JINさんの陽蜂農遠日記

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2021.06.13
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カテゴリ: 鎌倉市歴史散歩
『​ 鎌倉散策 目次 ​』

「手水舎」の先を左奥に入った場所に石鳥居があったので進む。



「祖霊社(それいしゃ、みたまや)」と書かれた案内板。



境内にご鎮座する「祖霊社」は、氏子崇敬者の祖霊と護国の英霊とをお祀りするために、
戦後間もない昭和24年に創建された社。現在は当宮歴代宮司を始め1000柱を超える
御霊(みたま)がお祀りされており、ご遺族を会員とする「祖霊社維持会」により運営されて
いるとのこと。



社に向かって両脇に石灯籠が並ぶ参道を進む。



「祖霊社」







「扁額」の「祖霊舎」。



鶴岡八幡宮の参道にもどると左手にあった「祓戸(はらえど)」。
祭礼に際しては、拝殿に向かう前に、御神職一同が、こちらで修祓を受けるのだと。



境内にはマスク姿の巫女さんの姿が。



「舞殿」を正面から。
鶴岡八幡宮の舞殿は、1191年(建久2年)の鎌倉大火後の1193年(建久4年)に
新造された唐破風の入母屋造りの建物。
下拝殿とも呼ばれ、各種儀式が行われている。
ここは、1181年(養和元年)に源頼朝が建てた若宮の回廊だった所。
若宮の上棟式で馬引き役を命ぜられて快く引き受けなかった源義経が頼朝に𠮟責された
場所であり、1186年(文治2年)に義経の愛妾・静御前が舞った場所でもある。



斜めから。
それにして人が少ないのであった。



「奉納酒樽」は、鶴岡八幡宮の緑にも囲まれた圧巻の光景。



「舞殿」を横から。



石段の手前左には茅の輪くぐりの「疫病退散 自祓い所」があった。



「茅の輪」。




「舞殿」を「上宮」側から見る。



右手にあったのが「祈願受付所」。



そして「本宮(上宮)」への石段。
本宮は61段もある急な大石段の上に鎮座している。階段の上に見える建造物は「本宮(上宮)」
ではないのだ。階段を登り切って最初に出くわすのは「桜門」で本宮はその門を越えたところに




大きなマスク姿の狛犬(左)。



狛犬(右)。



石段の左に位置し、樹齢1000年、樹高約30メートルもあった雄大な大銀杏は長きにわたって
神社の歴史を見守って来た。
しかし2010年(平成22年)3月10日未明の暴風によって倒れてしまった大銀杏であるが、
移植された幹の部分の根元から噴き出す芽も年々多くなって大きく成長して来ていたのであった。



そして幹の移植とは別に、元の場所の穴が埋められ、根から新しい芽が出るように整備されて
これまでの大きさに成長した銀杏の姿が。



そして正面に「桜門」。



「桜門」の扁額は「八幡宮」、
楼門に掲げられた扁額の「八」の字は、神聖な神の使いとされている二羽の鳩で
表現されているのであった。



鶴岡八幡宮の象徴「楼門・随身門」の入り口両側には、仁王様でなく、随身(=平安時代以降、
貴人護衛にあたった武人)が鎮座していた。
向かって右の「随身像(阿形)」は刀を持って鎮座。



斜めから。



向かって左の「随身像(吽形)」は矢を持って鎮座。



斜めから。



左手に「授与所」。おみくじや御札が買える場所。



「絵馬掛所(えまかけどころ)」。



そして「上宮」の左側高台にあった「丸山稲荷社」を訪ねた。



丸山上り口には朱の鳥居が並ぶ。



石段を上がると「丸山稲荷社」の境内へ。



「丸山稲荷社」の絵馬は、赤い鳥居形であった。



鳥居の先に「社殿」が。
賽銭箱も朱で統一されていた。



狛犬(右)。



狛犬(左)。



「社殿」
「丸山稲荷社」(御祭神・倉稲魂神(うかのみたまのかみ))」は、鶴岡八幡宮・本宮の西側に
ある小高い丘の上に鎮座する鶴岡八幡宮の末社で、源頼朝による由比若宮からの遷宮前より
ここ旧・小林郷に祀られていたことから「地主稲荷」の別称を持ちます。
もともとは現在の本宮の位置にあり「松岡明神」と呼ばれておりましたが、建久二年
(1191年)の大火で旧・若宮が焼失した後、頼朝が大臣山中腹を切り開き本宮を造立し
石清水八幡宮を勧請した際に、現在の位置に遷座したものです。
その後衰微しましたが、江戸時代・寛文年間になって旧・仁王門前にあった
「酒宮(さけのみや)」と呼ばれる稲荷社を丸山に遷すことで再興されました。
現在の社殿は、明応九年(1500年)に造営されたものと云われ重要文化財に指定されて
いますが、当初は本宮西側の石段北側にあった柳営社(御祭神・源実朝公)の社殿でした。
明治二十一年(1888年)に白旗神社が本宮西側より柳原神池畔に移転した際に柳営社を
廃して実朝公を白旗神社に合祀したことから、御祭神が空座となった旧・柳営社の社殿は
丸山に移築され、現在のように丸山稲荷社の社殿となっています とネットから。



扁額「丸山稲荷社」。



帰路は別の石段から下り振り返る。



そして「上宮」横から「授与所」を見る。



「鶴岡八幡宮 境内案内図」。



そして正面に本殿(上宮)。



以前に戴いた「鶴岡八幡宮」の「御朱印」です。



そして「武内社」。



本殿(上宮)・回廊・楼門
御祭神 応神天皇 比売神 神功皇后 例祭日9月15日
本殿建物は幣殿・拝殿を連ねた流権現造で、廻廊が東西に延びて本殿を囲む形になっている。
廻廊は内部が区画され往時はさまざまな神事、法会の場として機能していた。
楼門中央に掲げられた八幡宮の扁額「八」の文字は八幡大神の神使とされる鳩を象っていて、
寛永6年(1629)の曼殊院門跡良恕法親王の揮毫によるものである。
本殿内外の上部壁面には鳥獣草木が描かれ、精巧な彫刻も施されているが、細部にわたり見事な
彩色が施された現在の社殿は文政4年( 182D本殿火災後、同11年( 1828 )、徳川十一代将軍
家斉による幕府あげての事業として再建され、江戸時代末期の幕府作事方による代表建築の
一つと評されている。平成8年( 1996 )には国の重要文化財に指定された。」
武内社
御祭神 武内宿禰 例祭日 4月21日
武内宿禰は応神天皇の重臣として側近くに仕えた為、全国の八幡宮にいては末社の神として
本殿の傍らに祀られることが多い。極めて長命であったとされることから、特に延命長寿の
ご利益があると云われている。平成8年( 1996) に重要文化財に指定されました。



左手に「宝物殿」。
本殿回廊の西側に開設されている宝物殿では、神社の社宝や御神宝類が展示されており
鶴岡八幡宮の歴史を学ぶことが出来ると。



大石段の上から「舞殿」を見る。



再び「楼門」を見る。



右手奥に「上宮祈祷所」の玄関があった。



そしてその先にあったのが「明治天皇閲兵の處」。
明治6年4月15日に我国初めての陸軍攻防演習が鎌倉で行われた。明治天皇は4月14日に鎌倉に
行幸し、鶴岡八幡宮裏の大臣山から閲兵した。
山頂には、この事績を記した記念碑が、 昭和3年11月3日に建立された。
ここ、山頂へ続く階段脇には「明治天皇鎌倉御野立所」の碑、登り口には由来碑が建てらていた。



「明治天皇閲兵の處」碑。
碑の正面には
「明治天皇閲兵之處ト題スル碑
此ノ山上ニ在リ明治六年四月十五日大臣山上ニ初メテ野外對抗演習ヲ閲セラル此レ
其ノ御遺蹟ナリ書ハ當時ノ指揮長官曽我陸軍中将ノ揮毫ニ係ル」と刻まれていた。
碑高:180㎝、幅83㎝、厚さ13㎝、台石高30㎝。



そして、大臣山の山頂にある石碑の説明板。
碑正面:「明治天皇閲兵之處」
碑裏面:「表題 陸軍中将曽我祐準謹書 明治天皇夙ニ武勇ヲ重ンシ兵制ノ基ヲ定メ給フ
六年二月教導團歩兵第一大隊及 歩兵第五大隊ノ鎌倉ニ野営スルヤ特ニ指揮長官ヲ陸軍少将
曽我祐準ニ命シテ演 習ヲ統裁セシム四月十四日車駕場ニ臨ミ翌十五日御馬ヲ鶴岡八幡社前ニ
立テテ 二隊ノ整列及分列式ヲ親閲シ其ノ攻守對抗運動ヲ此ノ処ニ觀給フ時ニ一隊ハ社
域ヲ拠守シ一隊ハ金澤口ヨリ来リ攻ム朝来ノ大雨御衣ニ滴ル将卒感激シ奮闘ス ルコト時餘
劔光銃火勇壮ヲ極ム是レ實ニ天覧野外對抗演習ノ初ナリ茲ニ昭和ノ 大禮ニ丁リ同志ニ檄シテ
碑ヲ建テ聖蹟ヲ不朽ニ傳ヘ國軍発展ノ渕源ヲ明ニス
昭和三年十一月三日建 鶴岡八幡宮奉賛會 帝國在郷軍人會鎌倉町分會  同 鎌倉郡聯合分會」

明治天皇閲兵の処と題する石碑が、この大臣山の山上に在ります。
明治六年四月十五日、明治天皇は大臣山にて、初めて我が国陸軍の野外演習をご親閲に
なられました。天覧野外演習の初めといわれます。
その後、八幡宮廻廊にてご装束にお召替えになり、御本宮を御親拝になられました。
明治の愛国心、質実剛健の国民思想、その輝かしい躍進と功績に思いを致し明治天皇の遺徳を
敬慕し、明治の精神を顕揚するため設立された鎌倉明治会五十周年の佳節に当たり、大臣山の
整備事業と記念式典が執行されました。」


石段横の石碑。



「明治天皇鎌倉御野立所」碑。
碑の右面には「昭和十三年三月建設」と。



                              ・・・​ もどる ​・・・

                   ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2022.05.19 15:41:46
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