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「しぇけなべいべな」 「しぇけなべいべ」「つぃっつあんしゃー」 「つぃっつあんしゃ」 いきなりビートルズ?と気がつくまでに1分程かかったかな・・・ ビートルズファンの私としてはうれしい書き出し。 前作『アサッテの人』を読んでない方は理解に苦しむかもしれません。全部が兄と妹の会話でなりったっている、つまり「」にくくられているんです。 『アサッテの人』が一人語りだとすると、『りすん』は二人の会話で話が進んでいく。まさに、実践編! 読むというより、聞くという感じ。 こんな小説もアリかな? 次が楽しみですね。↓↓↓『アサッテの人』
2008.06.15
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アサッテの人 諏訪 哲史 芥川賞受賞作はだいたい読んでいます。今回も図書館で借りて読みました。毎回、万人受けしない作品が選ばれていて面白いですね。 「どもり」で少年時代の自我を確立していた叔父が、大人になってどもらなくなったら、「ポンパ」という言葉で自己表現する。私としては共感できる部分もありました。“現実逃避”っていうのかな? こういう人が現実社会で生活していくための自己防衛手段なのかも! とにかく、読んでみてください。
2007.10.19
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