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よく「成果主義」と「プロセス重視」が話題になります。結果がよければ、それでよし。プロセスはそれほど重視しない。結果オーライという考え方もありますが、やはりプロセス重視でいった方が、人生に深みが出てくると思います。成果主義だけでいきますと、どうしても人間の悪い面が出やすくなるようです。結果を求めるあまり、目的のためには、手段を選ばないといういうようなことになりがちです。違法まがいのことをやったり、人をだましたり、人の足を引っ張ったりする可能性がでてまいります。また、結果を急ぐあまり、どうしてもコツコツと努力をしなくなります。企業などの人事評価に成果主義を取り入れているところもありますが、いろいろと弊害もでているようです。この成果主義を日本でも初期の頃に採用したある大企業では、それに至った工夫、努力といったプロセスが評価の対象にならないため、次のような問題がでてまいりました。(1)結果で評価されるため、すぐに結果を出そうとして、長期的視点で考えることをしなくなった。その結果、ヒット商品が生まれにくくなった。(2)他人の仕事に協力しなくなった。(3)長期的に社員や部下を育てていこうとしなくなった。 等々この企業は、これではいけないということで、この成果主義の見直しを行ったということです。やはり成果主義より、プロセス重視の考え方が、長期的視点でものごとを考えるようになるようです。例えば、会社にとって、短期的に見ると、このやり方でいけば利益がでるが、長期的に見ると、こちらのやり方が利益が大きいとなれば、長期的に利益の出る方法を採用します。このように成果主義だけでいくと、長期的視点が見落とされがちになります。個人レベルでいえば、このプロセス重視は「努力重視」と言い換えてよいかもしれません。コツコツと努力するのは忍耐をともないます。勉強もスポーツも目的を達成するにはこうした努力が必要です。努力を継続させる大きな力となるのは、本人の意志力です。その意志力の源泉は、目標や目的達成を本人がどれほど思い込んでいるかです。その思いの程度、大きさではないかと考えます。それともうひとつは、コツコツと努力していく中で、日々自分が成長しているのが、感じられるからだと思います。この喜びは何ものにも換えがたいものです。この幸福感があるからこそ耐えていけるのだと思います。いや日々の努力そのものが喜びとなっております。たなからぼた餅式の成功は長続きしません。やはり失敗を繰り返し、試行錯誤して努力していかなければ本物ではないと思います。たとえ当初の目的を達成できなかったとしても、そうした努力の過程で忍耐力、精神力、物事に対する洞察力が身に付き、人の痛みの分かる、深みのある人間となることでしょう。
2009/01/17
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