ほっとする音楽、猫、野菜作り

第７日：　午前中、ベネチアから113km先のベローナへ移動しました。
　　　　　映画「ロミオとジュリエット」の舞台となったベローナの市内観光をして、
　　　　　午後は、160km先のミラノに向かいました。
　　　　　ミラノではドゥオモ、スカラ座、ガレリア・ビットリオ・エマヌエーレ２世などを
　　　　　観光して、ミラノに泊まりました。


　ヴェローナは、シェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」が生まれるきっかけになった
　とされる中世の悲劇があった街です。
　古い街並みがそのまま残されていて、歴史を感じさせる趣のある街です。
　今はお金持ちの街と言われており、街の中は綺麗に清掃がされています。
　靴の国内生産はＮＯ．１の街です。


　【城砦の柱の上部がＭ字型になっている】


　アレーナは、ローマのコロッセオに次ぐ規模を誇る、古代ローマ時代の円形劇場の遺跡。
　１世紀に建設され、ほぼ完璧な状態で残っています。
　毎年夏に野外オペラが開催され、世界各国から観光客が訪れます。



　【円形劇場の遺跡、アレーナ】


　　「ロミオとジュリエット」の、ジュリエットのモデルとなった女性が住んでいたと言われる
　カプレ－ティ家の住居が、一般公開されています。
　ここにジュリエッタの立像があり、その像に触れると恋が成就すると言われ、
　多くの観光客で賑わっています。




　【ジュリエッタの家】



　【街の中心部にある広場】



　【中世の建物が、今もそのまま残っている。】



　【ポルタ・ヌオーヴァ駅】

　ベローナ市内観光の後は、ベローナから160km離れたミラノへ移動しました。

　スフォルツエスコ城は、ヴィスコンティ家が14世紀に建造した趣のある要塞で、
　レオナルド・ダ・ヴィンチも建設に加わったと言われています。
　緑豊かなセンピオーネ公園のなかにあり、今は人々が集う憩いの場となっています。



　【スフォルツエスコ城】


　スカラ座は、焼失した宮廷劇場の後継として建造されました。
　サンタ・マリア・デッラ・スカラ教会をを取り壊して1778年に完成したため、
　スカラ座と命名されています。
　外装はゴシック様式で地味ですが、内部は全面をステンドグラスが覆い絢爛豪華で、
　2,000席以上の観客席があります。
　ヴェルディの「ナブッコ」や、プッチーニの「蝶々夫人」などの名作の舞台が、
　ここで初演されています。


　【スカラ座】



　【ガレリオ・ガレリイ広場】

　ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ二世は、ドゥォーモとスカラ座を結ぶアーケードで、
　1867年に建造されました。
　イタリア王国の初代国王、ヴィットリオ・エマヌエーレ二世にちなんで名付けられました。
　天井のガラスを通して入る自然光が、フレスコ画や床のモザイク画を優美に
　浮き立たせているように見えます。
　ドームの天井は世界の人々を魅了するため、イタリア人は「ミラノの応接間」と呼んで、
　誇りを持っているそうです。

　【ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ二世】

　ドゥオーモは、幅93m、奥行158mの大聖堂で、1813年に完成しました。
　天を突き刺すように伸びる135本の尖塔と、天井を飾るステンドグラスは、
　ゴシック建築の一大傑作と称えられています。






　【ドゥオーモの前に広がる広場】