趣味のミステリー小説の読後感想ブログ

趣味のミステリー小説の読後感想ブログ

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

jinサン

jinサン

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

パリは霧にぬれて@ 東野圭吾(宿命) 題名の「宿命」は勇作と晃彦のこと。小学…
パリは霧にぬれて @ 「殺意の集う夜」 「嵐の山荘」に集まった人々。 六人部万理…
パリは霧にぬれて @ 「同級生」 宮前由希子の突然の事故死。そして由希子…
19580113-mh@ 「ソロモンの犬」について この道尾秀介さんの「ソロモンの犬」は、…
19580113-mh@ 「再会」について ミステリ好きの私としては、いつも楽しく…

フリーページ

2018.01.14
XML
カテゴリ: 読後レビュー


★★★
先月読み終えた森博嗣の「封印再度」後、本格的なミステリーをと書店に寄って見つけたのは1996年刊行の新装版として発売されていた本作「星降り山荘の殺人」で著者の倉知淳は過去に読んだことは無かったのだか、300books.netで紹介されていたので気になっていた作家なので期待して読んでみるとことにした。
雪に閉ざされた山荘に、UFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女性作家、癖の強い面々が集められた。交通が遮断され電気も電話も通じなくなった隔絶した世界で突如発生する連続密室殺人事件!華麗な推理が繰り出され解決かと思った矢先に大どんでん返しが!?見事に騙される快感に身悶えする名作ミステリー。(BOOKデータベースより)
年末から読み始めて年始の小休憩後、再開してから今日まで読み終わるのに時間がかかったということからして、内容に惹き込まれることもなくさほど面白く無かったと言う事か…
内容的には雪の山荘に閉じ込められた登場人物達が連続殺人事件に巻き込まれていくという、昔からよくあるオーソドックスな物語である。
各章の最初に推理に必要な説明付きで丁寧で読んでいて疲れたり読みにくさを感じる事は一度も無かったので全体的には読み易い小説だったと思う。また、伏線をきちんとはりながら叙述トリックも感心するほど鮮やかでなかなか良く出来た小説でしたし、私は完全に騙されてしまったのだか何故かページをめくる手が進まなかったのは消去法での犯人当てが探偵役の星園の解釈次第でどうにでも取れそうな推理にしっくり来なくて、その犯行の動機も弱く違和感が残りまくったからかもしれません。最後のどんでん返しには見事にやられましが、あまりスッキリ感はない読後でした。厳しいようですが、当分この著者の作品は読む事は無いかもしれません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018.02.11 09:04:09 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: