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はらだよしひろ

はらだよしひろ

2006.08.20
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http://www.film.cheon.jp/cgi-bin/page.cgi?main=2



この映画は、北朝鮮のことを扱っています。
監督の梁さんは、在日2世です。

そして、梁さん本人以外はみんな北朝鮮に行ってしまいました。

これは、梁さんのご家族の物語です。


北朝鮮というと、核だとか、ミサイル発射だとか、金正日とか、拉致とか、とにかく悪いイメージです。

それはある意味しょうがない。
でも、昔、約10万人もの人間が日本から北朝鮮に渡った事実を無視してはいけない。つまり、北朝鮮に家族や親戚がいる人は日本に何十万人もいるということ。

そして、残された人間がどれだけしんどい気持ちで今を過ごしているか。

僕にも北朝鮮にばあさんと叔父たちが渡った。
僕が生まれた年に北に行った。
赤子の僕を抱いてから北に渡った。

ある日ピョンヤンの叔父から何十年ぶりに手紙が来た。
「あのとき、赤ちゃんだったよしひろ君はどれだけ大きくなったでしょうか?」と書いてあった。

ピョンヤンで書かれた僕の名前。苦しかった。
当時の状況から考えれば、明らかに「物を送ってくれ」と暗に言ってるのは明白だった。

手紙は3回に渡って来た。3回目の手紙のとき、母はその手紙の封を開けずにそのまま送り返した。縁を切ると書き添えて。
僕もそれに同意した。
それから全く連絡は取っていない。
もし、あの時物を送ってなかったから死んだ親戚がいたとしたら、僕らは人を死に追いやってまで生きてるに等しい。

人を死に至らしめて生きていけるか?

生きていかねばなるまい。

犯罪は犯して無いのだ。

でも、親族を死に追いやったということは背負わねければならないだろう。
もし、死者が一人も出てなかったにしても、死ぬところまで追い詰める片棒を担いだのだ。

でも生きていかねばならない。

一部の人間を除いて、北朝鮮に親戚や家族が言った人間はみんなしんどい思いをしている。

そういうところを見て欲しいの。ほんとに


ちなみにこの映画はベルリン国際映画祭 最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)受賞作品でもあります。





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Last updated  2006.08.21 00:08:03
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