夜空を見上げるブログ

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2013/07/05
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カテゴリ: 星・天体
明日は七夕~。

今のところ天気予報で晴れそうなのは、日本中でも関東も海側に近いところのみの模様。
七夕の時季って雨の日が多く、なかなかおり姫さんとひこ星さんが出会うことが出来なくて、一体誰がこんな日を選んだんだ~って感じですよね。

実は七夕の7月7日という日にちは、旧暦(月の満ち欠けで作られた暦)のころに作られたイベントで、その頃ではちゃんと梅雨も上がっていた時季だったんだけど、それが新暦(太陽の動きで作られた暦)になったら時季がずれちゃったけど、その7月7日という日にちのみを受け継いだのでこんな梅雨の時季真っ只中のイベントになってしまったんです(多分。…皆さん各自でちゃんと調べようっ^^;)。

また、実は7月7日の天の川は夜8時くらいではまだ東の空に低く、その意味からも天の川とおり姫とひこ星のイベントとしては時期的に早いような気がします。

ちなみに仙台などでは8月7日に七夕祭りを行っていますが、この時季ならほぼ梅雨も終わっており、また、夜8時と言えば天の川も空高く昇っていますので、星に関する祭りとすれば理に叶っていると思います。


さて、やっぱり七夕というと天の川でしょうかね。
ので今回は天の川を写す方法を少々(当ブログ内で同じようなネタを何度か書いてるけど、また新しくカキコしたので2013バージョンね)。

最近では天体観望会にご自分のカメラを持参される方も増えてきて、星空を写すんだけど星が写らない…とはよく聞かれる質問となってきています。


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1 posted by (C)martind35

↑管理人がこんな写真を写すときは、別に天体を写すための専門のカメラを使っているわけでもなくて、ニコンさんのD200という今では古くなった一眼デジカメを使っているんです。

また、レンズもfが3.5とかせいぜい2.8のズームレンズばかりで、ともするとサンデーカメラマンのおとうさん方のほうがいいレンズを使っているほど(-.-)。でもこれだけシッカリと写せるんですよね。
ようはご自身がお持ちのカメラでも「星は写せるんだ」…ってことを知ることが大事なことだと思います。

星を写すには 赤道儀 という道具があったほうがベターですが、赤道儀など持っている方はそういらっしゃらないと思います。なので今回は「一眼レフデジカメ」を使って、「三脚」を使った撮影方で説明させて頂きます。

尚、レンズは恐らく皆さんもお持ちであろうズームレンズの18mm・f3.5を使ってみました。
レンズを広角側で写すことは天の川を写す場合では
1:広く写るから天の川らしく写せる
2:焦点距離(拡大率)が低いから星がさほど流れず星座の形がわかり易い
3:広く写す方がレンズが明るくなり星が写り易くなる

もちろんf2.8とかもっと明るいレンズがあれば、それを使われた方がさらに天の川がよく写せる可能性があります。

ただし暗い星空が絶対条件になります。この「暗さ」というものがなかなかお伝えできないところがあるのですが、できれば目で見て「何か飛行機雲が薄くなったような細い雲があるぞ…。んっ(・・?天の川?」って天の川が目視できるところであれば間違いは無いのですが、周りが明るくてそんな場所なんて無い…という場合は、とにかくシャッターを切る方向で試してみてください。
尚、月が出ていると暗い空でも天の川は写り辛くなってしまいます(もしくは写らない)。

※コンパクトタイプのデジカメでも天の川は写せなくはないのですが、でも厳しいことは確かだと思います。理由はシャッターを15秒程度までしか開けておくことが出来ないため。
天の川を写し出すには30秒以上はシャッターを開けたいところです。
こちら にコンデジを使って天の川を写したときのブログがありますので、コンデジで挑戦される方はそちらを参考にして頂ければと思います。

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2 posted by (C)martind35

↑まずは管理人のD200の設定を

1:ピント・露出・シャッター速度とも全てマニュアル
2:ISO1600
3:シャッター速度30秒(bulb以外でカメラ側で設定できる最長)
4:ホワイトバランス晴天
5:ノイズリダクションはon
6:18-200mmズームレンズの18mm・f=3.5(開放)

で写したままの写真がこれです (ちょっと大きな写真)
尚、写している場所は夏の大三角付近です。

ピントは星の明るさ程度ではオートフォーカスが効きませんので、目視でレンズに表示されている無限遠のところに合わせています(←注:レンズにより無限遠の位置が変わります。昼間の景色で焦点距離なりの無限遠の位置を確認しておいて下さい)。
ちなみにこの写真ではちょっとピンボケでした…(-_-;)。

尚、シャッターを切るに際しカメラに直接触らずにリモートでシャッターを切ることのできるレリーズというものがあればいいのですが(この写真では使っています)、お持ちでない場合はセルフタイマーを使ってみてください。
セルフタイマーならカメラに触らずにシャッターをカメラが切ってくれますので、星がブレて写ってしまうことを多少なりとも軽減してくれます。
ちなみにこれは管理人もレリーズが無い時に利用している小ワザです。

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3 posted by (C)martind35

↑上の「2」の写真を明るさのみ明るくしてみました (ちょっと大きな写真)
すると天の川もキッチリと写っていたことが判ります。

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4 posted by (C)martind35

↑カメラの設定はそのままに、ISO3200でも写してみました。多少星がいっぱい写っています (ちょっと大きな写真)

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5 posted by (C)martind35

↑こちらも明るさのみ明るくしてみました (ちょっと大きな写真)

「3」の写真と比べさらに星がいっぱい写っていますが、その代わり画面のザラザラ感が増えています。

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6 posted by (C)martind35

↑試しにISO800でも写してみました (ちょっと大きな写真)

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7 posted by (C)martind35

↑こちらも明るさのみ明るくしてみました (ちょっと大きな写真)


ご覧のようにISOの数値を上げれば上げるほど短時間でも星がいっぱい写るようになりますが、今度は画面が荒れてくるようになります。この「星の写り」と「画面の荒れ」の案分点を見極めるのは難しいのですが、ここでは便宜上とにかく天の川が写ればいいということで話を進めますね。

今ではISO6400とか12800なんて数値まで上げることのできる機種もあるようです(欲しい~♪)。
赤道儀とレリーズがあれば、ISOは低めにしてその分露出時間を長くしてザラザラ感の少ない星空を写すことが出来ますが、三脚で30秒で写す場合はとにかくISOを上げた方が、天の川はよく写せるようです。

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8 posted by (C)martind35

↑試しにISO1600で写した「2」の写真を、ちょっと大げさに明るくしてみました (ちょっと大きな写真)

高感度によるザラザラ感とデジカメのアンプノイズ(右側の赤っぽい部分)が目立つようになってきますが、30秒でこれだけ写せればいいのではないでしょうか。

とにかく上の設定を参考にして、あの辺が天の川なのかな…というところにレンズを向けてみてください。デジタルは何枚写してもタダ。どんどん撮ってその内1枚写ればいいや^^;の精神で撮るだけ撮ってみましょうっ♪。


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10 posted by (C)martind35

↑尚、管理人的には上の夏の大三角付近とこの南の地平線のすぐ上辺りが天の川撮影のオススメポイントです (ちょっと大きな写真) 。 ※ISO640・f3.5・露出3分・固定撮影

3分と長めにシャッターを開けている為に星が流れちゃってますが、これもISOをもっと上げてシャッターを開いておく時間を短くすれば、そんなに星も延びることなく写すことが出来ます。


最後に、もしも30秒で画面が真っ白になってしまったら、シャッター速度を20秒とか10秒とか短くしていってみてください。
露出時間が短いと天の川も写らなくなってしまいますが、それは周りが明るすぎることだと思うので、その場合は星を写すところとしては適切ではない…と認識して清く諦めましょう?。

最後の最後に、お約束事ですが撮影は完全に自己責任でお願いしますね。このブログ内の説明などに対し、いかなる損害等が発生しても管理人は一切の責任は取らない事とします(←ホントは書きたくないけど一応…ね)。








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Last updated  2013/07/05 09:25:34 PM
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Comments

martind35 @ Re[1]:蜂(05/15) 放浪の達人様 >おお、3人で蜂ネタで盛り…
martind35 @ Re[1]:蜂(05/15) ★紺桔梗様 >花の季節なのでハチの活動も…
放浪の達人 @ Re:蜂(05/15) おお、3人で蜂ネタで盛り上がって(?)ま…
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