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10日ほどまえの話題であるが、我が母校・浪速少年院から、収容されて8か月目の少年が鉄格子を切って脱走した。約1年の収容期間を考えると、8か月目の彼は、ふつうでいえば、あと、4~5か月で出院であるのに、なぜ、逃げたのだろうか?親が引受人になってくれず、収容期間が過ぎても出る見込みがなくて、やけを起こしたのか?どうしても、今、社会に出て何かをしなければならないそんな思いがあったのか?わからないが、ショッキングな話だ。5月に所属する団体の仲間と、同少年院に講話に行かせていただいたばかりだし、当然、3か月前のことだから、その少年もいたはずだ。僕たちの講話をどう聞いてくれていたのだろう。非常に残念だ。脱走しても、また、捕まれば、いろんな意味で振出に戻ってしまうではないか?収容期間も伸びるであろうし、教官の先生方との信頼も一からやり直し、逆送されるか、特少に行くことも考えられる。こういう場合は、速やかに最寄の警察署に出頭して、自首するのが一番だ。なぜなら、罪に罪を重ねても、自分の目指した道が遠回りになるだけだ。脱走したことは愚かなことだが、犯してしまった罪のあとに、どう行動するか?それも大切だ。わたしは神に、その少年がいち早く、自首してほしいと祈りたい気持ちだ。少年院の教官には、人格的にも優れた方が多く、非行少年の更生に情熱をもっておられる方々だ。まさか、脱走されるとは思いもしなかったと思う。少年院によっては、比較的に鉄格子などがあえて置かれていない、半開放的な施設もある。そういう施設で逃走ということは、希に、希にあるが、浪速少年院のような厳重な警備体制のところで、鉄格子を切るなど、本当に驚きを禁じ得ない。 クリーニング科、電工科、溶接科、木工科、板金科、どの作業場でも、工具などを持ち出すのは不可能であるのだが・・・。これは、職員の不注意というより、事故ともいえる。浪速少年院の元生徒としては、考えられることではない。その少年の速やかな確保を願う。どうせ、確保されるなら、速やかな自首を願う。人間は失敗をする。しかし、失敗した後、立ち上がれば、また、やり直せる。その少年に伝えたい気持ちだ。
2011/08/23
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司馬遼太郎の「明治という国家」を読んでいます。自宅で預かっている少年が、一日数回、読書感想文を書いたりするので、その時間、身近な大人であるわたしも、模範を示そうと、難しそうな本を読んでいます。
2011/08/14
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