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2020.12.15
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カテゴリ: 読後レビュー


★★★
先月読んだ東野圭吾の短編集で読書習慣を復活したかと思ったが、なかなか昔のように熱中出来る状況とは言い難いが地道に読み続けることでまた好きな小説に巡り会えるのではと本棚から未読の小説を探してみたところ、推理小説の登竜門である江戸川乱歩賞受賞作が第40回ぐらいから買いあさっていたものがかなりあり、その中で選考委員の満場一致で受賞が決まった下村敦史のデビュー作を読んでみた。

孫への腎臓移植を望むも適さないと診断された村上和久は、兄の竜彦を頼る。しかし、移植どころか検査さえ拒絶する竜彦に疑念を抱く。目の前の男は実の兄なのか。27年前、中国残留孤児の兄が永住帰国した際、失明していた和久はその姿を視認できなかったのだ。驚愕の真相が待ち受ける江戸川乱歩賞受賞作(BOOKデータベースより)

まず本作は2014年の江戸川乱歩賞受賞作にしてその年の『このミス』で第3位、週刊文春のランキングでも第2位と高評価を得た作品でしたが、わたし的にはそこまで評価出来なかった。
内容的には盲目の老人が主人公で戦時中の中国残留孤児に関する話がメインである。主人公がネガティブのため共感できないし、つまらない小説かと読み続けると終盤から様々なエピソードが綺麗に繋がる展開で最後はなかなか面白い作品だなと思って読み切れたところはさすが乱歩賞作品でした。ただこの著者の別の作品を読むかと問われるとまだまだ読みたい作品があるので当分は無いというのが正直な感想です。





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最終更新日  2020.12.15 23:07:22 コメントを書く


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