2005/10/26
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テーマ: 社交ダンス(9780)
カテゴリ: 競技会関連
A級戦の準決勝を踊り終わって、私は2階の選手控え室にもどりました。彼は、体育館に残って、よく試合でお会いする京都のTさんと話をしていたようです。お母さんは、会場で見つけた知り合いの方と私達のビデオを撮ってくれて、そのまま、観客席に残っていました。

準決勝を踊ったうちの2組が落とされて、決勝に進むのは6組。目標は優勝でも、心のどこかに、ひょっとして、落ちてたら、という不安はいつもあります。

踊り終わってしばらくすると、紙が貼り出されて、勝ち残っているかどうかが分かります。私が見に行くと、どうも次の踊りに影響するみたいなので、結果を見に行くのはリーダーにまかせています。いい成績だと、張り切りすぎちゃうし、ギリギリだったりすると、力が入りすぎてしまうようなのです。

6級から決勝が始まりました。体育館に向かう階段を下りていくと、小学生くらいの男の子二人が、「グリコ」をやっていました。じゃんけんして勝った方が、グーなら「グリコ」、パーなら「パイナップル」といいながら、階段を上っていく遊びです。

グリコ キャラメル20コ ENGINEER 鉄腕バサミ PH-50 スウィーティオパイナップル

私が小さい頃は、「グリコのおまけ」だったんですが、ここでは、「グリコ」でした。3段しか上がれないから、グーだと効率悪いなー、なんて思いながら、体育館に向かいました。そうそう、関西では、「じゃんけんポイ」じゃなくて、「いんじゃんホイ」っていうんですね。

D級、C級、B級と決勝が進み、ついに、午前中最後のプログラム、ラテンA級戦の決勝がコールされました。京都のTさんも、この中に入っています。私達の名前が呼ばれ、フロアに登場すると、会場から、「ホー、千葉県からかいな。えらい遠くから、来てはるんやねー。」なんて言う声が聞こえました。

お母さんはビデオを回しながら、大きな声で私達の背番号を連呼してくれています。それに、決勝では、多分、お母さんの知り合いの方々でしょう、いろんな方向から私達の背番号や名前を呼んで下さる声が聞こえてきました。

サンバ、チャチャチャ、ルンバ、パソドブレ、準決勝の時のような、変な緊張も解けて、身体がよく動くように感じました。特に大きな間違いもトラブルもなく、4種目を踊り終えて、私達は満足でした。あとは、結果を待つのみ。

ところが、表彰式は、午後のスタンダード競技もすべて終わったあとのようでした。ラテンだけ出場のかたは、それまで待っていなければなりません。結果はおあずけ。



「ボタンが一個、足らへん。」

え?なんだって?

イカムネシャツにはボタンがついていません。穴だけあって、別売りの小さなカフスボタンで止めるんです。どうも、いろいろな種類のシャツがあるようで、お借りしたイカムネは、彼のいつも着ているシャツより、ボタン穴が一つ多いようです。

「そんなの、1個くらいしなくても見えないよ。」と、私。
「やっぱり、ボタンも一緒に借りて来るんやったなあ。」と、お母さん。

彼は、なんとなく不満そうに、余ったボタン穴をいじっていました。

(つづく)

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Last updated  2005/10/26 12:06:17 PM
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