ふゆゆん亭

ふゆゆん亭

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Profile

ふゆゆん

ふゆゆん

Comments

ふゆゆん @ Re[1]:お返しにお茶漬けセット お茶の荒畑園(06/16) 散歩中の雨雲さんへ ↑何故か私の名前が散…
散歩中の雨雲様~★@ 散歩中の雨雲様~★ 急激な暑さと湿度にへきえきしております…
散歩中の雨雲様~★@ 散歩中の雨雲様~★ うっかりしておりました。 どうやら一般人…

Favorite Blog

白鷺 New! あけみ・さん

ラーメン店 pandanandaさん

MapleNatural  まてん☆さん
teami kago あっちゃん☆*:・さん
Boiling Point boiling pointさん
August 26, 2008
XML
カテゴリ:
●読んだ本●


「格闘する者に○」三浦しをん著 草思社









■あらすじ(カバーから抜粋)

藤崎可南子は就職活動中。
希望は出版社、漫画雑誌の編集者だ。

ところがいざ活動を始めてみると、
思いもよらないことばかり。

「平服」でとの案内に従って
豹柄ブーツで説明会に出かけると、


リクルートスーツを着た輩ばかりだし、

面接官は
「あーあ、女子はこれだからなー」と、
セクハラまがいのやる気なしの発言。


これが会社?
これが世間てもの?

こんな下らないことが常識なわけ?

悩める可南子の家庭では、
また別の悶着が・・・・・・。


格闘する青春の日々を、
斬新な感性と妄想力で描く、


鮮烈なデビュー作。







■感想

ものすごくどうでも良さそうな
日常的な会話と

ものすごく大切なことが


不思議な感じがしました。



漫画好きらしくて
漫画の話がしばしば出て来ます。



出てくる男性が
ほとんど全員、
それぞれにとても魅力的でした。

友達の二木君。
弟の旅人君。

可南子がお付き合いしている
年配の書道家西園寺さん。

父と付き人の谷沢氏。
友人の忍君。

みんなそれぞれに個性的で
いい男達です。



所が女性陣は
あまりにもリアル過ぎて?

魅力的に感じませんでした。


一番の仲良し砂子は
どこにいても目立つ美人なのに

それ以上の何かが見えて来なくて。


なんだろう?
なぜなんだろう?




「格闘する者に○」と言う題と

表紙が十代の少年?少女?
が思い詰めているように見えるイラストで

その横顔にも惹かれて借りたのでしたが
何と格闘したのかな?と

読後に考えました。


格闘ってすごくぎりぎりの言葉なので
そうとう激しいものか

相当暗くて重たいものを
想定してしまったのでした。



でも、
最後まで緊張感のないまま
ふわんふわんと進んで行くわけで。



こういう所が新世代って事なのかなと
思いましたが。


文章はとても読みやすかったです。



きっと就職活動と
家の跡目相続で格闘したんですね。

でも問題は現在進行形で
終わってはいなかったです。

何も終わっていない?


旅人君だけが自己表現を
はっきりさせましたが。


うううんんん。


読みやすかったけど
私の中に何が残ったのかは
解りませんでした。


いつか解るかもしれないけど。




若者であるピー(15歳)
の感想も聞きたかったのですが

読むのに時間が掛かるからと
断られました。


ううむ。

今の若者のリアルと言う点で
新世代と言う事でしょうか。



他の本も読んでみないと
解らないですね。











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  August 26, 2008 03:24:13 PM
コメント(7) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: