2005/03/14
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テーマ: 社交ダンス(9780)
カテゴリ: その他
たけしの「本当は怖い家庭の医学」(3月8日放送)で、スポーツ選手を何人かゲストに招き、この話題で番組はスタートしました。

元プロ野球選手のパンチ佐藤は、スランプになるとボールがゴルフボールや仁丹みたいに小さく見えるといっていました。バレーの元日本代表、中田久美選手は、バレーボールの縫い目が見えなくなる、レーサーの片山右京は、ハンドルが大きく、座布団を握っているような感覚になる、そんな話をしてくれました。

陸上競技でタイムや距離といった、自分の状態が数字になって出てしまうスポーツでは、特に、スランプというのが大きな壁になるのではないでしょうか。その点、相対的な美を競う社交ダンスのような競技は、スランプが見えにくいジャンルだと思います。

番組では、このスランプが、実は大きな病気のサインである可能性を示唆していました。症例は、30代のマラソン主婦。結婚して初めて出場したハーフマラソンで3位の好成績、夫の協力で自己流の練習メニューを組み、市民マラソンの上位入賞の常連になっていきます。

しかし、しばらく続けていくと、タイムが落ちるというスランプに襲われます。彼女は、もっと激しい練習を自分に課し、朝晩10キロ走ることにしました。このころから、風邪をひきやすくなり、それが一向によくならない、体重が1カ月で3キロ減少し、目の下に隈が出来てしまいます。彼女は、体が搾れてきたせいだと思っていました。

ついに、ある朝、胸が締めつけられる痛みに襲われ、病院にかつぎこまれます。原因は、不整脈で、全身に血液が巡らずに倒れてしまったのでした。

この病気は「運動性慢性疲労」というもので、過度の運動によって体中の臓器がボロボロになる病でした。そして、スランプはそのサインだったというのです。

激しい運動をすると、口でハアハアと息をしますが、この空気がのどを通るスピードは時速50~150キロで、のどの細胞がはがれ、病原菌に感染しやすくなるのだそうです。競技会が終わると、いつも風邪っぽくなるのは、このせいだったのかもしれません。

自己流の無謀な練習が原因で、彼女の場合は、すい臓にダメージを受けます。踵の着地の小刻みな衝撃を、脊椎を通じて長期にわたって受け続けたすい臓は、消化酵素が十分に発揮されなくなり、急激に痩せる原因となりました。現在、間違ったトレーニングによって、スポーツで内臓を痛めていいる人が、日本だけで200万人いるといわれています。



練習したら、した分だけ上達するというのは、十分な休養と栄養補給が行われて、ただしくプログラムされたメニューに沿って練習されたときだけで、自己流の過度な練習には、思わぬ落とし穴があるということを、心に留めておきたいと思いました。





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Last updated  2005/03/14 12:51:22 AM
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