2026.05.29
XML
カテゴリ: AI小説



同じ日に別のところから荷物が届いた。
開けてみたら同じものだった。
翌日、もう一個同じものが届いた。
結構ダメージでかいよ。
1個1万円くらいするものを3つも買ってた。

今日は何の日

国連平和維持要員の国際デー
呉服の日
こんにゃくの日

幸福の日
エスニックの日
シリアルの日
胡麻祥酎の日
「金色の風」の日
HAPPY TURN's Day
プレミアムフライデー
肉の日
クレープの日
Piknikの日
ふくの日

筋肉を考える日
エムスカルプト・筋肉強化の日
白桜忌
多佳子忌


タイトル「まだ行ってない国」

 カナの趣味は、旅先で買ったお菓子を、帰ってきてから着物で食べることだった。

 ただ、海外の雑多な味も、着物でお茶を飲みながら食べると、なぜか少し上品な思い出になる気がした。

 今日は友人を呼んで、旅のお土産を並べていた。
「これ、どこの?」
「これは南米。こっちは中東っぽいやつ。これはたぶん空港」
「たぶん?」
「乗り継ぎで買ったから、国の記憶がないの」
 友人は笑いながら、地球儀を見た。
 地球儀には、小さな旗がいくつも刺さっている。
「すごいね。行った国に刺してるんだ?」
「うん。父が若い頃からやってたの。私も真似してる」
 棚には、青いベレー帽をかぶった父の写真があった。
 海外で仕事をしていた父は、帰国するたびに変なお土産を買ってきた。壺、布、謎の豆、読めないラベルの缶詰。カナが旅好きになったのは、たぶんそのせいだった。
「で、次はどこ行くの?」
 友人に聞かれ、カナは少し照れた。
「実はね、まだ行ってない国があるの」
「どこ?」
 カナは地球儀ではなく、窓の外を指さした。
「父の実家」
 友人は一瞬黙ってから、吹き出した。
「国内じゃん」
「でも、親戚多いし、方言強いし、行くたびに知らないお菓子出てくるし、私にとってはかなり外国」

 その週末、カナは父の実家へ行った。
 玄関を開けると、叔母が笑顔で言った。
「よく来たね。まず豆食べな」
 出てきたのは、今日テーブルに並べていたのと同じ豆菓子だった。
 カナは思った。
 世界を回って、最後にたどり着いた異国は、親戚の茶の間だった。

おわり







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026.05.29 18:30:50
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: