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トイモイ

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2019.02.25

歩き疲れた人々。

私が30年間ネパールを離れている間に大きなことが２つあった。地震と王朝崩壊である。

地震は2015年4月だから4年弱前の話だ。こちらとしては訳の分からない募金をするだけだった。結局、贔屓でいうけど、また何回も行きたい国って東南アジアとインドネパール、台湾あたりなんだよね。そこには、援助したい。

地震のニュースは、重要な建物が崩れたということだったが、ネパールを中心にインド北部、一部台湾まで及んだという。あれ？間の国は？台湾は地震が多い。別に台湾は思い入れが強い国ではないが、世界に一か国だけ助けることができるよ、みたいな意味のない質問があったとすれば、台湾を助けたい。

カトマンズでは地割れが発生するなどして多くの建物が倒壊。カトマンズのダルバール広場、スワヤンブナート、ダラハラ塔、それにここパタンのダルバール広場など歴史的な建造物や世界遺産の寺院などの多くが崩れた。パックパッカーの聖地としてカトマンズ最大の観光客が集うタメル地区でも無茶苦茶になり、道幅が狭いことから車の通行も容易ではなく、救出活動は専ら手作業となったらしい。発表ではネパールの人口の約30%にあたる約800万人が被災したとということであった、やたら人によって惨状はちがうのだが。

多分、このとき、チベットの人たちも随分被害を受けたと思うが、ちうごくだから、多分ほぼ無視されたんじゃないか。

こんなのもアップされてる。

３１１とか、117が日本人にとって忘れられないように、425はネパール人にとって忘れられない日なんだろう。

いつからか知らないが、地震後かもしれないが、主だった入場料が1000ルピー1000円である、横のチャイ屋でチャイ飲んだが、10ルピー10円であった。復興のためだから仕方ないかみたいな感覚で払うが、1日当たりのお金の使い方がアジア最貧国なのに、アジア最大級の支出であった。
勿論、屈指のかんこうちに行かなければ、そして酒のまなければ、どうだろう、未だに500円1000円の滞在費でいけるのじゃないか。

昔、ネパールは物価がインドの半額だった。だから平均500円かからなかったんだ。忘れたけど、間違ているかもしれないけど。学生時代の予算は常にアジアは1000円だったからね。

覚えているのは、24万円。4か月、神戸港から上海、陸路でギリシア、飛行機代込船台ビザ代込でこれだったからなア。ざっくりつうごくビザが1万、船が3万、帰りのアテネからの飛行機が7万だから残り13万か、まあ、1か月3万だよね、1日1000円だよね、そうだったわ。バス代あるから実質500円から700円ぐらいかな、宿含んで。でも強弱あるのが面白かったな。1日100円もあれば1日2、300円もあったんだな。

ネパールのこの地域再訪、要はそのころ昔、無料でしたよ。今、1000円、むちゃでかいよ。老人のセレブだから払うけど、今、バックパッカーだったら絶対行かない。タメルで毎日だらだらしている。

てか、昔もタメルでだらだらしてて、一緒の泊まっているドミトリーの人たちも明日パタンに行くんだ、みたいなことになって、見送って、取り残された感で寂しくなった記憶があるんだが、今考えたら数キロだな。

いや、違う、寂しくなったのは、チベットのラサから偶然の隣で一緒にシガツエ泊まって、ネパールの国境超えて、豪雨で道が決壊していて2日間歩いて、Katmanduに到着した仲間達だったからなんだよな。

我々はつうごくの悲惨な目にあったことを共有しながら、Katmanduでホットシャワーが出たことに感動したんだ。そしてネパール人の優しいこと、漢民族とは全く違う、そこに感激を共有した覚えがある。

よく覚えてないが、インド大使館にビザを取りに行く時は同席してなかったから、皆さんインドにいかなったのか？もっと後で行ったのか？

みんなパダンにいった、なんか祭があうみるみたいってさ。でも、俺はインドに行かなければならなかったんだよな。まあ、3日後だったけど。

そのうちの一人は帰国後も仲良くしてもらって、今は消息不明だが、著書があるのを発見して大学の先生になったっこことがわかった。それ以上は分からんし、連絡とりたいと頑張る気も悲しいかなないわ。もう過去のことだから。思い出は美しい。いつも思い出は美しい。美化されるんだ。

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