ!最後に、内田利雄騎手のお辞儀をパチリJBCデー、楽しみましょうね!
2023年10月30日
今日は耳目社山中が担当します。今週も、金沢からの投稿になります。先週今週と、競馬場で突然の強い雨に遭いました。10日の川崎競馬場では、急に黒くて低い雲が現れ。すぐに強い雨。ものの15〜20分くらいで止みました。黒くて低い雲が現れるとギョッとしますね、昨日15日の金沢競馬場は、変わりやすいお天気でした。前半戦ざっと強い雨に見舞われる瞬間がありました。その後も、日が射すこともあれば再び雨のときも。そんな変わりやすいお天気の中行われた、昨日のメインレースは、3歳馬の伝統の一戦・第67回MRO金賞。今年は、実施時期が10月に(←これまでは7or8月)距離が1400mに(←近年は1900m)そしてメンバーが地元馬限定の競走になりました。(←東海・近畿地区の3歳強豪が出走)世代限定の重賞最終戦を制したのは、ノブノビスケッツ。騎乗した青柳騎手は「良いところを通れました」とレース直後話してくれました。馬群を捌いて逃げ馬の外に出してから、一気の伸び脚を見せ2着ハクサンバードに4馬身差をつける会心の勝利でした。(結果は→こちら)ノブノビスケッツはこれで19戦7勝。金沢に来てから、兼六園ジュニアカップ・北日本新聞杯に続いて重賞3勝目。今年はショウガタップリが金沢の3歳重賞を3勝。(ノトキリシマ賞・石川ダービー・加賀友禅賞)ノブノビスケッツが3歳重賞2勝。そして、ダイヤモンドラインがサラブレッド大賞典を制しました。3歳戦線を盛り上げてくれた馬たちが、これから先輩と一緒に重賞戦線を走って、金沢競馬を盛り上げてくれることでしょう。楽しみにしています!僕も金沢競馬ジョッキーガチャに挑戦してみました。出てきたのは藤田・葛山・兼子・甲賀の各ジョッキーのノーマルバージョン(サインなし)。ファンの皆さんも、金沢競馬場来場の記念にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?スタンド3階の不二家大食堂さんに設置されていますよ。モーニングジョッキープレミアムワンの一コマ米倉騎手と百瀬アナハロウィーンの季節です。10/3の金沢競馬10レースは5着同着。5着のところに注目!こんな風に着順が画面に表示されました。おまけ先日、東北楽天ゴールデンイーグルスのゲームを観戦してきました。(今年初)島内選手のサヨナラホームランで逆転勝ち。これが現地観戦初勝利でした。嬉しい!CS進出はあと一歩のところで叶いませんでしたが、前半戦の苦しい状況から、最後はCS進出争いするところまで巻き返した後半戦の戦いでチーム力を見せてくれたと思います。今年、苦しい時期に頑張った選手たちが、来年主力として頑張ってくれることを願って、また来シーズン待っています!
2023年10月16日
今日は耳目社山中が担当します。今週も金沢競馬場に来ました。ようやく、ようやく秋らしい感じの朝晩に。それでも毎日汗をかきながら実況をしております。さて、先週9/28、笠松競馬場で行われた第50回オータムカップ。金沢のトランスナショナルが差し切って優勝。手綱を取った松戸政也騎手は、2012/11/25金沢プリンセスカップ・ガッツオブトップ以来約11年ぶりの重賞制覇となりました。おめでとうございます!結果は→こちら喜びの声を早速伺ってきました。長かったですね。重賞勝つのをずっと目標にしていて、なかなか乗れないときもあったし、乗っても結果を出せなかったり。今年、トランスナショナルで利家盃も2着で…ハクサンアマゾネス相手でも何とかならないかなと思ってたんだけど、あの差をつけられて。その前に乗せてもらって「この馬ならチャンスある!」と思って期待していた利家盃だったっていうのもあって。あの差はガッカリでしたね。状態は良かったと思うんですけど、重馬場とかあって。ホントの力差じゃないとは思うんですけど、現状あの差で負けて。次は乗り替わって(次走百万石賞は和田譲治騎手)悔しかったのもあるけど、そこでも負けて。強いハクサンアマゾネスをマークしていったら自分が苦しくなっちゃって。またチャンスを貰ってイヌワシ賞挑んだんですけど(5着)、ホントの力じゃないと思ってたんで。―オータムカップのときは状態は上がってた?状態は上がってたと思います。体重も(前走比-11)ちょうどいい感じで。展開も向いたっていうのもありますけど―後方に構えるというのは作戦?ホントはもうちょっと前のつもりだったですけど、大外枠から外々の(回る)感じになっちゃったんで。3コーナー手前で追いついたんですけどまた外に出されそうになったんで、キツイなと思って下げざるを得なかったというか。それでも3〜4コーナーの感じは悪くなかったですよ。前とめちゃめちゃ離れてるわけでもなく。向正面で少し動き出しが遅れた感はあるんですけど、他の馬もペースアップさせての追走だったんで、プレッシャーもなく無理なく追走して、3コーナーからギアが上がっていく感じだったんで。―レース映像を見ていて追い上げていく感じが、届きそうに見えましたよ乗ってる方は、先頭がどこかって必死だったんで見えてないですけど、周りを抜けていく(抜いていく)時点で、あっ今日は良いんじゃないかなって。脚使えてて。そんなに脚使えない時もあったんで。今日は動けてるな、着には行けそうだなってところから、また抜いて、お2〜3着はある、でも直線向いて「遠いな…」(笑)あんな遠くなのかと思って、また2着かって頭をよぎって…悔しいって思いながら、そこから追ってたら一歩一歩差が詰まってきて、もしかしたらと。―内の馬とは離れてたけどホントにゴールのところで「替わった」って内を見ながら。僕は替わったと思ったので、そこでガッツポーズして。でも後で映像を見ると、結構際どくて(笑)。カメラも両方映して「どっちだ」って。カメラ位置でわかりにくい時もありますよね。よくそれでガッツポーズできたなって(笑)。勝ったと思ったんで。ホントに良い脚使ってくれましたよね。37.8秒の上がりを使って勝ったんでね。―小回りの笠松であの位置からなかなかできないことだと思いますし、状態も良かったし。ここまでみんなでやってきて良かったです。―前日船橋ナイターからの笠松、スタッフの皆さんも大変だったんじゃないですか?間隔は短かったですけど、朝の仕事を休ませてもらったり、東京から向かわせてもらったので、体調は良かった。あと良く寝られたんで。家族が船橋にも応援に来てくれました。―そういう意味でも良いリフレッシュ?船橋でもいいレースできたので。個人的には。3番手に付けて、良くやったんじゃないかと思います。あのメンバーで3番手つけてレースできたんで。最後は垂れちゃいましたけど。―充実した2日間ホントそうですね。結果も出ましたし。ホントに良かったです。このスタッフと勝てたので。(笠松競馬場での写真は西田シゲ弘アナにいただきました)もっともっと重賞勝ちたいですね。金沢の馬が他の競馬場で活躍するのも良いですし。今年はハクサンアマゾネス、ショウガタップリにアルカウンと勝ってますからね。もっともっと金沢競馬に注目が集まったら嬉しいです。松戸騎手の喜びがこちらにも伝わってきました。全国で重賞を勝ちまくる金沢勢の姿、想像するだけでワクワクしますね。これからも活躍期待しています!今日のお昼は、馬笑屋さんのカレーに唐揚げトッピング。明日も開催あるので頑張りますよ!
2023年10月02日
今日は耳目社山中が担当します。前回、ちょっと涼しくなってきた的なことを書いた気がしますが、9月半ばを過ぎても日中はまだまだ気温が高く、なかなか秋を感じられませんねぇ。でもでも、レースの方は注目レースがどんどん続くので、秋競馬、どんどん盛り上がっていきたいですね!今日は敬老の日でしたが、明日は金沢競馬場で、準重賞・敬馬賞が行われます。昨年初めて、敬老の日に合わせて行われたこの敬馬賞。今年は準重賞に格上げされ、東海地区との交流戦として行われます。登録のあった名古屋所属の19歳牝馬・(出ていれば)318戦目のヒカルアヤノヒメが回避したのは残念ですが、どんなレースになるのか楽しみなメンバーが揃いました。出走する大ベテラン10頭をご紹介します。9/19 金沢競馬12R敬馬賞(準重賞)C級9歳以上 東海北陸交流 1400m1サンライズサーカス笠松 牡10父シンボリクリスエス母クラシックチュチュ(母の父キングカメハメハ)ここまで96戦(5 9 11 71)デビュー戦2015/11/15京都競馬場2歳新馬芝1800m4着園田2勝高知3勝2ヤマイチレジェンド金沢 牡11父カネヒキリ母メイケイキララ(母の父タイキシャトル)ここまで133戦(13 5 7 108)デビュー戦2014/10/18京都競馬場2歳新馬D1800m3着JRA2勝(内名古屋交流戦1勝)南関東5勝高知5勝金沢1勝3ドウディ 金沢 牡9父コンデュイット母ストームイメージ(母の父ダンスインザダーク)ここまで85戦(8 9 8 60)デビュー戦2016/7/31新潟競馬場2歳新馬芝1600m3着JRA3勝金沢5勝4カジノノーブル 金沢 牡10父カジノドライヴ母エジンバラシチー(母の父ブライアンズタイム)ここまで157戦(9 11 20 117)←メンバー中最多!!デビュー戦2016/3/20中山競馬場3歳新馬芝1800m11着JRA6戦0勝→2016年8月から金沢で走って151戦9勝5ラディアンスウェイ笠松 牡9父ディープインパクト←血統馬!!母ギャビーズゴールデンギャル(母の父Medaglia d'Oro)ここまで88戦(7 8 15 58)デビュー戦2017/4/1中山競馬場3歳未勝利芝2000m10着南関東1勝岩手2勝笠松4勝6ネイバルエンスン 笠松 騙11父プリサイスエンド母ハングインゼア(母の父タイキシャトル)ここまで150戦(10 12 15 113)デビュー戦2014/11/2京都競馬場2歳新馬D1200m4着JRA1勝笠松9勝7グリフレット 名古屋牡9父ローエングリン母アプリコットフィズ(母の父ジャングルポケット)ここまで136戦(3 7 4 122)デビュー戦2016/11/19福島競馬場2歳新馬芝2000m6着南関東1勝→名古屋2勝8ツクバキセキ 笠松 牡10父キンシャサノキセキ母ウェディングハニー(母の父トニービン)ここまで134戦(15 17 13 89)デビュー戦2015/11/22東京競馬場2歳新馬芝1400m11着笠松7勝→門別1勝→名古屋2勝→南関東5勝9ゴールドスピアー 金沢 牝9父ヴィクトワールピサ母セイクリッドフレイム(母の父Rahy)ここまで102戦(5 3 16 78)デビュー戦2016/12/2大井競馬場2歳新馬D1400m6着↑唯一の地方デビュー馬南関東3勝(大井2勝・浦和1勝)金沢2勝10イーゼル 金沢 騙9父ディープスカイ母フォーティカラーズ(母の父フォーティナイナー)ここまで128戦(14 11 5 98)デビュー戦2016/9/11中山競馬場2歳新馬D1800m9着門別6勝→南関東1勝→門別1勝→名古屋1勝→金沢5勝(詳しい出走表は→こちら)100戦超えが7頭。出走メンバーのここまでの出走回数を総計すると1209戦。勝利数は89!!歴戦の古馬達の対戦、どうぞお楽しみに!!発走は明日火曜日、19日の18:00です!
2023年09月18日
今日は耳目社山中が担当します。またまたまたまた金沢に来ています。昨日の最終レース(18:25発走)直前の競馬場の様子徐々に日没が早くなってきてこんな感じでレースが行われています9月に入ってようやく、ほんの少しだけ、過ごしやすくなってきた感じがする金沢より今週もお届けします。先週はYJSトライアルラウンド金沢に臨む加藤翔馬騎手の意気込みをお伝えしました。8/22に金沢競馬場で行われたトライアルラウンド2つのレースは第1戦は名古屋・大畑慧悟騎手第2戦は高知・濱尚美騎手が制しました。加藤翔馬騎手は第1戦6着・第2戦9着という成績でした。翌週8/29に浦和競馬場で行われた、東日本地区のYJSトライアルラウンド浦和。浦和第1戦はJRA・秋山稔樹騎手第2戦は浦和・中島良美騎手が勝ちました。出場騎手のプロフィールが場内に掲示されていました。東日本・西日本、地方競馬・JRAそれぞれここまでのポイント表は→こちら地方競馬東日本地区は地元の浦和ラウンドで活躍した中島良美騎手が42ポイントで現在1位。しかし中島騎手は浦和ラウンドでシリーズの騎乗予定が終了。このあと大井(9/5)・船橋(9/26)があり、ポイント差もそれほどないためファイナルラウンド出場争いはこの先ももつれそうです。YJSトライアルラウンド浦和出場騎手紹介式後列の一番左・青と水色の勝負服が秋山稔樹騎手前列の真ん中・黄色と水色と黒の勝負服が中島良美騎手一方、地方競馬西日本地区は地元高知と金沢で好成績を残した濱尚美騎手が72ポイントで現在1位。まだ2クラを残しておりこちらはファイナルラウンド進出濃厚なポイント差。2位大畑慧悟騎手は地元名古屋ラウンド(9/21)でポイント上積みを狙います。園田(9/7)・名古屋・笠松(10/11)を残す西日本地区も最後まで目が離せない戦いが続きそうです。大畑慧悟騎手と濱尚美騎手かよこさんも書いてましたが、浦和競馬場では8/30に、2歳馬の新設重賞・第1回ルーキーズサマーカップが行われました。勝ったのはアムクラージュ。2着ビッグショータイムに5馬身差をつける圧勝で、歴史に名を刻みました。この先の2歳戦線が楽しみになるレースぶりでした。(結果は→こちら)インタビューを受ける藤原智行調教師そして昨日9/3の金沢競馬場では、3歳馬の重賞・第58回サラブレッド大賞典が行われました。石川ダービー2着を含む、重賞2着が4回あったダイヤモンドラインが初の重賞タイトルを獲得。2着ノブノビスケッツ、3着ボストンコモンと石川ダービーの2着3着4着馬がここでも順番に上位に入りました。(結果は→こちら)騎乗した栗原大河騎手・管理する佐藤茂調教師ともに、先週8/29の石川テレビ杯・ダヴァンティに続き2週連続の重賞制覇となりました。インタビューを受ける栗原大河騎手(サラブレッド大賞典の写真はクシマデザイン様にいただきました)2歳戦、3歳戦、古馬戦線、そしてジョッキー戦と9月も見逃せない戦いが続いていきます!引き続き全国のレースに注目していきましょう!明日の名古屋の秋桜賞も楽しみだー。枠順は→こちら
2023年09月04日
今日は耳目社山中が担当します。金沢競馬場に来ています。なかなか秋の足音が聞こえてきません。今週も暑いです。明日(8/22)は、金沢競馬場で、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド金沢の2レースが行われます。地元金沢からは、加藤翔馬騎手が出場します。(もう一人地元から出場予定だった兼子千央騎手は負傷により残念ながら金沢ラウンド欠場となりました)加藤翔馬騎手に意気込みを伺いました。加藤翔馬騎手2戦を終えた現在は28ポイントで、2位〜5位くらいまでポイント差がないんですけど、今の順位をキープしたいですね(1位濱騎手30ポイントから5位合林騎手まで8ポイント差)チャンスはあると思います。展開を味方につけて頑張りたいです!ー誰よりも金沢コースを知る者として!?はい、頑張りますー日に焼けてるね暑いですけど、体調は大丈夫です!ー同期とレースするのは楽しみですか?楽しみです!枠順は5R(C1特選・1400m)→こちら7R(B1特選・1500m)→こちら加藤翔馬騎手は5Rでは5番カフェメモワール、7Rでは8番スレプトンに騎乗します。活躍楽しみにしていますよ!!明日は、騎手紹介式が第2レース終了後にまた表彰式がYJSの2つのレースが終了後にそれぞれ行われますので、どうぞお見逃しなく!!場内には明日に向けてYJSポスターが掲示されています
2023年08月21日
今日は耳目社山中が担当します。今週も金沢です。大井開催中には、競馬場到着直前にゲリラ豪雨に遭いずぶ濡れに。金沢でも到着までに汗でシャツがずぶ濡れになってしまうこともしばしば。真夏ならではの苦労が多いです。(金沢競馬場業務エリアより、夏の夕空をパチリ)先週〜今週にかけて、メモリアル∨に遭遇することが多くありました。川崎競馬場では、張田昂騎手が700勝(7/28・7R)、増田充宏騎手が300勝(7/29・9R)を達成。(300勝達成直後に、川崎ドリームビジョンに表示されるお祝いメッセージ)大井開催中には、昨日かよこさんも書いてましたが、何と言っても達城龍次騎手&坂井英光調教師重賞制覇(8/2・11R第44回サンタアニタトロフィー@シュアゲイト)(勝利調教師インタビューを受ける坂井英光調教師)他にも月岡健二調教師が通算500勝(8/4・5R)を達成。ライアン・クワトロ騎手、今回の期間限定騎乗での初勝利(8/4・1R)2017年12月以来、5年8ヶ月ぶりの勝利となりました。昨日の金沢競馬では、堀場裕充騎手が通算1000勝を見事達成!(8/6・11Rハクサンマックス)(ゼッケンを持ち、赤い花輪をかけているのが堀場裕充騎手)レースを終えたハクサンマックスと堀場騎手を出迎えたのは、堀場騎手の勝負服を来て待っていた吉原寛人騎手シャンパンファイトならぬ、炭酸水ファイト(炭酸水の出は今ひとつ…)1000勝おめでとうございます!(左から堀場騎手・池田敦騎手・吉原騎手・加藤翔馬騎手)8/6の最終12Rメインレースに行われた準重賞・石川門カップ優勝したのはダイヤモンドラインでしたサンタアニタトロフィーがこの時期に戻って来たことで、夏の一大イベントサンタアニタウィークも復活。夏らしい大井競馬場の様子。実況席にいても場内の盛り上がりを感じることが増えてきました。今年の夏は暑すぎて消耗することも多いですが、暑さ対策を万全に競馬を楽しんで下さいね。
2023年08月07日
今日は耳目社山中が担当します。今日の金沢は、猛烈な暑さ。パドックも屋根のないスタンド側は、さすがに人の姿がまばらでした。暑さに負けず、全国各地を飛び回る吉原寛人騎手。昨日の盛岡・ハヤテスプリントで重賞制覇。そして今日の金沢1Rにもビシッと騎乗していたので、少しお話を伺いました。―昨日は新幹線間に合ったんですか?盛岡駅着いたら新幹線発車のベルが聞こえてました(笑)そしてハクサンアマゾネスについて。前走、兵庫サマークイーン賞を優勝。この先のことが気になったので…6歳になって、走りが一段とパワーアップしてきたね。とここまでの走りを振り返って。そしてこの先の目標などは…?次は秋桜賞を予定しています。そこでポイントを加算したら、グランダムJの最終戦(レディスプレリュード)も使わないといけないかな?でもスピーディキックなど強敵がいるので、どんなもんですかね。そして、カツゲキキトキトの重賞20勝を目指して頑張っていきたいです。(ハクサンアマゾネスは兵庫サマークイーン賞を勝って現在18勝)グランダムジャパン古馬シーズンを戦う他の馬の動向も気にしつつ、ハクサンアマゾネスの次走を吉原騎手自身も楽しみにしてるようでした。ホシオー、ビッグドン、ジャングルスマイル、ナムラダイキチ。そして近年ではスーパーバンタムにショウガタップリと金沢競馬史上に残る名馬を多数見てきましたが、ハクサンアマゾネスももちろんその中の1頭に…金沢競馬史上最高の実績といってもいいかもしれません。素晴らしい6歳の春シーズンを過ごしたハクサンアマゾネス、この先の走りにも引き続き注目しつつ、その歴史的な走りをしっかりと記憶していきましょう!そして吉原騎手、明日は船橋競馬場の習志野きらっとスプリントでプリモパイソンに騎乗。明日も活躍楽しみにしています!!今週も様々な夏の競馬場の風景が撮影できました。プラチナカップで重賞初制覇となった浦和・工藤伸輔調教師すごく暑かった浦和競馬場で麦わら帽子は夏の必須アイテム!初重賞おめでとうございます!1レース前の船橋競馬場、青い空に白い砂。後半戦になると、日中よりヒンヤリした風が吹いてくるので実況席でも過ごしやすい感じではあります。ファンのみなさんも暑さとうまく付き合いながら、夏競馬を楽しみましょうね!
2023年07月24日
今日は耳目社山中が担当します。灼熱の浦和競馬場に出勤。青い空に、大きな白い雲。今週は高温の中での開催となりそうです。競馬場で観戦される方も、室内で楽しまれる方も、どうぞ暑さ対策を万全になさって下さいね。大きな記録が生まれた7/12。かよこさんと同じネタを実況席の視点から。まずは5R、ジャスティンダイヤで1着になった森泰斗騎手。この勝利で地方競馬通算4000勝達成となりました。地方競馬ホームページの記事は→こちら船橋競馬場からのリリースは→こちら実況席より口取りの様子をパチリ地方競馬通算4,000勝を達成した騎手は現役で8人目、地方競馬史上14人目、歴代南関東地方競馬では5人目という大記録。現役で頑張る的場文男騎手、佐々木竹見さん、石崎隆之さん、桑島孝春さんに続く大記録達成の瞬間を目撃(&実況担当)できました。記録達成おめでとうございます!そして、メインレースの第25回ジャパンダートダービー。皆さん御存知の通り、ミックファイアが勝って無敗の三冠馬誕生!!素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。直線、逃げたミトノオーがリードを広げたところで「もう厳しいか…」と思ったところから、頑張りを見せて、ミトノオーとの差を詰めていき、捕まえたときは鳥肌が立ちました。実況の百瀬アナに書き取ったゴール通過順を伝え、隣で実況を確認しながら、一緒に見ていた(表彰式に向かう前の)鈴木アナと握手。御神本コールも起きて場内の盛り上がりも最高潮でしたし、最後のJDDは、ホントに最高の結末になりました。来年からは、「全日本的なダート競走の体系整備」に伴い、現行の3歳ダート三冠ではなく、新たなレース体系になります。新体系のもとで戦う2歳馬たちが中央地方全国各地で続々とデビューし、来年の大きな舞台へ向けて熱戦を繰り広げています。その走りを目に焼き付けて、そして後々へ語り継いでいく。ファンの皆様も、新しい歴史の始まりを感じながら、この先のダート重賞を末永く楽しんでいただければと思います。(最後の4枚の写真は鈴木努アナ撮影)
2023年07月17日
今日は耳目社山中が担当します。今週は毎日、大井競馬場に出勤。南関東競馬は大井✕浦和のファンタスティックリレー開催中。明日は、浦和競馬場にも行く予定です。私事ではありますが、先日誕生日を迎え、46歳になりました。SNSにメッセージをくださった皆様、この場を借りて御礼を申し上げます。45歳最後の実況は、金沢競馬場での実況でした。日曜日(18日)は前半、火曜日(20日)は後半戦の実況担当。18日の金沢競馬メインレースに行われたのは、スーパースプリントシリーズの対象レース・第6回日本海スプリント。勝ったのはオヌシナニモノ。今年に入って5連勝、2つ目の重賞タイトルとなりました。一昨年のこのレースで記録されたレコードタイム(53.6=ニュータウンガール)の更新も期待されましたが、レコード更新はならなかったものの歴代2位タイの勝ち時計54.2をマークしました。日本海スプリントの口取り関係者の皆様、おめでとうございます!!金沢競馬上半期の古馬戦線は、オヌシナニモノとハクサンアマゾネスの2頭が盛り上げてくれました。そして明日は、今年のダービーシリーズの結びとなる、金沢競馬3歳頂上決戦・第7回石川ダービーが行われます。枠順は→こちらショウガタップリが10戦全勝でダービー制覇となるのか?それを止める馬はいるのか?発走は明日の18:00です!!45〜46歳をまたいで、東北旅行に。仙台駅近くにある、VIESTA(JRAのレース観戦施設)にも行ってきました。おがわじゅりさんがサイン会を行っていました。G1デ―ということもあり、結構混雑していました。今回行けなかった、楽天イーグルスの応援にも行きたいところですが、交流戦が終わってもなかなか調子が上がってこないのが今年の苦しいところ。投打ともにアベレージを上げて行ってCS出場を目指してほしいのですが…。46歳になっても、変わりなく、マイペースで実況&インタビューをやっていこうと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。
2023年06月26日
今日は耳目社山中が担当します。今週の南関東地方競馬は、川崎競馬が今日からスタート!!開催は16日金曜日までです。明日13日には川崎スパーキングスプリント(枠順は→こちら)明後日14日には関東オークス(枠順は→こちら)と、2つの重賞が行われるこの開催。ですが…。初日から雨模様の川崎競馬場。馬場にはかなり水が浮いています。明日はお天気回復するようですが、馬場には雨の影響が明日、明後日とどこまで残るでしょうか??先週は金沢競馬場で実況してきました。4日のメインレースは第66回百万石賞。例年はもう1週か2週くらい後に行われるのですが、今年は百万石まつりと同じ週に。調べた範囲では、最も早い開催日でした。パドックを周回するハクサンアマゾネス(7番)レースは、3連覇のかかったハクサンアマゾネスに人気が集中。どんなレースを見せるか注目が集まりましたが、今回も好スタートからあっさりハナを奪い逃げる形になり、最後の直線では大きくリードを広げて圧勝!!2着に2.9秒差をつけ、百万石賞3連覇を達成しました。結果は→こちら2着ガムラン、3着は後方から追い込んだサンレイファイト。ハクサンアマゾネスはこれで百万石賞3連覇!!そしてトライアルの利家盃も3連覇。今年は開幕戦こそオヌシナニモノに敗れたものの、金沢競馬移転50周年記念→利家盃→百万石賞と重賞3連勝。利家盃も圧巻の走りでしたが、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。この重賞3連戦はいずれも実況を担当していましたが、スタートが決まって逃げて後続を突き放す盤石の内容。実況していても「いやぁ強いなぁ!!」という印象を強くするレースぶり。充実の6歳シーズンを迎えています。これで通算成績は30戦20勝となり、重賞は17勝目。2着に2.9秒差をつけての勝利は「ハクサンアマゾネス史上」最も大きな着差となりました。これまで一番は2020年6月28日のタチアオイ賞でつけた1.9秒差、重賞での一番は2020年5月17日のノトキリシマ賞でつけた1.6秒差でした。吉原寛人騎手は百万石賞5勝目。(2010&11ジャングルスマイル、2021〜23ハクサンアマゾネス)加藤和義調教師は調教師として百万石賞3勝目。(2021〜23ハクサンアマゾネス)ちなみに加藤和義調教師は、騎手としても百万石賞を3勝しています。(2005テンリットル、06&07ビッグドン)そして、加藤和義調教師は、この百万石賞の勝利で通算700勝を達成。重賞勝利の記念撮影の後、通算700勝の記念撮影が引き続き行われました。百万石賞に騎乗したジョッキーが集まってパチリ。ハクサンアマゾネスのこの勢いはどこまで続くのか。夏から秋にかけても引き続き楽しみにしていきたいと思います。
2023年06月12日
今日は耳目社山中が担当します。 浦和競馬場の、パドック改修工事が続いています。 以前のパドックより、角度が付いたというか、若干向きが変わりました。まだまだ工事が続いて、競馬場にご来場の方にはご不便をおかけすると思いますが、もう少しの辛抱です。 先週行われた地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ、ファーストステージ盛岡。 ポイント状況をおさらいすると、第1戦を勝った落合玄太騎手(ホッカイドウ競馬)が31ptで2位、第2戦を勝った福原杏騎手(浦和)が34ptで1位。 となりました。 1stステージ盛岡を終えて南関東勢のお話を伺いました。 (福原騎手は門別競馬場で期間限定騎乗中のため3人) 森泰斗騎手(12位・2pt)上手い人達とレースをすると、気持ちがフレッシュになるし、刺激になる。 園田には最近特にいいイメージ(重賞勝利・ゴールデンジョッキーC優勝など)があるので、ファイナルステージで2連勝したいですね!! 2015年の藤田弘治騎手の再現(園田競馬場で2連勝して大逆転でSJT本線出場)を狙っています。期待したいところです。 矢野貴之騎手(8位・16pt)僕らしい成績じゃないですか(笑) 良い滑り出し(第1戦=4着)だったので期待したんだけど、いろいろ悔やまれるレースになりました。まだ次に繋がる位置ではあると思うので、なんとか大井代表として爪痕を残したいです ちなみに、同点16ptで4人が6〜9位に固まっています。 山崎誠士騎手(10位・14pt)人気以上には持っていけたので、結果には納得している。順位は10位だけど、ポイント的に上位とはそんなに差がなく、特に3位以下とは全く差がないですよね。 このシリーズで南関勢はなかなか結果を残せてないので、ファイナルラウンドは頑張りたいですね!! 1着を獲った2名がポイント的には抜け出しましたが、3位宮川実騎手&4位渡邊竜也騎手は22pt。レース実況にもありましたが、第1戦と第2戦で上位の顔ぶれがガラッと入れ替わる結果となり、ポイント的には大混戦でファイナルステージを迎えることになりました。森泰斗騎手の大逆転もあるかもしれませんよ。 ファイナルステージは園田競馬場で7月6日(木) ファイナルステージ 第1戦1,400mファイナルステージ 第2戦1,700m で行われます。 そして、先週水曜日に行われた大井記念。3番人気セイカメテオポリスがカジノフォンテン以下を抑えて優勝。戸塚記念、オグリキャップ記念に続く3つ目のタイトル獲得となりました。 結果は→こちら大井記念優勝セイカメテオポリス吉原寛人騎手インタビュー(担当:百瀬アナ) ―優勝おめでとうございますありがとうございます! ―久々の南関東での重賞制覇のお気持ちは?最高に気持ちいいです! ―前走に続いてのコンビ。馬の感じは?オグリキャップ記念を勝って、その後ダメージがどうかなと思ったんですけど、回復も早くていい状態で迎えられるということで、返し馬の雰囲気もすごく良かったんで、自信を持って乗れました、ハイ。 ―道中は好位のインでじっと我慢、手応えは?レース前から作戦立ててて「あの位置が取れたら」と思ってたんで、しっかりと反応も良く、良いところを追走できて良かったです。 ―直線はカジノフォンテンが粘ってました。どんなことを考えてましたか?直線向いて結構距離があったんで、粘られたらマズイなと思ったんですけど、しっかりと反応して、メテオポリスも走ってくれたんで、交わしたときはホッとしました。 ―ここへ来ての重賞連勝でさらに強い相手との勝負も待っていると思いますが?馬も充実期に入って、状態の良さがレースにつながってると思うんで、良い時に乗せていただいて、感謝しています。 ―吉原騎手ご自身は、南関にも来られるようになって、明日は門別ですね?ハイ、頑張ります。全国飛び回って、重賞を勝ちまくりたいですね。 今日は応援ありがとうございました。メテオポリスもこれからまだタイトルたくさん取りたいと思うので、応援よろしくお願いします! 今後が楽しみになる鮮やかな勝ちっぷりを見せたセイカメテオポリス。2着カジノフォンテンと南関デビュー馬のワンツーで決着した大井記念となりました。
2023年05月29日
今日は耳目社山中が担当します。今週の南関東地方競馬は…川崎競馬の開催!時々雨が降る初日の川崎競馬場大型連休が明けてから、スッキリしない天気の日が多い関東地方。気温が低めの日も多く、そろそろスカッと晴れて欲しい所。今日=初日の馬場状態は不良。3日目には川崎マイラーズが行われます。枠順は→こちら5月8日から、南関東4競馬場での騎乗制限が緩和され、他地区所属騎手の重賞スポット参戦が再開され、先週の大井競馬の羽田盃と東京プリンセス賞には吉原寛人騎手の姿がありました(吉原騎手は明後日の川崎マイラーズにも参戦)。今週も、火曜日に金沢で騎乗して、水曜日は南関東へ。そのタフさにはホントに驚かされます。その吉原寛人騎手ですが、5月2日から9日にかけて、10レース連続で連対(2着以内)という結果を残しました。成績を振り返ってみると、5/ 2(金沢) 1Rサンシンシア 9着 3Rメイショウカジヤ 2着! 6Rアロマフォルテ 1着! 7Rナゴミチャン 3着 8Rハクサンチェイス 2着! 9Rアナザーヴィータ 2着! 11Rスカイピース 2着!5/ 7(金沢) 9Rマイネルリリーフ 1着! 11Rハクサンアマゾネス 1着!ハクサンアマゾネスは利家盃3連覇となりました5/ 9(金沢) 1Rフリッピ 2着! 2Rキングレガリア 1着! 7Rタマモカラボス 2着! 8Rウラカワノオト 1着! 9Rゲンショウ 1着! 10Rスターオブケリー 5着 11Rダンスインザスノー 2着!5/10(大井) 1Rノーブルフューチャ 1着! 4Rクライトゥナイト 1着! 6Rガビーズスピリット 3着 7Rパルガン 4着 8Rアベルバローズ 11着 9Rプロスペロ 5着 11Rタイガーチャージ 10着 12Rコスモファルネーゼ 10着(「!」が2着以内) 5月1〜2日と7・9日は金沢で実況を担当していて、また前回のこのブログで吉原騎手の連対率が高いという話を書いたので、ちょっと注目していたところでした。9日のパドック解説の中で「吉原騎手がずっと連対している」と金沢競馬専門紙協会の竹田さんがコメントして、そのあとも8R9Rと記録が続いたのでいろいろ調べながらドキドキしていたのですが、10レース(騎乗機会)連続連対で残念ながら記録はストップしてしまいました(5/2・8R〜5/9・9R)。たらればですが、この10レースが2着以内なら、そのあと3レースで連対が続いたので、14レース連続連対となっていました。その辺りを吉原騎手に伺うと「残念だったね〜。まぁ次は15くらいを目指して頑張ります!!」と。吉原騎手ならやってくれそうな気がします。吉原騎手のタフさに驚かされながらも、スッキリしない天気が続く中では、自分の体調にもしっかり気をつけなくてはいけません。スカッと晴れて、気持ちも晴れ晴れ、万全の体調で競馬を楽しみたいですね!!
2023年05月15日
今日は耳目社山中が担当します。3週連続で金沢競馬の実況を担当しています。今日は2週目の1日目。今週は大型連休の谷間の平日、5/1&2(月曜&火曜)に開催が行われます。明日2日目のメインレースは、3歳牝馬の重賞・第4回ノトキリシマ賞(1500m)(出走表は→こちら)ここまで無傷の8戦8勝・ショウガタップリが登場。3/19以来の出走、間隔を取って今季2戦目になります。今回はどんなレースを見せてくれるのか、走りに注目です!!3/12に開幕した金沢競馬。年度をまたいで4開催が経過しました。ここまでを振り返ります。重賞は2つ4/ 9金沢競馬移転50周年記念ハクサンアマゾネス(吉原寛人騎手・加藤和義厩舎)4/23HAB杯第33回金沢スプリングカップオヌシナニモノ(吉田晃浩騎手・佐藤茂厩舎)<騎手リーディング>(4/30時点)1青柳正義19勝2米倉 知17勝3栗原大河15勝4吉原寛人14勝(開幕当初は高知期間限定)5柴田勇真13勝ちなみに吉原騎手の連対率は驚異の64.7%!!今日5/1も3クラ騎乗して5着・1着・2着の成績でした。3/31まで高知競馬で期間限定騎乗を行っていた中島龍也騎手も徐々にペースアップしています!!<調教師リーディング>(4/30時点)1加藤和宏32勝2金田一昌21勝3中川雅之20勝4佐藤 茂17勝2着16回5高橋俊之17勝2着13回加藤和宏調教師が開幕から勝ち星を伸ばしています。今日5/1も3勝。その他リーディング上位の厩舎も今日はそれぞれ勝ち星をあげてました。リーディング争いは始まったばかりですが、引き続きこのブログでもお伝えして行きたいと思います。5月は4つの重賞が行われる金沢競馬→2日:ノトキリシマ賞 7日:利家盃 14日:北日本新聞杯 21日:お松の方賞まずは明日のノトキリシマ賞。ご注目下さい!!
2023年05月01日
今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬は、大井競馬トゥインクルレース開催中です。(開催は21日金曜日まで)今日デビューを迎えた木澤奨騎手の紹介セレモニーが、先ほど行われました。今日の木澤騎手は、4鞍騎乗して5Rオフトンの5着が最高の成績(写真は7Rの本馬場入場時)まずは1勝、そして憧れの和田譲治騎手を目指して頑張れ〜!!金沢競馬、今年最初の重賞競走の実況を担当しました。4月9日に行われた「金沢競馬移転50周年記念」1900m・A級の7頭が出走。1マイネルアーリー2ネオアマゾネス3ソーラーフレア4スターフジサン5エムティアンジェ6ハクサンアマゾネス7ナリノヴィエンヌ単勝人気は女帝・ハクサンアマゾネスvs転入初戦圧勝ソーラーフレアが互角の評価、続くのが前走に復調気配が感じられたエムティアンジェ。人気面から一騎打ちになるのかな、とレース前には思っていました。そして、レーススタート!!どの馬が逃げるのか、と思った戦前の展開予想でしたが、ゲートが開いて真っ先に飛び出したのはハクサンアマゾネス。競りかける馬もおらずマイペースの逃げに持ち込み、1900m・2分2秒、一人旅となりました。2番手追走のエムティアンジェが最後は前に離されるも2着確保。さらに2馬身半後ろに3着ソーラーフレアという結果で、ハクサンアマゾネスが15個目の重賞タイトル獲得となりました。(結果は→こちら)(口取り写真。撮影・弊社鈴木努アナウンサー)今年も金沢競馬の重賞戦線はハクサンアマゾネス中心に展開していきそうですね。次の重賞も、4月23日に行われる4歳上の第33回スプリングカップですが、距離は1500mです。今年に入って2連勝と調子を上げているオヌシナニモノや、差し脚強力なハイパーステージなど楽しみな馬が登録しています。トライアルを勝って優先出走権を持つソーラーフレアに、ハクサンアマゾネス・エムティアンジェも登録がありますが、「金沢競馬移転50周年記念」組が出走してくれば楽しみなメンバーになりますが果たして??スタートまで楽しみにお待ち下さい。競馬観戦には気持ちの良い気候になってきました。古谷さんも書いていたように、今週からはホッカイドウ競馬、そしてばんえい競馬も開幕。古馬戦線も3歳戦線も牝馬戦線も全国各地戦いがますます盛り上がっていきますね。我々も引き続き、全力で盛り上げていきますよ〜。「皆さまに支えられて、これからも」
2023年04月17日
今日は耳目社山中が担当します。年度が改まって南関東競馬は川崎競馬がスタート!!今日から5日間の開催です。5日・水曜日には、第26回クラウンカップが行われます。3歳馬の重賞です。先週の大井・羽田盃から連闘で出走する馬もちらほら。(枠順は→こちら)4月から競馬場デビューされる皆様、いらっしゃいませ。これから末永いお付き合いをよろしくお願いします。年度が改まる前の話になりますが、浦和競馬の薄暮開催が3/20から始まりました。はくぼ照明装置が整備され、これで年間を通して最終レースは18時過ぎに。冬休みが明けた金沢競馬場。3月中の、6開催日で実況を担当しました。いろいろな変化も目の当たりに。馬場の写真は取り忘れてしまったのですが。。。金沢競馬場も馬場照明を整備して、他の競馬場と同じ様に、これまで日没時間に左右されていたレース発走時間でしたが、秋以降も18時頃までレースが行われることになるようです。全国的に、照明設備を整える競馬場が増えてきました。ナイターを行っている競馬場同士でも開催が競合することが増えてきましたし、そうでなくても馬券が売れる日に複数場の開催が同時に行われることが多く、その中でうまく差別化を図ることが必要になってきます。ここ10年、いや5年で競馬を取り巻く環境がだいぶ変わったなと思います。そして、新型コロナの影響を受けたこの3年でその流れがさらに加速。弊社実況席でももっぱらその話題で持ちきりですが、各競馬場の特色ある配信番組も全国各地から放送されるようになりました。こちらも見てもらうためにはちょっとずつ雰囲気の違う番組にする必要。難しいですね。こんな流れの中で、我々も荒波に揉まれないようになんとかもがきつつ、昼も夜も競馬場からホットな情報をお伝えしていきますので、新年度もよろしくお願いします。最後は、かよこさんに続いて、東北楽天ゴールデンイーグルスへの期待を少々。日本ハムファイターズとの開幕シリーズを2勝1敗!!勝ち越して幸先の良いスタートを切りました。期待の新戦力が良い働きをしてくれたので、生え抜きメンバーにも頑張って欲しいところ。喫する三振は少なく、もらう四球は多く!!若手が頑張ってくれそうな投手陣にも期待ができそう。岸投手の150勝・松井裕樹投手の200セーブを早々に達成してもらって、いい流れでシーズンを進んでいって秋にもこの話題で盛り上がりたいと思います!!頑張れ!イーグルス!!(応援の意味を込め、クリムゾンレッドに)
2023年04月03日
今日は耳目社山中が担当します。今週は浦和競馬の開催。22日水曜日には、第69回桜花賞が行われます。(枠順は→こちら)パドック近くの桜は、今日の昼時点で一分〜二分咲きといったところ。開催後半の天気予報が今ひとつなので、開催中に満開の桜を見るのは難しいかもしれません。そして、浦和競馬場のパドックは改修工事中。現地で観戦される方はお気をつけ下さい。屋根がなくなりました。さて、土曜日に栃木県にある地方競馬教養センターで104期騎手候補生の修了記者会見が行われ、4月にデビューする新人ジョッキーの姿を見てきました。(各ジョッキーの写真は地方競馬全国協会よりいただきました)私からは、我々が実況するときに手助けになる、そしてファンのみなさんも楽しみにしている、勝負服のデザインに絞って、11人の新人ジョッキーをご紹介していきます。阿岸潤一朗(あぎしじゅんいちろう)ホッカイドウ・佐々木国明厩舎胴白・赤襷・袖赤師匠である佐々木国明調教師の現役時代の服色ですね宮内勇樹(みやうちゆうき)ホッカイドウ・川島洋人厩舎胴緑・桃二本輪・袖桃・緑二本輪「騎手になる夢を与えてくれた馬主さんが使用していたデザイン」あ、あの馬のオーナーさんかな?佐々木志音(ささきしおん)岩手・佐藤祐司厩舎胴白・赤縦縞・袖黒・赤一本輪「調教師に考えてもらったデザイン」だそうです。似たような配色のジョッキーが岩手にいたような、と。赤縦縞→赤ダイヤモンドだった沢田盛夫利騎手を思い出しました。所蛍(ところほたる)船橋・張田京厩舎胴赤・黄一本輪・袖緑師匠・張田京調教師の現役時代と配色は一緒で、デザインが黃一本輪→黄襷に変わっていますね。木澤奨(きざわしょう)大井・村上頼章厩舎水色・桃襷・袖桃一本輪「元々襷の勝負服が好きで、水色を調教師に選んでもらって、水色と合うピンク(桃色)を選んだ」そうです。トゥインクルレースの照明の中で、どんな風に見えるか楽しみです。加藤翔馬(かとうしょうま)金沢・加藤和義厩舎橙・胴白十字襷・袖白星散らし「柄は自分の好きなデザインを選び、自分の守護色であるオレンジとそれに合うと思い白をチョイス。金沢には襷のデザインが少ないというのもあります」目標は父(加藤和義調教師)と同じ日本プロスポーツ大賞新人賞!!吉原寛人騎手のように全国で乗れる騎手になりたいと語ってくれました。松本一心(まつもといちと)笠松・加藤幸保厩舎胴水色・白山形一本輪・袖赤・白二本輪「柄は兄弟子(=父・松本剛志騎手)からもらい、目立つ色で自分が好きな色を使った」親子で同じレースに乗っているところを早く見たいですね。大畑慧悟(おおはたけいご)愛知・倉地学厩舎胴緑・黒ダイヤモンド・袖黒「色は厩舎カラーを入れ、柄は自分が好きなダイヤモンドに」目標とする丸野勝虎騎手にも似てますね。叔父さんである大畑雅章騎手とは全然違う勝負服になりました。山本屋太三(やまもとやたいぞう)兵庫・坂本和也厩舎胴白・紫縦縞・袖紫・白一本輪「師匠坂本和也調教師の現役時代のデザインに白の一本輪をつけました」こちらも、師匠の現役時代の勝負服がぱっとイメージできますね。阿部基嗣(あべもとつぐ)高知・西山裕貴厩舎胴白・青十字襷・袖青・赤一本輪「高知で誰も使っていない十字襷と、西山調教師の現役時代の勝負服の色(=赤と青)を入れました」合林海斗(ごうばやしかいと)佐賀・土井道隆厩舎紫・胴白玉散らし・袖白二本輪「佐賀競馬場にいない色と柄を使った。紫は自分が好きな色でもあります」4月1日にデビューすると、同期の中ではデビュー一番乗りになりますね。金沢の加藤翔馬騎手。こちらは4月2日にデビュー予定、と話してくれました。南関東勢。所蛍騎手と木澤奨騎手早く騎乗姿が見たいです。4月になったら、新人ジョッキーたちが続々と全国の競馬場でデビューします。真新しい勝負服に身を包んだ104期のジョッキーたちに暖かいご声援をよろしくお願いします。縁起がいいとされる「左馬」が使われています
2023年03月20日
今日は耳目社山中が担当します。前回の担当日に続いて、今日も担当日は大井競馬場から。大井競馬、次回開催(3/27〜)は、いよいよトゥインクルレース開幕!!そして、金沢競馬も今度の日曜日(3/12)から開幕。冬休み、あっという間でした。新シーズンが始まったら、現地からの話題をお伝えできると思います。川崎競馬場で、酒井忍騎手の引退セレモニーが行われました。最終日(3/3)、最終12レースのあと。最終レースのあとということで、たくさんのファン、そしてたくさんの仲間が集まって暖かいセレモニーとなりました。酒井忍騎手、本当にお疲れさまでした。場内には等身大パネル騎手仲間に囲まれて記念写真そして、今日の大井競馬最終レースのあと、サルサディオーネの引退式が行われました。先週行われた、エンプレス杯がラストラン(5着)。Jpn1には手が届きませんでしたが、通算13勝のうちダートグレード5勝を含む重賞8勝という素晴らしい成績を残しました。牡馬相手に見事なレースを見せた2021年の日本テレビ盃・2022年さきたま杯はどちらも非常に印象深いレースでした。子供には、母の母サルサクイーン(2002年東京プリンセス賞勝ち)→母サルサディオーネに続く3代での重賞制覇を期待しましょう。サルサディオーネ、競走生活本当にお疲れさまでした。賞典台に関係者が集まりましたJRA時代に手綱を取った丸山元気騎手の姿もゴール前に移動して記念撮影ウィナーズサークルでファンの皆さん向けの記念撮影も行われました。「現役引退」は寂しい気持ちにもなりますが、先週の川崎競馬場にも今日の大井競馬場にも、ファンの皆さんの暖かい声援によって、素晴らしい、素敵な時間が訪れました。素敵な時間をまた味わいたい、そんな気持ちになる2つの引退セレモニーでした。
2023年03月06日
今日は耳目社山中が担当します。 フェブラリーSが終わりました。 期待を集めたスピーディキックは6着。 まだまだ4歳、まだまだこれからです。 次の挑戦も楽しみに、ですね!! 2月いっぱいでの騎手引退が決まっている福永祐一騎手、今週で国内での騎乗を終えました。引退前に南関東で、もう1回表彰式でインタビューしたかったなぁ…と思っていました。しかしながらそれはかなわず。このブログでも以前、帝王賞の表彰式インタビューを掲載したことがありますし、昨年の関東オークスの勝利騎手インタビューでも、とても興味深いお話をしてくれたのが印象的でした。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!!さて、今日は大井競馬場に来ています。 前回の担当から、船橋競馬→浦和競馬と開催が行われ、今日はこの時期らしい暖かさ。前回の大井開催が非常に寒かったのを忘れてしまうくらいです。 船橋開催2月8日には、報知グランプリカップが行われ、ギガキングが人気に応えて1着。見事にこのレース2年連続の勝利、連覇達成となりました。(→結果)トライアル・チバテレ盃の表彰式で和田譲治騎手に、本番での連覇への意気込みを語っていただきましたが、勝ててホッとしたというような表情が印象的でした。 翌日2月9日には、西村栄喜騎手の1000勝記念表彰式が行われました。 (1/20・1000勝達成のリリースは→こちら)西村栄喜騎手といえば、荒尾時代のコウザンハヤヒデとのコンビ。吉田勝彦アナの「11連勝で日本一か!!」の実況が今でも頭の中を駆け巡る2000年の楠賞全日本アラブ優駿。南関東移籍後は、タイムズアローで2016年の第26回埼玉新聞栄冠賞を勝利しています。 ご両親がサプライズ登場して、みんなで記念撮影先週の浦和開催では、15日に3歳牝馬の重賞・ユングフラウ賞が行われ、東京2歳優駿牝馬3着だったサーフズアップが今年初戦で勝利。アトカラツイテクルをゴール寸前で捕まえました。(→結果) 御神本訓史騎手の優勝騎手インタビュー この馬のお母さんはハッピーウェーブ。ついこの間まで現役でだったような気がしますが、大井ハッピーストリートに金沢エクメディレーザーと産駒が走ってますね。3歳牝馬戦線は3月22日浦和桜花賞に向けて、有力馬が走り出しました。牡馬は今週の雲取賞がどんなレースになるか注目。春のクラシック戦線が非常に楽しみでもあります。そして、先程行われた大井競馬10レース・狸穴坂賞。 接戦を制して1着になったジュンユウコーを管理する荒山勝徳調教師は、この勝利で通算800勝達成となりました。 最初はツーショット(藤田凌騎手と) 笹川翼騎手、森泰斗騎手とだんだん祝福の輪が広がって(背後にいるのは本橋孝太騎手) みんなで記念撮影。安藤洋一騎手(左から二人目)、本田正重騎手(一番右)も加わりました。メモリアル∨おめでとうございます!!別れもあるけど、新たなストーリーが始まる 今年もそんな春になりそうですね!!
2023年02月20日
今日は耳目社山中が担当します。気づいたら2月になってました。川崎記念も終わって、来週はフェブラリーS。4日土曜日には東京競馬場へ。ここは、19日に行われるフェブラリーSの舞台!!身も心も(財布も)冷え切ってしまい、モカソフトを食べる元気を失ってしまいました。次回は…、先にモカソフトを食べておけばいいじゃないか。1/31に川崎競馬場で行われた佐々木竹見カップ。よこてんさんも書かれてたように、3年ぶりに全国からトップジョッキーが参戦して行われました。僕も休日ながら川崎競馬場へ。いろいろな人にお会いすることができました。紹介式に向かう前の出場ジョッキー佐々木竹見さんとご挨拶第2戦ヴィクトリーチャレンジを勝ったライジングサミット2位吉原寛人騎手1位宮川実騎手3位戸崎圭太騎手表彰式を前に喜びを分かち合う宮川実騎手と吉原寛人騎手を見て、「いいなぁ、俺も入れてくれよ〜」と戸崎圭太騎手。そしてこの写真となりました。戸崎騎手の大井時代の勝負服も久々で眩しかったですね戸崎ブルーが。騎手戦の実況は普段の実況と違うので毎回気を遣いますが、騎手と馬名を呼ぶのか、騎手と馬番号と馬名を呼ぶのか、福山から川崎登場の西田シゲ弘アナと実況談義にもなりました。(写真は実況席で泉アナ百瀬アナを見つめる西田アナ)ジョッキーの腕比べ、実況でもしっかり盛り上げないといけません。しっかり言葉を選んで、実況していきたいと思います。そして、2月はプロ野球各球団がキャンプイン!!我らが東北楽天ゴールデンイーグルス、キャンプ中継を見ていると今年もワクワクしてきますね。今年こそ、開幕ダッシュからの逃げ切りだ〜!!
2023年02月06日
今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬、今週は今年最初の大井競馬開催です。10年に一度の最強寒波が襲来、との天気予報が出ています。今日は1日中、上空に寒々しい雲が広がっていました。(朝の大井競馬場ゴール前の様子)1月の大井開催で思い出すのは、5年前の大雪。この時は大変でした。期間限定騎乗で来ていた中島龍也騎手の背後に雪が。降雪と、馬場コンディションの悪化により、17レース(3日間計)が開催中止になるなど大きな影響が出ました。油断せずに、影響が最小限で済むように願うばかりです。かよこさんも書いていましたが、明後日は「最後の」TCK女王盃。1/25・大井11レース第26回TCK女王盃枠順は→こちら今年のTCK女王盃は少頭数となりましたが、この先の牝馬戦線を盛り上げていきそうな好メンバーが揃いました。楽しみです。今年も、昨年僕が実況したレースの数を数えました。2022年、実況したレースの数は937レースでした。1か月ごとに実況したレース数は↓です。1月= 51R(重賞1)2月= 62R(重賞1)+矢野貴之騎手メモリアル表彰3月= 74R(重賞2)4月= 69R(重賞1)5月= 82R(重賞3)→かしわ記念実況、羽田盃「ライアン来た!!」6月= 77R(重賞2)→SSS・川崎スパーキングスプリント&日本海スプリントを2年連続実況7月= 83R(重賞1)8月= 97R(重賞3)9月= 78R(重賞3)10月= 78R(重賞2)11月= 83R(重賞3)→お天気大荒れの北國王冠実況12月=103R(重賞2)→中日杯&東京大賞典実況。 ヴェノム&ウシュバテソーロどちらも新勢力台頭の瞬間昨年のブログは→こちら実況レースをまとめているのは、一昨年のブログでした→こちら(2016年〜実況レース数を毎年集計してブログで掲載してます)(参考)2016年=1055R2017年=1086R2018年=1052R2019年= 951R2020年= 839R2021年= 850R3年ぶりに900を超えるレースを実況させていただきました。今年の後半から「全日本的なダート競走の体系整備」に伴い重賞レースの日程が変わり始めるのでそれに対応しつつ、頭の中をフレッシュにして、2023年もしっかり実況していきたいと思います。
2023年01月23日
今日は耳目社山中が担当します。2023年最初の担当日となりました。今年もよろしくお願いします。前回、2022年最後の担当日から、年末の大井競馬そして年始の川崎競馬と、怒涛の開催ラッシュが過ぎ、南関東地方競馬、この先は当分ほぼカレンダー通りの平日の開催が続いていきます。今週は、今年最初の浦和競馬開催。明日から金曜日までの4日間です。年末は東京大賞典を実況しました。投票締め切り後、発走前に流れたVTRにファンの皆さまが盛り上がり、その後ファンファーレが鳴るまでの間に訪れた一瞬の静寂。ビッグレース前の独特の雰囲気を感じながらの実況でした。勝ったウシュバテソーロの今年の活躍にも注目ですし、世代交代が進みつつある古馬ダート戦線には、南関東勢もどんどん食い込んでいってほしいと思います。(東京大賞典発走直前の様子を実況席から)明後日11日には浦和競馬今年最初の重賞が行われます。第66回ニューイヤーカップ(S3)昨年から1500mに変わった明け3歳馬の重賞。今年は8頭で争われます。枠順は→こちら過去10年で見ると浦和4勝(全て小久保厩舎)vs船橋4勝・大井1勝・川崎1勝。10年前の勝ち馬がソルテ(金子正彦騎手・寺田新太郎厩舎)ですね。うーん、10年あっという間だ。浦和勢5頭出走で小久保厩舎からは2頭出走。4サムタイムアゴーと7ポリゴンウェイヴ。ポリゴンウェイヴはゴールドジュニアとハイセイコー記念共に2着、新コンビ笹川翼騎手と重賞制覇に挑みます。前走サムタイムアゴーに競り勝った1ウインドフレイバーも注目。勝率・連対率ともに高い水準を誇る繁田健一厩舎には南関東重賞初制覇がかかります(昨年7月スターオブケリーで盛岡ハヤテスプリントを優勝)。5ピノホホッア。こちらはゴールドジュニアとハイセイコー記念共に3着の実績。手綱を取る内田利雄騎手には地方競馬で17年ぶり&南関東移籍後初の重賞制覇の期待がかかります。(最後の地方競馬での重賞制覇は、佐賀競馬・2006年九州大賞典。その後マカオや韓国で重賞勝利あり)8ワラには福原杏騎手&水野貴史調教師師弟コンビでの重賞制覇がかかります。船橋勢は2スイフトランナー(3戦3勝)と6ハセノゴールド(4戦3勝)。スイフトランナーの手綱を取る森泰斗騎手、昨年末の川崎での負傷からこの浦和開催で本格復帰となります。大井からは3アメノオシホミミが登場。前走(川崎ジュニアオープン5着)に続く遠征で結果を残すことができるかどうか。どの馬にもチャンスが有る、どこからでも狙えそうな一戦です。2023年もポジティブに、そしていろいろなことに挑戦していく1年にしたいですね。先週の百瀬アナが書いていたように、重賞の日程が大きく変わり始める1年ですので、頭の中もフレッシュにして取り組んでいきたいと思います。どうか今年もこのブログにお付き合いください。
2023年01月09日
今日は耳目社山中が担当します。大井競馬場に来ています。今日から年末開催スタート!!31日・大晦日まで突っ走ります。今日26日から28日まではトゥインクルレース。29日から31日まではプチトゥインクル(薄暮)開催。29日の東京大賞典は9R(発走予定15:40)です。レース番号&発走時刻の間違いにはお気をつけ下さい。前回の担当日に心配していた金沢競馬の年内最終開催は、残念ながら雪で日程を消化できませんでした。予定していた様々なものが変わってきてしまう無念の開催取り止め。こればかりは本当に本当に残念でなりません。有馬記念が終わっても大晦日まで地方競馬は盛り上がります。大井競馬場では29日東京大賞典、30日東京シンデレラマイル、31日東京2歳優駿牝馬。ライデンリーダー記念も高知県知事賞も楽しみですし、桐花賞に東海ゴールドカップもどんなメンバーが出てくるのかワクワクします。水沢競馬場とともに園田競馬場も年末年始をまたいでの開催。「年末の大一番」東京大賞典は、このレースと言えばこの馬!!4連覇中のオメガパフュームが引退。ジュンライトボルトやテーオーケインズはここに出走せず、チュウワウィザードも引退。今年の帝王賞を勝ったメイショウハリオ・かしわ記念などを勝ったショウナンナデシコ・ジャパンダートダービーの勝ち馬ノットゥルノに、みやこS勝ちサンライズホープ・連勝中のウシュバテソーロ・今年最初の重賞中山金杯を勝っているレッドガラン。少しずつ勢力図が塗り替えられながら、今年のダート総決算の一戦を迎えました。南関東勢は勝島王冠の上位組が揃って出走。1着ライトウォーリア、2着リンゾウチャネル、3着カジノフォンテン。羽田盃勝ち馬のミヤギザオウ(3歳)、ゴールドホイヤー(5歳)。重賞連勝の勢いがある兵庫ラッキードリームは古巣の南関東へ遠征。どこからでも狙えるメンバーで、展開から読みにくい感じがしますねぇ。当日スタート直前まで悩み続けることにします。年内最後の担当日となりました。2022年を振り返るのにぴったりなのが、地方競馬ファン投票MIH2022(Most Impressive Horse)ちなみに僕は、ショウガタップリ(2歳)スーパーバンタム(3歳)ハクサンアマゾネス(古馬)の3頭に投票しました。前回のこのブログで書いたように、金沢競馬の各世代の牝馬の活躍は今年、眼を見張るものがありましたね。ショウガタップリの他地区挑戦はお預けとなりましたが、ファンに活躍を期待させてくれる馬が来年も現れてくれることを願っています。投票は→こちらまだまだ締切までは時間がありますので、年末のレースを見てからでもまだまだ間に合いますよ。今年もこのブログにお付き合いいただきありがとうございました。皆さん、よいお年を!!
2022年12月26日
今日は耳目社山中が担当します。今回の担当日も、金沢競馬場に出張中です。今年最後の金沢競馬出張です。今日はいいお天気でした。場内のあちこちにはクリスマス装飾が案内所前にクリスマスツリークリスマスの25日(場外発売日)まで見られるそうですハッピーくんのオーナメント今日(12/12)の4Rには、ホッカイドウ競馬から移籍初戦のオマタセシマシタが出走。月曜日の日中でしたが、たくさんのファンが見守っていました。(本馬場入場の様子)ゴール前脚を使って迫ったものの結果は4着。年内最後の開催は来週。続けて出走するでしょうか。昨日(12/11)のメインレースは、金沢競馬今年最後の重賞第58回中日杯。この競走3連覇がかかっていたハクサンアマゾネスにストップをかけたのは、JRAから転入4戦目のヴェノムでした。逃げたサンライズハイアーをハクサンアマゾネスが捕まえて先頭に立ち、ファストフラッシュなど後続がハクサンアマゾネスから離されて「これで3連覇かな…」と思った瞬間、唯一ヴェノムがハクサンアマゾネスとの差を詰めていって、直線は内からハクサンアマゾネスを捉えたところがゴール。力の入る最後の攻防でした。(結果は→こちら)ヴェノムは4歳牡馬。金沢移籍後4戦3勝2着1回3勝目が第58回中日杯のタイトルとなりました。田知弘久騎手2016年(第52回ジャングルスマイル)以来中日杯は2勝目中川雅之調教師2018年(第54回ヤマミダンス)以来中日杯は2勝目騎手時代に中日杯4勝→1993年(第29回サツマコムスメ)2000年(第36回トラベラー)2006年(第42回タフネスゴールド)2008年(第44回ノーブルシーズ)今年の金沢競馬重賞戦線を振り返ると、ハクサンアマゾネスが今年重賞3勝。→利家盃・百万石賞・お松の方賞スーパーバンタムは今年重賞5勝→ノトキリシマ賞・北日本新聞杯・石川ダービー・加賀友禅賞・西日本ダービー(園田)両馬はお松の方賞で直接対決ハクサンアマゾネス1着vsスーパーバンタム4着という結果でした。5歳のハクサンアマゾネス。3歳のスーパーバンタム。そして2歳にはショウガタップリ。他地区との交流重賞でも活躍できる牝馬が各世代にいて、中距離長距離で活躍できそうな牡馬のヴェノムはまだ4歳。これからも続く戦いを楽しみに、期待を持ちながら、来年以降も金沢勢の活躍に注目していきたいと思います。金沢競馬の年内の開催は、明日13日と来週20〜22&24日の計5日。残る本場開催日、最終日まで熱戦にご注目くださいね!!
2022年12月12日
今日は耳目社山中が担当します。金沢競馬場に来ています。この開催は明日29日が最終日。あとは12月の2開催=9日で年内の金沢競馬は冬休みに入ります。ジャパンカップも終わり、年の瀬が迫ってきている感じですね。写真を撮っているとトンボが飛んでいたりもするんですが、もうすぐ12月。晩秋の金沢競馬場の光景をパチリパチリ。パドックの木々も冬支度今日はいいお天気でした。昨日(11/27)の金沢競馬メインレースは2歳馬の重賞・第25回金沢ヤングチャンピオン。今年何度か取り上げている金沢競馬期待の2歳牝馬、デビュー6戦全勝、無敗のショウガタップリが登場。人気に応えて勝利し、連勝を7に伸ばしました。結果は→こちら今回手綱を取った吉原寛人騎手に、今朝お話を伺いました。前にもう少し壁を作ってレースをしたかったけど、1700mの外枠でそれは難しかったかな。1コーナー辺りでは落ち着いてくれた。器用な馬でどんなレースでもできる。展開に注文がつかない。瞬発力勝負になって、最後にあれだけ後ろを離せるというのはスゴイですよ。来年も楽しみですね。管理する高橋俊之調教師にもお話を伺ったところ、「改めて『強い』の一言だね」との言葉が返ってきました。ーこの先は?「12/31(東京2歳優駿牝馬)に向けて調整していきます。まぁ冬場はお天気がどうなるかわからないからね…」と今後のお天気を心配していました。最後は「出走するときはショウガタップリを応援してください!!」とのメッセージ。これからも賞が(ショウガ)タップリになるよう、活躍期待してますよ!!「生姜たっぷり」ではなく、「賞がタップリ」。間違えないように、金沢競馬場の実況席にもメモが残してあります。
2022年11月28日
今日は耳目社山中が担当します。金沢に出張中です。季節の美味しいものをいただきました(香箱蟹)昨日のメインレースは第70回北國王冠。ダート最長距離2600m、伝統の一戦。全国キャラバン中の東京トゥインクルファンファーレ(TTF)が金沢競馬場に登場し、後半3レースのファンファーレを生演奏してくれました。次回は11/30船橋競馬場です。(この先の予定は→こちら)途中から雨が振り始め、お天気が心配されましたが、ファンファーレ演奏時は奇跡的に雨が収まりました。しかし、メインレースは…!?馬場を約2周する北國王冠。実況中1周目1コーナーで「ん、怪しい雲が1コーナーの方から来てるな」と思っていたら、程なくして土砂降りに。ゴール前は、昨年の石川ダービーを思い出す、雨の中での攻防となりました。ゴール後。土砂降り。競馬場周辺は真っ暗でした。勝ったのは名古屋から遠征のアンタンスルフレ。外から迫る2着ウラノメトリアを凌ぎました。逃げたアイアムレジェンドが渋太く粘って3着。タイサイは伸びきれず4着。大きく離れてブレーヴユニコーンが5着でした。(テルペリオンは出走取消、マコトガラハッドは競走中止でした)結果は→こちらウィナーズサークルで撮影できないほどの大雨でした。1着アンタンスルフレ 丸野勝虎騎手コメント『(厳しい天候の中でしたが)頑張ってくれた印象です。もともと自分から掛かっていくような馬ではないので、リズムを崩さないように心掛けて乗りました。淡々と走る馬なので、手応えを感じるタイプではありませんが、直線も外から来ているのは分かっていて、ゴールの時も『勝った』という自信はありました。長い距離が合う馬で、これからも楽しみです。』3着アイアムレジェンド 吉原寛人騎手(丸野騎手取材中に乱入)『勝ち馬のいい誘導馬になっちゃったね(笑)(勝ち馬は)こんな動ける馬なんだってビックリしたし、南関の馬が勝つのかなって思ったけど、丸野さんじゃん!って。このメンバーで勝つんだから、いい馬ですね』(口取り写真と取材コメントは百瀬アナ提供)そして金沢競馬重賞実施日の朝に放送されている「金沢競馬モーニングジョッキープレミアム1」(MJP1)昨日のゲストは甲賀弘隆騎手と魚住謙心騎手でした。そして司会は百瀬アナ。甲賀騎手は来週のイベントが楽しみで仕方ないことを、魚住騎手はYJS予選敗退の悔しさを語ってくれました。左・甲賀騎手。右・魚住騎手ファンの皆さんご覧頂いているでしょうか?金沢競馬ジョッキーズの意外な一面が見られますよ。金沢競馬公式ユーチューブチャンネルにはいろいろな動画がありますので、ぜひ一度ご覧ください!!→こちら
2022年11月14日
今日は耳目社山中が担当します。いよいよ今週木曜日!!ダート競馬の祭典JBC!!今年は盛岡競馬場で3競走、門別競馬場でJBC2歳優駿が行われます。南関東から、そして金沢から遠征の各馬の活躍を願いつつ、今年は大井競馬場から声援を送りたいと思います。8年ぶりの盛岡開催。前回(2014年)は場外発売中の金沢競馬場で見てたっけ。吉原寛人騎手のサトノタイガーにはビックリした記憶が。華代子さんも南関東勢を写真付きで紹介してくれました。各競走の南関東&金沢の遠征馬を紹介しながら個人的注目点を。レディスクラシックサルサディオーネ 矢野貴之騎手ジュランビル 和田譲治騎手サルサレイア 山本政聡騎手(岩手)枠順は→こちらゴールデンヒーラー出走取消で、最内とその隣になった2ショウナンナデシコと3サルサディオーネ。サルサディオーネとの対決の際は行かせてマークする位置からレースをしているショウナンナデシコですが、レディスプレリュードでショウナンナデシコに先着しているプリティーチャンスやテリオスベル、関東オークス馬グランブリッジや3連勝中勢いのあるヴァレーデラルナといった3歳勢も虎視眈々とチャンスをうかがっていそうで、どの馬からでも狙えそうじゃないですか?スプリントコパノフィーリング山本聡哉騎手(岩手)プライルード 本田正重騎手ワールドリング 張田昂騎手キモンルビー 矢野貴之騎手ティーズダンク 和田譲治騎手枠順は→こちら前哨戦・東京盃を勝ったレッドルゼルが最内1番枠に入り、どういう隊列になるか頭を悩ませそうな一戦。南部杯2着のヘリオスと対戦成績では互角以上の(黒船賞とかきつばた記念で先着している)イグナイターでどうでしょうかね?サトノタイガーを思い出してましたが、2014年のスプリントを勝ったは岩田康誠騎手が騎乗したドリームバレンチノでした。岩田康誠騎手は今回、テイエムサウスダンに騎乗ですねぇ。クラシックセイカメテオポリス本田正重騎手ギガキング 和田譲治騎手フィールドセンス 本橋孝太騎手オンザロックス 矢野隆之騎手サンライズハイアー吉原寛人騎手ジェネラルエリア 松戸政也騎手枠順は→こちら今年は重賞を10勝している本橋孝太騎手が乗るフィールドセンス(この馬でも2勝)の爆発力に期待をしたいところですが、新旧帝王賞馬テーオーケインズ&メイショウハリオに3歳勢クラウンプライド・ペイシャエス・カフジオクタゴン、コンビで3勝を挙げている川田騎手騎乗のオーヴェルニュも怖い存在と感じます。JBC2歳優駿は差し追い込みタイプに注目して。昨年のアイスジャイアントのような豪快なレースが今年も見られるでしょうか??枠順は→こちらナイトオブバンド本田正重騎手が出走する盛岡8Rジュニアグランプリ、南関東+金沢勢が6頭参戦する9ROROカップも大注目です。ジュニアグランプリの枠順は→こちらOROカップの枠順は→こちら2022のJBCデー、開催が行われる門別と盛岡はもちろん、全国で皆さん楽しみましょうね!!8年前、金沢競馬場でもらったノベルティーグッズ
2022年10月31日
今日は耳目社山中が担当します。2022ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンドも最終盤に入ってきました。東日本地区は、19日に浦和競馬場で行われる2戦を残すのみ。西日本地区は、10/27名古屋・11/2笠松の2場4戦を残しています。ポイント計算は上位の着順を得た4レース分の合計得点。東日本・西日本、中央・地方の各地区各部門から、それぞれポイント上位4名合計16人が12月のファイナルラウンドに進みます。地方競馬の出場権争いは東日本も西日本も熾烈になっています。まずは東日本。先週行われたトライアルラウンド川崎を終えて野畑 凌 (川崎)56ポイント・残り0木間塚龍馬(船橋)55ポイント・残り0新原周馬 (川崎)50ポイント・残り0菅原涼太 (大井)49ポイント・残り1(ここまで4戦)ーーーーー大木天翔 (大井)40ポイント・残り1(ここまで2戦)及川 烈 (浦和)38ポイント・残り2(ここまで2戦)︙池谷匠翔 (川崎)36ポイント・残り1(ここまで4戦)関本玲花 (岩手)33ポイント・残り1(ここまで4戦)仲原大生 (大井)32ポイント・残り2(ここまで3戦)︙室陽一朗 (浦和)16ポイント・残り2(ここまで2戦)︙中島良美 (浦和) 6ポイント・残り2(ここまで3戦)七夕裕次郎(浦和) 5ポイント・残り2(ここまで3戦)上位3人はすでに自身のTR騎乗を終えています。上位のポイント差がそれほどない中で、ここまで騎乗数が2戦、つまり今回の浦和ラウンドのポイントが加算される、5位大木騎手と6位及川騎手の結果と、4位の菅原騎手のポイントがあと1戦でどうなるか(7着=6点以下だと加点なし)が東日本地区の出場権争いに大いに関わってきそう。10/197R・トライアルラウンド浦和第1戦の枠順は→こちら10/199R・トライアルラウンド浦和第2戦の枠順は→こちら浦和競馬場の2号スタンドには今回のトライアルラウンド浦和に出場する騎手が紹介されていますまた、19日浦和競馬場のメインレースは重賞・第32回埼玉新聞栄冠賞です。4連勝中ランリョウオーvsこの競走3連覇がかかるタービランスという地元浦和の2頭の対決に割って入る馬がいるかという注目の一戦。3歳フレールフィーユから11歳リッカルドまで、多彩なメンバーが揃いました。枠順は→こちらYJSの話に戻ります。西日本地区のポイント上位は…大山龍太郎(兵庫)72ポイント・残り0魚住謙心 (金沢)51ポイント・残り0兼子千央 (金沢)42ポイント・残り1(ここまで4戦)山田義貴 (佐賀)42ポイント・残り0ーーーーー︙加茂飛翔 (佐賀)36ポイント・残り2(ここまで2戦)︙細川智史 (愛知)21ポイント・残り2(ここまで2戦)金山昇馬 (佐賀)20ポイント・残り3(ここまで2戦)東川 慎 (笠松)19ポイント・残り2(ここまで3戦)長江慶悟 (笠松)17ポイント・残り2(ここまで2戦)深澤杏花 (笠松)13ポイント・残り2(ここまで2戦)青海大樹 (兵庫)10ポイント・残り2(ここまで4戦)佐々木世麗(兵庫) 6ポイント・残り2(ここまで2戦)岡 遼太郎(高知) 3ポイント・残り2(ここまで2戦)塚本征吾 (愛知) 3ポイント・残り2(ここまで2戦)浅野皓大 (愛知) 2ポイント・残り2(ここまで2戦)1位の大山龍太郎騎手はファイナル進出ほぼ決定というポイントを積んでいます。3位兼子騎手はTR金沢第2戦11着のため、残る1戦で上位着順に入ればポイント加算という状況です。あと3戦残している金山騎手(木本騎手負傷のため1戦追加)のポイントアップは可能性が高く、また他の面々もまだ2戦しかしていない人が多く、名古屋or笠松のホームコースでポイントが大きく変化するかもしれません。ドキドキしながら自身のファイナルラウンド進出を願う人、自力でファイナルラウンド進出を目指して意気込む人。早くもファイナルラウンドでの活躍をワクワクウズウズしながら待つ人。東日本・西日本それぞれドキドキで最終戦までもつれるポイント争いを迎えています。JRA勢も同様に、ファイナルラウンド進出へ向けての戦いが続きます。詳しくはポイント表をご覧ください→こちら2019年、第1回のヤングジョッキーズシリーズが行われたときに、トライアルラウンド金沢に出場し、1着を取ったのは岩田望来騎手と坂井瑠星騎手。この二人にインタビューしたのが懐かしいですね。先日岩田望来騎手は大井競馬場でプリティーチャンスの手綱を取りレディースプレリュードで優勝。2019年の金沢でもしっかりと話してくれるなぁと思ったものですが、先日の勝利騎手インタビューで立派になったと感慨深いものがありました。そして坂井瑠星騎手は秋華賞でJRAのG1初制覇。素晴らしいレースでした。2019YJSトライアルラウンド金沢の紹介式(百瀬アナ撮影)下の写真の奥の方に坂井瑠星騎手と岩田望来騎手ヤングジョッキーズシリーズを戦う若手騎手たちの5年後10年後の未来を想像しながら、引き続き注目していきたいと思います。
2022年10月17日
今日は耳目社山中が担当します。 大井競馬開催中です。 この開催からイルミネーションも再開 ビッグレースに向かって、有力馬が始動する季節になりましたね。 先週の船橋競馬では、9月27日にヤングジョッキーズTRの2レースが行われました。 ウィナーズサークルでの写真は紹介式&インタビュー進行担当の鈴木努アナ撮影 同じく紹介式を実況席から撮影するとこうなります。 第1戦は大木天翔騎手(大井)第2戦は佐々木大輔騎手(JRA)が勝利。これで東日本・西日本ともに2レースを残すのみとなりました。次のトライアルラウンドは来週10月12日の川崎競馬場。12月16日名古屋競馬場&12月17日中京競馬場で行われるファイナルラウンドに向けて戦いは続きます。 翌日9月28日に行われた日本テレビ盃では、フィールドセンスが優勝。実況を担当した後半戦になってから、荒れに荒れまくりました。前日と傾向が変わって差し追い込みが台頭する馬場。それが皆さんの馬券を混乱させたかもしれませんが、それにしても素晴らしい伸び脚でした。 そして、明日から金沢と大井でダートグレード競走3連戦です!! 明日10月4日は金沢競馬場で第42回白山大賞典。ダート2100mに12頭が出走 1カフジオクタゴン 牡353岩田望来2トウショウデュエル 牡1054吉田晃浩3セイカメテオポリス 牡454本田正重4ケイアイパープル 牡655藤岡康太5ハクサンアマゾネス 牝552吉原寛人6メイショウカズサ 牡558松山弘平7ブリッツファング 牡355池添謙一8マイネルヘルツアス 騸554大畑雅章9ラーゴム 牡455鮫島克駿10ミスティネイル 牝652松本剛志11ネオアマゾネス 牝552藤田弘治12ナラ 牝652深澤杏花 (詳しい出走表は→こちら)JRAから参戦の5頭はどれも有力。3歳馬はカフジオクタゴンとブリッツファング。どちらも重賞タイトルホルダー。園田競馬場で小回りを経験しているブリッツファングはその時の兵庫チャンピオンシップ勝ちで、カフジオクタゴンより2キロ増。そして、先週の日本テレビ盃では同じ3歳馬でジャパンダートダービーを走った組が人気より走れませんでした(ケンタッキーダービーを走ったクラウンプライドが2着)が、こちらの3歳馬は古馬との対戦でどうなるか?ケイアイパープルは佐賀記念勝ち、名古屋グランプリと名古屋大賞典ともに2着とダートグレードの実績は十分。昨年のこの競走を勝ったメイショウカズサは今年4戦目。ケイアイパープルが勝った佐賀記念3着のあとは2戦連続で大敗が続いていますが、実績ある舞台で巻き返しなるでしょうか?3歳時にきさらぎ賞勝ちの実績があるラーゴムは、ダート路線に変わってここが4戦目。外目の枠というのが良い方に向くのかどうか。 地方勢ではセイカメテオポリスとハクサンアマゾネスに期待したいですね。セイカメテオポリスは3歳春以降は一貫して中〜長距離を使われて、1着は昨年の戸塚記念まで遡りますが、堅実に結果を残しています。今年3月のダイオライト記念で5着、勝ったノーヴァレンダとは0.7秒差、2着エブリワンブラックとは0.2秒差と差のないレースをしています。地元の期待、ハクサンアマゾネスは6月の百万石賞以来のレース。12頭立ての5番枠という真ん中あたりの枠からどういうレースをするのか、時計を詰めていいレースをする可能性はあるのではないかと思います。 あとは、明日の金沢は午後から雨予報なので、どのくらいの馬場状態でレースを迎えるかがポイントになりそうです。馬場状態が悪くなるようなら、黄色い帽子に注目しようと思っています。最高気温は30℃、現地観戦の方は水分補給を忘れなく!! 明後日10月5日は、第56回東京盃。(詳しい出走表は→こちら)明後日10月6日は第19回レディースプレリュード。(詳しい出走表は→こちら)他にも、門別・ブロッサムカップ(4日)や笠松・オータムカップ(6日)と楽しみなレースがいっぱいです。競馬の秋を実り多きものにしたいですねぇ。 (ブロッサムカップ枠順は→こちら)(オータムカップ枠順は→こちら)そして、我らが東北楽天ゴールデンイーグルスの2022年シーズンは終わってしまいました。勝ち越しが最大18あった前半戦の好調が続かず、クライマックスシリーズ進出を最後まで争ったものの、最終的には負け越してパ・リーグ4位。接戦で負ける悔しい試合が多かった印象でした。今年のウィークポイントを修正補強して、来年こそは頼む!!いつか、「岩手競馬ナイター」も、生観戦したいものです。
2022年10月03日
今日は耳目社山中が担当します。大井競馬開催中です。台風14号の直接の影響はまだありませんが、関東地方でも昨日今日と強い雨が降る時間帯があります。不安定なお天気です。明日は大井×浦和のエキサイティングリレー。いろいろ大変なので、お天気は平穏であってほしいのですが。とにかく、影響ができるだけ少ないことを願っています。9/19・敬老の日の大井競馬開催。第1レースではシュッシュに騎乗した的場文男騎手が勝利。地方競馬通算勝利はこれで7388勝。7400勝まであと12となりました!!66歳になったばかりの的場文男騎手、頑張っています!!そして開催中の金沢競馬では、「祝!敬老の日 敬馬賞 C1以下 8歳以上」という競走が組まれました。出走表は→こちら8歳→2頭9歳→3頭10歳→2頭…12歳→2頭1イーゼル 109戦目2ルクナバード 118戦目3ヤマカツリーダー 67戦目4カルチャーバリュー 133戦目 5オーダシティー 143戦目6マイネルリボーン 153戦目7コスモアリーナ 223戦目8カジノノーブル 138戦目9ゴールドスピアー 84戦目というメンバー構成で行われました。こういう面白い条件のレースがまた行われると楽しいですよね。ちなみに、勝ったのは、比較的若い8歳牝馬ゴールドスピアーでした。そして、金沢競馬、今日・敬老の日のメインレースはヤングな2歳牝馬による重賞、第17回金沢プリンセスカップ(1400m)。早めに動いて先行馬を自ら捕まえてショウガタップリが優勝。無傷の5連勝で初の重賞タイトルを獲得しました。(結果は→こちら)ショウガタップリの新馬戦が担当の週で、この時はパドック解説の進行をしていたのですが、「生姜たっぷり」という読み方をしてしまいました。(新馬戦の写真。石川県競馬事業局提供)馬名の意味を改めて調べてみると「たくさん勝利して賞がもらえるよう」とのこと。漢字で書くと「賞(勝)がたっぷり」というところでしょうか?「『生姜たっぷり』だと、冷奴みたいだよね」と管理する高橋俊之調教師はデビュー戦の頃に話してましたが、名前はともかくデビューの頃からその走りにも期待していました。今後ももっともっと活躍して、たくさんのタイトル(賞)を獲得してほしいですね。(前走・JRA認定サファイア賞優勝時)兄には、金沢で活躍し2017年の石川ダービー3着サッキーヘラクレスや、2018年の川崎クラウンカップを勝ったスプリングマン、2019年の川崎クラウンカップを勝ったホールドユアハンド(父も同じ)などいる、地方競馬で活躍馬を輩出している血統です。手綱を取った沖静男騎手は、2008年(正月開催)の第3回プリンセスカップをティアミホで制して以来の重賞勝ちとなりました。また高橋俊之調教師は、2019年の第54回サラブレッド大賞典をタンクティーエーで制して以来の重賞タイトルです。おめでとうございます。スーパーバンタムの西日本ダービー制覇に盛り上がる金沢競馬、昨年のエムティアンジェに続いて、楽しみな2歳馬が重賞戦線を盛り上げてくれそうです。ショウガタップリ、注目してくださいね!!
2022年09月19日
今日は耳目社山中が担当します。今週も、金沢滞在中です。昨日は、取材で金沢に来た古谷さんとも会うことができました。あずきバー美味かったですか?重賞がメインに行われた昨日の金沢競馬場。重賞以外にもいろいろトピックがありました。7Rでは、サマーソルトに騎乗して1着になった魚住謙心騎手が、地方競馬通算100勝を達成しました。(撮影:百瀬アナ)先輩ジョッキーが魚住騎手を囲んでの記念撮影。ちなみに魚住騎手は中央競馬で1勝を挙げています。(昨年のYJSファイナルR中山)地方競馬通算100勝達成おめでとうございます!!9Rに行われた金沢デビュー馬限定のサファイア賞は、ショウガタップリが勝ってデビューから無傷の4連勝としました。(結果は→こちら)ショウガタップリこの先に組まれている重賞戦線での活躍も楽しみになります。名前の通り、「賞をたっぷり」獲得してほしいですね。そして、メインに行われた重賞・第57回サラブレッド大賞典。金沢競馬3歳4冠の最終戦です。石川ダービー馬・スーパーバンタムは不在。(9/15園田・西日本ダービーへ向かう予定とのこと)3歳最後のタイトルを目指して11頭が揃いました。単勝1番人気は、ここまで重賞2着3回とタイトルこそないものの実績は最上位の11スターフジサン。2番人気は、重賞2着1回3着2回とこちらも金沢に来てから上位争いを続けている6スタイルユアセルフ。3番人気は、MRO金賞2着を含むここ4戦で3勝2着1回と充実してきた10マイネルヘリテージ。4番人気は金沢移籍後4戦3勝3着1回の1ゴールドジャッジ。ここまで10倍以下のオッズでした。レースは一周目4コーナーでは後方2番手にいたスターフジサンですが、ペースが落ち着いて前と後ろの間隔が詰まってきたところで、徐々に内からポジションを上げ、早めに先頭に立ったマーミンラブと外から追い上げたマイネルヘリテージの3頭で4番手以下を離して最後の直線で競り合いとなりましたが、最後は1/2馬身抜け出してスターフジサンが優勝。粘ったマーミンラブが2着、離されかけてまた迫ったもののアタマ差届かずマイネルヘリテージが3着でした。4着は6馬身離れてグッドオールド、5着エヴォラという結果となりました。(結果は→こちら)(撮影:百瀬アナ)第57回サラブレッド大賞典 優勝スターフジサン吉原寛人騎手表彰式インタビューー優勝おめでとうございます!!ありがとうございますーこの競走3年連続制覇となりました嬉しいです。ホッとしてます、ハイ。ー大外枠からの発走でした。レース前はどんなことを考えてましたか?枠は…結構不利な枠に入っちゃったので、どうしようかなと。下手に行っちゃうと外を回されちゃうので、思い切って下げて、一番後ろからでも良いっていう気持ちで、馬を信じて乗りました。ーペースが落ち着いたところで内から上がっていったのはプラン通り?そうですね。展開的には、ちょっと前が4頭やり合う形になったので、それはちょっと良かったなと。前がバテてきたタイミングでジワッと上がっていこうと思ってたので。あとは進路探しだけだったんですけど、ホントに捌き切ってくれて、4コーナーでは入りきれたので、そこが大きな勝因になったかなと。ー直線、先行馬も渋太く、外からの差し馬も鋭く迫りました。最後の競り合いはどのように感じてましたか?ホントに苦しい中で、直線も長く感じましたね。ホントに頑張ってくれたんで、馬に感謝したいと思います。惜しいレースが続いていて、タイトルを取れなかったので、最後の3歳重賞でここに賭ける思いは凄いものがありましたけど、シッカリ勝てて…ホントにありがとうございます!!今日はご来場ありがとうございます。これからもまだまだ熱い金沢競馬やりますので、ぜひ応援をよろしくお願いします!!チャンスをものにして、スターフジサンが重賞初制覇。2歳時から重賞戦線を戦ってきたスターフジサンですが、あと一歩のところで手が届かなかったタイトルを獲得しました。インタビューに触れたとおり、吉原寛人騎手は2020年カガノホマレ&2021年ベニスビーチに続いてこの競走3年連続の優勝となりました(3回目)。加藤和義調教師はこの競走初制覇です。金沢競馬、次の重賞は9/19(祝・月)に行われる第17回金沢プリンセスカップ。2歳牝馬の重賞です。そして、重賞開催日に行われる「金沢競馬モーニングジョッキー プレミアムワン」昨日は中島龍也騎手がゲストでした。次回の放送はどのジョッキーがゲストかな??お楽しみに!!
2022年09月05日
今日は耳目社山中が担当します。今週も金沢に出張中です。まだまだ残暑厳しい北陸地方。体に堪える暑さが続いています。(今日午後の、金沢駅金沢港口の様子)(こちらは先週の大井競馬場の様子。ミスト発生装置もフル稼働)引き続きしっかりと熱中症対策をお願いします。さて、明日の金沢競馬メインレースは重賞・第18回イヌワシ賞。2000m、地方全国交流で行われる一戦です。過去4年2018 モズオトコマエ2019 タガノゴールド2020 リンノレジェンド2021 アイアムレジェンドと遠征馬が勝利しています。地元勢の優勝は2017年のグルームアイランドが最後です。今年の出走馬は6頭。1アイアムレジェンド2ウインハイラント3ブルベアパンサー4ジュランビル5タカジョー6テルペリオン(詳しい出走表は→こちら)出走6頭なので、出走各馬を簡単にご紹介します。1アイアムレジェンド昨年のイヌワシ賞の勝ち馬その後10ヶ月近くの休養を挟んで今年の6月に復帰後は中原オープン13着→スパーキングサマーチャレンジ6着と大敗が続いている。昨年と同じローテーションで連覇を狙うが?2ウインハイラント2020年東海ゴールドカップの勝ち馬5月にA2→A3と連勝して再び重賞戦線へ。さきたま杯8着→トリトン争覇4着→名港盃7着。日本海スプリントを制した細川智史騎手&坂口義幸調教師のコンビ3ブルベアパンサーJRA1勝→高知12勝→佐賀4勝→金沢1勝と通算18勝を挙げているダート1800mは2歳未勝利(京都)と軽暖賞(佐賀B級)で勝利4ジュランビルJRA4勝。ファンタジーS3着&フィリーズレビュー3着。東京芝1800mで3着(3勝クラス江ノ島S)の経験があるが、2000mは初めて。地方移籍初戦の前走(兵庫サマークイーン賞)は5着。5タカジョーJRA1戦0勝→名古屋2勝→浦和5勝浦和2000mで5戦4勝2着1回。今年のオグリキャップ記念は3番人気9着、それ以来の重賞挑戦です。6テルペリオンJRA7勝。オープン特別2勝(2019年2月阪神仁川S&6月東京スレイプニルS)2019白山大賞典4着。2020年7月〜大井へ移籍。前走金沢スプリントカップで約3年ぶりの連対。2000mは仁川S勝ち&2019マーキュリーC3着など中央時代に実績のある距離で久々の勝利なるかアイアムレジェンドの吉原寛人騎手、テルペリオンの中島龍也騎手に日曜日にお話を伺いました。アイアムレジェンド 吉原寛人騎手復帰しての2戦が一息なので、昨年ほどの自信はないですね。切れがあるタイプではないので、今回も前々で、ということになるかな。追い切りは動いていると聞いたので、叩いて3戦目、どこまで変わって来ているか次第ですね、いい結果が残せるよう頑張ります。テルペリオン 中島龍也騎手ー前走を振り返って?いい感じだったんじゃないですかね。返し馬の時から手応えが良くて「これで走らなかったら気持ちの問題なのかな」と思ってレースに臨んだんですけど、道中も反応良く動いてくれて勝ち馬は強かったけどいいレースができました。前走のように前目でレースすることになるかもしれません。レース前に指示を聞いて考えます。今回は少頭数なので、一団でのレースになると思う。少頭数のレースはまた違った難しさがあるけど、いい結果を出せるように頑張りたいです。イヌワシ賞は明日の11R(発走17:30)です。ぜひご注目ください。そして、明日は重賞開催日なので、「金沢競馬モーニングジョッキープレミアムワン」が放送されます。1レース前に放送されますので、本場だけでなく、テレビ、ネット中継でもチャンネルを合わせてご覧ください。第4回となる明日は、葛山晃平騎手と田知弘久騎手が出演予定です。どうぞお楽しみに!!そして、明日はパドック解説に特別ゲストも参加するかもしれません。また、8月の第1レースは金沢競馬プレミアム・ワンと銘打って、三連単の払戻率が80%にアップして実施されています。来週まで行われますので、ぜひご参加ください。日曜日には場内で1Rの専門紙が配布されていました。
2022年08月22日
今日は山中が担当します。2週連続で金沢競馬場の実況を担当しております。青い空、白い雲。そして乾いた砂。夏ですねぇ。(7/31に金沢競馬場で撮影)金沢競馬場では、先週火曜日(8/2)に第40回読売レディス杯が行われました。グランダム・ジャパン古馬シーズンの対象競走。昨年は、夏の時期の開催中止と重なり、秋に地元馬限定の競走として行われた(優勝ハクサンアマゾネス)ので、グランダム・ジャパンの対象レースとして地方全国交流で実施されるのは2年ぶり。人気上位におされたのは遠征勢。5グランパラディーゾ(大井)、9アルコレーヌ(大井)、8ゴールデンヒーラー(岩手)。地元の期待はトライアル勝ちの6ベニスビーチ。この4頭が単勝式10倍以下の支持を集めました。レースは、好スタートから逃げ粘りを図るアルコレーヌをグランパラディーゾが直線で捕まえて先頭でゴール。1分33秒1の好タイムでの勝利でした。アルコレーヌは2馬身差の2着。さらに5馬身離れた3着がゴールデンヒーラー、追い込んで2分の1馬身差に迫ったロカマドール(川崎)が4着。上位4頭は遠征馬、地元再先着は5着のベニスビーチでした。(結果は→こちら)第40回読売レディス杯 優勝グランパラディーゾ本田正重騎手インタビューー優勝おめでとうございます!!ありがとうございます。ー人気に応えた今のお気持ちから教えて下さい。そうですね、とりあえず、勝ててホッとしてます。ーレースプランはどのように考えてましたか?前走の映像を見た感じだと、ちょっと行きたがるところがあるのかな…と思ったので、まぁ出たなりで。ポジションはあまり気にしてなかったですね。ーすぐに先行馬の後ろ辺り、いいポジションが取れたように見えましたが、 道中の馬の感じはいかがでしたか?はい。終始手応えも楽で。あの馬(アルコレーヌ)の後ろにいれば大丈夫かな、という安心感あったので、ハイ。競馬はとてもしやすかったです。ー直線もしっかりと脚を使って抜け出してくれました。 このレース、この勝ち方ができれば楽しみが膨らむのでは?とても乗りやすくて、とても能力のある馬だと思うので、これからも楽しみです。ー金沢競馬場の雰囲気は楽しまれましたか?そうですね!!多分来たのがJBC以来だと思うんですけど、来た甲斐がありました(笑顔)今日は応援ありがとうございます!!今年は、僕自身、遠征に良く行ってるんですけど、これからも依頼があれば、積極的に乗りに行きたいと思いますので、また応援よろしくお願います!!レース、口取り、表彰式の写真はクシマデザイン様にご提供いただきましたグランダム・ジャパン古馬シーズンはあと4戦。 8/11(祝)ブリーダーズゴールドカップ(門別) 8/28(日)ビューチフルドリーマーカップ(盛岡) 9/ 2(金)秋桜賞(名古屋)10/ 6(木)レディスプレリュード(大井)ここまでのトップはダノンレジーナの30Pt。佐賀ヴィーナスカップ、兵庫サマークイーン賞を勝っています。グランパラディーゾは20Ptで2位に浮上してきました。このあとのレースにも注目です。先週のこのコラムで百瀬アナが紹介した、「金沢競馬モーニングジョッキー・プレミアム・ワン」第2回は、先週火曜日の読売レディス杯開催日の朝に沖静男騎手と兼子千央騎手を迎えてお届けしました。(左・兼子騎手、右・沖騎手)金沢競馬の重賞開催日の朝に放送されるこのコーナー、次回は8/14(日)、加賀友禅賞開催日の1レース前にお送りする予定です。そして、8月の本場開催日の1レースは「金沢競馬プレミアム・ワン」が実施されています。三連単の払戻率が80%となっていますのでぜひご参加ください。(詳細は→こちら)先週と今週の開催の間、木曜日に東北北陸地方を大雨が襲いました。金沢競馬場の周辺もかなりの雨量だったと聞きましたが、この大雨の影響が大きかった皆様にお見舞いを申し上げます。猛烈な暑さが続いていますが、熱中症に気をつけて、お盆に大いに盛り上がる地方競馬を楽しみましょう!!
2022年08月08日
今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬、今日と明日は大井競馬と船橋競馬の共同開催。Wナイターです。僕は今日と明日、大井の部を担当します。今日の大井競馬2Rで、谷内貫太騎手が初勝利を挙げました。デビュー105戦目での嬉しい初勝利。(詳細は→こちら)これからの活躍も期待していますよ!!初勝利、おめでとうございます。一昨日と昨日は船橋競馬場へ出勤。まだまだ大規模な工事が行われています。一昨日(7/23)、本田正重騎手の1000勝達成記念表彰式が行われました。表彰式と同時に、本田正重騎手をお祝いするかのように幕張方面で花火が上がり、実況席から同時に見ることができました。本田正重騎手1000勝達成記念インタビュー(インタビュー鈴木努アナウンサー)ー1000勝達成、おめでとうございます!!ありがとうございまーす。ー大きな数字だと思います。達成前はどのように意識されてましたか?数字はあまり意識してなかったんですけど、達成して「あぁ、年間100勝をまた10年して、やっと2000勝か…」って感じですねーまだ先は長いと思いますが、現在デビュー17年目、 若手時代と比較して変わったことは?いや、全く。マイペースで。これからも勝ち星を重ねていけたらなと思います。ー今年もすでに重賞4勝と、勝負強さを発揮されていると思いますが、 今年の活躍を振り返って?勝ち星自体はそんなに多くないんですけど、重賞をいくつか勝たせていただいて、そこで存在感を出していけたらなと思います、ハイ。ー今後、具体的な目標、勝ちたいレースなどは定めてますか?いや。もう目の前のレースに集中して、1つずつ勝ち星を重ねていけたらなと思います。ー今日は大勢のお客様が駆けつけてくださいました。もう一言メッセージを!!今日は競馬場に遊びに来ていただいて、ありがとうございます。ご覧の通り、競馬場も今、建替え中で、新しくキレイになっているところですけど、関係者一同、船橋競馬を盛り上げていきたいと思っていますので、また競馬場に遊びに来ていただければな、と思います。これからも船橋競馬、よろしくお願いします。(ウィナーズサークルでの写真も鈴木努アナ撮影)船橋&大井のWナイターに、金沢競馬。水曜日からは笠松競馬の開催があります。今週は、高木大介アナウンサーに金沢競馬場のパドック進行をお願いしています。明日は金沢と船橋で重賞が行われます。金沢競馬場では第20回金沢スプリントカップ(発走17:00)。枠順は→こちら兵庫ハナブサに、岡部誠騎手を配したメイショウワザシとテルペリオン(中島龍也騎手)が大井から、ナラとサンライズサーカスが笠松から参戦と、地元勢と力の比較が難しく、どんな結果になるか興味深い一戦。船橋競馬場は第12回習志野きらっとスプリント(発走20:15)。枠順は→こちら日本海スプリントを勝ったナムラムツゴローと、佐賀がばいダッシュを勝ったロトヴィグラスが遠征。コパノフィーリングやギシギシをはじめとする南関東のスピード自慢と激突する地方競馬スーパースプリントシリーズのファイナル(最終戦)。カレンダーはもうすぐ8月、日中の空はもう真夏です。盛り上がる地方競馬で引き続きお楽しみください。
2022年07月25日
今日は耳目社山中が担当します。今回も、金沢出張中。滞在中のホテルのテレビでセレクトセールの中継を見ながらこのブログを書いています。今年も高額で取引される馬がどんどん出現。夢のある話ですねぇ。来年の今頃にはデビューを迎えている馬もいるでしょうし、ダート戦線も整備されて私達の目の前を走る馬もいるかもしれません。セールの結果を見直して、名前を覚えておかなきゃいけませんね。前回の担当で書いた日本海スプリント。ここでは軽視してしまった遠征組、名古屋のナムラムツゴローが優勝。結果は→こちら騎乗した細川智史騎手の表彰台での初々しい姿もまた印象的でした。(日本海スプリントの写真はクシマデザイン様に提供していただきました)昨日、金沢競馬場で魚住謙心騎手にお話を伺う機会があり、日本海スプリントのときのことを聞いてみました。魚住騎手は笠松のナラに騎乗して5着でした。ー日本海スプリントのゴール後ずっと細川騎手と一緒に走ってましたね智史におめでとうって声をかけてました。同期(地方競馬教養センター99期)で一番に重賞を勝ったので。ー細川騎手も表彰式の前聞いたら 「(魚住騎手が)ずっとおめでとうって言ってた」と話してましたよでも、ちょっと悔しかったですね。自分がまだ金沢で重賞を勝ってないのに、(細川騎手は)遠征で来て勝ったので。嬉しい気持ちと悔しい気持ちが半々くらい。チャンスをそうやって掴んでいくところが凄いですね。僕も負けないように頑張りたいです。魚住騎手は昨日2勝を挙げて、地方競馬通算91勝となり、(+JRAで1勝)100勝までのカウントダウンに入りました。YJS(ヤングジョッキーズシリーズ)のトライアルラウンドも始まります。魚住騎手は、高知競馬場と金沢競馬場で4クラ騎乗予定。そして、重賞勝ちもそう遠くないはず!!その時を期待していますよ。最後は個人的な話ですが。久々に、仕事の夢を見ました。川崎競馬場の重賞表彰式。レース終わってから話していると「表彰式始まるよ」と言われ慌てて下へ↓そこで、式次第を忘れてきたことに気づく…。↓動揺し、武豊騎手(友情出演?)へのインタビューはグダグダに。進行も同じようにグダクダ↓関係者には呆れられ、お客さんからも怒られる…という夢でした。ああ、いつか楽しい夢が見たい。性格なんでしょうか。見るのは変な夢ばかり。おかげで早朝に目が覚めてしまいました。暑さに負けないように、穏やかに眠りたい…。夏バテしそうなときは競馬場グルメをガツンと食べて、暑さを乗り切って行きましょう。(金沢競馬場内 馬笑屋さんの唐揚げ丼をドーンと)
2022年07月11日
今日は耳目社山中が担当します。南関東は浦和競馬&大井競馬の共同開催真っ只中ですが、金沢競馬出張中です。昨日は高温&強風の中でしたが、ファンの皆様にたくさんご来場いただきました。競馬場内の食堂街でソフトクリームでも…と思ったものの、行列を見て断念。これからも暑い日が続くと思いますが、ご来場をお待ちしております。7月1日からは、さらに金沢競馬場場内への入場上限人数が緩和されることが発表されています。(→こちら)明日(6/28)の日本海スプリントのあと、次の重賞まではちょっと間があくのですが(次の重賞は7/26金沢スプリントカップ)、本場開催・場外開催を競馬場でお楽しみください。というわけで。明日は門別・栄冠賞、大井・優駿スプリントとともに、金沢競馬場でも重賞が行われます。第5回日本海スプリント(東海・北陸交流。900m)枠順は→こちら昨年の優勝馬はニュータウンガール。実況を担当しましたが、ゴール前での豪脚が今でも脳裏に焼き付いています。昨年2着だったネオアマゾネスが今年も登場。昨年のニュータウンガールやケイアイテディのような強力な遠征馬が不在の今年は上位に来る可能性が高そうですが、結果は果たして?地元からはトライアル1着ナーラック、2着クールシャインに、初距離ながら近況好調なイクゼファイターズも上位争いに加わってきそう。スプリント戦の実況は一旦リズムを崩すと立て直す間もなくレースが終わってしまいますから、とにかくテンポ良く道中実況できるかどうかにかかってきます。直線に向いてもスピードは衰えることなく一気に駆けてくるのでそこもしっかり見極めながら。先行馬のスピードの衰えが少ないスーパースプリント戦ですから、より一層昨年のニュータウンガールの末脚の凄さは際立っていたと思います。これから、改めて出走馬のチェックを入念に。この先、スーパースプリントシリーズは、ファイナルの習志野きらっとスプリント(7/26船橋競馬場)に向かって盛り上がっていきます。明日の日本海スプリント、発走は17:25ですよ〜。あとはちょっと個人的な話になりますが、先日誕生日を迎えて「アラフィフ」世代に突入しました。楽天競馬は15周年、実況アナとしてデビューしてもうすぐ丸21年です。いろいろなレースを実況し、いろいろな経験をしてきました。同世代の関係者が頑張っている姿を見て、(勝手に)負けてられないなという意識を持ちつつ、これからも立ち止まることなく、ファンの皆さんとともに新しい発見をしていきたいと思っています。
2022年06月27日
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