2014/01/07
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テーマ: 社交ダンス(9751)
カテゴリ: 音楽のはなし
正月休みはオペラを見ることから始まりました。


ワーグナー生誕200年の去年、 ミラノ・スカラ座公演がテレビ放映 され、録画したものを早く見たいとずっと楽しみにしていたんです。

北欧神話を元に作られたワーグナーの4部作『ニーベルングの指輪』は、<前夜祭>ラインの黄金、<第一夜>ワルキューレ、<第二夜>ジークフリート、<第三夜>神々の黄昏の4作品からなる壮大な指輪物語り。

今日ご紹介するのは第三夜『神々の黄昏』です。





ワーグナーは最終話となる『神々の黄昏』をまず作ってからお話を膨らませて行ったそうです。

そのせいか4作品の中で最も長い上演時間(4時間以上)でお話もとてもドラマチック。

他の3作品もそれぞれ4時間くらいあるので全部見るのは大変なんですが、一つ一つの作品がそれぞれで完結していて前後を見なくても全体が想像出来るようになっているんです。

まるで連作の絵画を見ているようで、全体を眺めてよし、一つだけ飾ってもよしという感じ。







ワルキューレの岩山で運命の縄を編む乙女たち。

それぞれが過去、現在、未来を歌ってこれまでのお話の流れを説明してくれるんですね。

<第一夜>ワルキューレ で人間界に落とされ炎の岩山で眠りについていたブリュンヒルデは、<第二夜>で登場する勇者ジークフリートによって永い眠りを解かれ燃えるような恋に落ちて結婚します。

ジークフリートは大神ブータンの力の象徴とも言える槍を名刀ノートゥングで叩き割るといった怖れ知らず。大蛇を倒し、世界を支配する指輪を手に入れていました。

ブータンはジークフリートの祖父なんですけど、そんなこと知らないのでやりたい放題です。





運命の女神たちの歌は次第に世界の終末を予感させる暗いものになって行きます。

『世界の秩序と神々の繁栄を支えていた世界樹トネリコが切られ、神々の宮殿ワルハラのまわりにうずたかく積まれて燃やされるであろう。』

そしてついに運命の縄が切れます。





一方炎の岩山で熱愛中、新婚ホヤホヤのブリュンヒルデとジークフリート。

更なる武勇伝を綴るために旅立つジークフリートは、愛の証しとしてラインの黄金で作られた支配の指輪をブリュンヒルデにプレゼントします。

それに応えるようにブリュンヒルデは、かつては共に天を駆け巡った愛馬グラーネをジークフリートにプレゼント。



この後ジークフリートを待ち受ける罠、ブリュンヒルデの悲劇。

ロード・オブ・ザ・リングでもそうでしたけど、この指輪には強大なパワーと引き換えに避けることが出来ない不幸をもたらす呪いがかけられているんです。

幸せな二人には今それを知る由もありませんでした。

(つづく)







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Last updated  2014/01/08 09:00:14 AM
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