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やーちゃんばーちゃんの石ころ人生 第1章


やーちゃんばーちゃんの石ころ人生 第2章


やーちゃんばーちゃんの石ころ人生 第3章


2006年01月17日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

『子どもより、先には死ねない・・・』

障害児の保護者さんから、よくこういう言葉を聞きます。

子どもより先に死ねない理由のひとつ。
それは、
”子どもを安心して社会に託せないから”・・・

なぜ、社会に託せないんでしょう。

これまでたくさんの保護者さんの声を聞いてきました。

☆ 子どもの障害について相談がしたくて、その窓口と思われるところに行ったのに、職員等の不勉強や経験不足の為たらい回しにされ、結局はいまだに良くわからない・・・

☆ 周りの人達どころか家族にさえ理解してもらえず、親の躾が悪い、育て方が問題だと批難され、結局は親(ほとんどが母親のほう)が一人で抱え込む場合が多い・・・

☆ 軽度発達障害の場合、確かに障害があることがわかっていて、療育や通級教室が必要な場合もあり、必然的に仕事ができなかったり、融通のきく仕事を選んだりしなければならないのに療育手帳がおりず、経済的支援がないに等しい。(離れた学校に通級に行く場合、原則として保護者の付き添いが必要な場合があります)

☆ 就学時健診が近づいてきたにも関わらず、自分の子どもにだけ案内が来ないので教育委員会に確認したら、親に何の相談も無く勝手に養護学校行きに決められていた。

☆ 学校の担任が、障害のことを”知ってるつもり”

☆ 学校と医療と行政のパイプがしっかり通っていない。

☆ 公的な施設や講演会などで、”もっと声を上げてください”とか、”声がないと動けません”とか言われるが、障害があるのが子どもである場合や、知的障害がある場合、どうしても声を出すのはその”保護者”ということになる。しかし、はっきり言って親たちは疲れている。
仕事に追われ、学校や地域の行事に参加することに追われ、家事や子育てに追われ、障害について勉強したり療育に行ったり、批難や中傷に耐えたり・・・
障害児の親は肉体的にも精神的にもいっぱいいっぱいだったりする。


上げればまだまだあると思うんですが、これくらいで・・・
あ・・・
僕の意見も入っています。

日本の福祉が今どんな状態で、今後どういう方向へ向かおうとしているのか、年間どれくらいの予算が組まれ、人材育成がされているのか、施設の充実を図ろうとしているのか、不勉強な僕には良くわかりません。(だったら勉強しろよって言われても仕方がありませんが・・・)

でも、明らかに福祉先進国と言われている国より少なくとも十年以上(もっと?)は遅れていると思います。
先日ある方から、「軽度発達障害への支援がある程度整うまでには、まだ半世紀は要するかも知れません」と言われ、愕然としました。

昨日、ある新聞で軽度発達障害について報じていました。
そこには太く大きく、「支援体制の構築急務」の文字が印刷されていました。
文章中には「療育現場も必死だ」って書いてありましたが、急務だの必死だのって言いながら、なぜこうも空回りが多いんでしょう。

また記事には、
”文部科学省の調べでは、通常学級で知的に遅れはないが学習面や行動面で著しい困難を示すと担任が回答した児童生徒の割合は6,3%”
と書いてありましたが、たぶんこの数字は、「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する全国実態調査」からのものだと思うんですが、調査が実施されたのは2002年の2~3月。
もう4年も前の数字です。
今はこの数字も変化しているんじゃないかなぁと思います。

日本の福祉って、まるで竹のようだと思うんです。
竹って節がいっぱいあるでしょ?
日本の障害者やその家族への支援って、その竹に似ていませんか?

  ”就学まで”
  ”小学校まで”
  ”中学まで”

っていうふうに・・・
その度毎にパイプ役という重責を担うのは、やはり”親”なんです。

就職についてはどうでしょう。
ほとんどが授産施設だったり、障害者を受け入れてくれる極々数少ない会社だったりして、障害者が本当にやりたい仕事に就けることなんて、本当に稀ではないですか?
たとえ望んだ仕事に就けたとしても、健常者と一緒に仕事をしなければならない場合、少なからず摩擦が起きることもあるんじゃないでしょうか。
ジョブコーチの数って足りているんですか?

親なんだから子どもの面倒を見るのは当たり前・・・
そうなのかもしれませんね。
でも、子どもが成長するに連れ、起きてくる問題も次々と変わってきます。
かと言って、親だっていつまでも元気でいられるわけではありません。
自然の摂理として、親は子どもより先に死ななければなりません。

僕がいつまで生きられるのかなんて、とうていわかるはずもありません。
それは今日かもしれないし、何十年先かもわかんない・・・

でも、もし死期を前もって知ることができるとしたら、その時に笑って死ねるような社会になっていて欲しいなぁと思っています。

最後に僕の知人が言った言葉を書きます。
この方には、知的障害の子どもさんがいます。

私はこの子より先には死ねない
           でも、我が子の死は経験したくない
           かと言って、一緒に死ぬこともできない


                      記帳はひいちゃんパパ

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最終更新日  2006年01月17日 20時41分37秒
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