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2018.03.08
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先日、麻見和史の本格警察推理小説を読んで思い出したのが今野敏の隠蔽捜査シリーズである。大好きなシリーズの隠蔽捜査4を読んだのが2015年の6月だったのだが直ぐに手を出すと思っていたはずがいつの間にか3年近くの月日が経っていたようで驚きです。何はともあれシリーズ第5弾を期待して読んでみた。

衆議院議員が行方不明になっている伊丹刑事部長にそう告げられた。牛丸真造は与党の実力者である。やがて、大森署管内で運転手の他殺体が発見され、牛丸を誘拐したと警察に入電が。発信地が神奈川県内という理由で、警視庁・神奈川県警に合同捜査が決定。指揮を命じられたのは一介の署長に過ぎぬ竜崎伸也だった。反目する二組織、難航する筋読み。解決の成否は竜崎に委ねられた!(BOOKデータベースより)

警察庁のエリート官僚だった竜崎は息子の不祥事等の為、降格人事で所轄の大森署の警察署長として起こる難事件に持ち前の頭脳と判断力を生かして解決するというお決まりのパターンだが、毎回ページをめくる手が止まらないのはこれまたいつも通りでした。分かっていても面白い。これが読後の正直な感想です。
今回の事件は、衆議院議員が飛行場に迎えに来た事務所の車に乗った後に行方不明となり、やがて大森署管内で死体となった運転手とともに車が発見され、議員はそのまま行方不明となる殺人及び誘拐事件である。神奈川県警と警視庁との合同捜査となるが、その前線本部の副本部長として竜崎が赴くことになる。竜崎とノンキャリの捜査一課長との対立や階級、キャリアの違い、また警視庁と神奈川県警と意地の張り合いなど事件解決への障害は目白押しである。そこは竜崎の腕の見せ所として物語は進んでいく。
同期の刑事部長の伊丹との最後の絡みには思わず笑ってしまいました。いつまでも伊丹は竜崎には劣等感を持っているのがわかります。やっぱりこのシリーズは最高ですね。スビンオフ作品として出版されている隠蔽捜査5.5を次は読んでみたい。





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最終更新日  2024.07.19 23:37:17 コメントを書く
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