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なんて疲れないバイクなのだろう。電子制御のサスペンションが効いているのか。ひと月を超えるツーリングもなんてことはなかった。 帰宅してからもうだいぶ日数が過ぎてしまったが、書き留めたい。 期間は8月の下旬から9月の下旬まで。行きのフェリーでの宿泊を除けばすべてテント泊である。自分をほめてあげたい。 集計すると経費は16万円程度だった。切り詰めたのは食費。 走行距離は本州の走行も含めて8,000km弱となり、出発前にエンジンオイルを交換しておいてよかったと思う。 実は出発前に、2万km点検をしてもらえないかディーラーと相談したのだが、してもらえなかった。その時のオドメーターは18,000km余だったが、走行距離ではなくディーラーが忙しいというのがその理由である。仕方ないのでエンジンオイル交換を自分でやったのである。 8,000km弱を走っての燃費は26km/リットルを超えた。排気量の割にはいい方の部類に入るだろうか。 前後のタイヤもほぼ新品状態で出発することとなった。 フロントは出発の二週間前に約16,500kmくらいで交換した。この距離まで使用できたことは驚きだった。 リアは交換せずに出かけようと思ったが、出発の三日前の水曜日にリアタイヤの空気圧をチェックしたときに、やけに低いことに気づいた。パンク修理を自分で行ったことがあり、そこからの空気漏れかと考えた。 結果的に、出発前日の金曜日に交換することができた。もし交換しなかったら、北海道内で寿命を超えていただろう。8,000km弱も走行するとは思わなかった。 タイヤの交換はディーラーでは行わず、桶川市の「レーシングマックス」でやってもらった。定休日の水曜日に空気圧の以上に気づいたので、木曜日に店舗に電話連絡をしたところ、金曜日に作業してもらえることとなった。ありがたかった。ディーラーではこうはいかないだろう。一週間はかかる。 暑さでバイクに乗っていくことが嫌だったので、ホイールをバイクから外して車に積んでいった。 空気の漏れはごく小さな穴が原因だった。裁縫用の針が刺さったくらいの小さな穴。以前のパンク修理箇所からはエア漏れはなかった。 ツーリング出発直前にバイクのトラブルが見つかると、やはり焦ってあまりいい気持ちはしない。 長いツーリングなのでいろいろな経験をした。 ひとつは脱水症になってしまったこと。これは不覚だった。日帰り入院を必要としたが、次の日は普通にバイクに乗ることができた。 そして、気温が4℃の朝があったこと。9月の初めである。露に濡れたテントを撤収しながらやけに寒いと思いバイクの電源を入れたらこの気温だった。群馬県の真冬の朝の気温である。標高が高いキャンプ場だったからだろう。秋装備しかなかったので寒い思いをした。 また、長いツーリングだったが、雨でキャンプ場で停滞したのは二日だけだった。雨具を着たのは2回だった。 帰宅の次の日からバイクの点検の予約をしていたので、ディーラーまでバイクを乗っていかなければならず、朝から洗車に忙しかった。 20,000km点検では、冷間時に行うバルブクリアランスの点検調整があるので、バイクをディーラーに一泊以上預けなくてはならない。今回の点検では一週間の入院を要した。以前なら一泊の入院で済んだ。 20,000kmの点検を約25,000kmで行ったこととなる。 タイヤを交換してから11,000kmくらい走行したので、約3ヶ月でかなりすり減ってしまった。来年の夏の前に交換となるのだろうか。どうしても必要なものは仕方がない。
2024.11.20
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(以前もこのようなことを書いた気がする。) 若い時は、バイク用のウエアと言えば、ヘルメット、春夏秋用ジャケット、春夏秋用のグラブのみだった。 その後に、冬用のグラブと冬用のジャケットが加わり、冬用のオーバーパンツも加わった。 パンツはジーパンが多く、靴は登山靴を使っていた。 初めて買ったメッシュのグラブは日本製だった。基本的なつくりは革一枚。盛夏用のグラブが手に入ってうれしかった。シンプルなデザインで軽快に使えそうであった。 このメーカーのグラブは指の部分が外縫いになっているのが良い。 しかし、使った感じはいまいちだった。このグラブを手にはめてツーリングに行ったところ、風が入りすぎて少々違和感を感じたのである。 その後海外のECサイトで見つけた高割引価格のメッシュグラブはファイブの製品。この時は買おうかどうするか大いに迷った。 そして、ヨーロッパでの安全基準のことを知った。いわゆるCE規格である。 買ったグラブは、メッシュと言っても革に開いている穴は日本製に比べてはるかに少なく小さい。こんな穴のあけ方で風が通るのかとも思った。しかも裏地もしっかり付いていて、その分熱がこもってしまいそうである。 しかし、存在感のある通気口を兼ねたナックルガードが付いている。この意匠は素晴らしいと思える。 実際に使ってみると、この程度の穴の開き具合でちょうどいい感じがした。ナックルガードの通気口も効いているのか。 裏地があるお陰で、汗をかいた時の手の皮膚とグラブとの間のベターっとした不快感が革一枚のグラブよりも断然少ない。 転倒したときは、ウエアと路面が接触して摩擦が生じるが、ウエアと皮膚も接触して摩擦が生じる。グラブの裏地は皮膚とグラブとの間の摩擦を緩和する役目もあるようである。 掌にはパームスライダーもある。 転倒して掌が路面にぶつかった時に、手が路面を滑るようにするためのもので、滑らせることによって手首、肘などに加わる衝撃を緩和させる役目があるようだ。 これを使って以来、グラブはヨーロッパ製を買うようになった。少しの収集癖が付いてしまったようで、冬用グラブと防水のグラブなども買ってきた。 それまでは日本製のグラブが一番良いと思っていたが、こうも違うものだろうか。価格も日本製のグラブとほとんど変わらないどころか、同じような価格でもヨーロッパの製品の方がデザインも品質も断然良い。ヨーロッパのバイク文化は日本よりも歴史が古く、そして進んでいる。それにCE規格の策定が後を押したのである。
2024.08.04
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フイルムからデジタルになって、写真を撮る人には PC が必需品になった。お金が掛かるのである。 写真データを保存している6TBのHDDの容量が尽き、新しいデータが入らなくなった。とりあえずポートレート写真を別のHDDに退避させてそのまま使っていたが、HDD の寿命というものも考えなければならない。 もちろんバックアップを USB 接続のケースに入れた HDD にしているのだが、この際にと12TBのHDDに交換することとした。デジタル写真にとって、記憶媒体に支障が生じて、データが消滅するのは本当にイヤである。 使っている 6TB は 2018年3月に導入した。ウエスタン・デジタルのBLACKシリーズである。もう6年以上であるが、支障なく動いている。正直言って HDD の寿命は微妙である。製品によっては3年も持たずに天国行きとなる場合もある。上述のバックアップ用には、同じくウエスタン・デジタルの Blue シリーズの8TB を USB接続のケースに入れて使ってきた。1週間に一回以下の使用なので恐らく長持ちはすると思う。使う頻度が少ないのも故障の原因になるのだろうか。 HDD を含む PC のパーツについてはあまり知識はないが、使用中の PC は自作機であるので、多少の知識はある。 しかし、デジタル写真のデータの保存には何が良いのか、よくわからない。10TBくらいが良いのかもと思ったが、Blue シリーズは8TBまでしかない。ヨドバシのサイトを見ていると、RED plus の 10TB と 12TB の価格差があまりない。価格の 50,300円ちょっとはツライが、データが保存できなくなるのもイヤだし、データが消えてしまうのも怖い。 RED plus がウエスタン・デジタルの 12TB の HDD の中では一番安い。必要なのだと自分に言い聞かせて、RED Plusの12TBに決定。今サイトを見ると2,500円ほど値上がりしており、RED Plus の 10TB が 12TB よりも価格が高い。 思い切って注文したが、届くのに一月以上も掛かった。 価格.コムを見ると最安値は43,000円くらいで、多い価格帯は53,000円くらい。ヨドバシは10%のポイントがつくので、まあ良いか。 この後、データの移行に手間をかけることになる。自分の PC にとって、6TB に近いデータ量は半端ないものなのである。
2024.08.03
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ヘルメットの寿命は5年から7年らしい。メーカーのサイトでもそう書いてある。 とすると、バイクに乗るのは残り10年と考えると、ヘルメットの買い替えは1回、多くても2回になるような気がする。 5年とすると、2022年にZ-8を買ったので、2027年に買い替えて、その次は2032年・・・・・。 買い時を決めるのは実に苦しい心持である。 それにしてもヘルメットが高価になった。ショウエイのZ-8は6万円である。人気のないグラフィックモデルを安く買いようになるかも。今もZ-8のグラフィックモデルが5万円台で売られている。 学生の時は3万円くらいだったかなあ。寮生活のわが身には十分高かったけど。 材料や製造方法が変わったり、材料そのものの価格も上がり、人件費も上がってくれば当たり前と言えば当たり前である。社会的には物価もあっがって給与も上がるのが良いことである。 年金額もわずかながら上昇しているが、マクロ経済スライドで上昇額は抑えられている。若い人が払う国民年金保険料も上がっているに違いない。国民年金が破綻しない理由である。税金も投入されている。消費税の一部が年金支払いに補填されていると考えると、国民年金保険料を納めないで将来年金をもらわないのは消費税を払った分を損することになる気がする。余談です。 少し前にヘルメットの内装を外して無香料の中性洗剤で洗ってみた。内装の素材も昔に較べれば匂いが付きにくくなっているが、洗ってみればスッキリである。折を見て洗っていきたいと思う。 昔のヘルメットの内装を外すことができなかったし、匂いも激しかった。臭くて買い換えていたようなところもある。 ヘルメットがこうも高価だと彼女のヘルメットを気軽に買ってあげられないなあ。関係ないけど。 バイクや車を買った瞬間に次のタイヤは何にしようかと考えるのと同じで、次に買うヘルメットも非常に気になるものなのである。
2024.07.30
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私が大学生のころ、東京の上野に上野バイク街なるものがあった。光輪モータースという会社がいくつもの店を出していて、大いに流行っていた。光輪以外の店も多くあり、バイク用品を買いに上野まで行ったものである。就職してからも何回も通った。 就職して初めて買ったバイク用ジャケットはこの上野バイク街の光輪ではない店で購入した。GWスポーツというブランドだった。GW は GOLDWIN である。 大学生の時に初めてバイク用のグラブを光輪で買った。それまではカラー軍手などを使っていた。 光輪の店舗には如何にもヨーロッパ製と思わせるグラブがいっぱい置いてあり、価格も手ごろなので買ってみた。ところが三回もバイクに乗ったら縫製がほつれてきてしまい使い物にならなくなった。 当時の私はバイク用品やメーカーの知識などはまるでなく、すっかり騙されてしまった。光輪の店舗ではこういう一流ブランドそっくりの偽者三流品も多く売っていた。 また、オフロード用のブーツも買ったことがある。メーカー名は失念したが、このブーツは正真正銘のイタリア製だった。アルパイスターズでもガエルネでもダイネーゼでもフォルマでもない。Sidi という気がしないでもないが、全体が赤の革で水色の樹脂の脛ガードが付いていた記憶がある。初めは硬くてギアチェンジもままならなかったが、ミンクオイルをたっぷり染み込ませ、馴染んでくると非常に使いやすかった。 学生時代には光輪でヘルメットも買った。メーカー名は覚えており、MDS という。今はもうないと思う。概ね下半分は上半分はシルバーで、黒の部分の左右にシルバーの MDS の大きな文字。友人からは「もっとも ダサイ スタイル」と言われた。シールドを外すときはドライバーが必要だった。 このヘルメットはサイズ選定を誤ってしまい、バイク乗っていると頭が痛くなった。店員から小さめが良いと言われて買ったのが失敗だった。これ以来ヘルメットのサイズ選びに慎重になった。 そういえば SP忠男 も当時は上野にあった。D's とかいうショップもあった。 光輪のとある店舗にはエキパイやマフラーが天井に吊るしてあって良く見上げたものである。 いわゆる通信販売が多くなってからは上野バイク街には行かなくなった。 光輪モータースは破産し、今も上野バイク街の面影はのこっているのだろうか。 最近は全国的に大型のバイク用品店が多くなったが、ヘルメットを買うとき以外はあまり行ったことはない。社外パーツを買うこともなくなり、ウエアも海外からヨーロッパのメーカーを買うようになった。ウエアにしてもそうそう買い替えたり買い増しすることはないので、この先はあまりお金を使うことはないと思う、というか、経済的に費やせない。 少し前まではウエアのことなど無頓着だったが、車のシートベルトと同じように、一度ヨーロッパ製の安全性の高いウエアを身に着けてしまうと、そうではないウエアでバイクに乗ることができなくなる。長く付き合うことのできるウエアに出会えるまでに、どうしても時間とお金を使ってしまうのである。
2024.07.21
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ライコランド埼玉店は REV'IT のウエアが置いてある実店舗であるということになっている。 見に行きたいと思っていたが、バイクでも車での片道二時間以上かかるので、長い間訪れていない。伊勢崎市にもライコランドはあるが、REV'IT は置いていない。 伊勢崎店に行くのは年に一回くらい。行ってはみても置いてある物に興味がわかない。それでもヘルメットには興味がある。今使っているヘルメットは伊勢崎店で買ったものである。 埼玉店には車で行こうとしていたが、運転したくないし電車にも乗りたいので、たまには鉄道で行くことにした。東武鉄道を使うと春日部経由で大宮まで行くことができる。 春日部駅でアーバンパークラインの大宮行きの電車に乗ったとたん、どこかの駅で人身事故があり、この電車は当駅どまりで車庫へ行くとのアナウンス。ガッカリしながら久喜駅に戻って宇都宮線に乗り東大宮駅で下車することに。 歩いて20分ほどでライコランドに着いた。12:00を廻っていたがまだ空いていた。 REV'IT のウエアを探すもなかなか見つからない。やっと見つけたが、4年前に来た時に見たウエアが3割引きで売られていた。もう廃番の製品である。5割引きなら触手が伸びるかもしれないが、色も気に入らないのでパス。 レジの店員に REV'IT の新製品はあるのかと尋ねると、首をひねりながら無いとの返事。4年前のウエアがまだ置いてあるところを見ると、ここに来るライダーは REV'IT には興味はなく、ライコランド自体も売る気はないようである。正規代理店のプロトもやる気がまるでない。 その後は店内をうろつきまわるが、欲しいと思わせるものはない。 しかし、販売している製品の種類と数は半端なく多い。改造好きなら見飽きないだろう。バイクのパーツも多いが、ウエアの数もすごく多い。 どうしてだろう、普段ヨーロッパのウエアばかりをウエブで見ている私には、日本メーカーのウエアに何か物足りなさを感じてしまう。 それでもグラブ売り場に行くと、アルパイスターズとファイブの製品が目についた。やはりグラブはヨーロッパメーカーの製品が日本のメーカーを圧倒しているように見えた。 ヘルメットはやはり、ショウエイとアライである。それにしても値段が高くなった。若いころは3万円でも高い気がしたが、いまは6万円である。品質が格段に向上し、材料の価格も上がっているので仕方ないことである。 次にヘルメットを買うのは4年後か5年後で、それが最後のヘルメットになるだろう。 見るのも疲れたので表に出ると、駐輪場はバイクでいっぱいだった。しかも個性たっぷりのバイクばかり。今日は土曜日。明日はもっと混むのだろう。 得るものはあまりなく、歩いて東大宮駅に向かった。 これはやはり REV'IT のウエアは海外ECサイトから購入するしかないだろう。 日本では REV'IT を着ているライダーは少なく、ツーリング先で見ることもほとんどない。日本で売ってないものを着るとなおさらそういうことになる。サイズ選びが悩みの種だが。
2024.07.17
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昨夜はよく眠れず、今日は朝から頭痛と耳鳴りがヒドイ。 半日ツーリングも、一日ツーリングも、キャンプツーリングもこのバイク一台で十分である。コースの中のワイディングも楽しく走れ、すこしのダートでも大丈夫。 同じボクサーエンジンの GS も RT もワインディングは楽しいと思うが、R1250Rでの楽しさは次元が違うと思う。 純正パニアケースと社外の52リットルのトップケースで、北海道23泊(道内21泊、本州2泊)キャンプツーリングにも行ってきた。荷物は全て納まった。 荷物満載でも日帰りツーリングと変わらないハンドリング。26.3km/リットルの燃費。ダートの道も走った。十分である。 以前は15年間ほど R1200RT に乗っていたが、ロードスターになってからバイクがますます好きになった。何しろ楽しいのである。初めて乗った時、やはりバイクは風を切る乗り物だと感じた。気持ちが若返った気がした。夢中でバイクに乗っていた若いころに戻ったようだった。 このバイクが最後のバイクだと思う。年金暮らしだから最後のバイクにせざるを得ないというのが本音。後はちびちびと小物を買って気分転換しようと思う。小物というのはウエア類である。バイクに装着する物はタイヤ以外はもういらない。 ウエア類の良し悪しはバイクに乗ってみないとわからないのが悩みどころ。試着もしてせっかく買ったのに、ここが痛い、何か疲れる、こういうことは少なくない。 楽しむためにバイクに乗るのだから、少しでも苦痛が伴うのはイヤである。良いウエアに巡り合ったら使い続ける。自分に合わないウエアはダメなのである。バイク用品に限ったことではないが、自分に合うものに巡り合うための仕方ない出費だったと考えることにする。出費がかさむと生活に影響するのと、タンスの肥やしが増えるのが難点。 まあ、実際はボクサーエンジンの GS も RT も良いバイクである。ただ、GS信者、RT信者の方がおり、ロードスターは小馬鹿にされる時もある。こういう信者の存在自体が悲しい。 ボクサーエンジンはエンジンそのものもそうだが、シャフトドライブというのも好きな理由のひとつ。チェーンドライブに較べれば重くなるのが欠点だが、気にはならず、普段のメンテナンスが楽というのが最大のメリットである。 フロントサスペンションがテレスコピックだが、乗っていたテレレバーの R1200RT にくらべても大して変わらない。テレスコピックも BMW が考案して初めて作ったシステムだから、BMW は知り尽くしているのである。ESA も進化している。 まとまらない。
2024.07.11
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悩ましい。ライディング用のジャケットは少なくとも二種類以上必要である。秋、冬、春用と盛夏用。暑い夏の日に乗らないというならばメッシュジャケットは不要である。 Tシャツでライディングしている方もいらっしゃるが、やめた方が良い。長袖のTシャツでもいけない。 もしも転倒ということになれば、打撲程度で済めばまだ良いが、皮膚が路面とけんかすることになる。ひどければ皮膚は避け肉と骨がむき出しになるかもしれない。 私は若い時に半袖Tシャツでライディングしたことがるが、日に焼けた。風を切っているので気付かなかったが、家に帰った時にはすでに遅し。おおむね火傷である。私は日焼けに弱い肌なので本当に懲りた。それ以来、暑い夏でもジャケットを着て乗っていた。腕と肩と背中にベンチレーションがあるタイプだったので、走っていればそれなりに涼しかった。この時のジャケットにプロテクターは付いていなかった。 メッシュジャケットをはじめたかったのは5年ほど前。これを着て乗ると風が気持ち良かった。停止して汗をかいた後はなおさらである。 しかし、はじめてのメッシュジャケットは国産で、プロテクターは付いているがスポンジのようなものだった。 高齢になると転倒でのリスクは増えるという噂なので、国産をほとんど使わないうちに海外のECサイトで REV'IT のメッシュジャケットを買ったのである。格安の AirWave2である。この時は REV’IT を含むヨーロッパのメーカーのことはほとんど知らなかった。安かったから買ったのであった。Airwave2がカッコ良かった気がする。 いざ手にしてみると、国産のジャケットとはまるで別物。生地も縫製もまるで異なる。国産のジャケットのメッシュは転べば破けそうだったが、REV'IT のそれは違う。肩と肘のはしっかりしたプロテクターが付いている。この時のプロテクターは KNOX だった。 さすがにヨーロッパはバイクの聖地。カルチャーショックである。すぐに秋冬春用のジャケットも買うことにした。やはり REV'IT になった。アドベンチャー系のジャケットである。このジャケットを買って以来、冬も頻繁にバイクに乗るようになった。 話は戻って、メッシュジャケットでのライディングに困るのは、気温が下がった時と雨が降ってきた時である。 気温への対処は、メッシュジャケットの下に何かを着ることで対処できる。 雨になったらメッシュなので雨はほぼ素通り。なので早めに雨具を着けることになる。この時もメッシュジャケットの下に着るのが正しい。これはアドベンチャー系のジャケットの構造がそうなっていたからである。ジャケットの下に装着するゴアテックスの雨具が付いていたから。さらにその下に装着する保温用のジャケットも付いてきた。 夏の気温が高い雨の日にメッシュジャケットの上に雨具を着けたことがあるが、蒸れて不快だったのある。もう嫌と言うほどの不快感。 また、いかにメッシュジャケットであろうとも、停車中は暑い。空からの熱、路面からの熱、エンジンからの熱。周りの車の排熱。夏の渋滞だけは避けたい。これはTシャツなどの軽装で乗っても同じことである。ならばジャケット着ても良いのではないだろうか。 盛夏にもジャケットを着るべきであるという結論となった。 というか、盛夏でも、きちんとしたつくりのジャケットは必要というのが世間の常識である。 Airwave2 には胸のプロテクターが付かなかったので、付くようになった Airwave3に買い換えることとなる。2022年のことである。
2024.07.10
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どうも私のジーンズのサイズは30インチではなく31インチのようである。これまではストレッチ性のある30インチのREV'ITのライディングジーンズを履いていた。しかし、ストレッチ性のないライディングジーンズの30インチを履いてバイクに跨ったら腹が圧迫されて苦しい。 同じストレッチ性のない31インチを履いたらピッタリだった。1日で400kmをライディングしたところ、違和感がほとんどなかった。Newmont LF このストレッチ性のあるライディングジーンズは REV'IT の Philly3LF であり、ストレッチ性のないライディングジーンズは Newmont LFで ある。スタイルは双方とも LF(ルーズ・フィット)だ。 実を言うとPhilly3でのライディングでは、2時間近くになると、股間が痛くなるのである。それも我慢できない痛み、乗ることが嫌になる傷みである。 31インチを履いていればそんなこともなかったのだろうか。とも思うが、この Philly3の股間の縫い目が飛び出ていて、これは刺激になったのである。 ジーンズの股間には両脚2枚ずつ、計4枚のデニム生地が重なることとなる。ライディングしない状態ならば、なんということはないが、バイクのシートに跨ると、そうもいかない。Philly3の縫い目高さが1cm弱 ところが Newmont LF は、股間にマチが入っていて、4枚の生地が重なる構造にはなっていない。2枚の生地の重なりが2か所になっているのだ。Newmont LF のマチNewmont LF のマチの裏側 過去を振り返ると、Philly2 の股間には、コンフォート・シートというマチが確かについていた。 このマチの有無の差は歴然である。もっとも、適切なサイズを選択していたらこのようなこともなかったかもしれないが、・・・・・・ 。 買い換えなければ良かったという考え方もある。 ただし、今の REV'IT のライディング・ジーンズの特長は、外見が普通のジーンズであるということ。薄手のプロテクターのお陰もあってライディング用には見えない。そう変化したのが Philly2 から Philly3へのモデルチェンジなのである。それに魅かれてPhilly3を買ったのである。 考えると、このようなことが起こるということは、販売店で試着しただけでは気づかないことが起こりうるということである。もう使用しているから返品も交換もできないのである。 前置きが長くなったが、ライディング用のパンツは、デニムのライディング用ジーンズが最適だと思っている。新たなCE規格が整ったことにより、ヨーロッパの各メーカーからはこの規格に適合するライディング・ジーンズが次々と発売されているようである。 ツーリング先で歩くときはジーンズが良い。時には街を歩いたり、自然の中を歩いたりすることもあり、ライディングに特化したパンツでは歩きにくい。キャンプ場でも同じようなことが言えるが、履き替えると言えばそれも一つの方法ではある。 ブーツも歩きやすいブーツを選んだ方が良いと思う。 傍から見て違和感がないのもジーンズである。なので、外見が普通のジーンズであることが結構大事。 ヨーロッパのデニム(ジーンズ)ではないライディング用のパンツを見ると、裏に防水透湿の生地が縫い付けてあったり、着脱できる防水透湿の生地のインナーが付いていたりするものがある。暑い夏用のパンツには、部分的にメッシュの生地が使われているものもある。それに加えて、保温用のライナーが付属しているパンツもある。 いろいろなシーンを考えてみると、やはりジーンズが良いのである。 防水の生地が縫い付けてあるパンツの場合、使われるのは秋から春と思われるが、いかに透湿性があるとはいえ、歩いて汗をかくと不快である。雨でもないのに雨具を履いているのと同じである。 雨が降り出した場合では、防水のライナーが縫い付けてあるタイプのパンツはそのまま走ることができるが、防水のライナーが着脱式のパンツでは、一旦脱いでからライナーを取り付けて履き直す必要がある。 一部がメッシュのパンツの場合では、上から雨具を着けると、厚いメッシュ生地が空気の層となってしまい、時期が夏ということもあり、熱がこもってしまって不快である。 私は一度メッシュジャケットの上に雨具を着たことがあるが、とてつもなく不快であった。メッシュの場合は下に雨具を着けるのが正解である。ジャケットの場合はまだしも、パンツの場合、第三者の目があるところでは脱ぎにくいのではなかろうか。 それと違ってジーンズの場合は、雨が降ってきたら、上に雨具を着ければいい。パンツを脱ぐ必要もない。生地が薄いのでメッシュ生地のように生地自体が厚い空気の層となることはがほとんどない。 また、涼しい時期に防水の生地が縫い付けてあるパンツを履いていて、途中で気温が高くなってくると不快この上ない思いをする。汗をかきだすと汗がとまらなくなるのである。防水の生地を取り外すことができない。 ライディング・ジーンズのデニム生地には綿が多く含まれ、ほど良い通気性があるので気温が高くても蒸れにくい。気温が低くなれば、保温用のオーバーパンツを履くことで回避できる。 保温用のライナーを脱着できるパンツの場合は、気温に対処するためにやはり一度脱ぐ必要がある。 ライディング時のパンツは、やはりライディング・ジーンズが一番いいといいうのが私の考えである。 洗濯機で洗えるのも、気楽であり清潔でもある。
2024.07.09
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以前の日記とまるで同じような内容になってしまった。 激しい円安になっていて、海外から買っても国内正規価格とそれほど変わらない金額なっているようにみえる。 円安ということは送料も高くなっていて、3年くらい前は4,500円くらいだったイタリアのMotostorm(モトストーム)の送料が6,400円くらいになっている。約1.5倍で、燃料高や遠回りの航路などの影響もあるかもしれないが、円もそれだけ安くなっているということを実感できる。 課税価格も高くなるので、日本到着時の関税と消費税も高くなることとなる。日本では買えないものを買うという強い信念がないと、個人輸入も大変なことになる。 REV'IT のライディング用ジーンズの Philly3 が、Motostorm では 25,000円くらいで、国内正規価格が 26,400円である。 FC-MOTO のサイトを見ると、ビックリの 29,000円になっている。 安い方の Motostorm で買うにしても、価格の60%にかかる日本の消費税を加えるとほぼ同額である。送料もかかるので、半額のとか30%値引きとかの商品を少なくない量で買うことをしないと個人輸入のメリットがまるでない。 Motostorm では買う量に関係なく送料は定額なので、知り合い同士で共同購入するのも一つの方法かもしれないが、国内正規価格を上回っているとダメである。 それでも、品揃えは海外のECサイトの方がはるかに上で、見て選ぶ楽しみがある。それに、ウェアのデザインとか安全性なんかもヨーロッパの製品の方が日本メーカーの製品よりも確実に上である。 欲しいものを見定めておいて、値引きが始まったら買うとか、円安が終息したら買うしかないのだろうか。しかし、値引きが始まると欲しいサイズがない状況になる可能性もあり、円安もいつ解消するのか。輸出産業には追い風だけど。 まあ、バイクに乗るときに必要なものは一通りそろっているので、個人輸入は控えようと思う。しかし、必要なものはすぐ欲しいというのが本音ではある。 前述のように日本では買えない製品を買って、他人と差をつけるとかの思いがないと個人輸入は難しい時代になったと思う。 しばらくはウエブサイトを見るだけにしよう。
2024.07.01
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寒くない時期のライディングにはライディング用ジーンズ(デニム)を着用している。メーカーはREV'IT(レヴイット)である。 若いころは、普通のジーパンやアウトドア系メーカーパンツなどを履いていた。走行中に転倒したことはほぼなく、ライディングでの負傷もほぼない。 しかし、高齢になってからは、転倒することを考えた服装にしなくてはと思い始め、ライディング用のウェアを購入し始めた。 ライディング用のジーンズは、ヨーロッパの多くのメーカが製造しているが、日本国内の店頭や国内のECサイトで買うことができる製品はほんの一部である。 REV'ITのウエアの正規代理店でも、一部のウエアのみの扱いのようである。また、ごく一部のECサイトでも買うこともできるが、非常に高価であるし、注文から届くまでに長い時間かかるようである。 ライディング用のパンツには、ライディング時の姿勢に合わせたつくりで耐摩耗性の高い素材とごついプロテクターの入ったものもある。究極は皮革製のツナギであろうか。 デニム素材でも、コーデュラ・デニムやケブラー・デニムなどの、デニムに耐摩耗性の繊維を混紡したものが主流である。綿のみでは強度が十分ではないからであろう。 デニムの良い所は、ツーリング先でバイクを下りても違和感が少ないこと、歩きやすいことであろうか。寒い時期を除けば、通気性があるところにも快適感を感じる。 REV'ITのライディング用ジーンズにはいろいろなタイプがあって、収集癖の沼にはまってしまいそうな気がしてしまう。タイプというのは、ルーズ(Loose)フィット、レギュラー(Regular)フィット、スリム(Slim)フィット、テーパード(Tapered)フィットである。 長期のツーリング用には予備のパンツを持っていきたいと思うし、ツーリング先の観光地や施設内で歩く必要があれば、歩きやすいパンツを着用したいと思う。日帰りのツーリング先で、ライディング用パンツからウオーキング用パンツに着替えるというのは現実的ではない。私には該当しないが、バイクで通勤するとしたらどうであろう。 ヨーロッパにはCE規格というものがある。ヨーロッパで販売している日本メーカーの電化製品などにもCEマークがプリントされてる。私のデジタルカメラにもこのマークを見ることができる。 CEマークはEUに数か国を加えた地域で販売されている製品が、CE規格の各分野ごとの安全基準に適合しているという証のマークである。 レジャーとして乗るモーターサイクル分野では、CEの中のEN17092という規格が適用されているらしい。ただし、ブーツは EN13634、グラブは EN13594、プロテクターはその部位によって EN1621-1、EN1621-2、EN 1621-3 という別の規格が適用されてる。 ちなみに、REV'ITのライディング用ジーンズは、EN17092規格の、AAA、AA、Aのマーキングがなされている。転倒時等のライダーへの保護性能が高いのがAAAで、少ないのがA、その中間がAAである。EN17092規格にはAより下位のBとCも存在する。 REV'IT多くのライディング用ジーンズはAAであるが、少しのA、ごくわずかにAAAの製品もある。 私はルーズフィットでAAの製品を使用している。この製品のデニムの材料は綿が64%で化学繊維が36%であり、見た目も触感もジーンズそのものである。通気性も適度なストレッチ性もあり、寒くない日のライディングが快適である。 ツーリングで着用するには、私のアドベンチャー系のブーツが隠れるルーズフィットが良い。 先日、半額で売られていたルーズフィットのAAAの製品を買ったのだが、デニム生地にストレッチ性がほとんどなかった。AAと同サイズでは、歩くには問題ないが、バイクに跨ると腹回りと大腿部に圧迫感があり、失敗したと思った。ライディングが苦痛になりそうだ。一つ上のサイズが良かったかもしれない。この製品のデニムの材料は綿が50%、化学繊維が50%で、見た目は密に織られたデニムという感じで、ジーンズ感があまりない。 ストレッチ性のない生地の大きなサイズのパンツは歩くときにずり落ちてくるのが嫌である。ライディング用ジーンズは生地が厚いがゆえに重く、それにプロテクターの重さが加わるのでずり落ちやすい。 AAくらいがちょうど良いのかもしれない。だからこそAAの製品が多いのであろう。 安全性と快適性は両立できないものなのである。
2024.06.28
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先週の気象情報の週間予報とは大きく変わって、今日は一日良い天気だった。 昨日は庭の木の剪定をしたが、落葉広葉樹の剪定には向いていない時期だと思う。 木の下の植物には光量が足らない気がしたので、仕方ないかなぁ。 久しぶりにドイツの FC-MOTO のサイトを見たが、やはり円安の影響で、一年前、二年前に比べると価格が上がっているように見える。 前に買った REV'IT のライディングジーンズの Philly3の価格が、約 24,000円から約 29,000円くらいになっている。 今はイタリアの Motostorm の方が安く売っていて、15%割引の 25,000円くらいになっている。FC-MOTO も 10%割引の価格なのだけれど。 Motostorm は購入する量にかかわらず送料が一定なので、数多く買うにはまあまあ満足できる価格になるとも思う。他の製品も含めて、知り合いと一緒に共同購入するには良い送料設定かも。送料が変わらないと、多めに買ってしまい人もいるよね。ただ、国内の正規代理店のプロトのオンラインショップでの価格が 26,400円なので、送料を考えると正規品を買った方が良いかもしれない。関係ないことだが、ルーズフィットではなくルースフィットになっているのが気になるなぁ。 プロトも価格を見直したのだろうか。安全のためとはいえ、高価だなあ。でも普通のジーパンでバイクに乗らない方が良いと思う。 BMW Motorrad のアパレルの価格も以前より安いような気がする。そうしないと海外のECショップから購入する日本人が増え続けるよなぁ、きっと。 今愛用しているPhilly3はルーズフィットなのだけど、レギュラーフィットのLombard3も気なる存在。 しかし、最近はこのライディングジーンズでの長時間のライドで股が痛くなることがあって困っている。縫い目が悪いような気がするが、着けている下着でも変わることもあるだろうし。 バイクに乗ることは楽しいことなのだから、少しでも不快になることは排除したいと思う。手に合わないグラブとか、小さな不快でも無くしたいと思う。 ただ、こういうことはリアルな店舗で試着してみても、実際のライドでどうなるかわからないから慎重になる。参ったなあ、となることも少なくはない。 安くはない買い物なので、買い換えるというか買い増すのも財布にはきびしい。 悩むところである。フリマサイトで売買するのも一つの方法だろう。 最近はワークマンの製品が安くて人気もあるみたいだけれど、本当に大丈夫なのだろうか。転んでみなければわからないけれど、プロテクターは取り換えないとダメだろうなぁ。
2024.05.29
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どこか遠くに行きたい、と思うだけで実現できない。 バイクに燃費の良さを求めるはどうなんだろうという意見もあるかもしれないが、燃費は良い方が良いと思う。 今年の初めの日記に、バイクを2019年製から2023年製に替えたら燃費が悪くなったという内容の日記を書いた。 しかし、走行距離が15,000kmに近づこうとしているこの時期に、一時的に 27.7km/リットル を経験した。 群馬県の東部から走り出し、赤城ICから月夜野ICまで高道路を使い、国道17号で三国峠を越え、塩沢あたりから寺泊付近まで往復した時のことである。往路と復路はほぼ同じ。高速道路もワインディングもあるコースである。 三国峠越えにしたのは、新三国トンネルを見たかったことと、関越トンネルを抜けると高速道路の料金が急に高くなるからである。 27.7km/リットル を経験したのは、復路で休憩した十日町の「道の駅 瀬替えの郷せんだ」の前後の2時間くらいの間である。道の駅で3速のままで停車してしまった。 午後6時の道の駅。静かな時間を過ごしました。やはり精悍さが増したR1250Rである。 460km近くを走り、帰宅時の燃費は 26.3km/リットル だった。 実は、新潟へのツーリングの前に行った南会津へのツーリングでは、走行中に27.0km/リットルを経験し、帰宅時は26.3km/リットルだったのである。この時は、日光周りで南会津に行き、新潟に抜けて小出ICではなく塩沢石打ICから高速に乗って帰ってきた。 この時も、ワインディングもあり、高速道路もありというコースだった。 ウインドスクリーンにスポイラーを着けてから燃費が良くなった気がするのは単なる偶然だろう。 いわゆるエンジンに「アタリ」がついてきた結果なのだろうか。気象条件によるものなのだろうか。このバイクに替えてからは、初夏の気持ちのいい時期に走るのは初めてである。
2024.05.23
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撮影してきた写真のレタッチなどをしていると、ドキッとすることがある。それは望遠レンズで撮った写真で多いことだが、ここにこんなものがあったのか、こんなものがいたのかといった具合である。 デジタルになって益々カメラの眼は肉眼を越えているのである。 そばのため池で撮影したカイツブリの巣の写真である。画像の中ほどに巣がある。レンズはフォーサーズの300mmなので、フルサイズ換算600mmであるが、よくわからない。 巣の部分を拡大してみる。巣の奥に何か見えないだろうか。枯れた植物で一部が隠れているが、動物の目である。黄色と黒の眼球。 この眼球の持ち主は、外来生物の「ウシガエル」である。口に入るものは何での食べる恐ろしい怪物。鳥のヒナも食べるという。水中の生態系の破壊者である。 別の日に撮った「ウシガエル」。名のとおりウシのような鳴き声である。私は嫌いである。 同じ目である。 前後の写真を見てもやはりいる。 ヒナが泣き叫んでいるように見えてしまう。 さらに拡大。 親鳥が威嚇したのだろうか。 ヒナが心配で仕方がない。夜はヒナを羽根の下に隠して眠って欲しい。 ウシガエルとアメリカザリガニはセットで日本に持ち込まれた生物らしい。ウシガエルは人間の食用として、アメリカザリガニはウシガエルの餌として。
2024.05.22
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R1250R のウインドスクリーンには、「スポーツ・ウインドスクリーン」とさらに大きな「ウインドスクリーン・ハイ」が用意されているが、日本のサイトを見ると大きな方は買えないようである。試しにドイツのサイトも見てみたが、日本と同じで「スポーツ・ウインドスクリーン」のみしか選択できないようである。 また、名称に「ウインドスクリーン」と「ウインドシールド」が混在している。「ウインドスクリーン(シールド)・スポーツ」と「スポーツ・ウインドスクリーン(シールド)」も混在している。 2019年時点では両方選べるようになっていたが、省略されたのか。とはいうものの、取付説明書は両方が用意されている。不可解である。 ウインドスクリーン・ハイの取付説明書の表紙の画像。スポーツ・ウインドシールドにある気流を取り込むための下部の窪み(凹み、切り欠き?)がない。 スポーツ・ウインドスクリーンの形状はこうなっている。下部から空気を取り入れられるような形状である。 重ねてみた。 ハイの方は高さはもちろんだが、幅も広いことがわかる。 私のR1250Rにはスポーツ・ウインドスクリーンが着いている。 先日高速道路を走ってみたが、このスクリーンでも効果が感じられる。日本では売っていないスポイラーを着けてからはさらに効果がアップした。 このスポイラーには、ヘッドライトからの光をさえぎる役割もあり、ウインドスクリーンが輝くような現象も緩和される。 高速道路で走行中に左手を色々な場所に移動させてみた。 身体の下から上に左手を移動させると、首から上で空気の流れが強くなる。首から下に当たる風は弱い。 左右に左手を移動させると両肩の外側で風の流れが強くなるように感じる。 スポイラーを着ける前にも高速道路を走行したが、その時よりも気流の乱れが少なくなったような印象である。気象条件の違いもあるだろうから一概には言えないとは思うが。 スクリーンの大小で下半分の形状を変えているくらいなので、BMW motorrad も風洞実験などをしているはずである。デザイン性と効果のバランスが取れている形であり、ただのお飾りのスクリーンは販売しないと思う。 ドイツのサイトでのスポーツ・ウインドスクリーンの説明である。 傷つきにくいコーティングを施した透明なスポーツウインドシールドが上半身の風圧を軽減し、マシンにスポーティな印象を与えます。クラシックなロードスターの外観はそのままに、高速道路の高速走行や長距離ツアーをさらにリラックスして楽しむこともできます。
2024.05.21
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時間の流れが速く感じると精神が不調になる。夕方がツライ。 ウインドスクリーンの「取り付け説明書」に載っているのに BMW Japan から売ってもらえないパーツがある。 ウインドスクリーン用のスポイラーである。 これが説明書の表紙。 ディーラーのスタッフに尋ねると、BMW Japan に聴いてみるとの返事であった。 その答えは、「説明書が間違っている。」とのこと。 以前所有していた2019年モデルのR1250Rでも同様のことがあった。 ウインドスクリーンに入り込むヘッドライトの光をカットして、スクリーンが輝くような現象を防ぐことができる。おまけに走行時の乱流が抑制される。 結局、このスポイラーが国内で正規販売されることは無かった。 私は別ルートからこれを入手し、ひそかに優越感に浸っていた。効果を確実に感じることができた。 今回も同様に手に入れた。以前より高価だった。 ボルトの形状が複雑なので、これが高価なのだと思う。スポイラー本体の樹脂も進化しているとも思う。精悍さが増した。他の R1250R とは違うという優越感。 こんな小さなパーツが、と思うかもしれないが、高速走行で効果を感じられた。もちろんヘッドライトの光はカットされ、スクリーンが光を放つ現象は軽減される。 ウインドスクリーンの前方はもちろんだが、スクリーン下部から背後に流れてライダーに向かって吹き上げる気流によって、スクリーンの効果が大きくなる。スクリーン背後にこの空気の流れがないと、スクリーン前部に流れる気流がスクリーンの背後で下方に巻き込まれて乱れるのである。 空気をスクリーン背後に導くために、スクリーン下部には切り欠きがある。背後に空気を取り込もうとするスクリーンの形状なのである。その取り込まれた風を整流するのがスポイラーである。 本当にこんな小さなパーツにそんな効果あるのだろうか、と思う人は取り付けて効果を確かめて欲しい。売ってもらえない物を手にする喜びもある。
2024.05.20
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鉢で育てている「アークトチス」が咲き揃ってきました。 4月になってから植え替えた株は元気がなくなてしまいました。やはり植え替えは晩秋か早春が良いと思います。 アークトチス”バーガンディー”。買ったときは「ダークワイン」と書いてありました。 濃いワイン色です。バーガンディーはブルゴーニュの英語読みなので、ブルゴーニュ・ワインの色という意味の様です。 あーくと花の開き方が独特です。 そして、「アークトチス"チェリー・フロスト"」。「フロステッド・チェリー」という名前で売っていました。花がサクランボ色で葉が霜が降ったような銀葉なのでこの名前だと思っています。 最後は、鮮やかな黄色の「アークトチス”バンブルビー"」。バンブルビーは「マルハナバチ」のことの様です。 花びらの裏に赤のラインがあり、下から見てもキレイです。 全て軽石のみの底面給水で育てています。梅雨の長雨に当たると枯れるので、夏は雨の当たらない場所に置いています。
2024.04.17
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鉢に植えた「アケボノフウロ」と言われる、「ゲラニウム・サンギネウム」もしくは「ゲラニウム・サンギネウム・ナヌム」が咲いています。 ツボミもたくさんあり、株の中心に小さな葉がいっぱいあるので、花が沢山咲きそうな気配です。 反面、庭に植えた「ゲラニウム・サンギネウム」と「ゲラニウム・タイニーモンスター」はまだまだ小さい株のままで、ツボミもありません。 やはり軒下の鉢植えの方が環境が良いのでしょう。軒下の効果は大きいのです。
2024.04.13
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昨年買ったクレマチス・ペトリエイが開花しました。ただ枝数が少ないので寂しいのです。 なので、写真はアップにしました。 軽石のみで素焼きの鉢に植え、底面給水で育てていました。施肥は水やりの都度、ごく少量のハイポネックスを水に混ぜていました。 前年の伸びた枝に花が咲く旧枝咲きなので、今年の枝に期待です。 思っていたより花が大きいです。
2024.04.13
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野鳥を撮影してきた後にはレタッチが待っています。 私は以前から、ずーっと RAW で撮っています。露出設定の失敗をカバーするために始めたのですが、レタッチをするには RAW の方がはるかに扱いやすいと感じます。ただし、データは大きくなります。それでも、2,000万画素なのでフルサイズの高画素機の RAW データに較べれば小さいものです。 そして、RAW を使うと、色温度を撮影時にいちいち設定しなくても良いので楽です。 そして、優秀な Lightroom Classic CC のノイズ除去はRAWでないと使えません。Lightroom Classic CC にノイズ除去の機能が追加された以前の撮影データも、この機能を使ってノイズ除去が行えるので、RAWデータで撮影していて良かったと思っています。 野鳥の写真のレタッチを自分なりに工夫してみました。鳥を撮り始めて一か月も経っていないので、これが正解なのか、常識から外れているかはわかりません。自分流です。 二つの画像は、上が撮影で得られたRAWデータ、下がレタッチ後の Photoshop のデータです。最後の仕上げは、Photoshopでレベル補正をし、プリントをする場合は、Photoshopでリサイズ後にスマートシャープを使います。 Lightroom Classic CC で OM-1 の RAW データを取り込むと、左側のような状態になっています。 デフォルトでは、色温度が 5350K、色かぶり補正が +6 となります。これはカメラのよって異なり、E-M1 Marklll では 5450K と +10 になっていました。 ヒストグラムを見ると、適正な露出に思えます。 RAWデータそのままでは、赤がかぶっているように見えます。背景の青空を見ると、本来の色よりも紫に近いのがわかります。そこで、色かぶり補正のスライドバーを緑側に移動しました。今は冬で周囲の落葉広葉樹には葉がありませんが、夏になり葉を付けるようになると、画像に緑色がかぶるので、補正量が変わります。 その結果、青みを感じたので、色温度を +250 の 5600K にしてみます。青く見えたのは青空の色がかぶっているのが原因だと思います。 空の青と木の枝の色が自然に近い色になりました。主体のヤマガラの色はどうなのでしょうか。この仕上げが善か悪なのか、私にはまだわかりません。 次に気になるのは、ヤマガラの眼の下から後部にかけての薄いオレンジ色の部分が、少し飛んでいて、羽毛のディティールが失われていることです。そして、くちばし下の黒の部分が黒つぶれに近く、同じくディティールが失われていることです。 これは「色飽和」とか「クリッピング」とか言われる現象です。この画像の場合、完全には色は飽和して異なように見えます。 そこで、シャドウをプラス側に補正し、ハイライトをマイナス側に補正しました。レタッチでは、常にこの補正を使っています。 これで、色の飽和が幾分改善します。私はプラスマイナス50以上の補正はしないようにしています。これを越えると不自然に見えるように感じるからです。今回はシャドウの補正がこれから逸脱しました。 簡単に済ませるには、この状態で十分かと思います。眼の虹彩が見え、キャッチライトも入っています。 上のLightroom Classic CC のヒストグラムを見ると、グラフに納まりきらなかった RED と GREEN がグラフ内になんとか納まっています。 拡大すると背景にノイズが見えます。Lightroom Classic CC でノイズ除去を行うとかなりきれいにノイズが消えます。 やはり、眼の下から後部とくちばしの下の黒い部分の一部は羽毛のディティールが見えませんが、これで良いのではないでしょうか。自然に見えます。 ここからもう一歩進め、マスクという機能を使って部分的に補正すると、下の画像のようになります。ここまで必要なのかどうかは判断が分かれるところでしょうか。悩ましいです。これが元のRAWデータの画像です。
2024.03.20
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野鳥を撮り始めて半月ほど経って、野鳥写真についてわかってきたことがあります。 OM-1と300mmF4.0を使い、全て手持ち撮影です。 鳥撮影を始めた日の撮影です。天気は曇り空です。 データは、OM-1、M.ZUIKO DIGITAL 300mm F4.0、F4.5、1/1000秒、ISO800 です。 露出はマニュアルにしています。 フォーカスは被写体認識と C-AF+MF です。フォーカスが大きくずれると、OM-1 が被写体認識できなくなるので、フォーカスリングを動かすと MF になる設定です。被写体認識しない場合は、拡大 AF を使います。 白い部分がある鳥の場合、露出はアンダー目が良いです。 白い部分が白飛びしてしまうとレタッチでは元に戻しにくくなります。反面、黒つぶれは救えることが多いです。 また、RAW データを得ているとレタッチで復元できる幅も広くなります。 絞りは開放ではなく、ひと絞りほど絞った方が良いです。 私のレンズは、300mmF4.0でフルサイズ換算で600mm。しかし、焦点距離は300mmなので、被写界深度はフルサイズの600mmより深いです。 シャッタースピードは、早い方が良いというのは当然ですが、鳥の動きの状態にもよります。 動きが速い小鳥の動きを止めるためには、1/2000秒でもブレてしまいます。 動きがなければ、1/250秒でも大丈夫です。 絞ってシャッタースピードを速くすると、ISO感度を上げて明るさを補うことになります。ISO感度を上げすぎるとノイズが目立つようになるので、組み合わせには気を使います。 できるだけISO感度を抑えつつ、絞りとシャッタースピードを調整することが必要です。 Lightroom Classic CC のノイズ除去が非常に優秀です。ノイズ除去以前は、全紙プリントに耐えうる画像を得るためには、ISO800が限界でしたが、このノイズ除去を使うと、ISO1600~3200程度でも、全紙へのプリントにも耐えうる画像を得ることができるようになりました。 上の画像のレタッチ前とレタッチ後の画像を1200x900ピクセルで切り抜いたものを載せました。 Lightroom Classic CC のノイズ除去の処理後に、Lightroom Classic CC でレタッチするとこのように変化します。 撮影時は少し露出不足でした。ノイズも目立ちます。 シジュウカラの羽毛や木の枝の質感がしっかり表現できています。眼にもキャッチライトがクッキリ入っています。 つまり、RAW データは、上の写真のレタッチ前の画像のように、ディスプレイ上ではあまりきれいには見えませんが、レタッチ後の画像に加工できるだけのデータを持っているということになります。 カメラで jpeg 画像を撮って出しの場合は、ノイズ除去、明るさ、色の調整などの全ての画像処理を瞬時にカメラが行っていることになります。
2024.03.19
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飛んでいるアオサギの写真を撮影した。レンズは300mm IS PRO + MC-14 で、フルサイズ換算840mm。f:5.6、1/2000秒、ISO500。 アオサギは昔から好きな鳥である。 ファインダーの中に納めることがやっとで、まともな写真は数少ない。慣れてくれば上手くいくのだろうか。 概ね一定の速度で進路を変えないアオサギだから、今の私の技術でもこの程度の写真が撮れたのだと思う。 被写体認識での AF も外れているショットもある。レンズがフラフラしているのだから仕方ないことだろう。 超望遠レンズの被写界深度は浅いというが、本当である。紙のように薄いと言われる。 目にフォーカスが来ているが、くちばしの先はフォーカスが来ていないように見える。 カメラの進歩のお陰である。
2024.03.12
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ウオーキング(散歩)が続かないのは、目的が歩くことだけだからとわかっている。なので、カメラを持ち、近くの農業用ため池と雑木林がある方面に行先を変えてみた。 カメラには300mm F4.0 IS PRO を装着。デイパックに楽々入る。手持ち撮影なので三脚無し。フルサイズのデジカメに600mmF4.0では無理であろう。きっと気合が必要である。 野鳥だけが被写体の撮影は今までになかった。OM-1の底力を確かめることもできる。 これはビギナーズラックである。ヤマガラなので珍しい鳥ではないが、こういうのを撮ることができると面白い。 背景のボケた木の枝と青空も良い感じに撮ることができた。OM-1の被写体認識も機敏に動いていた。フレーミングに集中することができる。 トリミングするとこうなる。くちばしの細かな凹凸も見て取れる。肉眼では見ることができない。そして、Lightroom Classic CC のノイズリダクションが優秀。 ちなみにノイズリダクションはRAWでないと使うことはできない。 音がしない電子シャッターで連写していたら、こんな一瞬も撮ることができた。シャッタースピードは1/1600秒だが、残念ながら被写体ブレを起こしてしまった。向きを変えるときはジャンプするようである。鳥のついての知識は非常に薄い。 向きを替えてからの下を覗き込んでいるところ。 きちんと目にフォーカスが来ている。鳥でも眼にキャッチライトが入ると写真のイメージが変わる。 ため池ではカイツブリのつがいと黒い鳥が仲良く静かな時を過ごしている。黒い鳥は、画像検索で「オオバン」ということがわかった。 オオバンが向きを変え、波紋ができたところを撮影する。 仲良しである。
2024.03.08
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今日は気圧の変動が大きいらしく、気分が落ち込んでいます。 久しぶりのアークトチスです。 アークトチス"チェリー・フロスト”の花が咲きました。この色がチェリー・フロストの本当の花色ではないかという色です。始めて見ました。 海外で愛されている品種ということがよくわかります。キレイな赤です。チェリーと言うくらいですからサクランボの赤に思えてきます。 庭植えで大株になるような気候が本当にうらやましいです。 花がない時もシルバー・リーフを楽しめるというのも良いですね。 花は大きなプラ鉢から垂れ下がっている部分で咲きました。鉢からはみ出るくらいの勢いは素晴らしいですが、暖かい冬のせいかと思うと、気候変動が心配です。 底面から水と少々の肥料を与えてるだけで、夏からほとんど手を付けていません。下の花は少々形が崩れています。 ツボミもたくさんあるので、これからの天候次第でどんどん咲くと思います。 鉢の半分は枯れてしまったので、取り除きました。多分寒さが原因です。ほんの少しの環境の違いが生死を分けるのです。春になったら挿し芽の苗を補充しようと思います。
2024.02.27
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2023年9月に北海道へキャンプツーリングに行った。長期間だったことがあり、OM-1に入れていた64GBのSD(SDXC、UHSⅡ)カードを使い切ってしまった。枚数ではRAWデータで2,700枚くらい。 OM-1の取扱説明書を見ると、64GBのSDXCカードでの記録枚数が記載されており、RAWでは2,727枚とあるので、整合性はある。 64GBのSDカードを2枚入れあり、同時記録に設定してあったので、2枚目をフォーマットし、記録方法を変え、計128GBを記録できるようにして、結局3,000枚以上撮影した。 しかし、万が一に備えて同時記録にして使いたい。 そうなると、予備のカードを持つか大容量のSDカードを使うことになる。今使っているカードにも寿命が来ることだし、買い替えは検討したいところである。 書き込み速度の速いカードが良いのだろうが、高価格になる。 調べてみよう。 OM-1の取扱説明書を見ると、動画撮影には、SDスピードクラス10以上を使うようにとある。そして、4KまたはC4Kを撮影するとき/フレーム間圧縮がAll-Intraのときは、UHS-ⅡまたはUHS-Ⅰのスピードクラス3以上を使うようにと記載してある。私はたまに4Kでの撮影もするのである。 動画のデータ記録方式についてはよく理解していないが、フレーム間で圧縮しないでフレーム内(一コマの画像)の圧縮のみで記録する方法がAll-Intraであり、データ量が大きくなる。 SDアソシエーションのサイトを見る。 スピードクラスは4個の規格があり、よくわからないが、UHSスピードクラスのU3は、ビデオスピードクラスのV30と同一であることがわかる。 つまり、U3=V30、V60、V90と表示さたカードを入手すれば良いことになる。上の表では、4Kの動画ではV60が最適のような表示となっている。 KIOXIA のサイトの製品紹介では、V90でU3の EXCERIA PRO は4K/8K動画撮影向けとあり、V30でU3の EXCERIA PLUS G2 、 EXCERIA PLUS 、EXCERIA G2 は4K動画撮影向けと記載してある。 また、スピードクラス10でU1の EXCERIA はフルHD動画撮影向けとある。なので、SDアソシエーションの資料と一致するように見える。 KIOXIA のサイトでは最大書き込み速度が記載してあり、EXCERIA PLUS G2 では、256GB と 512GB が 90MB/s、64GB と 128GB が 65MB/sとあるので、上の表と照らし合わせると、V30 であるが V60 の実力があると言ことなのだろうか。 よくわからなくなってきたが、欲しい記録容量と販売価格との折り合いで、なるべく上位の製品を選ぶということで落ち着きそうである。 OM-1は UHSーⅡ に対応しているので、UHS-Ⅱ の EXCERIA PRO が理想ではあるが、楽天市場内では 256GB で3~4万円、128MB で15,000円くらいである。 EXCERIA PLUS G2 は UHS-Ⅰ ではあるが、256GB が書き込み速度が 90MB/s で15,000円くらいなので、この辺りで検討するのが良いのかもしれない。 しかし、キャンプツーリングでは動画は録らないし、静止画の連写もしないので、EXCERIA G2 の 256GB が 9,000円くらいなので、これでもいいような気がする。512MB の容量は不要だと思う。 128MB でも RAW で 5、400枚以上撮影できるので、128MB でもいいような気がしてくる。EXCERIA PLUS G2 が 11,000円くらいで買えるので、これでも良いかもしれない。いや、128MB ならば EXCERIA PRO が15,000円である。無用の長物であろうか。 EXCERIA PLUS G2 、 EXCERIA PLUS 、EXCERIA G2 はすべてU3=V30であることも悩ましい。KIOXIA の公称の書き込み速度が違うことは明らかなのだが。EXCERIA PLUS G2 の256GB と 128MB の書き込み速度は、EXCERIA G2 の倍近いし。 まだ先のことになりそうである。
2024.02.23
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暖かい日が続いた後に連日の冷たい雨。完全に気が滅入ってしまった。まだ当分このような天気が続くようである。 BMW Japan から、水平対向エンジンのカルダン・シャフトのメンテナンスについての通知が、令和5年12月という日付で届いている。リコールと言えばリコールである。 カルダン・シャフトは、エンジンの回転をリアホイールに伝える、いわゆるシャフト・ドライブのシャフトである。 バイクのスイングアームの中を貫通している。BMW Motorradでは「リア・ホイール・ロッカー」というらしい。Schwarz は黒色という意味である。色だけどうして日本語ではないのか。 英語の表記は Rear wheel swinging arm となっている。ドイツ語では Hinterradschwinge で、Googl翻訳で日本語に訳すと、リアスイングアームになった。 どうして日本だけスイングアームと言わないのだろうか。 2005年の R1200RT を購入したときは、シャフトの回転を直角に変換してリアホイールに伝えるベベルギアのオイルは10万kmに一回の交換と言われたが、1万kmの点検の時には1万km毎の交換に変わっていた。 この時は、BMW Motorrad に完璧を求めていたので、不可解に感じた。 そして今回のシャフトのメインテナンスについての通知。 6万km毎にカルダン・シャフトを無償で交換するというものである。廃車になるまで続けてもらえるとのこと。普通は一回になるのだろう。 また、2万km毎に、カルダン・シャフト状態を点検し、カルダン・シャフトのスプラインに専用グリースを塗布を行うという。これは有償で、オーナーが希望する場合に行うとのこと。 スプラインというもが私にはよくわからないが、シャフト両端の歯が刻まれた穴の部分であろうか。 カルダン・シャフトには非常に大きな力が掛かるのはわかる。交換不要からこのように変わったというのは、メーカーも想定外だったのだろう。 破断による事故が実際にあり、メーカーがようやく不具合を認めたということなのか。 通知の下部には、新しいメンテナンス・スケジュールの冊子をライダーズマニュアルに挿し込むと書いてあったが、先日のディーラー訪問の際にはまだ準備されていないと言われた。 通知から2カ月も経つというのにどういう有様なのだろうか。
2024.02.22
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ディーラーに R1300GS が展示してあった。 オォっと思った点は、ヘッドライト、センタースタンド(BMWではメインスタンド)、エンジンの塗装、シフトチェンジペダルである。 X形に配された4個のDRLの真ん中にある小さなプロジェクターランプのようなヘッドライトだが、当然ながらハイビームとロービームがあり、コーナーリングライトも内蔵されているという。1250ccまでは、ヘッドライトがGSらしさを醸し出していたが、こんなコンパクトになり、きっと軽量なヘッドライトになったのだろう。 モデルによってかもしれないが、ヘッドライトはバイクの姿勢に応じて向きを変えたり回転したりするそうである。 センタースタンドはアルミニウムである。黒に塗装されていたが、溶接の仕方がアルミニウムである。軽量化のためであろう。 ついでにのぞき込んで見えたエキパイの膨張室の底面は鏡面だった。飛び石等ですぐに細かい傷が付きそうな部分だが、こんな鏡面である必要があるのだろうか。 そして、エンジンの塗装は、ペイントを塗ったというよりは、コーティングしたという感じ。テフロン加工のフライパンのようであった。 驚きは、シフトペダルが樹脂なのである。転倒してら折れそう。これまでのGSは曲がってもある程度は修正できる鉄だったようだ。 R1300RT はどうなるのであろうか。R1250RT は肥大化しすぎているように感じるが、より軽量でスマートなデザインになるのだろうか。 そして、R1300RS、R1300R はどうなるのか。 ヘッドライト単体がこんなに小さくなると、デザインの幅が広がる気がして、楽しみである。国産にも小さなヘッドライトのバイクがあって、顔がないなんて言われてるような気がする。 もう買い替えることは絶対に無理だと思う。
2024.02.18
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メーターに貼ったプロテクターに不具合がったのでディーラーに行ったら、新型の R1250R (トリプルブラック)が展示してあった。 2024年型の R1250R の価格が低くなっているのは知っていたが、展示車の外見とディーラーのスタッフの話を聞いて、その理由がわかった。日本向けはシングルシートではない。 日本向けのモデルの装備が省略されているのである。必要最低限になったともいえる。日本でのこのようなバイクの使われ方からして、不要な装備を排除して国産バイクに価格で抵抗するためである。BMW Japan の考えである。 多くの工場オプションを用意して様々なモデルを作り分けることができる BMW Motorrad には恐れ入る。ただし、日本向けモデルでは工場オプションを選ぶことはできない。スプリングのプリロードの調整はサスペンション上部のダイヤルで行える。ダンピングの調整はサスペンション下部のダイヤルで行える。 2023年型にあって2024年型にない装備は、ディーラーで見聞きした範囲では次の装備だった。キーレスライド(鍵をポケットに入れたままで走り出せる。)クルーズコントロールサスペンションの電子制御(ダイナミックESA)(ESAが着かないと、フロントフォークがシルバーに、リアサスペンションのスプリングがブラックになる。)シートヒーター(Heated seats)ハンドルバーの向こうのスイッチはキーを挿し込むタイプである。 その他の資料から推測すると、恐らく次の装備が着いていない。アダプティブ・ターニング・ライト(Adaptive head light、いわゆるコーナーリングライト)エンジン・ドラッグ・トルク・コントロール(MSR、不意で過大なエンジンブレーキを回避する装置)タイヤ空気圧モニター(Tyre pressure control、タイヤの空気圧をリアルタイムで表示) また、左グリップ側にはクルーズコントロールのスイッチはもちろん DRL のスイッチも無かった。 純正ナビのクレイドルも着いていないが、ハンドル周りがすっきりした印象だった。日本で売られるモデルには、バックミラーの基部にETCのアンテナとインジケーターランプが装着される。 BMW Japan のサイトに記載されている2024年型の標準装備。DBC(ダイナミック ブレーキ コントロール)(緊急ブレーキ時に、ブレーキ力の前後配分とアクセル開度を調整する装置)ギアシフト アシスタント プロ(クラッチレバー操作なしのシフトチェンジを可能にする装置)ライディングモード プロ( ECO, Rain, Road, Dynamic, Dynamic Pro )DTC(ダイナミック トラクション コントロール)デザインオプションサイレンサー(ステンレスにクロムメッキ)エキゾーストパイプ クロム仕様(ステンレスにクロムメッキ)BMW Motorrad ABS Pro(パーシャリィーインテグラル)LED ウィンカーデイタイム・ランニングライト6.5インチTFTディスプレイ12v電源ソケットUSB ソケットグリップヒーター ここには ヒルスタート コントロール の記載がないが、海外モデルのベースと言われる車両にもヒルスタートコントロールが装備されているので、恐らく日本向けの2024型にも着いていると思われる。 週末に日帰りツーリングに行き、たまに宿泊を伴うツーリングに行くというような使い方には十分な装備だと思う。 ディーラーでオプションを選ぶことにより、R1250R にもトップケースとパニアケースは装着できるが、ボクサーエンジンで長距離で宿泊を伴うようなツーリングやキャンプツーリングを想定する場合は、R1250RS、R1250RT、R1300GSを選んだ方が良いと思うがどうなのだろう。ESA の効果は絶大である。 ただ、R1250RT と R1300GS は高価である。 R1250R はどんなツーリングにも使えるバイクという触れ込みだったが、そうではなくなったように思える。 ESA とシートヒーターが着いた R1250R を購入できた私はラッキーだったのだろうか?
2024.02.17
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私の愛車は、アイドリングストップが着いたヴィッツである。先日の点検で交換を勧められた。もう使用の限界であるらしい。 アイドリングストップ車用のバッテリーは高価である。見積もりは4万円越え。すぐに交換して欲しいとは言えなかった。 数日してから、近くのカー用品店に行ったら、同仕様の日本製のバッテ―リが3万円台後半で販売されていた。韓国製はさらに安い。決断ができない。 さらに数日後、楽天市場で検索したら、2万円台前半で売っていた。しかも Panasonic の製品である。「カオス」という。しばらく迷ったが、結局買うことにした。 バックアップ電源が必要とのことらしいので、乾電池八本を使う方式の製品も一緒に購入した。 次の日に届いた。重い。 早速作業にかかった。バックアップ電源に充電式の乾電池を使ったのだが、それが失敗だった。充電式の乾電池の電圧が1.2ボルトであるという認識がなかった。八本使ってもカーバッテリーの12ボルトに届かないことが原因の失敗である。 どっちにしても、作業途中にバックアップ電源の端子がヴィッツの端子から外れてしまい、バックアップは失敗した。 私は「バックアップ電源」という言葉には少し違和感を感じてしまう。 完全に失敗だが、結果的にはカーナビにパスワードを入力するだけで済んだ。記憶させていたラジオの放送局もそのまま残っていたし、オーディオの設定もリセットされていなかった。 ヴィッツ自体にもなにも支障が生じなかった。 どうやらバックアップ電源は必要ではなかったようである。 電圧不足が原因で生じたのは、充電式乾電池からの異臭である。詳しくはわからないが、カーバッテリーからバックアップ用電源に電流が流れてしまったようである。やってしまった。 充電式乾電池がダメになったかと思ったが、今のところ無事に使えている。でも寿命が短くなったかもしれない。 1.5ボルトの乾電池を使うべきだった。でも端子が外れただろうから同じである。 最近の車の電気関係はいろいろあるらしいので、バッテリー交換時にバックアップ用電源をうまく使う必要があるようである。 また、購入時にバッテリーを引き取ってもらえるサービスを800円で購入した。一週間後に配達業者が引き取りに来る仕組みである。佐川急便なので安心である。買い取り業者もあるらしいが、800円ならばこの方が簡単で良いと思う。
2024.02.13
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光陰矢の如し。もう1月も終わろうとしている。この月の初めに2泊のキャンプツーリングに行ったが、他はないもしていないような気もするが、車のバッテリーを自分で取り換えたのを思い出した。 そして、Windowsを10から11にアップした。自作PCはWindows11には十分なスペックだったが、二の足を踏んでいた。Windows10にしたときの煩わしさを経験していたからである。 Windows11が世に出てからこれだけ時間が経っていれば、使っているアプリの中にWindows11に非対応なアプリは無くなっただろうという思いと、LightroomCC が頻繁にフリーズすることが回避できるかもしれないとの思いで、10を11にアップすることにした。一時期はインターネットバンキングが未対応な時期もあったが、それも対応済みになったようである。 やってみれば、なんてことはなかった。表面的にはデザインやインターフェイスが変わったのみで、使い勝手はまるで変わらずだった。MSIのマザーボードに着いてきたネットワーク・マネージャーというアプリだけが使えなくなったが、何の影響もないように見える。 大きなキャンプブームが終わろうとしているらしい。コットという折りたたみ式のベッドと折りたたみ式の椅子、焚火台までをバイクに積んで、焚火の燃えカスまで持ち帰ってくるようなキャンプツーリングはイヤである。 私のキャンプは宿泊費をケチるようなキャンプなので、火はほとんど使わない。言い方を変えると他に泊まるところがないという理由の緊急避難的なキャンプであり、極めてシンプルである。テント、マット、シュラフ、カップと箸があれば良いのである。調理を必要とするような食材は使わない。 キャンプ・イコール・焚火も良いかもしれないが、混雑時のキャンプ場では迷惑行為であり、やらない方が良い。火は危険なものであり、飛んだ火の粉が他人のテントに穴をあけたらどうするのだろうか。焚火台も使い方によっては地面に無影響とは決して言えないと思う。 なので、バイクのトップケースとサイドのパニアケースに全てが収まる。慣れてくればくるほど、荷物が少なくなる。スッキリとスマートに荷物を積みたいのである。その方がはるかにカッコいいと思う。 ただ、春先から初夏、秋は持っていく衣類が増えるので、ケースがぎゅうぎゅうになる。時期によっては、3種類のグラブが必要となる。ライディングパンツも2種類持って行かなけらばならない場合もある。ライディングジーンズとオーバーパンツの組み合わせの場合もある。 備えがないと、我慢という手段を取らざるを得なくなる。 最近は気候が変わったせいか、冬でも風の通らないグラブが不快に感じることもある。手に汗をかくようなライドはイヤだし、汗でグラブが早くダメになりそうで精神衛生上も良くない。 それでも、キャンプでは椅子があると食事が快適になりそうな気がする時もある。が、地面に座ればいい。時にはテントから遠い備え付けのベンチや階段を使うときもある。天候の関係もあるが、最悪はテント中である。火を使わないからテント中でも支障はない。 荷物が少ないと、朝の撤収もスマートになる。
2024.01.28
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少しの収入があり、以前から所得税の確定申告を e-Tax で行っている。 なぜやっているかと、退職金の年末調整(=確定申告)を行うために渋々 e-Tax を使い始めたのがきっかけである。コロナ禍もあって、自宅で完結するのが楽で良いと思った。 その翌年度からは確定申告の必要のない収入になったが、やっておかないと市町村への申告が必要となることがわかって、やっておいた方が良いと判断している。 確定申告もやらずに、市町村への申告も行わなかったら、国民健康保険税の納税額が急に大きくなって、慌てて市町村に申告して、税額計算をやりなしてもらったことがある。 また、昨年からは個人年金をもらい始めたので、天引きされた所得税を取り戻すための確定申告をしなければならなくなった。 e-Tax は非常に便利だが、確定申告は一年に一回しか行わないので、使おうとするとかなりの部分の記憶が抜け落ちていて、頭が非常に疲れる。機能アップなど微妙に変わっている部分もある。また、生命保険や地震保険の控除額の電子データを保険会社が提供するようになったので、e-私書箱 も使い始めたが、件数が少ない場合は手入力の方が楽かもしれない。 1万kmの点検とエンジンオイル交換をしたばかり。 年が明けてからもライドしたが、2019年12月製造の R1250R よりも、2023年4月製造の R1250R の方が燃費が悪い印象である。 走行モードにECOが加わり、ECOモードで走っても、2019年製造の R1250R よりも燃費が悪いと感じる。 どこがどう変わったのだろうか。その辺の理由をディーラーに尋ねても返事はしてくれないだろうし、クレーマー扱いされそうで怖い。 北海道キャンプツーリングでの通算の燃費が26.3km/リットルだったので、まあ良いとは思うのだが、27km/リットルがまだ出ない。恐らく平均的だと思われる関東地方の道路をツーリングしてみると、22.2km/リットルから24.4km/リットルくらいである。 BMW Japan も、どこがどう変わったかは把握していないだろう。 ちなみに、ヨーロッパでの燃費は、100kmを何リットルで走るかという数字で計算されるので、日本での数字は、それを日本方式に換算したものとなっている。 4リットル/100kmならば、25km/リットルといった具合。26.3km/リットルは、3.8リットル/100kmから換算された数字である。3.7リットル/100kmが27.0km/リットルである。もう少し燃費が良くなると、100km÷3.6リットルなので、27.8km/リットルと表示される。 目的地までの距離から必要な燃料の量を計算するには、ヨーロッパ方式の方が計算しやすいと思う。 今の私は、ECOモードで走ればいいのか、ROADモードで走ればいいのかがわからなくなっている。 いずれにしても、急加速はしない方が良いだろうし、できるだけ一定速度をキープする走りが良いのだということは常識的にわかっている。しかし、一定速度で走り続けるという環境は日本では少ない。高速道路でさえ、各車が違う速度で走っているので、加速と減速が強要される。 ECOモードの恩恵を感じることができるようになるには、しばらく時間がかかるのか。あるいは日本では何の恩恵も得られないのかも知れない。
2024.01.10
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2024.01.01
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年末年始の時期に必ず調子を崩す。昼間の時間が短い時期と重なるのと、世間のあわただしさに引きずられ、心が乱されているからだと思う。 R1250R に乗るまで、ハンドルバーライザーという製品の存在を知らなかった。というのも、R1200RT(2005年製造)に乗っていたから、必要なかった。上体が直立に近かったから。 R1250R に乗り始めてしばらくは買ったままの状態で乗っていたが、長距離を乗るとひどい疲れが出てくる。慣れると言われたが、私の場合は慣れることはなかった。 そこでメルカリでワンダーリッヒのハンドルバーライザーを購入した。結構勇気が必要だった。 取り付けると確かに疲れが軽減される。 しかし、製品の出来があまりにも悪かった。疲れに見た目は関係ないが、なにかしっくりこない。新品で買えば2万円超えの製品なのに、使用しているというか所有している喜びがない。 そこで見つけた製品が、ドイツのメーカーの「VOIGT MOTO TECHNIK」の製品。ドイツ語読みは「フォークト・モト・テヒニク」らしい。 サイトで見てもキレイな仕上がりがよくわかったが、実際の製品を手にしてみると、美しさが際立っている。特にナビホルダー用のボルトの出来は、ワンダーリッヒのボルトとはまるで別品である。 この製品については過去の日記にも書いてある。 真ん中のボルトが、VOIGT MOTO TECHNIK のボルト、右がバイクに着いていたボルト、左がワンダーリッヒのボルトである。 ワンダーリッヒのボルトにはツバがない。 このツバが有無の違いは大きく、このツバのお陰で工具がハンドルクランプにぶつからないのである。 ハンドルバーがもう少し高ければ楽になるのにと思っているオーナーには良い製品だと思う。価格もワンダーリッヒよりはるかに安い。 R1250Rだけではなく、R1250RS、R1200R(水冷)、R1200RS(水冷)にも使用できる製品である。 二種類のボルトが付属しており、純正ナビホルダーがない状態でも使用できる。 メルカリで販売しているのでリンクを貼っておきます。↓VOIGT MOTO TECHNIK
2023.12.30
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昨日は何をしたかと考えると、特に何もしていないと思う。 こんな日々の連続である。 乗り始めから感じた 2019年と 2023年の R1250R の大きな違いは、シフトアシスタント PRO の進化である。これは、シフトアップとシフトダウンをクラッチ操作なしおよびスロットル操作なしで行うことができる機能である。国産のバイクにも装着されてきている。もともとはサーキット用に開発されたものである。 英語のマニュアルを見ると、Shift Assistant Pro と記されている。日本語のマニュアルには ギアシフトアシストPRO となっている。BMW Japan のサイトでは、ギアシフトアシスタント プロ としている。 日本人はチェンジペダルとかギアチェンジペダル、シフトチェンジペダルなどと言うが、英語では gearshift lever というようだ。 日本では、手で操作する装置をレバー、脚で操作する装置をペダルということが多いような気がする。 2019年の R1250R では、1速から2速、2速から3速はスムーズにチェンジできずに、ぎくしゃくすることが多かった。ぎくしゃくというのは、チェンジされたのちに車速の変化が小刻みに生じ、スムーズに加速しないということ。うまく操作できると気持ちよくチェンジすることもあったが、たいていはぎくしゃくした。 2023年のR1250Rではその現象が大幅に少なくなった。ぎくしゃくするのは希である。BMW Motorrad はそういうことを公表していないが、マイナーチェンジ毎に静かに進化するところがあるらしい。 シフトチェンジの際には気を付けることがある。 マニュアルによると、 もちろんクラッチレバーを引かない。クラッチレバーを操作すると、通常のシフトチェンジとなる。 シフトチェンジが終わるまでシフトペダルを上または下に動かした位置で固定する。 スロットル位置をそのままにして動かさない。 続けてシフトチェンジする時は、シフトペダルをいったん元に戻してから操作する。これはいたって普通の動作であるように感じる。 また、北海道で縁石にぶつけて曲げてしまったシフトチェンジペダルを取り換えたのだが、その時にボールジョイント部にリチウムグリースを塗布してみた。交換前のボールジョイントには白色グリスが少し使われていただけだった。 それからは格段にペダルが軽くなり、交換前よりスムーズにシフトチェンジするようになった。これからは、シフトチェンジが重くなったと感じたら、グリースを塗布しようと思う。 クラッチレバーを握らずに済むということは疲労軽減につながるし、加速も良くなり、少なからず燃費にも影響するに違いない。 このシフトアシストPROの目立たない改良は、大きな改良である。
2023.12.22
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2023年になって走行モードに ECO が追加された。水平対向ツインの Rシリーズ では最後である。これにより、走行モードは、ROAD、RAIN、ECO、DYNAMIC、DYNAMIC PRO の五つになった。しかし走行中に切り替えて使えるのは、設定画面で選択した四つのみである。私は、ROAD、RAIN、ECO の三つのみを選択できるように設定してある。DYNAMIC な走りは今のところ必要ない、と思う。 走行モードという機能は、エンジン特性、DTC の介入度、ABS の介入度、MSR の介入度の四つを、調整する機能である。 日本のバイクにも走行モードを選ぶことができるバイクが増えてきた。でもやはり価格が高くなる傾向には違いない。 DTC はドイツ語で、DYNAMISCHE TRAKTIONS CONTROL 、英語で DYNAMIC TRACTION CONTROL である。 簡単に言うと、加速時の後輪のスリップと前タイヤの浮き上がりを検知して、エンジン出力を調整する機能のこと。 MSR とは、エンジン・ドラッグトルク・コントロール で、調べるとドイツ語の MOTOR SCHLEPPMOMENT REGELUNG の略である。日本語のマニュアルには、「エンジン ブレーキトルク レギュレーター」と書いてある。 英語のマニュアルには、DYNAMIC ENGINE BRAKE CONTROL とある。BMW Japan のサイトでは、ダイナミック・エンジンブレーキ・コントロール である。日本語のマニュアルはドイツでつくっていると思われ、日本語としておかしな部分が多くある。 過大なエンジンブレーキによる不安定な走行状態を防止するため、エンジンブレーキを調整する機能である。 DTC と MSR は BMW Motorrad では以前から採用されていたが、国産バイクにも同じような機能が装備されるようになってきた。 走行モードの ECO はというと、いまのところ、それほど ECO な走りになっているとは感じられない。2019年の R1250R では ROAD モードで27km/リットルを経験したが、2023年の R1250R になってからは、まだない。 北海道のキャンプツーリングでは、ECO と ROAD を使ったが、26.3km/リットルだった。北海道とは言え、荷物満載での数字なので、1リットル越えのバイクでは燃費は良い方だとは思う。 ECO モードでの走行に不満はないのだが、ECO でしばらく走った後にROADに切り替えると、エンジンが力強くなることを感じることはできる。しかし、DYNAMIC がエンジン本来の力を味わえるモードなのである。 一昔前と比べれば、走行中にエンジン特性を変えられるなんてスゴイことである。
2023.12.21
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日本海側は九州から北海道まで雪が降るようです。やはり12月です。 2023年の R1250R は、シートヒーターが着いたことで、グリップヒーターも調節が二段階から五段階に変更されていた。以前の二段階の時は、取扱説明書で、ハイで使い始めてからローに切り替えるよう記載があった。常時点灯のハロゲン電球とヒーター使用は電力的にきついのだろう。 もちろんシートヒーターも五段階に調節できる。グリップヒーターに加えシートヒーターも着くようになり、操作は少し複雑になったが、慣れればあまり問題はなかった。瞬間的に何回かTFTスクリーンを見るだけで、操作できる。 グリップヒーターのみだった時は、オフの状態から、右手側の HEAT ボタンを押す度に、ハイ、ロー、オフに切り替わる方式だった。 2023年の R1250R では、HEAT ボタンを押すと、TFT スクリーンに「グリップヒーター」と「シートヒーター」が上下に表示されるので、まずはマルチファンクションダイヤルを回してどちらかを選択する。 上の BMW motorrad のサイトの写真とは色が違うなぁ。 選択後にマルチファンクションダイヤルの手前を右側に倒すと、選択したヒーターが五段階で調整できるような画面に切り替わる。ここでは、マルチファンクションダイヤルを回してシートヒーターを選択し、マルチファンクションダイヤルの手前を右側に倒して強弱を選択する画面を表示させた。 ヒーターの5段階の調節はマルチファンクションダイヤルを回して行う。 マルチファンクションダイヤルの手前を右に倒すと確定される。 その後、逆に左に倒すと、前の段階の表示に戻る。 さらにマルチファンクションダイヤルの手前を左に倒すと、ヒーターの画面から通常の走行時の画面に戻る。HEAT のスイッチを押しても同じ操作になる。 マルチファンクションダイヤルを使って通常のピュアライド画面に戻す方法の方が楽である。 操作中でも、速度とギアポジションと走行モードは表示されている。 先日気が付いたのは、ヒーターを使っている状態で HEAT ボタンを長押しすると、使っているヒーターがオフに切り替わること。そのオフの状態から 再び HEAT ボタンを長押しすると、直前に使っていたヒーターの状態に戻る。よく見たら、取扱説明書に書いてあった。 シートヒーターは使うとやめられないというが、私はお尻が暖かくなるのみで、身体と脚が暖かくなるとは感じない。感じないだけで、実際は温まっているのだと思う。 グリップヒーターはやはり良い。手が冷えないということは良いのである。バイクは指で操作することが多いだけに低気温時の安全走行の助けになることは間違いない。 2024年の R1250R にはシートヒーターが着いていない。なのでグリップヒーターも二段階の調節のみである。 シートヒーターが着いた R1250R を購入できてラッキーだったのだろうか。
2023.12.19
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12月になっても暖かいと思える日が続いたが、今日はやはり寒い。 R1250R のヘッドライトがようやく 2023年から LED になった。BMW Motorradでは、遅い部類に入る。水平対向エンジンの Rモデル のマイナーチェンジとモデルチェンジは、GS の次が RT、最後が R である。今回の 1300cc へのモデルチェンジもR1300GSから来た。 ヘッドライトの形を見ると、同じロードスターの S1000R と同じものではないだろうか。 バイクを換えなくても、電球を LED に換えればいいような気もするが、良い話は聞かない。取り換えた LED は確かに明るいが、ハロゲン電球の方が良いという。車検時にノーマルに戻したが、ノーマルのハロゲン電球の方がはるかに見やすいというもの。私の4輪もハロゲン電球だが、ヘッドライトが二つなので特段暗いとは感じていない そして、新しく DRL(デイタイム・ランニング・ライト)が加わったので、昼間のヘッドライト点灯が不要になった。 このような LED 化で消費電力が少なくなったことが、シートヒーターが着けられるようになった理由のひとつなのだろうか。 バイクは以前からヘッドライトが常時点灯だったが、DRL の方が眩しいことなく目立つような気がする。2019年の R1250R にもロービームとハイビームの間に DRL のようなものが着いていたが、あまり目立たなかった。予期せぬ事故を減らすためには、バイクは目立つことが必要である。 周囲の明るさの変化から、ヘッドライトが自動で点灯する。私はヘッドライトが点灯すると、DRL は消灯するものだと思っていたが、消灯ではなく減光だった。なので、夜間もヘッドライとだけよりも目立っていると思う。 DRL のオートを解除すると、手動でヘッドライトと DRL を切り替えることができるようになるが、オートを解除したことはない。 目立つという話になると、最近のバイクはテールランプが小さい。小さいから目立たないということもないが、ウインカーも赤く光るとぐっと目立つようになると思う。R1250GS はリアのウインカーがテールランプを兼ねており赤く光るのだが、中央のランプはブレーキランプになっている。テールランプではないので、ブレーキをかけたときのみに光るのだという。 ウインカーも変わった。以前のウインカーは、透明なレンズの内側でふたつのLEDが光るだけだったが、今度のウインカーは、仕組みはわからないが周囲が光って、はるかに明るい。 夜間を走っていて感じるのは、やはり LED ヘッドライト明るさである。ハロゲン電球では怖かった夜の山道も、いくらか怖さが薄らいだ。しかし、乗り始めて不満に感じたのは、ハイビームの光の届く場所である。ライダーの視線の先ではなく、光軸が上向き過ぎるような気がした。まっすぐで水平な道路を走行中には、道路より上の方にハイビームの光が集まっているのだ。 そのことをディーラーのスタッフに尋ねたが、他のバイクでもそういう傾向があるそうだ。ハイビームとロービームの間に光が届かないように見えるとも言っていた。確かにそうだ。ハイビームのみの光軸を調整することはできない。 けれども、夜間を多く走ってみてわかった。そのくらいにハイビームが上を照らさないと、コーナーリング時や勾配の変化点で、遠くが見えづらくなるのではないか。勾配の変化点というのは、下りから水平、下りから上り、急こう配から緩こう配への変化点、つまり道路縦断曲線の凹部である。 コーナーリングと言えば、日本ではコーナーリング・ライトと呼ばれるアダプティブ・ヘッドライトだ。かなり期待していたが、ほんのりとコーナーの内側を照らす程度だった。状況によっては点灯したことに気づかないことがある。ライダーは意識していないけど照らしているというのが良いのだろう。明るすぎると対向車からはまぶしく感じるのかもしれない。 安全基準などの見直しと技術的な進歩、運転しやすさへの追及もあって、これからも灯火類は変わっていくのだと思う。人生で最後となるだろうバイクのヘッドライトが LED になって良かった気がする。
2023.12.19
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昼間の時間が短くなると、精神状態が悪くなる。風の強い日は、その風音を聞くだけで調子が悪くなる。だから12月はとっても不調である。 1万km点検を終えた。走行は約10,300km。 エンジンが変わらないのに、2019年のR1250Rから2023年のR1250Rに乗り換えた。良かったのか悪かったのか。 新しいR1250Rの登場を見て欲しいと思わせたのは、まずはLED化されたヘッドライト。そして、走行モードにECOが加わったこと。もう一つがシートヒーター(Heated Seats)が着いたこと。カラーリングで、アイスグレーが選べるようになったことも理由のひとつ。この少し青みが買ったソリッドの灰色は好みである。R1250GS Adventure にもアイスグレーがあったし、四輪車でも同じようなカラーが多くなってきた気がする。 2019年に買うときには、ブラック・ストーム・メタリックとボルックス・メタリック・マットとHPカラーが選べた。ブラック・ストーム・メタリックは黒のメタリック。私は黒もメタリックも好きではない。 ボルックス・メタリック・マットは、濃い緑のメタリックで、表面が普通の塗装のように平滑ではなく、ツヤがなく細かい凹凸がある仕上げ。SHOEIのヘルメットにもマットがある。これは少し渋すぎてパス。マットもカッコいいとは思うが、手入れの方法もよくわからない。R1250RSにも、オースティン・イエロー・メタリック・マットという黄色のマット塗装があったが、色だけが目立ちすぎると思う。 HPカラーは、ライトホワイトにレーシングブルーとメタリック・レーシングレッドのデザインがされているもの。メインフレームが白いのも他のカラーよりもカッコよく見えた。普通は黒くするところが白とか青とか赤とかになっていると特別という気がしてしまう。タンクの上面とラジエターの左右のカバーとエンジン下のスポイラーがステンレス製でシルバーに光っているのも特別感があった。そういう訳で迷いなくHPカラーを選んだ。 その後、スターダスト・メタリックという濃い茶色のメタリック、ミネラルグレー・メタリックなども出てきた。 全てのカラーでブレーキキャリパーはゴールドだった気がする。このゴールドにも特別感を感じてしまうのは何故なのか。 カラーによってデザインを変えてくるところが BMW Motorrad ってすごいと思う。 アイスグレーの R1250R で北海道をキャンプツーリングしてきたが、このバイクを褒められたことが三回あった。それまでなかった経験である。 色の話だけになってしまったが、バイクのカラーにも流行があって、それはメーカーが様々な情報を思慮して決めてることなんだと思う。
2023.12.18
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BMW Japan のサイトが不透明である。 先日、R1250Rの1万km点検に行ったら、2024年型の R1250R が置いてあった。一見すると、私の R1250R に着いている「シートヒーター(Heated Seats)」と「パニアケースのホルダー(インテグラル・ケース・ホルダー)」が着いていない。 サイトでは、2023年11月15日付けで、アイスグレーが 1,775,000円 と案内している。 しかし、見積もりシミュレーションでは、プレミアラインの2,087,000円しか選べない。2,087,000円という価格は、私が2023年のR1250Rを購入したときの価格と同一である。1,775,000円 は装備を省いたベースというグレードの価格と思う。 プレミアムラインの装備を、見積もりシミュレーションで表示してみると、次のとおりであり、シートヒーターとインテグラル・ケース・ホルダーが装備されるとある。主要装備 コンフォートパッケージキーレスライドデザインオプションサイレンサークロムエキゾーストパイプグリップヒータータイヤ空気圧センサー ツーリングパッケージナビホルダークルーズコントロールメインスタンドインテグラルケースホルダー ダイナミックパッケージダイナミックエンジンブレーキコントロールダイナミックESAギアシフトアシスタントプロライディングモードプロ その他の装備アダプティブヘッドライトコンフォートパッセンジャーシートBMWシフトカムABSプロBMW MotorradインテグラルABSBMW Motorradパラレバーダイナミックトラクションコントロールダイナミックブレーキコントロールステアリングスタビライザーシートヒーター12 V電源ソケットUSBポート盗難防止装置(イモビライザー)LEDヘッドライトライディングモード調整式クラッチ/ブレーキレバーヒルスタートコントロールTFTカラーディスプレイETC2.03年保証日本仕様の詳細は、BMW Motorrad正規ディーラーにてご確認ください。 最後の1行で、ディーラーに確認するようにとあるので、嘘ではなくなるのだろうか。 また、画像と説明の整合性がない。手っ取り早く、文章だけを差し替えたのである。 どういうことかと考える。 実質は値上がりしたのだが、2023年の日本仕様から、シートヒーターとインテグラル・ケース・ホルダーを削り、2024年の価格を変更しなかったということだろう。 サイトのページは目立つ部分の文章のみを修正したのだと思う。 私は、シートヒーターが着いた R1250R を買うことができ、ラッキーだったのだろうか。寒く感じる時には役に立つ。
2023.12.14
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9月の北海道ツーリングで長距離を走ったので、納車されてから半年たたずに走行距離が1万kmを越えた。 なので、エンジンオイルとオイルフィルターの交換、各種点検をディーラーでやってもらった。 良かったことは、オイル・インクルーシブの3年を購入していたこと。BMW Japan が3万円割引のキャンペーンをやっていたので、入っておいたのである。国内で100人という限定だったが、人気があまりなかったらしく、その100人に入ったのである。私の行ってるディーラーでも購入しようとしたのは私一人だったようだ。 Rシリーズの3年のオイル・インクルーシブは、66,000円なので、36,000円で購入できたのである。どうして人気がないのだろうか。 今日のエンジンオイルとオイルフィルター交換は、普通に支払うと約23,900円である。これが三回あるので、71,700円が36,000円で済むのだ。 資料をよく見ると、3年のオイル・インクルーシブを新車時に購入すると、1,000km(初回)点検時とその後の1万km(1年)毎の交換の計4回の交換ができるとある。23,900円×4回=95,600円かかるところを66,000円で済ませられるということ。 ただし、1,000km点検が済んでから購入すると、3回になるので、23,900円×3回=71,700円となり、あまりメリットは感じられない。恐らくないとは思うが、オイルが値下がりするかもしれないし。 オイル・インクルーシブの難点は、1万kmまたは1年の早い方でしか交換できないこと。メーカー推奨は1万kmだが精神衛生上7,500kmで交換したくてもできない。 メーカー推奨は1万km毎なので、このスパンで交換するのが良いのではなかろうか。 それにしても、驚きなのはオイルの価格である。今日の明細を見ると、オイルの値段が4,620円/リットルとある。最近まで4,400円/リットルだったので値上げしたのだ。この値段では、さすがにディーラーの勧める5、000km毎の交換はさすがに財布に厳しい。 BMW Motorrad のオーナーは自衛策を講じなければならないのではないか。お金が余っているから BMW Motorrad を乗っているオーナーだけではないはずである。
2023.12.13
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2泊から4泊程度のキャンプツーリングに出かける時に考えなくてはならことが、カメラのバッテリーである。カメラはミラーレス一眼レフの OM-1 である。一日で純正バッテリー容量の約50%から80%を使用する。多くの純正バッテリーを持って行けば済むのだが、純正バッテリーは高価なため、用意することができないし、荷物も増える。 私の OM-1 はパワーデリバリー対応のモバイルバッテリーからカメラ内のバッテリーに充電することができる。これまでは、大容量のモバイルバッテリーを持って行って、夜間にカメラ内のバッテリーに充電する方法をとっていた。 しかし、もっと長期的なツーリングでは、そうもいかない。 そこで思いついたことは、昼間の走行中にモバイルバッテリーをバイクから充電し、夜間にモバイルバッテリーでカメラ内のバッテリーを充電する方法である。 新しい R1250R にはタンク左下(左シリンダー上部)に USBソケット がある。そこに USBケーブル を挿し、荷物内のモバイルバッテリーまでそのケーブルを這わせることはできる。しかし、見た目が悪いのではないだろうか。 新しい R1300GS の純正トップケース内には USBソケット が付いているし、ガソリンタンク上にワイヤレス充電ができるスマホ用のボックスまで用意されているようである。モバイルバッテリーやスマホの充電には便利そうである。これからはそういう時代なのだろう。 私の R1250R の場合、リアシート下に USBソケット を置くことができれば、何とかなると考え、電源ケーブルを増設するためのケーブルと USBソケット を用意し、増設を試みた。 タンク下のUSBソケットを使わないのであれば、そのソケットをそのままリアシート下に移設することで、新たにUSBソケットを用意する必要はない。 電源ソケットを増設するためのケーブルは、 Kシリーズ用の 「Connection Cable, Socket」 という部品名である。 既設のUSBソケットからケーブルを外し、Connection Cable をそのケーブルにつなぎ、短い方を既設のUSBソケットに挿し込み、長い方をリアシート下までうまく引っ張ってくればいい。そこに新たに用意した USBソケット を挿し込むだけである。 リアシート右下にある既設の12Vソケットから電源を分岐し、そこに USBソケット をつなげても使用できるが、バイクがどのような電源管理をしているかわからないので、念のために既設のUSBソケットへの電源から分岐させた。USBソケット は Aタイプ である。 ついでに12Vのソケットも購入したので、リアシート右下の12Vソケットから分岐させてリアシート下に増設した。分岐用のケーブルは以前に購入してあった。増設と言っても固定はしていない。 リアシート下の新たな USBソケット に挿した USBケーブル を外に這わせ、リアシートを取り付けても、USBケーブル はリアシートとバイク本体に挟まれることはない。リアシートを取り付けた状態でも、USBケーブル を動かすことができるので、ケーブルが強く圧迫されていないことがわかる。 ちなみにこのモバイルバッテリーは、エレコムの DE-C39-12000WH である。 USBケーブル をトップケース内に這わせることができれば完璧である。試しに、USBケーブル をトップケースの蓋を開けた状態でケース内に這わせ、蓋を閉めることもできた。柔軟性の高い USBケーブル を使用したことと、トップケースに防水用のゴムパッキンが使われていることで、USBケーブル をうまく挟んだ状態になるためだと思う。しかしこの状態では、わずかかもしれないが、トップケース内への水の浸入を許すことになる。 最終的に選んだ方法は、何らかの方法で、リアシートの上かトップケースの外側にモバイルバッテリーを置くというものである。もうこの時点で、見た目は悪くなってしまう。 ホームセンターを物色していたところ、ペットボトルを保温携帯するためのネオプレーン製のカバーを見つけた。これならば衝撃も和らげられる。このカバーをトップケースに吊り下げれば良い。 トップケースにはフックを引っ掛けるループが付いているので、そこにペットボトルカバーを吊るすことで落ち着いた。 しかし、トップケースのフックに引っ掛けると、リアシートに干渉する。そこで、トップケースに取り付けてあるバンジーフック(バンジーコード)とカラビナフックを利用して吊り下げることとした。 見かけは良くないが、モバイルバッテリーに衝撃が加わる可能性が低くなり、大気に解放されているので、不意に発生するモバイルバッテリーの熱も逃がすことができる。荷物内に密閉すると熱が心配である。 雨天時には浸水が心配であるが、ペットボトルカバーに防水のスタッフバッグを併用することで、モバイルバッテリーの浸水を防げることができると思う。が、やはり心配である。 リアシート下に水対策をしたうえでモバイルバッテリーを置くということも考えたが、ETC の本体が鎮座しているし、振動対策も必要であることからあきらめた。 エレコムから衝撃や振動に強いアウトドア用のモバイルバッテリーも販売されているので、これを使うのも一つの方法ではある。しかし、一番小さいタイプの製品はパワーデリバリー対応ではない。このシリーズのパワーデリバリー対応の製品の購入も考えたが、すでに持っているモバイルバッテリーを使うことにする。 2023年9月の長期北海道キャンプツーリングでは、ひとつのカメラ用バッテリー、ひとつのモバイルバッテリーで、無事にカメラを23日間使用することができた。 BMW Motorrad の USBソケット はパワーデリバリー対応でないと思うが、充電に不具合は発生しなかった。私は、モバイルバッテリーやパワーデリバリーには詳しくないが、5Vであれば良いのだろうか。 今ここで考えると、既設の USBソケット から USBケーブル をリアシートまで這わせるということもありだったと思う。この方がお金もかからない。ペットボトルカバーだけでも十分に見た目が悪いし。
2023.12.12
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あまり書きたくはない内容です。 興味がある人は読んでください。 グローバル化が進んだ今の世界では、BMW Motorrad の純正品を BMW Japan から買わずに済んでしまうのです。 BMW Motorrad のオーナーは、自ら総合的に判断し、何をどこから買うのかを決めてください。 R1250R 用の純正オイルが高い。ADVANTEC Ultimate Engine Oil 5W-40 は4,400円/リットルである。(2023.12.14追記:さらに値上がりしました。) 前回オイル交換からの走行距離と期間に応じて、エンジンオイル交換を促すメッセージが TFT スクリーンに表示されるので、ディーラーに行かないとそのメッセージを消すことができないと思われる。 つまり、メーカー推奨の1万kmまたは1年に一回のオイル交換とオイルフィルター交換はディーラーでやってもらわなくてはいけないのだろう。オイル交換のデータもドイツ本国のメーカーのサーバーに記録されるのだと思う。 しかし、1万kmの半分の5、000kmは自分でやっても良いのではないだろうか。しかし、その時に使うエンジンオイルには、4,400円を払わなくてはいけない。 メーカー推奨のエンジンオイル交換は、1万km毎または1年毎であるが、ディーラーでは5,000km毎での交換を勧められる。機械のメンテナンス上で安心側に立つと、こういうことになるのだろう。 ただ、メーカーは地球の環境に配慮し、オイルの質を上げて交換時期を長く設定している。我々は一体どうしたらいいのであろうか。 オイル・インクルーシブでも、設定は1万kmまたは1年間となっている。 考えると、私のトヨタの車も半年に一回のエンジンオイル交換をしている。悩ましい所である。 モノタロウでも約3,000円で購入できるが、事業者として登録しないと購入できない。ただ、商品レビューには、個人の方のレビューが掲載されているようなので、詳しくはわからないが個人事業主として登録している方が購入しているのだろうか。私は個人として登録しているので購入できない。 また、モノタロウは注文後にフレームナンバーを確認するようである。正規のルートで購入していないバイクの場合は注文がキャンセルされるとある。 私は ADVANTEC Ultimate Engine Oil 5W-40 1L を3,000円で個人輸入できた。 他の純正品も一緒に購入した結果、その金額となった。 購入した先は、フランスの Europe Moto という EC サイトである。 アカウントを登録してから購入する。 支払いは PayPal を使うと安心便利である。 Europe Moto では円での購入ができない。そこで、ユーロで買うことになるのだが、PayPal に円で支払う場合はレートによって金額が上下する。我々が購入する金額ではレートが変わっても金額差は小さい。PayPal にユーロや米ドルで支払いこともできるが、この場合はPayPalに登録したクレジットカードのレートが適用される。 PayPal でのレートは、取引為替レートといい、基本為替レートに手数料の4%を上乗せした率になる。私は購入した際は、取引為替レートが約162円/ユーロであった。 シミュレーションしてみる。取引為替レートを162円として計算する。なお、四捨五入の関係で端数が合わない部分がある。 まず、エンジンオイルと他の純正パーツをまとめて購入した場合。 バイクのパーツなどには関税は掛からないが、消費税は掛かる。消費税は価格の60%が課税価格になり、消費税を地方消費税を合わせた額が10%で、それぞれが100円単位で計算される。 左シリンダー上にあるUSBソケットから電源を分離して、リアシート下にUSBソケットを置きたいので、USB CHARGING SOCKET と BMW Connection Cable, Socket も一緒に購入。 また、CONNECTEDRIDE CRADLE を少しでも安く買いたいので、これも購入。 そして、12Vの Plug-In Socket もついでに購入する。1 ADVANTEC Ultimate Engine Oil 5W-40 1L: 16.01ユーロ:12本:192.12ユーロ:31,123円2 SET CONNECTEDRIDE CRADLE :170.92ユーロ:1個:170.92ユーロ:27,689円3 USB CHARGING SOCKET:24.86ユーロ:1個: 24.86ユーロ: 4,027円4 Plug-In Socket : 28.11ユーロ:1個: 28.11ユーロ: 4,554円5 BMW Connection Cable, Socket: 39.60ユーロ:1個: 39.60ユーロ: 6,415円計:455.61ユーロ:73,809円消費税:3,300円地方消費税:900円通関手数料:200円送料:39.99ユーロ:6,478円総計:84,687円 総計の84,687円を購入単価で割り戻すと、下のとおりとなる。1 ADVANTEC Ultimate Engine Oil 5W-40 1L:12本:35,710円:1本:2,976円2 SET CONNECTEDRIDE CRADLE :1個:31,770円3 USB CHARGING SOCKET:1個: 4,621円4 Plug-In Socket :1個: 5,225円5 BMW Connection Cable, Socket:1個:7,361円計:84,687円 結果的に、エンジンオイルを、2,976円/1本で購入できたこととなる。 また、日本では55,000円のCONNECTEDRIDE CRADLE は、31,770円で購入できたことになる。 また、エンジンオイルのみの購入でシミュレーションしてみる。 エンジンオイルが重いので、送料は変わらない。1 ADVANTEC Ultimate Engine Oil 5W-40 1L: 16.01ユーロ:12本:192.12ユーロ:31,123円計:192.12ユーロ:31,123円消費税:1,300円地方消費税:300円通関手数料:200円送料:39.99ユーロ:6,478円総計:39,401円総計の39,401円を購入単価で割り戻すと、下のとおりとなる。1 ADVANTEC Ultimate Engine Oil 5W-40 1L:12本:39,402円:1本:3,283円計:39,402円 結果的にエンジンオイルを、3,283円/1本で購入できたこととなる。 経験からすると、Europe Moto では、注文から発送までに1週間くらいかかる。 ドイツの FC MOTO では翌日発送ということもあるので、1週間が長く感じて心配にもなるが、安心して待つのみである。支払いに PayPal を使えば、補償も効くのでなお安心である。 しかしながら、今後のメンテナンスのことを考えると、ディーラーとうまく付き合う必要もあるし、正規品でのオイル交換が一番安心できるかもしれない。 文頭にも書いたが、1万kmまたは1年に一回のオイル交換とオイルフィルター交換はディーラーで行うのが良いと思う。
2023.12.11
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ようやく最終日について書くことができる。 2023.9.25。 500kmを越えるライドである。 この辺りの雰囲気が好きなので、山形からの帰りにはいつも休憩する越後大島駅。 長い行程なので、5:00にキャンプ場を出発する。 30分後に「道の駅 十文字」で朝食。トイレがきれいである。6:20まで過ごす。 高速道路の無料区間に入る前に給油しておく。開いていて良かった。 県境を越え、庄内平野で鳥海山をバックに写真を撮る。美しい山だと思う。ここで8:30頃。まだ早い。 そして「道の駅 庄内みかわ」で25分の休憩。酒田のキャンプ場に泊まるときにお世話になる「なの花温泉 田田」のすぐ南にある道の駅である。なの花温泉の名のとおり、お湯が黄色なのである。 次は以前から寄ろうと思いながらも寄ることができなかった「加茂レインボービーチ」に行ってみる。クラゲで有名な「鶴岡市立加茂水族館」のすぐ北側にある。 磯の生物の写真を撮っていたら1時間も過ごしてしまった。磯は楽しい場所である。 ここから村上までの日本海沿いの道は爽快ロードである。何度目でも楽しい。 次の休憩も以前から気になっていた「弁天岩駐車場」。11:50に到着。 海岸に降りてみる。早くからここに来ていれば良かったと思える場所だった。 植物の写真も撮る。 小さめのエノコログサもカワイイ。 写真を撮りながら昼食。 着いた頃には見えていた青空も雲に覆われてきたので、出発する。 ここはまた来たいなぁ。 一時間弱で越後大島駅に着く。出発は14:20頃。 100km以上をライドし、「道の駅 R290とちお」に着く。名物の「栃尾の油揚げ」を食して満足。 小出までほぼ国道290号をライドし、小出市街で給油。 小出ICから赤城ICまでは高速道路を走り、家に帰着したのは19:50である。およそ15時間の行程となった。 色々あった北海道ツーリング。5,700km近くも走れば色々ある。 帰りも小樽か室蘭でフェリーに乗れば、楽できたとも思う。疲れも大分違っただろう。経費的にはどうなのだろう。 ケガなく帰ってきたことでOKとしよう。 自分史上最長のキャンプツーリングはこうして終わったのである。
2023.12.03
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2023.9.24。青森県から秋田県まで移動する。 見るべきところは十和田湖。 ようやくに書くことができた。 この写真は御鼻部山展望台の駐車場。 小川原湖の朝。東岸のキャンプ場なので西にカメラを向けている。 6:20に出発して50分後に「道の駅 奥入瀬ろまんパーク」に到着。 道の駅内の小高い丘の上に上がって、パンと牛乳の朝食にする。 9:10頃に十和田湖の「御鼻部山展望台」で休憩。訪れる人も少なく、十和田湖をゆっくり見ることができる。 十和田湖に来るときは、ここと西岸の桟橋の上で休憩することにしている。多くの観光客が訪れるだろう中山半島には行かない。特に今日は日曜日なのでなおさらである。 西岸にある桟橋から見る中山半島と御倉半島。 初めて「紫明亭展望台」に行ってみた。駐車場から少し上り坂を歩く。木々が邪魔をしているが十和田湖の展望を楽しむことができた。 次は「笹森展望台」に。ここからの展望はまるでない。 展望は楽しめないが、12:00になったので昼食とする。 こういうナッツとフルーツの入った硬めのパンが好きである。 十和田湖から田沢湖への道が意外に長く、しかも走りづらい。途中で、火山性ガス発生中を知らせる看板が多くあった。 田沢湖の東を抜けて美郷町の「雁の里ふれあいの森キャンプ場」に着いたのは15:30。 イオンで買い物の後に入浴する。徒歩2分の温泉があるのが良い。しかも、キャンプ場も温泉も安価である。 最後のキャンプなので、少し贅沢な買い物をした。
2023.12.02
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ConnectedRide Cradle はつなぎの製品である。純正のナビ・クレードルを装着したバイクのためのものである。 海外で発表された「R 12 nineT」と「R 12」には、純正ナビのクレイドルも ConnectedRide Cradle もない状態でスマホが装着されている。 この状態でもBMW Motorrad のアプリConnected を左グリップの「マルチ・コントローラー」いわゆるクルクルで操作できる。これまでのように純正のナビ・クレイドルと純正や中華製のスマホホルダーを介する必要がなくなるということ。 BMW Motorrad の海外サイトでは、ここで使われているスマホのホルダーは SP Connect というメーカーの Moto Mount と Universal Phone Clamp という製品と明示されている。グーグル翻訳一部修正オプションのコネクテッド ライド コントロール。オプションの Connected Ride Control は、スマートホンを接続して BMW Motorrad Connected アプリを使用するための Bluetooth インターフェイスを 2 つの R 12 モデルに装備します。 これにより、車両データ、ライディングダイナミクスデータ、現在地の気象情報、および地図ナビゲーションの表示が可能になります。 左側のハンドルバーにあるおなじみの BMW Motorrad マルチ コントローラーを使用すると、ハンドルバーから手を離さずにアプリを簡単に制御できます。 SP Connect の Moto Mount と Universal Phone Clamp により、スマートホンをハンドルバーにすばやく安全に振動から遮断して取り付けることができます。 チョット調べると、SP Connect の製品は海外サイトからも国内サイトからも購入することができるようである。 結局のところ、どこのメーカーのホルダーでも、ナビを含むアプリ Connected を「マルチ・コントローラー」で操作できるのである。ただし長距離のライドではスマホへの充電を確立した方が安心である。 R1300GS では異なる方式が採用されている。オプションで純正の端末が用意されているよう。
2023.11.26
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BMW ConnectedRide Cradleをフランスから購入してしまった。 今まで使っていた中華製の有線充電のスマホホルダーでも十分であり、不具合は一切なかった。雨の中でもキチンと充電されていた。 加えて中華製にもワイヤレス充電できる安価なスマホホルダーもある。 本当に必要だったのだろうか。 XPERIA1Ⅱ にケースを付けた状態では、クレイドルの右横のアームが邪魔になって装着できない。 XPERIA1Ⅱからスマホケースを外すと、かろうじて装着できるが右横のアームが湾曲してしまう。使えなくはないが、ケースを外すのはイヤである。 クレイドルの背面の小さなトルクスのボルトをすべて外し、裏蓋を取り外すと、アームを固定する仕組みがわかる。 ノブを回すことで台形のパーツが二つの歯の付いたパーツを押し、歯が噛み合うことでそれぞれのアームが固定される。 右側のアームは簡単に外すことができる。 問題なく装着できる。右側のアームがなくとも、三辺で押さえられているので外れることはないように見える。 ただ、この状態で使用してみると、お互いの充電シェルの位置が合わずにうまく充電できない。スマホがかなりの熱を帯びる。 スマホには「充電していません」と表示され、クレイドルのLEDは黄色の点滅である。 XPERIA1Ⅱ を180度回転させると、充電されていることがわかる。 スマホには「ワイヤレス充電中」と表示され、クレイドルのLEDは緑色で点灯している。 私の使っているスマホケースの場合、装着した状態でもきちんとワイヤレス充電ができる。 スマホを180度回転することにより、アンドロイドの三角、丸、四角の位置が右から左に変わるが、左手での操作には都合がよくなる。 また、私はスマホケースにストラップを着けているが、支障なく取り付けることができる。 そして、3回のライドでもスマホのズレは発生しなかった。 ストラップの先には樹脂のカラビナが付いており、私はこのカラビナをバックミラーのステーにかませている。念のための落下防止対策は必要だと思う。 ConnectedRide Cradle の取扱説明書では、オフロード走るときはスマホを外すように記されている。 なお、右側のアームを取り外すと、穴が残ってしまうので、格好悪いが両面テープでスポンジを貼っておいた。 ちなみに、Connected アプリの各種機能を使用するためには、スマホとクレイドルをブルートゥースで接続する必要がある。 同時にスマホとバイク(TFT スクリーン)もブルートゥースで接続されている。 BMW Motorrad には、これまでの純正ナビを継続販売する意向は無いだろうから、将来的には、純正ナビホルダーそのものがスマホホルダーに置き換わるのだろうか。 ConnectedRide Cradle は過渡期に必要な製品なのかもしれない。
2023.11.25
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9月23日。いよいよ北海道から離れる。 目覚めてからキャンプ場内を歩いてみた。 受付のあるセンターハウス。 入浴した「ふれあい湯遊館」。 林内のフリーサイト。 朝食はフェリー乗り場で食べることにした。 6:50頃に出発し、約1時間で函館ターミナルに到着。駐車場入口の機械にメールで受けたQRコードを読み込ませると、乗船券が発券された。 ここにバイクを置くように指示された。乗るのはこの船ではない。私はてっきりこの船だと思い込んでいたが、よく見れば 2 というゲートから乗船するのである。 乗るのは後から到着したこの船である。5台くらいのバイクが降りてきた。 乗船時の好天は間もなく荒天に変わった。雨具を着けての下船なのだろうか。頭が重い。 結局、雨具を着けての下船になった。まずは尻屋崎に向かった。天候は回復傾向であるが、途中で大雨に会う。 それでも尻屋崎に着く頃には雨も上がり、もう雨具は不要の様である。 ここで2時間程度を過ごし、海と灯台を見ながら昼食のパンも食べた。それから約2時間かけ、16:00頃に「小川原湖畔キャンプ場」に到着。隣には先客のライダーの集団がいる。 「マックスバリュ三沢大町店」に買い物に出かけ、ついでに給油をした。 なぜかバーボンを買った。容器はペットボトルである。 サイトは山側だったので、湖畔に行って夕食を食べる。蚊が寄ってきたが、少し遠くに灯りを置くと寄ってこなくなった。 静かに夜は更けると思いきや、隣のバイクの連中がうるさい。うるさいがよく眠ることができた。 アーモンドはつまみと暇つぶしに良い。
2023.11.24
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BMW ConnectedRide Cradle が正規ディーラーで販売されている。価格は55,000円である。 非常に高価だと思うが、BMW 純正という安心感はある。 3割引きで購入できた期間があったが、それでも38,500円である。正体もよくわからないので、購入はためらわれる。 また、BMW の Connected というアプリの使い勝手が良ければ、買いたいという欲は出るだろう。アプリそのものとアプリ内のナビが左の手元で操作できるからである。 私は、ナビタイム社のツーリング・サポーターを使用しているが、BMW のナビは気になる存在である。 しかし、調べると、装着できるスマホの最大限の大きさは、162.5mm x 78.1mm x 8.8mmである。 私のスマホは、ソニーのXPERIA 1Ⅱ(SO-51A)で、大きさは 約166mm x 約72mm x 約7.9mm(最厚部約 9.1mm)である。 高さ(クレイドルでは横)が大きいので装着不可である。右横のアームが邪魔なのである。厚さも怪しい。 ある時、フランスの BMW Motorrad の純正品を扱っている EC サイトを見ていたところ、右横のアームと下側のアームのセットがスペアパーツとして販売されているのである。 ということは、ユーザー自身でアームを取り換えることができるということである。ゆえに右横のアームを取り外すことができるに違いない。 検討の結果、純正エンジンオイルなど他の純正品と一緒に個人輸入すれば、送料や日本での消費税を考慮しても、3割引きより安価に購入できることがわかった。 この個人輸入や装着するまでの経緯については、後日の日記に書くこととするが、計算してみると、34,000円弱で購入することができた。 しかも、現在は同じサイトで、私が購入した価格よりも安価で販売されている。 ただ、今のところ、ワイヤレス充電ができるアタッチメントとして使用しているだけなので、割高ではあることには変わりない。 BMW 純正という安心感はあるが、個人輸入なのでメーカー保証は効かない。 現在のところ、アンドロイド版の地図データも未完成らしく、ダウンロードできない状態である。 3回のツーリングで検証した結果、XPERIA 1Ⅱに問題なくワイヤレス充電ができた。 1回のツーリングでは、試しにバッテリー残量30%位から走行し始めたが、半日も経たずに満充電になった。 これで長期のツーリングにも安心である。
2023.11.23
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2023年9月22日 北海道最南端と大沼を経由して函館のキャンプ場まで行く。そこで北海道での最終泊になる。 目覚めると天気は回復している。 テントをさっさと片付けてから朝食にした。隣のバイクの方から「片付けるの早いね。」と言われる。今日の夕方のフェリーで大間に渡るそうだ。 歯磨きとトイレは道の駅で済まそうと思う。この旅ではこういうことが複数回あった。キャンプ場によっては、道の駅の方がはるかに快適である。 キャンプ場近くの「北海道夜明けの塔」。 「道の駅 上ノ国もんじゅ」には「神の道」がある。 海の方に下ってみると橋状になった岩の上に鳥居があった。 一時間も過ごし、出発が8:00になる。 途中で大島と小島が見えたので写真を撮る。大島の方が遠いので小島の方が大きく見える。北朝鮮の漁船が漂着し、乗組員が悪さをしたのがどちらかの島だったけなぁ。 9:45、「道の駅 北前船 松前」に着く。海がきれいである。こんなところでゆっくりしたい。 明治時代の築港の跡がある。 北海道最南端の白神岬。数年前には津軽半島のキャンプ場からこの辺りの灯りを見たことがある。今日は本当に天気も良く、穏やかな海である。 ツーリングサポーターに従って途中から高速道路の無料区間に入り、意外と早く北斗市に着く。海沿いの道を走った方が良かったかもしれない。 小沼に着いたのは12:30頃。道沿いのセイコーマートで昼食用のパンと野菜ジュースを買う。付近は普通の住宅地で、がっかりである。 大沼に行き、沼を一周するが、イメージとまるで違って、再びがっかりした。 JR北海道の線路のそばのトイレの前で昼食を食べた。青空がきれいだが、水はあまりきれいではなく、外来種のスイレンが咲いている。まあ、トイレがあって良かった。 多くの観光客は、大沼公園駅近くの大きな駐車場がある場所を訪れるのだと思うが、こういうところは御免である。とはいうものの、小さな島をめぐる散策路も歩いてみたかった。次回は歩こうかな。 再び大沼の南側を通り、鹿部町に抜け、国道278号を南下する。椴法華で給油し、ニコットとセブンイレブンで買い物後に、「函館市戸井ウォーターパーク」に着く。16:00のこと。良い時刻である。セブンイレブンではニコットで買い忘れた生野菜を買った。 徒歩圏のふれあい湯遊館で入浴。お風呂が近くあるキャンプ場は最高である。 バイク用サイトは500円で使用できるが、不整地である。バイクをすぐそばに停められるのは良い。二人のライダーが先客だった。 少し離れた炊事場のベンチに座っての夕食だったが、気温がかなり低下し保温用のジャケットを二枚を着た。 この夜初めて夜空に連なるスターリンク衛星を見た。
2023.11.15
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この日記を書いている今日の天気痛予報は超警戒である。午後から気圧が急激に低下するようだ。 ずうーっと家にいようと思っている。 2023年9月21日、北海道最南端を通って函館市のキャンプ場まで行く予定である。思い起こせば道南をゆっくり見たいという思いがあった。結果的には急ぎ足になる。 道東に滞在中には道南道央などが悪天候だったので、自ずと道東で過ごす時間が長くなり、こういう結果になった。 天気は雨模様で気分は乗らない。 遅めの7:10頃、雨具を着け、国道5号で八雲町、国道277号で日本海に出る。ここから国道228号で南に下るが、乙部町に通行止め区間があり、遠回りの迂回路を行く。ツーリングサポーターでも迂回路を案内している。迂回路と言っても北海道なので快適な道路である。 ほどなく江差の「道の駅 江差」に着く。トイレを借りる。 短い時間海を見てから出発し、すぐに開陽丸の案内板を見、寄ってみる。沈没したオランダ製の軍艦を復元したものである。ここで1時間半以上を過ごす。 引き揚げられた船の一部が展示してあった。スクリューシャフトと上下装置。帆走時には抵抗となるスクリューを上昇させていたという。 船体の一部。 少しバイクを走らせたが、この先も天気が悪そうなので、上ノ国町にある無料の「夷王山キャンプ場」に泊まることに決めてしまった。10:40分頃の決心。長万部公園に引き続きゴミ持ち帰りだが仕方ない。長万部公園で出たゴミがいまだにあるが、生ゴミではないのでまだ良い 先客はファミリーとライダーの二組。場所を吟味してテントを設営する。眺めは良さそうであるが、風が少し心配である。 その後、グーグルマップで見つけたエネオスに給油に行き、ニコットで買い物の後、花沢温泉で入浴する。 エネオスは国道228号を少し南に下る。給油中にスタッフとキャンプ場の話をした。クマが出るので江差のかもめ島キャンプ場の方が良いのではないかと言われる。バイクをそばに置けず結構な距離を歩く必要があると返した。他のスタッフもクマが出ると言う。少し心配になったが、先客もいるので大丈夫でしょう。 国道を北に行き、DCMニコット上ノ国店で買い物である。上ノ国町にはローソンとセイコーマートもあるが、ニコットだけで欲しいものは揃った。今回北海道に来て何度も感じるが、買い物が便利になった。30年も前と比べるのもどうかと思うが。 続いて入浴をしに花沢温泉に行ってみる。比較的新しい建物で清潔そうである。雨具とヘルメットを玄関ホールに置いてよいか聴くと、預かると言う。 雨具はハンガーに掛けれらボイラー室に入り、ヘルメットは靴入れの上に置くことができた。雨の日にライダーが来ると雨具を乾かしているようだ。 しかもここの入浴料は200円と格安。ゆっくりしていってねと言われたので、だいぶゆっくりしてしまった。浴室はきれいで、大きめの露天もある。入浴時間は2時間なり。体も温まり、気分も大分落ち着いた。夷王山キャンプ場に戻ったのは14:45頃。空は雲に覆われ、雨が降っている。 風呂上がりにコーラを飲もうとニコットで買った。 雨模様だったがゆっくりした一日だった。こういう日も良いものである。 16:00前にビール系に手を付ける。 その後は雨が落ちて来ない時に備え付けのテーブルに移動し、降ってきたらテントに戻るの繰り返し。 空には相変わらずの厚い雲。「かもめ島」が見える。 暗くなると江差の灯りがきれいに見えてきた。左手のひときわ明るい光は「かもめ島」の灯台である。その右側の二つ並んだ灯りが開陽丸である。 山の向こうの街の明かりがぼんやりと見えていた。函館だと思う。 キャンプ場には照明があり、暗闇にはならない。 晴れていれば星がきれいに見えるだろう。 強風が吹くことはなかった。
2023.11.10
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