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人生の大きな壁にぶつかったときの実践法などのお話を集めてみました。いじめや引き篭もり、子育ての悩みを乗り越えるヒントを与えてくださいます。***青田典子さんコンプレックスの塊でご自分のことがあまり好きではないと青田さん。青「好きになるずっと努力はしてきてるんですけど。小さい頃はそうでもなかったんですが・・・」美「家庭環境でね」9歳のときにご両親が離婚。父方に引き取られた後、すぐにやってきた新しいお母さまは18歳という若さ。国「9歳のときに18歳のお母さんを持ったのはどんな心境だったんですか?」青「心境ですか?気を遣うって言っちゃいけないんですけど・・・」美「女同士になるのよ。親子っていうよりも女同士なの」青「だからあんまり、その新しい家族に迷惑をかけないようにするっていう・・・」国「迷惑をかけないって、ちょっと9歳が考えることじゃないですよね」青「あのときは本当に、悩んだ時代ですね。」お父さまの転勤にともなって、愛媛から東京に転居をしたのが中二のとき。今までの家庭環境が変わり、引越しで友人もいなくなった上言葉の違いもあって学校でいじめにもあっていたと。青「それでもう、家でも一人ぼっち、学校でも一人ぼっちになってそこから一気に殻に入った思春期になってしまったんですね」美「あなたの人生は、ずーっと一人だったのよね」青「・・・はい」美「ずーっと一人で。つまり愛にもいろんな種類の愛があるじゃない。そのいろんな種類の愛がどこにもない。愛がないまま子供時代、青春時代一番、愛が必要な時期に、愛がないところでずっと頑張っていらしたのね。そうでしょう?」青「そうですね。」美「その想念が夕べからずっと来てて、『えらいな、よく頑張ったな』って思ってたの」江「嫌いとはおっしゃるけれど、いまのご自身の方が楽でしょう?」青「すごく楽になりました。」江「もともとは、すごくさばざばした人。本当はこのまんまの人」青「ありのままの自分を表現しても、受け入れられるんだっていうことを最近知ったんですよ。」美「子供の頃や青春時代は、いろんな形で愛が欲しいし、人間にとって一番必要なものなのよ。それがまったくないところで、たった一人でぽつんと生きてきたから。どこの扉を叩いても開かないんですものね」青「14歳のときは、本当に死のうかなって思いましたから。友達もできない、家に帰っても一人ぼっちだったので、生きる意味がわからなくなっちゃったんですよ。実の母親が唯一の救いで、泣きながら、電話代が月に四万くらいかかって。恥ずかしいんですけど、生きる意味が」美「よくグレたり、家出したりしませんでしたね。」青「それをしなかったのは、どうしてなんだろう?・・・そこに勉強っていう逃げ道があったんですね。『環境が人間性を変える』ってよく父が言っていて、『そのためにもいい高校に入りなさい』と。まあ父は医者にさせたかったんですけど」目指していた進学校には無事に合格するも、いままで成績上位だったのが高校では下位に。その一方、ご自分が男性からの視線を多く集めていることに気づき女性としての美しさを磨くことに比重が傾いていったそう。青「勉強じゃないのかもなって。医者ってなにかな、みたいなところとか」短大に進学が決まった18のとき、渋谷でスカウトに。もともとお母様が宝塚に入れたがっていたこともあって、ピアノやバレエを習うなど素養はあったものの、お父さまは大反対。青「興味あるな、これなのかなって思って父に相談したら、『そんな世界は駄目だ』。勘当といったことを言われてたので、私はもう、父親に、『ふざけるな』と」国「初めて、ですか。」青「初めてです。あんなにいい子ちゃんだった子が初めて、吐露してしまいました」美「そこで爆発したのよ☆」青「『お前の人生を生きるために生まれてきたんじゃない!』って」国「それでお父さんは許してくれたんですか?」青「いや、そのまま家を出ましたから。そのとき初めて父親の涙、男の涙っていうのを見ました。でもよかったんです、そのときは」アルバイト先からお金を借り、一人暮らしを始めるも、最初は苦労続きだったよう。そんなときに出会ったのがとても不思議なお客さん。青「あと二年頑張れって言われたんですよ。『二十歳になったら、人生が変るから。だからどんなに辛くても、何があってもあと二年生きてみなさい』って言われて。二年、生きることにしたんです」国「その言葉を受け入れることはできたんですか?すんなりと。」青「すんなりとじゃないですけど、でも、あと二年だと思ったら、ちょっと楽になったんですよ。長くじゃなくて、二年かと思ったときにちょっと頑張ってみようと思ったんです」青田さんの人生は、本当に20歳で変ったのだそう。☆ 青田さんのお話、とても共感して聞いておりました。明るい表情の向こうに乗り越えてきた大きなものが見えますね。「愛への渇望・青田典子さん」***オダギリ ジョーさんもっと素直に喜びを表現していいのに、クールに見せたりしてしまう。心臓を大切にと言われると「たまに痛くなるんです」と。江「エネルギーの流れが突出しているのに、アンバランス。必要以上にものごとを感じ取りすぎて、神経衰弱や不眠症になったり寝たらずっと起きられなくなったり、心臓にくる人が多いんです」治す方法としては、呼吸法を実践するのが一番。美「胸を張り出して鼻から頭いっぱいに吸うつもりで深呼吸して下腹部まで息を入れ、口からゆっくり息をはく。この繰り返し。食べ物も大切よ。あなたの食事はめちゃくちゃだから」食事がほとんどスタジオかロケ先のお弁当だというオダギリさんは、椅子にも真っ直ぐ座れないそう。江「エネルギーが通っていないから、おなかを立てて座れないんです。ポーズではなくて、健康体なのに疲れてしまってもたない。そうなると頭だけ冴えて、体と分断されてしまう」美「マイナス志向になって、だから生か、死か、To be, or not to be となるの」江「ネガティブを跳ね返せないからすべて受け取ってしまい、混乱するんです。きちんとした食事と、頭からまっすぐエネルギーを通して、下も閉じる(丹田に力をいれる)とネガティブな考えをはじき返せます」美「ご自分の部屋で呼吸法をして、あぐらか、正座して足を広げてピラミッド型に座っているときあなたに一番いいのは、グレゴリオ聖歌、宗教音楽をかけるといいの。ものすごくパワーが出てくる。もともとやっていたことだから」オダギリさんに限っては、「顔の絵」を飾るのはよくないそう。江原さんが写真を透視するように、絵の人の精神構造と自分とがリンクしてしまう。玄関には映画・「デッドマン」のポスターを貼っていたり、部屋には骸骨の形のものや奇妙な人形、赤いランプといったマイナスの波動の出るものをたくさんを置いてあるようで、これらはすべて神経が安まらない上、凶運を呼ぶもの。美「本来はもっと静謐なものを求めていて、あなたの本質には合わないからイライラしてくるはずよ。音楽もインテリアも、本来の自分の好きなものをそばに置けば、マイナス思考が全部変わってくる。仕事も今まで15度位の範囲だったのが、180度、360度って広がってくるわ。凶運を呼ぶものを置いているから死にたくなるの。呼ぶんですよ、こっちへおいでって。どやしつけて、ポスターなんか破いて燃やしてしまえばいい」オ「でも、映画のポスター、欲しくて一生懸命探したんですよ」美「悪いものには魅力があるの。正負の法則といって、美味しいものは体によくないし、体にいいものは粗食で味気ないもの。だから男でも女でも悪い人はものすごく魅力がある。本当に自分にとっていい人は味気ないもの、心の安らぎはあってもね。美味しいけれど体に良くないものを食べて破滅するか、まずくても体に良いものを食べて健康的で明るい素晴らしい人生を歩んでゆくか、どちらかなの。あなたは本来、聖なるもの、清らかで、清浄で慈悲深い、プラスの力を持っているの」江「子供のときひとりぼっちだったことからいまでも孤独感にさいなまれるんです。独りじゃないんですから。皆、いろいろありますよ。もっと強くなられて」オ「はい、わかりました。」☆ 気持ちを明るく元気にする呼吸法の実践と、ネガティブなものをそばに置くこと自分の孤独の記憶を大事にしていると、磁石のようにまた孤独を引き寄せてしまうこと強くなること、たくさんのヒントをいただきました。「心の鬼退治・オダギリジョーさん」***沢村一樹さん粘土に触れるようになられたのは、ストレスが溜まっていた時期で24歳くらいのとき。沢「何かをやりたい、形になるものを作りたいと思っていて、探していたときに子どもの頃に好きだったことで、ピンと来たのが粘土。日本地図を粘土で作ったことがあって、自分でもなんでこんなに綺麗にできたんだろうって思うくらい上手くできて。次に作ったのがドラえもん。自分はなれないことがはっきりわかったので、小学校六年のときに元旦からドラえもんを作ったら、またよくできたんですよね。その記憶が非常に強く残っていたので、また作ってみようと。すぐ粘土を買ってきて」国「何かしら作るのがお好きですね。」沢「好きですね。あと、子どもの頃は穴を掘ったり。出身の鹿児島はシラス(白砂 鹿児島県に分布する火山灰の地層)台地なので、それで団子を作って闘う遊びがあるんですよ。水分を飛ばして固くしたものを相手の団子の上に落として、どちらが固いか。そういう遊びが大好きだったんです」国「僕も村で作業したりすることが多いんですが、土を触ったりすることって本当にいいですね。僕は陶芸家さんに守護していただいているので、粘土の感触とか、土の感触とか、触るだけでたまらないんですよね」沢「すごくよくわかります。子どもにも同じことをさせたいんですけれど、土を触れる場所がないんですよね」江「昔は空き地がありましたよね」美「皆子どもは空き地で遊びましたよね」国「空き地があっても、『遊んじゃいけません』ってなってますものね」美「だから子どもの情操教育的には良くないわね。人工的なものばかりだと電磁波や悪い気はありますけれど、自然の気がないですから。そういういい気に触れた方が、いい人間に育ちますよね」沢「ただ、僕はいっぱいいいものに触れてきたんですけど教育的に良かったのかどうかは難しいところかもしれませんね。粘土をやっていたから中和されたのかな。粘土がなかったらもっとひどい道に行っていたかもしれない」☆ 私も大好きなことをすることをすることで、救われた経験があります。地域の子供たちとのアートな集まりをお手伝いをしているのもなにかの拍子にふと心和んだり、ヒントを得たり大人になった時の拠り所のひとつになればと願っているから。今日も夫からお手伝いの理由を訊かれて上記のように応えると「そういえば小さいときに釣りをしたり、絵を描いたりしていたなあ」思い出や趣味などになって、いまの彼の心をも、ほっとさせる源になっているそう。沢村さんの回できちんとお答えをいただけてとても嬉しかったです。「心ゆくまで愉しむこと」、自然体でいること、どうぞ大切に。「逃げの恋と痛みの関係」
November 22, 2006
逆境を自らの糧にしたゲストの方のお話を集めてみました。いじめや引き篭もり、子育ての壁を乗り越えるヒントを与えてくださいます。***中島啓江さん「お母さんはずっと子守歌を歌っておられて。ゆりかごの歌?」と江原さん。中島さんが赤ちゃんのときから、ずっと歌ってこられたことがいまの中島さんのお仕事にも繋がっているそう。ゆりかごの歌 作詞 北原白秋 作曲 草川信 ゆりかごのうたを カナリヤがうたうよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ江「人の命も、自分の命も大切にすること。数年間でも一緒に暮らせて、一番いいときに世を去れた。この世を去ったのはお母さん子だった中島さんに母離れをさせるため、人生にはとても満足していて、与えるだけの精一杯の愛情をこめたつもり。」美「世のお母さま方は、子どもにいいトラウマを植え付けること。赤ちゃんの頃から子守歌を歌っていると、母親の愛の波動が伝わるの。中・高生になって親に反抗するようになっても、台所で知らん顔して歌ってあげると、その歌を聞いていた一番無垢な時に軌道回復できるの。」中島さんの豊かな雰囲気からは想像ができませんが、母子の生活は大変なものだったそうで、内職ひとつひとつをこなし音大へも奨学金とアルバイトで行かれたそう。そんな中で、いじわるな目にもたくさんあわれたようです。中「母がいじわるな子にもちゃんと『ありがとう』って言ってごらんって、絶対変わるからって。お金もないのにクラス40人分のノートとエンピツと消しゴムを用意してくれたんです。ひとりひとりに渡して、最後に一番いじわるな子のところにいったら目に涙をいっぱい浮べて、『ごめんね。』って。」美「柔よく剛を制す、ね。」中「母からは、貧しいという言葉は聞いたことがないんです。」美「貧しさは不幸せではないという心意気を持っていらしたのね。苦しいことも二人三脚で越えてゆけるのは幸せ、それが家族なの。思い出がぎっしりつまっていて、それがいま、全部花開き、たくさんの人たちにおすそ分けできるんですものね。」お母さまに最後まで歌ってあげられなかった「アメージング・グレイス」をスタジオで歌い、「あの日がちゃんと埋まりました。」という中島さん。江原さんや美輪さんだけでなく、太一くんにも「ありがとう」を繰り返し本当に感謝と慈悲の心で生きておられることが伝わってきました。中島さんによる【母へ捧げる歌】Amazing grace! (how sweet the sound) 妙なる恩寵よ!なんと甘美な響き That saved a wretch like me! 私ごとき堕ちた者を 救い給うた I once was lost, but now I'm found, 1度は道を失いし子羊は 今は神に見い出されWas blind, but now I see. 昨日の愚者が 今日は神を知る者となる Amazing grace! (how sweet the sound) アメージング・グレイス その麗しき響きOh,thank you mama, 嗚呼 ありがとう お母さんThis song for you! いまこそ この歌を捧げますAmazing grace! Amazing grace! 素晴らしき恵み アメージング・グレイスを 「ゆりかごの歌&アメージング・グレイス・中島啓江さん」☆ お話を聞いてから、子供が何か難しいことを抱えているようなとき歌ったり、小さいときの話をしたり、「大切なのは心」と伝えることをさらに意識するようになりました。***国分太一くん一年たってみて、国分さんの精神のオーラには赤の周りに紫の色が出てきたそうです。紫は慈悲をあらわし、優しく穏やかな気持ちで人と接するようになると出てくる色。以前は人の話を聞いても「自分が悪いんだ。」と切り捨てていたという国分さんはオーラの泉で様ざまな方のお話を聞くようになって、他の方のことを我が身のことのように考えられるようになったそう。「夕方のニュースを聞いても、涙ぐんでしまうんです。」「自己否定で自己懐疑で暗中模索、ふてくさって開き直っていたのが自分は自分の道を行く、という風になってきたのね。」と美輪さん。「周りの人が、一番気づいているはずですよ。そうなると人との出会いも変わってゆくんです。」と江原さん。「ご一緒させていただいて、私は国分さんのファンになりました。なんて清らかな魂を持った人だろうって。」哲学的にものごとを深く考えるようになり、音楽への意欲が増えてきたという国分さんを指導してくださるスピリットに新たにお坊さんとヴァイオリニストの方が加わったそう。魂が成長してゆくと、指導してくれる方々も変わってゆく。この世での出会いも、まったく同じですね。「自信がある人間は、人に優しくできるの。自分の存在はこうだと思うことでゆとりができている人は、人に優しくする余裕があるの。自信を持った強い人こそ、人に優しくできるのよ。」「強く優しく美しく2・国分太一くん☆ いつも視聴者の視点に立って番組を進めてくださる国分さん。素直でやさしい心を育て、本当の強さと美しさを持てるようご覧になる皆様ともども、ご一緒に成長してゆけるといいですね。***ヒロシさん人生の最大の転機がヒゲダンス。ヒ「ドリフターズの番組で。小学校でいじめられていたんですがヒゲダンスをやったら受けて、それでいじめを克服したんです。それから漠然と、将来お笑いをやりたいなと。」美「そうよね、だってね、いじめられっぱなしで苦しんでいたのが、自分の力によって、人生を変えることができたんですもの。」人生で一番辛かったのが、三年間つとめたホスト時代。国「なぜ、ホストをやろうと思ったんですか?」ヒ「ホストって、お金も入って、女性にもモテると思ってそこだけで始めましたね。」美「何が一番辛かったんですか?」ヒ「僕のお店は指名がなければ、お給料がもらえなくて。僕、指名がもらえなかったんですね。月二万とか。月曜から土曜まで仕事があって、日曜日はバイトしてました、コンビニで。小さいお店だったので僕がいなくなると、お店が回ってゆかなくなるので辞められなくて。」美「人がいいのね。」家賃も払えないため、友達の家を転々としたり、公園で寝泊りすることもあったそう。美「ホストクラブは、女の人の裏側が全部見られるでしょう?だってホストを騙す人もいるのよ。あなたは騙しやすいものね。」ヒ「何十万も飲食して、お金を払ってくれなかったり。それが僕のお給料からマイナスになるわけです。だからきつかったんです。」美「世間ではホストクラブってドラマでも、男達が女を騙すシュチュエーションが多いけれど、その逆。本当は女が男を騙すことの方が多いのよ。女詐欺師みたいなのが、いっぱいホストクラブに行くの。」国「怖いですね。」美「怖いのよ。そういうの、いっぱい見てきたでしょう?それでも、女の人が好き?」ヒ「好きですねー☆」「運命と宿命・ヒロシさん」☆ 舞台・「錦鯉」へのご出演、おめでとうございます☆逆境を自らの糧にされたヒロシさんの勇姿、拝見させていただきますね。***宮本亜門さん高校生のときは、二年間、登校拒否や引き篭りをしていたという宮本亜門さん。宮「鍵を閉めて、とにかく人と会いたくないってやっていたし。おふくろに本当に悪いことしたなと思っているのは、子供のときから『何で僕を産んだの?』って言ったんですね、何回も。僕は本当に、それを知りたかった。生きてるのが嫌だという気持ちじゃないんですよ。自分に自信がないということもあるんでしょうけど、常に確認したいというタイプであったことは事実かな。」国「不登校の原因はわかりますか?」宮「人とのコミュニケーションかな・・・。もともと好きなものが変わっていて、仏道とか裏千家が好きだし。」美「話題が合わないのね。」宮「とにかく、合わない。」美「周りは子供ばかりだもの。こちらは大人の感覚だから。」宮「大人の中で生きていたようなタイプなんで。どうやっても上手くあわせなくちゃいけない気を使う方で合わせる。またそれはできるんだけど、あとで疲れちゃって。『行きたくないな、行きたくないな』と思ったときに、一日目、『行きたくない。』二日目、『やっぱり行きたくない。』三日目『絶対行きたくない。』ということで、二年間。」国「二年間不登校で、『よし学校に行こう』って立ち直ったきっかけは覚えていますか?」宮「両親がお酒を飲んで諍いをしていて、僕は外に出てどうしようと思っていたらおふくろが『学校に行かなくていいわ』って初めて言ったんです。『ありがとう』と答えたら『そのかわり、お願いがあるの。病院に行って。』と。それで結局、精神科に一週間行ったら、すごく楽しかった。もうコミュニケーションが面白くて、否定はされないし、すべて『ああ、いいんじゃない』と言われたら、うわぁーっと盛り上がってきてその勢いですぐ、学校に行っちゃったんですよ。僕の場合は、そういう風で。」美「相手が大人だったからよ。」宮「そうかもしれない。」そのあと、宮本さんは演劇に出会い、人生が自分の場所と思えるように変化していったそう。美「つまり、生きがいを見つけたのよね。」宮「自分の出し方がわかったというか。これに関しては、こういう風にしていいんだ隠さなくていいんだ、表に出していいんだと。だから演出をやっていても楽しいんですよ。」国「亜門さんが学生のときになったようなことを今、抱えている子供たちも多いじゃないですか。」美「多いですよ、本当に、多い。」国「その子たちに言えるメッセージは、自分をアピールできるものを探したりということも大事ということなんですか・・・。」宮「ケースバイケースで、人によっても違うと思うんですよ。総括して言うと、とても危険だと思います。」美「まさにそうよ。全部ひとそれぞれ。だって、容姿容貌、顔も姿も、生活環境も、健康状態も、才能も、家族関係、仕事場、お家の職業、何から何まで、全部違うのよ、人間は。引き篭りだからって、全部同じ状態じゃないの。みんな違うの。だからそれを一括して、こうって言うのはちょっとね。」宮「かえって危険。それぞれの紐の結び目を解いてゆく方法があると思うから。僕は偶然、こうだったという。」「魂の休息・宮本亜門さん」☆ 「それぞれの紐の結び目を解く方法」を探す過程で本人も周囲も成長しているということを伝えてくださって感謝します。「本当に大切なものはね、目には見えないんだよ。」「いまは逃げていい!いい子にならなくていい!」「いのちの話」「あそびの話・いのちの話」
November 20, 2006
いまは逃げていい、引き篭もったっていい、いい子にならなくていい!とにかく生きようよ。そしてもしよかったら、つたないまとめですが、次のお話を読んでみてください。***コルベ神父という方をご存知でしょうか?先ごろお亡くなりになられたヨハネ・パウロ二世から、1982年10月10日に聖人に列せられた方、日本にも6年間いらしたことがあり、「聖母の騎士」の名を冠した教育活動などで知られています。コルベ神父は1941年に、アウシュビッツで亡くなりました。彼の班から脱走した人がいたため、餓死刑という過酷な見せしめに10人が選ばれたのですが、そのうちのひとりの男性が「私には妻や子がいます!」と叫んだのを聞き、身代わりに。コルベ神父たちが入れられた部屋からは、絶望の声がするはずのところを、なんと歌声が聴こえていたそうです。それでも、またひとり、ふたりと声なくして外に出される方たちがいる中、三週間以上もたってから、コルベ神父は儚くなられました。身代わりになってもらった男性は1995年、95歳まで生き、ヨハネ・パウロ二世は彼と合った時、「あなたのおかげでコルベ神父が聖人になれた。」と感謝の言葉を述べられたそう。【10人の聖なる人々】「憎しみからは何も生まれない。愛だけが創造する。」私が経験した愛の形もお話しましょう。「骨盤が狭いから、もしかすると難産になるかもしれない。」と子供を出産する直前、担当の先生がおっしゃっいました。側面からレントゲン写真をとっていただくと、確かに頭の大きさと横からみた体の幅がほぼ同じです。(よく安産型という体型があるような話をききますよね。先生のお話によると正面から見たら、どんな方でも赤ちゃんの頭の大きさくらいの横幅はある、それよりも側面から見たときの幅があるかないかだと。)そのことがわかっても、いったい何ができるでしょう。ただできるだけ心を落ち着くようにして、待つだけです。時を迎えたときは、それこそ骨が内側から砕けそうで竹槍で腰を押してもらいたいほど。自分の身だけならば、3回位は儚くなっていたかしらと思います。【愛の話 幸福の話】無事に生まれた子供は、ほんとうに可愛くてじっとこちらを見つめる瞳が本当に美しくて。私の母も、祖母も、数多の方々も、こうして自分以外の存在のために、身を賭してこられたのですね。愛の三角形、愛の三つの特徴、「愛は取引きを知らない、愛は恐れを知らない、愛は競争者を知らない」に母性、菩性はぴったりと当てはまると思います。「愛の三角形~ヨガ講座38」菩性は男性にも女性にもあるもの。「私には妻や子がいます!」という叫びは、日々、自分以外の存在のために闘う多くの方々の心にある命懸けの言葉。慈しむ心は、どなたでも持っていらっしゃいます。生きている方々のすべてが、この世に存在しているのは、こうした真の愛を得た上でのことなのですね。もうひとつ。これは私が以前受けていた心理学講座の先生のお話です。【こころのエステ】先生のお子様は、今はお元気になられましたが、小児ガンを患っていらっしゃいました。そのとき同じ病室いたお子さまたちのほとんどは、儚くなってしまわれているそうです。そのお子さまたちの、いつか、どうしてもかなえたい夢「自分の家にいたい」「外で遊びたい」「学校に行きたい」「髪が生えてほしい」「お父さんとお母さんとおいしいごはんが食べたい」「お母さんとお父さんを安心させてあげたい」「まだ死にたくないな」「大人になりたいな」「私たちは、彼らの夢の世界で生きているんです。」このとき、私は当時小学五年生の自分の子供が朝、なかなか起きなくて学校へ行きたがらないのを先生にご相談したんです。先生のお答えは「朝、起きないのが、どうして困るんですか?」「集団登校の集まりに子どもが遅れたら周りに迷惑をかける。」お言葉をいただいた時はこんな風に思って、あまり納得していなかったんです。でもそれは「親としての私が、しつけもできていないと思われる」ことに対する世間体が大事というエゴでもあったんですね。そのあとすぐ、子どもが学校で何人かの子から攻撃を受けていることを知りました。「休んでいいんだよ。」とようやく心から言うことができ、夜は幼いときのように読み聞かせをしてあげると、喜んで安心してくれたようでした。ほどなく、学校でも解決のための話し合いを持っていただくことができ、なにか問題が起きたときは、担任だけでなく学年の先生みんなで連携されるように。子どもも、最高学年はスムーズに登校してくれるようになりました。あのとき、気づいて本当によかった。生きていてくれて本当によかった。普通に生きていることが、いかに奇跡的なことか。すべての方々が愛を受けて、いまここにあることを。【岡田淳 竜退治の騎士になる方法】そのころ出会い、読み聞かせ、子どもも繰り返し読んでいた本「その人はジェラルドと名のり『おれは竜退治の騎士やねん』と関西弁でいった。どうみても日本人だった…。『夢』さえすてなければかならず奇跡はおこる。夕暮れの学校でおこったふしぎな事件。小学校上級から。」 みんな魔物と闘っている。みんな竜退治の騎士。そしてね、どんなときでも歌えるんだよ。【紫の履歴書】☆ 昨年12月の日記を一部再録いたしました。「いじめへの対処法」「いまは逃げていい!いい子にならなくていい!」認知の仕方が変わり心が楽になるヨガのお話を最初から読んでいただける方は、ヨガ講座1へ。ヨガのアーサナをお試しになりたい方はヨガで心と体の不調を解消へ。
November 15, 2006
中学生の頃、担任の代わりに文化祭でクラスをまとめる役をしたあと、クラスメイトから理不尽な目にあい、何度も信号を発してもわかってもらえなくて、一時期、学校に行かなくなりました。受験期だったため、いままでいい子ちゃん、優等生だった子の変貌に驚いた親や担任が慌てて先方に対処してくれて、ようやく解決したのです。私が使った手は「胃炎」。お腹が痛いでも、何でもいいです。とにかく、お布団から、部屋から出ないこと。親からひっぱり出されても、てこでも動かずに泣いてもわめいても、学校に行かないこと。「じゃあ、あなたが、一日、同じ立場で学校で過ごしてよ!」魔物のいる場所には、行かなくていいんです。こちらがどんなに誠意をもって言っても、行動しても、わからない魔物は、同年代だろうと、大人だろうと、本当にいるんです。そんな相手の前で、いい子にならなくていい!逃げていい!ターゲットになるのは、真面目に学んでいる子も多いはず。大好きなことがある子もたくさんいるはず。いままでの努力を無駄にするなんて、もったいない。とにかく生きようよ。
November 13, 2006
【本田美奈子さんによる アメイジング・グレイス】Amazing grace! (how sweet the sound) That saved a wretch like me!I once was lost, but now I'm found, Was blind, but now I see. やさしい愛の 手の平で 今日も 私は歌おう何も知らずに 生きてきた私は もう迷わない光かがやく しあわせを与え給もうた あなた大きな 御胸に ゆだねましょう続く 世界の平和をAmazing grace! (how sweet the sound) That saved a wretch like me!I once was lost, but now I'm found, Was blind, but now I see. 「アメイジング・グレイス」、コンサートや、歌手の方々、映画にもよく歌われるようになってきましたね。 ☆愛と感謝の人【AVE MARIA~時】 【アメイジング・グレイス】仰木監督もご逝去。イチロー選手出身の町に住んでいたことがあります。幼いときから練習に通ったというバッティングセンターや行きつけのお店がそこかしこにあり、イチロー選手と試合をしたと誇らしげに語る方も。アメリカ進出の先陣を切ってくれた野茂選手も仰木監督の元で伸びたとのこと。人を伸ばし、夢を実現させる力を持った方だったのですね。愛あるお二人のご冥福を、心よりお祈りいたします。人はこの世を去るとき何ひとつ携えてゆけない、ただ与えたもののみが、この世に輝き生き続ける☆お世話になっている*bluemoon*さんからの、素敵な情報を再度お知らせいたします。ヒーリング・ゴスペルのクリスマスチャリティコンサート。日時 2005年12月17日(土)場所 大阪市阿倍野区民センター大ホール開場 13:15 開演 14:00演奏予定曲 Amazing Grace! きよしこの夜 きずな 空からのラブレター など詳しくは、cona♪さんのサイトへ。
December 17, 2005
「今年の漢字は愛」。今朝、ヨガ講座に出発する前にこのニュースを知り、とても嬉しく涙ぐんでしまいました。皆さまのお心に「愛」という文字が一番浮かんだということ、とても素晴らしいですね。ちょうど今日の講座のテーマも「バクティ(愛の)・ヨーガ」。万博の行われた愛を知る地で、ずっと待っていた講座を受けられ、皆さまにお伝えする幸福に、改めて感謝いたしました。お世話になっている*bluemoon*さんからの、素敵な情報を再度お知らせいたします。ヒーリング・ゴスペルのクリスマスチャリティコンサート。日時 2005年12月17日(土)場所 大阪市阿倍野区民センター大ホール開場 13:15 開演 14:00演奏予定曲 Amazing Grace! きよしこの夜 きずな 空からのラブレター など詳しくは、cona♪さんのサイトへ。 娘が生まれたときに、心の栄養を摂っていた場所、美術館や演劇やコンサートに子どもを連れて気兼ねなく行ける機会が本当に少ないことに気がつきました。また「以前は電車の中で子どもが泣いているのが気になったけれど、あなたが出産してから『大変だな、お母さんは頑張ってるな』と思うようになったの。」と友人が言ってくれたとき、私も出産前は彼女と同じように感じていたことをふりかえったのです。いま、お子さまを連れて行ける場所が増えてきたのも、皆さまが心のバリアから自由になってきたからでしょうね。ゴスペルは聴いても一緒に歌っても、本当に心に響く体験。心の翼を羽ばたかせるために、誰もが素晴らしい種を持っていると気づくためにあらゆる人が幼いときからよきものに触れられるのは、とても幸せなことだと思います。お近くの方は、よろしかったら足をお運びくださいね。 ☆本田美奈子さんも、愛と感謝の方でしたね。【AVE MARIA~時】 【アメイジング・グレイス】
December 13, 2005
「この人、翼が見えるね。」と娘。フィギュアスケートで優勝を決めた中野友加里さんのフリーの演技でのことでした。村主さんの演技を見逃してしまったのですけれど、きっと彼女の舞には、天女の羽衣が見えたことでしょうね。さて、お世話になっている*bluemoon*さんから、素敵な情報をいただきました。ヒーリング・ゴスペルのクリスマスチャリティコンサート。日時 2005年12月17日(土)場所 大阪市阿倍野区民センター大ホール開場 13:15 開演 14:00演奏予定曲 Amazing Grace きよしこの夜 きずな 空からのラブレター など詳しくは、cona♪さんのサイトへ。 娘が生まれたときに、心の栄養を摂っていた場所、美術館や演劇やコンサートに子どもを連れて気兼ねなく行ける機会が本当に少ないことに気がつきました。また「以前は電車の中で子どもが泣いているのが気になったけれど、あなたが出産してから『大変だな、お母さんは頑張ってるな』と思うようになったの。」と友人が言ってくれたとき、私も出産前は彼女と同じように感じていたことをふりかえったのです。いま、お子さまを連れて行ける場所が増えてきたのも、皆さまが心のバリアから自由になってきたからでしょうね。ゴスペルは聴いても一緒に歌っても、本当に心に響く体験。心の翼を羽ばたかせるために、誰もが素晴らしい種を持っていると気づくためにあらゆる人が幼いときからよきものに触れられるのは、とても幸せなことだと思います。お近くの方は、よろしかったら足をお運びくださいね。
December 4, 2005
続き3.自分だけ自由になることに対する罪悪感を感じる自分が自由を手にした時、周りの人も同じように自由を楽しめるようになっていれば良いのですが、なかなか、そうはならないのが現実です。そのため、手にした自由を楽しもうとすると自分が周りの人を見捨てているような感じがします。この感情は、両親や兄弟、親しい友人たちなど、身近な人との間で特に起こりがちです。日常的に、身近な人たちと信頼関係を築いていくことが大きな鍵を握っています。☆これは楽天さんに自分の愉しみや喜びをシェアすることが大きな役割を持っています。身近な方に読んでいただいてわかっていただくこともありますし、こちらで出会った方にお伝えしたり、教えていただいたりできること、体験したこと、思ったことを、読み手を前提にした文章にしておくことで、知識を智慧に昇華しやすいことも魅力ですね。自分がやっていること、考えていることを身近な方にわかっていただくこと、始めはかなり勇気がいりましたが、いまではお話をしてみて、興味を持っていただいた方、ヨガや石けんや自然療法、コミュニティ、源氏や映画・演劇などのことを読みたいと言われた方には、アドレス入りの名刺をお渡ししています。)4.自分が自由になれば、まわりを自由にできるマイナスの側面を見てきたので、プラスの側面も見ていきましょう。自分が自由に生きるすばらしい点は、自分を自由にすることで周りの人も自由になっていく点です。これは、最初考えてもいなかったのですが自分がセミリタイヤして始めて気づきました。自由な人を見ると、はじめて、自分が不自由だったことに気づきます。あなたが自由な人生をいきれば、周りの人に自由になるきっかけを与えることになります。実際に、私がセミリタイヤ生活を始めたのを見て、たくさんの人が「自分にもできる」ことに気づき、セミリタイヤしていきました。仕事やお金に対しての固定観念を変えることで自由なライフスタイルを実現することができるのです。幸せ小金持ち的生き方は、自分を自由にするとともに周りの人を自由にする生き方でもあるのです。このような側面を考えると、本当の自由を味わうには、経済的な自由を達成するだけでは不十分であることが分かります。幸せな小金持ちへの道を歩きながら、自由に対する精神面、感情面の準備も、ゆっくり進めていって下さい。それでは、次回のメルマガをお楽しみに!「幸せな小金持ち」の考え方が少しでも広まればと願っています。どうぞ、ご自由に、ご友人に転送して下さい。(C) Ken Honda, All rights reserved.☆実は、本田さんの本を読んで、すぐに「幸せにお金持ちにならなくては!」という誤解も初めはしていたのです。でも、斎藤一人さんによると「決心してから10年かかる」そう。そういえば本田さんも、20歳でお金持ちになろうと決心されてから、離婚や失敗などを含め、10年ほどかけていらっしゃるのです。幸せにお金持ちになった方々は、お金を得る前から行動や考えが変わっているわけではないこと、必要なものは手に入れているのだそうです。お金は目的ではなく、人生を豊かにする道具。いままでやりたいことがきちんとできてきていることに気づくと、お金に対する恐れや心配を手放せるようになってきました。そして、いまこの瞬間に、私は幸せに愉しき道を進んでいるのです。 【本田健さん著】
November 3, 2005
「幸せな小金持ち」の考えを広めていらっしゃる本田健さんより深いメッセージをいただきました。30代でセミリタイヤ、育児を愉しみ、先月からアメリカに渡っていらっしゃいます。転送自由とのことですので、ご紹介させていただきますね。***こんにちは。本田健です。この秋から、家族でアメリカに移住しました!私たちが気に入った娘の学校が、たまたまアメリカに見つかったことがきっかけです。新しい生活が始まったばかりでまだ落ち着いていませんが、次のメルマガをお届けする時までには、クリエイティブになれる書斎を作る予定です。さて、今回は「自由」について一緒に考えてみたいと思います。多くの人が「自由」が持っているプラス面にひかれ、自由を夢見ます。しかし、あまり語られませんが、「自由」にはマイナス面もあるのです。幸せな小金持ちは、「自由」のプラスもマイナスも受け入れることで経済面に加え、精神的にも感情的にも自由な人生を実現しています。今回は、自由について、少し深く見ていきましょう。1.全てを自分で決める必要がある今回、娘の学校を考える時に、気がついたことがあります。それは、どこに住んでも良いとなると、選択肢が多すぎて決めるのがとても難しくなるということです。自分が何をしたいのかが明確に決まるまで、動けなくなってしまうのです。最初は、どこか適当に見つかるだろうと気楽に考えていました。しかし、いざ本当に決めなければならない段階になるといったいどこに住めばいいのかを明確にする必要があることに気づいたのです。いいレストランに行くと、料理の仕方から、素材の選択などについてたくさん質問を浴びせられますが答えられなくてあわてるような感じに似ています。油断すると、「面倒だから、もうこのままでいいや」となってしまいがちな自分に笑ってしまいました。自由に生きるには、自分がすべて決めなければいけないのです。☆自由に生きる、自分の好きなこと、したいことをして生きてよいのだということを教えていただいたときから、様ざまな出会いがありました。このブログをはじめようと思ったのも、自分の中にある種、やりたいことを全て出してゆく、という愉しきワークのひとつでもあったのです。自分の中にあるものを棚卸し、美しさと楽しさをテーマに、何度でも読み返し得るものを書こうと決めるまでに立ち上げてから半年かかりました。また、本田さんのセミナーで、たまたま同じグループになった方から手作り石けんのことをお教えいただき、楽天さんでもご紹介できるようになりました。)2.これまで見なくてすんだ課題が浮き彫りになる自由になると、一切の言い訳ができなくなります。例えば、自由が無い時であれば、パートナーと何となく距離を感じていても「仕事が忙しくて話す時間がないからな~」と仕事を言い訳に自分もパートナーも、納得させることができます。しかし、自由になると、仕事を言い訳にすることは一切できなくなります。その結果、パートナーと何をしたら楽しいのか細かいことまで二人で話し合う必要がでてくるのです。もちろん、二人とも、すべて同じ考えならハッピーエンドですが当然、意見が違うところがたくさん出てきます。その二人の違いを話し合いで解決するのは、結構面倒(!?)なことです。自由になると、これまで避けてきたことにも、直面させられるのです。☆本田さんの本に出会ってから、電車を乗り継いで通っていた仕事を辞め、家にいるようになりました。一人でいると、以前は自分を持て余すように思っていましたが、毎日が愉しき学びの連続で、愉しく暮らしております。『あなたが愛していることが、あなたのやるべきこと「私は本を読んで瞑想することが好きなんだけど、でもそれが自分の道であるはずがないし、お金をもたらすわけでもない。」とあなたは言うかもしれません。しかし、もし自分が座って、本を読んで、瞑想することを許せば、道は開かれるでしょう。あなたは自分が最もやりたいことに抵抗することが多いのです。・・・あなた方はみんな、何が自分に明日喜びをもたらすかを知っているはずです。目を覚ましたとき、その日何をしたら自分が喜びにあふれ、楽しいかを自分に尋ね、顔に微笑みを浮べてください。どうやってその日一日を切り抜けたらいいか、などと心配しないでください。(サネヤ・ロウマン著・「リヴィング・ウィズ・ジョイ」」)本田さんも参考文献にあげていらっしゃるこの本のメッセージからも大きな力をいただきました。朝起きたときにっこり笑い、「お父さん、お母さん、ありがとうございます。」「今日一日素晴らしいことがおきます。」「私は毎日ますます良くなっている。」こう言ってから起き上がり、本を読むこと、文章を書くこと、好きなことをどんどんしています。「困ったことは起らない、起ったときが学ぶとき(斎藤一人さん)」)行きたい場所へ、行きたい時に行ってよいのだということも。決めるのは、私。続きは次回へ*** 【本田健さん著】************************************************本日、2日午前10時24分より新月が始まりますね。メールマガジンをお届けいたしますので、ご登録いただいている皆さま、よろしくお願いいたします。「『恋でキレイに~源氏物語で恋愛セミナー~ 』源氏物語を題材にした現代に通じる恋愛セミナーを中心に、ヨガ・心理学・手作り石鹸・自然療法・文化などを交え、楽しくキレイになる方法を。新月と満月の日に、あなたも生まれ変わってみませんか? 」毎月、満月と新月の始まる時間に発行予定。ご興味をお持ちいただいた方は、よろしかったらバックナンバーをご覧下さいませ。『恋でキレイに~源氏物語で恋愛セミナー~ 』
November 2, 2005
「あなたは絵描きさんなのに、文章も書くしいったいどっちが職業なんですか?」「強いて言えば人間ですね。」岡本太郎さんがフランスに10年滞在中、ソルボンヌ大学で哲学、民俗学、人類学、心理学などを学んでいらしたことをご存知でしょうか?また、考古学の研究対象でしかなかった縄文式土器を美しい、日本文化の原点だと主張し、そのために日本史の最初にあの縄目模様が紹介されるようになったということも?「芸術家であるのに民族学をやったのは、現代社会の職能分化に反対だから。人間が絵描きであったり、小説家であったり靴職人である、それだけであるなんて卑しい。人間はもっと全人的にいきるべきだ。」だから、彼の職業は『人間』。もっといえば『岡本太郎』、と岡本敏子さん。山にも田畑にも出て、祭の時は自分たちで作り上げてきた時が日本にも。供えものから神輿、山車、衣装からメイク、踊り、歌も全てこなす、全人的生き方。木落しで有名な長野県の御柱祭を、岡本太郎さんは縄文の祭としてこよなく愛していたそうです。柱の上に載せてもらい、そのまま一緒に滑り降りる!と主張して周りから止められたときは「死んで何が悪い、祭だろ?」と。碁を打たれるときも、一つの石を守るためなら他の石を全部あげていい、というくらい集中されたり、40歳を越えて始められたスキーはその集中度、一心さにプロのスキーヤーも脱帽だったとか。(足や腰ではなく、あごが痛くなる。それほど必死の形相で滑っておられたそうです☆) 岡本敏子 著 「芸術は爆発だ!」より常にこの一点に賭け、なお自分の中にある全てを生き切った芸術家。いま、全国的にお祭が復活しつつありますね。祭は、いつも死と生が隣り合わせにあることをもっとも意識するときでもあり、それでもなおかつ今ここを見つめ、すべてをかけて遊ぶという潔さでもあり。祭=遊行、全人的に、芸術的に生きる最たるもの。日本人は今、本当の遊び=祭を取り戻す転換期にあるのかもしれません。
October 26, 2005
何をしたいか、何を叶えたいかを、明確に表明しておくと必要なものが、あなたのところにどんどんやってきてくれます。何故か立て続けに、よいことが起きることはありませんか。それは、あなたが本当に求めていたものと、その対象が、きっちりとリンクしたとき。きてくれないときは、必要ないものか、求めるものがはっきりしていないとき。どちらにしても、はっきりと意志表明しておけば、あなたが本当に求めているものに導かれてゆきます。あなたのしていること、経験の数々は、何ひとつ無駄なものはなく遠回りをしているように見えても、とても辛くても、他から見ればつまらないものに思えても、すべて、あなたがこの世でしようと決めてきたこと、あなたの本当に求めているものに繋がっています。それは、人生の早い段階で出逢うかもしれませんし、終焉近くで起こるかもしれません。また、もしかしたら、今生では気づくことなくこの世を立ち去ることもあるでしょう。何万回も機会のある生のひとつに、いまあなたはいるのですから。それでも、次なる生にあなたの経験は、必ず受け継がれてゆきます。米一粒という微細な量のDNAの中に、人類60数億人の遺伝子情報がすべて書き込まれ次に伝えられるのですもの、今あなたが話し、書き表している言葉、働きかけている行動もすべて有形無形に残されてゆき、エネルギーとなってあなたを待ち、次なるあなたのステージ、または次の生においても、きちんと出逢い、続きを始めることができるのです。叶えたいものに向かって、静かに、愉しみながら、進んでゆきます。『犀(さい)の角のように ただ独り歩め』************************************************18日午前11:01より満月が始まりますね。メールマガジンをお届けいたしますので、ご登録いただいている皆さま、よろしくお願いいたします。「『恋でキレイに~源氏物語で恋愛セミナー~ 』源氏物語を題材にした現代に通じる恋愛セミナーを中心に、ヨガ・心理学・手作り石鹸・自然療法・文化などを交え、楽しくキレイになる方法を。新月と満月の日に、あなたも生まれ変わってみませんか? 」毎月、満月と新月の始まる時間に発行予定。ご興味をお持ちいただいた方は、よろしかったらバックナンバーをご覧下さいませ。『恋でキレイに~源氏物語で恋愛セミナー~ 』
September 16, 2005
とても素敵なメッセージをいただきました。「過去は変えられるが、未来は変えられない。」これは斎藤一人さんのお言葉だそう。巷に流布している、「過去と他人は変えられない」という考えと、反対のような気がしませんか?【斎藤一人のちょっとしたこと大切なこと】「つらい過去や思い出もオセロのようにポンポンと幸せに変えていける」「『今』がいかに幸せであるかを考え、『いま、幸せだ』と感じること。」「『いま、幸せだ』と思うことによって、オセロのように過去もすべて幸せになり、また未来も全部幸せになる。」同じように周囲の方との関係も、考え方ひとつでいかようにも変えられますね。【斎藤一人のツキを呼ぶ言葉】もうひとつのお言葉は、悩み解決法。「悩みは時間が経てば勝手に消える」なんとシンプル。そのままにしておくこと、すべてに答えをださないことも、またよし、と書いておりましたので、このメッセージもうれしく拝見しました。「幸せのある場所~Dear フランキー」
September 12, 2005
「真理はすべて、身の回りに形として存在している。しっかり目を開いて、ただ知ればいい、見るべき正しい場所を。そうすれば、真理を探し当てられる。」「探し物は落とした場所で。幸福のあるところは、外の対象物ではなく内心状態に。はじめからある場所をきちんと目指せば、きちんと見つかる。」ヨガと映画からそれぞれいただいたこのふたつの言葉のシンクロで、目の前にあるものは、わたしそのものなのだということが、すーっと腑に落ちました。「心に引っかかる方は、あなたのために悪役を演じてくれている。」以前ヨガの講義でこの教えをいただき、だんだんと、意に添わないことも、楽しいことも、わたしの中にあるものだということが知識としてだけでなく、智慧としてわかるようになってきてはいたのです。ヨガでできないポーズがあるとき、自分の体さえ思うようにコントロールできないのに、どうして他の方のことが変えられようというお言葉も。人は自分の中にあるものしか目に入らないそう。これは○○だ、あの人は○○だ、と判断した本人が○○の要素を手放せていないから。同じ磁力は引き合うのですね。思いもかけない出来事があったとき「どうしてわたしにこんなことが」という感情にかられるとそれだけで苦しくなってしまうということも。どんな出来事も、すべて私の中にあったものが形になって現われたのだと本当に知っていれば物事をニュートラルにみることも以前より楽になると。美しいもの、心地良い関係に逢おうと願うならばすぐにもできるわたしの言葉をあなたにむけて麗しく。
August 9, 2005
楽天さんで日記を書き始めてから、ちょうど一年たちました。たくさんの素晴らしい出会いに恵まれて、毎日様ざまな学びをいただいています。皆さま、本当に感謝しております。今後も、どうぞよろしくお願いいたします。
August 6, 2005
NHKの大河ドラマ「義経」、観ていらっしゃいますか?滝沢くんの義経よりも、私が注目しているのは、平幹二朗さん演じる後白河法皇。先日、叙勲もされたようですが、前回でこの世を去った清盛役の渡哲也さんと並んで、圧倒的な存在感。平家と陰に陽に関係の深かった法皇役に、「平(ひら)」という方が選ばれたのも面白いなあと。後白河法皇は、とにかく「遊び」に関して半端ではなかった方のようで法皇の身でありながら今様(当時の流行歌)の歌い手のもとに弟子入りまでしたそう。「梁塵秘抄」を編んだことでも有名で、私が彼に注目するのは、これゆえ。なにしろ、座右の銘「遊びをせんとや生まれけむ」が収められている今様集ですので。 歌舞伎役者演じる「平家物語」後白河法皇同様、平さんも普段から気合を入れて遊んでいそうな風情。七十代にして、シェイクスピアを全編、演じようとしておられるというのも素晴らしい。ハムレットを七十代で演じた英国俳優がいたそうですから、ぜひ記録を塗り替えていただきたいものです。さて、お世話になっているルカの街並さんより「座右の銘は何ですか」とのご質問をいただき、先ほどの今様と共に、二年ほど前にある方の依頼で書いた文章を振り返る機会を得ました。内容は「美しさについて書いて下さい」とのことでした。-------------------------------------『美しさに還るための遊び』子どもはなぜ美しいのでしょうか?遊んでいる子どもの元気のよい歓声と輝く笑顔。その躍動感と生命力にしばし魅了されてしまうことってありませんか?古代インドの思想で人生の「四住期」というものがあるそうです。一番目は学習するための「学生期」。二番目は家庭を営んでゆく「家住期」。三番目は家庭から離れ精神的になってゆく「林住期」。最後は全てを捨て去り、放浪の旅に出る「遊行期」。天に召される前の期間に「遊」という言葉が使われているのですね。子どもは天からの授かりものとはよく言われます。最初の学生期に入る前の何年かは、生まれる前の遊行をまだ覚えているのかもしれません。遊びをせんとや生(う)まれけむ戯(たはぶ)れせんとや生(む)まれけむ遊ぶ子どもの声きけばわが身さへこそゆるがるれ 『梁塵秘抄』に収められたこの歌をお聞きになったことはあると思います。12世紀に書物に残された歌がいまだに蘇ってくるのは人々の心を深いところで揺さぶるからでしょう。子どもが美しいのは「人は天からこの世に遊びに来ている」ことをまだ忘れていないからではないでしょうか?幼いときに覚えていたことを思い出すために人は生きるのかもしれません。若さや美しさ、健康を求めるのは幼いときの感覚を取り戻したいということなのでは?まずは日々の営みや学びや努めを楽しむことから遊びを始めてみませんか?本当の美しさに還るために。------------------------まだブログという存在も知らなかった頃、拙いながらも懸命にまとめた文章に日々書いていることの源泉があるような気がして、載せさせていただきました。ソースを振り返る機会をくださったルカの街並さんと、読んでくださった皆様に、心より感謝いたします。
May 19, 2005
「安心してください。ストレスは絶対、無くなりません!」心理学の講座を受けたとき、先生が晴れやかにきっぱりとおっしゃいました。人間の脳は、大脳新皮質という理性の蓋が、本能や情動を司る旧皮質を覆っています。いわば、旧皮質の自由奔放さを新皮質が押さえ込んでいるような状態。旧皮質に人間として、こうあるべき、こうあらねばならないと教える新皮質。人間の脳は、構造的にストレスを感じるようになっているのですね。これ、という生き方のモデルを見つけること、またはその生き方のモデルと自分との乖離をどう埋め、いかに生きるかということは意識的にせよ、無意識にせよ、皆が求めていること。それゆえにこそ、ヨガや心理学を学ぶ人が増えているわけで、いわゆる自己啓発セミナーと呼ばれるものも、いかに生きるべきかを教えてくれる場所。マネー・ビジネスセミナーも、お金というパワーで自己重要感を高めたい方々のツール。ストレスは、いまある病の多くの原因にもなっているのはヨガ講演会の日記でもお伝えした通り。病も、自分がいまどこにいるかを気づかせてくれる座標軸。人間として、または個人として、こうありたいという新皮質が生み出すストレス=思いはまた文化を生む原動力にもなっていますね。美しくあらねばという思いから、化粧術や服飾文化が生まれ、神や自然の素晴らしさを残したいという思いから、芸術が生まれる。建造物も、美術品も、そのほか身の回りにある全てのものが、人の思いからできていて、いまここにある。花も美しく咲くには、愛でられることが必要。ストレスを持つことが人としての証しであることを意識し、ストレスに己を支配させず、コントロールする術を持つ。「癒える事ない痛みなら いっそ引き連れて」ニュートラルにこの世を遊び、全てを愉しみ生きること。Tomorrow never Knows収録 オルゴールCD「HERO/Mr.Childrenコレクション」
May 18, 2005
本を開いて最初に目に入った言葉がシンクロしていたこと、ありませんか?今日、本の整理をしていたときにふと「The power of now(邦題 さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる)」をひらいてみたら、飛びこんできた章の題名が「時間と空間のほんとうの意味」。・・・「ただひとつのもの」がふたつになった瞬間に、空間は存在し、「ふたつのもの」が「幾多のもの」になるとき、「顕在化された世界」が誕生し空間はいっそう広大に。つまり、世界と空間は同時に出現したのです。空間そのものは「無」でありながら、なにものも空間がなければ存在できません。・・・・・・「時間」と「空間」は、同じもの。私たちが「無心状態」と「いまに在る」ことを経験して「空間は無限なもの」であり、「時間は永遠なもの」であると認識してしまえば、「空間」と「時間」はそれほど重要なものではなくなり、「目に見える世界」のとりこになってしまうこともないでしょう。・・・・・・空間に物体がなければ、空間を知ることができないように「目に見えない世界」を知るには「目に見える世界」が必要。仏教の言葉にもあるように「幻がなければさとりも生まれず。」「目に見える世界」つまり、「私たち」を通して「大いなる存在」はおのれを知ることができるのです。・・・・・・私たちは、神が宇宙を使って、目的を達成するためにここにいるのです。ご自分がいかにかけがえのない存在であるか、おわかりになったでしょうか。・・・ “The power of now” Eckhart Tolle 1999「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる 」何もしないこと、クリーニングすることがこんな壮大なことと繋がっていたとは☆たくさんの反応をいただいたのは、皆さまの魂が知っている大切な琴線に触れることができたからなのかもしれません。「何もしない時間」と「何もない空間」
May 5, 2005
家族の方など周りの人にイライラと当たってしまう方、そして何故か腰痛持ちの方、もしかしたらとっても早口になっていませんか?あなたのイライラが内臓に負担をかけている可能性も。イライラと早く話してばかりいると血糖値が上がった状態が続き、腎臓など内臓の壁を痛めることに。一度、静かにゆっくりと話すことを意識してみてください。はじめは俳優になったおつもりで静かなる人を演じてみても良いと思います。できるだけ優雅に、丁寧な言葉で、あなたが言わんとすることを話してみましょう。あなたがこうしなくてはいけないと、ほかの方に求めていることがあり、それが何度伝えてもうまく相手にわかってもらえないときはどうしてそうしなくてはいけないのかも考えてみてください。もしかしたら、双方にとって必要でないことかもしれません。また、あなたが相手によくないお手本になっているかもしれません。「もっと○○しなさい!」身近な鏡であるあなたが○○していない可能性もあると思います。二年前、地域のことを始めたとき、私はとても早口だったようです。同じく役員をされた方とお付き合いして一年ほどたったとき、ちょうどヨガでの瞑想などで自分自身を見つめる機会を持つようになった頃、「ずいぶんと話し方がゆっくりになったわね。」と。以前は、機関銃のように話していて、電話での内容がよくわからないときもあったのだそうです。ゆっくりと話せるようになったおかげか、娘のマイペースぶりに勘を立てることも少なくなってきました。しょっちゅう起きていた腰痛も、最近は「イライラして疲れているな。」とわかるので慢性化することも減っています。美容にも、長生きにも効果的。血糖値を上げず、内臓を大切にすることは老廃物をきちんと出せること。(糖尿病・腎臓病もイライラと怒りっぽい方がなりやすいのだそう。父方が腎臓病系、母方が糖尿病系のため、ことは切実なのです。)穏やかな心は美しさと健やかさに繋がっているんですね。適度にゆっくり話すこと、よろしかったらお試しになってみてください。
April 19, 2005
楽天さんでブログを開設して一年、書き始めて半年が過ぎました。半年のブランクがあるのは、何を書いていったら良いか、自分の中にあるものを棚卸していたからなのです。また、ネット上に書くことへの逡巡もありました。今まで、自分の中で思っていたこと、ごく親しい人とのみシェアしていたことを公開することに勇気がいったのです。最初にページにつけていたタイトルは「コミュニティでハッピーライフ」。地域活動を通しての出会い、学びがとても大きかったのでそれを中心にお伝えしようと思っていました。そのうちに、本田健さんのメールマラソンという毎日メールが届く講座で自分の中にある「種」を探す試みを始めてみると、今の自分がどうやって形作られてきたかがだんだんとつかめるようになってきました。まずひとつめは、自分の心身のこと。1、腎臓が弱いことが幼いときにわかり病院通いをしていたこと。2、腎臓の弱さが老廃物排出力の弱さでもあり、排出しきれなかった老廃物が肌に現われて過敏になっていること。3、肌が過敏なので市販のものが合わず、十代で化粧水を作り始めたこと。4、成人してからは腎臓のことを忘れて毎日を過ごしていたこと。5、30代になってストレスで腰痛になり腎臓に結石ができているとわかったこと。6、腎臓の弱さに再び出会い、それ以降、さまざまな健康法を模索しヨガや自然療法を学び、結石は老廃物がうまくでていないこと、腎臓の弱さを増長するのは心の動きも大きく影響していると知ったこと。7、ヨガで心のアンテナを張るようになってから、手作り石鹸やクリームに出会えたこと。8、同じように肌の弱さで悩んでいる方との様ざまな出会いが広がっていること。特に6を知り、2に気づいたときは、いままでの自分の歴史が全て繋がるような思いがしました。自分の中の弱さ、痛みにも全て意味があるのだとわかり、そこから派生したものが私を形作っていることも。ただ痛みを自分だけの不幸と捉えていたうちは、自分も周りも不機嫌に苦しくしていました。苦しさのあまり、どうしたらよいかを考え、試しているうちに、これらが自分だけの症状ではないことに気づき、ひとつ楽に。同じような症状の方と情報交換をしたり、作ったものを差し上げているうちに、自分も周りも機嫌良くなるコツ、自分の中にあるものを美しく愉しい形でシェア=分かちあっていくことを知ったように思います。この愉しく・美しくシェアするお手本が我がコミュニティにたくさんいらっしゃるのは本当にラッキーでした。私なりにどんなことがシェアできるのかを考え、お伝えし、様ざまな素晴らしい出会いをいただく場所が楽天さんのブログ。楽天さんでベビーステップを踏み始め、右も左もわからない中、初めてリンクをいただいた方より、先日また、プレゼントをいただきました。 *bluemoon*さん 石鹸を素敵に撮って、ロゴまで入れてくださったので、フリマの商品ページにも使わせていただいています。楽天さんでの素晴らしい方々との出会いも、この方から始まったのだなと思い、改めて全てのことに感謝しております。
March 1, 2005
目の前で起きることにどんな思いを抱くか。これが、あなたの人生の色を決めています。同じことが起きたときも、人によって感じ方は様ざま。出来事はすべてニュートラルなもの。大きな不幸に見えることが、その後の幸せに繋がっていることも。そしてその逆も。その色を決めているのは自分。人の行動が気になってしかたがないとき、許せないとき。大抵それは、自分の中にある押し込めた感情。素晴らしいものに心ひかれるときは、すでに自分のなかに、その萌芽が育っています。不思議なことに、人生には愉しいことしか起らないと自分で決めてから心が暴走することが少なくなり、楽に自分を持することができるようになってきました。(それまでは、それはそれは感情の暴走族でございました☆)今、行なっていることは全部自分で選んできたということ、いままで起ったことには、ひとつも無駄がなく、今の自分を創ってきたということがわかると自分がとても愛しくなってきます。ゆったりと流れる河に衣をさらし、たゆたわせるように。あなたの人生を美しい色に染めあげてみてください。
January 21, 2005
あの人がああいった、こんなことをされた。あのときもっとこうすればよかった、どうして私はこうなのだろう。過去に囚われていたときの私はこんな風でした。できごとはよいもわるいもなく、ニュートラルなもの。私が出来事を判断して良いだの悪いだのを決めている。過去やひとが言ったことの残存印象を、私が大事に育ててとてつもなく大きい存在にして私自身を支配させている。病気も心の痛みも、自分の中で育てるもの。誰が治すのでも傷つけるでもなく、私から始まるもの。私を取り巻く全てのものは、私が選び作り上げてきたもの。私の体や心の形は、私の生きざまを表すもの。過去を愛し許し手放す作業を始めよう。私も愛され許されてきたように。そんな知恵が、私が受け入れられるようになるにつれて少しずつもたらされました。世の中に住まうことが本当に楽になり、生きていることを愛せるようになりました。過去を手放し、心軽く。今ここに、あなたが生きられますように。
September 27, 2004
何度も体をこわしたり、慢性化した症状があったり。薬やいろいろな治療をしてもなかなか抜け出せない。幸せ感がなくて、イライラしたり落ち込んだり。人や物に向かって一時はスッキリしてもまた戻ってしまう。いまの場所にいたくないのはわかっていても、なかなか去ることができない。あなたが誰で何のために生まれてきたのか、本当のあなたはよく知っています。生まれてくる前に「こう生きよう。」とセットしてこの世にやってきているので、そこからあまりにも外れることをし続けると心や体にサインを送ってくれるのです。いつからあなたはそうなってしまったのでしょう。なにがあなたをそうさせているのでしょう。どうしてそこを手放すことができないのでしょう。十年先のあなたは、どんな姿をしているでしょうか?ゆっくり耳をかたむけてみてください。魂からの合図に。遊びをせんとや 生まれけむ 戯れせんとや 生まれけむ遊ぶ子どもの 声聞けば わが身さえこそ ゆるがるれ
September 26, 2004
ふたつもみっつもやることをかかえて、勢いでバタバタと走り回っていた日々。こうしなくちゃ、ああしなくちゃ、次にこれをしなくてはと気が急いて、それでも自分にも人にも満足できなかった頃。最初に、たったひとつ「自分が幸せでないこと」に気づいて手放して、またひとつ「自分が幸せになること」に気づいて受け入れて。だんだんといま幸せの感覚が蘇ってきました。道行く人にも、野に咲く花にも美しさを感じられるようになった頃、自分の中にもたくさんのタネが詰っていることに気づき、ゆっくりと蒔き育てることを始めました。咲いている花、収穫した果実も美しく美味しい。そして種まき育てる過程も楽しい。世の中の全てのことが、いったいどれほどたくさんの方の思いの蓄積で成っているのかいまここにいることが、どれほどたくさんの糸で結ばれてきたのかその尊さを感じられるようになり、初めて自分が愛しくなりました。最初に一歩、ぽつんとひとつ足跡をつける。ぽつんとひとつがやがて広がってゆく。それがどんな形になっていっても、楽しむ。いつか来るその日に、ああ幸せだったね、ありがとうと言うために。
September 23, 2004
あらゆることを感謝して楽しもうときめたときから、毎日がほんとうに楽しくなってきました。自分が幼い頃から興味を持っていたことや大好きだったことを今でも続けていられること、家族やいろいろな方と深い話ができること、バイクや車、旅行、家事、読書、美容や健康など身のまわりのすべてのことに感謝すると、とても幸せな気持ちに満たされます。
August 12, 2004
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