続けるにしていも、メンバーやリーダーの了解を得てから続けなければならない。 そういう最低のルールを守れない人間は、一人でやればいいのだ。 演奏会中は子供だからと言って甘やかすことは許されない。 日野さんの注意の仕方が乱暴だという指摘はあるかもしれないが、びんたが乱暴ならドラムから離すしかないだろう。 見た目にはそちらの方が穏便に見えることは確かだが、とっさにはできない。 そうかといって、実力で阻止しないで、その場で説得するというわけにもいかない。 そうなったら漫画だ。 ジャズの世界ではソロで他のメンバーに何かを伝えるということはよくある。 有名なのはプレスティッジのクリスマス・セッション(1954.12.24)でのマイルスとモンクのいざこざ?。 「The Man I Love(take2)」でモンクがソロを途中でやめてしまったので、続けろとマイルスがトランペットで合図を送って、それを聴いたモンクがはっとして、ソロを再開したという話。 最初はハーフテンポのあまりやる気のないソロが、トランペットの合図のあとは我に返ったように通常のテンポのソロに変わるところが面白い。
このエピソードが本当かどうかわからないが、音を聞くとなるほどと思ってしまうことも確かだ。 (Miles Davis And The Modern Jazz Giants収録) (閑話休題) 今朝の新聞に日野さんのインタビューが載っていて、ドラマーの中学生は父親と子供みたいな特別な関係だと仰っていたので、信頼している人間に裏切られたと思って、瞬間的にかっとなってしまったのだろう。