どろぎつねのポンコツペダル

どろぎつねのポンコツペダル

2024.06.23
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カテゴリ: 自転車関連
雨、雨ですな。
ということで、飽きもせず家の中でサドル調整をやってます。
このとき初めて固定ローラー台というものがあれば便利だろうなぁーと気が付きました。

当初のサドル位置は見る影もなく、サドル高さは1cm以上低くなっています。。
で、サドルが1cm低くなったということは、それに合わせてハンドルも1cm下げないとフォームが崩れますよね、ということでハンドルを下げようかと!

やったことあんの?
いーへ、ありませぇーーーん。
大丈夫か?
昔、ショップの店長も「簡単だよ」って言ってた記憶がある。



なんかね、中から銀色の筒みたいなの(左端のやつ)も出て来た、なんじゃろねぇー。

この中に入っていたんだよ、腹籠りか? 中に仏像とかが入っているのかも!?


ステムの下にはスペーサーが4個入っている。

1個の高さが1cm程度なので、これを1個外せばハンドルが1cm下がることになる!

でね、ステムを締めているボルトを緩めているとね、パラパラと塩が落ちて来る。

そう、わしの汗の結晶なのじゃ。

うーーんしょっと、ステムをコラムから取り外した。

この丸い柱みたいなのがコラムというもので、これに前輪を固定するフロントフォークが付いている。

ステムを外した状態から。


下から4番目のスペーサーを抜く。


スペーサーが3個になりました。





外した4番目のスペーサーはステムの上に移動します。


ここで、先ほど中から出て来た仏像入れを戻します。

なにやら、これはプレッシャーアンカーとか、プレッシャープラグとか、プレッシャーアンカープラグとかって呼ばれているものらしいです。

プレッシャーアンカーはスポッと中に入ってこのようにネジの付いたフタで止まっています。


元々一番上にあった5番目のスペーサーを載せます。





最後はアクションカメラ用マウントも一緒にネジで固定します。

ま、今はアクションカメラは壊れて使っていないので、このマウントはいらないかもな。

はい、ステムの位置が1cm下がりましたよ!

変更前は、④と⑤の間にステムが入っていました。

意外と簡単だったなぁー。
では、ボルトを締めましょうねと、以下のような順番で締めた。

最後のヘッドキャップのネジを締めているとき、なんか空回りしているような気がしたが途中から固くなって締まったようだ。

後で判明するのだが、この締める順番が既に間違っていた。(初心者あるあるらしい)

で、完了したと思っていたらね、フレームとフォークのつなぎ目のとこがね、ガタガタ言うのよ。

あれ? これって最初からこうなんだっけ??
うーーん、最初がどうだったかが分からないゎ。。
わしのせいでガタガタになったのか??

しばらく、ガタガタやっていると、やはりこれはまずいんじゃないだろうかと思い始める。

ネットで調べてみる。
あ、やっぱダメみたいよ、これ。

ヘッドキャップを止めるネジを締めると、ここが密着してガタガタ言わなくなるらしいのだ。
そうなんだ。
では、もう少しきつーーく締めてと。

ガタガタは直らない。。

そもそもどういう構造になっているのか分からないので、まずはそこから調べてみるかと。
色々調べて、やっとまともな解説動画に辿り着いた。

そこに、先ほどの仏像入れことプレッシャーアンカーについても解説がされていた。
このプレッシャーアンカーの解説なしの動画が多いので消化不良が続くのである。

このプレッシャーアンカーが何をするものなのかをちゃんと知る必要がある。

プレッシャーアンカーという名からも想像できるように、コラムの中でこの銀色の側面が外側に広がってコラムに押し付けられてコラムと一体化するというものである。

プレッシャーアンカーを上からみると、六角レンチで締められるようになっていて、さらにその下にネジ穴も見えているのがわかるだろうか。

6角レンチで右側に回すと側面が広がるようになっている。

ただね、スポッと緩く入る状態で六角レンチで締めてもクルクル回るだけで一向に固定されないのだ。

取り出して構造を見たり、色々やってみて、なんとかやり方が分かった。
まず、コラムにギリギリで入るくらいにプレッシャーアンカーを広がった状態にしておくこと。
それをコラムに押し込んで、その状態で六角レンチで締め始めると手応えのある締まり方になる。
そうなればそのまま締めていけばOKだ。
ここはある程度きつく締める。
但しコラムはカーボンなので割ったりしないようにね。
トルクレンチで締めた方がいいのだが、トルクレンチを出すのが面倒だったので感覚で締めた。

これで、コラムとプレッシャーアンカーが一体化したことになる。
このプレッシャーアンカーにあるネジ穴にトップキャップからネジを通して締め上げることにより、コラムを引き上げてフレームと密着させるのである。

これを理解していれば、どの順番でボルトを締めるのか、どこをガッチリと締める必要があるのかというのが自ずと分かるっていうものだ。

このプレッシャーアンカーというのはカーボンフォーク(コラムまでカーボンのもの)にだけ使われるものらしいのだ、鉄のフォークとかはこういう問題はほぼ起きない仕組みらしいのだ。

プレッシャーアンカーを押し込んだ状態。


真横から見るとこんなんです。


6角レンチでプレッシャーアンカーをコラムに圧着させます。


この時点ではステムをコラムに締め付けるボルト(左右2ヵ所)は緩いままです。


ヘッドキャップを被せます。


ネジを締めてヘッドキャップを固定するというのは、見かけ上の説明です。


このネジを締めるとコラムが引き上げられて、フォークとフレームが密着してがたつきを無くします。
なので、このときフォークを手で持ってフレームと真っすぐに密着した状態にしてからネジを締めるようにするとうまくできます。


最後は、ハンドルとタイヤが真っすぐになるようにしてから、ステムを2ヵ所のボルトで締めます。

2ヵ所は、ちょっとずつ交互に締めます。(上下の締める箇所が均等に締まるように)
ここも本来はトルクレンチで締めた方がよいです。

このときステムがカーボンのコラムを締め付けていくわけですが、その位置のコラムの中にはプレッシャーアンカーが入っているのでカーボンコラムが潰されないように補強している役割もあるとか。

というわけで、何とかハンドルを下げることが出来ました。
これでまた一つメンテの方法をマスターできました、よかったよかった。

プレッシャーアンカーの問題点は、ヘッドキャプを外したときにプレッシャーアンカーがすぽっと抜けたことですね、ヘッドキャップを外しただけならプレッシャーアンカーがちゃんと固定されていたままなら今回のようにガタつきは発生しなかったと思うのですが、なんではずれたんだろう?

プレッシャーアンカーが一度外れてしまうと、上記の仕組みを把握していないとちゃんと組み戻すことが出来ないんじゃないかな。

え? ところでサドルはちゃんと調整できたのかって?
うーーーん、わかりません。。
長い旅になりそうです。



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最終更新日  2024.06.24 00:24:16
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