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「もう、話したくない。」「どうしたの?彼女、可愛いじゃない。」彼はグラスの酒を一息で飲んだ。話したくないと言いながら、話したい気持ちがうかがえる。私も、「聞きたい」と「聞きたくない」気持ちが交差する。ここで大人になる。彼に心を吐き出させてあげよう。私はわざと陽気に振舞い、勝手に酒のおかわりを注文し、彼に強引に勧める。「でも、勝手に来て、勝手に怒って、 メールでごめんねじゃ納得できないでしょ。」「・・だから、どっちが優位なのかきっちり教えてやろうと思ってさ。 <次に会いたいなら、髪をショートカットにして来い> って送信したの。」 to be continued.....皆様良いお年を!!まだ仕事中なので、こんなに短い更新ですみません!さあ、これからもう一仕事頑張るぞ~~!!今日まで仕事して、emyは2日から、acoは4日から仕事です。こんな私達を来年も応援してくださいませ。。。来年も頑張りますのでよろしくお願いいたします・・・・。
Dec 31, 2005
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『私、ごちゃごちゃうるさい男、イヤなのよ! 私はルールを守ってるわ。 法律も、交通ルールも、劇団内での恋愛の御法度も。 前にもこういう関係の男はいたけど、 彼女が出来たって言われてその日に別れて連絡もしてない。 「約束」だって、「時間」だって守る。 あなたにも、先に女関係聞いたはず。 だから、ちょっと気に入った男とエッチすることくらい、 誰にも迷惑かけてないじゃない。 これくらいの自由。。。 もしかして、「たった2回」で彼氏顔? いい加減にして!私帰る!』 ・・・って。」 「帰っちゃったの?」「でも、2時間位したら、メールが入って。 謝ってきた。<さっきはごめんね。次に会った時たっぷりサービスするから許してね。>って。思わず吹き出して、笑っちゃったんだけど。」・・・なんて可愛いの。素直で小悪魔で。こんな風に謝られたら、男性はさぞかし気持ちいいだろう。それに比べて私は・・・。謝るのが本当に、ヘタ。羨ましい。。。そこで彼が口をつぐんだ。「もう話したくない。」 To be continued...
Dec 22, 2005
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楽しみにしてくださっている皆様、更新遅くなってごめんなさい!ちょっと風邪を引いてしまいました(><)めちゃめちゃビタミンC摂ってたのに~!!ストーリーのことや皆さんとのやり取りが楽しくて夜中までパソコンいじってたから、寝不足が原因かも。年賀状もやらなきゃだし、仕事も忙しくなってきてパワーが落ちちゃってたかな。ビロード、近々アップしますので待っててくださいね。。。皆さんも年末はくれぐれも無理しないでね!!aco
Dec 20, 2005
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・・・普段の彼なら絶対話さない。でも、今夜は違う。「お酒」と「上機嫌」の力を借りて、彼の心に一気に火をつけ・・・いわゆる、白状させた。-----------------------------------------------------------彼女は、俺の友達と一緒の劇団の女優で23歳。千秋楽見に行ったとき、打ち上げに参加させてもらって会った。みんなと話するより、飲み物や料理を配ったりしてて。俺に酒渡すとき、目が合ったら少し笑った。単純に”可愛い”って思った。店出て二次会の話してる時、彼女に手引っ張られて二人で逃げた。『アナタ、彼女いるの?結婚してるの?』どちらも否定したら『お金、持ってる人?』って。借金頼まれたら嫌だなって思って『あんまり無いかな。』って答えたら、『なら、ホテル代もったいないから、私の家に行こう。』って、彼女の家へ。次は俺の部屋で。俺も、いいのかなって思うのと、怖いなって思うのとあって、彼女、俺と付き合いたいのか、どうすればいいかって聞いてみたら怒り出して。『私、ごちゃごちゃうるさい男、イヤなのよ!』To be continued...
Dec 15, 2005
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------------------------------------------------私はおかずとおにぎりを作ってアパートに向かった。ドアチャイムを押すと、声が聞こえた。「はい。開いてるから、」「こんばんは。」「あ、どうしたの。今仕事中で。」彼は画用紙から目を離さず、描きながら答える。私は静かに近づき、彼の手元を見た。「・・・素敵な絵。」色えんぴつの美しい絵に見とれてしまった。「ごめん。10日で6枚描きあげなきゃいけないんだ。」 用無いなら帰ってくれる。」「・・・ご飯作ったの。ここ、置いとくから。」「はい。」・・・やはり嫌われてしまったらしい。何日かして、諦めかけていたメールが入った。<仕事終わった。>また、夕方になると<酒飲もう。姉さんの会社の近くまで行く。>・・・ホッとした。嫌われてしまった事は気にしない、とかなり無意識に意識していた。初めて会社の近くで待ち合わせた。また、初めて見る彼のスーツ姿だった。「絵を届けてきたから・・・。」そして、初めて二人でお酒を飲んだ。都内のバー。落としたオレンジ色のライト・・・。「どうしたの?私を誘うなんて。 若い女性に断られた?」「姉さんしか声掛けてないよ。」彼は仕事がうまくいったのか、お酒が進んで、本当に上機嫌だった。「これ、あげる。」私は温泉のチケットを差し出した。「会社でもらったの。誰かと行ってきて下さい。」「・・でもこれ、姉さんの成績がとったものでしょ。」「私の友達は、もうみんな結婚してて誘えないの。ランチやディナーには付き合ってくれるけど、泊まりは無理。」結婚していて、子供もいて、誘ってもみんな「夫に聞いてから」の返事。たとえ会っても、夫と子供の愚痴。それが幸せそうで、羨ましい・・・。満たされている。私は、夫、子供どころか、将来を考える彼もいない。出産のことより、ロストヴァージンがテーマなんて。誰にも言えない・・・。「キスマークの子と行ったら? 私、先月はよく知りもしないのに 悪口言っちゃったから、お詫びも兼ねて。」「彼女は誘えないよ。」「どうして?私、彼女の話聞きたいな。」彼は話したがらない。私は強く聞きたがる。どうして彼女は自由に、楽に生きられるのか。知りたい。「・・・姉さん、聞いたらぶっ飛ぶよ。」
Dec 11, 2005
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引き続き、彼からメールは来なかった。1度だけ、こちらから送信したら、<今、仕事中>とだけ返信された。レンタル店の前を通って店内をうかがったけれど出勤している様子はなかった。嘘までつかれるなんて、嫌われたもの。・・・とうとうヴァージンを抱えたまま、35歳になった。会社でも気の重い日が来た。営業成績の優秀者が表彰される日。今年も上位に入ってしまった。昨年は、ご褒美にシンガポールのペア旅行券をもらった。旅行には松永を付き合わせた。彼女は大喜びだったけど。部下達から“私なら彼氏と行くな”って口々に言われて、下手な言い訳するのに辛かった。今年は会社の景気もあってか、温泉の高級宿のペア宿泊券。“いらない。”一緒に行く相手を探さなければならない負担を考えてほしい。一人旅は行きたくない。無邪気な部下たちが、私を褒め、私に憧れ、私の様になりたくない、結婚したいと考える・・・。会社帰りにレンタル店を窓越しに覗いた。―― やめたのかな。店内に入って他の店員に聞いてみた。「奴は臨時の仕事入ったからって、俺と10日間バイト替わったんです。」「10日間?何の仕事?」「絵本の。絵、描いてるんですよ。」絵本なんて。知らなかった。フリーターかと思ってた。10日間も。食事なんかどうしてるのかな。何か作って持っていこう。メールの<仕事中>は、本当だったんだ。でも、どんな顔して渡せば・・・?私はスーパーに急いだ。To be continued.....
Dec 9, 2005
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「・・まだ20代の頃、チャンスが無かった訳じゃないの。チャンスって言うのも変だけど、交際してれば、あるわよね。でも、付き合って1ヶ月したら許したとか、3ヶ月ならとか雑誌で見た知識とかで何だか頭でっかちになって今まで来ちゃった。そのうち、本当の事も言えなくなっちゃって・・・。レイプだなんて、ごめん。部屋には私も、そのつもりで行ったの。・・・でも20代って言うのは ――」私の話の結末は、羨ましい彼女は「悪女」。そして私は、「34歳まで身持ちが堅すぎて、どうしようもない自分」を正当化して頑張った。いつもは聞き上手な彼が、私の話を静かにさえぎる。「・・・姉さん。それは、価値観の相違じゃないかな。だって、彼女の事、何も知らないでしょ。」”何で彼女をかばうの。というか、そもそも仲直りしようと思って来たのに何で他の女の話になるの?!”「・・帰りましょう。友達、待ってるんでしょう。」私は席を立ち、伝票を持った。彼を残し、振り返らずに歩き始めた。店を出て帰る途中、中学校の頃を思い出していた。私がある友人を家に招いたことがあった。友人が帰った後、母から、「不良みたいな子とは友達にならないほうがいい」と言われて、激怒したことがあった。「お母さん、彼女のこと何も知らないでしょ!」冷静になって気がついた。彼が怒るのも十分理解できた。私は、とんだ「おばさん」になってしまった。彼は私を、深く心配してくれていたのに・・・。to be continued...
Dec 7, 2005
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「メール、返信しなくてごめんね。」・・・なぜ私が謝るのか。これは、返信しなかった事についてのみの謝罪。彼は私と目を合わさずに、下を向いたまま言った。「俺も、軽率でした。ごめんなさい。」私は、彼の機嫌を損ねないよう慎重に話し始めた。「いつも、ああなの。」「男が部屋に誘った時は、相手も大方そのつもりなので拒否されないって言うか・・・」ここでさらに責める私は嫌な女。「今まで、あなたの首に2回キスマークがついてるのを見た事がある。その人は、彼女なんでしょ?」彼は言いにくそうにしていた。私は”ほら、彼女がいるくせに”と運ぶつもりで聞いた。「違います。」「別れちゃったの?」「最初から付き合ってない。・・けど、そういう関係。」”えっ、セックスだけのって事?えっ、彼女もそれでいいの。えっ、そんなことあっていいの。えっ、何でそんなに気軽なの。・・・羨ましいよ。何でそんなに楽に生きられるの。”―― でも、それを素直に言葉に出来なかった。
Dec 6, 2005
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すごく嬉しいことがありました♪♪♪ブログで出逢ったイラストレーターのmorphomenelausさんが私たちのリクエストに応えて、なんとテーマが「猫」のイラストをご自分のギャラリーにアップして下さいました~!感動です・・。メッセージはクィントゥス・ホラティウス・フラックスの名言で、「Pulvis et umbra sumus」(塵と影なのだ、我々は)だそうです。いろんなストーリーがイメージできちゃうような素敵なイラストです。ギャラリーには他にもた~くさん、クールでおしゃれなイラストがたくさんありますから皆様もぜひご覧になってくださいね。。。<hmorphomenelausさんのBlog>http://plaza.rakuten.co.jp/morphomenelaus/<ギャラリー>http://morphomenelaus.hp.infoseek.co.jp/(猫の絵はGallaryメニューのModeにあります♪)morphomenelausさん、本当にありがとうございました。。。
Dec 5, 2005
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「・・・心配?」「当たり前でしょ。あんな帰り方したし。泣いてたし。メールの返信は来ないし。」彼は、普段から大きな声を出す人ではない。だから、よほど心配してたのが伝わってきた。私は彼と仲直り、というか話し合いたいと思って来たのに、彼の様子が私の”私が悪いの?”という気持ちに火をつけた。「人をレイプしようとして、何えばってるのよ。」いつの間にか、彼の友人が訪ねて来たらしく私の後ろに立っていた。「レイプ?お前なら、やるな。」友人は、彼の目をチラッと見ると冗談口調で言った。彼は、ドアを大きく開けて友人を招きいれながら、「してないよ。ねえ、してないよ!」と、部屋に入っていく友人の背中に叫んだ。そして「俺、1時間はずす。」と言ってドアを閉めた。私たちはいつものファミレスに行った。オーダー以外は二人とも黙ったまま。私は沈黙に勝てない。「・・メール、返信しなくてごめんね。」
Dec 4, 2005
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それから毎日、メールが送られてきた。ただ一言、<返信ください。>と。一度も返信しなかった。レンタル店にも、しばらく彼の勤務時間は行かなかった。<返信ください。>は、彼が私に頼んでいる状態。困らせてやりたかった。・・・そのメールも来なくなった。―― 私は気がついた。私には、「メール」が来ないという事実。仕事の確認とか、休日の約束とかならたまには来る。けれど。。。彼のように、毎日の日常を送ってくれるメールは私を孤独にしなかった。私は思い切って、彼を訪ねた。――ドアが開いた。彼は私の顔を見て、深く息を吐いた。「心配していたんだよ。」彼の、初めて聞く強い口調には心配と安堵が重なっていた。心配?私を心配するの?私を、心配してくれてたの・・・。to be continued......
Dec 3, 2005
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いつものacoちんの助けにより第3章がアップできました。ラブシーンは難しい。。。このシーンだけで、4日かかりました。つらい。。。。。ラブシーンに関しては本当にすみません。勉強します!(どんな勉強だよ・・・)ここで懲りちゃだめ。続き読んでね!!
Dec 3, 2005
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「ごめんね。・・・大丈夫?ちょっと乱暴だったよね。知らなかったから・・。本当にごめんね。」・・・もう続きはない。このシチュエーションで、初めての男になりたい人なんていない。でも、誰だって初めてがあるから、次があるわけで。彼は、キッチンでキッチンで冷たくなったコーヒーを一気に飲んだ。私だって分かる。彼が私を部屋へ誘ったのは、私を愛しているとか、恋人にしたいとか、そんな理由ではないことくらい。私とは、いわゆる大人の遊びがしたかっただけ。年上のお姉さんと、刺激の強い遊びがしたかっただけ。ここでヴァージンのお相手なんて、考えても見なかったこと。「私、帰る。」私はバッグを持って、大急ぎで玄関に向かい、部屋を出た。「ちょっと待って。送っていく。」私は振り返って、真夜中なのに叫んだ。「送ってほしくない!これ以上、惨めにしないで。」・・・いつも、ここで失敗する。こういうことは、何度かあった。でも。いつも私の理想とする、私の描くロストヴァージンとは全く違う展開が。特に今回のは、ひどすぎる。―― 女性は、何をもって「当然ヴァージンじゃない」と思われるんだろう。年齢?でも、ずっと独身だったら、ヴァージンの可能性もあるわけでしょう。”ヴァージン?まさか。”って、何からなの。家に着いたら、彼からメールが入っていた。<無事に家に着いた?>
Dec 3, 2005
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彼の右手が、スカートの中へ入ってきた。左の太腿からからお尻へ。”そうだ。会社から帰ってきて、スーツからフレアースカートにはき替えた。”彼の手がストッキングと下着にかかった。”えっ、脱ぐの?脱がされるの?ここで?!もしかして、ここで?このまま、するの?ちょっと待って、シャワーは?ベッドは?避妊は?!えー!怖いよ。”私は彼から離れようとした。”だめ。思ったより力が強い。このまま行くか。いや、ここは叫ぼう。”「ちょっと待って!」出せるだけの大声を出した。怖くてほとんど声になってなかったかもしれない。彼の口唇と、右手が止まった。「私、初めてなの。」「えっ。」彼の口唇と、右手が離れた。そう。私は34歳にして、ヴァージンなのだ。しかもあと1ヶ月で35歳。”間に合うかも”は、34歳でロストヴァージンできるかも、って思ったから。彼はあまりにも予想していなかった展開に、驚いた表情のまま、私を見つめる。「・・大丈夫。心の準備すぐするから。大丈夫。続き、できるから。あっ、出来ればベッドのほうが。」「・・・姉さん。取りあえず落ち着こう。」彼は私を、クッションとも座布団とも呼ぶような物に座らせた。さっきの強引さはどこへやら。お年寄りの手を引くように。。。to be continued.....人気blogランキングへお気に召しましたら、↑クリックして下さいませ(^-^)
Dec 2, 2005
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