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本日の修理はコチラ。スカイキャッチボールのキャッチャーです。スカイキャッチ、トラックボール、スクープボール・・・呼び名は色々あるようですが、プラスチック製のボールを使って行うキャッチボールですね。これのキャッチャーが持ち手の付け根でバキバキに割れてしまったというもの。で、接着剤で修理を試みたようですが、何故これが接着剤で直せると思った!?接着剤が邪魔でどこがどう割れているのか分からないので、まずは地道に接着剤の除去です。まぁ、修理には邪魔なので、どっちみち剥がすんですけど。ようやく剥がれました。この作業の後、キッチンにいるかみさんの所に行ったら、「Tシャツにお菓子の食べカスがいっぱいついてるよ」って言われました。食べカスじゃねーよっ(怒)!!気を取り直して、割れてる箇所を確認してみると、こんな形に割れてます。グリップの接続部分で、当然投げる時に一番力がかかる場所なので、かなり強度を上げて修理しないといけません。幸いなことに、割れたところを合わせてみると欠損はないようですので、今回はプラスチック溶接を行います。単にプラスチックを溶かしたり、プラスチック溶接棒を使って補強するだけでは強度が足りないと思うので、きちんと溶接ステープルを埋め込むことにします。まずは準備。溶接ステープルは内側から埋め込むので、裏側にアルミテープを貼ります。普段単純な溶かして固めるだけのプラスチック溶接を行う時は、ハンダごての先端に自作の平らなアタッチメントを付けて行いますが、今回はステープルを埋め込むので、きちんとプラスチック溶接機を使います。使うのは、波型のステープル。コイツを溶接機の先端に取り付けて・・・トリガーを引くと、熱が伝わって、ステープルが赤くなってきます。で、熱せられたステープルを割れた所に押し当てると、周囲が溶けてステープルが埋め込まれます。埋め込まれたのを確認したら、溶接機からステープルを引き抜きます。今回修理するキャッチャーは素材が薄いので、あまり押し付けすぎるとステープルが完全に貫通してしまうので注意が必要です。で、この調子で割れてるところ全部にステープルを埋め込みます。そしたら、ステープル両サイドのピンをニッパーで切り取ります。この時、なるべく先っぽが残らないように切るため、片刃のニッパーを使うのがポイント。続いて、ステープルを埋め込んだ周囲は溶けたプラスチックが盛り上がってるので、溶接棒の先端にスムージングシートを取り付けて、トリガーを引きながらステープルを埋め込んだところを平らに均していきます。均すだけではなくて補強も同時に行うので、溶接棒を使って、プラスチックを追加しながら盛っていきます。盛った部分をヤスリで削って平らにします。薄い曲面にステープルを埋め込んでるので、どうしてもステープルの一部が反対側から出てきてしまいます。そこで、裏側のステープルが見える部分も、溶接棒を使って盛った後、ヤスリがけして表面を整えます。一通り処理が終わったら完成です。私がブンブン振っても壊れないので、たぶん大丈夫でしょう。
Jun 22, 2024
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昨年秋、長男が免許を取ったので、幼少の頃からの彼との約束通りに車を買いました。スズキ スイフトスポーツ(ZC33S)。絶対条件がMTであることだったのですが、今時MT車ってかなり限られます。86/BRZも候補に挙がっていたのですが、中古で買った場合、予算的にそれなりの走行距離を走った車になるし、そうなった場合水平対向エンジンの欠点であるオイル漏れが気になります。水平対向エンジンは自分でメンテしにくいのもあって、あっさり候補から外しました。普通車で、改造パーツが手に入りやすく、かつ安価で無改造の車が手に入りやすいことを考えると、今の時代スイスポ一択だと思います。そんなわけでスイスポを買ったわけですが、スイスポを買うとなったら、やはり色はチャンピオンイエロー一択でした。それはスズキがラリーをやっていた時の「Yellow Bullet(黄色い弾丸)」のイメージが印象的だったから。スズキは、2輪オフロードレースのワークスカラーだったイエローのカラーリングを、4輪ラリーのワークス参戦にあたり踏襲したわけですが、2002年からJWRCに参戦した初代イグニスS1600(日本名スイフト(初代))↓その後、2004年の5ドア使用を経て、05年に満を持して登場させたスイフトS1600(ベース車輛:2代目スイフトスポーツ)と、9年のJWRC活動の中で、3度のタイトルを獲得しています。格下のJWRCながら、時にトップカテゴリーのマシンを食うYellow Bulletの姿は実に爽快でした。だから、私にとっての「スイスポ」は、「ラリー車」であり、「黄色」なのです。基本的に子供のために買った車なので、あまり弄りたくはなかったのですが、長男全然車乗らないし、だったらもう自分で弄ってしまえと。そして、どうせ弄るならラリー車っぽくしたいな、というわけです。吸排気系やエンジン、さらに足回りを弄るのはある意味車イジリの醍醐味なので、そこの部分は将来的に長男が弄る余地を残しておくとして、見た目は私にやらせてもらおうと。というわけで、手始めにマッドフラップを取り付けました。マッドフラップ下端には「SUZUKI SPORT」の文字を入れました。SUZUKI SPORT(SUZUKI SPORT Racing)は、まだワークス参戦といえないような体制でモンスター田嶋がSUZUKIを背負ってラリー活動していた時の組織。MONSTER SORTの前身です。マッドフラップを取り付けるタイミングで、タイヤとホイールも交換する予定だったのですが、ホイールは10月納品ということなので、それまでおあずけ。で、この度よりラリー車っぽくなるようにSWKのWRウイングを取り付けました。SWK(SUZUKI WORKS KURUME)という、ある意味メーカー系のショップで販売しているこのWRウイング、名称の「WR」というのは、まさに「World Rally」の略だと思われるので、まさにラリーカーがつけているウイングっぽいのですが、実は最近のラリーカーのウイングはこういう形はしていません。もっと凄いんですよね。↓はトヨタのヤリス。じゃあ、このWRウイングはなんなのか?というと、デザインのベースになっているのは、絶対にコレだと思うんですよ。スズキがJWRCを卒業して、2007年のテスト参戦を経て2008年よりトップカテゴリーのWRCに参戦した時の戦闘機、SX4です。厳密にいえば、SX4のウイングは2段式だし、バーチカルフィンがついてますけど、このウイングをイメージしてWRウイングがデザインされたのは間違いないでしょう!!これほどラリー用ウイングっぽいものを、しかもスズキのメーカー系ショップが作ってくれたんだから、もう他の選択肢はありません。MONSTER SPORTがGTウイングみたいなの販売してますけど、「何それ?」って感じ。いやいや、本来あんたん所が作るべきだったんじゃない?と言いたいところです。そして、このWRウイングを付けるからには、やはりSX4のウイングに似せた塗り分けにしなきゃね。スズキのWRC参戦はリーマンショックの影響で短命に終わってしまいましたけど、それでも私にとってスイスポというのは、やはりラリー車のイメージなんですよね。以上、スイスポに翼を授けた話でした。エクステリア的にはホイール交換したらほぼほぼ完成形なので、これ以上はあまり弄ることはないと思いますけど、スイスポの最終型はコレだと思ってるので、うーんっていう感じです。ポーランドの名門チューナーProto Carsが作ってるワイドボディキットなんですが、カッコイイですよねぇ・・・(魔笑)。
Jun 21, 2024
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本日の修理は、以前にも修理したことがあるコチラ。宝箱です。以前修理した時は、向かって左側の取っ手を取り付ける部分が壊れてましたが、今回は右側。前回修理した部分は壊れてません。補強込みでガッチリ固めた成果です。良かった、良かった。直し方は前回と同じですが、前回と違うのは、壊れた破片が無いこと。つまり完全に作り直しということになります。壊れた部分をプラリペア(黒)で盛っていくことになるんですが、取っ手が入る部分は埋めたくないので、プラリペアが接着しない金属の棒を差し込んでおきます。で、この上からプラリペアを盛り盛り。プラリペアが固まったら、金属の棒を抜き取って、リューターで形を整えます。お次は塗装。前回同様、まずはメタリックレッドとゴールドを混ぜた色。乾燥後に上から黒鉄色と赤褐色。乾燥後に表面をヤスリがけして、部分的に2回目の塗装を剥がします。取っ手を付けたら完成。
Jun 21, 2024
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日曜日は某所で会社の同僚の車をテストドライブ。今回集まったのは、マツダのNDロードスターの軽量化モデルである「990S」と、ダイハツ コペン、そして私のスイスポ。朝9:30の集合に向けて自宅を早朝に出発し、途中のSAで朝食を食べた後現地へ。今回のテストコースは一周36kmのワインディング。明け方まで雨が降ってたので、路面状況確認のために、集合前にまずは一人で1周走行。その後、3台集合してしばらくお互いの車を見ながら談笑した後、まずは自分の車に乗り込んで1周の慣熟走行。戻ってきた後で、今度は車を入れ替えます。私はまず990Sに乗り込んで再び先頭で走行。NDロードスター、初めて乗りましたが、まず最初に悩んだのがシートポジション。ABCペダルが全体的に右寄りになってるのは、どうやら真ん中に鎮座しているミッションを避けるためのようです。まぁ、レイアウトが右寄りであること自体は許容範囲だったのですが、BCペダルに対して、特徴的なオルガン式のAペダルが結構奥まってるんですね。Aペダルの位置に合わせてシート位置を調整すると、BCペダルが手前過ぎ。そして困ったことに、Bペダルがそれほど踏み込まなくても、割と手前で効くタイプ。さらに困ったことに、私は比較的シートを立てて運転する方なのですが、このシートポジションだと、ステアリングが近過ぎます。何度か停止するたびにシートポジションを調整した結果、シートを寝かせ気味にするのが正解っぽいことが分かりました。それにしても、The ロードスターというディメンション。結構ロングノーズですね。着座位置が後輪のすぐ前辺りですが、視界に入るフェンダーアーチからして、いかにも「鼻の長い車を運転している」という感じがします。足回り自体は比較的柔らかめなので、意外とロールしますが、ロールを上手くコントロールしながらヒラヒラとコーナーをクリアしていくのは、昔ながらの「fun to drive」という感じです。エンジン自体は1.5LのNAで132PS、15.5kg・mなので、けしてパワフルではありません。数字的には大した差はありませんが、スイスポ(1.4Lターボ、140PS、)の方がターボ車である分、遥かにパワー感があります。しかし、伝統の小気味良いショートストロークのシフトと相まって、大人な楽しさという感じです。これと比べると、スイスポはやっぱりやんちゃで子供っぽい車だなと思います。ただ、私だったらやっぱりペダルレイアウトは調整します。アクセルペダルにスペーサー噛ましてもう少し手前にしたいですね。で、1周走り終わったので、今度はコペン(真ん中の車)の運転席へ。このコペンは以前にも乗っているのですが、いろいろ弄ってるので、まぁとにかく賑やかな車です(笑)。軽自動車のターボで吸排気系を弄ってるので、回転が上がってくれば良いのですが、下がスカスカなのが難点。下のトルクが細くなっていることもあって、アクセル踏んでも反応がワンテンポ遅れるというのが欠点でした。が、今回全然そんなことなくて、まぁ、確かにトータルのパワーはそれほど高くないのですが、明らかにアクセルのレスポンスが良くなっていました。あとから聞いたら、感度MAX(スロコン)を入れたんだそうな。スイスポもそうなんですが、最近のいわゆる「ドライブ・バイ・ワイヤー」の車って、昔のアクセルワイヤーでスロットル開度をコントロールしているのと違って、間にコンピューターの制御が入っています。この制御が曲者で、燃費をよくするために、わざとアクセルレスポンスを悪くさせてるんですね。そのおかげで、ヒール&トゥやブリッピングシフトダウンする時に、昔の間隔よりもはるかに大げさにアクセルを煽ってやらなければいけないってのが気に食わないところなんですが、スロットルコントローラーを間に噛ましてアクセルレスポンスをダイレクトに書き換えることで、ドライバーの意図にあったスロットル開度になってくれるわけです。今回のコペンは、これのおかげでアクセルのツキが良くなって、ドライバビリティが良くなってました。ヒール&トゥもバンバン決まって、さらに楽しい車に生まれ変わってました。というわけで、(私の場合は)36km×4本を走り込んで、すっかりヘロヘロになって帰路に就いたのでした。
Jun 18, 2024
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土曜日昼から日本橋の周遊型謎解き、「新麒麟伝」です。日本橋案内所でキットを購入して、スタート。今回キットが2つありますが、これは「新麒麟伝」という謎解きが「日本橋古今七不思議」という謎解きと「まいごのきりんくん」という2種類の謎解きが連動するものだから。それぞれ単品で購入することもできますし、単品として解いて連動させないというのもありだと思いますけど、ここはやはりフルで楽しみたいですよね。ちなみに前者は周遊型、後者は自宅でもできるやつで、前者は攻略まで2時間、後者は45〜90分だそうです。今回は「日本橋古今七不思議」の方からスタートさせます。「日本橋」と言えば、やはりここ。日本の五街道(東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道)の起点です。橋の真ん中、センターラインの所には「日本国道路元標」があります。流石に直接見に行くことができませんが、橋の袂にはこれのレプリカがあるので、興味のある方はどうぞ。そして日本橋と言えば、青銅の麒麟像。今回の謎解きはこの麒麟に纏わるお話ということですが、どんなストーリーが展開されるのか楽しみです。謎解きの方は、良い意味でスタンダードなもので、特別迷うようなこともなく、日本橋界隈を散策しながら進めることができます。日本橋には各県のアンテナショップがあるのですが、富山のアンテナショップを見つけたので、久しぶりに「月世界」を購入。子供の頃から好きな富山銘菓です。あと、一緒に買ったヨモギ餅がめちゃくちゃ柔らかくて美味。というわけで、途中で昼食を食べたりして2時間半程度で終了。最後にひっかけ的な問題があって、気が付かなければそこで終了するし、気がつけば更に先の展開に進めます。これはなかなかよくできてます。で、もう一つの絵本っぽい「まいごのきりんくん」の方も、家に持ち帰らずに日本橋でやってしまうことにしました。先日の兜町での謎解きの時もそうでしたが、この街は意外と外で座って作業するスペースがあるのが良いです。結果としてこちらの謎解きもまるで謎解きのお手本のような展開で楽しい。ヒントを見ずに30分程度でクリアしました。さて、時間が中途半端なんで、この後どうしようか・・・となりまして、「そういえばこの辺りできる謎解きがまだあったなぁ」と思い出し、その販売所がすぐ近くであることに気がついたので、新たに買ってきました。「東・京・漫・彩」「買うだけ買って、やるのは後日でいいや」と思ってたんですが、手元にあるとついやりたくなってしまうもの(苦笑)。最初の2問だけやっちゃいました。で、帰宅。帰宅後、改めて新麒麟伝を見直し。なんか凄くモヤモヤするんですよ。2つの謎解きの連動と言う割には、若干連動要素が乏しいのと、思わせぶりな伏線が回収しきれてないような感じがするんです。で、改めて謎解きに使ったものを見返してたんですが、あっ!!というわけで、ここから先はルールの都合上書けません。1つだけ言えるのは、「再度日本橋行き決定」。
Jun 17, 2024
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最近は車いじりばかりやってましたが、本日は久しぶりの修理品、ドライヤーです。どうやらグリップ下端の電源ケーブルの部分が発熱するらしい。いや、そんなのチェックしたくないんですけど・・・。取り敢えずコンセントに繋いで電源ONにすると、温風が出ることが確認できました。で、熱を持つというグリップ下の被膜部分を指で押さえてみたら、なんと温風が止まってしまいました。「発熱」という時点で予想していましたが、こりゃあもう断線してますね。というわけで、早速分解です。グリップが2本のネジで止まってるので、こいつを外して・・・グリップを取り除きます。この後、はんだ付けされてるケーブルを外し、断線してる部分をカットしてケーブルを改めてはんだ付けするという流れです。2芯のプラスマイナスが区別できるように、片方の線にマジックで印をつけておきます。はんだ付けされてるところでケーブルをバッサリカットして、さらに断線してるところよりも先でケーブルをカットして被覆を剥いておきます。(結果的に10cm程短くなりました)本体側のはんだ付けされて残った線芯を取り除くんですが、これがハンダの下でどうやって結線されているかが問題です。単純に2本の線「=」の状態にしてはんだ付けしてるのが一番取り外すのが簡単ですが、「⊃⊂」こんな感じで交わらせてはんだ付けしたり、「〇⊂」輪の中にケーブルを通してはんだ付けしてたりすると、取るのが面倒です。右手ではんだごて持ってハンダを溶かしながら、左手で撚ってある線芯を外すのが大変なんです。はんだ盛り盛りの状態なので、溶かしてみないとどうなってるのか見当もつかないので、祈るような気持ちでハンダを溶かし、はんだ吸い取り機ではんだを除去していきます。結果的に、2個所共に「〇⊂」のタイプだったので、はんだを除去しながらピンセットで線芯を取り除くという地道な作業を行う羽目になりました。ただし、取り除いてしまえば後はこっちのもんです。輪っかの中に新しく作った線を入れて、はんだ付けすればOK。はんだ付けが終わったら、一式をグリップ内に戻して、グリップをネジで止めたら完成。ついでに、吹出口にたっぷり溜まっていたホコリを除去。普通、ドライヤーって吹出口じゃなくて、後ろの吸入口の方にフィルターがあって、そこにホコリが溜まると思うんですが、このモデルは後ろは全然ホコリが溜まってなくて、むしろ吹出口の方にホコリが溜まってました。こんなに埃だらけの所から出てくる気体を自分の髪に当てるとか、ちょっと信じられない。というわけで、綺麗スッキリ。動作チェックして問題ないことを確認したら作業終了です。
Jun 15, 2024
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休日となると謎解きにばかり出かけている感じですが、今回は違います。まぁ、午前中にスイスポに翼を授けたので出かけるのが遅くなったからってのもあるんですけど、とにかくリフレッシュするために田舎に行きたかったのです。というわけで、今回は小湊鉄道 さと山ウォークです。今回は2回目の開催ですが、今年3月から1年間、小湊鉄道の駅をスタートして別の駅をゴールとする6つのルートで里山をウォーキングするイベントが開催されてます。日時指定のイベントではないので、気が向いたときにフラッと歩きに行けるお手軽さが良いです。各区をクリアすると、区毎に設定された小湊鉄道の車輌を形どったピンズが貰えて、全6区をクリアすると、6つのピンズを収納できる専用ケースが貰えるという魅惑のボーナス付き。思い立ったのがお昼過ぎなので、現地に到着するのは15時頃。なので、それほど長距離にならず、かつ自然を満喫できるルートを選択し、今回は里見駅〜月崎駅を巡る第5区を選択。所要時間は1.5時間です。車で里見駅に向かい、14時40分頃里見駅に到着。駅員さんに聞いたら車は駅の待機駐車場に停めておいてOKということだったので、お言葉に甘えて、さと山ウォークの参加券(300円)を購入。ウェブサイトによると、基本的にPDFファイルのルートマップを見ながら歩く、紙のマップが欲しかったらプリントアウトしろってことでしたが、駅員さんがルートマップもくださいました。感謝。名物の菜の花のシーズンは終わってますが、結構撮り鉄の方がいらっしゃいますね。電車は1時間に1本程度で、我々が駅にいる時にちょうど電車がやってきたので、私もスマホでパチリ。というわけでさと山ウォーク 5区スタートです。天気が良かったので、周りには見事な緑が広がっていて、時折吹く風が気持ちいい。我が家の近所はもうウグイスの声は一段落して、最近はオナガがギャーギャー鳴いてますが、こっちはウグイスが最盛期のようで、あちこちから鳴き声が聞こえます。千葉県は隧道が多いのでも有名ですが、これは日本古来の素掘り「観音掘り」という手法で作られた隧道。将棋の駒のような五角形が特徴です。また、千葉県の上総南部の丘陵地帯を流れる川は、すごく曲がりくねっているのが特徴ですが、その曲がりくねった川をショートカットさせてしまい、元の川の部分を水田化させたり、林業として利用するという「川廻し」という工事が各所で行われたのが特徴です。今回のルートでもその川廻しを見ることができて、ルートを少し外れて散策すると、川廻しの痕跡も見ることができました。いやぁ、これはなかなかの迫力です。ルートは適度なアップダウンがあって気持ちよく汗をかくことができます。そして、日陰に入った時の空気が気持ち良すぎ。風が通ると両手を広げて全身で風を受けたくなります。というわけで、予定通り1時間半でゴールの月崎駅に到着。駅の向かいにあるデイリーヤマザキで参加券に完歩証明の印を押してもらうんですが、まさかのデイリーヤマザキ休み。確かにルートマップには「突発的定休あり注意」って書いてはあるんですが、(定休は突発にならんだろうというツッコミはさておき)、まさか土日に休みなんてことがあるとは思わなかった。ハイキングコースの起点なのに・・・月崎駅は無人駅のようで駅員さんもいないし、どうしたもんだろ?と思ったら、参加券に里見駅でも押してもらえるって書いてあった。というわけで、車の置いてある里見駅まで、帰りは小湊鉄道に乗って戻ります。無人駅の月崎駅、ホームに入る時には入場券をデイリーヤマザキで購入してくださいって書いてありますが、向かいのデイリーヤマザキは(略)。かみさんは「どうやって切符買うの?」と聞いてきますが、電車の中で買えばいいので、ひとまずホームで電車の到着を待ちます。電車に乗ってしばらくしたら、車掌さんが切符の点検に来たので、降車駅を伝えて乗車券を購入。パンチ式の乗車券をくれました。里見駅についたら、参加券に完歩印を押してもらい、記念のピンズを貰ってさと山ウォーク 第5区終了です。ピンズが結構大きくてちゃんとしたもので、ビックリ。いや、別にピンズのコレクターではないし、鉄道オタクってわけでもないですけど、これはコンプしたくなるなぁ。
Jun 9, 2024
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新谷かおるのマンガが好きで、昔からよく読んでます。戦闘機、銃火器、モータースポーツと、男心を鷲掴みにする題材が多く、マニアックな視点での考察なんかも散りばめられていて、ホントに好きなマンガ家です。エリア88、砂の薔薇(デザートローズ)、ガッデムなど、ホントに何度も読み返しました。氏はもう数年前にマンガ家としては筆を置いているので、新作を望むことはできませんが、数年前に画集的なものが発売されました。新谷かおるARTWORKS [ 新谷 かおる ]新谷かおる航空機グラフィティ [ 新谷かおる ]【特典付き】新谷かおるコンバットグラフィティその後昨年夏には戦闘機にフォーカスしたした第2集が発刊され、この度銃火器に特化した第3集が発売されました。見ていると、やっぱり単行本を引っ張り出してきて読み漁りたくなります。次はモータースポーツグラフィティですよね?正座して待ってますっ!!
Jun 2, 2024
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超デカい荷物が届きました。SWK、スズキワークス久留米から。福岡県久留米市にあるスズキの正規ディーラーでありながら、チューニングコンプリートカーを制作したり、チューニングパーツを開発、販売するショップです。早速開封の儀。ビニール被っててよく分からないですね。これ、SWKが販売するスイスポ用のリアウイング。まるでWRカー(World Rally Car)を彷彿させるどデカいウイング。商品名もそのものズバリ「WRウイング」。あまりにも人気商品で、需要に供給が追いついていなくて、最近は毎月15本位ずつ、あらかじめ販売日時を告知した状態で販売するのですが、数分で完売してしまうという一品。私自身、過去には指定日時と同時にアクセスしてショッピングカートに入れたものの、必要事項を入力して決済処理中にsold outしてしまい涙したアイテムです。今回、無事に数多の猛者に打ち勝って無事にゲットすることができました。(決済終わった後サイトチェックしたらもう完売してた)FRP製で未塗装の黒の状態なので、この後板金塗装屋に塗装を依頼する予定です。自分でもできるんですけど、これから梅雨の時期に入るのと、土日も仕事が入ったりと忙しくて、自分でやる暇ないので・・・(涙)完成したらこうなる予定です。(写真はSWKのサイトよりお借りしました)マッドフラップもつけて、WRウイングつけて、秋にはホイールも届く予定。どんどんラリーカーっぽくなってく(笑)。
May 30, 2024
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金曜夜に名古屋入りして、土日は第18回日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会@名古屋国際会議場。名古屋に移動する前、朝の通勤時にキャリーバッグの持ち手が壊れてガックリ来ましたが、会社のロッカーに常備してる接着剤を使って事なきを得ました。やはり備えあれば憂い無し。学会の方は、他の仕事と被ってたりした関係で、ここ数年参加してませんでしたけど、メーカーの数がだいぶ減った印象。でも、ジェネリックはここ数年供給問題や製造時の不正の問題があったりするので注目度が高いようで、NHKの取材カメラが入ったりしてました。自分的には、一昔前なら、(ジェネリックは関係ないけど)バイオシミラーに関する最新の知識習得とか、競合メーカーの動向を探るとかいう目的で参加してましたけど、今回は今後の政策や医療制度改革の動きを探るのが目的。この学会は結構政治家がシンポジウムに登壇して、そのあたりの話をしてくれるので。要するにゲームチェンジが起こるのはいつか?ってことです。普段RAD-ARでお世話になってて、数日前にも一緒に会議に出ていた某研究所の先生が座長を勤めてたので、シンポジウム終わった後でちょっとだけ雑談。某大学薬剤部が、先行品からBSに切り替えるシミュレーションをした結果、病院としての利益は下がるけど、6月の診療報酬改定で追加される各種加算を加味すると黒字に転じるって言ってたのにはちょっとビックリ。大した増額にはならないんじゃないかと思ってたけど、そんなに効果あるんですね。そりゃあこぞって切り替えるわ。街をプラプラ歩いてたら、なんだかオシャレな建物を発見。調べてみたら高級スーパーらしい。色々なスーパーマーケットを訪れるのが大好きな私としては是非寄ってみたいところではありましたが、生鮮食品の評価は実際に買って食べてみないとできないので、近界は断念。流石に生肉をカバンに入れて学会に参加するのもね。
May 26, 2024
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本日の修理品はコチラのキッチンタイマー。いくつかのボタンが反応しなくなってるんですと。試してみると、よく使うであろう1、0、START、STOP/RESETの反応が悪くなっています。原因はこの手のアイテム定番の部分でしょうし、治す方法も簡単なので、さっさと分解しましょう。裏を見ると、上部に2箇所、スタンドを開いたところにも2箇所ネジがありますので、コイツを外します。基盤が6つのネジで止まってるので、コイツを外します。はい、基盤が取れましたので、基盤をシリコンリムーバーで清掃した後で、綿棒にコンタクトスプレーを染み込ませて塗布します。で、ここからがメインの修理です。ボタンの裏側に適当な大きさに切ったアルミテープを貼って導電性をもたせます。今回は反応が悪くなっていた4箇所に施します。終わったら元に戻して動作確認をして修理完了です。
May 16, 2024
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先日CADで設計した、スイスポ純正シートをレースSIM用にするためのフレーム。その後見積書を入手したところ、予想の半額程度だったので即発注しました。で、フレームのパーツが到着しましたので、組んでいきますよ。長さ500mmのアルミ構造材が5本、800mmのが2本。その他、構造材を固定するためのL字ブラケット、構造材の中にいれる専用のナットとボルト、さらに構造材の端っこにつけるキャップという一式です。構造材の断面はこんな形をしてまして・・・この特殊な形状の溝の中に、専用のナットを入れてボルトで固定してフレームを組んでいきます。こんな感じです。純正シートは、M8×15mmのボルトでこのフレームに固定します。間にワッシャも入れておきます。シートレールの左右に500mmの構造材を渡してボルトで固定し、フレームに固定したら完成です。では、このシートをどうやってレースSIMに合体させるか?というと・・・我が家のレースSIMの筐体はこんな感じで組んでます。普段仕事で使ってるPC+ディスプレイ3枚がセットされているPCデスク。ディスプレイ3枚はアームで固定されてるので、SIMレースをする時は、3枚のディスプレイを手前に動かして、ステアリングやABCペダル、スイッチBOXが固定されているフレームをPCデスクにくっつけるんです。で、ポイントはこのフレームの足元。この2本のフレームの間に、今回作ったシートのフレームを合体させるのです。実際にはこのままでは足の短い私ではペダルを踏むのがキツかったので(苦笑)、シート用フレームの方の再調整を行いました。シートレール自体が前後、上下に稼働できますが、それを固定しているフレーム自体も調整幅が広いように設計してるので、老若男女、様々な人が最適なポジションでドライブできるようになってます。シートがセミバケからスイスポ純正シートに変わったことで、身体の固定は随分緩くなりましたが、快適性と広い調整幅を手に入れることができました。久しぶりにCADで設計しましたけど、やっぱり楽しいですね。
May 15, 2024
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ちょっと風が強かったですけど、土曜日は謎解き。だんだん関東近郊で日帰りで行ける自然溢れる場所での未攻略の謎解きが減ってきてしまったので、今回は珍しく都会です。「兜町探偵局」かつて日本のウォール街と呼ばれた金融の町、日本橋兜町を舞台とした謎解きです。2024年3月22日(金)から無料で配布が開始された謎解き「兜町謎解き街めぐり」がカギになっているもので、こちらは2,200円/キット。無料版の方は所要時間1~2時間ってことなので、より難易度の高そうな有料版の方をやろうというわけです。昼頃に到着してキットを購入し、いざスタート!と中身をチェックしたら、いきなり無料版の方を先にやることを強く勧められ、キットの中にも無料版の謎解きが含まれていたので、まずはそちらからトライ。土曜日の金融の町ってことで、閑散としているのかなと思ったら、意外と人が歩いてて、謎解きをやっている人が7割、残りの3割はどうやら普通に休日を楽しんでいる方々の様子。どうやら兜町は再活性化プロジェクトが進んでいて、レトロな建物を改装したカフェやショップが点在している様子。兜町自体はそれほど大きな町ではないですが、おしゃれなお店は意外とあるなぁという印象でした。オフィス街なので、腰を落ち着けて謎解きをするスペースがあるかが気になっていたのですが、拠点となるKABUTO ONEを始め、各所にベンチがあって、謎解きスペースには困らなかったです。途中、東京オリンピックに合わせて、用地買収のコストと時間を節約するために川の上に通した首都高を眺めたり。最近は「川の上に道路作って景観が・・・」とか言われることが多いですが、当時、日本橋川は水質汚染が酷く、「こんな汚い川はさっさと暗渠にしてほしい」と言われてたんですから、時代は変わりましたね。首都高銀座線が走る元築地川は、干拓して川床に首都高を通したわけで(だからあんなに地を這うようにウネウネしてる)、それと比べれば川が残ってるんだからマシなのになぁ・・・とか謎解きしながら考えてました。当時の事情とかはこの辺りの文献を読むと面白いかもしれません。かつて金融の町として栄えた兜町は、証券取引が電子化され、東京証券取引所「立合場」が閉鎖されたりして活気を失っていましたが、現在は再開発中。今回は謎解きに集中するため、ほとんどお店には寄りませんでしたが、ゆっくりと休日を過ごすには良い街なのかもしれません。さて、肝心の謎解きの方は、18:30頃まで現地で実施し、その時点でおおよそ70%の進捗。そこから先は自宅でも対応可能ということだったので、帰宅しました。その後、翌日昼過ぎまであーだこーだやってようやくクリアしました。今回の謎解きは「街ハック」というところのイベントでした。初めての会社で、謎解きのパターンが読めませんでしたが、全体的に非常に面白い謎解きでした。この会社の謎解きは他にも面白そうなのがあるので、近いうちに改めてチャレンジしたいと思います。
May 12, 2024
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本日は会社の同僚からの修理の依頼。Visual Timerというらしい。最大60分のタイマーのようですが、本来はこの説明書の画像にあるように、ツマミを回して時間をセットすると、カラーフィルムが残り時間を視覚化してくれるというもののようです。調べてみると、子供に勉強時間集中させたりする時に使ったりするみたいですね。なかなか良いアイデアの商品だと思いました。今回の修理品では、肝心のフィルムが出てこなくなってしまったとか。フィルムにアクセスするためには、前面から行くか、背面から行くかってところなのですが、よく見ると前面のクリアな風防部分が取り外せるようになっているのですが、風防を固定している爪を弄るには、背面からアクセスした方が良さそうです。というわけで、背面から攻めます。まずは電池ボックスの電池を取り外すと、プラスネジが1本見えますので、コイツを取り外します。すると、簡単に分解できました。タッチセンサーと電池ボックスに向けて配線が繋がっていて、このままでは作業がしづらいので、基盤を取り外します。カプラーを外して、プラスネジ3本を取り外します。基盤が外れて作業がしやすくなりました。タイマーのASSYがネジ2本で固定されているので、これを取り外します。これでパネルの裏面にアクセスできました。裏からカラーフィルムにアクセスできるかな?と思いましたが、これ以上は分解できないので、やはり当初の予定通り、前面の風防を外しましょう。その前に、カラーフィルムがそもそも動いているのかを確認するため、ツマミを回しながら中心部の赤いカラーフィルムを見てみると、一応カラーフィルムはツマミの動きに合わせてきちんと動いています。ということは、12時の部分にあるパネルのスリットからカラーフィルムが出てくるようにすればよいだけですね。では、カラーフィルムにアクセスするために、風防を外しましょう。風防は上2か所、下1か所の爪でとまっているので、上側2か所の爪をコジって外します。今度は表側からパネル剥がしを差し込んで、風防を外します。薄い目盛盤を外すと、中にあるカラーフィルムにアクセスできました。あとは、カラーフィルムの片側を目盛盤のスリットから出して、グルっと一回転させて60分真っ赤な状態にしたら、裏からタイマーASSYを60分目一杯回した状態で裏から嵌めて、表からツマミで固定。試しにツマミを回してみて、カラーフィルムが問題なく動作することを確認したら、一旦ツマミを外して風防を取り付け、あとは逆の手順で組み立てるだけ。汚れてた部分を掃除したら完成です。今回はとりあえずカラーフィルム部分を改めて元あった位置に戻しただけですが、今後再び出てこなくなった場合には、対策を施したいと思います。既にアイデアは2つ程ありますので施しても良いのですが、楽しみはとっておくタイプなのです(爆)。
May 10, 2024
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GW後半もバタバタと動いておりまして・・・庭の芝刈り、草むしり、そして除草剤を散布、スキー板を保管用にワックス再塗布。そしてプラモデルを作りつつ、茨城で謎解き2連発。今回の舞台は石岡市。現在石岡市では2つの謎解きが開催されてまして、まず1つ目は「石岡街ナゾ歩き~昭和レトロ商店街に残されたメッセージ~」です。ちょっと前に、大洗とかで謎解きをやりましたが、アレと同じ茨城県の謎解きイベント企画集団「ひたちナゾ」のイベントになります。所要時間60~120分ということで、ちょっと物足りないかな?とも思いましたが、実は同じひたちナゾの企画で、石岡市内でもう1つ謎解きもやってるので、2つやればちょうど良いかな?という感じです。石岡街ナゾ歩きの方はまずは石岡駅から徒歩7分、おそらく目抜き通りであろうと思われる場所に位置する「まちかど情報センター」でキットを購入して、早速謎解きスタートです。ここが目抜き通りのはずなのですが、謎解きやっている人以外にほとんど人が歩いてません(涙)。逆に、歩いてる人はほぼ全員謎解きキットを持ち歩いているので、すぐ分かります(笑)。もう少し賑わいのある商店街だったら良いのですが、確かに昭和レトロっぽい建物がそこかしこに点在しているものの、訪れた日が悪かったのか、何せ店がやってないので、活気0です。それでもなかなか良い神社何かにも巡り合えまして、最近残念な出来事が続いているかみさんが、実は方位除けでいう「困難宮」にあることが分かって、方位除けのお守りを買って満足してました。花手水がきれい。後半、若干悩むところがありましたが、それでも何とかクリアしました。ちょっとずつ難易度が上がってく感じの謎解きでしたが、ストーリーも良かったし、キットの値段が800円と通常の謎解きの価格の1/3程度であることを考えると、満足度は高いです。肝心の商店街がもう少し活気があればよかったと思います。「謎解きを使って町おこし」という意味合いなのだと思うんですが、残念ながら「興す町がない」というか・・・。さて、商店街にあったパン屋さんでパンを購入し、車の中で食べながら次の謎解きスポットへ。今度も同じひたちナゾの企画で、同じ石岡市内にある「いばらきフラワーパーク」のパーク内で行う謎解き「消えた研究者と残されたメモ」です。訪れるまでは、全く知らなかったのですが、非常に大きくて素敵な植物園でした。園内でも非常にたくさんのワークショップが開催されていて、時間があったら自分も色々と参加したいと思うようなおしゃれ空間でした。が、それらを横目に見ながら謎解きです。バラの季節は終わっていましたが、ポピーが見ごろでした。フラワーパークの入場料が1,200円で、その他に謎解きのキットを園内のインフォメーションセンターで購入(550円)して行うものです。所要時間は60~90分ということで、謎解きをすると、ちょうど園内をグルっと回れるような仕組みになっていました。駐車場に野菜の直売所があって、そこで茨城県の和菓子屋「好文堂」が団子を直販してました。草餅とこしあんのセットを購入しましたが、これがまた凄く柔らかくて美味しい団子でした。あと、その直売所で買った「おみたまプリン」がこれまた旨い。団子もプリンも、買いはしたものの、食べたのは家に帰ってから。なぜなら、こっちに来たら是非行きたいデザートの店があったから。というわけで、帰宅途中に筑波によって、「fruites peaks」の筑波店です。もともと果物屋であったフルーツショップ青木が運営しているケーキ屋で、本店は福島県。都内にも店がありますが、つくば店はカフェが併設されているんです。ラストオーダーの17時に滑り込みで入店し、かみさんはケーキを、私はフルーツのアソートをおまかせで。そういえば、先日メガーヌの12か月点検に行きましたが、あの時も帰りに気になってたケーキ屋に寄ったっけ(LES TEMPS PLUS)。そういえば、先日スイスポのシートをセミバケに交換しましたが、結果として純正シートが1座余っている状態です。もともとレースSIM用に使ってたセミバケ(←ゲーミングチェアじゃなくて、もともと自分の車に使ってたセミバケットシートをSIM用に使っていたもの)をスイスポに使っちゃったもんだから、現在我が家のレースSIMにはシートがありません。そこで、スイスポの純正シートをレースSIMで使えるようにします。みんカラの方にも少し書きましたが、スイスポの純正シートは、レースSIMに使われることがままあります。それは、シートレールの固定用のボルト穴が、地面と水平に開けられてるから。車のシートレールって、車に4本のボルトで固定されていますが、この穴が地面と水平ではないことが多いんですよ。地面に水平だと、レースSIMのフレームに接続しやすいので好んで使われるわけです。というわけで、久しぶりにCADを使ってフレームの設計。最初はセミバケの時と同じぐらいの高さを想定して、見切り発車で高さ30cm程度で作ってたのですが、改めてシートを計測してみたらシート高がとても高くて、とてもじゃないけどこんなに背の高いフレームではレースSIMと繋げられないことが判明。結果的に高さ12cmで制作しました。これで材料が合計いくらになるか、見積もりの作成をSUSに依頼したところ。
May 6, 2024
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先日、スイスポの運転席のシートを昔S14に乗ってた時に使っていたBRIDEのセミバケに交換しました。その時の様子はみんカラにアップしてるんですが、その際、シートを嵩上げするのにZ角座金を使用しました。Z角座金には、もともとM14の穴が開いているのですが、今回使用しているボルトはM8。つまり、座金自体はボルトと接触していないということになります。ボルトはスイスポのサービスマニュアルに記載の通り23Nmで締めているので問題ないとは思いますが、強い衝撃を与えた時に座金がずれることも無いわけではないと思われるので、きちんとM8の角座金を用意することにしました。とはいえ、既製品にそんな都合の良い大きさの4cm角でM8の角座金が売っているわけもなく、しかたがないので自作することに。今回用意したのは、38mm×1,000mm×4.5mm厚のドブ平鋼です。厚さはZ角座金と同じなので、同様に2枚重ねて使用すればOKということになります。まずは鋼板をディスクグラインダーを使って40mm×8枚カットします。対角線を引いて中心を出したら・・・ドリル時のガイド用にポンチで中心を凹ませます。その後、3mm → 6mm → 8mmの穴を開けて、M8のボルトが問題なく通ることを確認。バリを取って綺麗にしたら、黒く塗装します。Z角座金と交換したら完成です。
May 2, 2024
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謎解き合宿Day2です。民宿「かんづくり荘」の裏手には南秋川が流れています。建物の裏手に橋が架かっていて、それを使うと川岸まで下りられるので、朝食前に下りてみました。秋川の上流は南秋川と北秋川の二手に分かれていますが、ここは南秋川の方。BBQ場がいっぱいある秋川はだいぶ広い川になってますけど、上流はいい感じの細さ。これくらいの渓流が一番好きですね。で、橋を渡って川岸まで下りたのがコチラ。橋から川に向かって水が落ちているので、太陽を反射して虹が見えます。しばらく川原でボーっとした後、7:30から朝食。朝も山菜づくしです。昨日、入浴施設の「瀬音の湯」をベースにした謎解き、「博士の消えた宝物」を途中で終了しましたが、その謎解きの続きは一旦保留にして、本日は別の謎解き「謎の地図と森の精」を行います。この謎解きは徒歩でもできますけど、基本的にレンタサイクルを用いて行うことを前提とした謎解きです。終了までに要する時間は3~6時間。というわけで、昨日もお世話になった東京裏山ベースで電動アシスト付きのレンタサイクルを予約していたので、朝9:00にチェックアウトして、武蔵五日市駅前の店舗へ。予約していた10時ちょうどに店に入って手続きをして、謎解きキットも購入して早速開始です。サイトにも書いてあった通り、この謎解きは移動距離19km程と、かなりの距離を移動することになります。当然アップダウンも多いので、電動アシスト様様です。前日よりも気温が低くなって、自転車で走っている分には涼しくて気持ちいい。(注:工事現場の人ではありません。謎解き中です。)途中、閉校した小学校を改装して作った「戸倉しろやまテラス」に立ち寄って昼食。この手の施設にありがちな小学校の給食を再現した料理も食べれますけど、私、アレにはあんまり食指が動かないので、天ざるうどんと揚げパン。普通においしくてビックリしました。謎解きをしながら、とにかくまぁ、ほとんど人が通らないような山道、裏道を走ります。念のため、旅行前日に自転車に取り付けるためのスマホホルダーを買っておいたのですが、これがあってホント良かった。Googleナビ万歳。途中、乙訓おやき店へ。話好きのおばあちゃんが小屋で1人で焼いてるお店で、唯一売っているのは粒あんのおやき。疲れた体に甘いもの。で、このあとさらにいろいろと振り回されて、何とか謎解きを終了。自転車のサドルの形状が合わなくてお尻が痛くなり、それを回避するために無理な体制で自転車に乗ってたら、両太ももがつりそうになって泣きたくなりましたが、16時には自転車を返却。今度は昨日の謎解きの続きをやりに、車で瀬音の湯方面へ。コチラの謎も17:30頃には無事に終了し、疲れた体を癒すため、キットに付いてた入浴券を使って温泉を満喫。というわけで、一泊二日の謎解き合宿はこれにて終了。今回は3つの謎解きを実施しました。同じ制作者なので全体的に傾向は似ています。謎解きとは言え、謎自体はそれほど難しいものではなく、現地に行けば特に悩むことなく分かるものであることが多いです。でも、その分、その土地や歴史、文化のことが良く分かるような構成になっているし、普通に観光していたら絶対に行かないようなところに沢山連れて行ってくれました。どれも非常に満足度の高いイベントだったと思います。この地区にある謎解き、5つある内の最後の1つは、これまた自然を満喫できるものになっていることが分かっているので、再開されたら是非やりたいと思います。
May 1, 2024
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さて、昼過ぎに1つ目の謎解き「裏五日市と盗まれた文字」をクリアしたので、東京裏山ベースに戻って、昼食に名物の「骨付き鶏モモ肉と野菜DELIの裏山ベースカレー」を食べてエネルギーを補給。その後、車に戻って秋川渓谷にある「瀬音の湯」へ。次に行う謎解き「博士の消えた宝物」は、この日帰り入浴施設を起点とした秋川渓谷周辺を使った謎解きです。まずは、施設内のショップでキットを購入。参加費は2,800円で、温泉チケットが付いてきます。なんだかんだで14時過ぎから開始した謎解き。車は瀬音の湯の駐車場に止めたまま謎解きを行いますが、今回はここから車で30分程奥地に行った檜原村の数馬地区の民宿を予約しています。夕食は18時からなので、チェックインは17時と申告していたので、遅くとも16:30には瀬音の湯を出発して宿に向かう必要があります。謎解きをしながら、どれだけ瀬音の湯から離れるのかドキドキです。暑い日でしたが、川原まで下りると一気に空気が変わります。凄く涼しくて気持ちいい。リュックに折りたたみイスを入れているので、ここぞとばかりに涼みながら謎解きです。結局、半分くらいまで謎解きを行ったところで時間切れ。再び瀬音の湯に戻って、車で宿泊先に移動します。今回お世話になるのは、檜原村の数馬地区にある民宿「かんづくり荘」夕飯は山菜づくし。ごはんが進みます。ヤマメも美味しい。塩加減が絶妙です。私は子供の頃から山菜料理が好きでしたが、年取るとホントこういうのがいいって思いますね。
May 1, 2024
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今年のGWは一泊二日でかみさんと謎解き合宿です。天気が怪しかったので、4/28-29にするか、4/29-30にするかをずっと悩んでいましたが、結果的に4/28-29にすることにして宿を予約。謎解きは、当初いくつかの候補があって、1. 熱海でやってるコレ2. 新浦安でやってるコレ3. 秋川渓谷でやってるコレ1の熱海のやつは、宿泊先であるTKPがタカラッシュと提携してやってる謎解き。タカラッシュの中でもBLACK LABELなので、クオリティはお墨付きで面白そうだったので、凄くやってみたかったののですが、調べてみると今の熱海って他にあんまり観光してて面白そうなところがないんですね。一泊で出かけても謎解き以外にやることがないと流石につまらないので、今回はやめることにしました。2のやつは、新浦安のブライトンホテルでやってるやつ。近場の高級ホテルってこういうイベントでもない限り泊まることはまずないと思うので、やってもいいかなと思いました。新浦安のブライトンは私たちが披露宴を挙げたところでもあったので。ただ、別にGWに高い金払ってやらなくても、近いんだから普通の土日や、なんなら平日だっていいじゃんと。というわけで、今回は3の秋川渓谷周辺でやってる謎解きを行うことにしました。秋川渓谷の謎解きは全部で5つあって、その内の1つである「檜原城と秘密の手紙」は、過去に実施済み。今回は残りの4つの内、3つをやろうかと思ったのですが、最もやりたかった「ひのじゃがくんと秘密の手紙」は現在休止中なので、必然的に残りの3つ、・裏五日市と盗まれた文字・博士の消えた宝物・謎の地図と森の精を実施することに。順番としては、Day1午前中に「裏五日市と~」、午後に「博士の消えた宝物」、そしてDay2に「謎の地図と森の精」を実施することにしました。朝6時頃に家を出て、渋滞するであろう中央道を避けて、外環道~関越道所沢ICで下りて下道へ。途中、高倉町珈琲 武蔵村山店で朝食を食べて、9時過ぎに秋川渓谷への窓口となる武蔵五日市駅近くのコインパーキングに到着しました。いやぁ、駅前はハイキングやBBQの方たちで凄い賑わい。なんかテンション上がりますな。結構あるくのでトレッキングシューズに履き替えて、諸々の準備を整えた後、謎解きのキットを販売している駅前の「東京裏山ベース」へ。「裏五日市と盗まれた文字」は、冊子型式の謎解きではなく、完全にスマホのみで対応が可能な謎解きなので、東京裏山ベースでキット料金を支払ってQRコードを見せてもらい、実施登録を行ったら早速謎解きスタートです。実は比較的前半で文章をきちんと読まずに行動したおかげで30分程時間をロスして町をウロつくことになってしまいましたが、その後は順調に謎解きをこなしながら、まさに「裏」五日市をトレッキング。謎解き自体は難しいものではないですが、五日市の歴史に触れながら自然を満喫できるもので、読み物としてもしっかりしていて、「へぇ・・・」と当時に思いを馳せながら行うことができる良作です。4/28は天気が良くて非常に暑い日で、すっかり日焼けしましたけど、とても気持ちよく散策することができました。途中、同じ謎解きをしている1組とタイミングが被ってしまったので、時間をうまく調整しながらの謎解きとなりましたが、おおよそ2.5時間で終了しました。
May 1, 2024
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はい、今回はこれまで何度も登場しているアスレチックランドゲームです。今回の修理は、最後の部分。ボールを入れて、ゴールの鐘を鳴らすやつですね。調べてみたら、「カンカンハンマー」っていうらしい。肝心のハンマーがポッキリ折れてます。「やっぱり春は(新しく入ってくる子がいるから)壊れやすいのかなぁ・・・」とはかみさんの談。折れた部分に欠けたパーツはないので、そのままうまく接着できそうです。まずは、シリコンリムーバーを使って接着面の掃除。その後、瞬間接着剤を塗布したら、しばらく固定しておきます。瞬間接着剤だけだとまた壊れてしまうので、定番のプラリペアで補強します。幸いこのハンマーは裏側が抜けているので・・・ここにプラリペアでこんもり補強。これで少なくともこの部分が折れることはないでしょう。ハンマーは重くなりますが、軸に近い部分なので、ボタンを強く押さなきゃいけないようになってしまった・・・みたいに、操作に影響が出ることはほとんどないと思います。というわけで完成。
Apr 28, 2024
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もう数か月前の話だと思うのですが、会社の同僚からNINTENDO SWITCHのジョイコンの修理を頼まれました。症状は右側ジョイコンのRボタンとZRボタンが効かないということでした。とりあえず動作チェックのためにSWITCHを起動し、ホーム画面から設定ボタンを選択。左カラムの下の方に「コントローラーとセンサー」という項目があるので、それを選択。右のカラムから、「入力デバイスの動作チェック」を選択。で、「ボタンの動作チェック」を選びます。すると、下記のような画面になります。ここで、ボタンを入力すると、青いラインの所にどのボタンを押したかが表示されるというしくみ。で、いろいろとボタンを押してみますが、言われていたZRボタンはちゃんと反応しますが、Zボタンは反応しませんね・・・。ゴミが溜まって接触不良を起こしていることもあるので、エアコンプレッサーで隙間から風を吹き込んでみましたが、その後もZボタンは効かないままでした。こうなったら分解するしかないですな・・・。外側のパネルはY字のネジ4つでとまっているので、これを外します。で、殻割り。バッテリー端子を外して・・・Bluetoothアンテナを引き出します。ネジ3本を外して、バッテリーとZRボタンが固定されているトレーを取り外します。これでZボタンのタクトスイッチにたどり着くことができますが・・・あれ?タクトスイッチがありませんね・・・。よく探したら、ポロっと出てきました。このタクトスイッチ、本来は赤丸部分2か所でハンダ付けで基盤に固定されており、青い部分の3点でプリント基板と接続されているんですが、見事にプリント基板を剥がしてタクトスイッチ本体が脱落しています。落っことしたとか、強くZボタンを押したとかでハンダで固定していた所が取れちゃったんですね。調べてみると、これはNINTENDO SWITCHのジョイコン右側定番の故障だそうです。ホントは、こんな感じで接続されているんですね。ですが、基盤のプリントも剥がれちゃって、タクトスイッチも再利用はできないので、新しいタクトスイッチを購入。これは300円くらいだったかと。ちなみに、このタクトスイッチ、大きさはまさに「米粒大」なんです。子供が使うものにこんな小さな(=壊れやすい)ものを使うというのが、なんていうか任天堂の考えが良く分かりません。正直なところ。で、プリントがダメになっているので、おそらく無駄だろうなぁと思いつつ、新しいタクトスイッチをハンダ付け。この状態でコントローラーを組み立ててみましたが、やはりZボタンは反応しませんでした。そりゃそうですよね、基盤のプリントがやられちゃってるんだから。というわけで、ジャンプさせることにしました。調べてみたところ、このようにジャンプさせれば大丈夫ということだったのですが、残念ながらこれでもZボタンは認識せず。この間、結構な日数がかかってるので、同僚の子供がかわいそうだったので、とりあえず我が家にある買ってから1か月くらいしか使ってない、お眠りになっているNINTENDO SWITCHのジョイコンから基盤を移植して、一旦修理完了して返却しました。あとは、我が家のものになった壊れた基盤をどう修理するか・・・ってところなんですが、なにせ全く使ってないNINTENDO SWITCHなんで、全く修理意欲が湧かず、数か月ほっとかれていたのでした。で、数か月後。ヤフオクでジャンク品の右ジョイコンを入手しました。送料込みで1,200円。このジョイコンは、アナログスティックが壊れていてまともに反応しないというもの。私が欲しいのはRボタンが正常に反応している基盤で、アナログスティックの部分は基盤とは別体なので、問題ナシ。で、GW初日にようやく重い腰を上げて作業開始。早速基盤を抜き取るためにバラしていきます。Rボタンのタクトスイッチは、このままだとまた取れる可能性があるので、周囲をプラリペアで補強しておきます。その結果、バッテリーが載ってるトレーの裏とプラリペア盛ったところが干渉しちゃうので、干渉する部分をカットしてしまいます。あとはそのまま組み立てるだけ。当然Rボタンは問題なく反応するし、スティック部分はもともと手元にあったパーツを使ったので、問題なく動作します。というわけで、修理が完了したところで、再び我が家のSWITCHは深い眠りについたのでした・・・。
Apr 27, 2024
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僕、また頭取れちゃったよ・・・今回は新しく学童保育に入った新1年生の子がやったらしい。春ですね。流石の僕もガックリだよ。今までは、プラリペアで周囲を補強しつつ固めてたんですが、今回はさらに強度を高めるために・・・リューターで穴を開けました。この穴の中にプラリペアの粉を入れた後、液体を入れて硬化させます。色が剥げてたところも塗装しなおした。
Apr 22, 2024
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本日は壊れた水道の蛇口の修理です。見事に折れてますな。栓をひねったのか、はたまた蛇口の向きを変えようとしたのか・・・。いずれにしても相当力入れない通れないと思うんですよね。何考えてるんですかね。自分のオモチャだと思って大切に扱ってほしい。まずは瞬間接着剤で折れた蛇口を固定。その後、プラリペアで周囲を補強します。透明なプラリペアとはいえ、やはり無色透明とはいかず、補強した部分は分かってしまうので、プラカラーを調色して蛇口全体を塗装します。使ったのはブラックとゴールド。乾燥したら完成です。次に壊されたら、いっそのこと蛇口部分が回転するように改造してやろうか。
Apr 21, 2024
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本日はカラーボックスの修理。最初は、学童保育で使っているカラーボックスが、ネジ止めしている棚板が割れたってことだったので、棚板だけ持って来てもらうことを想定していたんですが、今時珍しく棚板がダボで固定しているんじゃなくて、ネジ止めなのと、よくよく見てみてたら棚板1枚だけじゃなくて、複数枚壊れていて、簡易的に補修した状態ってことだったので、バラして全部持って帰ってきたらしい。それでは1つ1つのパーツを見てみましょう。カラーボックスのご多分に漏れず、コイツも材質はMDFでした。MDFというのは、木材のチップを粉状に線維化してから成形した板のこと。安いし、エコだし、加工はしやすいんですが、湿気に弱いし、ネジをつけたり外したりしてると、繊維がボロボロになってネジ止めできなくなってしまいます。今回は、おそらく棚に必要以上に重たいものを載せていたか、圧力をかけたのか、横板にネジ止めしていた棚板が、ネジ止め部分を中心に割れちゃっていました。こちらは天板で、割れてモゲた破片をそのまま接着剤で固定してありました。平らにはなっていなくて、接着した部分が盛り上がっちゃってるんですが、割としっかり固定されているので、ここはこのままにすることにしました。こちら(↓)は底板。モゲた部分をテープで止めるという荒業。ただ、これは片側だけじゃなくて・・・横から見ると裏表両方ともダメになっちゃってました。で、こっち(↓)は下から2番目の棚板。こちらが最近壊れたやつで、ガムテでモゲた部分が貼り付けられていました。では、修理していきましょう。修理方法は、いつも通り木屑+木工用ボンドです。ねりねりして・・・壊れたところに埋めます。それだけだと棚板としての強度はないので、上から2mm厚のベニヤ板を接着して、完全に乾燥するまで数日間放置です。裏表両方とも壊れているところも・・・木屑+木工用ボンドを盛って、両サイドをベニヤ板で挟んで固定。この間、余計なテープを剥がします。普通に剥がすと、カラーボックスの色が剥げちゃうので、ヒートガンで温めてテープの粘着力を弱めながら剥がします。で、先程のベニヤ板や周囲の禿げた部分をフラットブラックで塗装。乾燥が完了したのがこちら。結局5日くらい乾燥させました。はみ出た木屑+ボンドはヤスリがけして平らにしてあります。これまでの修理方法では、棚板としては心許ないので、棚板はL字ステーで横板に固定することにします。L字ステーの裏側に両面テープを貼って、位置決めをしたら、ネジでL字ステーを固定。修理しなかった天板も、このままではいつかまた壊れるので、下側にL字ステーで固定。というわけで、完成です。MDFは何度もネジをつけたり外したりしているとバカになってしまいます。以前にもブログに書きましたが、ネジには1本1本クセがあるので、MDF側にもそのクセに応じたネジ穴が形成されているはずなので、かみさんには分解して持ってくる時に、どのネジがどこに使われていたのを全て分かるようにしてもらいました。超メンドクサイ作業だったと思いますが、こういうことが後々生きてくるのです。グッジョブでした。
Apr 18, 2024
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先日瞬間接着剤で修理した卓上ベルがまた壊れたんですって。接着した時には普通に使う分には問題ないように思ったんですが、どういう使い方してるのか気になったので、かみさんに聞きました。「誰が使ってるの?」私はてっきり学童保育の先生が使っているのかと思ったら、子供たちがゲームする時に使っているらしい。そりゃ乱暴に叩くわな。瞬間接着剤じゃあ無理だわ。最初から用途を聞いておくんでした。さらに強度を上げるなら、ハンダ溶接しかありません。ステンレスのハンダ溶接には専用のフラックスが必要なんですが、手持ちにはステンレス用のフラックスがないので、とりあえず周囲をヤスリで削って、普通のフラックスを塗布したあとでハンダを盛ってみたら、結構すんなりいけました。ガリガリやってみてもポロッと取れるようなことはないので、どうやらちゃんとできてるらしい。でも、本体側はかろうじて半田ごてが入るギリギリのスペースしかありません。このままだと作業しにくいので・・・卓上ベルをバラします。で、なんとかハンダ付け完了。表と裏、両方ハンダをちょっと多めに盛ってます。角度的にも問題ないようで、一発で修理完了。
Apr 13, 2024
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本日の修理は、卓上ベル。チーンって鳴らすやつです。こいつが鳴らないので直してほしいというのが今回の依頼。よく見ると、ボタンが完全に下に下がっている状態です。これではそもそもボタンが押せません。文字通り、「チーン」ってやつです。Ωヽ(-“-;) で、ひっくり返してみるとこんな状態。L字型のステーにクラッパー兼オモリがついてるんですが、このL字型のステーが妙に鋭角になってます。そもそも、この卓上ベルがどういう仕組みで音が鳴るかというと、片側にクラッパー(ベルに打ち付ける部分)兼オモリがついているL字型のステーが軸に固定されている状態で、1. デフォルトでは、オモリが下に行くので、ステーの反対側がボタンを押し上げている2. ボタンを押し下げると、軸を中心にステーが動くので、クラッパーがベルに打ち付けられて音が鳴るという仕組みなんです。ところが、現在の状態は、下の図のようにクラッパーがついてるステーが鋭角なので、クラッパー(オモリ)が自重で真下にある状態でもボタンを押し上げることができておらず、当然ボタンが押せないので、クラッパーでベルを打つことができないという状態です。なので、ステーを曲げて角度を広げてあげれば良いわけです。こうすると、クラッパーが自重で真下に来た状態で、ステーの反対側がボタンを押し上げることができるので、ボタンを鳴らすことができます。これで完成♪と思って、何度か鳴らしていただら、だんだんボタンの戻りが悪くなってきてしまいました・・・。改めてひっくり返すと、またステーが鋭角に戻ってます・・・。しかたがないので再びステーを曲げなおすんですが、結局何度か使うとまた元に戻っちゃう。これ、もうステンレス製のステーが何度も曲げられることによって劣化しやってるんですね。結局、何度か繰り返しているうちに、ポキッと折れました・・・(涙)。(スミマセン、写真撮り忘れてた)本来でしたらここで終わってしまうところですが、よくよく考えたら、これで金属疲労を起こしてた部分はなくなったので、金属どうしを瞬間接着剤でくっつけて、良い感じの角度で固定できればOKじゃんと気が付きました。というわけで、ちょうど良い角度で固定できるようにガムテでクラッパーを固定しながら瞬間接着剤で固定です。結果、見事に直りました。何度鳴らしても壊れないし、どうやら大丈夫っぽいです。
Apr 7, 2024
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今回のオモチャ修理は、以前我が家にも来た事があるパープレクサス。その時は、2つある内のもう1つの方を修理しましたが、今回は当時壊れていなかった方。当時は、こっちの方が殻割りしやすそうだとか思ってましたが、実際に殻割りすることになったら、今回の方が大変でした・・・orz今回は、パーツが折れて中に転がってました。これが壊れている所為で、「ゴールできないんだよ」と子供たちが訴えていたとか。もともとどこに付いてたパーツなのかなぁと思いつつ中を調べてみると、ココでした。2本のアーチで橋が作られて、そこをボールが通るはずなんですが、アーチが1本折れてなくなっており、残ったもう1本も接合部が折れてます。どうしたらこんな折れ方するんだろうと思いながら、殻割り作業開始です。なるべく破壊はしたくなかったのですが、結局、今回もリューターに丸鋸つけて破壊しました。ただし全周を破壊するのではなく、2/3程度を破壊して後、パカッと開いて中身を取り出しました。で、改めてじっくり壊れたところを見てみると、アーチ1本分ずれてるんですよね。どうしてこんなことになっているのかと思い、さらにいろんなところをチェックしてみると・・・ここが外れてました。おそらく、パープレクサスを落っことした時に、ショックで抜けちゃったんでしょう。ここをきちんと嵌めてあげると・・・位置がちゃんと戻りました。あとは、プラリペアでアーチを固定します。残ってるアーチの固定ができたら、両端が折れちゃってる方のアーチもプラリペアで固定します。実際にボールを転がしてみて、プラリペアを盛った部分がボールのルートに干渉してないか確認したらOK。あとは、中身を戻して、リングを固定します。前回のパープレクサスの時は、リングの表面が平らだったので、リベットで固定しましたが、こちらのパープレクサスのリングは、前回のよりも細いのでリベットが使えません。しかたがないのでプラリペアで固定します。プラリペアで固定した後、盛った部分をヤスリ掛けしたら完成です。
Apr 5, 2024
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先日、メガーヌのタイヤをスタッドレスから夏タイヤに戻しました。その際、フロアジャッキのオイル漏れを発見したんです。漏れてはいたけど、ジャッキとしてはちゃんと使えたので、作業自体は終わらせました。最近、自分でタイヤ交換してて車の下敷きになったとか、ニュースが出てましたが、ジャッキは怪しかったものの、きちんとウマ使ってるので、問題ナシです。フロアジャッキを眺めても、どこからオイルが漏れているのか分からなったのですが、少なくとも漏れた分はオイルが減ってるし、この際だからちゃんとオイル交換しちゃおうと。オイル交換をするには、まず黒い蓋を開けます。赤いキャップがありますが、これは安全弁で、触っちゃいけないやつです。オイルを抜くために外すオイルプラグは、+のボルトの方です。オイルプラグを外してみると、Oリングが破損していました。オイル漏れはこれが原因ですね。リリースバルブを開いて、残っているオイルを排出させます。今回入れるオイルはコチラJO-01 ニューレイトン エマーソン 油圧ジャッキオイル NEW RAYTON。オイルを入れます。液面が1cm下に見えるくらいまでオイルを入れます。量としてはおおよそ100mlちょい。エア抜きを行います。リリースバルブを緩めて、ハンドルを取り付けて上下にポンプさせます。で、エア抜きが終わったらオイルプラグを取り付けるんですが、今回はOリングが破損していたので交換します。今までついてたOリングは、完全につぶれてしまっているので、元のサイズが分からないのですが、おそらくこれだろうと思ってチョイス。使うのは内径6mm、厚さ3mmのもの。このOリングをオイルプラグに取り付けて・・・フロアジャッキに蓋をしたら完成。
Apr 4, 2024
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本日は振休。というわけで、溜まっていた修理品を片付けます。まずは、プラスチック製の宝箱。蓋の上面にある持ち手の接合部分が折れちゃっているもの。まずは、折れたパーツを瞬間接着剤で固定します。今回使うのは、プラモデル作る時に愛用しているゴッドハンドの「神瞬」神瞬(ハケ付き瞬間接着剤 7g) ゴッドハンド 瞬着 [接着の日]こいつの素晴らしいのは、瞬間接着剤では珍しく、刷毛で塗るタイプだということ。液体の雫を垂らすタイプだと、余計なところに垂れたりしちゃいますが、今回は穴の部分には接着剤を流したくなかったので、刷毛で塗る神瞬を使います。で、折れたパーツを接着。どうせ子供たちは取っ手を持って宝箱を振り回すことは目に見えているので、このままだと強度不足で再び壊れると思います。なので、今回は補強のためにプラリペアで周囲を固めます。使うのは、プラリペアの黒。送料無料 プラリペア PL-16 黒 クリックポスト発送プラリペアが固まったら、反対側のパーツを参考に、リューターで周囲を削って、凹凸を作ります。で、塗装。まずはプラカラーのゴールドとメタリックレッドを混ぜて、銅っぽい色を作ります。ゴールド:メタリックレッド=5:1の比率で作りました(この辺は適当です)。で、それをプラリペアで補強した部分に塗ったら、乾燥機の中に入れて2時間ほど乾燥させます。次いで、もう少し暗い色を作ります。今回は黒鉄色と赤褐色。今回修理したパーツの土台と同じような色になるように調色します。比率は忘れました(爆)。で、作った色を先程乾かした上に重ね塗りして、さらに乾燥させます。乾燥したら400番のヤスリで表面を削ります。重ねて縫った部分を削って、最初に縫った銅っぽい色を表出させ、金属が古くなったように見えるようにします。最後に取っ手を取り付けたら完成。
Apr 3, 2024
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本日の修理品は、だるま落としに使う小づちです。以前小づちの軸が抜けてしまったのを木工用ボンドで修理したらしいのですが、今回は軸が途中で裂けてしまったようです。地面を小づちで打ちつけたりしたんでしょうかねぇ。軸に残っている部分には木工用ボンドがしっかり残っていますので、取り外さずにこのままにしておきます。で、まずはそのまま木工用ボンドで抜けてしまった軸を固定します。木はボンドを吸うので、木工用ボンドを穴にたっぷり埋め込んだ後、軸を入れてゴムハンマーで後端を打って軸を奥までしっかり入れます。この状態で木工用ボンドが固定するまで、1日固定します。今回は、軸が抜けないように加工してほしいという要望でしたので、下のように軸を貫通させてネジで固定することにします。ホントは小づちのてっぺんからネジを打ち込めれば良いのですが、軸が裂けてしまっているので、そこにネジを打ち込んでも軸が割れちゃってて強度が得られないと判断し、斜めに打ち込むことにしました。まずはピンバイスで斜めに穴あけ加工。リューターで穴を広げていきます。開けた穴にネジを埋め込んでいきます。まるで外科手術みたい。ネジの頭が隠れるように、軸に円錐状の穴を開けても良かったのですが、そうすると比較的細い軸の肉厚が薄くなってしまうので、今回は頭を隠す加工はやめました。その結果、若干ネジ頭が出てしまっている状態です。このままでは怪我するかもしれないので、木屑と木工用ボンドを1:1で混ぜて・・・ネジ頭の周囲に塗りつけます。ボンドが乾燥したら完成です。
Apr 1, 2024
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浅草の謎解きでがっかりしたので、今週末は小田原でリベンジです。小田原謎解き街歩き浅草のときと同じくSCRAPの謎解きですが、今回の方が公式所要時間が短くて2~3時間とのこと。実際のところはどんな感じでしょうか。10:00-11:00という一番早い時間帯にキットを引き取る予約。我が家からだと、早ければ2時間ちょっとで着くはずの小田原ですが、天気も良いし渋滞するだろうと見越して朝7時に出発しましたが、結果的に渋滞が予想よりも酷くて、キットの引き換えは10:45分頃になりました。実は今回は、浅草謎解きの時の考察を生かして、あくまでも「観光メイン」で謎解きをやることを計画。事前に小田原に関する情報を調べまくって望みました。その結果、謎解きそっちのけで食ってばっかり(笑)。小田原駅近くに「ミナカ小田原」という城下町をイメージした飲食・フード系の施設があるのですが、早速そこで食い漁ります。小田原吉匠の鯵のから揚げ(食いかけ)。購入するとその場でさっと揚げてくれます。さまざまな味があって、私が食べたのは柚子胡椒味。創作煉處 籠淸の揚げかまぼこ 明太マヨ棒(食いかけ)。小田原といえば練り物ですよね~。SEASON CAFF LABの湘南シュークリーム。シュー皮にはサクっとしたメレンゲ菓子があしらわれていて、これまで味わったことのないサクサク感。これは旨い。このミナカ小田原は別棟の14Fに足湯がありまして、そこからの眺めも素晴らしかったです。小田原での周遊謎解きってことですが、比較的メジャーなところを割としっかり巡るように作られていました。もう少し隠れた名所みたいなところを回らせても良いのではないかと思いましたけど。幸いなことに桜が全然咲いていなかったので、観光客はそこまで多いことはなかったですが、それでも良い天気に恵まれて結構な人。小田原城内にも入りたかったですが、結構並んでたので、ここは断念しました。観光客が多いということは、それだけ謎解きをやってる人が多いということになります。謎解きって、1. キット内の冊子に書かれている場所に行く2. その場所で謎解きに必要なアイテムを探す(ヒントがキット内の冊子に書かれてる)3. そのアイテムを参考にして冊子で出題されている謎を解く4. 次に支持された場所に行くこの1~4を繰り返していくんですけど、謎解き人口が多いと、1の場所に行った時に、他の方が2のアイテムに群がっているので、2のアイテムを探す楽しみが無くなっちゃうんですね。なので、「アイテムはスマホで写真を撮って、すぐにその場を離れて謎を解く」というのが暗黙のルール。キットによっては注意書きにそのような記載がされていることもあるんですが・・・なぜおまえらは群がる(怒)。謎解きキットが入ってるバッグ(支給品)や謎が書かれた冊子を持っているので、遠くから見てもすぐにそこに謎解きのヒントがあることが分かってしまうんですよね。これほどガッカリすることはありません。その場で謎を解いてポロっと答えを口に出しちゃうとか言語道断です。私は厭味ったらしく、「すみません、写真だけ撮らせてください」とか言いながらこういう人たちをかき分けて、サクッとスマホで撮影してこれ見よがしにその場を離れるんですけど、みんな謎解きに夢中で分かってないだろうなぁ。謎解きをみんなで楽しむのは良いのですが、みんなで楽しむためにも、是非この辺りのルールは一人一人が意識してほしいなぁと思います。気を取り直してまた買い食い。小田原かまぼこ通りにある 「鱗吉(うろこき)」魚河岸棒とサイダー。なお、謎解きの方は無事にクリアしましたよ。青い空と海が綺麗でした。ちょっと足を延ばして御幸の浜の防潮扉へ。西湘バイパス脇にある御幸の浜は、西湘バイパスの高架下がトンネルになってまして、そこに防潮扉があります。このトンネル出口で写真を撮ると、こんな風になります。本編の謎を解いた後は、別の場所に車で移動して追加の謎を解き、さらにターンパイクの入口近くにあるひもの専門店の「山安」で干物を購入して、再び小田原駅近くに戻ってきて夕飯。今回は「小田原おでん本店」のミナカ小田原店で美味しいおでんをいただきました。1時間近く待ちましたけど、店から漂ってくるお出汁の良い香りがたまりません。小田原の老舗かまぼこ店11社の練り物を使い、出汁は醤油を使わずに昆布、かつお、塩のみというやさしい味。薬味はからし、わさび醤油、梅みそ。鯵の押し寿司今回は下調べした時に「食べたいなぁ」と思ったものは全部食べた謎解きでした。ここまでやると、かなり満足度の高い謎解きになりますね。小田原謎解きの謎自体は、特に難しさを感じることはありませんでした。5段階でいうと2~3といったところでしょうか。謎解きに慣れている方なら特に問題なく解けると思いますし、全体的に良く考えられた謎だと思いました。ただ、SCRAPの周遊型謎解き全般に感じることなんですが、ストーリー性が弱いですね。突然謎解きに放り込まれた感じがして、自分が何故この謎を解いているのか、その目的が良く分からないまま謎解きを進めていくことが多い印象です。ストーリー性で言えば、この価格帯ならタカラッシュの周遊型謎解きの方が優れていますね。あちらの方は謎と謎の合間に読み物(物語)があって、その物語を読むことで、自分に謎が提示される理由が明示されますから、没入感高い印象です。さてさて、今回の小田原はいつも通りマイカーで行きましたが、コインパーキングを事前に予約しておきました。これが「三井のリパーク」がやっている「topi!」というシステム。三井のリパークの中でも一部のパーキングしか対応してませんが、事前に日にち指定、1日単位で予約をすることができます。例えば、今回予約したところだと、もともと24時間最大料金700円で設定されているところでしたが、ネットで予約した際に前払い決済したら680円でした。現地に行くと、予約専用スペースには下の写真のようなカラーコーンが置いてあるので、これを避けて自分の車を駐車すればOK。この予約システムの素晴らしいところは、1日借り切っている状態なので、予約日の0:00~23:59内であれば、出入り自由で追加料金はかからないということ。今回の謎解き中も途中で買い物に出かけたりする時に車を使いましたが、また戻ってきてここに止めれば良いので、駐車場探してうろつく必要もなく助かりました。おそらく、繁華街から少し離れてるとか、狭くて止めにくいとか、あまり車が止められることがないような余りがちなパーキングエリアをこのように活用しているのだと思いますけど、とても良いアイデアだと思います。
Mar 31, 2024
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先日の日曜日、昼頃から浅草で謎解きをしてきました。浅草謎解き街歩き3月14日からスタートしたSCRAPの謎解きです。SCRAPの周遊型謎解きは、基本的に時間予約制でキットをネットで購入しておいて、現地で受け取るという方法なので、思い立ったら・・・というのがやりにくく、先日も天気が微妙だったのでどうしようか迷いましたが、昼過ぎスタートでもおそらく雨が降る前にクリアできるだろうと見越して、13:30受け取りの予約を入れてスクラップのリアル脱出ゲーム浅草店へ。13時ごろ到着したので、昼食を食べに近くのアサヒビールのビル(例の金色の聖火台の炎のオブジェがあるビルね)の1FにあるTOKYO隅田川ブルーイング バル styleへ。ビールが旨そうでしたが、謎解きに影響がでるとアレなんで、飲み物ナシでハンバーガーを。で、時間になったので謎解きのキットを引き取ってスタートです。公式によると所要時間は3~4時間。前半は指示に従って浅草をウロウロしながら謎解きをしていきますが、もともとこの界隈は私学生時代によく遊んでいた場所なので、どこに何があるか分かってる(まぁ、あの頃とはだいぶ様子変わりましたけどね)し、謎自体も難しいことはないので、サクサク進みます。その後、腰を落ち着けて謎解きをする必要が出てくるのですが、とにかく凄い観光客の数なので、なかなか腰を落ち着ける場所を見つけることができず、場所探しで時間を無駄にすることに。再び町に繰り出して謎解きを進めていくのですが、この辺りからどうも回答が分かっても納得できない謎が増えてきて、「日本語がおかしい」「納得できない」「作ったやつ日本語分かってない」という愚痴を連発することに。なんて文句を言いながら浅草をうろついていたら、その内雨が降ってきまして、最終章は自宅でも解けるってんで、帰宅することに。帰宅したものの、一度「完成度が低い」と思ってしまったキットを頑張って解く気にもなれず、毎晩仕事を終えた後にチマチマと解いてクリアしたのでした。謎解きって、ネタバレになるのでキットの表紙や包装(バッグ)しか写真をSNSに投稿してはダメで、もちろん謎自体もSNSには掲載不可になってます。クリアした人が感想をSNSに掲載することもありますが、当然詳細は語りません。それはまぁ当然のことなんですけど、わりとどの謎解きもべた褒めされてることが多いんですよね。ですが、私そーゆー空気は読めないので、ダメなものはダメと書きます。そもそも謎の完成度が・・・というのは置いといて、私がこの謎解きをやりながら最初に思った疑問は、「誰をターゲットにしているか?」です。周遊型謎解きは、謎解き要素はもちろんですが、観光要素も兼ね備えている必要があります。理想は、謎解きをやりながら、観光地の美味しいところをくまなく回れることで、回るだけではなく、「その土地を楽しめる」ことが大切です。謎解きを楽しむだけじゃなくてね。今回の謎解き、果たしてターゲットは「浅草を知っている人」なのか、それとも「初めて浅草観光に来た人」なのか。前者にとっては少々退屈な内容ですが、かと言って後者の方を対象にした場合、謎解きをしても十分に観光を楽しめません。浅草の一部に特化しすぎてる内容なんですよね。なので、もし初めて浅草に来る方がこの謎解きをやるなら、「2日くらいかけて浅草を観光しつつ、ついでに謎解きをする」というのが良いと思います。間違っても謎解きをメインにしてはいけないし、謎解きメインにしてたら、時間が足りなくて浅草の美味しいポイントを全然楽しめない。そして、何より謎の完成度がそれほど高くないので、謎解きメインにしてたらがっかりすると思います。あくまでもメインは浅草観光で。この謎解きはそんな感じです。
Mar 29, 2024
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20日の祝日は散々悩んだ挙げ句、強風の中、庭の芝生のサッチ除去。サッチ、つまり堆積した枯芝です。冬の間は布団代わりになるので放っておきますが、暖かくなってきたのでそろそろ芝生に目覚めてもらうため、サッチを取り除きます。以前は金属製の熊手を使って芝生をガリガリ掻いてましたが、今はサッチ除去用のマシンがあるのでだいぶ楽。前の週にちょこちょこ雑草を除去してた分と合わせて、ゴミ袋5袋分になりました。もう少し多くなるかと思ったのですが、意外と少なかったな。サッチを除去して芝生も若干緑色になりました。で、午前中に作業を終わらせて、昼食を食べたら一路有明へ。ロッド・スチュワートのライブです。今回の来日はこの日の一夜限りで、御年79歳という年齢から考えてもツアーのタイトル「Live in Concert, One Last Time」のタイトルから想像できるようにおそらく最後の来日です。こりゃあ外すわけにはいかないでしょう。天気も怪しかったし、休日に公共交通機関を使うには嫌いなので、アリーナまで徒歩10分程度のコインパーキングまで車で行ってしまいます。下道で1時間かからんしね。駐車場は最大金額設定があるところばかりだし、往復の電車代と変わんない or 駐車代の方が安いんですよねぇ。日本でイチニを争う高額運賃の電車なので。さて、当日は15時半開場の予定が、30分弱押して16時前に開場。ここはライブ中も飲み食い自由のようで、まるで野球場のようにビールの売り子さんがウロウロしてました。わたしゃ車なんで飲みませんでしたけど。で、定刻の17時を5分ほど過ぎたところでライブスタート。なお、セットリストは以下の通りです。01 : Infatuation02 : Ooh La La03 : This Old Heart Of Mine(Is Weak For You) 04 : It's a Heartache 05 : Forever Young06 : Have You Ever Seen the Rain07 : Baby Jane08 : The First Cut Is the Deepest09 : Maggie May10 : Passion11 : I'd Rather Go Blind12 : Young Turks13 : Downtown Train 14 : I'm So Excited15 : I Don't Want to Talk About It16 : You're in My Heart (The Final Acclaim)17 : Have I Told You Lately 18 : Lady Marmalade 19 : It Takes Two20 : Some Guys Have All the Luck21 : Da Ya Think I'm Sexy?- Encore -22 : Sailing23 : Sweet Little Rock & Rollerライブが始まって一番驚いたのは、アリーナ席以外の人が誰も立とうとしないこと。私、立ち上がる気満々だったのに、周り誰も立たなくて「!?」ってなりました。HR/HMのライブでは考えられない事態です。結局最後まで立たずに大人しく鑑賞してました。ロッドはそもそもハスキーな声が特徴ですが、20数年前に甲状腺がんを患って高音があまり出なくなっているのに高齢も重なって、全体的にキーが下がってました。でも、そんなに高音バリバリの曲が多かったわけでもないので、歳の割には歌えてるなぁという印象。ステージアクションは年相応で、なんかお茶目なおじいちゃんみたいな感じの時もありましたけど、それでも美女を侍らせて歌う姿はやっぱりカッコ良いのです。今回のライブは、スマホでの撮影は許可されてたので、結構みなさん録画してました。ビデオ録ってると自分の目で見れないから私は数枚写真撮っただけですけど。メンバーそれぞれ、曲ごとに楽器をとっかえひっかえしてて、時にはまだ曲が終わってないのにローディーが替えの楽器を持って来て交換してたりしたのは若干興ざめでしたし、曲が終わる度にステージ上がワチャワチャするのはどうかと思いましたけど、1曲目でギタリストが使ってたES-335が凄く良い音してたのと、2本使ってたストラトの内、ローズネックの黒いボディのも良い音でした。逆にメイプルネックの白ボディのはトレブルキツめでちょっと耳障りでしたね。アンコールのチャック・ベリーのカバーの時に使ってたグレッチも良い音だった。有明アリーナって、音どうなんだろうって思ってましたが、それぞれの楽器の音はきちんと分解して聞こえたし、悪くないなぁって思いました。そういえばForever Youngの中間でスコットランド民謡をフィーチャーしましたが、そこから北アイルランド民謡のToss the Feathersに移る流れは「おぉ~」ってなりました。どうしてもThe Corrsを思い浮かべちゃいますけど。個人的には一番好きな「Downtown Train」が聞けて満足でしたが、改めてセットリスト見ると、結構やってないメジャー曲ありますね、Hot Legsとか。それにしてもアンコールのSailingは泣けた。トータル2時間のライブで、途中ロッド自身は引っ込んでコーラス3人にリード取らせる曲が2曲くらいありました。あとはMaggie Mayのイントロでギタリストがミスってやり直ししたとか、コーラス3人娘がロッドの意図を掴めずに曲の途中で何やら指示出しされてたりとかしてましたけど、全体的にプロフェッショナルなエンターテインメントという感じで楽しかったです。一番感動したのはサックスの人が無茶苦茶上手かったこと。良いグルーブ感とソウルフルなインプロヴァイズで痺れました。なんか、全然ロッドのこと書いてませんな。ま、いっか。
Mar 21, 2024
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土曜日はかみさんと謎解き@ひたちなか・大洗。そろそろ暖かくなってきたし、謎解きやりに行きたいなぁなんて思いながらネットを彷徨いていたら、なんと3/10〜3/24の2週間、茨城県ひたちなか・大洗で4つの謎解きを開催するという一大イベントが行われているという情報を入手。ひたちなかや大洗は昔からよく行く場所なので、こりゃあ行くしかないでしょってことで、朝7時に家を出て行ってきました。いばらき謎解きリゾート「ひたちなか・大洗に眠る伝説の財宝と4つの事件」通常運転しているひたちなか海浜鉄道の最後尾の車両を貸し切った謎解きや、ショッピングモールの大洗シーサイドステーション内で行われる謎解きという2つの予約制イベントの他、街周遊型の謎解きイベントが2種類開催されるというワクワクイベントです。我が家は前日に大洗シーサイドステーションの午前中のイベントに予約をして、午後は街周遊型のイベントにチャレンジすることにしました。まずは大洗シーサイドステーション。その昔、アウトレットモールとして開業し、その後色々あって現在に至るこのショッピングモールですが、店舗の内半分は空き家に空き家になってる状態で、若干ゴーストタウン化している感が否めませんが、ここを使った謎解きです。スタート時の説明や終了時のアナウンス等を含めて1時間という短い時間設定で謎解きをクリアする必要があり、1回のイベントの参加人数は20名。謎自体は難しくないのですが、全員同時スタートなので、モール内を移動する際に他の方達と被っちゃうんですね。不慣れな方達が多いので、スポットからなかなかどいてくれずにその場で謎解きをしちゃうので、結果として次に行く場所が全部分かっちゃうし、その方たちがどいてくれないとこちらも先に進めないので、無駄に時間を消費してしまうのは、なんとかしてほしいところ。慣れてる人なら、スポットについたらスマホで写真撮って、すぐにその場を離れるところですが・・・。こういう点はぜひ運営側から諸注意として最初にアナウンスしてほしいなぁ。結果的に我々夫婦は時間切れで終わりました。クリアできたのは1名だけ。あと5分あればイケたと思うんですけどね。で、イベントが終わったので、ホントは昼食を食べてから次の謎解きスタート地点に行こうと思ったのですが、行きに守谷SAでしっかり朝食を食べたもので、全くお腹が空いてなかったので、そのまま那珂湊駅へ。ここで周遊型謎解きの「不思議な手紙と青の軌跡」のシナリオをして購入して、車を駅近くの無料Pに停めて謎解き開始。こちらは那珂湊周辺と阿字ヶ浦周辺の2箇所を周遊しながら謎を解いてくもの。大洗シーサイドステーションでの謎解きはレベル4でしたが、こちらはレベル3。途中で分かりにくい図の問題があって躓きましたが、ちょっと寄り道して良い景色を眺めたりして散歩気分で暖かな午後を過ごしました。さて、今回は2種類の謎解きを行いましたが、1つ目の方は問題にいくつかミスがあって「???」となるところがありました。レベル4ということでしたが、謎自体は難しくなくて、どちらかというと制限時間の設定の方が厳しかったです。2つ目の方も前述の通り分かりにくい図があったのと、某所で探すアイテムが、人がいて近寄りがたい場所にあって無駄に時間を消費しました。運営面で解決できる問題なので、改善してほしいなぁと思いました。あと、折角だから街周遊型のイベントは、その土地特有の歴史や文化、自然だったりと関連する所を周りたいですね。周る場所があまりにもそれらと関係なさ過ぎて、ひたちなか・大洗の魅力を発見するのとは程遠いイベントになってたのが一番の残念ポイントでした。話変わって、今回のイベントは、参加するとひたちなか・大洗にある沢山のお店で特典を受けることができます。昼飯を食べてなかったので、17時半にオープンした「えんやどっと丸」さんへ。到着したのが17:45だったのに、その時点で30分待ちという状態でしたが、美味しいもの食べて元気になりました。
Mar 18, 2024
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本日のDIYはこちら、ミューズのノータッチです。【おまけ付】薬用 せっけん ミューズ ノータッチ 泡 ハンドソープ 詰め替え ボトル(250ml*4個セット)【ミューズ】[おまけで白いノータッチ自動ディスペンサー本体付き]これ、センサーが反応して液体せっけんが泡状になって出てくれるんでとても良いのですけど、難点は、使用頻度が多くないと中で石鹸が固まって詰まっちゃうんですよ。今回はその修理です。っと、その前に。カートリッジって、販売されている時は下の写真のような天地で売られてるんですが、実際に使う時は逆さになるんですよ。これ、どうして商品のステッカーを上下逆にしないんですかね。本体に刺した時に最適な見た目になるようにデザインすべきだと思うんですよね、センスないなぁって思う。閑話休題。本体をひっくり返したところにスイッチがあって、このベース部分は防水用のパッキンでとまっている仕様になってます。このベースを取り外すと、中に電池が入ってます。で、四隅にネジがあるので、そのネジを外すんですが・・・2か所のネジが回転するのに外せません。他の二本は外せたので、試しに引っ張ってみたら、電池BOX部分を取り外すことができたのですが、よく見るとネジのメス型部分が折れちゃってました。この電池BOX裏の形状を見ると、凄く複雑な形をしていますが、それには訳があって、この下にある歯車の固定を兼ねてるんですね。なので、この電池BOXがしっかりとネジ止めされていないと、歯車がガタついて正しく動かなくなってしまいます。なので、メス側の再建を行います。まずは折れた部分に瞬間接着剤を塗って残っている部分に接着します。で、その周囲をプラリペアで固定。これで大丈夫でしょう。ちなみに、この本体、モーターが回転して、下の赤く囲ったっ部分2か所にあるピストンが駆動して、洗剤と空気を送る仕組みになっています。右側のピストンを分解したのがコチラ。こっちは空気を送る方のピストンだと思います。さてさて、修理に戻りましょう。実は、先程まで見ていた歯車部分は、今回の故障とは全く関係がありません。液体石鹸が詰まるのはこの部分ではなく、もっと出口側なんです。そこにアクセスするには、本体上部のカバーを外す必要があるのですが、それには下記の2つの爪を取り外す必要があります。これ、カートリッジを固定する爪なんですが、ネジを隠すためのメクラ蓋も兼ねています。この爪は、ペンチで無理矢理引っこ抜くのが一番手っ取り早いです。この際、ラジオペンチのような先の細いものではなく、爪全体をガッツリ掴めるペンチの方が良いです。この爪を引っこ抜くには、それだけ力を使います。で、引っこ抜いた爪がコチラ(↓)爪を外すと、中に2本のネジが見えるので、こいつを取り外します。すると、上の蓋が取り外せるようになり、液体石鹸が通るチューブがむき出しになります。下の赤い矢印が液体石鹸が通る部分、青い矢印が空気が通る部分で、この2つが混ざって出口に向かっていきます。この出口部分を取り外すと、こんな感じなんですが、これは3分割することができます。で、一番出口側のパーツ(右端)の中には、液体石鹸と空気を泡に変えるための細かな編み目が入っているんですが、この編み目が固形化した石鹸で詰まっちゃうんですね。というわけで、このパーツをしばらく煮沸して固まってしまった液体石鹸を取り除きます。沸騰したお湯にしばらく付けた後、エアダスターを吹き付けて吹っ飛ばしたらOK。元の通りに組付けたら完成です。ところが、電池を入れて電源をONにしても、ウンともスンとも言いません。試しにテスターで調べてみたら、どうやら電源スイッチが死んでるようです。緑青で汚かった基盤を綺麗に掃除して、スイッチ部分にコンタクトスプレーを吹き付けてしばらくガチャガチャやってたら通電するようになりました。汚かった本体もシリコンリムーバーで綺麗に掃除して完成。逆さまのステッカー、何とかならないもんだろうか・・・。
Mar 17, 2024
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先日、発電式ライトについて書きましたが、実は同時にもう1つ発電式ライトの修理依頼が来てました。こちらはグリップをニギニギすると充電される仕組みです。どんなにニギニギしても全く点灯する気配がありません。握力鍛えられますな。とりあえず、LEDが入っている部分をバラします。中から点灯する部分がゴソッと取れたんですが、赤い線1本しかありませんな・・・どうやら断線っぽいです。筐体の中を覗いてみると、黒い配線がありました。本来ハンダ付けされている部分が外れたにしては、不自然な状態で取れてますけど、緑青が浮いてますし、どうやら腐ってるっぽいですな・・・。中を覗いてみても、断線している感じはしないです。ところが、黒い線を接続してみても、ライトは点灯しません。黒い線の断線だけではなく、どこかに不具合があるのは間違いないらしい。と思って、よく見てみたら・・・あぁ、コンデンサ(電力を貯めるところ)が破裂してます・・・。コンデンサが破裂して、中から黄色い結晶が出てきてます。結晶化してしまってます。ハンダ付けされているこのコンデンサを取り外してみたのがコチラ(↓)。5.5V、0.1F(ファラド)のコンデンサでした。というわけで、同じものを入手して交換すれば良いのですが、Aliexpressだと250円/個くらい(+送料280円くらい)で買えるものの、日本でネットで買おうとすると、Amazonで見ると5,000~6,000円くらいするんですよね。完全にボッてます。秋葉原とか行けば、おそらく200~300円で買えるんだと思いますが、秋月とか千石とかのネットショップを見ても、同じ容量のものが見つかりません。同じような手動式の懐中電灯の新品がネットで1,000円しないで買えることを考えると、パーツ代が割に合わないと思われたので、持ち主に今後の対応について確認したところ、修理不要で廃棄となりましたとさ。
Mar 13, 2024
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以前にも青いのを修理したことありますけど、今回の修理は学研のニューブロック。今回は赤です。学研のニューブロックの素材はポリエチレン。最近はポリエチレンにも使える接着剤が売ってますけど、基本的にはポリエチレンは接着剤がほとんど使えない素材ですので、仮にポリエチレン用の接着剤を使ったとしても強度は期待できないと思った方が良いです。なので、ハンダごてを利用して、溶着させます。手元に赤いPEの溶接棒がないので、今回はポリプロピレンの溶接棒も部分的に使用します。切れちゃっているところの周囲が厚い場合は、ハンダごてで溶かしながら、溶けた部分を切れ目に移植して接着させるんですが、素材が薄い部分は溶接棒も使います。素材が違いますけど、まぁ、大丈夫でしょう、冷えて固まった後で、ヤスリがけしたら完成。
Mar 12, 2024
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お久しぶりです。先月末にバタバタと修理品のアップをしてから、あっという間に10日以上経ってしまいました。3/2-3には仕事で神戸に行き、その後先月分の休日出勤の振休を5日に消化して、その日はスイスポにディスプレイオーディオとスピーカーとドライブレコーダーとバックカメラを取り付けたりしてました。あ、音声認識用のマイクも移設したわ。その後はほぼ毎晩仕事終わった後でディスプレイオーディオのセッティングを深夜まで。いやぁ、忙しいですな。というわけで、久しぶりの修理品はコチラ、発電式のライトです。ライト本体を一生懸命振れば、発電→蓄電されてライトが点くというものです。どうやら、一生懸命振っても、全く点灯しないんだとか。早速バラしてみるとこんな感じ。肝はこの部分ですね。銅線を巻いたコイルの中を磁石が通過すると、その度に電流が発生するというのは、小学校の理科の授業で習ったと思います。原理はアレですね。で、発生した電流は、そのまま銅線を通って・・・基盤上のダイオードを通って整流されて・・・ひっくり返したところにあるコンデンサ(スーパーキャパシタ)(↓)に蓄えられるという仕組みです。で、蓄えられた電力はどうやって放出されるかというと、ココ(↓)にあるリードスイッチがON/OFFの役目をします。リードスイッチは、磁力を使ってスイッチを切り替える仕組みなので・・・本体の筒のスライドスイッチの裏を見てみると、ネオジウムと思しき磁石が隠れています。スライドスイッチを切り替えて、この磁石がリードスイッチに近づくと、スイッチが入って電流が流れるという仕組みなんですね。つまり、スライドスイッチとリードスイッチが同じ向きになるように、本体部分を筒に入れる必要があるんですな。横から見た時に、下のような位置になるのが正しい組み立て方です。えっと、何が言いたいかと言いますと・・・今回、中身が上下逆向きに入れられていました。つまり、リードスイッチが下向きになるように筒に入れられてしまっていたのです。それではどんなに懐中電灯を振って蓄電しても、スイッチが入らないからライトは点灯しません。そもそも、中身がどちら向きにも入ってしまうという構造自体が問題です。実際に使われたときにどんなことが起こるか想定して設計ができていないんです。センスないですよね。正しい向きで入れてあげれば、きちんと点灯するんです。
Mar 11, 2024
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以前修理したマナフィ1号が帰ってきました。症状は前回と一緒、台座から本体がとれちゃったというもの。前回はグルーガンで修理しているんですが、実は、修理した時からすぐに壊れるのは分かっていました。何故なら、そもそもグルーって接着能力が低いから。それでも敢えてグルーを使ったのは、子供たちが遊びに使って、どれくらいで壊れるかを測るため。結果としては、前回修理したブログをアップしたのが12月25日でしたから、およそ2か月ってところですね。実際には、どうやら壊れた後で子供たちがセロテープで補修して遊んでたらしいですけど。修理したものを再び壊してしまって子供たちがどのように感じたかは分かりませんが、これで少しでも大切に扱ってほしいなぁと思う次第です。じゃあ、今回はどうやって直すかというと、まずは台座に2か所穴を開けます。対角線上に2か所。で、この穴の中に瞬間接着剤を流し込んで・・・今回用意したのはホチキスの芯。コイツを瞬間接着剤を入れた台座の穴に埋め込みます。さらに、マナフィ側にも穴を開けて・・・同様に瞬間接着剤を流し込んだら、台座に埋め込んだホチキスの芯を入れます。このままだと弱いので、台座とマナフィの間をプラリペア(クリア)で埋めていきます。こんな感じ。はい、マナフィ復活です。
Feb 28, 2024
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本日の修理は、イヤホンケーブルの絶縁コーティングです。イヤホンといっても、普通のイヤホンじゃなくて、今回のは「美聴だんらん」というポケット型補聴器の専用イヤホンのもの。ケーブル全体のゴム被膜が劣化している状態で、全長に渡って下記のように中の線が見えちゃっている状態。イヤホンに流れる電流なんてたかが知れてるので、絶縁しなきゃと焦る必要はないですし、そこまで心配するなら買い替えなさいよという話なんですが、専用設計のイヤホンで、ジャックがこんな形してるので、汎用品のイヤホンは使えません。補聴器本体を購入すると、諭吉さんが数枚飛んでいくので、流石に躊躇してしまいますな。でも、取説調べてみたら交換用部品としてイヤホンが単体で用意されてました。(品番OPT-PE-200 小売価格:5,500円)そもそも断線気にする前に、イヤホンの汚れ気にしなさいよ、って話でして、イヤーピース外してみたら、ねっとりと耳垢がついてました。2枚重ねのフィルターもジュクジュクと湿っている状態だったので、きちんと清掃してあげます。私も普段イヤホン使って音楽聴いてますけど、少なくとも週イチくらいのペースで清掃してますよ。さてさて、本題のケーブルの補修ですが、いくつかやり方があります。熱収縮チューブを使うには、両端のイヤープラグとジャックが大きすぎて、ケーブルの細さに対応する熱収縮チューブが入らないので×。紫外線硬化樹脂で、接着剤として売っているBondicも、使用用途の1つとしてイヤホンケーブルの被膜補修をあげてますけど、Bondicって固まるとなんとなくペタ付くので、ケーブルの補修には不向きだと思っています(経験者)。しかも今回はケーブル全長に渡っての補修になるので、ますます×です。絶縁テープ(ビニールテープ)でグルグル巻きにする方法もありますが、それだとケーブルの柔軟性が失われてしまうので×。ラバースプレーは使用できそうな気がしますが、細いケーブルに広範囲に広がるスプレーを吹き付けるのって、効率悪いんですよねぇ・・・。しかもケーブルは普段触る部分なので、耐久性を考えると今回は×でしょう。で、どうしようか悩みましたが、今回は液体ゴムのPLASTI DIPを使用することにしました。液体ゴムのPLASTI DIPは、塗布した後で硬化させるとゴムの被膜になるというものです。産経創業 4521208993049 プラスティ・ディップ 液状コーティングゴム 200ml ブラック液体ゴムには水性のものもありますが、水性の方は絶縁できないので、今回は油性のPLASTI DIPを使います。で、今回は、そのPLASTI DIPにイヤホンを漬け込んでやろうかと。というわけで、イヤープラグ側とジャック側をマスキングしたら準備完了。手に付着しないようにゴム手袋をした後で、PLASTI DIPの缶の中にイヤホンを漬け込みます。全体的に漬け込んだら、缶から引き出して・・・伸ばした状態で吊るして乾燥させます。4~5時間もすれば固まってくれるので、全体をチェックします。一部、ダマになって固まっている部分や、空気が入ったまま固まってしまった部分があるので、カッターで切り取って、部分的にPLASTI DIPを塗って再補修します。で、再び固まったら完成です。多少凸凹している部分がありますが、ケーブル自体の柔軟性はしっかりありますし、もちろん絶縁もしっかりできています。PLASTI DIPって、DIYでは使用する頻度があまり高くないのですが、持っているといろんなことに利用できそうなアイテムだと思います。ただし、一度開封すると十分に密閉しておかないとすぐに固まって使えなくなってしまうのが欠点で、私自身、これまで何度もそれでダメにしてしまってます(涙)。今回も一応、使用後に厳重に封をしましたが、次に使う時まで固まらずに残っているでしょうか・・・。
Feb 26, 2024
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本日のDIYは、白化した樹脂パーツの復活です。先日、久しぶりにキャリーケースを使用したのですが、持ち手の部分の樹脂が白化していました。車のパーツなどにも使われる黒い樹脂、ポリプロピレン(PP)って、経年劣化でだんだん白くなっちゃうじゃないですか。これって、「白化」という現象なのですが、いくつか原因があって、・黒いPPには紫外線吸収剤が添加されていないので、紫外線の影響を受けやすい。紫外線によりPPの分子結合が破壊され、クラックができるので光が屈折して白く見える・樹脂が風雨にさらされたり、長年使用されることにより細かな傷がついて、光が屈折して白く見える・樹脂表面に水分が付着し、光の屈折率が変化して表面が白く濁って見えるこの白化したパーツを復活させるためのケミカルグッズなども売ってますが、今回はそんなものを使わずに復活させる方法です。それは・・・温めるっ!!そもそもPPは熱可塑性樹脂です。つまり、加熱すると軟化し、冷えると固化するという性質を持っています。そこで、一度分子結合が壊れて白化したPPの分子を、温めることによって再び流動化させ、蘇生させるということができます。もちろんPP自体の紫外線に弱いという性質が変わるわけではないので、時間が経てば再び白化はしてしまいます。この辺りはケミカルグッズを使用して紫外線対策を行った場合とは違いますけど、ケミカルグッズを使用したって時間が経てば劣化するのは一緒ですからね。元手がかからない方が良いのです。ケミカルグッズ高いし(持ってますけど)。というわけで、ヒートガンで温めていきます。今回は200度に設定しています。すると、温まったところから徐々に黒く艶が復活していきます。最終的に、完全に黒光りするようになりました。問題は、この状態がどれだけ持続するかですね。この状態でケミカル使えばいいんでしょうけど、しばらくこのまま様子を見てみましょう。
Feb 25, 2024
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準備に2年間くらいかかったでっかい仕事が終わったところで3連休。初日は溜まってたオモチャなどの修理を5~6個こなして(ブログにちょっとずつアップ中)。それと並行してスイスポのステアリング交換も実施(こちらはみんカラにアップ済み)。で、連休2日目は、かみさん、長男と3人でスキー。もともと年末年始にスキーに行くはずで、11月頃に前売りのリフト券を購入してあったのですが、期待していたよりもはるかに積雪が無かったので、ホテルのキャンセルフィーが発生する直前に行先を変更したのでした。結局、前売りで買ったリフト券がいっぱい余ってしまったので、それを使うために今回は栂池へ。朝4時に家を出て、長男の運転練習も兼ねて一路白馬へ。途中事故渋滞にあったり、朝食を食べたりした関係で現地到着が10時半頃と随分と遅くなり、有料の駐車場は軒並み満車。現地をグルグルと回ったところ、中腹付近に無料の駐車場を発見。実はゲレンデのすぐ横という好位置。着替えて11時過ぎにゲレンデに入り、まずは一旦滑って下まで移動し、チケットをゲット。その後、ゴンドラで山頂までいったら、霧で何も見えない・・・orz今回、運転に使用する偏光調光度付きメガネは持っているのですが、単純な度付きメガネを忘れてきてしまいました。車の中に常備しているメガネだと、ゴーグルが合わなくて使えず、仕方なしにゴーグル使わないで運転用の偏光調光度付きメガネを使用したのですが、霧が出ても明るさだけはそれなりにあるので、しっかり調光してサングラスとしては真っ暗になってしまいました。霧+濃いサングラスという状態になってしまい、まともに滑ることができず、酷い目にあいました。その後は霧の出ていない中腹よりも下で滑りました。雪質は最高とは言えず、ところどころカッチカチになっているところもありますけど、「意外とイケる!」という感じでとっても楽しかったです。まだチケット余ってるので、3月中にあと1回行けたらいいなぁ。今日は見事に筋肉痛です。
Feb 25, 2024
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レゴの基礎板の四隅が割れるらしい。小さい頃は、私もレゴに夢中だった子供でした。中学生くらいまではレゴでいろいろ作ってました。レゴって想像力を育むのにはとてもよいものだと思うんですが、最近のレゴは、例えば「レーシングカー」のレゴを買ったら、完成したレーシングカーの見た目重視で、外装に使う特殊パーツが多過ぎるんですよね。それら「特殊パーツ」は、そのレーシングカーを作る時にしか使えず、汎用性が著しく低いんですよね。そういうパーツを使うよりも、例え凸凹の見た目だったとしても、既存の基本的なパーツで工夫して作ることの方が良いと思うんですけどね。閑話休題。今回入院してきたレゴの基礎板は、四隅がバキバキに割れちゃってて・・・おそらく最近壊れた部分は、パーツをテープで固定している状態でした。でも、どうせこれでは使えないし、他の角の部分も凸凹に割れちゃってて、このまま使っているとケガの危険性があります。というわけで、今回は四隅を全てディスクグラインダーで削って丸めてしまうことにしました。で、いきなり完成です。
Feb 25, 2024
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本日はスキップボールの修理です。片足にはめて、くるくる回しながら飛び跳ねて遊ぶやつですね。紐がボールから抜けちゃったので、直してほしいというのが今回のリクエストですが、紐をボールの中で固定するためのパーツはありません。一番手っ取り早いのは、ボールの中で紐を結ぶことですけど、結ぶと紐が短くなってしまうので、それはなるべく避けたい。というわけで、今回はワッシャーとカシメを用意しました。ボールには大小2種類の穴が開いているので、その内の小さい穴に紐を通して・・・反対側の大きな穴から出します。出てきた紐に、ワッシャー、カシメの順番で通して・・・カシメをペンチでつぶして、紐から抜けないようにします。あとは、ワッシャをボールの大きい穴から中に入れれば完成。つまり、ワッシャーのサイズは、小さい穴よりも大きく、かつ大きい穴と同等もしくは小さいものを選択する必要があるということです。ボールの中を覗いてみると、こんな感じ。これで完成です。
Feb 24, 2024
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本日のDIYは、先日の「チクタクバンバン」の修理で、古いオモチャのジャンク品を安く手に入れて、修理して使うというのが、思いの外上手くいったので、その第二弾です。今回は、ヤフオクでジャンク品として出品されていた「ゲームロボット50」。ちなみに落札価格は800円。送料込みで1700円くらい(送料の方が高い)。私が小さかったころは、「ゲームロボット9」というのがあって、その後スリム化した簡易版の「ゲームロボット6」というのも発売されたように記憶しています。私自身はゲームロボット9で遊んでました。我が家の子供が小さかった頃、私の弟がゲームロボット21をプレゼントしてくれて、子供たちも夢中になって遊んでました。その後壊れてしまったので捨てたのですが、今思えば直せばよかったなぁ・・・と思ったり。そんなわけで、今回ヤフオクでジャンク品を落札したわけです。なんか、昔のは結構大きかったと思うのですが、手元に届いたゲームロボット50はとても小さくて、軽くてビックリ。技術の進歩はこんな所にも現れるんだなぁと思いましたよ。というわけで、早速バラしていくわけですが、ひっくり返してみると、電池ボックスのネジの他は、本体左右にネジがあるだけ。2か所のネジ止めなんてことはあり得ないので、他は隠しネジですね。隠しネジがどこにあるか探していくと、第一候補がいきなりビンゴ。滑り止めのゴム製の足を取り外すと、その下にネジが眠っていました。ゴム足は両面テープや接着剤で固定されていることもありますが、今回の場合ははめ込み式でした。親切設計ですな。他にも隠しネジがないかと思って、裏に貼ってあるシールを全体的に指でなぞって、穴が隠れてないか探してみますが、ここにはありませんでした。結局ネジは全部で2+4で6か所。で、殻割りしたのがコチラ。電池ボックス用(上)と、スピーカー用(下)の配線が繋がったままなので、電池ボックス側とスピーカー側の配線をハンダを溶かして外します。このジャンク品、そもそもそれほど壊れる要素がないので、おそらくスイッチ関係か、電池ボックスの配線が怪しいなぁと思っていたのですが、まずはスイッチをチェックです。下の写真の2つのネジの間にある5か所のハンダ付けが、スイッチのパーツが繋がっている部分。試しにテスターを使ってみると、左右端で電流のが流れますけど、真ん中3か所は「真ん中+左」も「真ん中+右」も無反応。なんかおかしいなぁと思って、基盤自体を取り外して、表側をチェック。左右端はスイッチを固定するためのハンダだったので、電流が流れるのは当たり前。問題は3か所にきちんと電流が流れるか?なんですが・・・表側を改めてテスターでチェックすると、スイッチの動きに合わせて、「真ん中+左」も「真ん中+右」も電流が流れることが確認できました。どうやら裏側で電流が流れなかったのは、接点が劣化しているからっぽい。それではってことで、基盤の表側をチェックして、劣化してそうな部分を全てコンタクトスプレーを塗布した綿棒でゴシゴシ掃除。その後、電池ボックスの配線、スピーカーの配線を再びハンダ付けして、本体を元に戻した後で電池を入れてみたところ、問題なく遊べるようになりましたとさ。
Feb 23, 2024
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はい、恐竜のラジコン周囲の続きです(その1はコチラ)。ちょっと遠回りしてしまいましたが、前進ができな原因は、やはりモーターから足の軸までの間の部分、つまり黒いBOXの中にあるんだろうと思います。というわけで、全ての歯車に欠損がないかバラしてチェックしてみましたが、歯車自体はいたって元気。全然問題ありませんでした。ただし、やはり足に一番近い部分、上の写真でいうと左下の歯車と、それと噛み合う1つ前の歯車の間にグラつきが発生しそうな感じで、下の写真の赤丸部分に隙間ができやすくなっています。反対に、他の歯車はしっかりと噛み合っていて、ほとんど隙間ができる感じはありません。足に直結している軸が□の歯車は、軸受けが足の接続を兼ねた別パーツになっているので、それがついてないこの段階ではある程度ぐらつくのはしかたないですが、その隣の歯車(下の写真でいう上の歯車)の軸受け部分が弱ってると、簡単に2つの歯車の間に隙間ができてしまい、空回りすることになりそうです。そんなことを考えながら、改めて歯車を全て取り除いて、軸受け部分をチェックしてみると、結構攻めた作りをしています。歯車のサイズが結構大きいので、軸受けを肉厚にすると歯車と干渉しちゃうんですね。それを避けるため、軸受けの一部が平らに削られていて、凄く薄くなっています。ココ、簡単に割れちゃいそうです。でも、今のところは割れていないので問題なさそう。では、反対側のケースはどうかというと・・・あ、軸受けが割れてますね。原因はコレですね。軸受けが割れているせいで、軸がブレてしまい歯車が空回りしてしまうんでしょう。この軸受けは、ちょうど足の付け根にある歯車の隣にある歯車(3つ上の写真でいうと左上)のもの。足の付け根にある歯車は、軸受けが別パーツになっているので、壊れる心配はほとんどないのですが、その隣にあるこの歯車は、激しい足の動き、振動を一番受ける歯車ですから、耐えられなかったんでしょうね。 前進はだめだけど後退はできるってのは、歯車の回転する向きの問題で、そのうち走行不能になってしまったハズです。というわけで、軸受けを再生します。幸いなことに、ここの軸受けはいくら厚くしても周囲の歯車には干渉しないので、割れちゃった部分は取り除いて、周囲を綺麗に掃除してグリスを取り除いた後、プラリペアで欠損部分も含めて、軸受け自体に厚みを持たせます。まずは、軸を破損している軸受けに差し込んで・・・この状態で欠損部分とその軸受け周囲にプラリペアを盛っていきます。金属の軸にはプラリペアはくっつかないので問題なし。プラリペアが固まったら、軸を抜いて軸受けの高さが問題ないか確認。これで破損個所の修理は終わったので、あとは恐竜を元に戻すだけ。組み立てしやすいように、接着されていたしっぽ部分を一度外してしまいます。で、完成。問題なく動くようになりました。
Feb 15, 2024
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本日の修理は、初めてのお客様、日頃大変お世話になっている会社の同僚からの依頼で、お子さんのオモチャ、京商のダイナソー ランという恐竜のラジコンです。どうやら前進ができなくなってしまったらしい(後退はできる)。どんな動きをするのか調べてみたら、京商が動画を公開していたのですが、凄い動きですな。よく見ると固定されている前足にはタイヤが付いていて、後ろ足が動くという仕組みらしい。実際に動かそうとしてみると、確かにギーギー音はするものの、足は全く動きません。ところが、手に持った状態で動かしてみると、たまに足が動くんです。つまり、地面に置いて抵抗がある状態だと、歯車が負けてしまって動かないで空回りしているという状態。原因は、モーターから足までの間にある歯車の一部が欠損しているとか、歯車の軸の固定が上手くできてなくて歯車どうしが上手くかみ合わず、空回りしている状態ということでしょう。本体を振ってみると、なにやらカラカラ音がして、複数のパーツが中で暴れている音がします。本体を眺めていたら、しっぽの付け根に何やらボタンがあるのを発見したのですが、押してもなにも反応せず。なんじゃこりゃと思って、説明書をネットで検索してみたのですが、Youtubeで個人の方が本製品を紹介している動画を発見。その動画の中にパッケージ裏に書いてある説明書きがあったので、動画を一時停止してチェックしてみたのですが、このボタンに関する情報は書いてありません。気になって京商のWebサイトを覗いてみたら、興味深いレビューを発見。とにかく前進ができなくなるという不具合報告ばかり(涙)。こうなるともう構造的欠陥でしょうね。気を取り直して分解してみましょう。ボディは5つのネジでとまっているので、まずはそれらを取り外します。さらに足の太もも部分のネジを取り外したら・・・足をボディに止めている2か所のネジを取り外します。このうち、小さいネジの方がモーター側に接続している部分です。さらに、しっぽの付け根部分にあるこのネジも取り外すと、ボディの殻割りができるようになります。で、これが殻割りしたところ。作業がしやすいように、基盤に繋がっているスピーカー配線やモーターに繋がっているカプラーを取り外します。これで作業が行いやすくなりました。黒いBOXの周りのネジ6本(3本はボディへの取り付け用、3本はBOXのカバー用)を取り外して・・・ギアASSYをボディから取り外します。すると、ボディ側に2つの破片を発見。さて、こいつはどこから折れたパーツでしょう・・・ボディを観察してみると、見つけました、元あった場所。分解前に「押しても何も起こらない謎のボタン」だった部分です。どうやらロックするためのパーツだったようですね。ボタンを押すと、ロックが外れて、しっぽ部分が取り外せるという構造だったようです。気になったので、同僚にメッセージを送って「元々ボタンを押すとしっぽが取り外せる構造じゃなかったか?」と訊くと、どうやらその通りだったらしい。壊れたのでしっぽ部分を接着したんだとか。なるほど、これは本来ボディを分解する時にしっぽを取り外して分解しやすくするための機構だったんだと思います。それが接着されているもんだから、まるでパズルのようにボディの殻割りをする必要があって、エラく苦労したというのは内緒にしておきます。ただ、まぁ、今回の「前進しない」という不具合とは全然関係ない部分なので、この部分については2つの破片を取り除くだけでおしまい。本来の不具合の原因を突き止めましょう。その2に続く。
Feb 14, 2024
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TVゲームのコントローラー。使っているうちに段々反応が悪くなってきますよね。最近ではアナログスティック部分を触っていないにもかかわらず、勝手に動いてしまうという、いわゆる「ドリフト現象」というのもそのうちの1つ。任天堂は「反応性症候群」と呼ぶようですが、アレも一緒です。過去にはイギリスの消費者団体がNintendo Switchのこの問題について、構造的な欠陥の可能性を指摘したりして、任天堂側が保証期間内か否かにかかわらず無償修理をすることになったりもしました。結局、これもSwitchのコントローラーが汚れが付着しやすい構造(防塵が不十分)だったことが原因でした。というわけで、本日の修理は我が家のPS4のコントローラー。先日かみさんと久しぶりにゲームしたら、コントローラーの反応がイマイチだったので分解清掃することにしました。分解するには、背面の4つのネジを外すんですが、いきなりネジがすごく汚くて、+の目詰まりを起こしているので、シリコンリムーバーを染み込ませた綿棒でお掃除。で、4つのネジを外して、ピックとか使って殻割りします。が、赤い部分にフレックスケーブルが繋がっているので、一気にパカッと殻割りすることができません。ここは慎重に殻割りして、フレックスケーブルを抜き取ります。ついでに、青いバッテリーのカプラーも外します。バッテリーを取り外すと、その下にネジが見えますので、こいつを外します。基盤の右上にあるZIFケーブルを抜き取ります。これで基盤を取り外す準備ができました。基盤が外れたところ。ここから先は清掃作業です。とにかく接点を元気にするために、コンタクトスプレーを塗布した綿棒でゴシゴシ。こっちもゴシゴシ・・・アナログスティックのラバーキャップを引っこ抜いて、コンタクトスプレーを塗布。カバーのボタンが嵌まっている溝にも手垢がいっぱい詰まっているので、全て清掃します。合わせ目も綺麗にね。ボタンにこびりついてる手垢も綺麗にします。全体的にパーツを綺麗にしたら、再度組み立てます。これで完成。綺麗にするのに使ったキムワイプさん。すっかり黄色くなってます・・・。
Feb 14, 2024
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今回の修理はコチラ。「エポック社 シルバニアファミリー 緑の丘のすてきなお家」の階段の手すり。折れた後で接着剤で修復した跡がありますが、その後再び折れたらしい。で、最初に修理した時に使用したのがクロロプレンゴム系の接着剤なので、黄色いゴム状のものが残ってます。クロロプレンゴム系の接着剤は比較的万能ですが、どちらかというとゴムとか皮革の接着がメイン(もちろんプラスチックにも使えますけど)なので、私ならプラスチックのオモチャの修理には使わないです。再修理時に残っている接着剤を取らなきゃいけないのですが、ネチャネチャしてて取りにくいんですよねぇ・・・。で、接着剤を取った後で、再接着するんですが、今回は接着面が削れちゃっててピッタリ合わせることができないので、プラリペアで周囲を取り囲むように接着します。この手すりは螺旋階段に使われているので、折れた手すりの角度を合わせるなら、できれば家ごと持ってきてほしかった所ですが、無いものはしかたがありません。「こんなもんかな?」という感覚で位置合わせして接着です。周囲を厚めにプラリペアで固定したら・・・ヤスリとリューターで整形。そのままだとプラリペアの白っぽい色が残ってしまうので、今回は塗装します。使用するのはプラカラーのサンディブラウンとホワイト。現物を見ながら調色します。実際に手すりに色を載せてみて、問題ないことを確認。我ながら良い色です。で、作った色をエアブラシに入れて塗装します。境目が分かりにくいように、全体に塗布。エアブラシ → 乾燥機 を数回繰り返し・・・ヤスリ掛けしたら完成です。あとは、ちゃんと階段に装着できることを祈ります。
Feb 13, 2024
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長男が免許を取るってことで9月に増車したスイスポ。その後、12月にようやく免許を取ったものの、「俺のテストを受けるまではスイスポには乗らせん」ってことで、専ら私だけがスイスポで遊んでいたわけですが、なかなかスケジュールが合わない中、なんとか2月3日に長男のテストドライブとなりました。最初に駐車場で運行前点検を30分ほど。エンジンオイル、ブレーキフルード、クーラント液、バッテリーのチェック。タイヤの空気圧を入れなおして、トランクの中の各種キットのチェック。ウチの駐車場に止める時のポイントなどを教えた後、街中をトロトロと30分ほど走って、サイドブレーキを使わずに坂道発進を何度もやらせ、しまいにはブレーキを使わずにアクセルとクラッチだけで上り坂でピタッと停車させる鬼っぷり(笑)。これで基本的な運転に問題ないことが確認できたので、いよいよ本番スタートです。まずはガソリンスタンドで給油のやり方を指導した後、京葉道 → 館山自動車道で市原SAに寄った後、君津PAのスマートICを利用して下道へ。そのまま軽くワインディングを走った後で、愛菜畑で昼食。1月半ばも訪れた愛菜畑ですが、実はこのテストドライブの下見を兼ねたものでした。それにしても、この中にあるピザ屋「PIZZA KURURI」は美味いですねぇ。で、腹ごしらえした後、かみさんを愛彩畑に残して、長男と二人でテストドライブ本番です。今回のコースは、この日のために練りに練ったオリジナル、久留里~養老渓谷~亀山周回コース。1周43kmのコースで、所要時間は40~50分です。制限速度?何それ??愛菜畑に行く途中の道で、ワインディング時のシフトチェンジが取っ散らかっている長男を見て、途中私と運転を交代して、ワインディングでのシフトチェンジ、ブレーキワーク、アクセルワークを教えておいたのですが、それをここで習得してもらいます。特に、エンブレを利用するためのシフトダウンと、加速するためのシフトダウン、その時に必要なブリッピングについては慣れてもらうしかないですからね。ブリッピングシフトダウンなんて教習所では絶対に習わないし。ヒール&トゥをするほどの急減速→シフトダウンは現時点ではあんまり必要ないので、今回は対象外。ただ、長男には小さなころから家のレーシングシミュレーターでヒール&トゥは教えているので、それほど心配はしていません。その内自分で練習するでしょう。結局、1周では満足いく結果が得られず、2周ドライブして長男はヘロヘロ。でも、1周目よりは2周目の方がだいぶマシになりました。かみさんを拾った後で帰路についたのでした。あとはとにかく走って距離を稼ぐだけですな。
Feb 12, 2024
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