2022/09/15
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テーマ: 社交ダンス(8436)
カテゴリ: TVのはなし
タイムスリップ系の中国歴史ドラマです。

宮廷の諍い女 で描かれていた清の皇帝・雍正帝が即位する前、まだ他の皇子たちと権力争いをしている時代が舞台になっていました。

面白いのは、主人公の若曦(ジャクギ)だけが皇子たちの未来を知っているというところです。

どうして過去に行ってしまったのかと言ったカラクリはどうあれ、この設定は アウトランダー もそうでしたが興味をそそられます。





康熙帝には息子がたくさんいて、何番目に生まれたかという番号で呼ばれていました。

次期皇帝・雍正帝となるのは第四皇子。

それを知っているのは若曦だけです。

この段階での皇太子は、皇后の息子である第二皇子だったんですが、傲慢な性格で、後に皇帝の資質に欠けると言うことで追放され、皇太子不在の状態になります。







ちょっと影のある第九、天真爛漫な第十、豪快な第十四は、皆んな第八皇子押しです。

この第十四皇子を演じていたのは、 楚喬伝 で一番気に入っていた宇文ゲツ役のケニー・リンでした。

主役の若曦を演じているのは 女医明妃伝 で女医やってたリウ・シーシー 。

人気ドラマは役者がかぶってますね。





宮廷に上がる前、しばらく姉の元で暮らしていた若曦は、交流のあった皇子たちと仲良しになって、第八皇子との間には恋が芽生えます。

康熙帝の側室になると自由に会話も交わせなくなるので、皇子たちが手を尽くして、若曦は皇帝付きのお茶汲み女官となりました。

お茶汲みといっても茶葉は心身の状態を整える医学的効果も期待されますので、かなり専門性の高い職業になります。





第四皇子は即位後、ライバルだった兄弟たちを次々と粛清することを知っていた若曦は、彼を怒らせないように気を使っていました。

これを第四皇子は勘違いして、若曦が自分に気があると思ってしまうんです。



彼女が一番気心の知れた友人関係になるのは、風流な自由人だった第十三皇子で、この人は第四皇子の味方でした。





最終的に彼女は現代に戻ることができるんです。

若曦と言う女官が本当に存在したのか。ネットで検索しても分かりませんでした。

気になって歴史博物館に足を運びます。

古い絵画の中に、皇子たちに交じって茶を提供する自分の姿を見出し、若曦の存在を確認。



なんとも意味深な終わり方ですね。全35話、中国ドラマにしては短めです。






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Last updated  2022/09/15 07:34:54 PM
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