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2005.01.21
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 以前の版も出たときにすぐ読んだ。
 15年も立っているので、ほとんど忘れていて今回も最初から面白く読んだ。
 削られていたのは主に「大盗賊」としての毛沢東を描いた部分。なるほど、毛沢東率いる中国共産党は、中国の盗賊の後継者であり、伝統にのっとって天下を手に入れたのだ。
 まさに『水滸伝』の世界。
 毛沢東の文才は高く評価し、政治家としてはほとんど罵倒している。中国共産党についても同じ。
 そもそも、中国共産党は本来の共産主義とはかけはなれた存在なのだ。
 しかし、著者は、中国自体に、マルクス主義を受け入れる素地があった。それは「経典」の必要だ、と述べている。
 してみると、共産党が敗れ、国民党が政権を取ったとしても、何かが「経典」とされ、やはり同じような国になった可能性があるわけだ。

 日本には「文武両道」という言葉があるが、中国にはない。(p269)というのは新知識だった。





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Last updated  2005.04.15 17:12:47 コメントを書く
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