音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2017年09月03日
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今週号の文春にいささかショッキングな事件?が取り上げられていた。
8月20日に「世田谷パブリックシアター」で開催された「日野皓正 presents “Jazz for Kids”」での出来事。
中学生のビッグ・バンドと日野皓正さんが共演したコンサート。
アンコールの後半のドラムソロの時、ステージ上手の最前列にいた日野さんが、ステージ下手後方のドラマーの男子中学生に近づいて行って、スティックを吹き飛ばしたにもかかわらず、ドラマーが手でたたき続けたので、日野さんが髪をつかみその後びんたを見舞ったようだ。
映像 はぼけているし、遠くから客席から映したものなのでよく分からないが、そのような状況であったことはおぼろげながら想像できる。
ただ、短く切り取られているので、その前の背景は全く分からない。
思うに、ドラム・ソロが受けたため、調子に乗って続けてしまったことで、日野さんが怒り、実力で阻止しようとしたことのようだ。
彼のソロの後にもソロをするメンバーがいたということも、日野さんの怒りを増幅させる要因だったのだろう。
集団で演奏をする時はルールがあり、それを守らなければ演奏は台無しになることは明らかだ。

続けるにしていも、メンバーやリーダーの了解を得てから続けなければならない。
そういう最低のルールを守れない人間は、一人でやればいいのだ。
演奏会中は子供だからと言って甘やかすことは許されない。
日野さんの注意の仕方が乱暴だという指摘はあるかもしれないが、びんたが乱暴ならドラムから離すしかないだろう。
見た目にはそちらの方が穏便に見えることは確かだが、とっさにはできない。
そうかといって、実力で阻止しないで、その場で説得するというわけにもいかない。
そうなったら漫画だ。
ジャズの世界ではソロで他のメンバーに何かを伝えるということはよくある。
有名なのはプレスティッジのクリスマス・セッション(1954.12.24)でのマイルスとモンクのいざこざ?。
「The Man I Love(take2)」でモンクがソロを途中でやめてしまったので、続けろとマイルスがトランペットで合図を送って、それを聴いたモンクがはっとして、ソロを再開したという話。
最初はハーフテンポのあまりやる気のないソロが、トランペットの合図のあとは我に返ったように通常のテンポのソロに変わるところが面白い。

このエピソードが本当かどうかわからないが、音を聞くとなるほどと思ってしまうことも確かだ。
Miles Davis And The Modern Jazz Giants ​収録)
(閑話休題)
今朝の新聞に日野さんのインタビューが載っていて、ドラマーの中学生は父親と子供みたいな特別な関係だと仰っていたので、信頼している人間に裏切られたと思って、瞬間的にかっとなってしまったのだろう。

実際にビッグバンドや吹奏楽などの集団で演奏したことのない方には理解しがいた面があると思うが、「暴力」という視点で一方的に日野さんを糾弾するのはでやめてほしい。
また、将来のことがあるので中学生の画像や氏名などが流出することのないようにもしてほしい。
近年、日野さんのコンサートに行くと、気が短くなったのか、不機嫌そうな顔をしていることがあったが、まさかこんなことになるとは思っていなかった。
ただ、こんなことで日野さんの音楽を嫌いになっては欲しくない。
ところで、こんな事件が10日もたたないうちに流出するなんて、どうなっているだろうか。
おそらく、観客が垂れこんだのだろうが、少しでも暴力的な行為があると、背景もわからずタレこむような嫌な世の中になってしまったようだ。
最近政治家や芸能人のスキャンダルなども些細なことまで報道されるようになってしまった。
当ブログなどはあまり見たくないのだが、世の中で要求されているからなのだろうか。





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Last updated  2017年09月03日 22時58分55秒
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