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2020.12.05
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「​ 一太郎で青空文庫 ​」に、岡本綺堂の「画工と幽霊」を追加。
 明治35年には発表されたもので、「半七捕物帳」よりずっと前。また、イギリスの雑誌に発表されたものの翻訳。
 一太郎化の作業中、珍しいルビが気になった。
 「時宜《じき》」のように、今日でもそのまま同じに読む音読みのものもあるが、「邸宅《やしき》」「嚆矢《はじめて》」などは意味を当てた読みが多い
 その中に、こんなのがあった。

・接《あつか》って
 「接す」で「もてなす」と読む例があるようだから、意味としてはいいのだろうが、読めない。
・宛《まる》で​
 これも読めない。「宛」には「まるで」という意味はあるようだ。
​加之《しか》も​

 検索したら岡本綺堂の用例が圧倒的に多かった。
 意味はわかるが読めない。
​高尚《けだか》い​
 あえて「気高い」と書かないのはどうしてなのだろう。
​彷彿《ちらつ》いて​
 「ぼんやりと」ということなのだろう。
​俗《よ》にいう​
 「世」で固い印相があるのだろうか。
​前の方に滑《のめ》る​
 ルビがなければ「すべる」と読むところだ。
​後妻《にどぞい》​
 「にどぞい」という言葉を知らなかった。
​浅猿《あさまし》さ​
 猿を「ましら」とも言うから、それで「あさまし」なのだろうか。検索したら「浅増」とも書くらしい。
​道理《もっとも》​
 まあ、意味は荘なのだが、あえて「尤も」と書かないのが気になる。
​ ほかの表記でも良さそうなのにと思うところがあるのだが、原文に沿うようにあえてこういう表記をしているのだろうか。





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Last updated  2020.12.05 20:23:29
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