2014/10/04
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テーマ: 社交ダンス(9916)
カテゴリ: 今日の出来事
大好きな父が亡くなりました。

明日のスタンダードの試合に備え大将が床屋に行っていた昼過ぎ、父の様子がおかしいという母からの電話。

大将が床屋から帰るのを待って車で東京に向います。





高速に乗ってすぐ、広大な常陸野の田畑に雲間から光が筋をなして,秋の美しい風景画のような景色が広がりました。


『ヤコブの梯子だ!まさかパパちゃん死んじゃったりして?』


冗談で言ってたのが本当になってしまいました。





救急車で病院に搬送されて約1時間後、苦しむこともなく静かに息を引き取ったそうです。

声をかけると『やあ、よく来たね。』と目を開けそうな気がしました。






温厚で大らかな性格の父。



手先が器用なので何でも自分で直してしまって、母がそろそろ買い替えたいと思っていた洗濯ハンガーも,取れかかっていたハサミを昨日全部針金で修復してくれたそうです。

朝まで元気にご飯を食べていたのに…。





放心状態の母は、リピート再生のかかった音楽のように父が倒れたときのことを何度も何度も繰り返して私に語ります。

私もショックではあったんですが、一人っ子なので母に代わって警察の取り調べや親戚への連絡など対応に追われ、涙の一滴も流す暇はありませんでした。

大将が仕事に戻り、夜は母と二人、実家で栗と舞茸の炊き込みご飯を作って食べたんですが味が全く感じられませんでしたね。





テレビでは御嶽山の噴火で命を落とされた方々のニュースが流れています。

誰もが乗り越えて行かなければならない路とはいえ、この喪失感は予想以上でした。

まるで世界が父のいた時代といない時代のはっきりと色の違う二つからなっていて、それが大きな音をたてて切り替わったような感じです。





父が会社を定年退職した時こんなことを言っていたんです。


『パパちゃんはね、会社にいる間、一度も、誰の悪口も言わなかったんだよ。』


それだけで既に仏様のような人だったんですが、今の私があるのはまぎれもなく父のお陰であり、私にとっては世界中の誰もが敵でも絶対に私の味方をしてくれると信じられる 救世主





私がブログで書いた、 魚釣り のこと、 鉄棒 のこと、 豆まき のこと、 喉頭癌から復帰 したこと、プリントして渡したのを読んでくれて喜んでいたんです。



88歳でした。





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Last updated  2025/10/06 07:38:24 PM
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