お出かけ 北海道・東北・関東 0
全91件 (91件中 51-91件目)
あらすじ “マイケル・ジャクソン”としてしか生きられない男“マイケル”(ディエゴ・ルナ)。ある日、老人ホームでパフォーマンスをすることになった彼は会場で“マリリン・モンロー”(サマンサ・モートン)に遭遇。“マリリン”は意気投合した“マイケル”をものまねアーティストたちが集うスコットランドのコミューンへと誘う・・・。感想主人公は、先月6月25日に亡くなったマイケル・ジャクソンのバッタもんですその偽マイケルを演じてるのは、意外にも『天国の口、終りの楽園』ディエゴ・ルナ彼は黒人ちゃいますけど、全盛期のマイケルではなく異様に白くなってからの偽マイケルの役なので問題はありませんでしたマイケル以外にも、沢山のモノマネ芸人が出てきましたがマリリン・モンローのそっくりさんに扮するのは、なんと『コントロール』のサマンサ・モートン普段は微塵も、マリリンに見えない彼女ですけどあの髪型とあの服装をしてると、一応マリリンに見えなくないから不思議です共演に『汚れた血』のドニ・ラヴァン『チャーリーとチョコレート工場』のジェームズ・フォックスに『ポンヌフの恋人』のレオス・カラックス監督『フィツカラルド』のヴェルナー・ヘルツォーク監督なんかも出ていました。監督は『ガンモ』のハーモニー・コリンで変な作品ばかり撮る監督やな『ミスター・ロンリー』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。ミスター・ロンリーの曲は聴いた事あったけどめっちゃ歌詞が暗かってんな(笑)バブルス君付き(笑)ポケバイに乗る偽マイケルあれは何の意味が(^_^;)「他人のいい面をマネるほうがラクだ」誰しも、憧れの存在を多少は真似たりするけど違う人間やねんから、全てを真似ようとすると窮屈で楽ではないと思うけどな(^_^;)第1章?は、マン・イン・ザ・ミラー。偽マイケル、老人ホームで偽マリリンに出会うの巻(笑)「マイケル歴は長いの?」「生まれた時から」嘘つけ(笑)「マリリン歴は?」「オッパイがふくらんでから」夫のチャプリンの影響からって言ってるからこれも軽いジョークやね(^_^;)娘はシャーリー・テンプルって、可哀想な家に生まれたな(笑)マリリンに誘われ、モノマネ芸人達の楽園に行く事を決意し、愛着のある部屋に別れを告げるマイケル。「いい部屋だったよ、ありがとう 寝心地のよいベッド、世界を見せてくれた窓 アディオス」唐突に、煙草吸ったり、エアバレーをするシスターと神父の話が始まり、飛行機から食料投下するが、シスターが落下してしまう。しかし、主よ死なせないでください無事に落ちますようにとの祈りが届いてなんと、無事に着地(^_^;)第2章は、今夜はビート・イット。偽マイケル、モノマネ芸人の巣窟に行くの段。サミー・デイビスJr.、マドンナ、リンカーン赤ずきん、ヨハネ・パウロ、エリザベス女王ジェームス・ディーンとか、色んなそっくりさんがおったけど、1番印象に残ったのは鶏にないたい少年。裸の女とメンドリだけの世界を夢見てなめらかな胸は最高という彼は末恐ろしいスケベ野郎やな(笑)殺される夢を見たチャプリンはマリリンの浮気を疑う。それに対してマリリンは言う。「ヒトラーに見える」飼っている羊が、政府の手によって射殺される事になってしまう。あのシスターは、仲間にも奇跡を体験しようと呼びかけシスターのスカイダイビングショーが始まる(笑)自転車は、ふざけ過ぎじゃね?(^_^;)第3章は、スリラー。楽園の終焉。困った顔をするスマイルマークの太陽の下マリリンはチャプリンに置き去りにされ全身ひどい日焼けをしてしまう。法王と女王がベッドインいてるやん(笑)地上最大のショーを行うが、観客は数人だった(^_^;)どう見ても、地上最低のショーやもんな(笑)みんな落ち込むが、歌を歌って元気を出すがマリリンがが首を吊って死んでいた。第4章は、ユー・アー・ナット・アローン。偽マイケル、マイケルから足を洗う。「群衆の中で孤独でいたい」死が待ちかまえているという答えから背けて人は生きているとか言ってたけどいつか人は死ぬって事を、やっと気付いたんか(^_^;)そんな四六時中、死ぬ事考えてても楽しくないやろ。限りある命やから精一杯、生を謳歌したらええんちゃうん。バチカンに行く事になった奇跡のシスター達だが飛行機は墜落して死亡してしまう。純粋な信仰を忘れ、名声に走ったから殺されたんか?最初のシスターは1度死んだ命やし、良いとして神父は奇跡の体験もしてないのに、死んで災難やったな(^_^;) 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2009.07.26
あらすじ恋人に捨てられたエリザベスは彼のことが忘れられず彼の行きつけのカフェに乗り込む。そんな彼女を慰めてくれたのは、カフェのオーナージェレミーと、甘酸っぱいブルーベリー・パイ・・・。感想アパートの鍵預かります!?失恋の特効薬はブルーベリーパイ?豪華アジアスター共演の『2046』に続き『恋する惑星』のウォン・カーウァイ監督が今度は、ハリウッドスターを贅沢に使った作品。出演は、『アルフィー』のジュード・ロウ『グッドナイト&グッドラック』のデヴィッド・ストラザーン『スターリングラード』のレイチェル・ワイズ『クローサー』のナタリー・ポートマンに主演はなんと、あの人気シンガーのノラ・ジョーンズアメリカ進出で、変に力む人もおるけどカーウァイ監督は、自然体で撮影したようで金城武がジュードに、フェイ・ウォンがノラに変わっただけな感じやったな撮影は、『デリカテッセン』等ジャン・ピエール=ジュネとの仕事で知られるダリウス・コンジ。『マイ・ブルーベリー・ナイツ』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。「鍵がなければ、扉は永遠に閉じたまま、そんな決断は下せない」客から預かった鍵を捨てずに取っているカフェ・クルーチ(鍵)のジェレミー。鍵を他人に預けるなんて、アメリカ人ってそんなに無用心なんか?(笑)スー・リンがアーニーの借金を、大して親しくないリジーに渡すのも無用心やね(^_^;)車を買う為に、金を貯めている人間に領収書も無しに渡すなんて、レスリーちゃうけど人を疑った方がええぞ(笑)誰も信じない自分も信じないギャンブラーのレスリーは性格的には好きになれんかったけど胸元が大きく開いたミニスカ・ワンピ姿は、大好物(笑)リジーに聞かれ、鍵の物語を話し出すジェレミー。どんだけ記憶力がええねん(笑)ジェレミーがカメラを直してる時に客が喧嘩を始めるシーンは、おもろかった。リジーも鼻血たらしてやって来たのが笑えたな「他人は鏡のような存在ね自分を知るための手がかり」この言葉は凄く納得できたな。映画の内容は、そんなに納得できへんかったけど(笑)寝てるリジーにキスするジェレミーはジュード・ロウみたいなイケメンやから絵になるけど醜男なら、犯罪にされてるやろな(笑) 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2009.04.27
あらすじ春の浅い頃、タエコは大きなトランクを一つ提げてとある海辺の町の空港に降り立ち、民宿「ハマダ」にやって来た。観光する所もない田舎町だが、ハマダの近くには不思議な人々が集っていた。毎朝、浜辺で行われる「メルシー体操」、近所でぶらついている高校教師のハルナ、笑顔でカキ氷を振舞うサクラ。彼らのマイペースさに耐え切れないタエコは・・・。感想黄昏ない人お断り!?行ってみてー!と思わせた『かもめ食堂』の荻上直子監督が北国のフィンランドから一転、綺麗な海の南国にある民宿ハマダを舞台にした映画でしたが黄昏る才能が無いので、今回はあまり行ってみたいとは思わなかったて言うか、かもめ食堂はありそうだったが民宿ハマダは、まるで異次元の世界のようで辿り着けそうにもなかったけどそれから、登場人物は、みんな眼鏡をかけてはいたけど、あまり眼鏡が印象に残る映画ではなかったよな主演は、前作から引き続き小林聡美で荻上作品には欠かせない、もたいまさこ『サッド ヴァケイション』の光石研『ダメジン』の市川実日子『犬と私の10の約束』の加瀬亮『病院へ行こう』の薬師丸ひろ子が脇を固めている。ネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。かき氷は、うだるような暑さの中で食べた方が美味しいやろという常識的な考えをしてるようではこの作品を楽しむ才能が無いんやろな(´Д`)どちらかと言うと、畑を耕すのがコンセプトの薬師丸ひろ子の民宿に行きたい(笑)と思ってしまったし、はなから合わへんみたいやな。伊勢海老だけは、心惹かれたけど(笑)もたいさん、メルシー体操でフラついてたよな(^_^;)あの体操も残念ながら、私のツボではなかったな。ユージの書いた地図に迷わなかったタエコはあそこにいる才能があったので、そのまま留まり春になってやって来た、タエコの贈ったマフラーをしたサクラさんを出迎えて終わる。春のサクラだけ、つまり花見だけを楽しみに生きろってメッセージ?(笑) 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2009.03.19
あらすじ12世紀、部族間の争いが絶えないモンゴルで小部族を率いるイェスゲイの息子テムジンは9歳にして未来の花嫁ボルテと将来を約束する。が、その矢先、他部族に父を毒殺されてしまう・・・。感想この前、映画の日に映画館に行ったらアカデミー賞外国語映画賞を受賞したという事で、『おくりびと』がミーハー映画ファンで大盛況でしたが、昨年はこちらの作品がアカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされ、話題となった。ただ、日本映画ではなく、受賞を逃した事もありそんなには騒がれませんでしたけどね『ベアーズ・キス』のセルゲイ・ボドロフ監督は『コーカサスの虜』に続き2度目のアカデミー賞外国語映画賞候補だそうだ。モンゴル人のチンギス・ハーンを日本人の浅野忠信が演じるという事で源義経チンギス・ハーン説の映画かと思ったら、そうじゃなかったまぁ、義経説は無いとしても、チンギス・ハーンの生涯は謎が多く、この映画で描かれた内容についても諸説色々あり、歴史物として観るよりも神話物として観た方が、良いかもしれません。この映画のDVDを、棚に陳列するなら神話っぽいから、ファンタジー映画か戦闘シーンが迫力あったからアクション映画の所が合ってた感じキャストは他に、『セブンソード』のスン・ホンレイが出ている。音楽は、『拳 アルティメット・ファイター』のトゥオマス・カンテリネン。『モンゴル』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。マハ~(●^o^●)テムジンの娘、可愛かったなテムジンの息子は実際は、実の子だという説の方が可能性が高いらしいが、実の子ではない説の方が多くのモンゴル人に親しまれてるように血が繋がってない方が、話としては面白いしテムジンの器の大きさを感じたよな。「モンゴル人は女の為には戦わない」革新的な一面も持ちながら、慣習を重視するなど揺らぎのない独自の信念を貫いていたのがテムジンの成功の鍵か。どこかの総理も見習って欲しいもんだ(笑)塩湖のように平らで、目は細いのがモンゴルでは美人なんやね。日本で不遇な方が、モンゴルではモテモテか(笑)そして、一番肝心なのは強い脚というのが遊牧民族のモンゴルらしい。ボルテは1つ年上だったのに、成長するとだいぶ年下になっとるやん(^_^;)テムジン、急に老けすぎ(笑)、テムジンが大帝国を築けたのは全て奥さんのおかげやってんな。2度も窮地から救ったし、テムジンの行動は全てボルテの言動に左右されてたもんな。人生において最も重要なのは、良い妻を選ぶ事いや、良い妻に選ばれる事か(笑) 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2009.03.09
あらすじニューヨークのブロンクスで肉屋に働いているマーティ(アーネスト・ボーグナイン)は誠実な青年だが醜男なため、結婚もせずに母(エスター・ミンチオッティ)と2人暮しをしていた・・・。感想すべてのモテない者の為の映画個人的には、美男美女のラブストーリーよりこの映画みたいな方が、素直に応援できるな主人公を演じた『ポセイドン・アドベンチャー』のアーネスト・ボーグナインがアカデミー賞主演男優賞を獲得し『旅路』のデルバート・マンが監督賞更に作品賞と脚色賞と、4部門受賞した他カンヌ国際映画祭でも、パルムドールに選ばれる等、映画史に残る作品なのでモテない人の為だけの映画ではありませんけどね『さすらい』のベッツィ・ブレアがヒロインを魅力的に演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。彼女は、『雨に唄えば』のジーン・ケリーの最初の奥さんらしい『チャイナタウン 』等で知られるジョー・マンテルは、アカデミー助演男優賞にノミネートされましたが、笑わしてくれましたその他、『ポリスアカデミー2全員出動!』のジェリー・パリス監督も出演してます。ネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。今の時代では、34歳の男性や29歳の女性が独身でいるのは、それほど珍しい事ちゃうけど当時の風当たりの強さを感じたな。今の時代に生まれて良かった(笑)「お前には10ドル借りだったな」酒場での会話や、従兄弟夫婦の姑を引き取る話を二つ返事で了承するなど、マーティの人の良さをさりげなく表現してたのが巧かったと思った。それに引き替え、あの従兄弟は、恩人であるマーティの一生を左右する相談を、いい加減に答えやがって。母親の涙を見て動揺するぐらいなら初めから預ける事に賛成すんなや。クララを演じたベッツィ・ブレアは不細工ちゃうよな(^_^;)ただ、容姿の良さのハンデ(笑)はあったが演技力でカバーしてたと思う。可哀想オーラが凄かった(笑)クララは、迷ってたマーティの本心を察し肉屋を買い取る事を応援し、そしてマーティも父親の為と言いつつ、本当は一人が怖い事を見抜きクララに自立する事を薦める。自分に嘘をついてるうちに、見えなくなっていた自分の本当の気持ちを気付かせてくれて二人にとって最高の出会いやったね。支離滅裂になりながら、今日の出来事を両親に嬉しそうに話すクララとバス停の看板にパンチするマーティは二人の抑えきれない程の喜びが伝わってきて、良い場面やったな。しかし、このままハッピーエンドにいかないのがラブストーリーの鉄則(笑)上玉を見つけてと、煽っていた母親が「大学出も娼婦も同じようなもんよ」「母親なんて不幸なだけ」口を開けば、相手を暗くさせる事しか言わない姉のせいで、息子に捨てられるのが怖くなり「イタリア系じゃないから、気に入らない」と難癖をつけだし、一人だけ上手くやったマーティを妬んだモテない仲間のアンジーからも彼女の文句を言われたマーティは2時半の電話を、すっぽかしてしまう。お笑い番組を悲しそうに観るクララ。マーティ、早く電話せんか、ボケ!(笑)夜の街に男同士でつるんでいたマーティだったがちっとも楽しくなく、ようやく自分に正直になりクララに電話をかけて、ハッピーエンド。ラストは少し物足りない印象がしたけど最近のバカ丁寧で分かりや過ぎるエンディングより余韻が残る感じで、悪くはない。 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2009.03.03
あらすじ文化交流の為イスラエルに招かれてやってきたエジプトのアレキサンドリア警察音楽隊。何故か空港に出迎えは無く、自力で目的地に辿り着こうとするうちに、彼らは一文字間違えてホテルすらない辺境の町に迷い込んでしまう・・・。感想東京国際映画祭グランプリはじめ各国の映画賞で絶賛されたイスラエル映画。中でも、3部門受賞したカンヌ国際映画祭ではわざわざ、この映画の為だけに一目惚れ賞を設けたほど大笑いではなく、ほのぼのと笑えるコミカルな作品でありながら人の温もりや哀しみ等も感じられてアキ・カウリスマキ作品をも彷彿とさせる雰囲気で、確かに一目惚れするのも頷ける愛すべき映画でした。そんなに、カウリスマキの映画を観てる訳ちゃうけどただ、カウリスマキ監督とは確実に違う部分もあった。この作品の監督は女性の趣味が悪くないイスラエルの女性って意外にええな~意外に良かったと言えば、エジプトの音楽もなかなか悪くないですねネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。「トゥフィーク・ザカリーアアレキサンドリア・・・」保留音の後、切られた!ちゃんと聞いたれや(笑)「演奏を始めて、2、3分でやめた」楽団を泊めてくれたオトンのとっておきのすべらない話やけど笑い待ちも空しく、楽団はノーリアクション(笑)あの夫婦ゲンカは気まずいな(^_^;)美人で気さくで姉御肌のディナが、あんなに親切やったのは、エジプト映画が好きだからか。今も昔もイスラエルとエジプトは仲が悪いけど誰しもが憎みあってる訳ちゃうねんな。死んだ町を出る事が出来なかったディナにとって憧れのエジプトから来たトゥフィークは人生で諦めたもの、足りないものを埋めてくれる存在に感じたんやろな。あんま冴えないオッサンやけど(笑)あからさまに、ディナがモーションかけてきてるのにトゥフィークはクソ真面目過ぎるな(^_^;)自分のせいで、妻子を失ってしまったからどうしても臆病になるんやろうが。「なぜ人に魂があるか聞くようなもの」と音楽を侮辱され、激高したトゥフィークだが音楽よりも、魚釣りが大事なんや(^_^;)魚釣りの話だけは、喋る喋る(笑)楽団ではバイオリンだけど、トランペットの方が上手い気もするカーレドが、どんな時でもローラースケートが滑れなくても、ナンパする姿が笑える。口説き方が、チェット・ベイカーのマイ・ファニー・バレンタインを歌うというワンパターンさも、おもろい(^_^;)年寄りばかりの楽団で、浮いてる生意気な若者に思えたが女性が苦手なパピに手取り足取り手解きしたりディナがトゥフィークに気があるのを察知し二人きりにしたり、案外良い奴やったな。でも、結局、ディナと寝てまうけど(笑)それも、トゥフィークに素っ気なくされたディナを慰めようとしたカーレドの優しさかもな。 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2009.02.20
あらすじ都会の一角にある、マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋。おもちゃたちが魔法で動き回り子どもたちに大人気だ。しかしマゴリアムおじさんは引退を宣言。支配人のモリーに店を継いでほしいと言い出し資産価値の計算のために経理士のヘンリーを雇う・・・。感想この映画は、あまり評判良くなかったけどストーリーは、グダグダな感じで確かに、良い映画ではないなカラフルな色使いに、夢が溢れる小道具『チャーリーとチョコレート工場』から毒気を抜いた感じやったから、脚本さえ良ければもっと面白くなったのにな『主人公は僕だった』の脚本を書いたザック・ヘルムが初監督という事ですからまだまだ勉強不足やったね。ただ、こういう夢のある作品って、基本的に好きやから、それなりには楽しめた。帽子好きな主人公の少年には、同じ帽子好きとしては共感出来たし、なんと言っても猿のぬいぐるみあれはツボやったな出演は、『フック』のダスティン・ホフマン『マーズ・アタック』のナタリー・ポートマン『ハンコック』のジェイソン・ベイトマン等。『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。ハウルの動く城みたいなおもちゃ屋さんやね。あの寂しそうな猿のぬいぐるみが可愛かったな。おもちゃ屋の中は、なかなか楽しかったんやけど病院のエピソードが、あんまりやったね。地下室の住人とキューブの使い方が、凄く中途半端やな。「帽子はかぶらなきゃ」その通りやね。人目を気にせず、メキシカンの帽子を被るエリックには帽子好きとしては、尊敬の念を抱いた(笑)神童も大人になれば、ただの人って言うけど別の才能が眠ってるかもって事が言いたかったんかな? 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2009.02.16
あらすじ2002年のパキスタンで、ウォールストリート・ジャーナルの記者ダニエル(ダン・ファターマン)は妻マリアンヌ(アンジェリーナ・ジョリー)とディナーの約束をした後、ある取材に出かける。しかし、それを最後に彼との連絡は途絶えてしまう。妊娠中のマリアンヌと友人たち、地元警察などによる懸命の捜索が開始されるが・・・。感想主演アンジェリーナ・ジョリー製作ブラッド・ピットのカップル合作映画だけど、甘~い雰囲気は微塵も感じず『グアンタナモ、僕達が見た真実』のマイケル・ウィンターボトム監督らしいドキュメンタリー・タッチで描かれた緊張感に満ちた作品でしたこの映画は、パキスタンで誘拐殺人に遭った米国人記者ダニエル・パールの妻マリアンヌの手記を基にしているが本物のマリアンヌは有色人種であったりダニエルが殺害された時期に違いがあったり実際とは、多少異なるようです。アンジーが自分を演じる事に対しマリアンヌは映画化の以前から友人だった事もあり、賛成だったようで友人の期待に応えるように、主人公を熱演したアンジーはゴールデン・グローブ賞女優賞にノミネートされた。共演に、『カポーティ』の脚本を担当したダン・ファターマンがマリアンヌの夫役を演じる他『ベッカムに恋して』のアーチー・パンジャビ『その名にちなんで』『ダージリン急行』のイルファン・カーン『60セカンズ』のウィル・パットン『フィクサー』のデニス・オヘア等。この映画の日本語公式サイトって、なくなってんな。マイティ・ハートって検索したらHマンガばかりヒットするなネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。色々、興味深い事が描かれてたな。トイレを我慢すると、陣痛を引き起こすんや(笑)マリアンヌは創価学会やねんな。創価学会って凄ッ!(笑)国のメンツの為など、それぞれ思惑は違えどパキスタンはじめ、アメリカ、フランスが一致団結し必死にダニエルを捜索し、妊婦であるマリアンヌを気遣っていた事が、よく伝わってきた。凄く息の詰まりそうな映画やったけどそんな中で、可愛らしい子供の姿が時おり映し出され、少しだけ和ませてくれたな。苛立ち、大声で叫んだマリアンヌが、その後頑張って子供に笑顔を見せて、気を取り直したが彼女や周りのスタッフにとっても張りつめた中での癒しの存在だったかもしれない。ダニエルの事は、やれCIAだモサドだアスラの事は、インドのスパイとか全くの他人をダニエルの死体と報道したりちゃんと事実確認をせえへん向こうのマスコミは酷いよな(´Д`)ただ、取材する側が、マスコミに苦しめられるのはなんとなく皮肉な感じがした。もちろん、誘拐殺人をした奴が悪いのは分かってるけど私みたいに意地悪な人間は、殺されたくなかったらあんな所に取材に行かんかったら、ええのにと思うが恐れて取材を止めたら、テロに屈する事になるのかもな。 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2009.02.12
あらすじ車夫・松五郎は木から落ちた陸軍大尉・吉岡のひとり息子を救って以来、吉岡家に出入りするようになる。吉岡の急逝後、松五郎は一家になくてはならない存在になり・・・。感想大事なのは金じゃないズラ監督・稲垣浩主演・三船敏郎アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『宮本武蔵』のコンビが、戦時中で検閲されて削除された無念さの残る阪東妻三郎主演のヒット作を稲垣監督がセルフリメイクしたものでヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を獲得した。主人公の松五郎が、演じた三船さんの魅力と相まってめっさ魅力的!偉い人にも物怖じせずに、喧嘩っ早く付いた呼び名は無法松ですが、粗野ながら竹を割ったような性格で、男が惚れるタイプ。松五郎みたいに損得抜きで生きたい!この『無法松の一生』は、この後にも三國連太郎や勝新太郎の主演で映画化されましたが実際には無理だからこそ、多くの日本人がこの物語に憧れを抱いたんでしょうね。共演は、高峰秀子、笠智衆、左卜全。ネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。芝居小屋に入れてもらえなかった腹いせにマス席で、ニンニクとニラを料理して悪臭を撒き散らした挙げ句、大立ち回りを演じる。直後、結城に諭され、関係ない人にまで迷惑をかけるとは気付かなかったと反省し土下座をした松五郎に対し、結城は竹を割ったような性格だと感心しみんなも許してくれるだろうと告げた。えっ!、それぐらいで、許すんか?(笑)「敏雄の為に、後家を貫きます」縁談を薦める兄に、そう言い放つ良子。庭で聞いていた松五郎は、戸惑いの表情を浮かべる。運動会の飛び入り参加の500メートル走で走る松五郎を、大人しい敏雄が大声で応援したり松五郎を慕っていた敏雄もやがて、すっかり大きくなって松五郎とは距離を置くようになり、母親に松五郎に、ぼんぼんと呼ばせないように言伝てる。そして、良子は松五郎に、こう告げた。「ぼんぼんではなく、吉岡さんとでも呼んでもらえれば」「吉岡さんですか・・・他人様のようですな」松五郎は、寂しげな表情で呟く。男手を失った吉岡母子が、無事にここまで来れたのも松五郎のおかげやのに、酷い仕打ちやで(´Д`)良子から、喧嘩に行く敏雄を守って欲しいと頼まれた松五郎だったが、助けを求める敏雄に対し「ぼんぼんの弱虫!」と怒り、お手本とばかり、自らが大暴れ(笑)居酒屋に貼ってあったポスターに面影を見た松五郎は、それを貰い家に貼るが、良子が訪ねてきた時そのポスターを隠そうとする松五郎が可愛い(^_^;)本物の祇園太鼓が聞けなくて残念がる敏雄の先生の為真似事だと言って、太鼓を叩く松五郎が格好良かったな。「寂しかったんじゃ」「俺の心は汚い」良子への募る想いを恥じて、松五郎は飛び出した。松五郎が汚かったら、綺麗な奴なんておらんって!その後、酒に溺れ、雪の中で行き倒れ、生涯を閉じる。走馬灯のように甦る松五郎の一生。松五郎の遺品には、良子から貰った手間賃やらお年玉やらが、宝物のように手付かずで置いてあった。更に、良子と敏雄の名義の預金まで。「わしらみたいなつまらんもんでも 損得抜きで人様の役に立ちたい事もあるんです。」見習いたい生き方であり、真似したくない生き方でもあり(^_^;) 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2009.02.07
あらすじミスター・ビーン(ローワン・アトキンソン)は教会のくじ引きで、フランスでの1週間の休暇とビデオカメラが当たる。そして彼は一路パリへと向かうが、乗り換えの駅とは全然違う場所にたどり着く。どうにかしてカンヌ行きの列車に乗り込むものの自分を撮影してもらっていた乗客(カレル・ローデン)をホームに残して列車が発車してしまい・・・。感想ご存知!人気TVコメディ劇場版第2弾!!なんですが、私は劇場版1作目どころかTVシリーズすら観てなかったりするこの映画は、根っからのビーン好きには笑えない毒が無いあまり評判が、よろしくなかったみたいですが私は笑えたし、ハッピーな気分になれたしスタンディングオベーションしてまいそうになる位、気に入った将来有望なイケメン少年なマックス・ボルドリー君とビーンとの交流が、ええ感じやった。それから、『潜水服は蝶の夢を見る』のエマ・ドゥ・コーヌが、良かったよな~。やっぱ、彼女は、可愛いわそして、何と言っても最も目立ってたのはビデオカメラやね。彼が、主役だったと言っても、過言ではない!出演は他に、『ライフ・アクアティック』『パリ、ジュテーム』のウィレム・デフォー『髪結いの亭主』のジャン・ロシュフォール『ヘルボーイ』のカレル・ローデン等。それから、冒頭のシーンにローワン・アトキンソンの娘のリリーちゃんが出演していましたがめっちゃ可愛いやん血が繋がってるとは、思えん『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。牡蠣もったいね~!子供の時は良さが分からず、大人になって気付くってあるけど、中身はガキのビーンには牡蠣の良さが分からんかってんな(^_^;)フランス語が上手だと誉められ、礼を言うビーン。「グラシアス」それ、スペイン語ですから!(笑)そりゃ、サビーヌもスペイン人だと思うわな(^_^;)全てビデオカメラを軸に、物語が展開していたな。直進あるのみで辿り着いたリヨン駅で親子を引き裂いたのも、ビーンが子供と運命を共にする事になったのも自転車を破壊したのは、まさかの戦車だった時もCMのエキストラをクビになったのもそして、極めつけが、カンヌ映画祭!あまりにもお粗末な編集で、出演シーンをカットされ落ち込むサビーヌの為に、ビーンはスクリーンにビデオカメラのサビーヌの映像を映し出す。その後、監督の妨害を受けた事により画面にはビーンの映像が映し出されるがナレーションと奇跡的にマッチした。今まで全てが、この場面の為の前フリやってんや!退屈で眠くなるナルシスト監督の映像と違い生き生きとした映像に、観客は熱狂する。主演俳優の登場に、会場はスタンディングオベーションで称え、ナルシストながら空気は読める監督は、何事もなかったかのようにビーンとサビーヌと共に、声援に応えた。退屈で訳分からない映画が賞を獲るカンヌ映画祭を皮肉っていて面白かった。念願のビーチに、まっしぐらのビーンだがそのまま行ったら、落ちるがな(^_^;)しかし、そこは奇跡を起こす男!車の屋根づたいに、無事に到着して最後は、カンヌで大合唱で幕を閉じた。清々しいエンディングやったな。オマケ映像は、別にいらんかったけど。金を稼ぐ為のエアピアノ、エアオペラやツール・ド・フランスの一団をビーンが余裕の表情で追い抜いていったりビーンが小屋に閉じ込められた途端に車が何台も通り過ぎたり、その小屋を車に轢かせて脱出するが、全くの無傷だったりスピンで、運転席と助手席が入れ替わったりヒゲ面のマダムやのに、警備員が騙されたり監督が長々と話したのに、通訳は「傑作です」の一言だったり、小ネタ満載の映画だったが最も笑ったのが、やっぱりバイクやなめっさ遅っ!(笑) 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2009.01.30
あらすじお茶屋で遊んだことはなくとも、熱狂的な舞妓ファンの鬼塚公彦(阿部サダヲ)は、念願の京都支社への転勤が決まる。恋人の富士子(柴咲コウ)を捨てて京都入りした彼は、お茶屋へ直行するも、「一見さんお断り」の壁にぶつかってしまう。しかし、会社の社長がお茶屋の常連で、仕事で実績を出した公彦はついにお茶屋デビューを果たす・・・。感想いよいよ、「流星の絆」が最終回どすな~。同じくクドカン脚本のヒット映画を地上波放送を見逃してしもうて遅ればせながら、観てみたんどす。小出早織が可愛い過ぎ~の阿部サダヲがうるさ過ぎ~の真矢みき好きのヅカ・ファン必見!植木等さんの遺作平たく言えば、こんな感じどしたな~エンディングテーマのグループ魂の曲の通り阿部サダヲが、信じられないテンションでおましたな~やっぱ、この人は舞台向きどすな。クドカンの脚本も、舞台向きって感じやおまへんかな。舞台ではアリでも、映画ですと荒唐無稽すぎた気がしましたわ現実では、あり得ない事を描くのが映画でもありますのやけど、後半、変に真面目になる分それまでの展開との違和感がおました。そんなら、もっと無茶苦茶して最後まで突っ走らはるべきどしたし、現実的な部分と非現実的な部分のバランスが、悪おましたな~。出演は他に、柴咲コウ、堤真一、伊東四朗生瀬勝久、吉行和子、京野ことみ、キムラ緑子大倉孝二、酒井若菜、北村一輝、山田孝之など。『舞妓Haaaan!!!』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。舞妓と野球拳したい一心だけでのし上がっていく男のサクセスストーリー。途中までは悪くなかったけど、鬼塚が野球選手になるあたりから、失速していった印象。それまでは、あり得ないけど、あり得そうな感じが絶妙な匙加減だったのが、一気に脱線したよな。喜一郎と張り合って、次々に職を変える展開は古典的で、面白味に欠けたし。一見さんお断りのミュージカルは真矢みきという事で、宝塚を意識してるんやろな。クドカンのミュージカルは、「吾輩は主婦である」でもやってたから、そんなに、おもろく感じなかったけど。なんで、あんな白ブリーフかっぱ男をあんな美人が、追いかけるねん?普通、逆やろ!っていう狙いのギャグだろうがそれにしても、主人公に魅力が無さ過ぎ。才能の塊の舞妓バカでしかないやん。バカだけど、良い所もあるって風には見えなかった。富士子が鬼塚に、駒子の所に行くように即す場面は柴咲の熱演もあり、悪くなかった。最後の着物対決は、大好き文字焼きして服役までした鬼塚が結局、親子愛に負けて駒子に贈った着物を富士子が着てハッピーエンドってそんなんで、ええんかって感じの終わり方やったな。 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2008.12.19
あらすじ戦後間もない東京で、美少女連続殺人事件が発生。引退した元女優・陽子(黒木瞳)の娘も姿を消し探偵の榎木津(阿部寛)が行方を追うことになる。一方、作家の関口(椎名桔平)と記者の敦子(田中麗奈)は不幸をハコに閉じ込める教団に遭遇。榎木津、関口、敦子らはそれぞれの謎を胸に京極堂(堤真一)の元へ集まってくる・・・。感想『姑獲鳥の夏』の続編にして京極夏彦の百鬼夜行シリーズの最高傑作の映画化この映画を観る限りは、キャストの豪華さと堤真一の身のこなしの美しさ以外は見るべき所が無い作品なのにどこが最高傑作やねん当然(?)、原作は読んでないし、前作も観てないのが、良くなかったのかもしれんがみっしりが、キーワードの作品でしたがさっぱりの方が合ってるって美少女バラバラ殺人事件なのに加齢臭が充満してる内容だったのも不満その豪華出演陣ですが、前作では永瀬正敏が演じた役を椎名桔平が演じていましたが、主演の堤真一と同級生という事もあり、息の合ったコンビで笑わせてくれた。出演は他に、阿部寛、黒木瞳、柄本明、宮藤官九郎田中麗奈、宮迫博之、マギー、堀部圭亮、荒川良々寺島咲、谷村美月、清水美砂、篠原涼子など。監督は、『狗神』の原田眞人。『魍魎の匣』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。この映画が言いたかった事はニキビには、気を付けようか?(笑)黒木瞳では、少し華が欠けてたよな。関口「この事件が始まってから ずっと、階段を登ってる気がする」京極堂「階段は登ったら、降りるものだ」京極堂「君の生理機能の問題で、階段に悪意は無い」この二人のやり取りは、面白かった。 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2008.12.14
あらすじある日、FBIの潜入捜査官2人が囮捜査の現場で殺される。FBIはマイアミ警察特捜課(マイアミ・バイス)の刑事コンビクロケットとダブスに、生還の可能性がゼロに近い危険な捜査を要請する・・・。感想84年から89年にかけてアメリカで放送されていた人気テレビドラマ「特捜刑事マイアミバイス」をテレビ版を手掛けていた『コラテラル』のマイケル・マン監督による映画化。つまらなくは、なかった。かといって、面白くもなかったが良く言えば、クールでスタイリッシュ悪く言えば、地味で面白味に欠ける作品でした。私みたいなテレビシリーズを観てない人間には少し不親切な感じもしたしな~『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのナオミ・ハリスの尻が1番の収穫やったな個人的には楽しめたベッドシーンでしたが真面目な映画ファンなら、眉をひそめる長さ出演は、『S.W.A.T.』のコリン・ファレルマイケル・マン作品3作連続出演のジェイミー・フォックスにヒロインは、南米の話なのに、ヒスパニック系ではなく『ハンニバル・ライジング』のコン・リーそして、『AVP2』のジョン・オーティス等。ネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。これって続編か?ってぐらい、唐突な始まり方やったな(^_^;)その殆んど話が見えなかった売春摘発捜査はこの作品の本題に繋がる情報屋からの電話であっさり、打ち切りとなる。そんなんで、ええんか?(笑)仕事そっちのけで、女といちゃついてるソニーに対し人質に取られた彼女が死にかける等真面目に働いてるリコが、不憫に見えたな(笑)いちゃついてるソニーとイザベラを見て涙目のイエロが、笑えた(^_^;)ボスの女だから、手を出せなかったが実は好きでボスに自分の意見を無視された悔しさも相まっての事だろうが大の大人が、人前で半泣きって(笑)ソニーの顔が気に入らないって言ってたのはこうなる事を予想してたんかな? 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2008.12.08
あらすじアニメーションで描かれる、美しいおとぎの世界。ジゼルは、そこで動物たちと一緒に暮らしていた。そしてある日、王子様と運命の出会いを果たし、結婚することに。だが、王子の継母ナリッサ女王は自分の王座を奪われることを恐れ「永遠の幸せなどカケラもない所に行くがよい!!」とジゼルを井戸の底へ突き落としてしまう。井戸の底に落ちたジゼルの体は、アニメから実写へと変化。彼女が辿り着いたのは、ロマンティックな“おとぎの国”とは正反対の現代ニューヨークだった・・・。感想ハッピーでロマンティックなディズニーの自虐パロディ現代を舞台にすると、ディズニーの世界観がどんだけ変かというのを描いている最近のピクサー製ディズニーアニメは歌わないがディズニーと言えば、本来はミュージカルであり現実世界でのミュージカルの違和感をも笑いにしている。もっとも、タモさんはじめミュージカル嫌いからすれば全てのミュージカル映画が不自然でありアニキャラ故に歌い出す設定は逆に自然に感じるかもしれないな字幕では削られてたが、シンデレラに出てくるチャーミング王子という台詞があったりリスのピップというキャラはチップとデールのチップにクリソツだったりディズニー好きなら、楽しめる1本だと思います。キャストは、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』のエイミー・アダムスが、額の皺が目立つ30過ぎながら、プリンセスを熱演し『メラニーは行く!』のパトリック・デンプシー最近、ミュージカルづいているジェームズ・マースデンハリポタシリーズのティモシー・スポール『RENT』のイディナ・メンゼルスーザン・サランドン等が脇を固めている。イディナ・メンゼルに歌わせなかったのは少し勿体無い気がしたなナレーションは、『メリー・ポピンズ』のジュリー・アンドリュース。監督は、『102』のケヴィン・リマ。アカデミー賞歌曲賞に3曲ノミネートされた音楽は『アラジン』のアラン・メンケン。『魔法にかけられて』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。現代の妖精は、ゴールドカードかよ(笑)冒頭のアニメは、久し振りにCGじゃない王道ディズニーアニメが観れて、嬉しかったな♪歌で呼び寄せて、動物に掃除をさせるディズニープリンセスの得技も、設定が現代だと集まるのが汚いドブネズミやゴキブリでメルヘンチックではなく、不気味なのが笑えた(^_^;)衛生面からも、問題やし(笑)あの満足気な表情(笑)も納得の名演を見せたピップだがバカ王子には、全く理解されず(^_^;)ジゼルの裏切りを納得させる為のおバカキャラ設定だろうな。セッションから次第に、あり得ないミュージカルシーン(笑)に突入し、セントラルパークがおとぎの世界化したのが、最大の見せ場やったね。摩天楼がお城みたいに見えたのが面白かった。最後は、『キングコング』のパロディか。トロールは、シュレックやし、女王が変身するドラゴンももろシュレックのドラゴンの色違いやしディズニーをパロったシュレックを本家ディズニーが、またパロったのが、おもろいな。サランドン女王が、もっと見たかったからドラゴン変身は、少し残念やけど。老婆の時は、誰か分からんかったもんな(^_^;)現実の世界に来て、チップは普通のリスになったのにジゼルや女王は、能力を失われてないのはあまりにも、ご都合主義だったし予定調和の物語だったけど、ディズニーだから許せた(笑)ジゼルとロバートが結ばれるのも、予想通りならディズニーお得意の八方丸く納まるハッピーエンド故に、余り物のエドワードとナンシーが、くっつくのも予想通りやったけどキャリアウーマンが実は、お姫様願望が強かったってのは、オチとしては悪くない。意外だったのは、唐突にナザニエルが女王を裏切った事ぐらいかな。舞踏会のジゼルのドレスが、今風だったのも少し意外かな。ロバートと結ばれる事を思えばおとぎ話の住人から、現代人化していくのは当然か。ラストの伝統的な待つプリンセスから戦うプリンセスへの変貌も、現代的やったね。 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2008.11.28
あらすじ1902年、ヴィクトリア王朝時代。封建的で身分の高い女性が仕事を持つことなど考えられなかった時代に、上流階級の女性ポター(レニー・ゼルウィガー)は“ピーターラビットとその仲間たち”の物語を次々と出版する。やがて編集者のノーマン(ユアン・マクレガー)と恋に落ちるが、身分違いの恋には思わぬ運命が待っていた。感想ピーターラビットは、知ってたけど絵本は読んだ事なく、ましてや作者が男か女か、いつの時代の人かも全く知らなかった。階級社会が根強く残るイギリスで女性の社会進出など考えられなかった時代に作家として成功しただけではなく時代に先駆け、自然保護活動に尽力したビアトリクス・ポターの半生を、この作品で知りピーターラビットのおはなしを読んでみたくなりました。ウサギの馬車(兎車?)とか、所々に登場するピーターラビットのアニメが可愛いかったなそして、彼女の残してくれた風景が美しいのなんの!『ベイブ』のクリス・ヌーナン監督は上品なユーモアを交えながらも抑えた演出が素晴らしかった主演は、すっかり英国女性のレニー・ゼルウィガー。ゴールデン・グローブ賞のコメディ・ミュージカル部門で主演女優賞にノミネートされた。共演に、『恋は邪魔者』でも相手役だったユアン・マクレガーと、エミリー・ワトソン等。『ミス・ポター 』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。ビアトリクスは、孤独で可哀想で完全にイタいキャラに見えそうなのをレニーの演技が救ってましたね。実際には、彼女と結婚した人物は幼い頃には面識がなく、彼女の方が年上だそうだがあの短い時間で、彼女の結婚相手は彼しかいないと納得させられたので、巧い脚色だと思った。 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2008.10.13
あらすじフィンランドのヘルシンキに、ひとりの男が静かに生きていた。友人はいなかった。愛する人もいなかった。見守る家族もいなかった。文字どおりひとりぼっちの世界を生きていた。ソーセージ屋を営む女だけが彼を見つめていたのにその店のあかりは彼の眼には入らなかった・・・。感想♪街のあかりが とてもきれいねフィンランドブルーライト・フィンランド ♪と言う事で、フィンランドを代表する、いや世界的巨匠のアキ・カウリスマキ監督の作品。『浮き雲』、カンヌ映画祭グランプリとなった『過去のない男』に続く敗者三部作の最終章だそうです。ですが、実はこの監督の映画を観るのは恥ずかしながら、初めてなんですよねもちろん、この映画だけでは判断できないけど評判の監督のお手並みを、垣間見てやろうと思いながら観てみましたが、あまり万人受けしない地味な映画を撮る人だと感じた。でも、かといって、難解な映画とも違い僅か78分という事もあり、無駄を省いて全てはラストシーンの為にシンプルに進行していく作品でしたね。好感の持てない主人公だし、誰かに強く薦める気になれない映画ですが可愛い車が走ってるな~とか、見慣れないフィンランドの景色が面白いし短いので、サクっと観れますし気になる人は、観てみられては?ネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。人を騙す人間は、ムカつくけどそれ以上に、コイスティネンにはアホ過ぎて、腹立ったな。最初、冗談かと思ったら、身の程知らずに独立して会社を起こそうなんて。職場で孤立してるのに、同僚が手助けする訳ないやん!お前みたいな負け犬に、銀行が融資するか!そして、宝石泥棒の為に近付いた女にあっさり騙されるなんて、アホやな~。顔は悪くないし、世の中にはダメ男好きなんてマニアもいるけど、客観的に観て不釣り合いな事に気付かんか?ずっと味方でいてくれたソーセージ売りの手を主人公が握りしめるラストシーンは近くにあった大事な物に、やっと気付いた訳だが宝石泥棒の片棒を担がされ、刑務所に入り出所後の仕事を辞めさせられナイフを研いで復讐に向かうが返り討ちでボコボコにされてそんな不幸のどん底にいく前にもっと早く気付けよ!でも、自分とは、かけ離れたものに惹かれがちだったり少々痛い目にあったぐらいでは大事な事に気付けなかったりってのは自分の中にも少なからず、ある部分ではあるな。でもさ~、刑務所に届いた手紙を破り捨てる程、バカじゃないけど。多分(笑)犬の為に、痛い目に合うなどコイスティネンはアホだったけど基本的に悪人じゃなかったから最後に救いがあったんだろうな。刑務所以外でも、笑えるようになれよ(笑) 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2008.09.04
あらすじウルフマイヤー家の四姉妹の母テリーは心優しい好人物だった。3年前、夫が秘書と駆け落ちするまでは。以来、片時もアルコールのグラスを手放さず、事あるごとに怒りをぶちまけるようになる。その傍若無人な態度は、娘たちも手を焼く・・・。感想現代版 若草物語!?『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』のケリー・ラッセル『トラフィック』のエリカ・クリステンセン『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』エヴァン・レイチェル・ウッド『88ミニッツ』のアリシア・ウイット有望な若手女優が演じる4姉妹が怒りん坊ママに、振り回されるコメディ感動系っぽい邦題と、違うやんって感じですが原題は、『THE UPSIDE OF ANGER』訳すると、怒りの利点みたいな意味です。演技派女優のジョーン・アレン演じるママがめっちゃ怖えぇじょ~ん出来れば、近寄りたくないタイプこの4姉妹一家に加え、重要な登場人物となるのがケヴィン・コスナー扮する元大リーガーの飲んべえこのオッサンが、ええキャラしてました監督は、『再会の街で』のマイク・バインダーで、出演もしています。俳優として、『ザ・コンテンダー』でもジョーン・アレンと共演している。出演者は他に、エリカ・クリステンセンの弟デーン・クリステンセン等。『ママが泣いた日』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。「私って演技派なのかも」男としては、傷つく台詞やね(笑)常に、酒のグラス片手のオカンって、怖いな( ̄▽ ̄;)妄想で、人の頭を吹っ飛ばすし、やば過ぎる(笑)でも、1度は逃げられたデニーが、来ると聞いて浮かれてる姿は、可愛かった。しかし、待ちきれずに、車で向かうなんてどんだけ、飢えてるねん( ̄▽ ̄;)我慢できない女と我慢強い男良いカップルやん(笑)最初が葬儀のシーンで、エイミーが死ぬような前フリだったが、スウェーデン人秘書と駆け落ちしたと思われてた父親が、家の裏庭の古井戸で死んでたオチ。父親は、観客の思い入れがないキャラなのでハッピーエンドにするには、殺しやすいからな(笑) 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2008.06.25
あらすじ1990年代初頭、雪の降りしきる小さな町松ヶ根の国道で女(川越美和)の死体が発見される。警察官の光太郎(新井浩文)が女の検死に立ち合うが・・・。感想2007年度キネマ旬報ベストテンで第7位に選ばれた映画です。第2位の『天然コケッコー』と同じく、山下敦弘監督の作品。山下監督は、『天然コケッコー』と『リンダ リンダ リンダ』しか観た事がないが、その2作品とは随分ちゃうな~聞く所によると、その2作品が山下監督らしくなくこの映画の方が、本領を発揮してるそうだ。この物語は、実話らしいんですけど監督自ら職業柄、誇張してる事は認めてますがそれを差し引いてもシンジラレナーイ(古っ)一見、平穏な雪深い田舎町で、静かに進行する奇妙な事件の数々、雰囲気的には日本版『ファーゴ』といった感じだが味わいは、『ビッグ・リボウスキ』の方が近いかな?主演は新井浩文、共演に山中崇、キムラ緑子、烏丸せつこ西尾まりと、はっきり言って地味なキャスト唯一、大スターと言える三浦友和さんが出てますがほんとに百恵ちゃんの旦那さん?ほんとに元二枚目大根役者?ってぐらい駄目オヤジに成りきっててブルーリボン賞助演男優賞受賞も納得ですもう一人、変貌ぶりに驚いたのが平成版「時間ですよ」でポスト浅田美代子として売り出された川越美和。天地真理と違った意味の衝撃やなそれから、キム兄も重要な役で出てます。お口に合いますでしょうか?ネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。松ヶ根乱射事件って、銃を持っていて乱射しそうな奴は、光太郎しかいないしいつ乱射するかと思ったら最後のあれだけかよ( ̄▽ ̄;)長い前フリやね~(笑)「もう、大丈夫です」いや、大丈夫じゃないって(笑)あのグータラ親父に、ヘタレ兄貴じゃキレるのも、無理ないわな( ̄▽ ̄;)あの二人に甘い母親にも、問題あったけど水道水毒物混入事件にならなくて良かった(^_^;)「ピストル持ってる人とは、話出来ません!」池内みゆきは、正しかったな(笑)しっかし、スゲー波瀾万丈な女!車に轢き逃げされ、ガキに好き放題に弄ばれ死んでないのに、素っ裸にされて検死( ̄▽ ̄;)子供は、純真で良いな~(笑)キム兄は、どうやって復活したんやろ?換金出来ず、溶かせず、最後は土産物のキーホルダーか( ̄▽ ̄;)やっぱり、地道に働かないとな(笑) 楽天以外の方は本文中にURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。
2008.03.01
あらすじ血のつながっていない妹・若松みゆき(宇沙美)と学園のマドンナ的存在の同級生・鹿島みゆき(三田)。二人の"みゆき"の間で真人(永瀬)は戸惑う・・・。感想ご存知!?あだち充の人気マンガの実写版DVD未発売らしいが、ケーブルテレビでやってたので観てみたら、昔、観たような気もする。アニメの内容もかなり昔やから、あまり覚えてへんな~エンディングテーマは歌えるけど♪大人の階段昇る君はまだシンデレラさ♪この実写版は、雰囲気もキャストも時代を感じるな~永瀬正敏、若~い!嶋大輔は髪型変わってないけど痩せてるな~今や梨園の妻の三田寛子、可愛い!木の実ナナ、そんなに変わんねぇよなヒロインの宇沙美ゆかりはあまり記憶にないが、当時、人気があったらしい今で言うたら、長澤まさみか?おっ!石原真理子や因みに挿入歌は、三田寛子「野菊いちりん」嶋大輔「只今失恋真最中」で、エンディング・テーマは永瀬正敏「南風ドリーミン」でした。監督は、井筒和幸!?昔は、こんなアイドル映画も撮ってたんや楽天以外の方は、本文中にURLをお願いします。TBは、認証制となってます。
2007.11.28
あらすじ14歳のオーストリア皇女(キルステン・ダンスト)は母マリア・テレジア(マリアンヌ・フェイスフル)の命令でフランス王太子(ジェイソン・シュワルツマン)に嫁ぐことになる。期待を胸に、馬車に乗り込んだ彼女だったが・・・感想プリンセスMの苦悩慣れないしきたりに戸惑いお世継ぎ問題でプレッシャーをかけられある事ない事、書かれる。一見、華やかな王室に嫁ぐ事は今も昔も、気苦労が絶えないようでこの映画は、カンヌ国際映画祭の試写では大ブーイングを浴びたらしい。フランス文化を、小バカにした内容のせいか?フランス人にとって悪女のマリー・アントワネットが異国に政略結婚させられ、様々なストレスの中ストレス発散の為に仕方なく、浪費に走った可哀想なヒロインとして、描いてるせいか?映像重視で中身が薄く、必要性が感じられない映像や映像に合わない音楽でテンポの悪い映画の出来のせいか?理由は、知りませんが見所は、アカデミー賞衣装賞を受賞のきらびやかな衣装とヴェルサイユ宮殿で撮影された貴重な映像かな。キャストは、『ヴァージン・スーサイズ』のキルステン・ダンストが、マリー・アントワネット『ハッカビーズ』のジェイソン・シュワルツマンがルイ16世を演じている。『マリー・アントワネット 』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい↓位の高い者が、マリーに服を着せる特権があり次から次に、位の高い人が入ってきてマリーが寒い中で、裸で待たされたのには笑った(^○^)この映画で、最も印象に残ったな(笑)わざわざ、残酷なギロチン処刑を見せなくても誰もが結末を知ってる訳やし、あのラストはこの作品には合ってるんちゃうかな。
2007.09.19
あらすじいつも時間に追われている建築士のマイケル・ニューマン(アダム・サンドラー)。彼には、美しい妻のドナ(ケイト・ベッキンセイル)とベンとサマンサという可愛い子供たちがいる。しかし、仕事優先のマイケルは家族を顧みない生活を送っていた。そして、働き詰めのあまり自宅で、どのリモコンがTV用かさえも分からなくなる。そこで彼は、すべての電化製品を操れるリモコンを求め夜の街を探し回り、行き着いたのは、寝具&フロ用品店の奥にある不思議な部屋だった。そこには、怪しげな従業員のモーティ(クリストファー・ウォーケン)がいた。そして彼は、何でも操作でき、人生さえも変えてしまうという最先端のリモコンを、マイケルに与える・・・。 感想♪もしも昨日が選べたら愛する人よ そばにいて♪(「もしも明日が・・・。」のメロディで)この映画の原題は『Click』なんですがいかにも感動作的な邦題を初めて知った時映画会社も必死やな~と思った。日本ではアメリカみたいに、アダム・サンドラーのコメディってだけでは客入らんからな。笑いあり、涙ありの作品なので、詐欺ではないけど思いのほか、下ネタ満載なので驚かないように下ネタの次に、この映画の見所となるのはアカデミー賞の候補となった辻一弘の特殊メイクだろう。登場人物が、実にリアルに老けたり、太ったりと変化する。出演者はアダム・サンドラーの他には主人公の妻役にケイト・ベッキンセイル。これ以上、整形不要の美しさやね。ケイト・べっぴんセイルや!『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのショーン・アスティン。そして、怪しいドラえもん役に怪優クリストファー・ウォーケン。家族より仕事優先の主人公が、何にでも使える万能リモコンを貰い、やがて大事な事に気付くというお話。どこにでも、いそうな主人公ですから共感しやすい映画だと思います。脚本家が同じという事で『ブルース・オールマイティ』に似てるが往年の名作も思い出させる作品だった。『もしも昨日が選べたら』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい↓内容は大きく違うが、この映画の基本ラインは『素晴らしき哉、人生!』だと思った。天使が別世界を見せて、主人公に大事な事を気付かせる点。善人は報われるべきというメッセージ。顔の色を変えたり、社長の体を変えるのは余計だと感じたが、結構笑える場面があったな。犬とアヒルのコンビが最高!体をはっての熱演やったな(笑)松井秀喜が出てきたのは、嬉しかったがワツヒタ?そんな名前の日本人おらんやろ!メイキングは、やっぱ、そうきたか(笑) 楽天以外の方は、URLをお忘れなく!
2007.07.25
あらすじ1916年、アイルランドの革命軍は英国軍に大敗した。捕らえられたコリンズは、釈放後、独立運動の新しい担い手としてゲリラ活動に身を投じていく。彼の指導力が功を奏して、英国は苦戦に追いこまれやがて休戦協定を結ぶに至るが・・・。感想ヴェネチア国際映画祭で、金獅子賞(ニール・ジョーダン)を受賞した作品。マイケル・コリンズって誰やねん!オリックスの監督の親戚か?アイルランドの独立に貢献した実在の人物らしい。初めて知ったわ!史実とは違う部分もあるようだが、馴染みのないアイルランドの歴史について、勉強になる映画でした。系統で言えば、『ミュンヘン』みたいな感じかな。今観ると、出演者が豪華やね~!まず、主演が『SW EP1』のリーアム・ニーソン。この演技で彼は、ヴェネチア国際映画祭で男優賞を獲得した。他にも、『ハリポタ』シリーズのアラン・リックマン『マッチポイント』のジョナサン・リース=マイヤーズそして、誰かに似てるなと思ったらジュリア・ロバーツも出てました大スターでアメリカ人の彼女が出演してるのは意外やった。ジョーダン作品には欠かせないスティーヴン・レイやエイダン・クイン、チャールズ・ダンスら脇役にも実力者を配していた。ネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい↓戦車がサッカー場で、無差別に発砲する場面は衝撃的だった( ̄□ ̄;)!!兵士の顔が見えない分、不気味で怖かった。アイルランドの英雄やけど、完璧にテロリストやね。最終的に、同じ民族で殺し合うのが悲しい。殺し合う以外に、方法はなかったのか? 楽天以外の方はURLを忘れずに
2007.07.22
あらすじ1920年アイルランド、英国による圧政からの独立を求める若者たちが義勇軍を結成する。医師を志すデミアン(キリアン・マーフィ)も将来を捨て、過酷な戦いに身を投じていく。激しいゲリラ戦は英国軍を苦しめ停戦、講和条約にこぎつけるものの、条約の内容をめぐる支持派と反対派の対立から同胞同志が戦う内戦へと発展する・・・。感想カンヌ国際映画祭で、パルムドールに輝いた作品。このケン・ローチ監督は、有名みたいですが『やさしくキスをして』しか観た事なかった。以前の私のアイルランドのイメージはサッカー、U2、クランベリーズ緑色のビールを飲む国だが、ベネチア国際映画祭の金獅子賞を獲得した『マイケル・コリンズ』という作品を観てアイルランドの独立戦争から内戦に至る経緯を知った。この映画も、同様のテーマの作品だった。この2つの作品の大きな違いは、片やマイケル・コリンズという独立戦争の英雄を描き一方、この映画は一兵士の青年の物語だ。激動の時代に巻き込まれ、翻弄された主人公の姿はイギリス軍の横暴ぶり、アイルランドの苦難がより伝わってきた気がした。イギリス兵むちゃくちゃや!『マイケル・コリンズ』とのもう一つの違いはキャストが、とっても地味!だが、主人公を演じたキリアン・マーフィーは「パルムドールは彼の演技あってこそ」とローチ監督に言わしめる見事な演技だった。このような愛する者の命が奪われる悲劇は繰り返してはいけないと強く感じる映画だった。『麦の穂をゆらす風』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい↓ずっと、デミアンに感情移入して観ていたが『マイケル・コリンズ』を観たので、どうしてもマイケル・コリンズ贔屓になり、デミアンが条約に反対した時は戸惑った。デミアンとテディ、どちらが正しいんだ?いや、正否はなく、ただ考え方が違っただけか。自らの手で幼なじみを殺めたデミアンにとって決して妥協する事は、許されなかったのだろう。最後、テディはデミアンを殺すが逆の立場だった可能性もあるだろう。いずれにせよ、こんな悲劇が世界中から無くなる日が来る事を願う。
2007.07.14
あらすじプロテニス選手を引退したクリス(ジョナサン・リース=マイヤーズ)は、ロンドンのテニスクラブで教えるようになり上流階級のトム(マシュー・グッド)と親しくなる。やがて、クリスはトムの妹クロエ(エミリー・モーティマー)と付き合うようになるが、一方でトムのフィアンセで女優志望のノーラ(スカーレット・ヨハンソン)にも強く惹かれてゆく・・・。感想昨年のゴールデン・グローブ賞で、作品、監督脚本、助演女優賞の4部門に候補となった映画。ウディ・アレン監督が、70歳になって大胆なイメチェン!?舞台はニューヨークではなくロンドンBGMはジャズではなくオペラコメディではなくラブ・サスペンス知らないで観たら、アレン作品とは気付かないだろう。アレン作品に拒否感のある人でも楽しめる映画だと思います。尚且つ、旧来のファンならば、アレンらしい皮肉がしっかりと込められている事に気付くだろう。テーマは運命、そして罪と罰アレンの次回作にも出演し、更に次の作品への出演をアレンは熱望しているスカーレット・ヨハンソン。監督を虜にする魅力が頷ける存在感でした。彼女は、すっかり大人の女優になりましたね~。主演のジョナサン・リース・マイヤーズも申し分の無い演技だった。エミリー・モーティマーも好演してました。『マッチポイント』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい↓笑いは殆ど無かったな。『罪と罰』を読みながら。ドストエフスキー入門を読んでたぐらいかな。「何かに貢献したい」と語っていた誠実な青年が金と地位の魔力によって変貌してしまう。貧乏で良かったわ~(苦笑)スカーレット・ヨハンソンは、魅力的な女性からウザい女への変貌が見事でした。指輪がフェンスの前に落ちた事で、負けになるかと思いきや、逆に勝ちに繋がるとは!最後、赤ん坊の幸せを思い、運の強い子にと願う一家。しかし、強運過ぎるクリスが、決して幸福ではない事がとても皮肉だった。 楽天以外の方は本文中にURLをお忘れなく♪TBは承認後に反映されます。
2007.03.12
あらすじ幕末の京都、壬生で誕生した新撰組。そこへ一人の男が入隊してきた。盛岡の南部藩出身の吉村貫一郎だ。柔和な言動に反して、吉村の剣は何人も人を斬ってきたような剣だった。吉村は何かにつけて、お給金を請求するので影では”守銭奴”という者も。隊長の近藤勇も一目置く斉藤一はそんな吉村が気に入らなかった・・・。感想先々週ぐらいにテレビでやっていたのをやっとこさ感想を書きます原作は浅田次郎。坂本竜馬が好きじゃきに、新選組は好かんぜよが日本アカデミー賞作品賞という事で、観てみたぜよこれこそ、、真のラスト・サムライ!!という感じでした金に執着し、異彩を放つ吉村貫一郎だが正真正銘の本物の武士の姿でしたね~。主人公が訛り系貧乏侍で、強いのに低姿勢な所に少し『たそがれ清兵衛』が頭を過ったでがんす。 おもさげながんすこの台詞は、耳に残りますね~。盛岡弁は、吉村の人柄が滲み出てるようで良い響きだった。でも、何言ってるのかが分からない部分も多く字幕が欲しいな~とも思った助演男優賞を受賞した佐藤浩市も悪くはないが中井貴一の演技が、実に良いな~彼の演技が、この映画の最大の見所やな。「新選組!」では山南役の堺雅人が沖田総司やってたな。髪型が違うだけみたいな感じやけどいよいよ明日は、第30回日本アカデミー賞の授賞式。またも佐藤浩市は、助演男優賞の候補になってるけど香川照之ちゃうかな。ネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい↓生きる為に人を殺し、家族を食べさせる為にお金に執着する。「武士は食わねど高楊枝」とは真逆やね。当時の価値観では、蔑まれた吉村の生き方だが現代の我々から観れば、むしろ好感が持てる。しかし、彼自身望んでいる生き方では無かった。彼の本質は、義を重んじる南部武士だからだ。最後まで必死に生き、義を貫いた吉村貫一郎という武士は、とても魅力を感じました。
2007.02.15
あらすじ三十路を過ぎても共同生活を送る明信(佐々木蔵之介)と徹信(塚地武雅)は、休日も一緒に過ごす仲良し兄弟。ある日、2人は徹信の同僚の女性教師とビデオ屋の女性店員を招き、ホームパーティを開く。彼らのもてなしでパーティーは成功するのだが・・・。感想原作は直木賞作家で、阪神ファンの江国香織 。監督は森田芳光。第49回アカデミー賞特集はネタ切れで明後日に受賞式が控える日本アカデミー賞で塚地武雅が優秀新人賞に選ばれた作品の紹介。昨日、石原裕次郎も受賞したブルーリボン賞でも塚地は新人賞を獲得した。チ ヨ コ レ ー ト別に、チョコが欲しいから叫んだ訳ではない子供の頃に、いんじゃん(全国的にはじゃんけん)をしてチョキで勝ったら、チョコレートと叫んだ文字数だけ歩けるという遊びがありましたよね。私と同じ誕生日の佐々木蔵之介と私と同じ学校のドランクドラゴン塚地が演じる間宮兄弟は、30代なのに未だに仲良く2人でそんな遊びをしたりしている。まるで、子供のまま大きくなったような2人ですが大人に成り切れてない訳でもなくちゃんと社会人として働いていて、それなりに常識もある。いい年して兄弟仲良く暮らしてるのが周りから見れば、おかしい事も自覚している。兄弟と仲良くなる沢尻エリカと北川景子の姉妹も(この二人は、ほんまの姉妹に見える)一緒に住んでるけど、彼女らの場合は好印象に繋がるがやってる事は同じなのに、年と性別のせいで兄弟の方は、キモイになってしまう30歳を過ぎて結婚もしないと、やれ負け犬やら人間として駄目だとか、平均から外れてる者に世間の目は厳しく、別に悪い事をしてる訳でもないのに後ろめたい気にさせられる。人の顔がそれぞれ違うように幸せのかたちも、それぞれ違う筈なのにな~。とても楽しそうな間宮兄弟を観ていると人と違ってもええやんと勇気が湧いてくる。と、理屈っぽく書いてみたがこの映画は肩の力を抜いて、癒し系の間宮兄弟をはじめ個性的な登場人物を、笑って楽しんで癒されて下さい。常盤貴子(阪神ファン)のキャラも、おもろいです。あの親にして、あの兄弟ありと思わせた母親役の浮き世離れした感のある中島みゆきも良かった。間宮兄弟の部屋に行きたいよな~『間宮兄弟』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい↓葛原依子って、何故にフルネーム(笑)その葛原先生がモノポリーの時に色仕掛けを使うのが笑えた。上着を脱ぐのも、あからさまだけど、まだ自然だが浴衣の裾をチラって(^◇^)フランス語を話せるとは!あなどれんな玉木!(笑)今時、MDってと思ってたら大垣さおりの胸元には、MP3プレイヤーが(^v^)TSUTAYAの店員と顔見知りってどんだけ通ってんねん!最後は相方の鈴木が店員やってたな(^_^;)最後のサービス映像のタライは完全にお遊びやね。
2007.02.14
あらすじ1972年9月5日。オリンピック開催中に11人のイスラエル人選手がパレスチナゲリラ“黒い九月(ブラック・セプテンバー)”に殺された。これに対しイスラエル機密情報機関“モサド”は激怒密かに暗殺チームを編成し報復を企てる・・・。感想イスラエル元工作員の実話に基づく『標的は11人』を原作に例のごとく、スピルバーグが賞狙いで撮った映画。その甲斐あって、アカデミー賞に4部門ノミネートも惜しくも受賞は逃しましたが。生まれてないので、ミュンヘン五輪でこんな出来事があったとは知らんかった冒頭のパレスチナ・ゲリラによるイスラエル選手殺害事件はもの凄く緊迫感があったな~そして、その後の報復を行なった暗殺チームはあんな普通の人達が、暗殺をしてたなんて驚きでした。この映画が伝えたい事は、二つある様に感じた。まず、当たり前ではあるが、テロリストも同じ人間だという事。つい彼らを全く別の存在に思ってしまうが、迷い苦悩しながら国の為、家族の為に出来る事をしているに過ぎない事。そして、この作品が最も伝えたい事は、ラストシーンが象徴するように報復の連鎖は永遠に続き、そこからは何も得る事は出来ないと言いたいのだろう。出演は、『トロイ』のエリック・バナ新ボンドのダニエル・クレイグオスカー俳優のキャプテン・バルボッサジェフリー・ラッシュ等。『ミュンヘン』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。あの場所にいなかったアブナーが、五輪選手殺害シーンを回想するのは違和感があったな。あんな素人の集まりで、報復活動してたんや!!とても人間らしい暗殺集団やったな。穿った見方をすると、ユダヤ人のスピルバーグだから好意的に描いたという風にも感じなくもない。事実は小説より奇なりと言うが、ユダヤ人とパレスチナ人が同じ所に、身を隠してたとはね~!!11人のターゲットを殺しても、後任の者が新たなターゲットとなり狩る側の彼らも、いつしか狩られる側に報復に対して報復で答えても、決して際限は無い。アブナーは凄いな!私だったら甘い罠にかかって、殺されとった(笑)マリ=ジョゼ・クローズになら殺されても本望かな?(^_^;)楽天以外の方は、コメントにURLをお忘れなく♪TBは承認後に反映されます。
2007.01.14
あらすじ米・テキサス州。メキシコ人カウボーイ、メルキアデス・エストラーダ(フリオ・セサール・セディージョ)の死体が発見される。彼の友人のピート(トミー・リー・ジョーンズ)は、ショックを受ける。一方、マイク(バリー・ペッパー)は、新任の国境警備隊員として妻と一緒にテキサスにやって来た・・・。感想この映画は凄いですよまず題名が、とても長くて、覚えられないそして、なんと監督が宇宙人宇宙人初監督作にして、カンヌ映画祭で絶賛され見事に最優秀男優賞と最優秀脚本賞の2部門受賞に輝いた。脚本は、『21グラム』ギジェルモ・アリアガ。男の物語ですわ~カウボーイの友情を描いています。男優賞に輝いたのは宇宙人でしたが、バリー・ペッパーは優るとも劣らない演技だったと私は感じた。静と動と対照的な2人と、様々な人々との交流は流石に、客観的に地球人を観察してるなと思わせる内容でした特典映像でカンヌでの模様も収録されていたがメル役の人は、小笠原同様にヒゲがあった方が良いと思った『メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。縛られたルー・アンは心の中で、こう叫んだ(多分)誰か助けて!チャンネル変えて!(笑)蟻に食われるのはNGで、燃やすのはアリなんやね(笑)勃たないベルモントとか、所々でユーモアを織り交ぜつつ友との約束を全うする為に、命をかけ、全てを捨てるピートの姿が男らしく描かれていました。前半は『21グラム』同様に時間軸がバラバラに物語が進むがマイクがメルを殺したであろう事は、容易に想像できた。この映画のメインともいえるピートとマイクの旅を描いた後半は時間軸通りに進んだ。マイクは、とんでもなくヒドイ目に遭ったのに最後「一人で大丈夫か?」とピートを心配する言葉を発した。この旅でマイクは男として、多くの事を学んだ結果だろう。仕事中に外で、マスかくなとかね(笑)テキサスの楽しみはセックスだけなのか?行ってみたいな~(笑)楽天以外の方は、URLの書き込みをお願いします
2006.12.05
あらすじ電撃的な出会いから結婚して、はや5,6年のジョン(ブラッド・ピット)とジェーン(アンジェリーナ・ジョリー)のスミス夫妻。ごく普通の夫婦のようだが、実は2人とも殺し屋でありお互い正体を隠して暮らしていたのだった・・・。感想奥様の名前はジェーン。そして、旦那様の名前はジョン。ごく普通の二人は、ごく普通の結婚をしました。でも唯一つ違っていたのは、奥様は魔女だったのです。二人は殺し屋だったのですそんな奴おらへんやろ~ってな事は言いっこ無しで、実生活でも夫婦となった資生堂インテグレートのCMが好評のアンジーとブラピの美男美女カップルによる史上最大の夫婦喧嘩を肩の力を抜いて楽しむ映画でしょうね。2人のバトルは、見事にMTVムービー・アワードで格闘シーン賞を受賞しました。絵になる2人やもんな。かみさんに殺されるという至って普通の会話も2人が殺し屋だから、意味が変わってくるのが面白いですね。『Mr.&Mrs. スミス』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。敵対する組織の二人が夫婦だとまずいから二人で殺しあうように仕向けたなんて理由だし二人が組織に乗り込んで、寄り添い合いながら戦うのは絵的には美しいけど、あれじゃ格好の標的になるやろとかツッコミどころ満載でしたが、細かい事は気にせずに楽しんだもの勝ちの映画やな。ジョンがジェーンに殺させない為に、前妻の名前を言わなかったがジェニファーと言ったらおもろかったやろな(^◇^)楽天以外の方は、コメントにURLをお添え下さい。TBは承認後に反映されます。
2006.09.27
あらすじ母を亡くしたばかりの、小学生の兄弟アンソニー(ルイス・マクギボン)とダミアン(アレックス・エテル)は父親と共に郊外の家に引っ越してくる。ある日、ダミアンが、いつものように線路脇の秘密基地に隠れていると、空から大金の詰まったカバンが落ちてきて・・・。感想放送映画批評家協会賞の若手男優賞(アレックス・エテル)候補作品。監督は『普通じゃない』、 『28日後...』のダニー・ボイル。空から金が降ってこんかなと誰もが一度は夢見る話ですがそれが現実となった可愛い幼い兄弟に巻き起こった騒動をユーモラスに描いている。聖人フェチで現代人が失った良心を残す弟ダミアン末はホリエモンか村上かの典型的現代人の兄アンソニー両極端の兄弟の姿を通してお金について考えさせられる作品。お金に支配された現代社会ですから、兄の行動も>大人の対応でお金を返そうとするが、空き巣に遭って撤回した父の気持ちもよ~分かるわ。でも、ダミアンって名前やのにとっても純粋な弟の姿に、生きる上で必ずしも必要でない物に囲まれ、享楽に溺れて生活してる自分を反省させられたそんなに大きな金額でなくても、多くの命を救う事が出来ると改めて思い出させてもらいました。『ミリオンズ』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。ダミアンが幻の聖人に向って、生没年を言うのが面白かった。それと「お前本当に俺の子か?」と言われたアンソニーの仰天の財テクぶりにも笑わせられた。そして、ユーロ交換啓発CMのエロエロぶりにも(笑)お金を燃やすなんて、私には到底真似できへん(笑)ダミアンは最後に、一番会いたい聖人に会えて良かったよな。楽天以外の方は、本文中にURLを残して下さい。TBは、承認制です。
2006.09.25
あらすじ裏社会の怪しい仕事に手を染める28歳のトム(ロマン・デュリス)が恩師と再会したことでピアニストになる夢を取り戻す。彼は中国人の女性ピアニスト(リン・ダン・ファン)からレッスンを受けるがその先にはさまざまな苦難が待っていた・・・。感想ベルリン国際映画祭の銀熊賞(音楽賞) 英国アカデミー賞の外国語映画賞を受賞。セザール賞に至っては、総なめ状態だった作品。78年に製作されたハーヴェイ・カイテル主演の『マッド・フィンガーズ』をリメイクした作品のようです。フランス映画をハリウッドでリメイクというのはよくある事ですが、逆は珍しい気がします。オリジナルを観ていないので、どこまで忠実にリメイクされたかが分からないのですが、夢物語のハリウッド映画と違い、とってもフランス映画でした(笑)特にラストでは、とても強く感じました。監督は、『リード・マイ・リップス』のジャック・オーディアール。主演は、『ルパン』のロマン・デュリス。セザール賞は、彼だけ獲れなかったが(笑)とても良い演技だったと思った。 ミャオリンを演じたリン・ダン・ファンも良かったですね~。ルックスでは、メラニー・ロランの方が断然良かったですけどトムとミャオリン2人のシーンが特に印象深かった。
2006.08.20
あらすじパリ、1900年。これは、ある若者の物語。遠い国を彷徨い、放浪の旅を重ねたクリスチャン(ユアン・マクレガー)は内気で、眼差しに悲しみを宿し、賢さに溢れていた。今、彼は屋根裏部屋でタイプライターを打っている。「これは僕が心から愛した女の物語だ。彼女は死んだ。パリで最も愛されたコーティザン(高級娼婦)だった。彼女の名は、サティーン(ニコール・キッドマン)・・・。」感想ゴールデン・グローブ賞作品賞・主演女優賞・音楽賞受賞作品。M-1を観る度に、思い出す作品(笑)前売り券を買って、映画館に観に行った映画。前売り券には、エレファント・ラヴ・メドレーのCDが付いていた。この映画の特色は、オリジナルの曲ではなくビートルズ「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」エルトン・ジョン「ユアソング」マドンナ「ライク・ア・ヴァージン」マリリン・モンロー「ダイヤモンドは女性の親友」ホイットニー・ヒューストン「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラブ・ユー」など耳慣れたお馴染みの名曲が使われている点であろう。それぞれの曲が、驚くほどに物語にマッチしている。主演は、ユアン・マクレガーとニコール・キッドマン。この2人が、あれほど歌えるとは思わなかった。独特の煌びやかな映像にも、目を奪われる。斬新な作品の割りには、いたってベタなストーリーでしたが2人の愛の行方に、一喜一憂して見入ってしまいました。『ムーラン・ルージュ』公式サイト
2006.07.31
あらすじ塗装会社で事務員として働く沙織(柴咲コウ)のもとに沙織の父の恋人の岸本(オダギリジョー)が訪ねてくる。沙織の父・卑弥呼(田中泯) が死期が近いので彼が運営しているゲイのための老人ホームを手伝って欲しいとの提案に母を捨てた父が憎かったが、破格の日給と遺産の話しに心動かされ・・・。感想日本沈没の宣伝の為に見飽きるぐらいに、柴咲コウ出まくってましたね~。でも、何回観ても柴咲コウは可愛いな(●^o^●)美人は、3日で飽きるって嘘だな。そんな柴咲コウが主演してる映画ですがこの作品では、ナチュラルメイクで美人度を抑えてます。美人というより、可愛らしいという印象です。そして共演の全部カタカナの人は(笑)ゲイの役ですがいわゆるゲイっぽい演技をしていない。だが、あっちの世界に引き込まれるような妖艶な雰囲気を漂わせていた。お尻がセクシーでしたね(笑)この2人と田中泯、西島秀俊を除いたらあまり見慣れない俳優ばかりが出演している。これはリアルさを出す為に、監督が意図的にキャスティングしたようです。そのリアルさの為に他にも、ゲイの役をしてる中にはゲイバーの人や、ゲイの俳優を配役したりしている。 今やCMスターの『運命じゃない人』の中村靖日がほんの1シーンだけに出ていたのは、個人的に嬉しかった。いかにも彼らしい役でしたねゲイの人達の老後なんて考えた事も無かった。やはり日本は、彼等のような人達は住みにくい国なんやな。そして、同性愛者のいる家族にとっても、同じ事が言える。同性愛者の厳しい現実を描きつつ彼ら(彼女ら)のパワーに圧倒され楽しんで観ながら、考えさせられる映画でした。DVD特典のコメンタリーは犬童一心(監督)、蔦井孝洋(撮影)田中美幸(プロデューサーアシスタント)という地味な面々(笑)それでも、村石千春をキャスティングしたのは山下敦弘監督が『くりいむレモン』で使ってたから多分、良い女優なんだろうという理由とか貴重な話が聞けて面白かった。『メゾン・ド・ヒミコ』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。よーし、こーなったらピキピキピッキーコウちゃん可愛い(●^o^●)いや~、素敵な呪文でしたね。ルビイの孫は、やっぱバカっぽかった(笑) 柴咲コウの演技は上手かったがバニーガールが似合わないという台詞に、無理を感じた。CAのコスプレも、めっちゃ似合ってたし。「また逢う日まで」のダンスシーンは楽しかった。なんで、あんなに奇麗に揃ってんねんって感じやけど、それを言ったら野暮だな(笑)沙織と岸本の今後はどうなるんかな~。プラトニックな関係が続くんかな。 楽天以外の方は、コメントにURLを忘れずに♪TBは承認後に反映されます。
2006.07.27
あらすじマンハッタンのとあるレストラン。劇作家達が、「人生は悲劇か、喜劇か?」と討論しあいやがて彼らは、パーティーにおしかけたワケありの美女メリンダを各々の解釈で交互に語り始める・・・。感想個人的には、ウディ・アレン監督の作品の中では面白くない部類だと思った。しかし、大監督で高齢でありながらもコンスタントに映画を撮り続けてるのは異例であり衰えない製作意欲には脱帽である。 心は若いアレン監督だが、以前なら自らが演じていたであろう役柄を人気コメディアンのウィル・フェレルに演じさせていた。アレンの年齢で売れない役者を演じたら喜劇ではなく悲劇になりますからね(笑)『セレブリティ』のケネス・ブラナー程ではないがフェレルの演技は、アレン風でしたね。タイトルロールを演じたのは、ラダ・ミッチェル。明日から公開される『サイレントヒル』の主演を務めている女優です。『フォーン・ブース』や『ネバーランド』にも出演していました。他の主なキャストは『ドッグヴィル』のクロエ・セヴィニー『堕天使のパスポート』のキウェテル・イジョフォー『隣のヒットマンズ 全弾発射』のアマンダ・ピート等。『メリンダとメリンダ』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。この映画のテーマは、同じシチュエーションでも見方によっては悲劇にも喜劇にも捉える事が出来、たった一度の人生なんだからどうせなら楽しく生きようって事やろうな。その考えには、激しく同意しますけどラブコメの方の話は、人生そんなには甘くないやろとか思ってしまった。悲劇的な結末の方が現実的に感じたのは私が悲観的な人間だからなんでしょうか?TBは承認後に反映されます。楽天以外の方は、コメントにURLをお忘れなく♪
2006.07.07
あらすじスパイを引退し、教官になったイーサン・ハント(トム・クルーズ)に新たなミッションの指令がある。それは、自らの教え子である<IMF>の女性エージェントリンジー(ケリー・ラッセル)の救出だったが、国際的なブローカーのオーウェン・デイヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)の登場でイーサンは絶体絶命のピンチに陥っていく・・・。感想昨日は映画の日だったので、京都の河原町のMOVIX京都で先行上映の『M:i:III』を観てきた。前2作のDVDを持っているがこのシリーズは、あまり好きじゃないんですけど(笑)今夏の目玉だし、映画館で観ないと面白さ半減する系統の映画ですからね。だが、ケイティとの結婚騒動以来、トムが不人気でアメリカでは低調な成績らしい。デビッド・フィンチャー、ジョー・カーナハンと次々と監督が降板し「エイリアス」、「LOST」等の人気TVドラマを手掛けたJ・J・エイブラムスが監督に抜擢された。その出来栄えは、ありきたりで驚きの無いストーリーとアクションだった。一定水準の娯楽映画ではあるが、それ以上でも以下でも無い感じ。トムが、ベルリン、バチカン、上海など世界各国で走りまくり体を張って、世界の為、愛する人の為に様々なミッションに挑むという話。バチカンのミッションは、良く出来ていて気に入りました。この映画の一番の目玉は、悪役デイヴィアンを演じるオスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマンの演技だろう。昔から良い俳優だと思っていたが、風格が漂う貫禄の存在感でした。他のキャストでは、御馴染みルーサーのヴィング・レイムスに加えて新メンバーのジョナサン・リス=マイヤーズとマギー・Qがそれぞれ見せ場をもらい、好演していた。ベトナム系のマギー・Qはセクシーで、これからの活躍が期待される。トムの恋人役のミシェル・モナハンも、良い役をもらい更なるステップアップが見込まれますね。それに引き換え、TVドラマ「フェリシティの青春」のケリー・ラッセルはTVドラマのスターなのに、酷い扱いを受けた。誰がやっても、良かった役でしたね。 他には、ビリー・クラダップとモーフィアスも出てます。 主題歌はカニエ・ウェストだけど彼は好きだが、この映画には合わないと思った。 『M:i:III』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。冒頭に、予告編でしていた絶体絶命のイーサンの姿。アクション映画では、つかみが大事だから最初にぬるいイーサンとジュリアのシーンでは駄目だったんでしょうがこれでイーサンとジュリアが捕まり、デイヴィアンに逃げられる事をバラしてしまって、物語が読めてしまう結果を招いていた。マスグレイブが実は黒幕だったってのは、ミエミエでした。あまりにも、よくあるパターンですからね。最初にブラッセルが黒幕ってバラしてるのが、逆に黒幕は別の人物と思わせた。そして、イーサンが拘束された時に、ブラッセルがデイヴィアンの仲間なら矛盾してる行動だったので、イーサンを逃がしたマスグレイブが黒幕なのを明確に証明してしまっている。イーサンとジュリアの感動の再会。チューしてる場合ちゃうやろ電気ショックの間際に、愛してるって笑ろた(^◇^)最後が、あっけなかったな~。結局、世界を救ったのはイーサンではなく、ジュリアだった。ジュリア強過ぎ、都合良過ぎ1番の見所である筈のフィリップ・シーモア・ホフマンの最後もあっけなくて、とても拍子抜けしてしまった。彼が最後に、どんな表情を見せるのかが楽しみだったんですけどね~。楽天以外の方は、URLをお忘れなく!TBは承認後の反映となってます。
2006.07.02
あらすじのどかな田舎の村で、村の信仰の象徴である仏像の首が盗まれる。犯人は、バンコクの密輸団と手を組むこの村出身の青年と判明。村人たちは悲嘆に暮れ、災いの到来に怯える。そこで村の長老は、孤児のティン(トニー・ジャー)に仏像の首の奪還を命令。彼は古式ムエタイを極めた戦士。村人の切実な希望を託されたティンはさっそくバンコクへと向かうのだが・・・。感想ギャオで5月7日まで、配信中の映画。CG、ワイヤー、スタントマン、早回しを使わないアクションが売りの映画。ジャッキー・チェンを超えたとも言われるトニー・ジャーは確かに凄かったですね。飛んで、飛んで、飛んで、飛んで回って、回って、回って、回る~(笑)あの跳躍力、スピード、柔軟性は超人的である。映画の雰囲気も、エンドロールの撮影風景などを含めてジャッキー映画を彷彿させる感じですね。でも、香港映画だと雑魚キャラもカンフーの達人だったりしてその攻防が楽しいのですが、この映画のジャーは強過ぎて面白みに欠ける。この映画にストーリーは期待していなかったのですが最初の木登りは、アクションのつかみとしては、やや弱いと感じた。でもトニー・ジャーは、ジャッキーの後継者として今後の活躍に期待を抱かせる俳優ではありますね。ムエタイを僧侶が教えるとか、投げ技とかもあるとは知りませんでした。撮影中、怪我が絶えなかったみたいで生身のアクションというのは、痛みが伝わってきますね。カーアクションが、トゥクトゥク(3輪タクシー)というのがタイらしくて面白かった。 『マッハ!』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。ジョージを演じたペットターイ・ウォンカムラオが体型に似合わず、華麗?なアクションを披露してました。あまり演技をしないジャーの代わりに、物語の道化として大活躍してましたね。敵キャラとしては、トシロウという日本人?らしきキャラが1番良かったですね。出た瞬間は、すぐに倒されるキャラかと思ったがあのステップは、なかなかどうして魅せてくれました。白人のイケメンの反則攻撃男は、顔に似合わずアホっぽいキャラだったな。楽天以外の方は、URLの書き込みもお願いしますm(__)mTBは承認後に、反映されます。
2006.04.16
あらすじ地中海沿岸の小さな町。カフェで働く美しい娘マルティナ(レオノール・ワトリング)と赴任してきたばかりの文学教師ウリセス(ジョルディ・モリャ)。2人は激しい恋に落ちるが、ウリセスの突然の失踪により愛の日々は突然の終わりを迎える・・・。感想ギャオで4月25日まで配信中のR-15の映画。監督は、『ゴールデン・ボールズ』や『おっぱいとお月さま』の愛と官能の巨匠ビガス・ルナ。スペインのベストセラーの映画化という事である。出演は、第2のペネロペとも例えられるレオノール・ワトリング。彼女の官能的な演技が、この映画の最大の魅力でしょう。相手役のジョルディ・モリャは、ルナ監督作品の常連俳優。格好良いけど、好みが分かれるタイプかな。「男は目で恋をし 女は耳で恋に落ちる」なんて名言がありますがこの映画でも、男は女性の外見に魅かれ女は男の言葉に恋をするんですね。でも、あの詩の魅力は、私には理解不能でした(笑) 現代日本に住んでる私にとって、彼女が言葉よりお金を選んだ方がしっくりする気もします(笑)スケベで情けない男達の描き方は、文句ないです(爆)『マルティナは海』公式サイト★送料無料! マルティナは海【ASBY-5203】=>18%OFF!★送料無料! マルティナは海ネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。浮気しちゃ、あかんよという映画ですかね?ワニに意味は、あったんだろうか?死によって、2人は永遠に結ばれたという結末だろうがマルティナは、ウリセスが本当に好きなら隠れて付き合わず夫と別れるべきだったな。満たされた生活を失いたくないという狡さが出てしまった。最後も一人でも生き延びようとしてたし、子供は置いてくるし意味不明の詩に欲情するし(笑)、共感できないキャラだった。セクシーさだけは、申し分無しでした。セックスするだけのウリセスの生活は、羨ましかったですね~(笑)かなり退屈そうでしたけどね。
2006.04.07
あらすじ北アイルランドのベルファスト。冴えない青年ダニー()はサッカー選手になるのが夢だった。地元チームのブラジル人スター選手の「サッカーに必要なのはリズムだ!」という言葉に触発されたダニーは、一路ダンス教室へ。そこで猛練習に励む美しい女性ルーシー(ケリー・ラッセル)に恋に落ちてしまうのだったが・・・。感想ギャオで、3月25日まで配信されてる映画を観た。イギリス版の『Shall we ダンス?』の雰囲気。タイトルは『マンボ!マンボ!マンボ!』ですが、マンボは出てこずサンバのリズムに満ちた作品です。原題も『MAD ABOUT MAMBO』で、何故マンボなのかはよく分かりません。ヒロインは、ドラマのフェリシティの青春でアメリカでは人気を博すケリー・ラッセル。今年注目の大作『M:i-3』でも、ヒロインを務める。主人公の役者は、イギリスのTVスターらしいですが貧乏で冴えない役がハマっていて、美人でお嬢様なケリーと対照的に映り不釣合いなカップルのラブストーリーに、絶妙なキャスティングだった。『オールド・ルーキー』など多数の有名作に出演しているブライアン・コックスも出ている。そして製作総指揮には、『ユージュアル・サスペクツ』に出ていたアイルランド出身のガブリエル・バーン。イギリスでも異質の北アイルランドが、舞台になっている所が楽しめます。カトリックとプロテスタントの対立などが、ユーモラスに描かれている。イギリスの他の3協会に比べサッカーが弱い理由もこの映画を観て納得した。ザ・コアーズの「ワン・ナイト」という曲が重要なシーンで印象的に使われている。たまには、こういう軽い青春映画も悪くない。
2006.03.09
あらすじロサンゼルスで古いボクシングジムを営むフランキー(クリント・イーストウッド)は実力はあるが育てた若者は欲を求め彼の元を去っていく。あるとき、そんなジムへ31歳のボクサー志望のマギー(ヒラリー・スワンク)が入ってくる。フランキーにとってマギーのような女など眼中になかった。しかし、貧しい生活をしながらも、練習に励む彼女のハングリーさに彼は徐々にボクシングを教えるようになる。やがてトレーニングを通して次第にお互いを必要とし始めていく二人だったが・・・。感想イーストウッドも年々お爺ちゃんになっているな~。しかし監督業の方は衰えるどころか、冴え渡っている。この作品でアカデミー監督賞を最高齢(当時74歳)で受賞した。主演のスワンクも2度目のオスカーを獲りました。あの体はボクサーの体でしたね~。腰の入った重そうなパンチを打っていて私なんかは軽くKOされそうでした。物語の語り部で元ボクサーの雑用係スクラップを演じたモーガン・フリーマンは4度目の正直で嬉しいオスカー初受賞を果たした。ナレーションの声が重みがあって良かった。イーストウッドは作品について「シンプルなラブ・ストーリー。父と娘のラブ・ストーリー」と語った。ラブ・ストーリーといっても恋愛じゃなくて、愛の物語である。父と子ほど離れた孤独な2人が紡いだ真実の愛に心打たれた。『ミリオンダラー・ベイビー』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。タイトルマッチの試合は、あんなのボクシングじゃない。レフェリーちゃんとしろよ!王者は反則負けだろうとか思いました。マギーの母親は最悪でしたね~。お前みたいな怠け者がマギーを笑う資格なんて無い!あんな親からマギーみたいな良い子が産まれたのは不思議だ。ディズニー好きに悪い奴がいるのはショックでした(笑)マギーはダンに尊厳死を懇願した。いなくなったマネージャー、試合を止めなかったレフェリーとドクター続行を願ったスクラップ自身にも問題があるのに関わらず失明した責任を一身で背負うような男には酷な願いである。生きる意志を失ったマギーは、もはや生きているとはいえない状態になりダンは決心し、自らの手によってマギーをあの世に送る。米国の事情がよく分らないが、医師でもない人間がして良い行為なのか?誰もが後悔しながら生き続けるが、人生は短かったが悔いの無い一生を終えたマギーは幸せだったろう。ガウンに刺繍されたゲール語の「モ・クシュラ」は彼女の呼び名となり会場の人達は大声で声援を送った。「愛する人よ。あなたは、わたしの血だ」と。リング場では彼女は孤独ではなかった。そして何より1番大事な人から、そう思われていたマギーは満足だろう。
2005.12.07
あらすじ実際の殺人鬼を描いた映画。男に幻滅して自殺を考えていた売春婦のアイリーン(リー)は残り金を使ってビールを飲む為にゲイバーに。そこで運命の女性セルビーと出会い、2人は惹かれあった。その後リーは仕事中に襲われ、正当防衛で客を殺してしまう。殺人後、一時は堅気になろうとするがセルビーと生活する為に売春の客を殺し始める・・・。感想脱ぎっぷりの良いシャーリーズ・セロンは今作も脱いでくれますが、今回は脱いでも嬉しくなかったな(笑)あのセクシー女優が見る影も無い程の変身振りに驚かされる。体重を13キロ増量し、コンタクトレンズと歯型をつけブスメイクをして、女優魂を感じさせました。製作にも彼女は携わってるので、気合が入ってたのでしょう。その甲斐あって見事にオスカーを受賞しました。モンスターという題名ですが、彼女は怪物には見えませんでした。売春婦、同性愛という社会から受け入れられない存在ゆえに余りにも愚かな行為をしてしまった女性です。でも、同情の余地はないですね。どんな理由があろうと許される行為ではないです。アメリカは銃が蔓延してるからあんな怪物を容易に生んでしまうんでしょうね。セルビー役のクリスティーナ・リッチは、相変わらず可愛い。リーがレズに走ったのも頷けるな(笑)今25歳で、この時も20歳は超えてるんだろうがとてもそうは見えん。『モンスター』公式サイトTBは承認後に反映されます。楽天以外の方は、コメントにURLをお願いします。
2005.10.02
あらすじ伝説の革命家チェ・ゲバラの青春の日々23歳の医学生エルネスト・ゲバラは、親友の生化学者アルベルトとともに、中古のおんぼろバイクで南米大陸を縦断する冒険の旅に出る。それは金も、泊まるあてもなく、好奇心のままに10,000キロを走破する無鉄砲な計画だった。感想あの名作『セントラル・ステーション』のウォルター・サレス監督!製作総指揮が、あのロバート・レッドフォード!(これは、どうでもいいけど)期待して観ました。私にとってはチェ・ゲバラという人はTシャツなどにプリントされてる人。キューバ革命をカストロと共に成功させカストロが権力者として留まるのに対して一革命家として死んだ人という漠然としたイメージしかなかった。この映画で、医大生で喘息持ちという事を初めて知った。そして、竹本君が自転車で自分探しの旅をしたのに対してゲバラはバイクで自分探しの旅をしたのだと知った。男として広大な南米大陸のバイク旅には、ロマンを感じました。いかにして人のいい医大生が、革命家に目覚めるのかが見てとれた。南米の女性制覇を目論むお調子者のアルベルトとの歳も性格も違う2人のロードームービーとしても楽しめます。ロバと南米を旅した2人の名は忘れ去られてもバイクで南米を旅した男の名は、永遠に語り継がれるんだろうな~。『モーターサイクル・ダイアリーズ』公式サイト
2005.09.22
全91件 (91件中 51-91件目)