2005/01/14
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テーマ: 社交ダンス(9782)
神戸の結婚式の翌週末、2002年6月30日、ずっと楽しみにしていた、「万難を排して参上」のイベントがありました。大応援団のお母上が、パーティに誘って下さったのです。ゲストは、あこがれの「クリさま」。

フラメンコ・ダンサー風に憂いに満ちた表情で、スポットライトに浮かび上がった彼は、愛の苦悩をゆっくりした身体の動きで表現していきます。曲調が激しいスパニッシュギターに変わると、二人は炎に踊るジプシーのように、フロアを駆け巡り、スカートを翻し、汗を飛ばして、情熱と愛で会場全体満たし、観客から割れんばかりの拍手を集めました。

彼の名は、スラビック・クリクリビー。ウクライナ出身のダンサーです。子供の頃、

「ダンスのレッスンに行ったら、自転車買ってあげる。」

と、親に騙されてはじめたという社交ダンス。いまでは、世界のトップダンサーです。

パートナーのカリーナも、同じウクライナ出身ですが、早くにプロに転向してアメリカに渡り、ショーダンスの世界で、その名を知られたルイ・ヴァン・アムステルと組んで活躍していました。

テニスでいったら「ウィンブルドン」みたいな、ダンス界の世界三大大会の一つである「ブラックプール」。1999年のこの大会で、彼は、ジョアンナ・ルーニスと組んで、アマチュア世界4位。優勝したのは、これで3連覇を決めたイギリスのマシュー&ニコル・カトラーでしたが、決勝で、一番大きな拍手を貰っていたのは、4位だった彼らでした。

翌年、プロに転向するにあたって、どういったやり取りがあったのか、興味津々ですが、ルイ・ヴァン・アムステルとパートナーを交換するのです。ウクライナ出身同士の、スラビックとカリーナは恋に落ちました。二人は、出会うべくして出会った、運命のカップルのように見えます。

カリーナは子供の頃、フィギュア・スケートをやっていました。「寒いし、痛いし」で、ダンスに切り替えたそうです。長い足と、細くくびれた腰、そして、チャーミングなルックスに、スラビックは一目惚れしたのでしょうか。彼は、ハリウッド・スターの ジョニー・デップ 「Shall we dance?」 ハリウッド版に二人とも出演していますので、ご覧になってみて下さい。

さて、そんなスラビック・クリクリビーの踊りを生で見させてもらって、すっかり参ってしまった私は、それから彼を「クリさま」とお呼びし、手帳の写真も「マイケル&ビアータ」から「クリさま&カリーナ」に取り替えてしまいました。

ごめんね、ビアータ。さよなら、マイケル。

ファンというのは薄情なものです。現在「クリさま&カリーナ」はニューヨークに住み、アメリカ代表として、ラテン世界大会決勝の常連になっています。まだ20代半ばの二人、これからの活躍が、ますます期待されます。

フォトギャラリー紹介:ここで話題のダンサーの写真が、全部載っているサイトを見つけました。
一番下がルイ・ヴァン・アムステル&ジョアンナ・ルーニス。
下から2番目が、マイケル・ウエンティング&ビアータ。
下から3番目が、クリさま&カリーナです。
ご興味のある方は、 こちらから どうぞ。

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Last updated  2005/01/14 12:04:25 PM
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