ご隠居さんへ

[やはり一つ一つの出来事に真正面から素直に臨む、そんな姿勢が幸運を呼ぶのでは無いかと思います。私は守護神である祖先から多くのことを学びました]

ご隠居さんは本当に祖先をよく供養しており、結果として守られ、多くのことを教えてもらっているようですね。私は書物などから教えてもらうことが多いですが、書物では創作もあったりして祖先の教えの方が確かだなと思いました。私が今読んでいる「ザ・ドクター」という本は祖先のことが良く書いてあります。著者はユダヤ系で先祖は大変苦労して生きてきました。祖父はオレゴン州ポートランドに住みつき雑用労働者みたいな仕事をしており父親の代になってガソリンスタンドが経営できるようになり、息子の自分が医師になり自分の息子3人も医師になっています。ことあるごとに母親や祖父母に対する感謝の気持ちを書いています。今の自分があるのは先祖のお陰だという気持ちが伝わってきます。

牡丹、シャクヤク、ユリの花が順番に咲いているのですか。趣があっていいですね。 (2020.05.14 10:07:59)

今が生死

今が生死

2020.05.13
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テーマ: 読書(9259)
カテゴリ: 辛かったこと
数日前から咲きだしたシャクヤク

50年くらい前に発表された、ある医師が70歳頃書いた実録小説「ザ・ドクター」を読んでいる。著者は半年くらい前からしゃがれ声になり、3人位の友人の医師に診てもらったが異状ないと言われ軽い炎症があるようだから「抗生物質でも飲んでみたら」と言われたり「ストレスがあるようだから散歩するようにしたら」などと言われて真面目に家の周囲(オレゴン州ポートランド)の公園の散歩をしたりしていたが一向に良くならない。それを医師に言ったら声の出し方の訓練をするように言われて発声学科に紹介されて声帯の動きを見るためにビデオをとってくれた。その時声帯に明らかな腫瘍があるのが見つかり、病理学検査でもガンであった。半年も前から異状を訴えてきたのに「異状なし」と言ってきた医師を恨みたいが彼らは喉頭鏡で口の方から光を当てて口側の声帯のみしか見ていなかったのでその裏側にあったガンは見逃してしまったのである。もうかなり進行していて手術不能と言われて放射線治療を勧められた。自分も医師として多くの患者さんを診てきたので進行がんの行きつく先は分かっていたので死を直感した。
その時次のように思った。今となれば金は全く重要ではない。核による大虐殺も環境問題もどうでもよくなった。世の中は常に変転している。我々は変転している塵の一部にすぎない。子供が先でなく親がすでに死んでおり今度自分が死ぬ順番ならなんの不足もない。半年も誤診して病気を進行させてしまった医師達を恨んでも仕方ない。自分だって誤診したことがあるのだから。などと悟ったようなことを思ったがその夜は殆ど眠れなかったとのことである。死に直面した時それぞれの人生に応じて人は様々に考えると思う。ここでは医師が自分が進行ガンと分かって死の覚悟を述べているが、それぞれの人はどのように思うだろうかと思った。付け足しだが、この本ではその後手術を受けることになり、奇跡的に助かってその体験をこの本に書いたみたいだ。





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Last updated  2020.05.13 13:41:51
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Re:人が死に直面した時考えること(05/13)  
kkkdc796 さん
自分だって誤診したことがあるのだから。などと悟ったようなことを思ったがその夜は殆ど眠れなかったとのことである。死に直面した時それぞれの人生に応じて人は様々に考えると思う。ここでは医師が自分が進行ガンと分かって死の覚悟を述べているが、それぞれの人はどのように思うだろうかと思った。付け足しだが、この本ではその後手術を受けて奇跡的に生き長らえその体験をこの本に書いたみたいだ。
◎シャクナゲがさらっと咲きましたね。宿根草の花が毎年必ず季節を告げてくれていいね。
ザ、ドクターという本は凄く正直に書いていますね。全く同感です。診察は自分が納得いく医師をトコトン探すことです。診察を鵜呑みにするとえらいことになる良いお手本が書かれていますね。診察は医師がしても最後まで責任はとりません。ここが大いに問題ですがね。誤診は背中合わせが常です。
自分自身がどこが悪い、痛いのかを調べてその絞り込んだところを信頼する医師に診察、問診してもらい的確な診察を受けるに尽きますね。
人が生きる上で1良き医師を持つ2良き銀行と信頼関係を持つ3良き友達を得る。この3つを得た人生が鬼に金棒ですね。勿論良き伴侶に恵まれるという事はそれ自体で福運が有るという事ですね。此れさえあればいつ御臨終でも食いは全くないですね。 (2020.05.13 12:26:12)

良医を見極めることは重要ですが運もありますね  
楽天星no1  さん
kkkdc796さんへ

[診察は医師がしても最後まで責任はとりません。
自分自身がどこが悪い、痛いのかを調べてその絞り込んだところを信頼する医師に診察、問診してもらい的確な診察を受ける]

自分自身で悪い所を絞り込んで信頼する医師に診てもらう。それが最高の方法でしょうね。ただこの本の場合はしゃがれ声と喉の違和感を自分で絞り込んだのですが診てくれた3人の医者が奥の方まで診てくれなかった。当時ファイバースコープによる診察は始まったばかりで全例には適応していなかったので運命みたいなものもありますね。
運、不運をここで言うべきことではないかもしれませんが、偶々診てもらった医者がファイバースコープを始めたばかりの医師で興味本位に「奥の方まで診てみましょうか」と見てくれたら見つかりましたがそうでなければ見逃されるのが普通だったと思われます。それを考えると人の生死も運の良し悪しにかかっているように思われました。

シャクヤクは20年位前に牡丹を買った時に根元にシャクヤクの球根が付着していて牡丹が咲いてからしばらくしてシャクヤクが咲くというパターンを繰り返してきました。 (2020.05.13 13:33:13)

Re:人が死に直面した時考えること(05/13)  
ご隠居 さん
女性の美しさの例えとして、「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」という諺があります。 芍薬、牡丹、百合の花は、ひとつひとつの花が美しいばかりではなく、3つの花がリレーするかのように順番に咲いていきます。我が家でもこの三つの花のリレーを見ることが出来ます。

芍薬は多年草で、木陰にひっそり咲きますがすが、牡丹や百合は樹木で明るい日光を好みます。互いに美しい花ですね。

人生は出会いとか、考え方、物の捉え方で自分の運が変わります。やはり一つ一つの出来事に真正面から素直に望む、そんな姿勢が幸運を呼ぶのでは無いかと思います。私は守護神である祖先から多くのことを学びました。家や家業、家族、そして子孫を育て守る。其れが私の使命であると考えています。 (2020.05.14 01:32:29)

祖先から多くのことを学び守られている  
楽天星no1  さん

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