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2006.06.08
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カテゴリ: その他の読書録
2005.10.25 発行・ホーム社発行 発売・集英社

 世の人のあこがれと反発の対象、アメリカとはどういう国なのか、その成り立ちから歴史、現状を項目別に解説。
 まさに「そうだったのか!」の連続。
 経済問題なども、非常にわかりやすい。
 「人に説明する」というのはこういうことなのか、と感心しながら読んだ。
 一つの国でありながら、江戸時代の日本のように、独立国の集合体でもあるのだ。
 連邦よりも州が優先するのである。
 なお、「合衆」という訳語に関しては、「もとは中国語で「共和制」のことです」(p34)と説明し、「合州国」と訳すのは誤解によるものだと説明している。
 「中国語」というよりは「中国の古典にみられる語」とでも説明した方が適切。「合衆」という語が、現代中国語でも使われているわけではない。


第2章 アメリカは連合国家だ
第3章 アメリカは「帝国主義」国家だ
第4章 アメリカは「銃を持つ自由の国」だ
第5章 裁判から見えるアメリカ
第6章 アメリカは「移民の国」だ
第7章 アメリカは差別と戦ってきた
第8章 アメリカは世界経済を支配してきた
第9章 アメリカはメディアの大国だ

 このうち、第7章の「差別と戦ってきた」というのは、実質的には、「アメリカは公然と差別を続けている」という内容でもある。
 特に項目をもうけてはいないが、治安の悪さはひどいようだ。
 「二〇〇一年の生まれた子どものうち、白人の男の子が刑務所に行く確率は一七人に一人ですが、黒人の男の子となると、三人に一人という高い確率になるといわれています」(p169)という。十七人に一人が刑務所に入る世界がほかにもあるのだろうか。


 私も長い間「かが」だと思いこんでいたので親近感を覚えたが、正しくは「ひが」。


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Last updated  2006.06.08 00:27:35 コメントを書く
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