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2008.06.20
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 今日の産経新聞の「 産経抄 」は医師不足を取り上げている。
 昔は、医者と言えばお金持ちというイメージがあって、医師になりたい人がたくさんいたような気がするのだが今はそうではないらしい。もっとも、なりたいと思ったってよほどの経済力がなければなれない、という理由もあるのだろう。
 わたしは、去年の年末に入院した。
 その時のことをこのブログに書いた。退院する日の、「 ついに退院 」に書いたが、現場で医療に携わる人たちの労働環境は過酷である。
 患者を治療しているうちに自分の健康を損なってしまうだろう。
 みんなが、健康に気をつけて医療機関に負担をかけないように心がけることは必要だ。
 そういうことはわたしも思うのだが、どうもこの「産経抄」は変だ。
去定は、美食が過ぎて病気になった、いまでいうメタボの大名から高額の治療費をふんだくって穴埋めすることにした。


 江戸時代には、
医者になるための資格や免許がなかった

というのはその通り。治療よりも、病人の話し相手になることを求められることも多く、話がうまいから医者になることを勧められる人もいた、と、故・杉浦日向子さんが話していた。
 最後の、
庶民はなるべく医者にかからなくていいように、養生本の教えを守り、暴飲暴食を慎んだ。現代人も見習っていいライフスタイルだ。

はだめだ。
 「暴飲暴食を慎んだ」わけではなく、「暴飲暴食」などしたくてもできなかった人の方がはるかに多かったはず。奉公人の食事は質素だったし、一般には動物の肉は食べなかったから、食事は低カロリーだった。
 また、なぜここで「ライフスタイル」などと言うのかも不思議。「生活様式」と言えばすむものを、カタカナで書くと、筆者の頭が良さそうに見えるとでも思っているのだろうか。

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Last updated  2008.06.21 23:59:04 コメント(2) | コメントを書く
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