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2021.05.02
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カテゴリ: 鎌倉市歴史散歩
『​ 鎌倉散策 目次 ​』

源義経の「腰越状」の「満福寺」を後にして湘南海岸沿いを走る国道134号に向かって進む。
前方、国道134号の先に「小動神社」の一の石鳥居が姿を現した。



国道134号に着くと「関東ふれあいの道」の標識。
「小動岬と小動神社 横断歩道を渡ろう」と。



まずは、横断歩道を渡らずに右に折れ、直ぐ近くにあった「小動山 浄泉寺」を訪ねた。
鎌倉市腰越2丁目10−7。
朱に塗られた「山門」が歩道右側にあった。

その工事の際、開元通宝など中国の古銭が大量に発掘されたと。
この腰越が古くから流通の要所であった事が解るのであった。



山門の屋根の浪の飾り瓦。

浄泉寺山門の屋根に上がる浪の飾り瓦。



浄泉寺山門の木鼻。禅宗様だ。

「石灯籠」の前に「迥國供羪塔」、「厄除弘法大師  腰越 浄泉寺」と刻まれた石碑が
並んでいた。



梵語が刻まれた石碑。



「山門」を潜ると正面に「本堂」が。



「石塔・石仏群」。



「浄泉寺永代供養堂」。



「小動山 浄泉寺 永代供養廟
この永代供養廟は昨今の少子化、各家族化等によって、墓地の維持継承に不安がある方の為に
建立を発願致しました。今後は代々住職によって供養させて頂きます。
この廟の御本尊は真言宗祖弘法大師様です。お大師様は「虚空盡き、集生盡き、涅槃盡きなば、
我が願いも盡きん」と永く我々をお救い下さるというご請願を立てられました。

おいてでも大きな安楽を得ることが出来るのです。 当山 住職 書」



「地蔵堂」。



「本堂」
819年(弘仁10年)、空海によって開かれたと伝えられる真言宗大覚寺派の寺院。
本尊の不動明王は、左手で剣を持っていることから「左剣不動明王」と呼ばれる。

中興開山は室町時代の僧、元秀である。



「内陣」。



扁額「浄泉寺」。



関東大震災の供養塔
「大正十二年九月一日 関東大震災殃死者供養塔」。



「大覚寺五十二世門跡」墓。



「墓誌」。
鎌倉青蓮寺住職。大山寺住職。1884年(明治17年)生。1969年(昭和44年)死去。



「寺務所」。



「本堂」を斜めから。



                              ・・・​ もどる ​・・・


                  ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2022.05.19 15:16:55
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