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「ビロードの背中」―第3章の(1)―「俺の家に来ない。」”初めて家に誘われた。・・・これはもしかして間に合うかもしれない。。。”レンタル店から徒歩で7分位。部屋は、広くないが片付いていた。部屋に上がり、パソコンデスクの椅子に座った。彼はコーヒーを入れる。・・・静けさが緊張させる。「コーヒー入ったよ。」私はコーヒーを取りに行き、彼の隣に立った。一口飲んだ。・・・苦い。「お砂糖ください。どこにあるの。」コーヒーカップを置いて探そうとした時、背後から抱きついてきた。・・・沈黙が緊張させる。”来たーっ!大丈夫。彼なら大丈夫。”アゴを持ち上げられ、上からかぶさるように、キス。”へぇー。背が高いと、こんなことも出来るんだ”彼の舌がゆっくりと入ってきた。私も、ゆっくりと彼のほうを向く。首筋へと、口唇がつたう。”いつの間にか、ブラウスのボタンが3つもはずされてる。"to be continued.....
Nov 30, 2005
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(初めての方は第1章からお読みくださいませ。。。)Vol .2 「ビロードの背中」―第2章―松永には話していないが、私は”右の席の男性”とメール交換している。DVDを借りた時、「原作も面白かった」と話してくれて原作本を貸してもらった。彼のメールアドレスが挟んであった。電話番号は書いていない。メールアドレスだけのメモ。それが不思議で、早速送信してみた。それ以来、ずっと続いている。内容は、2行くらいの日常の事。店では店員と客で、その他の話はしない。その秘密が、DVDを借りる時、ドキドキさせる。彼は23時にバイトの時間が終わる。私は金曜日残業で、23時までに店に着けない時、メールで夕食に誘うこともあった。彼もこの町に住んでいるので、近くのファミレスに行くのが一番楽なパターンだった。彼はいつも聞き役で、「そっか。」、「そうなんだ。」を、繰り返す。私は彼の、”そっか。”の響きが大好き。子音だけの相づちで、耳に心地よい。特に乗り出して聞くわけでもなく、求められるまで、自分の意見も言わない。ここまで女性の話を聞けたら、彼はやはり、モテるだろうと思う。そして、美形の彼と食事するのは優越感にも浸れた。松永が私を呼ぶ、”姉さん”が気に入ったらしく彼もそう呼ぶ。彼も映画が大好きで、意外にも読書家だった。土曜日、休日の朝。電話で、一言で語ると「大嫌いな上司」から会社に大至急来るよう呼び出された。理由は、部下のミスを取引先にお詫びに、一緒に行くようにとのこと。・・・最悪。このミスではない。いや、ミスもだけど、この上司が!!謝罪の後、この上司と遅い昼食をとった。食事中も説教になり、私のイライラは頂点に達していた。”せっかくの休日なのに!”23時頃、レンタルショップに出かけていた。イライラが納まらない私は、迷うことなく、ある韓国映画を手に取りレジに向かった。珍しく、彼が声をかけた。「この映画、暴力シーン多くて、お客様にはちょっと苦手な作品かも。」「いいの。今日、仕事で嫌な事あって、刺激が強いの見たい気分なの。」彼がレジを打ち始めた。立ち上がると、私より頭一つ分大きい。彼は私をチラッと上目遣いで見た。そして手続きすると、DVDを渡しながら耳元で言った。”・・・一緒に出よう。” To Be Continued..... ― emy ―
Nov 29, 2005
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管理&広報担当のacoです。掲示板でリクエストしていただいたので、そちらに乗せました。ホントに簡単で可愛いし、リサイクルだから不用品だった物が可愛い雑貨になるお得感がたまりません!お時間がある方はぜひ作ってみてください。気ぜわしい年末でも、ゆっくり落ちてくる雪を見てると、意外と和みますの。。。「ビロードの背中」の続き、楽しみにしてくださってありがとう!実は続きが手元に来ています。書いたばかりの話を1番に読めるって、ホント幸せを感じる瞬間です。。早く読みたいですよね?ふ、ふ、ふ、。。。もったいぶってます。うそです。ごめんなさい。これから仕事なのですが、数日中にアップしますから!!待っててくださいね!
Nov 29, 2005
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Vol .2 「ビロードの背中」 ―第1章―30代って、誰と恋愛していのか分からない。年上の素敵な男性は結婚しているし、同じ30代の男性は20代女性を見てる――。 住み始めて1年になるこの町は、昼から起き出し、明け方に眠る。だから、ビッシリ残業して帰って来ても生活できる。24時間のコンビニ。ファミレス。スーパーマーケット。そして、私が一番頼りにしているのが、26時までのレンタルDVDショップ。大きなチェーン店でないのが気に入っている。忙しすぎて映画を見に行く時間も取れない。だから、ほとんどの金曜日、23時頃立ち寄る。1つはレンタルのために。もう一つは、レジより右の席のバイト男性に会いに。彼は、今の言葉で言う「イケメン」で、25歳。過去、首にキスマークをつけているのを2回、見たことがある。その時は、DVDの俳優より彼のプライベートの方が見たくなった。金曜日は、たまに後輩の松永(女性)が家に泊まりに来る。係長になった私を相変わらず慕ってくれて、社を出れば”姉さん”と呼んでくれる。まだ役職もなかった頃は仲良くしていた後輩たちも、私の立場が上司となれば、お互いに接し方が変わる。同期達もほとんど結婚退職してしまった。残りの貴重な同期達は、部下になってしまった。松永の存在は嬉しい。金曜日、松永とレンタルショップに寄った時、彼女は”右の席の男性”をとても気に入った様で、店を出てからも興奮が冷めなかった。「彼、ヒーロー系ですね!」松永は男性をグループ分けする。今までも、「王子様系」「ワイルド系」「セクシー系」「アキバ系」「ヒルズ系」・・・色々あった。そして、新しい「ヒーロー系」?「知らないんですか?!今、ウルトラマンとか、仮面ライダーとかのヒーローの男の子、30代女性・特にママにすごい人気なんですよ!」・・・解らない。取り合えず、次週ヒーロ-DVDを借りてみよう。To Be Continued..... ― emy ―
Nov 26, 2005
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このたびは<猫>を読んでいただきましてありがとうございました。生きていると、一人ぼっちだなって感じたり、もしも明日、死が訪れてもいいかなって思ったり、誰も私に気づかないかもって思う時、目の前のものに手を伸ばして、助けてもらっていいと思うの。。。それが何でもいいから。その時だけでもいいから。自分を許してあげたい。それによって、少しでも前向きになれるのなら。元気になれるのなら。。。。 emy
Nov 22, 2005
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CMで偶然聞いた曲なんですけど、歌詞がいいんです。「どんな運命が待っているんだろう。 悔やみたくないよ、生まれたこと。 悲しみの中に勇気がある。 輝き掴むと信じている。 降りしきる青空の涙、いつの日か笑顔に変えるよ。」って感じの歌です。間違ってたらごめんね!10代の人たち、このメッセージみたいに自分を信じてね!ショートストーリーを日記欄に掲載したら、当たり前だけどどんどん下に下がって読みにくいので、←フリーページに変えました。初めての人もこれなら読みやすいかな?第2作目も、順調に書き進んでるようですのでお楽しみに!新作アップのお知らせほしい方は、カキコしておいてくだされば、お知らせに行きますよ~。 aco
Nov 20, 2005
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オリエンタルラジオって知っていますか?今人気急上昇中の若手芸人のコンビで、ラップのようなリズムで歌う「あっちゃんの武勇伝」がサイコーなんです。あっちゃんはちょっとやんちゃ系、しんご君はお坊ちゃま系?あんな年下の彼氏もいいけど、あんな息子がいたらすっごく楽しいかも~って思ってしまいました。「彼じゃなくて息子って考えた時点で何かが終わってるよ」って友達に言われちゃいました!!。。。だってしょうがないじゃん。可愛いんだもん。。。。 aco
Nov 20, 2005
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あっという間にカウンタが200ヒットなんて!皆様ありがとう!記念すべき、のべ200人目のお名前は???!じゃ~ん!。。。あれ。emyの携帯?!じゃ、自分たちで乾杯しちゃおうかな?とにかく本当に、皆様、ありがとうございました。。。。。
Nov 17, 2005
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aco(ブログ入力担当)料理が上手い男の人、いいと思います。おしゃれなメニューじゃなくていいから、家庭料理がうまいのは嬉しいです。こんな寒い日に「うどん」。。。うまかったです。emyちゃんと一緒に食べたから、余計に上手かった~!
Nov 16, 2005
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秋ってなんとなくさびしいですよね。秋の夜長はインターネットで、誰かとつながってる感じがちょっと嬉しかったりします。たくさんの方が、このブログを訪れてショートストーリーを読んでくださったと知り、本当にうれしいです。ぜひご感想をお寄せください。。。。心からお待ちしております。
Nov 14, 2005
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30歳の誕生日は彼と過ごした。31歳は友達と過ごした。32歳は一人で過ごした。そして今日、33歳を一人で過ごすなんて、耐えられない。さびしい。だから、私へのプレゼントに猫を飼うことにした。初めてのペットショップはとても混んでいてこんなにもさびしい人がいるのかと感心した。その中の1匹、とっても気に入った子猫がいた。店員を呼んだ時、別の店員がその猫を抱き上げた。「待って。私の猫―――。」私の隣に彼がいた。私は彼に、その猫がどんなに気に入り欲しいかを話し、譲ってくれるよう説得した。彼も前からこの子猫を気に入り、今度の給与で買うつもりだったと話した。また、大学を卒業して地方から出て来たばかりで、一人だとも。。。私も、そして彼も、さびしい。店員を待たせて1時間くらい話合った。営業経験もある饒舌な私に比べ、彼は自分を表現するのが可哀想なくらい下手だった。苦しくなった彼から、意外な言葉が出た。「一緒に飼いませんか。。。」 あまりにも斬新な提案に、そうすることにした。今日は私が持って帰り、”マリ”と名付けた。木曜日の21時頃、彼が私のマンションまで猫を連れて来て、次の木曜日の21時頃に持ち帰る。玄関のドアは開けず、バスケットを部屋の前に置くだけのやりとり。毎回、彼はマリの様子をメモしてきてくれた。パソコン時代には新鮮な、きれいな自筆だった。でも、私からメモを渡すことはない。そんな関係が半年続いた。今日は大雪で、自動車で来るのは無理だと同時に、マリは来ないと思った。”マリが来なかったら、週末はどうなるの・・・”不安とさびしさで夕食も食べず、ビールだけを流しこんでいた。かなり速いスピードで3本も飲んでいた。23時頃、ドアチャイムが鳴った。「遅くなってすみません!―― 猫、早く温めて下さい。」久しぶりに彼の顔を見た。会社の後、すぐ来たのだろう。スーツにコートで、猫をバスタオルにくるんで連れてきた。彼も濡れて、野良猫のようになっていた。「・・・ああ、マリ。」マリが到着してほっとしたせいか、涙が流れた。「ありがとう。(部屋に)上がったら?」「でも、雪がもっと積もって電車動かなくなると困るし・・・」私は上機嫌になり、そして少々の冗談を言った。「大丈夫。この部屋、男が入るのは初めてじゃないから。」でも、酔っているのか、涙が流れてコントロールできない。涙を見たからなのか、彼は部屋に入り、マリをあたため始めた。「着替えたら?風邪ひくから。」彼は素直に着替え始めた。私にはかなり大き目のシャツも、彼には窮屈そうだった。細い体が思いのほか筋肉質で、ドキッとした。着替えた彼は、マリの相手をしていた。無口だからなのか、声を出すこともなく、抱いたりジャラしたりしていた。マリも、私より彼といるほうが、ずっと楽しそうに見える。私はマリにシットした。面白くない気持ちのまま、4本目のビールを開けた。「ビール飲む?」「ヤッ、いらないです。水をもらえませんか。」私を見ることもなく答える。私は、ソファーを背もたれにしている彼の隣に座った。単純に思った。”きれいな唇・・・”って。「一人で飲むのはさびしいよ」「でも、帰らなくちゃいけないし ――」キスをした。唇とアゴに、軽く・・・。・・・キスをした。彼の体が、ビクッと震えた。彼がこの部屋に入って、初めて私をじっと見た。「酒もタバコもやらない、女もやらない、か。」10歳も年下の男の子に、こんな意地悪を言う自分が急激にイヤになった。長い沈黙 ――。そして、私はビールを飲み続けた。また、彼から意外な言葉を聞いた。「ぼく、そういうの上手じゃないんです。」「・・・誰かに言われたの?」彼は耳まで真っ赤にして、うつむいていた。「でも、そういうのって、相性でしょ。」彼が今にも泣きそうな目で、私を見た。彼の目を見て、私はまた涙が流れた。私もさびしい。彼もさびしい。ビールが全部、涙になったのかもしれない。「女からって、イヤだね。酔ったせいにしたくないけど。でも理由なら・・・。こんな寒い夜に、誰かと肌を重ねたいって思ったの。こういうの、だめかな。」小さい声で彼が答えた。「いいですよ、僕は。。。」私は、彼の唇から首まで、ゆっくり時間をかけてキスした・・・。彼は目を閉じて、私のするままになっていた。彼の息が、少しずつ速くなっていく ――。”もっともっと、気持ちよくしてあげるね・・・”――――――――――――――――――――――――――次の朝、起きたら8:30だった。今からだと遅刻だ。なんだか面倒で、会社を休むことにした。何年かぶりのズル休み。彼はいなくなっていた。テーブルに、「会社に行きます。」と書いたメモが残っていた。”メモを残すなんて”走り書きなのにきれいな字だった。再び猫を受け渡すだけの関係になった。木曜日の21:00。わかっていても、私も彼もドアは開けなかった。4ヶ月ぶりにドアチャイムが鳴った。彼が立っていた。「どうしたの。」「月が、すごくきれいなんだ。」「だから?」私は彼の想いをわかっていた。前回のようにお酒が入っていたら、私も可愛かったかもしれない。でも今日は違う。「月がきれいだから?」言葉では、私にはかなわない。彼に対して、とてもサディスティックな気持ちになった。彼は、困った悲しい顔をして言った。「・・・帰ります。」「待って。理由なら、月がきれいで、こんな美しい日に、誰かと肌を重ねたかった、でしょ。」彼は少しだけ笑顔を見せた。白い歯がきれいだった。部屋に入ったとたん、彼の紳士な態度が豹変した。きょうは彼のするがままにされた。”上手じゃない”というより”相手を思いやらない”とった感じだった。私にとっては、23歳の彼の、この感じが新鮮で可愛いと思った。この後私たちは、次は3ヵ月後、次は2ヵ月後、そして毎月、肌を合わせていった。理由は、桜がきれいだったり、雨が憂鬱だったり・・・理由を考えるのも楽しかった。そう、その中に、”誕生日だから”というのもあった。決めたわけではないけれど、私たちはお互いのことを何も聞かなかった。また、二人で外出することもなかった。さびしいからとか、したいからとか、もっと動物的でよかったから。肌を重ねるだけの、冷たさをも感じる関係。そしてこの関係は、いつの日か・・・。この関係があって、私は変わった。潤う。彼も変わった。無口は相変わらずでも、たくましさとか、言葉では在り来たりな事しか言えないけど、まっすぐ私を見るようになった。―― 別れの日は、来た。日曜日の昼ごろ、彼が来た。スーツ以外の服を、はじめて見た。ジーンズに、襟の大きく開いた長袖のシャツを着ていた。「猫が死んだ。」彼はそう言った。あまりに突然で、言葉が出ない私に、彼は続けた。「後の事は、僕がしておくから。」「・・・とにかく、部屋に上がって。」「いや、帰る。猫がさびしいと可哀想だから。」彼がドアを閉めた。猫がさびしい?そうだ。マリはさびしくて死んだのかもしれない。マリと彼が遊んでいる姿に、私はシットした。そしてマリも、私と彼の姿にシットしたのかもしれない。「―― マリ。」私も、彼も、マリも、さびしい。マリを想い、私は声を上げて泣いた。これが彼とも最後になった。木曜日、早く家に帰って待ってみたけれど、彼は来なかった。もう来る必要もないから。彼は私に何も言わなかった。さようならも。さようならを言わなかったから、また来るかもしれない。だからって、私も彼に会ったところで、言いたいこともなかった。このままの関係が、ずっと続けられるわけじゃない。分かっていたはず。この関係は行き止まり。言いたいことはない。でも言わなかったことは、あった。かつて、私と彼は一匹の子猫を二人で飼った。今、私の中に、彼の子供がいる。私たちの子供を、私は、私だけの子供にした。”さびしいから、猫を飼いたい。”と、”夫は要らない。子供だけ欲しい。”とは、似ている感覚だと思った。誰かに、これでいいの?と問われれば、私にも分からない。しかし、少なくとも、私はこれからの誕生日を一人で過ごすことは、なくなった ――。 ― Fin ― ――――――――――――――――――――――――――――――――――皆さん、初めまして。。emy (エミ)です。最後までお読みいただきありがとうございます。「彼」に当てはめたい、あなたの好みの年下の男性は誰ですか?よろしければ、読後のご意見&ご感想を聞かせて下さい。
Nov 13, 2005
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