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今日、DAZNでサッカーを見た後で、そういえばロッテの佐々木朗希投手が登板する日ということを思い出して、チャンネルを切り替えた。7回ぐらいから観たのだが、あれよあれよと完全試合を達成してしまった。おまけに13者連続奪三振という日本新記録とオリックスの野田投手の持つ一試合の奪三振の日本タイ記録まで作ってしまった。まだ20歳なのにあっさりこんな記録を作るなんて、実力もさることながら、運も持っている男だと思った。ふと思いついて、完全試合を逃したピッチャーがいたなと思って調べてみた。こんなコラムがヒットした。題して「不運すぎる…「あと一人」で完全試合を逃した男たちの“悲しきブルース”」というもの。この男たちは4人で、古い順に、阪神・田宮謙次郎(1950)巨人・別所毅彦(1952)国鉄・村田元一(1958)国鉄・村田元一(1962)巨人・杉内俊哉(2012)村田元一はただ一人2回準完全試合を達成?している。彼らが完全試合を達成できなかった理由がこまごまと書かれている。審判の判定、グラウンド状態など不運が重なる。彼らは全く気の毒としか思えないが、それが野球というものなのだろう。審判がAIに変わったら、判定は常に正しいとなるとは限らない。映像から判断することにおいて、その時の天気などで、正しい判定が行われないことも考えられる。それらを含めて、たかが野球、されど野球なのだろう。この言葉、最近巨人軍のピッチャーだった江川卓氏がブログを初めてそのタイトルが「江川卓のたかされ」で、この言葉を意識して命名したのだろう。江川氏もこういう不運に何回も遭遇したのだろう。大変面白い動画なので、野球にご興味のある方は是非ご覧になっていただきたい。ついでに、ノーヒットノーランをあと一人で不意にした投手も21人(23回)いる。この中で2回記録した?投手が二人、西武の西口はあまりにも有名だが、もう一人はロッテの仁科 時成で1983年と1984年に記録している。西口は9回を終わった時点で、完全だったものの、延長戦で打たれてしまったという記録もあるようだ。ということで、今日は思いがけず大変うれしい日になった。最近飲酒を控えているが、今日はささやかながら缶ビールで祝杯を挙げたい。
2022年04月10日
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ウクライナへのロシアの侵略のニュースが毎日報道されている。管理人もこのニュースには関心を寄せている。一時、ロシアがそういう行動に出たのも無理はないと思っていた。NATOに包囲されて、追い詰められた挙句の所謂「窮鼠猫を噛む」の行動だったと理解していた。ところが、その後のロシア軍の攻撃の拡大の様子を知るにつれ、甘かったと思うようになった。国連がいかに無力であるか、を嫌というほど思い知らされたからだ。所詮、国連は常任理事国の拒否がある限り何もできず、常任理事国は好き勝手をできることが、今更ながらあからさまになってしまった。西側諸国では今後ロシアへの制裁が開始されるが、政治以外のことでもロシア人に対する風当たりは強くなりそうだ。今日届いたメルマガの、ゲルギエフとウイーンフィルが25、26日に行う予定だったカーネギーホールでのコンサートで指揮者とピアニストが交代したという報道も、その一つだろう。プーチン支持者の著名指揮者を直前キャンセル、 カーネギーホールこの報道によると、ゲルギエフとプーチンが30年来の友人で、クリミア併合を支持する署名を行ったり、2016年にシリアで行われたパルミラ遺跡のイスラム国からの奪還で、ロシア軍の支援に対する感謝を表したコンサートの指揮者としてゲルギエフが参加し、ロシアのプロパガンダに利用された。まあ、政治にコミットした活動をしている限り交代されるのも当然のことだろう。今回、ゲルギエフとプーチンの関係が知られることになったことは、単にコンサートでの出来事に終らず、ゲルギエフの今後のキャリアや、政治に無関係な他のロシア国籍の音楽家への影響も少なからずあるだろう。冬季五輪の政治利用といい、原油の高騰といい、ますます住みにくい世の中になっていきそうだ。それに引き換え、国内政治の緩み切った雰囲気には、あきれ返る。そもそも立憲共産党の蓮舫に、NSC(国家安全保障会議)の開催を迫られる首相って、考えられない程ノー天気だ。(3/6追記)ネトレプコもメトから降板させられた模様。プーチン大統領批判を拒否したのが理由とのこと。米芸術界でボイコット拡大 メトロポリタンオペラの歌姫も降板一方的な西側の情報のみでロシアとロシア人を攻撃するのが正義みたいな風潮だが、とても危険な見方だと思う。ロシア人のyoutubeを見ていると、何も悪いことをしていないのに、沈痛な表情をしていて、かわいそうで見ていられない。
2022年02月28日
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産経新聞のネットニュース(6/20)を見ていたら、気になることが書いてあった。『オンキヨーホームエンターテイメントが7月、AV機器事業をシャープと米音響機器メーカーの合弁会社に譲渡する見通しとなった。また、オンキヨーが平成27年に買収したかつての「オーディオ御三家」パイオニアのAV機器事業もまとめて手放さざるを得なかった。今年5月26日に、シャープと米オーディオメーカー、ヴォックスインターナショナルの合弁会社にAV機器事業を33億円で譲渡することで契約を締結したと発表した。6月25日の株主総会での承認を経て、7月1日に事業譲渡を実行する予定。事業を引き受ける合弁会社でシャープは生産を担当し、ヴォックス社が販売を担う。』とのこと。昔はいざ知らず、コンポで音楽を楽しむという趣味を持つ日本人は随分と減ったようだ。本格的な音響装置を備えなければ、いい音が楽しめないという時代は終わって、手軽に、しかもいい音で音楽を聴くことが出来るようになれば、わざわざ高価で、大音量でならすための箱を用意する人が減るのは当然のことだ。なので、音響メーカーですと言って、数多くの従業員を抱えて、商売ができるような世界ではなくなったということだろう。それが譲渡価格に現れているのだろう。今、オーディオ業界で元気なのは、海外の新興メーカーで、どんどん新製品が出てくる。パイが縮小していくのだから、規模の大きいところは動作が鈍く、小回りの利く小さなメーカーしか生き残れない。同じ産経新聞の報道では『日本ではそうした音楽を自宅で楽しむ文化が広く根付かなかった』と結論付けているが、それは違うと思う。自宅でもどこでも音楽に親しむ環境ができて、あえて自宅で大仰な装置で聴かなければならない必要がなくなったということだろう。iPodが世に出たときから、こうなることは予想されたわけで、業態を変化させるのがうまくいかなかったということなのだろう。いささか古い記事だが、「業態をガラッと変えて成長した3つの企業」というタイトルで、任天堂、ミクシィ、amazonが紹介されている。三者に共通することは「アンテナを高くし、時代のニーズに合う業態に変化させたことで成功を掴んでいる」こと。日本にも昨年度1兆1717億円という史上最高益を更新したソニーのようなメーカーもある。いずれにしても、AV機器事業の売却先での今後の動向が気になるところではある。
2021年06月25日
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先日アマゾンからメールが来た。内容は『Amazon Music Unlimitedから高音質ストリーミングのAmazon Music HDが追加料金なしでご利用いただけるようになりました』とのこと。今までAmazon Music Unlimitedの個人ライセンスがprime会員だと月額¥780で、HDにアップグレードすると¥1000が加算されるプランだった。これが¥1000の追加料金が不要になるというもの。以前、Amazon Music HDができた時に、お試しで使ってみたことがある。音質が向上することは確認できたが、通信状況により音質が悪くなることがあり、価格も微妙な値段だったので、そのままやめてしまった。今回アップ・グレード料金が無料というかなり思い切ったプランを出してきたが、アップルがロスレスと3D音源へ追加料金なしで移行できるという値下げを行ったため、対抗上値下げせざるを得ないというのがその理由らしい。さすがアクションが速いアメリカの会社だけのことはある。Apple musicは¥980なので、Amazon Music HDは¥200安いので、プランとしてはかなり強力なものになった。この二つのストリーミングにmoraを入れて比較しているサイトがある。「Apple Music」VS「Amazon Music HD」、音がいいのはどっち? ハイレゾストリーミング比較試聴してみたこれによると『Amazon Music HDは音場重視、Apple Musicはモニターライクな解像感重視のサウンド』とのこと、まあ好みの問題だという結論だった。ただし、moraが入るとmoraがダントツということは以前からの評価と変わらないようだ。ただし、曲数はmoraが少ないという弱点は改善されていないようで、料金も¥2,178と他に比べると、今となっては高すぎるということになるだろう。音質が良いとしても、その差はそれほど大きくなく、本当に音質を重視するのであれば、普段使いはストリーミングで、これはと思った音源はダウンロードというスタイルだろう。まあ、それでもAmazon Music HDにもかなり惹きつけられることは確か。現在はプレミアム会員なので、アップグレードすると¥780は払わないとならない。以前も配信について触れたことがあるが、qobuzのサービスをずっと検討していた。配信を受けるためにqobuzに対応しているBluesound NODE 2iBluesound NODE2iワイヤレス・ミュージック・ストリーマー なるものを検討していた。これはAmazon Music HD、Apple Musicにも対応しているので、全く問題ない。qobuzが有利なのは、新しい音源が他の配信サイトよりも速くリリースされることにある。現在使っているSpotifyも今年の後半にはロスレスのサービスを開始するようで、ますます競争が激化することは必至だろう。管理人の課題としてはBluesound NODE 2iの電源が弱いので、それをなんとかする目処がついたらハイレゾのサービスを導入するつもりだ。ところで、amazon musicでは6/22まで新規登録が4か月聴き放題になるそうだ。まだ、試していない方は登録されてはいかがだろうか。※詳細にはHDの料金は値下げ前のものなので、ご注意ください。Amazon Music Unlimitedを久々にチェックしたが、使い勝手は変わらず、不満のほうが大きいのは相変わらず。ソフトの変更、しかもユーザー・インターフェースの変更は、それほど時間がかならない筈なので、すぐにでも改良できるはずなのだが。。。個人的に気に入っているspotifyのユーザーごとに設定されているNew Raderもユーザーの好みそうな新譜を紹介してくれるので、とても重宝している。ユーザー・インターフェースに優れているアップルなのでapple musicが今どうなっているか、調べてみる必要もありそうだ。ここも3か月間無料トライアルがある。まあ、各社強いところと弱いところがあるので、競争で品質を向上させてほしい。
2021年06月13日
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最近アメリカの大統領選挙のニュースを観ている。今までアメリカの大統領選挙には殆ど関心がなかったが、中国とアメリカの冷戦が始まって以来、日本の状況も悪化しているため、この選挙に注目せざるを得なかった。管理人はトランプ推しなのだが、客観的に観ても、トランプ陣営の熱気はすごいものがあった。さらに、バイデン親子の金まみれと息子の淫行やドラッグがバレてしまい、選挙はトランプが楽勝だと思っていた。なので、昨日の夕方までは、トランプの当選確実だと思って、祝杯をあげてしまった。ところが、みるみる状況が変わって、今日の朝のニュースを観ると、バイデンが勝つ寸前まで行っている。管理人はバイデンが勝ったら、アメリカ人を軽蔑するつもりだったが、そうなるのも時間の問題になってきたようだ。ところが、激戦区での不正投票が明るみになってきた。例えばウイスコン州での0:59から1:47までの得票数が異常なのだ。トランプが37621票でバイデンが156099票得票したのだ。0:59時点ではトランプが11万票リードしていたので、僅か1時間余りでほぼ並んでしまったのは考えられない。不正は明らかだが、やり方が稚拙で、疑ってくださいと言っているようなものだ。ほかにも色々やらかしているようだ。ウイスコンシンのに件については、帰化中国人の張陽チャンネルで詳しく説明されている。YouTubeところが、この急激な票の増加について、バイデンが郵便投票を奨励して、トランプは投票所に行けと言っていたから、全てバイデンの票になるのは当然と訳の分からないことを言って擁護している人もいる。とにかく情報が錯綜して、真実は闇の中という状態で、うんざりする。少なくとも、これを奇貨として、大統領選挙の仕組みを改善してほしい。世界一の大国というには、あまりにも恥ずかしい。
2020年11月05日
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先日新聞を読んでいたら、死亡記事のところに、岡康道という名前が載っている。岡さんはクリエーティブ・ディレクターで、電通勤務後独立。受賞歴多数で、最近では故郷納税サイト「さとふる」など多くのヒットキャンペーンを手掛けている。氏は月刊Hanadaにコラムを連載していて、今日のお題が、その連載の名前だ。軽妙な語り口で、いつも楽しく拝読していた。今月号をまだ見ていなかったので、覗いたら188回目として「闘病記」が載っていた。以下概要『今年の初めに風邪の初期症状の様な状態が続き、微熱や悪寒が続く。5月に入って、症状が悪化したので、pcr検査を受けようとしたが、レントゲンで異常が見られない。カラダが動かなくなり救急車を呼ぶという妙案を思いつく。ところが、どこの病院も受け入れてくれない。タバコを吸っていたら、咳き込むようになり、やっとpcr検査を受けることができた。結果は陰性だったので、入院した。色々調べた結果、急性多臓器不全と診断され、即入院。生検の結果、ウイルス感染による急性多臓器不全と診断され、肝臓の薬を投薬される。3週間後退院。退院後2週間して、完全ではないが、悪くはない。死は肩に乗っていたが、すぐどこかに飛んで行った。肩に感じた重さが役に立つかわからないが、人生が少し違って見えていることは間違いない。』コラムはここで終わっている。その後、容体が悪化したのだろうが、享年63才は若過ぎる。来月からこのコラムを読む楽しみがなくなると思うと、少し寂しい。
2020年08月06日
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今週号の文春にいささかショッキングな事件?が取り上げられていた。8月20日に「世田谷パブリックシアター」で開催された「日野皓正 presents “Jazz for Kids”」での出来事。中学生のビッグ・バンドと日野皓正さんが共演したコンサート。アンコールの後半のドラムソロの時、ステージ上手の最前列にいた日野さんが、ステージ下手後方のドラマーの男子中学生に近づいて行って、スティックを吹き飛ばしたにもかかわらず、ドラマーが手でたたき続けたので、日野さんが髪をつかみその後びんたを見舞ったようだ。映像はぼけているし、遠くから客席から映したものなのでよく分からないが、そのような状況であったことはおぼろげながら想像できる。ただ、短く切り取られているので、その前の背景は全く分からない。思うに、ドラム・ソロが受けたため、調子に乗って続けてしまったことで、日野さんが怒り、実力で阻止しようとしたことのようだ。彼のソロの後にもソロをするメンバーがいたということも、日野さんの怒りを増幅させる要因だったのだろう。集団で演奏をする時はルールがあり、それを守らなければ演奏は台無しになることは明らかだ。それを、破ったのに注意されても演奏をやめなかったドラマーは自己中だ。続けるにしていも、メンバーやリーダーの了解を得てから続けなければならない。そういう最低のルールを守れない人間は、一人でやればいいのだ。演奏会中は子供だからと言って甘やかすことは許されない。日野さんの注意の仕方が乱暴だという指摘はあるかもしれないが、びんたが乱暴ならドラムから離すしかないだろう。見た目にはそちらの方が穏便に見えることは確かだが、とっさにはできない。そうかといって、実力で阻止しないで、その場で説得するというわけにもいかない。そうなったら漫画だ。ジャズの世界ではソロで他のメンバーに何かを伝えるということはよくある。有名なのはプレスティッジのクリスマス・セッション(1954.12.24)でのマイルスとモンクのいざこざ?。「The Man I Love(take2)」でモンクがソロを途中でやめてしまったので、続けろとマイルスがトランペットで合図を送って、それを聴いたモンクがはっとして、ソロを再開したという話。最初はハーフテンポのあまりやる気のないソロが、トランペットの合図のあとは我に返ったように通常のテンポのソロに変わるところが面白い。このセッションでは伏線があって、マイルスが俺のソロの時にピアノを弾くなとモンクに言ったので険悪なムードになったということも伝わっている。このエピソードが本当かどうかわからないが、音を聞くとなるほどと思ってしまうことも確かだ。(Miles Davis And The Modern Jazz Giants収録)(閑話休題)今朝の新聞に日野さんのインタビューが載っていて、ドラマーの中学生は父親と子供みたいな特別な関係だと仰っていたので、信頼している人間に裏切られたと思って、瞬間的にかっとなってしまったのだろう。当の中学生は反省しているようなので、今後もドラムを続けてほしい。実際にビッグバンドや吹奏楽などの集団で演奏したことのない方には理解しがいた面があると思うが、「暴力」という視点で一方的に日野さんを糾弾するのはでやめてほしい。また、将来のことがあるので中学生の画像や氏名などが流出することのないようにもしてほしい。近年、日野さんのコンサートに行くと、気が短くなったのか、不機嫌そうな顔をしていることがあったが、まさかこんなことになるとは思っていなかった。ただ、こんなことで日野さんの音楽を嫌いになっては欲しくない。ところで、こんな事件が10日もたたないうちに流出するなんて、どうなっているだろうか。おそらく、観客が垂れこんだのだろうが、少しでも暴力的な行為があると、背景もわからずタレこむような嫌な世の中になってしまったようだ。最近政治家や芸能人のスキャンダルなども些細なことまで報道されるようになってしまった。当ブログなどはあまり見たくないのだが、世の中で要求されているからなのだろうか。
2017年09月03日
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今日はいつも見ている虎の門ニュースのメンバーである青山繁晴参議院議員が、閉会中審査の質問に立つということで、午前中から中継を見ていた。前川前政務次官の淀みない返答を聞いて、これは青山さんといえど出る幕はないんじゃないかと思っていた。まあ、質問が陳腐でツッコミが足りないことも、そう感じた理由だ。午後の参議院議員でも質問がプアで、何かと言えば誰々の証人喚問を要求するという、残念な展開だった。ところが青山議員の質問は、それまでの質問とはまるで違っていた。文春がどうのこうのというちまちました質問ではなく、根本的なところでの質問だった。質問に触発されたのか、加戸元愛媛県知事の話がとても良かった。経緯が詳細に語られて、何よりも彼らの獣医学部の創設に対する熱意がどれほどのものか、説得力があった。特区の4条件をクリアするために声をあげたのが、たまたま加計学園だけだったということも納得させる話だった。加戸氏の話の時はどなたも静かに聞いていて、これこそが本来の国会の姿のような気がした。聞いていて涙が出そうだった。前川氏と加戸氏の人間の格の違いが、これほどあからさまに出ることもなかなかないだろう。こういう時のカメラは冷徹だ。それとともに、こういう話を引き出した青山議員と凡百の質問しか出来ない議員の質問力に大きな差があることも、あからさまになった気がする。これを見ると、議員には質問力が不可欠であることが、まざまざと感じられた。中継を見てからニュースを見ると、何か全然違うものを見ているようだ。適当にカットしたもの見ても、内容がわかるはずはないのは当然だ。その原因は当事者だけではなく、偏向報道以前に、メディア側にもある。結局、メディアに必要なのは正確な情報を簡潔にまとめる力なのだろう。加計学園問題では面白いことは一つもなく、報道をみると腹が立ったり、イラつくのが常だった。終盤になってから、こんなに感動的な話が聞けるとは思っても見なかった。一服の清涼剤とは、こんなことを言うのだろう。未聴の方はyoutubeなどで、是非カットのないものを見て欲しい。追記翌日、メディアの報道ぶりを見ていたが、kazuya氏が心配していたように加戸さんの話は殆んどのメディアではスルーされていた。メディアがおかしいのは分かっていたが、偏向ぶりをこれほどあからさまに表している問題も少ないだろう。しかも、当事者はそれを全く恥じ入らないのも、どうかしている。厚顔無恥どころの話ではない。
2017年07月10日
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先日何気なくクレジット会社の明細を見ていて、見慣れない項目があるのに気がついた。「ユーネクストサービス 手数料」というものだ。内容が分からないので、ネットで調べてみたら、NTTの映画などの定額配信サービスのことらしい。クレジット会社からは使った人を調べろと言われたので、心当たりがないというと、請求先に聞いてもらわないと、という話だったので、結局U-NEXTのコールセンターに電話をした。自分の名前での登録はないので、クレジット番号を教えてもらえないと調べられないとのこと。電話だったので、再度問い合わせをしてほしいといわれた。メールが来てセキュリティの確保されたWeb上のサーバーから連絡してくれという依頼があり返信した。その後、息子に聞いていなかったことを思い出して、聞いたら、お試しで登録したことがあるが、すぐに解約したとのこと。解約後も再加入を促すメールが来ていたので、解約されたと思い込んでいたらしい。文面を見ると「以前解約された○○様」という表記があったことも、そう思い込んだ理由らしい。ところが、その後操作ミスのためか、再度契約した形になっていた。システム上、再契約では契約した旨のメール契約者に届かないことになっているのだそうだ。U-NEXTからの回答では、契約はWeb上でIDとパスワードがなければならないので、当人しかできないとのこと。契約したことは確かだと思うが、二回目の契約からは通知がないというのは、システム上の手抜きとしか思えない。ソフト上の配慮がたりないと言わざるを得ない。こういうシステム上の話になると仕様上の不備、プログラマーの性格、レビューの不備などいろいろな問題が出てくるが、メーカーはこういうことは改善しているのだろうか。客からの問い合わせには対応しているにしても、その不具合が発生した仕組みを改善しているようには思えないことがよくある。この会社に関してはいろいろな不満が出ているようで、客への対応が不十分な会社なのだろう。因みに「U-NEXT トラブル」で検索すると53万件もヒットする。こういうことは言いたくないが、民営化して長い年月が過ぎたのに、いまだに古い体質が残っていると思わざるを得ない。ちなみに、子供は海外在住で、U-NEXTのサービスが使えないことはメーカーも分かっているのだが、あくまでも契約だと言い張っているのは、なんとも残念なことだ。木で鼻をくくる態度とはこういうことをいうのだろう。ポイントも45日以内に使わないと自動的に消滅するという、まったく勝手なルールだ。ところで、最近NTTから何回もネットの契約の変更依頼の電話がかかってくる。この会社は販促は熱心で、複数の代理店から同じ内容の勧誘が来る。まことに熱心でご苦労様と言いたいが、その前にやることがあるだろうと悪口を言いたくもなる。月2000円ほどで約二年間契約していたので、たいした金額ではないが、なんとも後味の悪い結果になってしまった。
2017年06月08日
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SAPIOの今月号に面白いことが載っていた。作家の上原善広氏の「日本の芸能を旅する」の7回目「サーカス編」で、日本で唯一の大規模サーカスの「木下大サーカス」が取り上げられていた。最盛期には20団体もあったが、現在ではこのサーカスしか残っていないそうだ。理由は常に改革をしてきたことにあるそうだ。とにかく、現在のサーカスは昔のイメージからは大きく変わった洗練されたものになっているという。木下サーカスでは常設の会場はなく年に4,5会場を回っているのだそうだ。移動はコンテナ40棟ほどを2,3日かけて行うとのこと。動物の移動も大変だと思うが、木下社長が筆者にキリンの移動について質問している。そんなことを考えても見なかったが、あの長い首の動物を立ったまま障害物に当たらないように運搬するのは、なかなかの難題だ。キリンを寝かせて体長の長さのトラックで運ぶというのは考えられるが、そんな長いトラックあるのだろうか。ところが、さすがだ。キリンは伏せることが出来るので、伏せた状態で首を巻いてコンテナに入れて運ぶのだそうだ。こういう感じだろうか。深夜の高速のSAで一時間ごとに休息を与えながらゆっくりと移動するようだ。休息の時は首を伸ばしてやるのだそうだ。それにしても、キリンにとっては苦行じゃないだろうかと思ったら、寝るときはそのような格好で寝るので、あまりストレスにならないかもしれない。その話を読んでいて、数年前に観たイタリア映画『グレート・ビューティー/ 追憶のローマ』で夜の街の真ん中にキリンが出現する印象的なシーンを思い出した。実際深夜の高速のSAでキリンを見たらぎょっとすることは間違いない。
2016年12月07日
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この前、家の廊下の照明をセンサー付きのLEDに変えた。動機は、年のためによるトイレに起きることが多くなって、廊下の灯りのスッチを探すのが大変だからだった。ただ、廊下は照明の数が多いし、ネットのレビューを見ると、動作に不安がありそうだったので、まずトイレで具合を見た。最初は勝手がわからず点かなかったが、その時は周りが明るいためだったことがわかり、夕方確かめたらちゃんと動作した。次に洗面所でも確かめて、これもOK。廊下は照明が斜になっていることを忘れて、危うくセンサーがランプの先についている物を買うところだったが、買う直前に気づいてセーフ。実際に使ってみるとこれがなかなか快適。ところが数日経ったら、夜中に猫がにゅあにゃあとうるさい。時間を見ると2時だ。撫でてやって、しばらくするとまたにゃあにゃあと鳴く。妻は相手にするなというが、うるさいのでそうするわけにもいかない。おかげで、寝不足が数日続いてしまった。昨日、猫が廊下に出たときにも灯りが点くことを思い出して、夜寝る前に廊下のスイッチを消してみた。室内の猫用の常夜灯も消して、真っ暗の状態にした。予想が的中して、猫は外が明るくなるまで静かだった。めでたし、めでたし、となるはずだった。ところがこのブログを書いている時に、最初の問題が解決されていないことに気がついた。使っている照明はセンサーの角度を変えられるので、とりあえず調整してみようかと思う。ダメだったら、暗い部屋に閉じ込めるしかない。まさか猫に悩まされるとは思わなかった。
2016年10月05日
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最近沖縄でアメリカ軍の軍属が起こした殺人事件がメディアを賑わしている。それを受けて沖縄県民が抗議集会を開いたり、政府がアメリカに対して苦情を言っていることまではわかるが、翁長知事がオバマ大統領に会わせろというのは悪乗り。沖縄で米軍関係の事件が起こると、沖縄で騒ぎが起こるが、ほかの基地ではどうかと思って、ちょっと調べてみたが、そういう騒動が起こることはないようだ。地元には基地はないけれども、米兵とのかかわりがある人の意見がこちらに載っている。出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13823099932008年の沖縄少女暴行事件の際にはLock Downという基地に住んでいる米兵は家族ともども24時間の外出禁例が出ていて、基地の外に住んでいる者たちも外出では軍服または迷彩服でなければならないといった規制があった。教会等の一部の施設に行く時も、その行き帰りに軍人ではない弱い立場の年配の男性、女性や子どもに対して、地元の日本人が暴行を繰り返していたことを聞いていたそうだ。ところで、2012年のデータによると、沖縄県の在日米軍の犯罪率は低いらしい。米軍検挙数 : 42件(23年)軍人人口(軍属含む):25,993(23年が見つからなかったので21年で代用)・沖縄県民検挙数:5,058件(23年)県民人口:1,401,730人(23年)犯罪発生率・米軍 42÷25993×100=0.16%・沖縄県民5058÷1401730×100=0.36%これからみると、沖縄県民の犯罪率は、対沖縄米軍比で225%という結果になる。米軍は度重なる事件のたびに改善を重ね、犯罪発生率は0.2%に満たない。今回の事件は単なる殺人事件で、その容疑者が米軍の軍属だったに過ぎない。沖縄以外の基地で、こういう反対運動が起こることもないらしく、これは沖縄固有の現象の様だ。沖縄の騒ぎ方は韓国人のメンタリティーにそっくりで、またかとうんざりする。今回の殺人事件の被害者の死が痛ましいのは当然だが、メディアも含めて騒ぎ方が異常だ。騒ぐ暇があったなら、自分のところの犯罪率を下げる努力をしろと言いたくなる。こういうことが起きるたび、こういう時普通の日本人はこのような騒ぎを起こさないだろと思ってしまう。
2016年05月25日
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昨日、前産経新聞ソウル支局長の加藤達也氏の講演会を盛岡で聞いてきた。朴槿恵大統領の名誉を毀損した疑いで起訴された事件についての話だ。この裁判は氏の「なぜ私は韓国に勝てたか」に詳しく書かれている。普通の国ではあり得ないことが書かれていて、なかなか面白かった。今回聞きに行ったのは生加藤?を見たいとういうミーハーな気分と本の内容をリアルに感じたいという二点だった。まあ、特に期待はしていなかったし、普通の講演会なんだろうと思っていた。ところがいい意味で予想を裏切られた。加藤氏の話が新聞記者とは思えないほど達者で、リアルだったのだ。我々のイメージとしては、テレビに出てくる新聞記者は冴えない顔でボソボソ喋るというイメージだった。氏はアナウンサーほどが達者というほどではないが、発音がはっきりしていて、曖昧な表現がなく、いい意味で裏切られた。何よりも話がうまい。上司の話だと何回も講演会をこなしてきているが、今までは話の途中で詰まったりすることもあったという。氏は今回は緊張は全くないと話されていた。氏の母親が田野畑村出身で、子供の頃休みになると、いつも田野畑に来ていたことが関係しているようだ。それに親戚が大挙して来ていたことも、リラックスできた理由かもしれない。新幹線で移動していた時に、近くに座っていた子供が遊びに飽きて通路に大の字になっていたという話をされていた。その姿が初公判で弁護士の車のボンネットに原告の一人が大の字になった姿とそっくりだ言われた時は笑ってしまった。公判で傍聴人が大きな声で叫んだことに対して、退廷を命ずるのではなく、逆に言い分を聞いたり、車に大の字になった原告をガードマンが排除しようとしていないのもおかしいという指摘をされていた。時折ユーモアを交えたお話は大変面白く、次のBSフジLIVEプライムニュースのキャスターをしてもいいんじゃないかと思ってしまった。質問に答えて、韓国人には親しみを持っている理由は、日本人に興味を持つ人間しか近ずいてこないと話されていた。また、韓国への旅行者が激減しているのに、日本への旅行者が増えていることに対しては、サービスを含め観光地の魅力があること、そもそも韓国人は良いものは良いという価値観があるという答えだった。それにしても、2歳児の話ではないが、大人になりきれていない韓国人の姿を認識させられた。日本も大人対大人の付き合い方ではなく、子供それも躾の出来ていない幼児と接するような姿勢を取れば、腹も立たないかもしれない。大体、3時間も立たせたまま判決を言い渡すのは、「自分がこういう風にして懲らしめているんだ」というパフォーマンスだと氏が話されていることからも、地位や年に関係なく何とも幼稚な人たちだなと思ってしまう。子供だと思えば、嘘を平気で言うのも理解できる。どうも韓国は今迄考えていた姿とは違って、漫画のような国だなというのが、今回の講演会を聞いた感想だ。韓国の歴史はファンタジーだと言われるが、国そのものがファンタジー(表情管理なんて普通の国ではありえない)とは思わなかった。今後の韓国への接し方を、国だけではなく、日本人として考えていく必要がある。所詮は子供なんで、大人の態度で接するのがいいと思う。むずかる子供は放置するに限る。ところで、今回の顛末はテレビや映画にしても面白い題材だ。産経新聞の毅然たる態度もアピールできるし、フジでドラマ化してくれないものだろうか。
2016年03月19日
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雑誌「WILL」の連載コラム、「ミステリアス・ジャパン」にドキッとすることが書いてあった。著者はデービット・アトキンソンというイギリス人。1992年にゴールドマン・サックスに入社し、2009年に文化財の修復を手掛ける「小西美術工藝社」に入社。2011年から社長兼会長として活躍している方だ。日本人にはない独特の視点で、いつも楽しく読んでいる。今回はエンブレム問題から日本人の仕事に関する論考が書かれている。(以下抜粋)果たして国立競技場を壊して新国立競技場を建てる必要があったのか。イベントをするために施設を建てるというコンセプトがすでに古く、このような問題の背景には大きな問題がある。一つは、大きな志を立てないことだ。こっちの方が現実的だからと言って安易に妥協する。イギリスでは「委員会仕事」といわれ、最悪の仕事をとされるそうだ。例えば、氏は京都観光大使に任命されているが、その活動の中で驚いたのは志のなさ、ベストを尽くそうとしない人の多さだという。例えば、二条城は歴史的に非常に重要な文化財であるにもかかわらず、施設内ではその重要性が全く解説されていない。旧文化財行政の典型のような運営で、観光資源としての活用が考えられていない。そのため、印象が薄く、リピーターも口コミも期待できない。氏はそのことを訴えているが、「文化財でお金儲けするなんて品がない」「研究時間が減る」「仕事が増える」などと反対する人がいる。もう一つは実行力の低下だという。新国立競技場の例からいくと、いつまでたっても建設が始まらず、他の施設の建設についても雲行きが怪しくなっている。氏がアナリストをしていた時、銀行の3年計画や5年計画をよく見ていたそうだが、氏が在籍していた13年間でそれらの計画が達成されたことが一度もなかった。上は口だけで現場は実行に移さない。そういう事例が最近増えた気がする。そうでなければ一人当たりの生産性が世界26位まで低下する筈がない。小西工藝社でも、デッドラインが目前に迫るとようやく尻に火がついて休日返上で働き続けて何とか間に合わせるというのを繰り返していた。これでは時間のロスが多く、修理の品質も落ちてしまうが、職人たちは、急いで間に合わせたことを「日本人は、いざとなったらすごい力を出すんだ」と自慢していた。氏は「今後は突貫工事をさせない!」と明言して、それを実行させた。結果的に効率が上がり、突貫工事がなくなったという。つまり、決断してしまえば日本人はきちんと実行するということだ。五輪の運営を見ていると、バブル以前の素晴らしい力強い英断ができておらず、曖昧なまま進められている印象を受ける。このままだと、中国韓国並みにいい加減な国だと思われてしまう。信用を損なわないためにも一刻も早く改善をしてほしい。(抜粋終わり)自分の仕事に当てはめてみると、最近仕事の質が低下していると感じることが多い。時間がないため粗っぽい仕事になり、ミスが多くなって、結果的に時間がかかってしまうという悪循環だ。私の業務は広い意味で支援業務だが、相手の仕事が早く終わるように、安易な妥協を繰り返していることに気が付いた。この論考にまさしく当てはまっている。仕事の質を上げるのではなく、仕事を終わらせることが目的になってしまっているのだ。勿論終わらせることは重要だが、質が伴わなければ何にもならない。しかし、銀行の話は、話にならないし、一人あたりのGDPがこんなにも低いなんて、中国のことを笑っている場合ではない。内閣府のデータによれば、為替レートベースで1980年が17位で、それから上昇し1993年から1996年までが最高の3位、それから一時的に14位まで持ち直したこともあるが低落傾向にあることは確かだ。それは氏の言うようにバブル崩壊と共に始まっている。為替レートの影響を除いた購買力平価 (PPP)ベースだと傾向は同じで、順位は20位あたりをうろうろしている状態だ。これをみると、日本人の志、丁寧なモノづくりについて考えてみる必要があると感じる。
2015年11月13日
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昨日からメディアを賑わしている、フォルクスワーゲンの不祥事。テストでは性能を出して、ユーザーが運転するときは性能を出さないようにしているという。排ガスの性能のことなのだが、規制値を超えた値になると燃費が上がるということらしい。技術的には簡単にできることだろうと思うので、単なる間違いとかそういう次元の話ではない。それに一個人ができることでもない。アメリカでのシェアが低いので何とかしたかった、という報道もあるが本当のところはわからない。この事件の不思議なところは、禁じ手であることが常識であることをわざわざしたという所にある。発見したのが米当局ということだが、米当局っていったいどこのことだろうか。耐久テストでもしなければ露見することでもないようだし、タレこみでもあったのだろうか。テストの条件として決まっているのであれば、すぐばれるはずなので、そういうわけでもないようだ。それにしても、この事件には陰湿さが感じられる。私の偏見によるものだろうと思うが、なにかドイツ人の気質がさせた犯罪のような気がしてならない。それとも壮大な罠だろうか。笑わせるのは、アメリカではすでに訴訟が数十件も起きているということだ。さすが、訴訟社会の面目躍如といったところだろうか。
2015年09月24日
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いつも読んでいるメルマガジンに「5秒ルール」という言葉が載っていた。5秒で思い出すのはプロレスの反則の制限時間だ。プロレス以外では聞いたことのない言葉だが、日本ではよく知られた言葉らしい。簡単に言うと床に落とした食べ物を5秒以内に拾えば、ばい菌がつかないので食べても大丈夫みたいなことを意味しているらしい。このほど、このルールをイギリスの大学教のチームが実証したようだ。それはバーミンガムにあるアストン大学の微生物学のアンソニー・ヒルトン教授の研究チームだ。彼らは、大腸菌と黄色ブトウ球菌がどのようにして地面から食べ物に移動するのかを調査した。実験では様々な屋内の床(カーペットやプラスチック、タイルなど)に、トーストやパスタ、クッキー、ハム、ドライフルーツなど(ただしベタベタするデザートは含まない)を落とし、菌が付着する様子を研究したのだ。その結果、「時間は、床の表面から食べ物へバクテリアが移動する重要な要因である」ことが実証された。食べ物が床で過ごした時間が、どの程度バクテリアの付着に影響するかは、床の種類によって異なる。例えば、カーペットに落ちた食べ物はバクテリアが着きにくく、フローリングではバクテリアが着きやすい。ベタベタした食べ物は論外とのこと。出典:5秒ルールの科学性 この実験、以前にMythbusters(怪しい伝説)というアメリカで放送されている都市伝説などの怪しい噂を検証する番組で実証されたらしい。これで、気兼ねなく落ちた食べ物を拾って食べられるという、年寄にとっては朗報?になった。もっとも、若い人たちは絶対に食べないと思う。カーペットに落ちた場合はつきにくく、フローリングだと付きやすいのは、バクテリアが動きやすいためなのだろう。べたべたした食べ物の場合は、バクテリアが動くのではなく、べたべたにくっついてしまうからかもしれない。この記事を読んだ時からなぜかバクテリアが食べ物に移動する漫画チックな様子が浮かんでくる。まあ、科学的というよりは純粋に物理学的な話なのだろうと思うが、ちょっとコミカルな話題ではある。
2015年06月19日
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一時期話題になったSTAP細胞の疑惑問題も関係者の処分の発表で収束したように見える。これでこの問題は小保方氏がES細胞を混入させてそれをSTAP細胞として発見したというストーリーになったようだ。釈然としない感じが残るのは確かだが、世間の人たちはこれで一件落着と思ったはずだ。ところが月刊「WILL」3月号に、この結果に重大な疑問点があることを指摘する論文が載っていた。理研の発表が論理的に破綻しているところを的確についたものだ。西岡昌紀という精神内科の医師で文筆業の方だ。専門書のほかにも「アウシュウィッツ「ガス室」の真実」というマルコポーロの廃刊のきっかけとなった問題作や指揮者のムラヴィンスキーに関する著作もある方だ。この論文は『「小保方殺し」九つの疑問』というタイトルで、この騒動にまつわる疑問を提示している。この論文についていろいろなところで論じられているが、今のところ決定的な論駁はないようだ。疑問は九つ。1.ES細胞でSTAP細胞は捏造できるか?2.小保方さんは胎盤形成を予想したか?3.小保方さんはES細胞を混入する必要があったか?4.FACSは役に立たなかったか?5.ES細胞を若山教授の培養条件で生存させることが出来たのか?6.小保方さんはどのようにしてES細胞を入手したか?7.遺伝子解析は妥当だったか?8.検証実験は本当に失敗したのか?9.TCR再構成に関するゲルの加工は小保方さんの意向だったか?この中で驚いたのは、疑問8だ。一般の人々は検証実験は失敗だったと思っている。しかし、発表によればキメラの作成には成功しなかったものの、小保方さんが発表の席上スクリーンに前で指示した緑色に発光した細胞(Oct4-GFP陽性細胞)自体は45回試みたいうち40回成功したという事実だ。キメラとは「同一個体内に異なった遺伝情報を持つ細胞が混じっていること。またそのような状態の個体のこと。(wiki)」だそうだ。当然キメラ形成に成功しなければ「Nature」の実験結果の完全な再現にはならない。ところが、小保方さんが「Nature」の論文で担当したのは、基本的にはマウスから得た細胞を酸処理したところ、Oct4-GFPが活性化し、緑色に光る細胞が見られたという実験の前半部分だ。その後のキメラ形成は若山教授らが担当した実験だ。ということは、途中までは成功していたということだ。こうしてみると、周囲の人たちの声ばかり聞こえてきて、肝心の当事者の声が全く聞こえてこないのが問題だ。こうなったら司直に力を借りて真相を明らかにしてもらいたいものだ。普段どうでもいいような政治家の振る舞いについて告発している方々。あなた方こそこういうときに告発して欲しいものだ。この論文が正しいとしたなら実験を継続する必要がある。というか、続けなければならない。もしかしたら本当に世界的な発明に繋がるかもしれないからだ。最近調査委員会なるもののいい加減さにがっくりくることが多い。どうして最後まで突き詰めることが出来ないのだろうか。こんなことでは、根本対策など打てるはずがなく、理研の体質は今後も変わらないと思う。理研の身内の調査委員会は論外で、こういう場合まったく利害関係のない人間を集めることはできないものだろうか。今こうしている間にも、実験を密かに続行している方がいるかもしれないというのに、彼らはいったい何をやっているのだろうか。
2015年02月20日
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三日前から白熱した報道が続く青色LEDのノーベル賞受賞。だいぶ前からノーベル賞の可能性が喧伝されていたので、やっと受賞したかと思った。メディアの取り上げ方を見ると、中村教授、赤崎教授、天野教授の順だと思う。中村教授と赤崎教授は僅差か。今回の選考はなかなか上手いところをついていたと思う。ノーベル賞は伝統的に基礎研究が重視されている。従来と同じなら、名大チームの受賞に終わっていたかもしれない。今回中村教授も同時受賞したことで、実用化の功績も認められたと考えられる。この方面で頑張っている方々には大きな力を与えたと思う。ここまではめでたしなのだが、個人的には、それほど素直に喜べなかったことも確かだ。それは、中村教授が受賞したことにある。中村教授の頑張りは、彼の著書などで知っていた。しかし、私はあまりいい印象を持っていない。とにかくエキセントリックな性格で傲慢さがプンプン匂ってくる。まあ、他人と交わらない唯我独尊な性格でもあるから、なしえた発明なのかもしれない。ただ、会社が、お金はあまり出さなくとも研究を自由にさせたという事実は否定できない。特許係争では8億円で和解したのだが、この裁判の俎上に上がった特許のうち、基本特許と呼ばれる通称404特許の年金の支払いを日亜化学は2006年にやめてしまっていたようだ。(特許の放棄)理由は効果対費用ということらしいが、他の特許を守りたかったのだという穿った見方もあるらしい。赤崎教授には一度だけお目にかかったことがある。多分5年ほど前セミナーを受講した時のことだ。とても穏やかな方で、テレビで見る印象と全く同じだった。性格がどうであるかは業績に全く関係ないが、個人的には好印象を持ったことを覚えている。実物にあったことがないのに決めつけるのはよくないが、私のように中村教授を嫌いな方も結構いるみたいだ。教鞭をとっている大学での評判はいいらしいので、こんな見方をするのは、もしかすると日本人だけなのかもしれない。
2014年10月08日
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金森重樹という実業家の「回天の力学」というメルマガに最近はやっているエボラ出血熱に関して独自の視点から持論を展開している。(以下概要)結論から先にいうとエボラはその気になればいつでも制圧できるがその動機がないからマーケットを作っている最中ということだ。 who発表の数字で計算するとエボラは一日あたり×1.022つまり2.2%ほ ど患者数が増加している。 8月8日時点での感染者数は1779人だ。これから計算すると、 半年後 88,950人1年後 5,007,885人仮に1本で2000円の利益がでるとして8万人の感染では1.6億円の利益しかでない。 これでは製薬会社としては開発する気にならない。 仮にこの役割を担う主体がいるとすれば、これはバイオテロ対策を進める米国防総省だ。事実富士フィルムが進めるエボラ新薬の開発に米国防総省は140億円の助成金を出している。 生物兵器としてエボラに感染した人間が使われた場合大惨事になる可能性があるため、バイオテロ対策として資金を助成するのに意味があることだからだ。数千万人単位で感染者がでないと西アフリカの風土病で、薬を購買する力に乏しいエリアのためにワクチンを開発する理由はない」が結論だった。バイオテロ対策としてのワクチンはその気になればすぐにでも開発できる、あるいはテロ対策の観点のみでみればすでに開発できている。ただし、これは動物実験の段階で十分である。人間の副作用を調べるためにはさらなる巨額の資金が必要だからだ。治療を目的とするのではなく軍事目的であり、かつそのスポンサーが軍関係者である以上、スポンサーでない者がそれ以上の要求をする権利はないだろう。(以下略)なるほど、経済的な面から言うと、今の発生率だとペイできないから開発しないというのは確かだと思う。もし本気で治療薬を作ろうと思うのなら、複数の国が協力するしかない。しかし、現実にそれが必要な国には金がない。となると大流行しなければ、実用化されないというのが現実だ。たとえ医療とはいえ需要と供給の関係があるというのが冷徹な現実だ。医療分野でこういう見方は初めて知ったが、一面、現実を表していると思う。ドライな見方だが、大変興味深い意見だと思う。
2014年08月18日
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SAPIOの深川俊太郎氏の辛口コラム「日本人のホコロビ」の第94回は中々刺激的なタイトルだった。内容はASKAが覚せい剤所持容疑で逮捕されるや否や,CDが出荷停止になったことに対して異議を唱えたものだった。似たような事例として、福岡県の小学校の校長が同じ容疑で逮捕され、この学校の場合はなんと校歌のメロディ-を変えるという驚くべきものだった。氏は脳内で大学の校歌を「SAY YES」のメロディーで脳内再生したら「都の~西北ぅワセダの~♪」までで笑いが止まらなくなったという。氏はどうせなら丸ごと変えてほしいといっている。いつもなら左側から聞こえてくる「子供たちがかわいそうだ」という声も聞こえてこないし、全く勝手なものだ。氏はこの処置に対し、子どもたちには「一度でも間違いを起こしたら挽回不能」という教訓が刷り込まれるといっている。それに対し、麻薬所持で前科のあるポール・マッカートニーの公演中止については、「武道館がケガラレなくて良かった」と快哉を叫ぶものはいないし、なんといい加減なものだ。 例の佐村河内問題でも、CDの発売元は早々と出荷停止にしてしまった。彼の楽曲を含む吹奏楽のCDも同じ処置だった。私は新垣隆作曲佐村河内守プロデュースの「祈り」を聞きたかったのだがMP3での発売はなく、そのうちCDを買おうと思っていた。ところが、それは出来なくなってしまった。犯罪者の作品を聴きたくない人はきかない自由はあるわけで、だからと言って聴く機会を奪う権利はないと思う。これが日本人の潔癖なところでもあるわけだが、首尾一貫していない所がまるで説得力がない。まあ、こういう処置に対し誰が得をして誰が損をするのかまるで考えていないということでもある。おそらく得をする人はプレミアがつくので高く売りに出せると思っている人たちだけだろう。結局処置を決めた人たちの自己満足に過ぎないと思う。一方書籍の場合犯罪者が書いた書籍が売れることがある。本の場合には音楽よりも許容範囲が広いのだろうか。よくわからないところだ。ところで、近くのレンタルCDショップには今もって佐村河内氏のCDがポップ付きで堂々と陳列されている。どこまで考えているか分からないが、これも一つの見識だろうと思う。
2014年07月06日
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何故か購読している宋文州のメルマガ。あまり共感することはないが、今回はなるほどと思ったので紹介したい。(以下要約)『 National Geographicがバージニア大学のThomas Talhelm氏が1,162人の中国各地の漢民族学生へ調査した結果、コメ産地の学生と麦産地の学生と思考特徴が大きく異なることが分かった。 彼が行った「電車、バス、そしてレールの中からペアをつくる」実験では、コメ産地の学生が関係性を重視して電車とレールを選ぶのに対して、麦産地の学生は分類に基づき電車とバスを選んだ。「自分と友人を丸で表す」実験では、コメ産地の学生が自分を他人より少し小さめな丸を描くのに対して、麦産地の学生は明らかに友人より大きな丸で自分を描くことが分かった。これらの調査から 、彼は「何を植えるかで人の思考パターンが変わる」という結論に達した。理由は米と麦の生産方法が大きく異なるからだと結論づけている。コメの生産はインフラ整備から始まり多くの人々の共同作業が必要であるのに対して、麦は個人の単独作業でも生産可能なのだ。長い生産活動を通じて米コメ産地の人々は協調性とチームワークを重視する文化心理が形成され、麦産地の人々は独立性と個人主義的な文化心理が形成された。このため、同じ東アジアでも麦産地の人々の心理特徴は西洋人のそれに近い。なので、西洋VS東洋という単純な分類ではなく、歴史的にどのような生産の在り方だったかに着目すべきだと言う。このことからマーケティングや人事などの経営手法から国の外交方法までこの要素を考慮しなければならないというのが宋さんの結論だ。宋さんは同じ漢民族でも思考パターンがまったく異なるという実感があるという。実際に同じ漢民族の中国人の身長データの調査結果によると、山東省、北京市、黒竜江省などの北中国の男性の平均身長は175cmを超えているのに対して湖南省、広東省、雲南省などの南中国は170cm未満なのだそうだ。これはほぼThomas Talhelm氏が主張している麦産地とコメ産地とぴったり重なる。これから言えることは農耕民族と狩猟民族で世界を2つに分けるのではなく生産活動の在り方に着目すべきだと言うのが宋さんの主張だ。』概要終わりこの考え方は目から鱗だった。しかし、日本みたいな単一民族なら従来の考え方が適用できるので、この考え方は国土が広くて主食がコメと麦で割合が拮抗している場合にのみ適用できるように思う。まあ、今までの尺度が荒っぽかっただけなのだが、この尺度を使えば、より精緻な検討ができると思う。そういう意味では、この調査はかなり有効な調査だと思う。それにしても、一連の調査のきっかけは何だったのか、とても興味がある。
2014年05月16日
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先週小保方博士の記者会見が行われた。いろいろ問題はあり、ストレスの溜まる記者会見だった。何回も成功したということが主張されて、肝心の詳しい作成方法が明らかにされないことに対する不満が大半だったと思う。問題が起きた時点から奥歯にものの挟まったような言い訳ばかりでどうも変だと思っていた。その時から感じていたのは、次に出す特許に関係しているのではないかということだった。「小保方 特許」で検索すると、実際に特許を検討した方のブログがヒットした。これを見ると出願人はブリンガム・ウイメンズ病院、理化学研究所、それに東京女子医大の3機関。発明者は次の7名。VACANTI CHARLES A [US]; VACANTI MARTIN P [US]; KOJIMA KOJI [US]; OBOKATA HARUKO [JP]; WAKAYAMA TERUHIKO [JP]; SASAI YOSHIKI [JP]; YAMATO MASAYUKI [JP] 筆頭発明者は論文取り下げを拒否しているチャールズ・バカンティ教授になっている。日本では複数の人間が関係する時にはお偉いさんが筆頭発明者になることは結構ある。ブログの作者によるとアメリカでは筆頭発明者は概ねその発明に最も貢献した人がなるのだそうだ。なので、この発明の一番の発明者はャールズ・バカンティ教授だという結論になっている。なるほど、それならばよくわかる。この特許は公開中でみることが出来る。請求項(特許として認めてほしい内容)が74とかなり多いが、これは特許出願上のテクニックで出来るだけ広い範囲で特許を取るためだ。請求項1は「A method to generate a pluripotent cell, comprising subjecting a cell to a stress」(ストレスを細胞に受けさせることを踏む多機能性細胞の生成方法)となっている。ところがストレスを与えるという請求項は東北大の出澤真理教授の特許が先行特許として存在しているという。なので後は縮減(請求範囲を狭める)するしかない。 ストレスについては11項でおよそ考えられる限りのストレスが列挙されて、その後に具体的な酸のPHのなどが書かれている。請求項23では狭くなる管を通すくだりについて書かれている。この内容や今までの経過を見ると、具体的な酸のPH値やストレスの方法について具体的な数値や方法に関する特許を出そうとしていたが、まだ詰め切れていないために、論文に詳しくかけなかったように思う。バカンティ教授が酸よりも細い管を通す方がいい結果が出るみたいなことを言っているのもそれを裏付けているように思われる。さっさと細いところまで公表して疑いを晴らすのが一番だが、特許出願上の問題あるのでそこまで公表できないというのが真相ではないだろうか。本当は特許をしっかり固めてから発表すれば良かったのだが、急ぐあまり雑になってしまったように思われる。 EPOの規定がどうなっているか分からないが、日本の特許では半年前までに公開された論文などがある場合には特許として認められない。賢いところなら雑誌なんかに発表しないで特許が成立するのを待つと思う。こんなことはアメリカ人ならやるとは思えないので、発表が拙速だったのは今は被害者ずらしている理化学研究所に原因があったかもしれない。そうすると、自分たちの失態を隠すためにトカゲの尻尾きりを急いでいるという見方をすることができる。いずれにしても、なかなか面白い展開になってきたように思う。STAP細胞の存在もさることながら、今後の展開に期待したいし、メディアは最後まできっちりと報道して欲しい。それにしても、今回のメディアの報道ぶりは拙劣だ。スタッフに専門家を雇えとは言わないが、取材が表面的なため報道が薄っぺらだ。特許を見れば最も重要な人物が誰か分かりそうなものだが、そこまで頭が回らないのだろう。なお、私は小保方博士の主張は本当だと思っているが、現在は真実を正確に言えない状況にあるように思う。
2014年04月13日
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昨日だったか、新聞で民主党の小西議員が参議院の予算委員会でNHKのことについて安部首相にいろいろ質問していたことを知った。その記事や挑戦的な態度を見て興味がわいたのでネットでチェックした。この男、以前安部首相に憲法について知っているかというクイズを出して顰蹙を買った男らしい。今回の質疑の模様がyoutubeにアップされていたので見た。44分以上の長い質問だったが、中身ははまるでなかった。質問はNHKの経営委員に新たに就任した長谷川三千子埼玉大学名誉教授と百田尚樹氏、それに籾井会長についてだった。内容は、左巻き連中が主張している内容を代弁しているだけで面白くもなんともない。言っていることもめちゃめちゃで態度も偉そうだ。先ず、俺は総務省にいた当時、課長補佐で放送法の専門家だと偉そうに言う。こういう自慢話を話す人間がろくでもない奴なことはわかるが、まだ30を少し過ぎたやつに言われると、頭がおかしくないかと思ってしまう。それにいちいち手を広げたり、指差したりするのも感じが悪い。あまりにも幼稚で呆れてしまう。安部首相に質問する時には、スーツのボタンをはめろと逆に言われる始末だ。40数分全く実のない議論になっていた。私も無駄な時間を過ごしてしまった。こんな無駄なことに国費を使っていると思うと腹が立つ。おまけに、50年以上前の参議院での決議をわざわざ役人に言わせている。これなどは全くのスタンドプレーで、こいつは何を考えてるんだと言いたくなる。それにしても、報道を見るにつけ、国会の劣化がそうとう進んでいると思わざるを得ない。この方は千葉県選出の議員で、今度は選ばないだろうなと他県の住人が言っている。東大卒だそうだが、勉強の頭はいいかもしれないが、作家?の佐藤優氏のいう「地頭」が悪いのだと思う。国会議員も頭のいかれた奴が選ばれる世の中だからなのか、記者連中の劣化もひどい。籾井NHK会長の記者会見でも無理やり発言させて言質を取ると公共の発言だと言って取り消しさえ認めない。中には心ある記者もいると思うのだが、多くは上司の指示に仕方がなく従っているのか勘違いしているのだと思う。勘違いといえば、小西君も勘違い男みたいだ。毎日毎日バラエティばかり見ているとこうなってしまう典型かもしれない。おっと、小西君の場合は勉強ばかりして、常識の勉強がおろそかになっていた口かもしれない。しかし、こういう傍若無人な輩を甘やかせている民主党って一体なんだろうと思ってしまう。小西君の姿を見ていて、むかし偽メールで失脚した方を思い出してしまった。最後は悲惨な結末になってしまったが、同じ轍を踏まないように教育して欲しいって余計なお世話かもしれない。まあ、この党は嘘つきが背広を着て歩いているような奴らの集まりなので、期待しても無駄で、早いとこお引き取り願った方がいいかもしれない。ところで肝心のNHKだが、相変わらず偏向報道はあるものの、街頭インタビューなどでは対立する意見を公平に報道することも見受けられ、新しい血が導入された効果が感じられる。とにかく、これからも左巻き連中の圧力に負けないで頑張ってほしい。
2014年03月14日
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先頃話題になったフランスのアングレーム国際漫画祭で公開を拒否された従軍慰安婦否定漫画の一つ「The J Facts」が今月号の「Will」に掲載された。内容は高校の授業で従軍慰安婦の悲惨さを教えられて、間違った歴史観を持ってしまった高校生の山野小桜と姉のさつきに歴史研究家である郡司剛が正しい歴史を教えるところから始まる。レクチャー2回目には友達の韓国人留学生ソヨンとフランスからの留学生ジャンヌが加わり郡司の解説に対しケンケンガクガクの議論を挑む。そこに件の日教組の女教師である金井が乱入し、議論はますます白熱する。郡司の事実に裏付けられた説明に彼等は次第に真実に目覚めて行く。これが主なあらすじだが、この展開はかつてヒットした「嫌韓流」と同じように見える。この漫画の面白いところはトックマというキャラクターが登場することだ。熊なのだがぬいぐるみのような可愛らしさがある。このキャラクターがバリバリの保守で、ストーリーに膨らみを持たせている。最後はトックマが鷲とサメを乗り継いで?アメリカに乗り込むところで終わっている。筆者が作中で何回も言っているように事実だけを基にストーリーが展開されているので、何のバイアスもかかっていない人たちに対する説得力は絶大だ。新たな事実が語られているわけではないが、アメリカのロビー活動に触れていることは、この問題のバクグラウンドを理解する上でとても有効な展開だった。この漫画を読んでいて、外国人の主張のよりどころは政府が認めているという指摘だ。例え事実がどうであろうと、政府が認めていることがすべてなのだ。自民党が元国会議員の証人喚問は前例がないといって河野某の喚問を拒否しているが、そんなことを言っている場合ではないと思う。これが実現し、政府見解を修正することで、彼らの主張の根拠は崩れる。この漫画を読んでいて、この漫画だけでなく、他の公開を拒否された全作品を国内はもとより海外に発信してほしいと思う。本来これは国がやらなければならないことだが、協力できるところがあれば出来るだけ協力していきたい気持ちだ。The J Facts原作 藤井実彦作画 大雪雄山企画 論破プロジェクト
2014年02月27日
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今日、検査のために午前休みを取った。病院は10時なので、iPadでニュースを見ていたら、「ホフマン」の死亡記事が目に止まった。てっきり、ダスティン・ホフマンがなくなったのかと思ったら、フィリップ・シーモア・ホフマンの死亡記事だった。記事のまくらに「カポーティ」でアカデミー賞の主演男優賞を受賞したと、どの記事でも書かれている。私も映画を見て感銘を受けた一人だが、もう9年も前の出来事だ。彼も30代最後の頃で、若々しくストイックな演技が印象的だった。その次に見たのはだいぶ経ってからだったが、カポーティーの頃とは別人のように、でっぷりと太ってしまっていた。それでも、カポーティーの頃のような切れ味の鋭い演技から、温かみのある演技に変わって別の魅力を発揮し始めていたと思う。個人的には、近作だと、「カリスマ」、「25年目の弦楽四重奏」を見ていた。主役の時はもちろん、そうでない時にも、登場人物の姿を的確に演じていた。また、時折ユーモラスな演技を行うこともあり、着実に性格俳優として円熟の道を歩んでいたと思う。そういう ことを考えると映画界としては、かなりの痛手ではなかろうか。じつは、このブログを書いていたら、ホフマンは昔一緒に働いていた人物に顔だけでなく立ち振る舞い、太っているところなども似ているのに気がついた。それが、彼の映画に惹きつけられた原因だったのかもしれない。いずれにしても、これで彼の演技を見ることができなくなったわけで、とても残念としか言いようがない。亡き名優のご冥福を祈りたいと思う。合掌
2014年02月03日
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今日ネットのニュースでiPodをやめるということが報道されていた。まあ、これは誰にでもわかる結末だ。日頃、アップルにはサプライズを期待していたのだが、予想通りの結末になってしまった。私のiPodは第二世代のもので、いまでも使っている。厚いのが難点だが、その他は、検索ができないところや、ジャケ写のサムネイルの表示がないことぐらいしか不満はない。Podの機能はiPhoneに全て盛り込まれているので、iPhoneが出た時点でこうなることは時間の問題だったのかもしれない。ただ、その時期が予想より速かっただけなのかもしれない。iPodが発売されたのは、2001年10月なので、13年が立っている。携帯プレーヤーだけだったら、当時それほど大したことではことはなかったと思う。それが、iTunesを通じて音楽を管理し、ネットから音楽をダウンロードできるという革新的なコンセプトが世の中に衝撃を与えた。もちろん、iPodのシンプルで使いやすいユーザーインターフェースも、革新的であったことは確かだ。今の時点で、止めるのは懸命な決定かもしれないが、次のものは考えているのだろうか。ソニーはウォークマンをハイレゾ化して、マニアの人気を集めている。アップルにはそのような技術はないと思うし、そのような道に進むとも思えない。それにしても、ジョブズの死後、じわじわと衰退してきているように思う。アップルは大丈夫なのだろうか?
2014年01月31日
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少し前の釣り船と海上自衛隊の「おおすみ」の衝突事故の報道が気にいらない。何が気に入らないというとメディアの報道の仕方が気に入らないのだ。まだ原因がわからない時点で自衛隊が悪いみたいな報道一色だ。特にひどいのは、釣り船の船長の知りあいの「船長はベテランで、ミスを犯すはずがない」という発言を取り上げていること。まだ何もわからない状態で、このような発言を取り上げる時点で、何かの意図があるのではと疑ってしまう。大きな船より小回りの利く小型船に大きな船をぶつけるのは難しいし、小型船はが避けるのは容易なはずだ。とにかく自衛隊絡みになると、一方的な報道や針小棒大な報道が目に付く。事実を事実として公平に報道するということがない。それどころかある意図を持って報道しているとしか思えない報道も目に付く。かつて客観報道ということが言われていた。これは、「ニュースの報道にジャーナリストの主観、意見を入れないこと」と定義されている(原寿雄)この定義からいくと、現在のメディアは主観丸出しの報道でねつ造すれすれの報道もあり、客観報道という言葉は恥ずかしくて口に出せないと思う。しかし、どうしてこんなにメディアが劣化したのだろうか。もちろん当事者に問題があるのは当然だが、そういう報道を是認してきた我々にも問題があることは確かだ。取り上げ方も恣意的だ。我々は報道されないとそれを知るすべはなく、いいか悪いかも判断できない。そうなると真の姿がどうであるかは自分で探さなければならない。幸い、現在はネットで色々なことを調べることが出来る。しかし、それは自分で積極的に行える人間だけにしか許されない。大多数の人たちは、メディアの流した情報を信じるしかない。そのメディアを信じるに足ると思っている人たちはどれほどいるだろうか。秘密保護法でギャーすか騒いでいたが、自分たちの垂れ流している嘘について自己批判したということは聞いたことがない。電波の場合だったら、嘘を流したら免許停止くらいの厳しさがあってもいい。そうすれば、現在の状況を当事者が認識し、改善する方向に進むと思うのだが。。。
2014年01月23日
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国際派時事コラム「商社マンに技あり!」の12月29日号は、「靖國参拝に失望」は誤訳だというお題だった。日本語の「失望」とアメリカの「disapointment」は意味が異なるというのだ。-以下概要-例えば、あなたが大事な試験に落ちてしまったとしよう。これに対して親しい友人がI am disappointed.と言うのは、英語では自然だ。disapointmenとは「こうなればいいなと期待していた通りにいかず、やるせなく思うこと」。なので、ここでは、「きみが試験に受かればいいと思ってたのに、そうはならなくて残念だ」それに対して、日本語ではどういう意味になるかなるか。あなたが大事な試験に落ちてしまった。これに対して親しい友人が「ぼくは失望している」と言ったとしたら、鋭い緊張が走るだろう。「こいつ、何が言いたいんだ? 俺が努力不足だったと責める気か? まさか、これっきりで友だち付き合いは止めにするとでも?」「失望する」には「期待を裏切られて将来的希望すら失う」という含みがある。これから言って、disappointmentに比べて「失望」は大層な表現なのである。アメリカの「失望」のコメントは在日本米国大使館のプレスリリースとして、メディア向けに出されたものだ。筆者(泉幸男氏)の訳だとこうなる。Japan is a valued ally and friend. Nevertheless, the United States is disappointed that Japan's leadership has taken an action that will exacerbate tensions with Japan's neighbors.日本は大切な同盟国であり友好国である。しかしながら、日本の指導部が日本の近隣国との緊張を悪化させる行動をとったことは、米国として残念に思う。勿論、プレスリリースなので、駐日大使が外務省に抗議したわけではない。-概要終わり-こうしてみると、日本人の受ける「失望」と英語の「disapointment」の違いを正しく分かっていないで訳したことになる。しかし、この英語のニュアンスを報道各社が分からなくて報道したとは思えない。例によって、刺激的な表現にして政府を貶めようという意図が見え隠れする。因みに、その後の1月2日の新藤総務相の靖国参拝についてアメリカは「日本には対話を通じて外交的に問題を解決するよう促している」「われわれは問題がどの方向にいくかに焦点を移している」と述べた。ということで、総務相と首相の参拝は同じこととはとらえていないが、明らかにトーンダウンしているようにみられる。アメリカも大使館の勇み足の鎮静化を図っているのだろう。このまま続けると、アーリントン墓地との違いや過去の原爆や空襲という戦争犯罪のことで逆襲されることは明らかなので、それを恐れたのだろうと思われる。相変わらず、中国韓国が何やらせっせと活動しているようだが、首相はこれからも参拝を続けてほしい。個人的には毎日行ってもらいたいほどだ。こうなったら、中国、韓国が根を上げるまでとことんやってほしい。
2014年01月04日
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報道によると自公で軽減税率で合意したようだ。この軽減税率、熟考の末に提案されたとはとても思えない。もともと、公明党の体質として大衆迎合的なところがあり、それがたまらなく嫌だった。今回のことも「ええかっこしい」としか思えない。軽減税率そのものも問題があると思う。大体、これが導入された時の小売店の作業の煩雑さたるや半端ないと思う。おまけに、かかったコストは最終的には製品の価格に反映される。つまり、消費者が負担しなければならない。そうすると、一部の商品の消費税の免除が全体に影響を及ぼすということになる。ここら辺を、全部検討しているとはとても思えない。大体にして、新聞、書籍の軽減率適用は気にいらない。特に新聞は、「社会の公器」としての役割はとっくに終わっているのに、その認識がないのはあきれるばかりだ。新聞協会のコメントは、「消費者の負担を減らし、社会の発展に資するよう、知識や教養を普及する役割を果たす新聞や書籍、雑誌、電子媒体に消費税の軽減税率適用を求めています」とあるが、少なくとも社会の発展に資する新聞社はほとんどないといっても過言ではないと思う。
2013年12月11日
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今晩参議院で秘密保護法案が可決されそうだ。 この法案の議論、最初からどうもおかしい感じがしていた。そもそもこの法案の目的は、外交や軍事などで指定された秘密を漏らした場合に処罰するというものだ。法律がないと同盟国からの重要な情報がじゃじゃモレとなり、相手国からの信用を失う。そうすると、重要な情報をもらえなくなるので、それを防ぐための法律だ。これだけを見ると、まっとうな法律としか思えない。ところが、最初からメディアや左翼が知る権利を奪われてしまうと騒いでいる。国民には知る権利があるというのは一見正当な主張のように思える。ところが、重要な秘密が漏れた場合、国を危うくする危険もある。下手をすると、「国民が知って国滅ぶ」になってしまうことになる。「廃案にする」というのは論外だが、維新などが「拙速だ」といっているのは間違いではないと思う。しかし、拙速になってしまったのは余計な雑音を出して議論を変な方向に持っていこうとするメディアや野党の作為的な妨害行為があるからだ。最近馬渕睦男氏の「国難の正体」という本を読んで、物事の裏を考えるようになった。その伝でいくと、秘密保護法案が頓挫した時に誰が得するかを考えてみると、中国、北朝鮮あたりが浮かんでくる。それからメディアは二言目には「民意、民意」と行っているが、この民意とは彼らの意見のことではないだろうか。国民は、全体としてこの法案は成立させるべきではないと思っているのだろうか。秘密を知りたくて、成立されると困る連中が反対しているだけのように思える。未だに緊急事態基本法が制定されていないことも根っこは同じだ、自分の土地を使われたり、道路の通行が制限されるのは嫌だ、みたいに矮小化された議論ばかりがされたような気がする。そういうことをいう人たちは、国がなくなっても、自分の土地を使われたくないと本気で思っているのだろうか。本気でそう思っているのだったら話にならないが、そうでないとしたらそれは「ためにする議論」としか言えない。国会の議論を見ていてもそうだが、余計なことばっかり質問して全く進まないことが多くある。充分に議論することは大事だが、くだらないことや直近に同じような質問があった場合は答弁しないということがあってもいのではないか。今国会も明日で閉会するようだが、国会も効率を考えた運営をしてほしい。
2013年12月05日
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山本太郎参議院議員が園遊会で天皇に手紙を渡したというハプニングが夜のニュースで伝えられていた。「え!」という感じ、まさに青天の霹靂だ。山本議員は原発の実情を伝えたかったと言っている。子供の被曝のことや、食品の安全基準の危険性、原発の作業員の劣悪な労働環境や放射線管理などを訴えたようだ。気持ち話わからないわけではないが、認識がおかしい。子どもの被爆も食品の安全性も全く問題ない状況だ。まあ、原発の作業員のことはその通りかもしれない。しかし、そんなことを天皇にいう事だろうか。それに言って何とかなるものだろうか。伝わるかどうかも分からないのに、あまりにも楽天過ぎる。どうも、今回の振る舞いはすべてにおいてずれまくっているように思う。世が世なら不敬罪でしょっ引かれるところだ。この方の思考回路がどうなっているのか見てみたくなる。全くおかしなやつが参議院になったものだ。母親が太鼓判を押している?ような奴を国会議員にしたのはどこのどいつか、顔を見てみたいなものだ。早く辞めてもらいたいが、参議院議員なので6年間は居座ることが出来る。こうなったら国会で追及して辞任に追い込んでほしい。それが国益につながると思う。
2013年10月31日
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阪急阪神ホテルズのメニューが実際使われている食材と異なることで騒がれている。 そうするうちに今度はリッツ・カールトン大阪でも誤表示が発覚した。リッツ・カールトンと言えば世界最高のおもてなしとして有名だ。ここはマーケティングの世界では凄く有名で、私も機会があったらぜひとも泊まりたいと思っていたところ。そのサービスが半端なく、お客様が困ったときは、たとえ自分の所の利益にならなくてもやる教育を受けている。確か1日10万円までは自分の裁量で困った客様のために使っても良かったはずだ。そんなところが、最低のことをしてしまったとはとても残念だ。仕入担当や調理場のチーフが私腹を肥やすなんていうのは、小説や映画などではよく出てくる話だ。数年前にも船場吉兆の事件があったことは記憶に新しい。ところが、決して私腹を肥やすためではなかったとはいえ、それが世界最高のホテルのグループの中の一つで起こったことは信じられない。ここは、阪神ホテルシステムズが経営し、運営をザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーL.L.C.に委託している。リッツ・カールトンはマリオット・インターナショナルのブランドの一つで、リッツ・カールトン東京は直営だ。結局、阪急阪神ホテルズの経営者と同じところがやっていたので、リッツ・カールトン大阪も同じことをやってしまったということだろうか。運営側は利益は考えないで、利益は経営が考えるという体制なのだろうか。運営の仕方についても経営側が指示を出しているということなのだろうか。そこらへんがよく分からないが、一連の流れをみると、組織的にやったとしか思えない。阪急阪神ホテルズで始めてうまくいったので、ノウハウ?を系列のリッツ・カールトン大阪にも教えたという図式であろうか。発表されているような単なる誤記とは到底思えない。「筆が滑った」なんて本当にそう思っているとしたら、頭がどうかしている。個人では私腹を肥やしていいないかもしれないが、組織としては肥やしていることは確か。それに伝達がうまくいっていなかったなんて、ふつう考えられない。自分らが安い食材にしたことがやましかったので、表に出せなかったのだと思う。例えば、安い食材を使って同等の料理を提供できるのであれば、それを公表して値段を下げればいいのだ。これで、ブランドの信用を失墜させたことは計り知れない。ましてそれが世界最高のおもてなしを謳っているところとあっては、影響がどれほどのものか計り知れない。個人的には、リッツ・カールトンは運営から手を引くのではないかと思うが、どうだろうか。ブランドの重みをどこよりも分かっているマリオット・インターナショナルであれば、そこまで行きつくと思うし、そうしてほしいと思う。気の毒なのは、ここまで頑張ってきた他の従業員たちだ。もはや、リッツ・カールトンのおもてなしに関するセミナーなどは恥ずかしくてできなくなるだろう。とてももったいないことだ。それにしても、またしても大阪というのは気に入らない。大阪人というか大阪という風土がそういうことをさせているのだろうか。
2013年10月27日
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いささか旧聞だが少し前にファジル・サイが侮辱罪で有罪判決を受けたという記事が目に留まった。ファジル・サイと言えばユニークなピアニストで、この前レビューしたコパチンスカヤとのデュオでレコーディングしていることを思い出した。共同の報道によると、『トルコのイスタンブールの裁判所が9月20日、イスラム教の価値観を侮辱したとして起訴され、一審でいったん有罪判決を受けたトルコの著名ピアニスト兼作曲家ファジル・サイ被告に禁錮10月、執行猶予2年の判決を言い渡した。サイ被告は短文投稿サイト「ツイッター」に、イスラム教の天国に関する考えをあざけるような書き込みをしたとされる。4月の一審有罪判決に対して不服を申し立て、裁判のやり直しが進んでいた。サイ被告は上訴が可能。「鬼才」と呼ばれるサイ被告は、クラシックからジャズまで幅広い分野で活躍し、日本にもファンがいるほか、イスラム色の強い与党公正発展党(AKP)への批判的な言動で知られている。』とのこと。最近この類の話題と言うか犯罪と言うかが世界的に蔓延している。こういうことをやらかす人の共通点はあるんだろうか。ツイッター、フェイスブックなどの通信手段が身近になったためなのはもちろんだが、それで思ったことを書きこんだり、悪ふざけを世間に晒すという神経が分からない。日本では、そのような人間がバイトの人間から国の官僚までいるわけで、それだけを見れば共通点があるとは思えない。最近だと京都府立医大附属病院の研修医がICUで酸素マスクをかぶって意識を失ったふりをした写真を投稿しているという考えられないことまで起こっている。この通信手段が、そういうことをやりたくなるのかもしれないが、それにしても人間としての壊れ方が半端でない。耳元で悪魔がささやいているのかもしれないが、想像力がなさすぎだ。まあ、人間は潜在的には誰かに注目されたいという欲望を持っているが、それを理性で抑えている。それが簡単に実現できる手段が常に一緒にいるわけだから、ハードルが一気に下がって、やってみようと思うのも無理はないのかもしれない。最近では文字通り「肌身は出さず」という方も大勢いるようだ。こういう私も、こんなしょうもないことを書きなぐっているので、同類であることは百も承知だ。違いは何を晒しているかだけだ。それにしても「イスラム教の価値観を侮辱した罪」と言うことで起訴されるというのも、日本では全く想像もできないことだ。もっともスパイ防止法すらない国なので当たりかもしれない。しかし個人の名誉を傷つけると告訴されるのに、国が侮辱されても訴えられないなんてどう見てもおかしい。日本の侮辱罪は「人を侮辱することを内容とする犯罪である」(刑法231条)という規定のみで、国を侮辱されても、何のおとがめもうけないというまことに奇怪な法体系になっている。国旗を焼いても器物損壊罪にしかならないというのは、これもアメリカの差し金なんだろうか。 今日の産経新聞の一面に、河野談話の裏付け調査がでたらめであることがスッパ抜かれていた。これだったら、公開できないのもわかる。当人は今回のことでインタビューには応じていないが、どの面下げてインタビューに応じられるわけがない。この方のおかげで国だけでなく、最近ではアメリカ在住の日本人の子供が学校でいじめにあうほどエスカレートしてしまっている。こういう人間こそ国家侮辱罪で有罪にしてほしいものだ。この方は一昨年に桐花大綬章を受賞している。これは日本で最高位の章で、受賞者は総理大臣や国会の議長経験者、最高裁裁判長官などで、民間人は経団連会長2名だけである。ということは国が河野談話を含めて彼の功績を認めていることになる。何とも情けない。この悪循環を断ち切るには河野談話を撤回し、叙勲をはく奪すべきだと思う。河野談話の撤回だけだと、そんな大罪を犯した奴に勲章を与えているではないかという突込みが入る可能性がある。慰安婦の強制はなかったと説明しても、河野談話で強制があったと言っていると反論されてお終いになってしまうのと同じ構図だ。これを防ぐには、河野談話撤回と勲章のはく奪をセットで行うべきだと思う。靖国神社の秋の例大祭が始まるので、今度こそ安倍氏総理に参拝していただき、その勢いで河野談話の撤回をしてもらいたい。ここまでやっても、中国や韓国は何もできないだろうから、一気に形成を挽回できるチャンスだと思うがどうだろうか。
2013年10月16日
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「SAPIO」の最新号に、楊内人文日本報道検証機構代表理事が「大新聞の大誤報のすべてを見せます」というタイトルで、メディアの誤報について寄稿しています。 いくつかの切り口で誤報の例を挙げています。 一つ目は「あるものをない、ないものをある」では2011年3月15日の読売新聞の「SPEEDI」が地震の影響でデータを受信できなくなっていたと報道しています。 平時の地方公共団体から送られてくるデータは受信できなくなっていたが、緊急時に用いる気象庁のデータは受信出来ていて、それをもとに予測してたとの原子力安全技術センターの指摘に対し、この指摘を報じず、「誤報」ではないという見解だった。2011年7月7日付の産経新聞の『江沢民死去」という産経新聞の報道も有名です。このニュース・ソースは香港メディアだったが、中国政府が当日それを否定、香港メディアもその日のうちに誤報と認めたのにもかかわらず、産経は3カ月後に江沢民が公の場に姿を表わしてからお詫びしたというお粗末さです。二つ目は「報道内容の一部が不正確」では2012年11月21日の毎日新聞の報道で、安倍氏が「日銀による建設国債の直接引き受け」という主張を日銀総裁が反対したという報道がありました。安倍氏は正確には「直接」とは言っていない。最後は「表現によるミスリード」としては2013年1月16日の『「領海侵犯続くなら信号射撃」手順示し中国けん制』と小野寺防衛相の発言を報道した。これも、『信号弾」という表現を使っていないのに、、小野寺防衛相の「対処する内容」、「間違いのない対応」と言う発言に対し、自衛隊が3段階の行動を定めていて、3段階目が「曳光弾による信号射撃で警告」だと勝手に解釈したのが真相です。総じてメディアは誤報をなかなか認めないし、何十年たっても認めていないこともあります。有名なのは1982年の「高等学校用の日本史教科書の記述を(中国華北に対する)“侵略”から“進出”へと改めさせた」という事件。これが誤報だったことは周知の事実で、その後誤報だとして謝罪したのは産経新聞のみで、あとのメディアは謝るどころか開き直りさえ見せています。この誤報問題が現在まで中国が日本を攻撃する材料に使われ、まさに国益を損なう事態になっています。これらの現象について、一般の商品に例えればわかりやすいです。消費者からクレームがあり、それに対して巧みに論点をずらして言い訳し、最後は言っているほうが悪いみたいな感じで丸め込んでいる姿が浮かんできます。こういう場合、普通なら謝るものですが、ことメディアは全く逆です。さんざん言われて初めて謝るみたいな姿勢が目立ちます。私から言わせるとこれらの企業に従事している方は中国人か韓国人ばかりではないかと思ってしまいます。彼らは嘘をつくことを悪いと思っていないばかりか、それを正当化しようとさえします。日本のメディアが嫌いなアメリカの新聞社では新聞の目立つところに訂正コーナーが設けられ、間違いに気が付いたときの情報提供先も明記されているそうです。これが普通の姿のはずです。日本でも普通の企業ならこうしています。ことメディアに限りお客様に対し不遜傲岸な態度でいることが信じられません。どうしてこうなんでしょうか。それは、信用できる報道機関がなく、仕方なく利用しているという側面があることも確かです。しかし、公益財団法人新聞通信調査会の「情報の信頼度」という調査で1位が「NHK」2位が「新聞」といういうのは、たちの悪いジョークとしか思えません。個人的にはネットが一番だと思っています。もちろんネットは玉石混交で嘘のことも多いですが、大メディアが報道しなかったり、報道していても嘘っぱちの報道があることから比べれば、探せば本当のことが書かれている割合は多いと思います。勿論個人の感性をみがき、手間暇かけて本当のことを知ろうとする姿勢が必要なのは確かです。しかし、大メディアをのさばらせている原因の一端は、この状況を甘受している国民にもあると思わなければなりません。
2013年09月19日
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月刊「Will」連載中の「世界の雑誌から」というコラムに、興味深い記事が載っていました。ジャーナリスト河村真木さんの執筆です。 最近アメリカで注目されているメディアがあって、それがなんとカセットテープだというんです。昨年のカセット・アルバムの売り上げが、なんと前年比645%という急激な伸びを示しています。カセット・アルバムの売り上げは20万枚で、メディア全部で3億1600万枚に比べれば微々たるものではありますが、サイケポップバンドのMGMTなど、メジャーなアーティストもカセットでのリリースを始めているそうです。もともとアメリカでは音楽をカセットで聴く習慣があったことも一つの要因だと思いますが、それにしても今されなんでカセットなのかと聞いてみたいです。アメリカ随一のテープ製造メーカーのナショナル・オーディオ・カンパニーでは毎日10万本作っているそうです。著者が昨年アメリカのミュージシャンに聞いた話が書かれています。それによると、ツアーの物販で売れるのはレコード、カセットの順で、CDはほとんど売れない。CDを買う位ならiTunesで済ませる人が多いのだそうです。日本でのCDの売り上げは世界各国で減っている中、なぜか増加していて、日本レコード協会によると、昨年の音楽ソフトの売上は約3108億円で、前年比110%。また音楽売上トップ3の中で、日本の音楽ソフトの売上比率は80%、イギリスが49%、アメリカが3434%に比べ、極めて高い。日本の有料配信の売上は17%で、多くの国では増加傾向にあるのに対し、前年比75%と減少している。おそらく、AKB48の握手券絡みのプロモーションの影響が大きいと思います。また、日本人の性向として、パッケージメディアとしてのCDが音楽のみの配信よりも付加価値があると思っている証拠だと思います。それにしても今なぜカセットなのか分かりません。アナログ・レコードはじわじわと増えていますが、これはサウンド面での貢献が大きいと思います。それに大きいので、所有していることの満足感もあります。それに比べてカセットは物としての魅力がレコードとは比べ物になりません。なので、アメリカ人のカセット愛好家の話を聞いてみたいものです。ところで、カセットを売っているかアマゾンで見てみました。90分のハイポジション(懐かしいですね (^ ^;)が670円、メタルが3450円とバカ高です。品薄でプレミアがついているのでしょうが、ほしい人がいるからこその値段だと思います。因みに昨年はカセットが誕生して50年だったそうです。50年を期して復活というのも偶然でしょうが、面白い現象ではあります。
2013年09月05日
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最近話題になっている「はだしのゲン」の閲覧禁止問題。 個人的には今回の処置は至極まっとうなことだと思っています。クレームが文字通り難癖をつけたとしか思えないからです。「原爆の悲惨さ」を伝えることだけなら意義はあるのですが、後半の無茶苦茶な主張がどこの国の人間かと思うからです。 これについて、「Will」の編集長花田紀凱がそのからくりについて産経新聞の連載コラムに書いています。そもそも、この漫画は出版社を変えながら連載が続いたという珍しい例です。私もジャンプ連載当時リアルルタイムで読んでいたひとりで、被爆者の焼けただれた皮膚がだらだらと下がっている絵は今でも覚えています。読んでいた当時高校生くらいの年なのと絵柄がリアルではないので、それほど悲惨とは受け止めなかった記憶があります。この漫画の歴史をたどると、次のような経過を辿っています。1.『月刊少年ジャンプ』(1972)に掲載2.週刊少年ジャンプ(197325号から1973年39号)連載3.汐文社より全4巻の単行本刊行(1975)4.左派系の市民誌「市民」にで再開(1976年8号まで)5.文化評論で連載開始(日本共産党系の論壇誌である『文化評論』に6.日教組の機関紙『教育評論』で連載を続行。1985年第一部完出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%A0%E3%81%97%E3%81%AE%E3%82%B2%E3%83%B3ジャンプ掲載時点とそれ以降で大きく異なるのは出版社の意向が反映されていることです。例えば中学の卒業式の国歌斉唱の場でゲンが日本軍の蛮行を並び立てて君が代を歌わないというシーンが出てきます。「首をおもしろ半分に切り落したり」「妊婦の腹を切りさいて中の赤ん坊をひっぱり出したり」「女性の性器の中に一升ビンがどれだけ入るかたたきこんで骨盤をくだいて殺したり」というものです。また「三光作戦」で数千万人ものアジア人を殺害したという理由で天皇を許さないというのがゲンが君が代を歌わない理由です。 今となっては作者がその意見に賛同したかどうかはわかりませんが、もともと反戦作家ですから、仕方なくということはないと思います。こんなことをする日本人は昔もいませんし、いまでは中国のプロパガンダであることがはっきりしています。今となっては首をかしげざるを得ない発言です。教育委員会が歴史的に全くのウソであることを書いた作品を児童に見せないようにするという処置は至極まっとうなことです。週刊新潮によると松江市教育委員会は最初は第2部だけを閲覧(制限?)禁止にしようとしたそうですが、検閲に当たるといういうの判断で、全面的な閲覧制限になったそうです。ここまではよかったのですが、それからがいけません。全国的な騒動になってしまい、抗議のメール、電話が多数来たことで、わずか数日で撤回してしまいました。その理由が事務局だけで決めたことだというのですから、何ともお粗末です。では、再度委員長を交えて決めるかといったらそんなことはありえません。閲覧制限に反対している方々は「原爆の悲惨さ」を知らせるために制限するべきではないということのみでの主張で、後半の天皇を貶めるような発言や日本人なら絶対やらない残虐行為をあたかもやったように核など、共産党や日教組と言うか中国の主張そのまんまです。これの部分について読んだ子供たちへの影響は全く考えていないというか、触れていないのがそもそも不自然で、ある意図をもって運動?しているとしか思えません。子どもたちへの影響という観点から考えると、有害図書に指定されてもおかしくありません。原爆の悲惨さを学習するのであればこの漫画以外にも沢山あります。見る権利を制限してはいけないというなら、図書館に何故「正論」や「Will」が置いていないのでしょうか。児童ポルノが閲覧禁止なんでしょうか。この議論には大きな欠陥があるとしか思えません。また、映画でもPG-12やR15といった制限がかけられています、それについてクレームが出たという話は聞いたことがありません。しかし、最近の左翼(と言うか左翼系メディア)はジリ貧んなので、ちょっとしたきっかけをつかんで攻勢に出ようと涙ぐましい努力をしています。その姿はある意味滑稽にしか見えません。それに対する対応も腰砕けに終わっていることが常で、毅然とした対応をとれないのは何とも情けないことです。しかし、こんなことで騒動が起こっている日本はのんきだとしか思えません。まあ、逆の意味で騒いでいる国もありますが。。。。=================================================================この時点で一度アップしましたが、その後、図書館に「はだしのゲン」を見に行きました。ほるぷ出版のコミックで10巻中最後の3巻があったの一気読み。ここでは原爆孤児の隆太と勝子、ムスビと夏江たちとの同居生活が描かれています。また、絵描きの天野星雅・達郎親子との出会い、看板屋の軍隊上がりの社長の娘光子との出会いと悲しい別れ、そしてゲンの東京への旅立ちが描かれています。上記の問題の場面は第10巻に描かれています。確かに全体的に反戦気分に満ちていますが、当時の雰囲気を考えるとそう思っていた人が大勢だったろうなと思われます。なので、あまり違和感はなく、この議論自体が「木を見て森を見ない」ことになっている気がしました。はたして、彼らは私を含めて実際に読んで話をしているのでしょうか?登場人物が生き生きと描かれています。特に隆太の元気の良さが、悲しい物語に明るさとユーモアを与えていて、とても楽しめました。なので、現時点では閲覧禁止するほど子供に悪影響を与えるとは思えません。とにかく面白いので、これを機会に多くの方がご覧になられることを希望しますってミイラ取りがミイラになってしまったようです(^ ^;
2013年09月01日
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先ごろの橋下維新の会共同代表の慰安婦発言に引き続きとどめをさした西村信吾代議士の発言について、「美しい日本」1386号に本人の弁明が載っていました。凄く長い文章なので要約します。5月17日12時45分頃、私(西村氏)はある意味ではカッカして院内の代議士会に入り、戦時中のいわゆる朝鮮人慰安婦の問題に関し、憂慮すべき本題を話してから、それに付随して次の趣旨を話した。「現在も多くの韓国人慰安婦が大阪南の繁華街にいる。大阪に帰ったら、繁華街に立つ韓国人に、お前、慰安婦かと確かめたらいい。」この発言に対し、維新の会の役員の行動は次のようなものでした。1.松浪健太氏:「韓国人を撤回してください」と言った。 西村氏:すぐ撤回した2.国会議員団幹事長の松野頼久氏:「先ほどの発言をマスコミの前で明確に否定してください、その為に十五分後にマスコミを控え室に集める」と言った。 西村氏:日本にいる韓国人女性が全て慰安婦であるかのように言ったと誤解されたら困るので、そう誤解されるような発言は撤回すると言った。 3.役員:離党を促した。 西村氏:離党届、会派離脱届を提出 4.大阪の幹事長:離党届受理ではなく除籍にしたと発表した 西村氏:弁明の機会は与えられなかった 橋本氏の発言は外電では、「橋下は、戦時には、『性奴隷(sex-slaves)』が必要だと言った」と捏造している。これに対し西村氏は「従軍慰安婦を道具にした捏造反日宣伝・対日誹謗中傷の悪質さと東京や大阪の夜の繁華街の実態を説明して、その虚偽を暴くのが一番判りやすい」と考えた。これが西村氏の発言の背景にあります。なので、氏が「断じて議員を辞職しない」と言ったことは正しいです。橋本氏の発言は、「慰安婦必要だった」「なぜ日本だけが問題か」「強制動員の証拠はない」などで、「性奴隷が必要だったとは一言も言っていない。外電の中身を見ると西村氏の言うように悪意を持ったねつ造としか思えません。それに怒った西村氏が、橋本氏の発言をフォローすることを言っただけです。少し過激な表現ではありますが、注意深く発言内容を見ると「韓国人すべてが慰安婦と言ったわけではありません」大阪の繁華街に立っている韓国人に聞いてみろという発言です。これが日本にいる韓国人すべてが慰安婦だと断定する発言と理解するにはかなり無理があります。まあ、日本には韓国人慰安婦が大勢いることは事実ですし、この話題については日本人の失言を期待する?韓国人がむりやり曲解する可能性はあります。そういう意味では、興奮したまま発言したことはまずかったし、注意深く発言するべきではありました。しかし、問題は党内の内輪の会合にマスコミを入れたことや幹部が外部に出す必要もない発言を表に出したことにあります。挙句の果てには、言ったこととやったことがまるで違う。なんとも稚拙な行為です。それに対し、西村さんが議員を辞めないと言っていることは立派です。西村氏のようにマスコミへの弁明ができなくても、自分で発信ができる方はいいですが、そういう手段がない場合どうなるんだろうと思うと、あらためて日本のマスコミの偏向度合いを感じないではいられません。それにしてもAPはかなり悪質です。発言を捏造しているところは日本人に対する悪意を強く感じます。西村氏がこの捏造に対し、「日本民族そのものの品性を否定しその名誉を失墜させるほどの捏造で放置出来ない」と思って発言したことは立派です。常識的な人間なら、こういう発言をしたらどうなると考え、発言することはなかったと思います。西村氏がそういうことを考えたかどうかわかりませんが、正しいことは正しいと発言する部分に関しては橋本共同代表と同じ信条の持ち主だと思います。最近、過激というよりも、過激を逸脱した発言が目立っていたので、気にはなっていました。こんなことになってしまって、とても残念です。韓国では「日本への原爆投下が神の懲罰だ」というトンでも発言が飛び出してます。図に乗るとはこういうことを言うんでしょうね。
2013年05月23日
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14日から橋下大阪市長の慰安婦発言が波紋を呼んでいます。 個人的には事実を言ったまでで、ぼろくそ言われる筋合いは全くないと思っています。彼を攻撃している人たちはその事実を知らなければしょうがないとしても、保守の人たちはそれは分かっているはずです。その上でああいう発言をするのは偽善としか思えません。どうも空気としてそんなことを言ってはいけないと思っているとしか思えません。下世話な話とはいえ人間の生理にかかわることです。戦争においては兵站は重要ですし慰安所も兵站の一つです。米軍が進駐して来た時も、GHQは慰安所を用意させました。勿論、そこで従事していたのは日本人です。この制度があったので、混血は殆んど生まれないで済みました。一方ベトナム戦争では韓国人が30万人以上の民間人を虐殺しました。また数十万人のベトナム女性を強制連行し、レイプして生まれた混血子供(ライタイハン)が3万5千人もいます。べトナムでは韓国人は超嫌われていて、彼らも出自を明かすと差別されるので、被害者なのに名乗り出られない状態です。一方ライタイハンは韓国軍兵士よりも韓国のビジネスマンが産ませた数の方が多いという話もあります。湾岸戦争でもアメリカ海兵隊の慰安所は沖合いにあった空母の中に設置されていた様です。この制度は、戦争を遂行するためには必ず必要なものです。それを忌避すべきものとして扱うのはどうかと思います。勿論、強制的に売春させられているとすれば、それは問題です。娼婦の中には心ならずも娼婦になっている方もいたでしょう。そういう方には同情の余地はあります。だからと言って慰安婦制度が悪いとは言えません。世論を見ているとどうも変です。慰安婦制度で女性がかわいそうというのはまったく当たっていません。そもそも強制的でない限りは商売ですから同情される必要はないのです。まあ、橋下が米軍関係者に沖縄の風俗を使えと言ったのは失言だとは思いますし米軍関係者が表向き同意する筈もありません。今の基準で考えるからおかしいのであって、当時はおかしくも何ともない。歴史的な背景を踏まえての批判ならいいですが、そうでないのはためにする批判と言われてもおかしくありません。しかし、政治家の中で、橋本を擁護する人たちが少ないことに驚きます。保守政治家の中でもあまりいません。どうも女性の問題になると思考停止に陥って人権だなんだといって騒ぐ輩ばかりです。こういうのを偽善というんでしょう。どの政治家がどういうスタンスにいるか見極めるチャンスです。しっかり見極めて、次の選挙で偽善者を落としましょう。例によって福島や辻元のような奴らが気勢を上げていますが醜悪です。
2013年05月16日
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世界65か国に長期滞在した経験のある穂谷野繁さんが今月号の「Will」の「韓国人のウソが止まらない!」というなかなか刺激的なタイトルの特集に寄稿しています。 内容は海外での韓国人・中国人と日本人の扱いの違いについて書かれたものです。韓国人、中国人は世界の鼻つまみ者であることは世界の常識です。常識が通じないのは以外にも日本であることを知らない日本人は多いと思います。穂谷野さんは昭和七年生まれで、趣味がロングステイの海外旅行。その体験談をいろいろなメディアに発信している方だそうです。今回の寄稿でも穂谷野さんが豊富な実例を交えて描かれています。これがなかなか傑作です。アメリカのジョージア州で、道を歩いていると「Chinaman(Chink=中国人)ですか?」と中国の蔑称を使って質問される。その都度「日本人観光客だ」と答えると、「そうでしたか!」と握手を求め、親近感を表す。メキシコでの出来事。散歩をしていたら、地元の人が「オマエはChino Cochino(中国の豚野郎)か!?」と悪意を持って質問してきたので、「私はJapones(日本人)ですよ」と答えると、メキシコ流のハグをされ、「アミーゴ(友達)だ!?」と歓迎された。50年前にメキシコに行ったときに、現地で商売している方と知り合いになり、彼はこんなことを言っていたそうです。「日本人でいることは有難いことだよ。僕が日本人だとわかると信用してくれる。南メキシコの国境に近い田舎の町でも、みんな信用してアミーゴと言ってくれるんだ。だからこんな辺鄙なところで商売しても成功できたんだよ。」これは戦前からそうだったそうです。またグァテマラで、ある朝ぶらぶら散歩していたら道に迷ってイスラエル大使館の近くに来てしまった。イスラエル大使館ですから警備が厳重で、いきなり機関銃を持った5,6人の兵隊に周りを囲まれてしまった。隊長と思しき人が「パスポートを見せろ」と言う。素直に渡したら「なんだ、日本人か」と言われ、すぐ解放された。ことほど左様に、日本人は信用されているのですが、困ったことに海外では中国人や韓国人が日本人に成りすましていて、それが原因で日本人の評判が落ちることを筆者は懸念しています。彼らは、常日頃「反日」でことあるごとに「自分の国は日本より上だ」という優越感に浸ろうとしている。ところが外国に行くと、敵視しているはずの日本人の成りすましになる。彼らにとっては屈辱的なことなのに「日本人でいること」がビジネス上メリットがあるためにそれを選ぶ。全く屈折した状況だが、「自分たちも日本人のように信用される人間になろう」とならないで、さらに反日的になるので、始末に負えない。韓国や香港マカオを除く中国に行ったことがないことを除いて、今まで「日本人だから」という理由で嫌な思いをしたことがなく、日本人に生まれことに感謝しています。実に傑作な話ですが、これのことをさっそく子供に話しました。近々アメリカの大学院に留学することが決まっているからです。それもジョージア州と同様に深南部のテキサス州です。人種差別の激しいところなのですが、日本人がテキサス州に入ったのは1990年前半だったので、中国人差別が根付いていないため、いわれのない偏見を受けずに済んだと言います。心配するときりがないのですが、とにかく、何かあったら日本人をアピールしろと言っておきました。
2013年04月04日
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昨日あたりから話題になっている埼玉県の県職員の早期退職問題。 この現象は徳島でもあるそうですし、この報道で今まで躊躇していた他県の県職員も続々続くような気がしますかつては、教師は社会的に規範となることを求められていましたし、現在でも権威は落ちたとはいえ立場はそれほど変わっていません。なので、こういう行為が許せないと思うのはしかたがないことかもしれません。しかし、退縮金がみすみす減るのを黙ってみていることができないのは、当たりまえのことです。自分を犠牲にして最後まで勤めて、その結果何が残るでしょうか。あの先生は最後まで見続けてくれたなと生徒に思われるのと、それを誇りとして余生を生きていく、それだけです。このままの状態だと、あの先生は途中でやめてしまったと思うだけで、それをずっと根にもってグレルなどということはあり得ません。今回の行為は、その人の価値観によるもので、一概にいい悪いは決めることができません。それが教員というだけで、非難されるのはおかしいと思います。個人的な問題ではなく、そういうことが起きないようにすることを考えなければなりません。世間の人たちは「教育者は生徒たちを年度末まで面倒見るべきだ」と言うのはわかりますし、教師自身が一番悩んだことだと思います。私は、やめた人たちを嘱託で雇ったらと思ったのですが、佐賀県ではこういう方は臨時で再雇用しているということでした。一番大事なのは職員が補充されればいいことで、佐賀県のやり方は人探しをすることもないし、継続性もあり理にかなっています。こういうことを考えると、仕事を継続するという条件付きで早期退職を許可することにすればよかったのだと思います。今からでも遅くありません、その方向で調整してもらえないでしょうか。勿論、今回のようなことを招いた政府の方針が問題だったことは明らかで、橋下大阪市長の入学試験中止問題と同じようにやり方に配慮が足りなかったことは明らかです。こういう事態になるとはおそらく誰も考えていなかったことでしょうし、リスクマネジメントがなっていないと言われても仕方ありません。この流れがどうなるのか、各県や政府の行動が注目されます。先生も問題ですが、それよりも、警察の退職者の補充の方がよほど大切です。
2013年01月23日
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いま最もホットな話題すが、いまいち熱気に乏しいです。 大方の予想通り自民の圧勝であったことはご同慶の至りですが、いろいろ問題もあったと思います。どこにも行くことのできない浮動票が多く入ったのではないでしょうか。個人的にはこれほど民主党の議席が減るとは思いませんでした。気になるのは投票率です。戦前の予想から自民圧勝の気配があって、それを阻止しようと思う方がいたなら、投票率がもっと上がってもいいと思うのです。脱原発にしてもそうです、そう思っている人は行動に移さないと何にも変わらないのです。有権者の話を聞いているとイデオロギーとかそんなレベルではないようです。民主党がだめで、第3極に入れるのも不安があるということで、仕方なく自民党にしたという有権者が多かったようです。個人的には岩手県の当選者の顔ぶれはなかなか興味深かったです。最も頭に来たのは小沢が当選したことです。個人的には何故こんな奴に投票するのか全く分かりません。政権党ならまだしも、いまや全く力のない党の所属議員に何ができるんでしょうか。待ちの声で「応援しているから」という話が合ったのですが、全く理解できません。この結果、ほかの県の有権者に「岩手4区の有権者はいったい何を考えてるのか」と思われてもおかしくありません。それから、岩手1区と3区は民主党でしたが、個人的には嬉しかったです。黄川田さんは家族が亡くなったのにもかかわらず被災者住宅で頑張っていましたし、1区の階さんも生活の切り崩しに会いながらも、離党しないで頑張ったことで、大いに認識を改めました。個人的には引き続き復興に頑張ってもらうために、平野復興大臣を含めていっそのこと自民党に移ってもらいたいのですが大胆すぎるでしょうか。維新の会は石原を入れたことでブレが生じたのは逆効果だったと思います。石原が入ったことで、ブレーキがかかったことが多く、今後の運営に問題を残したことは確かです。石原の演説を聞いても役人批判に終始していて、老人の繰り言を聴いているようで、石原もさすがに年を取ったと思ったのは私だけではないと思います。安倍さんには大いに期待していますが、経済外交はもちろんですが、靖国への参拝を早いとこやって頂くことが必要です。これがいつまでも残っている限りは、従来の外交の延長になります。一時的に混乱が生じるかもしれませんが、現時点では中国国内でデモを起こす状況にはないと思います。それを考えても、今度の春の例大祭には是非参拝をお願いしたです。しかし、町の声を聴くと大局を見渡して話をする方はほとんどなく、身近な話に終始しています。それが、過ちの基でした。国民のさらなる民度のアップが求められるところです。民主党は新党さきがけの残党を一掃するところから始める必要があります。国民は政局にいい加減うんざりしてます。野党も何でも反対でなく、建設的な態度で望んでもらいたいものです。とにかく、スピードが重要です。
2012年12月17日
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このところ選挙に向けていろいろかまびすしいです。 昨日は、未来の党とかいう政党ができるというニュースが出ていました。滋賀の嘉田知事が結成して代表になるとか。さっそく、「生活」の連中やら、「緑の風」やら「新党大地」やら、今まで存在感を示せなかった党が号k流の意向を示しています。しかし、選挙まじかになってからの結成で、これでは選挙互助会そのものであることは確かです。おそらく、少しは学習した国民は裏で小沢が暗躍していることをみて、胡散臭さを感じていると思います。この方は、かつて「神輿は軽くてパーがいい」といった御仁です。今度の代表は、ルーピーとは違ってまともだとは思いますが、代表には他人を祀り上げて、実権は自分が握るという、相変わらずの手法をとるとみられています。国民はこんなことにうんざりしていることが、どうもわかっていないようです。政治を弄んでいるというのは、こういう人を言うんではないでしょうか。だいたい、この方、政治家として目立った業績があるんでしょうか。ちょっと調べてみたら、彼の業績はこんなことがあるようです。政治倫理審査会の設置政党助成金制度小選挙区制度しかし、これを作ったことの弊害の方が大きかったと思われます。最初の二つは自らが制度を冒涜するような振る舞いをしていますし、小選挙区制度の弊害は衆参両院のねじれに象徴されるように、当初期待されていた効果は全くありませんでした。結局、小沢の政治家としての功罪は功は全くなく、罪はいろいろあり、今の法律では有罪にならないだけで、限りなくグレーな政治家だったということです。以前、今度こそ小沢を落とすチャンスだと書いた覚えがありますが、衆議院選挙の候補者を見ると、自民党も全くやる気がないように見えます。民主党は対抗馬さえ立てられない有様です。今度の新党は、埋没を恐れていの、小沢の延命にすぎないと思います。埋没を恐れず自分の主張を押し通す気概はこの方にはないようです。もっとも、福島の放射能が怖いと言って逃げ出した人ですから、小心者であることは確かです。過去を学習しない政治家は、ろくなものでないことは歴史が示してます。民主党が政権を取って浮かれている時、識者は党の綱領もなく、外交に不安があることを指摘していました。当時、そんなことは些末なこととして、埋もれてしまいましたが、結局それが国益を損ねたことはご存じのとおりです。今度の新党も「卒原発」という何やらわからない言葉で煙にまいていますが、ほかのことは何にも決まっていない。そういう党に何も考えないで投票したら、民主党の二の舞、もしかしたらそれ以上のことになるかもしれません。そういうことを考えると、ある意味、今度の選挙は民度を測る絶好の機会なのかもしれません。願わくは、くれぐれも外国から後ろ指を指されることにならなければ、と思っています。
2012年11月28日
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今夜のトップニュースは鳩山元首相の引退でした。 TTP反対ですから、野田首相が示した公認の条件に抵触してしまうので、やむを得ないことだったと思います。引退しても、自分の信念を貫くそうですが、信念を貫いて具体的に何をするのでしょうか。具体的に何をするのか示さないで、ただわめいているとしか思えません。そこまでの覚悟があったのなら、無所属でもなんでもいいから立候補したらいいと思います。「生活」が面倒を見てくれなかったのかもしれません。個人的には、立候補して、落選して敗戦の弁を言う姿を見たかったです。しかし、前科があるので、いつ何時撤回すると言いださないとも限りません。もっとも、公示まで時間がないので、もはやこれまでなのでしょう。国益を大いに損なってきた張本人として、やっと辞めてもらえることになり、とても喜ばしいことです。つい先ごろ、こんな人間が外交担当の党最高顧問に復帰したというニュースを耳にしたとき、民主党はついにおかしくなったのかと思ったほどです。鳩山元首相は、今年の4月にイランで、国際原子力機関(IAEA)の対応が「二重基準」だとした不規則発言をしでかしていますし、これで獅子身中の虫の片割れがいなくなって、民主党の皆さんもほっと一安心といったところだと思います。丁度、昨日から「破壊外交」という本を読んでいます。民主党の外交に絞ってまとめたものですが、その中で鳩山外交の無定見さがこれでもかと出てきます。そのなかで笑えるのは、鳩山政権当時、米政権内では「スペース・イシュー」(宇宙問題)というと、すぐ「ああ」と通じていたということです。さすがはアメリカ人という所でしょうか。ところで、この本の中ではルネサンス期イタリアの思想家マキャベリの書物からいろいろ引用されていますが、ことごとく当たっているのには笑えます。その中で、君主論には「君主にとって、最大の悪徳は憎しみを買うことと、軽蔑されることだ。」という一説があります。これは鳩山元首相にそっくり当てはまります。まるで漫画のようですが、実際は笑い事では済まされません。ともあれ、国民にとって鳩山元首相の引退は全くお目出度いことです。本人は「第3の人生を歩みたい」と言っているようですが、これ以上世の中に害毒をまき散らすのはやってほしくありません。それにしても、今回の衆議院選挙、全く予想が付きません。民主党が半減する可能性はかなり高いです。よく、選挙の結果は民度を測るバロメータと言われます。外国に笑われないようにするためにも、今度こそ国民にしっかりと考えてもらいたいものです。
2012年11月21日
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今日ニュースをネットでチェックしていたら、認可を許可されていた3つの大学が認可を取り消されたというニュースが載っていました。 田中文科大臣が決めたそうですが、理由がふるっています。大学が増えすぎて、競争が激化し、倒産する大学が出てきたから、抜本的に認可の在り方を見直すとのこと。これについては、それほどおかしい考えではありませんが、認可直前の案件まで保護にするなんてむちゃくちゃです。この方は、感情だけで物を言っていると思われるような言動が目立ちます。この方のことで思い出すのは、自民党で外務大臣だった時の北朝鮮の金正男の強制出国事件です。この時も後々面倒が起きないようにするための処置がヒステリックな対応で、後でさんざん批判されたものです。今回のふるまいを見ると、当時の反省は全くないようです。どうもこの方は論理的な考え方や、これをすればどうなるという予知能力に欠けているというか、そういう思考をすることがない人間のように思います。前回は貴重な情報源をみすみす逃がして、国益を損ないました。今回は大学関係者や大学の在校生、入学しようとしている高校生たちに多大な迷惑をかけています。学生にすれば、下手すれば一生の問題です。この中の秋田の美術大学、私の子供が高校3年の時、4年制になるのを見越して受験したらどうだと勧めたことがあります。子供は結局ここは受験しなかったのですが、多分友達は入っているはずです。今の時期になって就職活動といわれても困ってしまいます。本人もそうですが、親御さんの困惑を考えると怒りさえ覚えます。個人的には、こんな害悪だけをまき散らす輩はさっさと更迭してほしいものです。それに、大学の教育の質が落ちたのではなく、それまでの手抜き教育のために学生の質が落ちたというのが本当のところです。その原因を作ったのは、どこのどいつだったのか知らないのでしょうか。質が低下というか劣化したのは、ご本人のおつむとしか思えません。
2012年11月02日
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この前、メールをチェックしていたら、映画館でも自動券売機が設置されたところがぼちぼち出てきたということが書かれていました。 それで、雇用を心配されていました。個人的には人が多いと思っていましたし、立ち食いソバやでも導入されいるのに、なぜ券売機が今まで導入されてこなかったのか不思議なほどです。映画館は斜陽産業なので、最低限のサービスを確保したうえで、削れるところは削っていかなければなりません。発券機は初期投資は大変ですが、あとは償却していくだけなので、長期的に見れば人を雇うよりは安く上がることは確実です。映画館に行くと、時々従業員が少し多すぎると感じることがあります。こういう商売は、常に決まった人数で運営するわけにいかないのが悩ましいところです。人が少なかったり、接客があまりうまくない人が担当したりすると、観客が多い場合、待ち時間が長くなってしまうことが結構あります。個人的には、開演ぎりぎりに行くものですから、混んでいると本編に間に合わないことがあります。そういう時、上映が遅い時刻の映画は後回しにしてくれと思ってしまいます。自己中の考え方ですが、そういうところも改良の余地があります。また、殆んど売り上げが期待できないのにもかかわらず場内での移動販売が行われることもあり、移動販売の担当が来ると、どういう考えでそんなことをやっているのか疑問に思ってしまいます。そういえば、数日前に、富士フィルムが映画用のフィルムの生産をやめるという記事が新聞に出ていました。理由はデジタル化が進み、フィルムで撮影された作品が少なくなったからだそうです。何しろ7割まで来ているということですから、すごいですね。設備投資にお金がかかり、そういう体力がないところは閉鎖するしかないという現象も起きているらしいです。東京の浅草にあった5つの映画館が再開発のために今月中にすべて閉館されるという理由の一つかもしれません。どこかで、古い映画専門の映画館はなくなってしまうみたいなことが書かれていましたが、こういう情勢では仕方のないことかもしれません。映画館でもライブビューイングなどいろいろな企画を考えて頑張っていますが、どうなんでしょうか。私はその手の公演に入ったことがないので、どのような状況なのか興味があります人気アーティストの公演はそれなりに動員できると思いますが、最後は絵と音の質が物を言います。観客が何を求めて映画館に行くのか、その本質を見極めて頑張ってもらいたいものです。
2012年10月18日
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今月号の「Will」は韓国特集。 これでもかというくらい韓国の負の部分があからさまに出てきました。そのなかでも、びっくりしたのは、梶井彩子氏の報告です。題名からしてショッキングなのですが、原因は下水処理施設が万全でないことによるものです。(以下概要)韓国では下水処理施設が足りていないため、糞尿、汚泥、家畜糞尿、生ごみなどを海に捨てている。93年からは正式?に海洋投棄が行われている。投棄物にはヒ素や水銀、カドミウムなどの有害金属も多量に含まれていると言います。当然、水産物には甚大な影響が出ていて、2003年には赤ガニ漁が禁止された。理由は、かにから毛髪やヘアブラシが見つかったため。韓国の消費者たちも、このつけが国内向けの食物も伝わっていく危険性を感じ、韓国政府は06年に海洋投棄を12年から禁止するという内容の「廃棄物海洋投棄禁止総合対策」を発表している。しかし、実施直前になって韓国政府は「当面、投棄を続ける」と発表した。依然として下水処理施設が不十分なことがその理由というが、全く信じられない話だ。実は韓国は03年に廃棄物の海洋投棄を禁止する国際条約に加盟している。ちなみにこの条約の加盟国で下水汚泥の海洋投棄を行っているのは韓国のみである。海産物の輸出が認められて生きたのは、海洋投棄区域と清浄区域があるという理論だが、相手は海でそんな詭弁がまかり通っているのも不思議なことだ。たとえば、韓国のりに「トイレットペーパーが混入していた」という「都市伝説的な話」もある。もともと、この国の食品管理、衛生管理が杜撰であり、ネットでは以前から騒がれているらしい。「寄生虫の卵入りキムチ」が話題になったのは2005年のこと。韓国産キムチ業者502社のうち16社の製品から卵が見つかったというのである。韓国では今でも1,2回虫下しを飲んでいるというから、寄生虫が体内に入っても大丈夫なのかもしれない。(概要終わり)しかし、虫下しのくだりを読んだら、日本の30、40年以上昔のレベルの衛生状態の感じです。これを読んでいて、中国産に関しては注意していたのですが、韓国産も要注意だということを知りました。取りあえず、出来るだけ国産にして、韓国産の物は買うなと妻に言いました。妻がもらったり買ったりしている韓国のり、私は殆んど食べませんが、トイレットペーパーの話をして少し脅かしました。韓国は今では先進国のふりをしていますが、何しろ日韓併合前は下水などの施設がないのは無論、厠の汚物が、そのまま家の側の側溝に流れ込み、そこで子供は水浴びして遊んでいる、などといった記録が残っているほどですから、「世界で一番不衛生な土地」と記録されているのも不思議ではありません。出典:http://sooda.jp/qa/325682まあ、欧米にしたって日本に比べれば、不衛生なことは確かですが、朝鮮はひどいです。DNAとしてそういう観念がないとも言え、日本的な常識が通じるはずがありません。結局自分の身は自分で守る以外ありません。安い安いと思って買うと韓国製というのはよくあることですが、これからはまず原産国を確かめてから買う習慣をつけねばと思います。
2012年10月09日
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今日帰り際に、パソコンのニュースを見ていたら、自民党総裁選で、安倍氏が決選投票で石破氏を逆転して当選したことが報道されていました。 地方票では石破氏がトップになるが過半数は取れないという予測はどの報道機関もしていました。決選投票でどうなるか断定的な予測をした報道機関はなかったと思います。決選投票になれば、安倍氏の評が伸びると予想されていましたが、差は変わらず、他の候補の票が二分されたという結果でした。個人的には、前は安倍に期待していたのですが、林氏の発言を聞いて、林氏でもいいなと思っていたところでした。次回、首相になったとしたら、外交に関しては毅然たる態度を前面に出してくると思います。石破氏も重要視すると言っていますので、中国、韓国に対しては一歩も譲らない態度で対応するものと思います。問題の経済はどちらもそれほど得意とは思えないので、有力な人間を起用することが必要です。安倍氏が総裁になったことによって、「日本維新の会」との連携も真実味を帯びてきたと思います。安倍総裁が誕生したために、民主党の対応も変わらざるを得ないと思います。個人的には、好ましい方向に進んでいると思います。さらなる希望は、自民党には有能な女性議員が大勢いますので閣僚に女性を沢山起用してほしいと思うことです。それにつけても、衆議院が解散しないことにはこれも絵に描いた餅です。当面早急に解散することを目指して活動してほしいと思います。しかし、安倍氏を誹謗中傷していた朝日新聞がどう出るか楽しみです。何しろ、安倍氏を攻撃することが「社是」というとんでもない会社ですので。。。。朝日には、少なくとも、以前の姿勢は守って、われわれの鬱憤のはけ口になってもらいたいものです。
2012年09月26日
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配備がまじかになってきて配備反対派の勢いがますます激しくなっているオスプレイ。 沖縄では配備反対で、ほかの地域でも飛行ルートに入っているところは反対ばかりです。配備反対の理由は今まで事故が結構あり、墜落が心配だからです。まあ、脱原発と似たような構図です。オスプレイでも反対派は感情的な物言いが占めています。いつも言っていますが、オスプレイの事故の確率と自動車事故の確率を比べたら全く比べ物にならないわけですが、それならば、なぜ自動車を廃止しろということが出てこないのか。それは当事者ではないからです。自分の利益にならないことは、単に迷惑である、としか考えないのは誰しも同じです。ただ、直接関係ないとしても、日本の防衛には大いに寄与するということを理解していないように思います。特に現在のようにいたるところで紛争が起こっていることを考えると、オスプレイの配備は不可欠です。オスプレイの配備を拒絶して、古いヘリコプターを後生大事に持っている。これがどんなことになるのか全く分かっていないように思います。これも、脱原発と同じくらい想像力の欠如を感じます。まあ、感情的になっている人間を論理的に説得しようとしても無理なことは確かです。ここにきてこういう事件ばかりですが、教育を怠ってきたつけが回ってきたというべきでしょう。アメリカ側もやり方が稚拙です。操縦ミスのせいにしているのですから話になりません。軍用だから、機体の欠陥は操縦の腕でカバーしようとしているのかもしれません。熟練していれば、操縦ミスの起こる確率は下がりますが、皆無とはいきません。人間は誰しもがミスをします。何かあると、「注意を徹底した」という対策?をうったと勘違いしていることが昔はよくありました。これは自己満足にすぎないわけで、人間が操縦している限りにおいて必ずミスはするものです。注意しても、ミスは起こります。例え確率が低くても、それがいつ起こるかはわかりません。ところで、飛行機においては、フェイルセーフの考え方で物が作られてきました。たとえば、制御系統が損傷した時のリスク回避のために、3系統にして冗長性を持たせたりすることです。オスプレイの事故は、そういうハードでの事故ではなく、人間のミスです。そうすると、ソフトでカバーできることが大半だと思います。こんなものはすぐ修正できるはずなのに、それをしないで、ミスのせいにしているうちは住民を納得させることができないのは当たりまえです。そんなアメリカに対して、改善要求も出せない日本も情けないです。そんなことでごたごたしている場合ではありません。今にも中国が押し寄せてくるかもしれません。早いとこ改善して、配備してもらいたいものです。ところで、今日、ニュース・ステーションに出演していた自民党総裁選に立候補した林芳正政調会長代理がいいことを言っていました。尖閣の質問に対してですが、国有化して船溜まりを作って、灯台を作ってとちんたらやっていたらその都度中国に文句をいわれる。そうならないように一気にやるべきだというんですね。私も何ちんたらやってるんだといつも思っていました。日本には一夜城(実際はもう少しかかったようですが)という実績?もあるわけですから、船溜まりや建物を作るのは、一日というわけにはいかないとしても、すぐにできることだと思います。幸い資材置き場に格好の場所も発見されたようですし。。。いつも思うのは、いちいち国が何をするというのを何で公表するのかという疑問です。隠密裏にさっさとやってしまえばいいのです。足を引っ張っているのはマスコミで、そういう意味ではマスコミは国賊ものです。殺人事件など自主規制するくせに、国の動きについては、そういう配慮がない。どうも倒錯しているとしか思えません。まあ、マスコミは共産党シンパですから仕方ないですが、政府も余計なことを言わなければいいのです。場合によっては、某国みたいに重要な政策に関しては報道管制を敷いてもいいと思います。それぐらいの覚悟で物事を進めてほしいものです。まあ、へたれ民主党には出来そうもありませんが。。。
2012年09月13日
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尖閣諸島の国有化の報道に対し石原東京都知事が怒っています。 石原都知事は野田首相と会談して、小さな船が避難できるような小さい船溜まりを作ってくれれば国有化しても良いというスタンスです。この時点で、賽は政府の側にあります。ところが、その返事は2週間待っていても知事のもとには届きません。単なる約束としても、感心しないやり方で、誠実さのかけらも感じられません。その挙句は、メディアに20億円で国有化を目指しているとリークしました。このやり方、陰湿で狡猾です。まあ、ディスインフォメーションを政府が行ったとみるべきでしょう。これが一国の政府のやることでしょうか。石原知事が怒るのも当たりまえです。2chでは民事訴訟を起こされるので、東京都としては渡りに船だという話がまことしやかに喧伝されています。挙句の果ては、知事がキックバックをもらって選挙資金にするなどという話をする輩もいます。まあ、発想が貧困というかなんというか、個人を貶めようと必死になっている姿が見えるようです。これらの行為は中国が裏から糸を引いている可能性が高いと思われます。しかし、野田首相は国防に関しては毅然とした姿勢を見せるかと思っていました。言うことはまともですが、やっていることは以前の首相と大して変わりありません。それに今回の報道。信じられません。こんなことをしたら、14億円の募金を行った人たちが黙っていないと思います。それに、地主は何を言われるかわかりません。こんなことを承知で、国に売買するとしたら、地主は金の亡者と言われ続けることは必定です。地主がそんなことをするとは到底思えません。どっち道、政権の交代は時間の問題ですので、次期政権がどう出るかによりこの問題は変わってきます。しかし、いつまでも、放置していればいいと思っていること自体、状況認識ができていない証拠で、何とも情けありません。私は、国有化は後回しでいいので、台湾と漁業条約を締結して、台湾と中国の共闘の鎖を断ち切ることが大切だと思います。台湾はかつて尖閣周辺海域で漁を行っていました。それがまた、できるようになればいいだけで、邪悪な野望はないのです。こんなことは日本の腹積もりだけで決まることです。しかし、台湾の再三の申し入れに対し、日本側からの返事はないそうです。しかし、外務省には客観的な判断のできる官僚はいないのでしょうか。まったく訳が分かりません。
2012年09月04日
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昨日、政府の行った討論型世論調査の結果が発表されました。 原発比率0%が過半数を占めたという結果です。「原発が必要ですか」と問われたら、いらないと答えるのは当たり前です。多分これは事前に予測されたことだと思います。ゼロと答えた方は、頭で考えたのではなく、感情で決めたのに過ぎないと思います。現状を考えて、どうすべきかいいかを考えた方は、そのほかの選択肢を選んだのだと思います。0%に賛成の方の中には、2030年時点でどうすればよいかを答える問題だから、それまでは原発を停止しなくても良い、と解釈している方も見受けられ、現時点で即廃止という選択肢がないのを不満に思っている方もいます。この方は深読みしすぎというか、底意地の悪い解釈としか思えません。今回調査をした動機がわかりませんが、政府は結論を出せないので調査にすがったと思われてもおかしくありません。設問を十分に吟味したようには見受けられないし、かえってこの調査を行ったことで、不信感を持った方が増えていると思います。とにかく、政府というか、民主党のやり方は一事が万事こういう感じで、バカな自分たちでは考えられないので、別なバカ?に丸投げしているようなものです。こんなのは、結果を見るまでもなく予想されることで、時間とお金の無駄遣いで、全く稚拙としか言いようがありません。勿論、確かな戦略があって行ったこととは到底思えません。思えば、かつて国を二分したと言われた安保条約改正も、当時の岸首相の決断で継続することが決まりました。今になって、その決断の正しさが認められているわけです。やはり、こういう難しい問題は、最後は首相が決断すべきことで、調査はあくまでも参考データであることを念頭に入れておいてほしいと思います。昨今、きな臭い状態になりましたが、こんなでたらめな政権が有事に出くわしたとしたら、勝利はまったく望めません。韓国、中国もその気になっているこの状況は、今までの閉塞状態を打ち破る絶好の機会だという見方もできます。ちょと、話題がずれてしまいましたが、原発即時廃止と思っている方々は、実際廃炉になった後どうなるかを考えたことがあるんでしょうか。もちろん、それだけの覚悟がおありでしたら何も言うことはありません。ただ、それはそれを望んでいる方々だけでやってほしいと思います。個人的には、そんなのはまっぴらごめんです。前も何回も言いましたが、原発は被害が大きいことはよくわかりますが、使い方を誤るとそういう危険なものは世の中にはたくさんあるわけで、人類はそのリスクをできるだけ抑えるような活動を営々と続けてきました。原発もその延長線上にあると思います。それこそが人類の進歩の要因の一つであることは疑いようもありません。しかし、こんなことをしてますます混乱に拍車をかけて、政府はいったいどうしようとしているのか、さっぱりわかりません。おそらく当事者も同じ思いだと思います、情けないことですが。。。
2012年08月29日
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