ひねもすのたり牧場日記
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昨日まで乾牧草の刈り入れ作業があった。今日、明日は雨の予報なので、晴れたらまた再開する。当地域は10軒の酪農家が共同で作業にあたる。牧草の刈り入れが始まると、朝9時、10時から夕方6時くらいまでぶっとおしの毎日が続く。食事も機械やトラックに乗りながら摂るので、作業してもらう農家で、一服(お弁当)を人数分準備する。たいていは食べやすいおにぎりか、助六、パンに、ペットボトルのお茶。男性陣が作業の間、女性陣は一服の準備と牛の世話、搾乳などをする。だから、朝家を出たきり、夕方までほとんど家に入らないこともしばしばである。あっという間に一日終わる。そんな状況であるし、牧草の仕事がなくとも、牛のお産とか、放牧とか、牛舎の改善などしていると、やっぱり、牛 → ごはん → 牛 → ごはん 牛 → ごはん → 風呂 → 寝るみたいな日が続くことは珍しくない。だから、うちのなかのことなんて、推して知るべしだ。私は自己紹介するとき、「酪農をやっています」という。口がさけても 「主婦です」 なんて言えない。だって、主婦のすべきことをほとんどせずに、毎日過ごしているんだから。きちんと主婦の仕事を、心をこめて、日々こなしている人たちに申し訳ないもん。酪農家は、私にとって肩書きではなく、生活しているうえでの、比重の大きさ。自営業なのだから、ほんとは朝からのスケジュールを自分で考えて、仕事をこなしたい気持ちもある。だが、ほとんどそうはいかない。忙しいなと思うわりに、何もできずに一日終わったな、と思う日も多い。その辺をうまく組んで動けたら、と思う。毎年、まいにち、試行錯誤。
June 8, 2016
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