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2006年05月13日
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テーマ: お勧めの本(8118)
カテゴリ: 海外文学
ダーク・タワー(3 〔上巻〕) ダーク・タワー(3 〔下巻〕)
もう、止まらない
キングの圧倒的ライフワーク、絶好調第3弾


ゴシック的なファンタジー世界が屹立している。
モノリスみたいでキング、やっぱりカッコいいな。( 栗本薫 )

“旅の仲間”エディとスザンナを得たローランドは、二人を新たな“ガンスリンガー”として教育しながら“暗黒の塔”への旅を続けていた。だがやがて彼の精神は、“ドア”のむこうで救った少年ジェイクの記憶に引き裂かれていく。一方、現実世界に暮らすジェイクもまた…。彼らは再び“ドア”を開き、タイム・パラドックスを修復できるのか?緊張感満点、キング畢生の超大作第3部。


ダーク・タワー3 「ドアと妖魔」「鍵と薔薇」「機関車チャーリー」.JPG感想:

III『荒野』ますます絶好調に盛り上がってます。まさに止められない、止まらない状態となっております!さらにIV『魔道師と水晶球』を買い求めようとしましたが、、なんと3軒の本屋さんで品切れでした。もちろん大手の本屋さんにはたくさん入荷してましたが、近所の駅前本屋のような小さいとトコでは、あんまり冊数を揃えていないせいか、特にIV、Vは、売れてしまって入荷準備状態のようです。やっぱりKing人気は強しですね。

I「ガンスリンガー」であっさりとローランドが<暗黒の塔>の情報を得る為に、見放した少年が再登場するのが嬉しかったです。単なる捨て駒ではなく、大事な登場人物の一人であると知り、ぐんぐん、話は中身の厚みを増し、おもしろくなりました。ローランドにとっては象徴的<息子>である少年。彼の死に責任のあるローランドが、全く逆のことを、モートの<ジェイク殺害計画>を阻止したという、 パラドックス 。(II「運命の三人」) ローランドとジェイクは同じように二つの記憶に悩まされてます。「死んだ少年」と「生きてる少年」についての記憶。ふたつの声が頭でゴチャゴチャ会話をして狂いかける。III『荒野』はこのパラドックスから幕を開けます。

IIで加わったそれぞれの仲間たちには、<塔>への道のりでの役割があり、彼らの内面の戦いや過去との自答などは、物語の進展をものすごく面白くしています。エディは、ただの麻薬常習者のへらず口男ではなく、重要な、それこそ「鍵」を担います。今回彼は重要な産婆の役割をする。兄ヘンリーの呪縛から脱却して。。
12の守護者の守る正門ローランド達の世界には、かつて文明の発達した時代の遺物、12の「正門(ポータプル)=X」があり、その中央に「暗黒の塔」は存在するようです。それらの門には守護者がいて、今回ローランド達は、そのうちの一匹と遭遇。「暗黒の塔」への道筋をつかんだわけですが、、。

「機関車チャーリー」 は、幼児の絵本&テレビでおなじみの「機関車トーマス」を連想しましたが、、性格は全然違って、超キケン。超高速。超ハイテク。  <ナゾナゾ>
がローランド達の命運を握ってるというのは、銃や剣でのアクションと違って、なんだか珍妙な設定なのに、やっぱりただ、ただ面白い。頭脳の勝負という所か。 アイデアだらけのストーリーですね~。









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最終更新日  2006年05月15日 20時30分48秒


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