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アジサイ、フェアリーアイ交流戦、巨人は前節のロッテとの対戦では9者連続安打や1イニング12安打などセリーグタイ記録をつくり、2勝1敗で勝ち越し、巨人の強さを見せつけ阿部監督は凄いとの印象を持った。その後のオリックス戦は今シーズンオリックスは調子が悪く、明らかに巨人の方が強いので、ロッテ同様一蹴するのではないかと思われていたが、結果は3連敗、そのうちの2敗は相手の新人投手に初勝利を与えたものだった。ロッテを一蹴した巨人は強く、調子の出ていないオリックスなど問題にしないのではないかと思われていたが結果は逆で巨人が苦杯を飲んだ。ロッテ戦で大勝したのでいい気になってしまい油断があったのかも知れない。勝負事は戦ってみないと分からない。人生も同じだと思う。恋愛や就職試験、会社内でのプロジェクトの立ち上げなど、その時の情勢をみると勝敗は決まったように見えることがある。オリックスは明らかに不利と思われていたが、綿密に巨人選手の弱点を研究し、前節打ちまくった巨人打線を沈黙させてしまったのだ。人生の勝負所にいる人は周りの雰囲気に流されないで冷静に当面の問題に取り組んでもらいたいと思う。巨人軍も明日からは気分を入れ替え、思い上がりを捨て、冷静に試合に臨んでもらいたいと思う。
2024.06.10
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ラムズイヤー(子羊の耳)葉が柔らかくフアフアしているのでこのように呼ばれる。この頃毎日のように私の受け持ち患者さんが入院してくる。昨日入院の方は83歳男性でパーキンソン病とレビー小体認知症の患者さんで誤嚥性肺炎後のリハビリ、今日入院は80歳女性でアルツハイマー型認知症で大腿骨頚部骨折後のリハビリ入院だった。お二人とも呼びかけても殆ど反応がないくらい認知症が進んでいて、リハビリといってもやれることは少なく、褥瘡の進行を遅らせ、治せるものなら治してやれるように体位変換等を行ってやるのが精いっぱいの印象であった。昨日入院の人は耐性菌の感染もあり、リハビリの度に感染防御服を着なければならず大変だが早速今日から理学療法士がリハビリを開始してくれていた。合併症のない骨折とか脳卒中の患者さんのリハビリなら所定のリハビリを行えばよいが多くは認知症を合併しており、そちらの方の管理が大変なことが多い。今日入院女性は骨折するまで自宅でご主人が介護しており骨折が治った後もし可能なら再度自宅でご主人で介護できたらと思っているとのことだった。お二人とも認知症が進んで人生の終末期を迎えているように思われるが、お二人のご家族からは少しでも命を長らえてもらいたいというお気持ちが伝わってきた。医師や病院の役割は少しでも患者さんを健康にしてやることだが、それをしてやれそうもない患者さんを受け持った時は辛い。それでも患者さんにとって一番いい状態はあるはずなのでそれを目指して頑張っていきたいと思う。
2024.06.07
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スパティフィラム北大医学部同窓会新聞に医学部長の畠山鎮次さんが今春3月の卒業生114人に対して卒業生に贈る言葉を書いていた。1876年、北大の前身である札幌農学校の開校式で初代教頭ウイリアム・S・クラーク博士は、「長年東洋の国々を暗雲のごとく包んできた因習と身分制度の暴政からの開放は、教育を受けようとする全ての学生たちの胸に高邁なる大志を抱かさずにおかない」と述べ、細かな校則を廃止して、「Be gentle」の一言を校則として学生達の自立心と独立心を目覚めさせ、個の確立を促し、北大の全人教育(知識、感情、志の調和のとれた人を目指す教育)の礎を作って下さった。諸君は大きな夢と高い理想を持ち、自らの資質と能力を最大限に発揮することができる「全人」としてそれぞれの医学、医療分野もしくはその他の分野で活躍されることを祈念すると結んでいた。1876年以後何十万人という卒業生が輩出されてきたが、この全人教育の理念を知っている人は少ないのではないかと思う。畠山さんがクラーク博士のことを持ち出したのはこのような伝統があるので、全人教育に誇りを持ち、医学医療分野で社会に大いに貢献してほしいと言いたかったのだと思う。私も卒業生の端くれなので、夢を持ち、社会に対して責任感を持ち、後輩に対して模範となるような人生を歩まなければと思った。注)Be gentle!はgentlemanの言葉があるので日本語では「紳士たれ」と訳されてきたが、gentleの意味は優しい、親切な、寛大な、などの意味があり、クラークの真意は日本乃至世界の人々に対して心から優しくて親切な人になりなさい、と言いたかったのではないかと思う。
2024.06.06
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ジニア(百日草)野球で9回まで勝っていたのに9回に追いつかれて逆転されたり、延長戦になったりしている試合が続いている。昨日のヤクルト西武戦では3対1で西武が9回裏2アウトまで勝っていたが山田に2塁打を打たれて同点にされ、延長10回に敵失でヤクルトが4対3で勝ってしまった。それまではヤクルトがロッテ戦で2試合連続で9回まで勝っていたのに9回の表に点を入れられ同点で延長12回引き分けになっている。同じころ巨人西武戦で巨人が9回表まで勝っていたのに西武に9回裏に追いつかれ敗れている。野球は9回でそれでも勝負つかない時は延長戦があるが、一般的には、8回まで熱戦が繰り広げられた段階で大差がついていればほぼリードしている方のチームが勝つが、小差でも勝っているチームが有利で負けている方はここまで来てしまったらと諦め気分になることが多い。しかし現実にはそこまできても土壇場の逆転が再三起こっているのである。勝っていた方のチームの応援団(フアン)はそこまできていたのにだらしないと怒り狂う。負けていたチームのフアンは土壇場の逆転劇に狂喜する。人生も同じで何か生涯をかけた仕事で死力をかけて努力したが、ほぼその成就は無理と思える時がくる。ほとんどの人はそこで諦めてしまうが、野球狂いで智慧のある人なら9回の逆転を信じて最後まで諦めないで努力してみる。そうすると思いがけない結果が転がり込んでくるかもしれないのだ。ご高齢の方は自分の年齢を考えて、「もう人生も終わりだな。もうこれからはいいことは何もないだろう」と思っている人が大多数だと思われる。しかしここでも野球狂のご老人なら9回の逆転を考えるかもしれない。思いがけないご縁があって老後を一緒に歩んでくれるご婦人(又は男性)と巡り合えるかもしれない。もう死ぬばかりで何もないと思っていたのに土壇場で念願が叶うこともあるかもしれない。そんなことを考えたら野球狂は単なる狂人ではなく夢をもった狂人ではないかと思えてきた。
2024.06.05
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イトバハルシャギク(糸葉春車菊)今日のラジオ番組「話題のアンテナ・日本全国8時です」の話題はセカンドオピニオンであった。今まで治療を受けている医師がいるけれど別の見立てがあるかもしれないと思って他の医師を受診して意見を聞くことである。アメリカではかなり一般化されているが日本では今見てもらっている医師に失礼になると思ってあまり利用されておらずある調査では19%位の利用にとどまっているとのことだ。現在では何科も細かく専門分化されており、今診てもらっている医師とは別の専門の医師に診てもらいたいと思うこともあるかも知れないが、多くの場合はそれは言いずらいのでそのまま診てもらっていることが多い。そこでそのような患者さん向けにセカンドオピニオン外来を作ったり、オンラインでセカンドオピニオンを引き受けてくれる病院もあるとのことだった。セカンドオピニオンが必要な場合は、手術が必要な場合とか、がん治療でどのような治療法を選ぶかのケースが多いと思う。いま診てもらっている医師が気の回る人なら、必要な場合は、この病気でこの状態ならあの医師が最適だろうと紹介してくれるが、そうでない場合はその医師のおっしゃる通りの治療を受けるか、セカンドオピニオンに意見を聞くことになる。そこで上述のセカンドオピニオン外来とかオンライン外来などを利用することもあるかもしれないが、それらはまだ一般的ではない。要は医師が自分の限界を知っていて、この病態ならあの病院、あの医師がよいと勧めてくれる雅量があれば一番いいのだと思うが、実際にはまだ料簡の狭い医師もいる。病気になったらよく勉強していて料簡の広い医師を選ぶのが良いと思う。
2024.06.04
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千鳥草ドクターズマガジン6月号の主役は札幌医大形成外科教授の四ツ柳 高敏先生だった。函館出身で弘前大学を卒業なさっておられる。大学5年生の時色々な外科の仕事ぶりを見て歩いた。その時何やら白いものを削っている部署があり、何をしているのか?と聞いたら人の耳を作っているのだと教えられて大きな衝撃を受けた。それが形成外科に進んだ動機だという。耳介は誰にでもついていることになっているが、頻度は少ないが小耳症という病気があり、耳が人並みより極端に小さかったりついていなかったりする人がいる。子供時代や思春期の頃そのことでずいぶん悩まれたことと思う。そういう人たちの耳介再建の形成外科手術の大半を担当してきたのが四ツ柳先生なのである。術後の包帯を取った時立派な耳がついているのを見て泣き崩れたお母さんは数知れない。今まで髪の毛で隠さなければならなかったのにその必要がなくなった少年少女達の心を開放してやれる喜びを感じながら今なお完全な耳つくりのために研究を続けているとのことである。元々ミニチュアつくりとか手作業が好きで、自分が好きな道に進めて多くの人に感謝されて四ツ柳先生も幸せだと思う。人にはそれぞれ得意不得意がある。その得意が生かせる職業に就ける人は幸せだと思うが、多くの人は就職して不得手の分野を受け持つことが多いのではないかと思う。四ツ柳先生は好きなことだったので水を得た魚のように寝食を忘れてそれに没頭することができたが、不得手のことをしなければならなくなった時人はどうしたらよいのかと思った。使命感だと思う。使命感さえあれば不得手のことも徐々に身についてくることもある。四ツ柳先生も後輩の指導に当たってはいつもそのことを考えながら指導しているとのことである。皆さんも使命感で頑張りましょう。
2024.06.03
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40年以上毎年庭先で咲いていたザクロの花シャクヤクやボタンは40年ぐらい前に田舎の両親がそれまで住んでいた家を売って甲府に建てた新しい家で一緒に暮らす時にその家で咲いていた花を新しい家の庭に植えたということは妻から聞いていた。これはザクロの花だが先日妻から「これはおじいちゃんが田舎の家から持ってきて植えたものですよ」と教えてくれた。初めて知ったが40年も前の花木が毎年咲いていたのかと思うと不思議な気がした。そしてまた父がわざわざ何故このこの花木を移植したのかも知りたいと思った。特別な理由はなかったのかもしれないが、父が移植した花だと聞いて30年くらい前に亡くなった父のことを思い出した。父は働き者だった。戦時中徴兵を免れた父は徴兵された家の田畑まで額にヘッドライトをつけて寝る間も惜しんで耕した。米俵2俵を積んだリヤカーが河川工事で橋を渡れなくて困っていた時リヤカーごと肩と腕で支えて川を渡らせてやったこともある。腕の筋肉は鉄のように固く、指はこん棒のようにささくれていてたくましかった。その子である私は青白く、力が全くなく、すぐ疲れてしまう意気地なしだった。私は本を読むのが好きで働くのが嫌いだったが、父は反対で本は殆ど読まなくて働くのが好きでそれが趣味のようだった。体力や性格が真反対だったので遺伝子がつながっているのか疑問に思ったこともある。高齢になり腰がくの字に曲がってしまっても重い石を軽々移動させていたが、私の方がずっと若いのに石をもちあげるどころかびくとも動かすことが出来なかった。父は子供は宝物のように思っていて子供が学校にいる時に雨が降ってくると必ず学校に傘を届けてくれた。いくら忙しい時でも子供達に仕事を強制するようなことはなかった。晩年になって家にいるようになったら我々が出かける時は履物を用意してくれて帰ってくるとスリッパを準備してくれた。私がアフリカ奥地の医者になりたいという気持ちをもっていることを知ると「家族を路頭に迷わせるから南方には行くな」とテープに吹き込んだりして何度も反対していた。最終的には妻の反対でアフリカ行きは諦めたが、行くとなったらそれなりに応援してくれたのではないかと思う。最期は自宅で嫁に看病してもらいながら数か月後息を引き取ったが、私自身は何もしてやれず時々後悔の念に駆られることがある。しかし父は自分の身を案ずるような人ではなく、子供が立派に成人すればそれでよいと思っていたので、曲がりなりにも人様のお役に立つ仕事をさせていただいて、孝行していたのかもしれないと思うこともある。
2024.06.01
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キョウカノコ交流戦が始まった。巨人は初戦こそソフトバンクに2対ゼロで敗れたが2戦目は延長12回吉川のヒットで1対ゼロでさよなら勝した。昨日の第3戦は3回表が終わった段階で5対ゼロで負けていてもう勝負あったとチャンネル回してしまった人も多いかもしれないが、その裏に新外国人のフェルナンデスや岡本のホームランで6点入れて一気に逆転してそれ以後は投手が守り抜き6対5で勝利した。第一戦はノーアウト1,3塁の場面でオコエにバントさせて一点も入らず、観ていた人のほとんどがあそこはバントではない、思い切り打たせて外野フライを狙うか、もし凡打でも3塁走者は帰れる可能性が強く、阿部新監督のバントへのこだわりは間違いだとの批判が渦巻いた。バントをどうしても成功させたかったらバントの上手い選手、例えば小林と交代させるかするならわかるが、オコエに執拗にバントさせたのはフアンにとっても選手たちに対しても納得できない采配だったと思われる。この采配に対する悪い影響が次の試合に出なければいいと思っていたが、第2試合では延長12回代打小林にバントさせて成功し、吉川のさよならヒットを呼び込みいい方に作用した。今シーズンのソフトバンクはずば抜けて強く、セリーグのどのチームも歯がたたないと思われていたが、それほど強くないと思われていた巨人が勝ち越したのは凄いことで、セリーグの他のチームも奮起するのではないかと思う。阿部新監督の意固地な采配も、選手達に理解されていって、いい結果をもたらすかもしれないと思った。
2024.05.31
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ホタルブクロ先日たまたまパン屋さんの隣にあったステーキ屋さんに入ってハンバーを食べた。そこでは肉も野菜も新鮮なものを使うのをモットーとしているとのことだったが、最初に出されたサラダは皿に盛られその下にドライアイスが敷いてあり煙が出ている中で頂いたが、野菜は全て新鮮でこれほど美味しいサラダは今まで一度も食べたことがないと思った。続いて出されたハンバーグも美味しかったが一番感銘を受けたのは注文を聞きにきたり、料理を運んでくる女給さんがあまりに綺麗だったことである。その店はあまり目立たない質素なたたずまいでお客も私達以外にあと二組くらいしかいなくてあまり混んでいない場末の洋食屋さんだが、そんなところに何でこんな綺麗な人がいるのかと思った。注文取りに来たり料理を運んだり、客との会話を聞いているとその仕事に徹しており、私心が全くなく、お客さんのために尽くしていることが伝わってきた。容貌やスタイル、所作などは持って生まれた要素が大きく努力で積み上げたというより天性のものと思われた。振り返って自分や身の回りの人達のことを思った。医師や看護師、理学療法士達が彼女と同じようにお客である患者さん達に誠心誠意尽くしているかと思った。自分を捨てて患者さんの為だけに行動している人は少ないと思った。私達の仕事では患者さんだけでなく、その人たちの面倒を見てくれるスタッフも相手(客)である。その人たちにどのような気持ちで接するかも大事である。ステーキ屋さんの女給さんと自分を比べてみた。月とスッポンだと思った。同じようにはふるまえないが、彼女の振る舞いは胸に焼き付いているので、少しでも近づくよう日々行動して行こうと思った。
2024.05.30
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ハクチョウソウ(白蝶草)白い蝶が飛んでいるように見えるのでこの名前がある。先日84歳の女性が退院する前の家族面接でデーサービスの良さを息子さんに話したら,「母は一人でいる方が好きで、本人も行きたくないと言っていますので」と言っていた。何でも一長一短があり、誰にも適するというものではないかもしれないが、在宅介護にはデーサービスは欠かせないものだと思うので今回はそのことについて書く。退院後に施設に入った方が患者さん、家族双方にとってよいと思われるケースでも肉親の情や経済的理由で在宅介護になる場合がある。その場合デーサービスが凄い役割をしてくれていると思う。4,6時中自宅で介護するのは大変だが週に何日かデーサービスを使うと介護する方は助かる。送り迎えをしてくれるし、食事も出してくれて、お風呂にも入れてくれる。トランプやかるた、お遊戯など皆で楽しく遊べるように様々なプログラムが用意されている。プライドの高いご老人や冒頭で書いた内気で一人の方がよいと思っている人にとっては「認知症みたいな人と一緒にゲームしたり遊戯をしても面白くない」と思うかもしれない。でも嫌々ながらでも参加したら意外と楽しくて病みつきになり、デーサービスに行くのが楽しみになる場合が結構多い。行くのを嫌だと言っていた人がゲームなどのリーダー格になってその場を盛り上げている例もよく聞く。介護度によって週の内何度デーサービスに行けるか決まっているみたいだが毎日でなくて週に何度か行くだけでもリハビリになるし、職員や患者さん達と親しくなり、世界観が広がって楽しい生活が送れるようだ。デーサービスを嫌がる人は、一度デーサービスを見学してみるのがいいと思う。高齢になると行き場がなくて閉塞感に襲われて希望が見えない人も多いと思う。デーサービスはそのような人たちを救ってくれる楽園だと思う。
2024.05.28
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ペチュニア今年も7月7日(日)にピアノの発表会がある。練習期間が後1か月と少ししかない。昨日先生の所にレッスンに行ってきた。「左手で弾いている部分のが音が殆ど出ていない。音がプツリ、プツリと切れている。音をつなげるように考えなさい。楽譜を一生懸命見ようとしているがそれより音がでているか確認して音をしっかり聞きなさい」などと散々注意された。今回弾こうとしている曲はベートーベンの月光の第一楽章である。この曲はベートーベンがピアノ教師をしていた14歳年下の伯爵令嬢に捧げられた曲である。彼女のことを友人に宛てた手紙で「彼女は私を愛し、私も彼女を愛しているが残念なことに身分が違う」と書いており、求愛の曲なのかもしれないが私の弾く月光はブツン、ブツンと切れていてとてもベートーベンが意図するようなことは想像もできないような代物であった。昨日はいろいろ言われて嫌になってしまった。「こちとらは一流のピアニストになろうとしているのではない、趣味として弾いてみているだけで、音がつながっていないだとか難しいことは言わないで貰いたいと思った。気分は最低で昨日帰ってきてからはピアノを弾く気は全く起きなかった。でも本日は仕事を終えて帰ってきてから昨日注意されたことを反芻しながらまずしっかり音を出すことを心がけて弾いたら意外にも非常にスムーズに弾けて時間も今までとは比べものにならない位早く一曲弾くことが出来た。先生はやはり大したものだと思った。昨日のレッスンでは生徒が気分を悪くしてもうレッスンに通うのを止めると言い出しかねない指導法だったが、結果的に生徒は蘇った。7月7日に向けてしっかり練習すれば無難に演奏できるかも知れないという自信が湧いてきた。昨日と今日の気分は地獄と天国でがらりと変わった。人生とは日によって波があるので嫌なことばかり言われて気分が落ち込んでも、その翌日は天国になることもあるのだなと思った。
2024.05.27
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ヒメオウギが咲いた。よく見ないと分からない小さな花で、昨年まで咲いていたところとは違う所で咲いてくれた。巨人の戸郷翔征投手(24歳)が昨日の甲子園球場での阪神戦でノーヒットノーランを達成した。プロ野球史上89人目で甲子園での阪神戦での達成は伝説の大投手沢村栄治氏が達成してから88年ぶりとのことである。戸郷選手は2000/4/4宮崎県都城市に生まれ高校は聖心ウルスラ学園高で戸郷が2年の時夏の甲子園に出場しているが野球の名門校ではない。2018年に巨人軍からドラフト6位で指名されて最初は2軍で鍛えられて9月には1軍に抜擢されて頭角を現し、6年目の現在は巨人軍のエース的存在である。ノーヒットノーランを達成した投手は殆どそのチームのエースだったりその試合以後活躍した投手が多く、一流投手のステイタスになっている。戸郷投手がそれを達成したのは持って生まれた能力もさることながら、言うに言えない努力とコーチ達の指導、そしてチームメートの支えなどの賜物だと思う。心からおめでとうを言いたい。今後も精進して大投手の道を歩んで行かれることを願っている。
2024.05.25
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カルミア今日の新聞の人生案内は20歳代女性で入社4年目で会社の同僚についての相談だった。仕事が雑でメール文章がおかしかったり、やらねばならない雑用をしないで人任せにしたり、何度も同じミスを繰り返したりするいい加減な人たちがいてそのしりぬぐいにうんざりしている。給料にみあった仕事をしていない人たちが余りに多いという質問であった。これはその質問者さんの会社だけでなく、多くの会社でもいえることだと思う。これに対して回答者は「もし給料に見合った仕事をしている人だけ残して見合った仕事をしていない人を全部やめさせてしまったらどうなるか考えてみたらどうでしょうか?」と回答していた。一部の完璧に仕事できる人達ばかりでは仕事が追い付かず過労で早く死んでしまうかもしれない。給料に見合う仕事をしていない人たちでも社内にいてくれるおかげで給料にみあう仕事をしている人たちも長生きさせてもらっていると考えたらいかがでしょうか?」と述べていた。相談者さんのように几帳面できちんと仕事をする人は得難い人材ですが完璧でなくても仲間として仕事をしてくれる人がいるおかげで真面目な人が過労死しないで済んでいるのだと考えることも出来るのだとのことだった。人それぞれで真面目できちんとした仕事ができる人がいるかと思えばルーズで給料に見合わない仕事しかできない人もいる。そういう人を軽蔑し、頭にきたと怒る気持ちもわかるが、もう少し大らかな気持ちで同僚達を眺めたらどうかという回答に私も同感である。自分は完璧と思っても至らないところもあるだろうし、ミスばかりしてだめな人と思っていた人でも自分が及びもしないような才能を持っていることもあり、仕事にミスが多いという一面だけで人を見ないようにした方がよいと思った。
2024.05.23
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サツキ今、回診を終えてきたところである。ほとんどがご高齢の方で骨折や肺炎後の廃用症候群、脳梗塞後で食事が食べられるようになった人、まだ食べられなくて鼻管や静脈を介して栄養している人、認知症の人など様々である。実際のリハビリの主体者は理学療法士や作業療法士、言語聴覚士さん達だが、看護師や医師の役割は全身状態の管理や激励である。鼻管や胃ろう、経静脈的栄養で何年も命を長らえている人もいるが、そういう人は激励しようにも何の反応もないので戸惑うが、意識のある人たちと同じように激励させていただいている。意識のある人は1日1回のこの回診を心待ちにしてくれていて、特に認知症の方はその傾向が強い。自分も入院患者さん達とほぼ同年代なので、患者さん達の苦しみが良く分かる。骨折は3か月、脳卒中などは6か月と入院期間が決められていて、その後は自宅に帰るか施設に入るか決めなければならない。脳卒中や認知症は施設がベストだが、家に帰る場合も含めて受け入れてくれる家族の態度によって患者さんの幸福度は変わってくる。施設は金がかかる、自宅退院は介護が大変だとして退院間近になっても、行き先が決まらず、宙ぶらりんで不安な状態に置かれる患者さんもいる。高齢になれば病気は付き物で、家族さんたちにしてもいつ自分達が入院患者さん達と同じような立場になるかもしれない。患者さんの配偶者やお子さん達やご兄弟の方は、将来自分達が同じ立場になるかもしれないことを思って、厄介者と思わないで、患者さんにとってどうしてやることが一番いいかを考えて退院先を決めてもらいたいと思う。
2024.05.21
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カリロファス・サニーチャープ昨日の朝日新聞の人生相談の「悩みのるつぼ」は50歳台の会社員でロシアの軍事侵攻、イスラエルのガザへの攻撃、議会襲撃を起こしたトランプ氏が大統領候補になり、さらに当選する可能性もあるとのことで、激しい憎悪を覚えるとともに絶望的な気分になり、夜も眠れません。今後ますますひどい状況になることが想定される中どのように気持ちを保っていけばよいでしょうか」という質問にお笑いタレントの野沢直子さんが「あなたが心配している国に出向いてニュースで観ていることはどこまで真実なのか確かめてくるのはいかがでしょうか。ニュースになっていることの裏側には報道されていない現地の声があるはずです。報道されていることと反対側の考えにある人達のことを想像して下さい」「人間とはないものねだりの生き物で、あなたは今幸せすぎて「心配の種」が欲しくなっているのではないでしょうか。世の中がひどくなるかどうか誰にも分かりません。そんなことを嘆く前に今自分が幸せのことに感謝し、自分の周りにいる人達を大切にしましょう」と答えていた。世界情勢や国内政治などで世の中を憂いている人は多い。憂いの度合いで戦地に赴いたり、政党を作ったりする人もいれば回答者の野沢さんのように、傍観的で自分が幸せならいいではないかと考えている人もいる。恐らく質問者さんは益々苦しい胸中になったのではないかと想像する。世界の不条理、特に戦争は、自己の領土などの欲望を満足させようと互いに殺しあうことで、何としても止めさせなければならない。でもそのすべを持たない人が大部分だ。でも全く無力かといえばそうでもない。アメリカの大学生のイスラエル殺戮攻撃への抗議のデモ行動は何らかの抑止力として働く。どうせ無力なのだから自分の幸せを考えろではなく、不条理事件をよく研究し、自分もしくは自分達が何が出来るか考えてそれなりの行動をしていくことが大切ではないかと考える。日本人としては日本政府に対し、永久不戦の精神を貫くためにリーダーシップを発揮して外交努力をしていくよう選挙等を通じて働きかけていくことが大切だと考える。
2024.05.19
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ブルースターある新聞の人生案内で娘さんが父親を自宅で6か月間介護したが十分なことがしてやれなかった。施設にお願いすれば専門の介護士もいるし、看護師さんもいる。何も知らない自分がただ父親を好きだからという理由で自宅で介護したが、専門の施設にお願いした方が父親のためにはよかったのではないかと悔やんでいると相談していた。それに対する回答者はもとマラソンランナーの増田明美さんで自分も母親を自宅で父親と一緒に介護したが、確かに介護の仕方がよく分からない面があり、父親などは母がしてもらいたいのと反対のことをしたりして専門の施設にお願いした方が母の為にはよかったかもしれないと思ったこともあるが、喧嘩をしながらでも家族で面倒見れたのは母親も心の中で感謝していたし、良かったと思う。質問者さんのお父さんもきっと娘さんに感謝しながら逝かれたと思う。家族で介護出来たということは双方にとって幸せのことでそれを後悔することは全くないと思いますと回答していた。昔は殆どが家族が介護していたがそれは大変だということで介護施設が出来て専門の介護士などに面倒見てもらうのが一般的になってきた。しかし個々のケースでは事情が許す限り在宅で面倒見た方がよい場合もあり、そのための訪問介護制度などもあり、それを利用しながら施設介護と同じくらいの満足度で在宅介護をしているケースもある。在宅か介護施設かは一概には言えないが在宅でも様々なサービスを活用することで施設介護と同じくらいの生活をさせてあげることも出来るし、施設にお願いした場合でも面会を頻回に行うことで患者さんが家にいるのと同じような気持ちで過ごせることもあり、その家族にとってどれが一番よいかケアマネなどとよく相談しながら決めていくのが良いと思われる。
2024.05.16
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シャクヤクー白 シャクヤクーピンク昨日庭に出てみたら白とピンクのシャクヤクが綺麗に咲いていた。両親は南アルプス市の田舎に住んでいたが41年前私達が甲府に家を建てた時田舎から出てきて甲府の家に合流してくれた。その時母は南アルプス市の家の庭に咲いていたシャクヤクを甲府に持ってきて植えたという。母はもう32年前に亡くなってしまったがその後も毎年咲いていた。宿根性だから毎年咲くのだといえばそれまでだが、妻が良く管理してくれたから毎年咲いてくれたのではないかと思った。5月11日は母の命日なので南アルプスまで墓参りに行ってきたがその時はまだシャクヤクは咲いていなくて蕾だったかもしれない。でもそのいわれを詳しく知っていたら蕾でも母の墓前に挿してあげたかったなと思った。
2024.05.15
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バーベナ シャクナゲ今朝は有価物整理の当番に行ってきた。ペットポトルやアルミ缶、鉄缶、色瓶、透明瓶などの区別をしてそれぞれ大きな麻袋に入れる作業である。朝6時からなので数日前から緊張し目覚ましを5時半に合わせ時間通りに出仕した。全部で4人集まり、私以外は全て女性であった。近年高齢化が進み当番に出れない家庭も増えて当番制を見直してその作業はお金を払って業者にお願いしたらどうかという意見も出ているが、まだ具体化されず当番として出てくるのは女性が多くなってきている。女性の年齢はよく分からないが2人は30~40歳代、もう一人は50~60歳代と思われた。80歳代の男性の私を含め皆さんよく働いて30分くらいで作業を終了することができた。ペットボトルは蓋がついていてはいけないのを知らないで、蓋つきのまま提出している人がいてその蓋を取る作業も皆で協力して行った。数日前から気にかけてきた当番だが皆で協力してがんばったらあっという間に終わった。それから病院に出勤し、数日前から腸閉塞症状があり気にかけていた98歳の男性患者さんを県立中央病院に電話で状況を話して転院させていただくことができた。88歳の潰瘍性大腸炎の男性患者さんが退院を希望しているが勤務している家族の受け入れ態勢が難しく、本人の希望をかなえてやれず心を痛めていたが、看護師と話し合う中で、なんとか希望を叶えてやれそうな状況が出てきて安堵している。有価物の整理と病院の仕事は全く別の仕事のように見えるが基本は同じだなと思った。仲間とのコミュニケーションがうまく取れて、仕事がスムーズにいくと嬉しいものだなと思った。
2024.05.14
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星野富弘さんの絵と小文 庭の松葉牡丹先月28日に口で絵や詩を書いて多くの人に勇気を与えてきた星野富弘さんが78歳でお亡くなりになられた。星野さんは体育の先生で24歳の時、宙返りをやった時に失敗して首の骨を折ってしまい、手足が全く動かなくなってしまった。9年間病院に入院して、その間はお母さんがずっと付き添って看病してくれたが、悲しみと自暴自棄でお母さんに八つ当たりこともあった。しかし手足が使えなくても口は使えることに気づいて口に絵筆や筆を咥えて絵や詩を書き始め、主に花を描き、それに詩を添える画集を発行するまでになった。上の写真はドクダミの絵だと思うが、それに小文「知らなかったよ こんなにきれいだったなんて すぐそばにいて知らなかったよ」と添えられていた。ドクダミは繁殖力が強く、何処にでも生えて嫌われている花だと思うが、よく見たら凄く綺麗だった。今まで気がつかなくてごめんという気持を書いたのではないかと思う。自分はこんなに無様な姿になってしまったが生きて行かなくてはならない。でももっと辛い状態で生きている人もいるのだと前向きに考えるようになった。そして草花を描いているうちにどの花にも同じような愛情が感じられ、画集を出したら多くの人の感動を呼び、アメリカを始め多くの国で個展を開くまでになった。5体満足の人でもそれに感謝しないで粗末な人生を送っている人もいる。星野さんは首から下は全く動かすことが出来なくて、どんなにじれったい思いをしたか分からない。それでも絵と詩を通じて多くの人と触れ合うことが出来た。体の障害などで悲しみにくれていた人達に勇気を与えることが出来て幸せだったと述べていた。首から下が全く動かないのにあんなに明るく楽しそうに生きてこられた星野さんのことを思って、もっと感謝し、明るく生きていかなければと思った。
2024.05.12
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シラン、紫と白昨日86歳男性の方の訪問診療に行ってきた。パーキンソン病が原病で肺炎などで時々発熱する方でほぼ寝たきりで奥さんが付ききりで介護している。声は出せないので奥さんが30分位の間隔で見に来てその様子で車椅子にのせて大小便などの介助をしている。奥さんはお琴の大師範なので別室で生徒さんに教えていながら時々様子を見に来るとのことだった。買い物などで家を空けなければならない時もあるが1時間が限度とのことで大変だなと思った。今は介護施設が充実しており、そういう人のために様々な施設があるのでそれらの施設の概要を説明する。その方も介護施設を利用したらよいのにと思ったが、それぞれの事情があるだろうから一概には言えない。介護施設の対象年齢は原則65歳以上だが特定疾患に認定されている場合はそれ以下でも入所可能となる場合がある。1.特別養護老人ホーム(特養)常に介護が必要で在宅では介護が難しい高齢者、入居金が不要で月額利用料金も安価2.介護老人保健施設(老健)医療やリハビリを必要とする要介護の高齢者を対象、在宅復帰を目指してリハビリを提供、3~6か月の退去が前提、利用料金は安価3.介護医療院、日常的な医療やターミナルケア、生活の場としての機能も備えている。安価4.経費老人ホーム(ケアハウス)一般型:家族のサポートを受けることが難しい高齢者を対象で低額な費用で日常生活をサポート介護型:要介護1以上の人が入所可能、要介護度が上がっても住み続けることが出来る5.グループホーム、認知症高齢者を対象、5~9人の小規模施設で食事の支度や掃除などを介護スタッフと一緒に共同生活を行いながら認知症の進行を遅らせることを目的としている6.有料老人ホーム介護付:食事、洗濯、清掃などの生活支援サービス、排泄、入浴などの身体介護サービス等が24時間体制で受けられる。費用はサービスの程度に応じて段階的に高くなる住宅型:食事や清掃などの生活支援が中心、介護サービスは外部の事業者との契約が必要7.サービス付き高齢者住宅(サ高住)必須サービスは安否確認と生活相談のみ、介護、生活支援サービスの有無は施設ごとに異なり、そのサービスが付いている所とついていないところがある。1~5は社会福祉法人などの運営で比較的に安価だが6~7は主として民間企業の運営で料金は様々である。手元に民間老人ホーム「ベネッセ」のパンフレットがあるが、首都圏を中心に全国352ヶ所の有料老人ホームを運営しているがその内容は至れり尽くせりで人生最後を楽園のような所で暮らせてご老人の方も幸せだなと思える。料金体制は6つのクラスに分かれており、最低クラスが月々25万7千円で、敷金が68万7千円かかる。クラスが上がるごとにサービスの内容は充実してくるがお金も高くなる。社長の滝山真也氏の「ご本人様とご家族様にとことん寄り添い、その方の良く生きるを共に探求し、作りあげることをモットーにしています」の言葉通りにサービスは行き届いているようだが、お金があっての話だと思った。
2024.05.11
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白いバラ(新雪)数日前(5月6日)の新聞にアメリカの思想家エマソン(1803/5月生まれ)の言葉が載っていた。8歳の時に父に死なれ、長じて結婚したら1年半で妻が結核で亡くなってしまった。二人の弟も亡くなり、再婚して子供が生まれたが5歳の長男も亡くなってしまった。しかし彼は不幸に嘆いてばかりいないで、多くの著作を著わし、講演も行っていった。彼の言葉に「苦役、災難、重病、貧窮、全て雄弁と知恵を与えてくれる教師です」や「世界中で価値あるものはただ一つ、活動的な魂です。この魂は誰でも持つ資格があります。この魂は誰もが自分の内側に持っているものです」等がある。災難や苦痛に打ち負かされないでむしろそれをテコにして魂を活動させていくべきだと訴えていたのである。また「今の境遇がどうであろうと、夢や希望を手放すことなく、挑戦の歩みを一日一日と続ければよい。自分を取るに足らない存在と卑下する必要は全くない。自分でなければ果たせない使命がこの世にあることを信じ、前進することが大切だ」と述べている。78歳でこの世を去ったが,約200年前、自分の不幸な境遇をばねにして魂の躍動を説いて、若者たちを鼓舞してきた偉大な人物がいたのだなと思った。私にも夢や希望があったが、日に日に衰えていく体力から、もう無理だという気持ちになっていたが、エマソンの言葉に啓発されて、一日一日挑戦の歩みを継続していこうと思った。
2024.05.09
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紅葉の下でひっそりと咲いているスズランロシアとウクライナの戦争が続いている最中なのにハマスがイスラエル側に侵攻して人質をとったことがきっかけでイスラエルの過剰な報復戦争がはじまり、ガザ地区の住民は家を追われ、病院を破壊され、命も奪われて地獄の苦しみを味わっている。世界中の宗教心のある人もない人も戦争の早期終結を祈っている。アメリカのバイデン大統領もイスラエルのネタネヤフ首相に再三停戦を呼びかけているが、ネタニヤフ首相は多くの人命が失われていることに目をつぶって、ハマスが降参して人質を全員解放するまで攻撃を止めないとして攻撃を続けている。アメリカではハーバード大学やコロンビア大学などの主要大学でイスラエルの攻撃反対、イスラエル系企業との連携反対の大きな反対デモが起こり、多くの学生が逮捕されたりしている。このような事態の中で5月6日イスラム組織ハマスは仲介国のカタールとエジプトによる停戦案を受け入れると発表した。ハマスが受け入れた停戦案はそれぞれ42日間づつの3段階の休戦で、第一段階はハマスが女性や子供を中心に33人を解放し、イスラエルは多くのパレスチナ人を釈放する。第二段階はハマスが兵士を含む残りの人質を解放し、イスラエル軍は全面撤退する。第3段階でガザの復興を双方で行うというものだが、イスラエルはイスラエルの要求の核心的部分を満たすにはほど遠いとしてイスラエルが受け入れられる条件を提言するため代表団を交渉の場カイロに向かわせたとのことである。お互いの意見の違いは大きいかもしれないが、交渉の場が設けられたのは明るい一歩だと思う。イスラエル内でも戦争反対のデモが起きている。今回の交渉で終戦が決まることを心より祈っている。
2024.05.08
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ナニワイバラ テッセン 今朝の朝日新聞朝刊一面トップに「身よりなき老後、国が支援制度~日常生活から死後対応まで試行へ」という記事が載っていた。一人暮らしで身寄りのない人が増えて病院や施設に入る際の保証人やその手続き、葬儀や遺品整理など家族や親族が担ってきた役割を果たす人がいない高齢者が増えて、誰がそれを担うかが課題になってきた。 今後、未婚で高齢になり身寄りのない高齢者が急増する危機感があり、その対策を急ぐ必要が出てきたのである。 そのため厚労省は今年度から二つのモデル事業を開始することにした。一つは市町村や社会福祉協議会などに独り者相談の窓口を作り、コーディネーターを配置するもので、日常の困りごと、入院や葬式などあらゆることの相談に乗てくれる部署を作り、財産管理や死後対応などの道筋をつけてやる事業である。契約にはお金がかかる。もう一つの事業は市町村の委託、補助を受けた社協などが、介護保険などの手続き代行から、金銭管理、緊急連絡先としての受託、死後対応などを纏めて面倒を見てくれる制度で、金がかかっても国による補助で、資力がない人でも契約できるようにする。今年度からスタートするとのことで今後色々改善されていくと思われるが、身寄りのない高齢者にとって、今後さらに利用しやすい型に改善してもらいたいと願う。
2024.05.07
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オオテマリゴールデンウイークが終わった。野菜の植え付けや暖房器具の片づけ等を行い、今日は昼フランス料理を食べに行ってその後食料品の買い物をして帰ってきた。夜は長嶋茂雄のアナザーストーリーを見てその後巨人中日戦をみてまあまあのゴールデンウイークだったかなと思ったが、心残りはある。この休み中にピアノでベートーヴェンの月光をある程度まで弾けるようになろうと思っていたが殆ど進捗はなかった。ピアノはもう10年も前から先生について習っているが、中々進歩がない。「駅ピアノ」や「空港ピアノ」「街角ピアノ」をみると独学で3年とか、独学で3か月位の人でもすらすらと弾いている。私は先生について10年だがとても彼らのようには弾けない。もとより才能がないことは自覚しているが10年も練習してこの程度かと思うと心が折れそうになることがある。連休中に練習して上手になろうと思ったがそれは叶わなかった。でも私の信条は挑戦することに意義があり、それが人生だと思っているので、結果はともかく引き続き努力を続けて行こうと思っている。
2024.05.06
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つるバラ、アンジェラ私はこの齢なのに未だに日曜日にピアノのレッスンに通っている。いつも車で行くがそれ程遠くない所なので妻から「今日は天気もいいし、健康のために歩いて行ったら?」と言われた。「たまにはいいか。仕事場で毎日5000歩位歩いているので歩けないことはなかろう」と歩き始めてみたら結構大変で、時間も気になるし、大変だった。仕事場で歩くのとは大違いだと思った。往復で3670歩でそれ程遠くないところだが、時間に遅れないようにしようと焦りながら歩いた。車の運転時は道の周りの景色はあまり目に入ってこなかったが、歩いてみると結構綺麗な花が道路脇に咲いているのが目に入った。帰り道で上の写真のつるバラ、アンジェラを眺めていたらご主人も丁度表に出ていて「気にいったら枝を切って差し上げますよ。今の時期なら挿し木で立派に育ちますよ」と言いながら枝を切って渡してくれた。妻は花を育てるのが好きだから、きっと喜ぶだろうと思って、ご主人になんどもお礼を言って、意気揚々と帰ってきて妻にその枝を渡したが「つるバラはすぐ増えて広がりすぎて困るから挿し木にはしません」とのことでがっかりだった。歩くとご近所の方ともこのような形で触れ合えていいものだなと思ったが、平坦な短い距離の勤務先での歩行に比べ、歩行数は同じくらいでも道を歩く方がはるかにつらかった。でも健康のために次回も歩いてレッスンに通ってみようと思っている。
2024.05.05
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アルテッシモ(バラ)小林製薬の紅麴サプリ、悪玉コレステロールを低下させるとするコレステヘルプ服用者で腎臓機能障害の患者が続出して大きな社会問題になっている。近年、病気になってからでは遅いので予防医学の重要性が叫ばれ、ビタミンやミネラル、タンパク質、良質の脂質、記憶力を回復させる物質などを含有するとする健康食品を摂取する人が増えている。2019年の20歳以上の男女についての厚労省調査では体調が悪いので服用する人もいるが大半の人(70%位)は健康維持、増進の為に服用しているとのことである。その調査で何らかの健康食品を摂取している人は男性3割、女性4割弱摂取しているとのことだった。それを摂取したために本当に健康が保たれ、増進できたかの科学的実証は行われていない。アメリカでは成人の約8割は健康食品を摂取しているとのことで、日本でもその摂取率はさらに上昇していくことが考えられる。昨日の朝の教育テレビ「今日の健康」では肝臓に良いとされる健康食品「うこん」やハーブを摂取して肝炎を起こした症例の報告があり、サプリメントと病院で貰った薬を一緒にのんでいてやはり肝炎を起こした症例の報告もあった。「このサプリメントは健康によいです」との宣伝につられて、多くの人に利用されているが、医薬品と違って効果の実証や副作用の提示などは求められていない。今度の小林製薬の問題を受けて何らかの規制をすることが検討されているが、何と言ってもそれを摂取する各個人の選択眼が問題になる。摂取する場合は、昨日の「今日の健康」でも言っていたが、医師や薬剤師に相談してから摂取するのが良いと思われる。
2024.05.04
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畑に植えたトマト、レタス、スイカ、キュウリ 畑の脇で咲いていたオオツルボ(シラーベルビアナ) 先日5/1義兄が来てくれて畝を切って肥料を入れて、これから苗を植えようとしたとき小雨だが雨が降り出してしまい、中断していた苗植えを本日行った。 5/1に備えてホームセンターから買ってきておいた苗を端からトマト大玉4本、トマト中玉4本、レタス3本、スイカ1本、キュウリ4本、まだ実が成っているエンドウを挟んで右側にここには映っていないがナス5本、ピーマン5本、スイカ1本を植えて支柱を立てて終了とした。その畑の脇にオオツルボが咲いていたので写真を撮った。植え終わって義兄に無事植えましたと電話で連絡した。 その畑の左側にジャガイモ畑があるが紫色の花がチラホラ見えた。三重県の友人の畑のジャガイモに花が咲いたとの知らせを見て、山梨はまだまだ先の話だと思っていたら当方でも咲き出したので花の時期はあまり違わないのだと思った。妻の話だと義兄から「ジャガイモの花が咲いたら摘み取りなさい。そうすればいいジャガイモが採れる」と指導されたそうだがその教えは実行していない。
2024.05.03
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ジャーマンアイリス チェリーセージをバックに咲くアヤメ(紫) 義兄が本日、酸素ボンベを抱えて、ナス、キュウリ、トマト、ピーマン、スイカ、レタスを植えるのを指導に来てくれた。畝を切り、肥料を入れて、苗を植えるところまで教えてもらったが、途中で雨が降ってきたので止めて、義兄は息子に迎えに来てもらって帰っていった。続きは今度晴れた日に行おうと思うが今日しっかり教わったのでその時は自分達だけでも大丈夫だと思う。 義兄は89歳位だと思う。私の姉と見舞い結婚して私達が両親と一緒に今の甲府の地に住むようになったら家の脇に僅かばかりの畑があったので耕運機を車で運んできて野菜を作ってくれていた。15年くらい前姉が脳梗塞になり、入院している間は毎日病院にお見舞いに行き、合間に我が家の畑にも来てくれていた。 姉は8年前78歳で亡くなったが、病気で入院していた4~5年は1日も休まずお見舞いのために病院通いしていた。姉が亡くなってからも季節になると我が家に来てくれていたが、5~6年前から、アスベスト肺で呼吸が苦しくなり耕運機を運んでこれなくなったので、事前に私がスコップで耕しておき、ジャガイモを植える時とナスやキュウリを植える時に、息子に送ってきてもらって来てくれて、口で指導してくれたが、時には息が苦しいのに実際に鍬を取って畝の切り方を教えてくれる時もあり、その後は苦しくてすぐ家の中に入って長椅子に横になっていた。 アスベスト肺になったのは21歳の時に電線製造会社に就職し、電線の絶縁の為にアスベストを使用しており、約10年間その仕事に従事していた結果だと思われた。80歳位までは普通に生活していたがその頃から息が苦しくなり、病院で診て貰ったらアスベスト肺ということでそれがだんだん進行して今では殆ど寝たきりになってしまった。しかし毎日のようにヘルパーさんやリハビリの人が来てくれて、料理を作ってくれたりお風呂に入れてくれて洗ってくれたりしているとのことである。 3月頃コーチしてもらって植え付けたジャガイモが今は青々と茂っており「よく育っているね」と満足そうだった。その畑の周りにジャーマンアイリスやアヤメやチェリーセージが咲いていたので写真を撮って冒頭に載せさせて頂いた。義兄は肺が悪くて自らは耕せないけれどもその指導力で野菜をこの花たちのように見事に生育させる力があるのだなと思った。おにいさんありがとう。
2024.05.01
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今朝の庭の一隅、ナニワイバラのアーチの下に右からスプリングピクシー、チロリアンランプ、その左側上方に赤いアルテシモが見える何年も前から政府は少子化対策を行ってきたが成果を上げないどころか益々少子化は進行している。外国の真似をしたり子供が生まれたらお金を支給するなどの政策は少しは効果はあるかもしれないが殆ど費用対価にはなっていない。少子化の真因を考えていないのではないかと思う。真因は結婚しない男女が増え、結婚しても晩婚化が大きな要因だと思う。その真因に目をつぶってお金をあげるので子供を産んで下さいの政策では効果を上げることはできないと思う。結婚ラッシュ、その結果としての子供ラッシュを想定した政策こそ効果の上がる政策だと思う。本年4月第3次健康日本21がスタートした。その内容をよく読んでみたが少子化に対する対応策は見出すことが出来なかった。ライフコースアプローチを踏まえた健康づくりの項目では子供、高齢者、女性等年齢や性別に健康を評価していくとなっていたが、結婚や出産についての記述は見いだせなかった。具体的記述はなかったかもしれないが、今度の第3次健康日本21ではこの10年間で結婚率があがり、出生率が上がるような政策を行って頂きたいと願っている。
2024.04.29
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赤いバラ アルテシモ2000年度に21世紀における健康づくり運動としてスタートした健康日本21はほぼ10年ごとの改定を経て本年4月より第3次健康日本21が始まり2035年まで続く。第3次の基本ビジョンは「全ての国民が健康で心豊かに生活できる持続可能な社会の実現」であり、その実現のために4つの基本的な方向が示された。1)健康寿命の延伸と健康格差の縮小ただ生きているだけでなくほどほどの日常生活ができる状態の延長と、貧富や家庭環境の差などによる健康格差を少なくしていく。2)個人の行動と健康状態の改善適正体重の維持、BMI18.5以上25未満、野菜摂取量の増加・平均値350g以上、運動習慣者の増加、国民の40%以上、睡眠時間の確保6~9時間(60歳以上は6~8時間)、純アルコール摂取量男性40g以上、女性20g以上の者10%以下に減らす、20歳以上の喫煙率12%以下に減らす。糖尿病有病者1,350万人以下に減らす。COPD(慢性閉塞性肺疾患)の死亡率を人口10万人当たり10人以下にする。3)社会環境の質の向上健康的で持続可能な食環境づくりの推進、居心地がよく散歩したくなる街づくりの推進、など健康を個人の責任だけに帰するのでなく、社会全体で取り組んでいく姿勢が示された。4)ライフコースアプローチを踏まえた健康づくり子供や高齢者、女性などライフコース(年代や性別)に合わせたきめ細やかな健康づくりの指針、例えば女性では痩せすぎの予防、過量飲酒者の減少、骨粗しょう症検診受診率の向上等が示された。健康日本21は厚労省が決めて各都道府県に発令して目標値に到達するように指導する内容である。第1次では胃がん検診、大腸がん検診、乳がん検診の受診率の向上など、個人の健康意識向上が中心だったと思われるが第3次では健康づくりが個人の努力はもとより社会環境の整備にまで広がってきたと言えよう。国の通達文章は長文で難解だ。表やグラフも難解である。市町村がどれだけその本意を理解してくれるか分からない。私は上記4項目に絞ってサマリーを書いたがそのバックとなる書類は膨大である。もっと分かりやすくして市町村だけでなく一般の人にも公表してもらいたいと思う。この4月から第3次健康日本21が始まったことを知っている人は余りいないと思う。市町村に対する締め付けが大きい内容だが、当然のことながら個人が努力しなければ達成できないものが多い。新聞、テレビで宣伝すべきだと思う。
2024.04.28
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ラベンダー昨日の朝5時55分からの教育テレビ「私のリハビリ・介護」を観た。昨日のお客さんは作家の落合恵子さんで聞き役が宮本亜門さんだった。落合さんはシングルマザーのお母さんから生まれて小さい時から二人で支えあいながら暮らしてきたとのことである。ある時からお母さんがパーキンソン病になり、認知症も加わって介護しなければならなくなった。食事や入浴、排泄など、すべてに手がかかり、自分も仕事を持っていたので施設で預かって頂くのが良いことは分かっていたが、そうすることをしないで7年間自宅で介護した。仕事上出張しなければならないこともあったが、その場合一旦家に帰って施設に行く手間を考えたら自宅に帰れば直ぐ母親に会えるのでその方がよいと思っていた。段々症状が重くなってくると家を空けることが出来なくなり、夜も昼も介護で全然寝れないこともあったとのことである。いよいよ末期になり、訪問診療の医師から入院を勧められたが、入院でも自宅でも結果は同じなので、最後の息を引き取る時も自宅で見守ったとのことである。辛いこともあったが自分を含めて誰もが通る道で、亡くなるまでの経過を予習させて頂いたと述べており、施設で皆さんのお世話になることもそれなりの意義はあるけれど、自宅でずっと死の経過を学ばせて頂いたのはよかったと述べていた。お母さんがお亡くなりになったのは10年前で今とは状況が少し違っていたと思う。その当時も施設の方がよいと思われていたが、今はもっと進んで、施設でなければ無理と思われる時代になっていると思う。それでも中には自宅で看たいと思われる方もいる。その場合は社会資源を存分に使って援助してあげたいと考える。
2024.04.24
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20年くらい前三重県の友人から枝を送ってもらって妻が挿し木で育てたチロリアンランプ昨日「頂き女子」で有名な渡辺真衣(25歳)被告が名古屋地裁で懲役9年、罰金800万円の判決を受けた。ホストに貢ぐために風俗店の男性客3人から親と縁を切るため、借金を返済するためなどと嘘を言って1億5千万円騙し取った罪に対する判決である。実際にはもっと大勢の人からもっと高額なお金を受け取っていたと思われるが、今回の裁判は上記1億5千万搾取に対するものであった。新宿の有名ホストバーのお目当てのホストの稼ぎ額がナンバーワンになるよう貢いだとのことで、一回のホスト店への支払いが2700万円になったこともあったとのことである。不幸な生い立ちで、アトピー性皮膚炎でいじめられたこともあったとのことで、「誰か人のために尽くしたいという気持ちがホストに貢ぐことになってしまった」と供述しているとのことである。誰かのために尽くすとなると人間は思いもよらない力を発揮することがあり、彼女も自分を必要としているホストの為に力を振り絞って大金を集めたのだと思う。女ごころを利用して、上限なしの大金の提供を受けたホストにも責任があり、逮捕されて裁判にかけられているが渡辺被告よりは格段に罪は軽いと思われる。大罪を犯した渡辺被告の無知と無謀さは当然咎められなくてはならないが、犯罪の温床である、ホストバーでの後払い制度などは即時禁止してもらいたいと思う。借金が嵩んで売春に走る女性が多いと聞く。今回の判決を他山の石としないで、社会全体で転落女子を生まないよう努力していくべきだと考える。
2024.04.23
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ツツジとシャクナゲハナミズキ ウズラバタンポポトビズムカデあるところに多くの人や物から好かれている女性がいた。道を歩いていると殆どの小中学生たちが「こんにちわ」と挨拶してくれる。バスを待っていると知恵遅れの子供が笑いかけたり話しかけたりしてくれる。クラブ活動のかたずけ物をしていると仲間の人が近づいてきてどうしても○○さんの側に来てしまうと言われる。ご高齢の近所の人やゆかりのある人から絶えず電話があり、遊びに行きたいと言われる。歯医者さんに行くと初対面でも先生が親しげに色々話しかけてくれる。結婚した家庭では夫の両親から夫の何十倍も好かれていた。その人が行くところ誰からもあの人はいい人だねと言われている。人からだけでなく花々にも好かれているみたいで季節になると植えたり種を播いたこともないような花も咲き出して庭は花園のようになる。市街地に住んでいるのに狸が庭に現れて挨拶に来たこともある。先日はムカデまで寄ってきた。夜中に突然家の中でご対面して仰天したが珍しくひ弱な夫が上図のムカデを何度も踏みつけて退治した。嫌われるのも大変だが好かれるのも大変だと思う。毎日友達との付き合いでおかずを作ってやったり話し相手になってやったりして大忙しをしている。夫に対してはいつも豪華な食事を大量に作り、粗食、小食を望む夫と言い争いをしている。夫は粗食、小食が健康によいと信じており、何より無駄を出さないようにといつも言っているが聞いてもらえずいつも同じことで言い争いをしている。でも多くの人や花たちに好かれるのは人や花に尽くしているからだと思う。夫にも本人は尽くしているのだと言っている。「多ければ残せばいいといつも言っているのに」ともいう。それでもわだかまりはとれず、言うことを聞いてくれないといまいましい気持ちを持っている。周りからみると幸せで羨ましいと言われるが「過ぎたるは猶及ばざるが如し」といつも不満を言っている夫、その不思議な女性の良さがいつか分かる時がくるのであろうか。
2024.04.21
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土寄せしたジャガイモネギの花と春菊の花本日土曜日で朝から以前義兄にコーチしてもらって植えたジャガイモの土寄せをした。今週の日曜日ほんの軽い作業しただけなのに脱力で歩くのも大変になってしまったので今日は事前にリポビタンゴールドを飲んでから作業したら日曜日の時のようにはならなかったので少しは効果があったのかなと思った。雨の翌日なら地面が柔らかかったかもしれないが本日はコチコチに硬かったが休み休みしたら何とかやり終えることが出来た。義兄からジャガイモの芽が出てしばらくしたら土寄せしなさいと妻は言われていたので、今までは妻がしていたのではないかと思うが今回は私が初めてした。今まではそんなことより大切なことがあると軽視していたが、自分で身に染みてやってみたらたしかにこうして土を寄せておけば根が張りやすいと思った。畑の周りにネギの花と春菊の花が咲いていたので作業終了を記念して写真を撮った。大げさかもしれないが体力のなくなった老人にしてみれば花々に賞賛して貰いたいと思ったのかもしれない。
2024.04.20
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ローゼンセマムこの頃毎日のように受け持ち患者さんが入院してくるが本日は99歳の男性で左大腿骨頚部骨折の患者さんが入院してきた。耳は遠いが一人暮らししていたとのことである。奥さんは95歳で認知症で施設に入っており、お子さんは二人いたが長女の方はお亡くなりになり、長男が東京に住んでおり、本日来甲して入院時の受付を行った。ご本人は3/14に自宅内で転倒し、上記部の骨折の診断で、3/21に腰椎麻酔下で、人工骨頭挿入術を受けてリハビリ目的で本日当院に入院してきた。先ほどご本人にお会いしてきたが難聴はあるが、認知症はなく、普通の会話ができる人で驚いてしまった。長命化も遂にここまで来ているのかと思った。女性で100歳位の方は大勢診ているが男性で99歳は珍しい。しかも認知症ナシは凄いことで結構これから男性の100歳も増えるのではないかと思われた。女性の100歳以上は結構いらっしゃるが多くは認証症がかっている。女性でも男性でも長生きもいいが自分も含めて認知症になって長生きするのもどうかと思っていたが本日入院した人のようなら、長生きしてもいいかなと思った。
2024.04.19
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ハナニラ○○市医師会報に小生の書いた「リハビリテーション医療に従事して」が掲載された。医師になったばかりの時は2年間6か月づつ内科、小児科、皮膚科、病理検査科をローテートして、その後郷里の○○市の国立病院で循環器系を中心に内科全般の入院患者さんの診療で5年間勤め、その後神奈川県の大学病院に移ってからは胃カメラなどの消化器系検査などを主に担当して5年間働いて博士号を頂き、その頃郷里の山梨に医大ができたので草創期の消化器内科に入局した。大学に4年間務めた後厚生連健康管理センターに出向して検診業務に20年間従事して退職し、求めに応じてxx市の急性期病院に勤めることになり、内科全般の患者さん達の診療に12年間従事した。このような経過を見てくると、ある医師の専門科は大学卒業時までに決まっている訳ではなく、大学を卒業してから入局する医局や自分の希望で好きな科目を選んで専門にしていく経過がお分かり頂けたと思う。xx市の急性期病院を退職したあと、しばらく家にいたが誘ってくださる人がいて今のリハビリテーション病院に勤めることになり、4年が経過した。今まで循環器科、消化器科、検診科、総合科などで働いてきたが今度はリハビリテーション科という新しい分野で、骨折、脳卒中、パーキンソン病、その他の指定難病のリハビリを行う病院で、理学療法士その他が、機能回復のために専門的治療を行っている所である。毎月、理学療法士、作業療法士、言語聴覚療法士、看護師、医師、ケースワーカー達がリハビリの進行状況について話し合い(カンファレンス)を行い、その結果を医師が家族との面談で伝えている。一般病院だと診断から治療、退院後の入居先など殆ど全て医師の責任で行うが、リハビリ病院では多くの職種が関わり、医師の権限や責任が分散されて医師の責任が軽くなった印象だが、飲み込めなくて鼻管から栄養を入れていた人が言語聴覚士や看護師による訓練で飲み込めるようになったり、多発骨折で寝たきりになるかも知れないと思われていた人が、杖を突きながらでも歩けるようになった時の喜びはチーム全体の喜びであり、やりがいのある仕事だと思っていると書かせて頂いた。
2024.04.18
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ダッチアイリス・シンフォニー幸福とは才能に恵まれ、お金があって、健康にも恵まれ、願い事が叶い、周りからちやほやされている状態と仮に定義すると、不幸とは才能がなく、お金もなく、色々病気を持っていて、願い事が全く叶わず、周りから虐められたり、悪口を言われている状態と考えることも出来る。しかし本当にそうだろうか?才能に恵まれ、お金があって、健康にも恵まれ、願い事が叶い、周りからちやほやされているのに少しも幸福ではなく、不幸だ、死にたいと思っている人もいる。反対にお金がなく食べるものにも事欠き、周りから「乞食がきた、汚い、追い払え」と言われているのに幸福感に満たされている人もいる。幸福とか不幸というのは金があるとかないとか、容姿が美しいとか醜いとか周りの状況で決まるものではなく、自分がどう感ずるかで決まるのだと思う。京アニ放火殺人事件では犯人は絶対の自信作のアニメを応募したが採用されず、自分の作品と殆ど同じものが自社作品アニメとして制作され、世に出された。盗作に違いないと怒り狂ってガソリンを撒いて恨みを晴らそうとした。アニメ会社に投稿するくらいだからアニメの才能はあったと思われる。金はなかったかも知れないが体は健康であった。作品を採用してもらいたい願いをずっと持っていたのだと思う。その願いが叶わず、自分を不運な不幸な人間と思い、破れかぶれで火をつけて多くの人を殺してしまった。これを地獄と言わず何と表現できようか。ほとんどの犯罪は自分を不幸な人間だと思った人によって起こされている。願いが叶うことについては願いというものはめったに叶うものではない。叶わないことを数えていったらきりがない。叶わない事ばかりで失望し、自分は不幸だと思い込み、凶悪犯罪を起こして地獄に墜落する。まず願いは簡単に叶うものではないことを認識すべきである。その上で冷静に見てみると叶った願いも必ずあるはずである。直接願ったことでなくてもそれを願っていく過程で技術を向上させ生活が豊かになっていることもある。幸福か不幸かは物事の判断の仕方だと思う。叶った願いをみつめ感謝するところに幸福はあるのだと思う。叶わなかった願いばかり、数えていたら惨めで不幸になる。よくよく考えてみると直接願って叶ったこともあるし間接的に願いが満たされていることも必ずあるものである。自分は不幸だと思っている人は、願いがかなえられたことを探してみるべきである。必ずどこかにそれはあるもので、本当は幸せだったのだと気づくものである。
2024.04.16
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白木蓮は3月中旬位に咲き寒さであっという間に茶色になってしまい花弁は落ちてしまったが昨日紫木蓮が咲いているのに気が付いた。約50年くらい前当地甲府に家を建てて両親と一緒に引っ越してきたがその時本家の従兄弟から贈られた花である。白木蓮は私が医学博士号を頂いた記念に植えて白いのでよく目立つが紫木蓮は地味な色なので咲いているのに昨日初めて気が付いた。頂いた従兄弟もかなり前に私が勤めていた病院で亡くなった。この花が咲くとその従兄弟を思い出す。
2024.04.15
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スパラキシス今日は日曜日なので朝からマスターズを見てピアノの練習をしたあと、明後日の有価物収集に備えて段ボール箱を壊してまとめて一つの箱の中に入れる作業を行った後、今まで寒かったので廊下に入れていた花たちを外に出す作業をして、妹に貰った土付きのサトイモを洗う作業をした。それだけのことで随分疲れて立ったり、座ったり、動きまわるのがやっとの状態になってしまい、リポビタンゴールドを飲んだら少し元気になったが、体力が無くなったものだとしみじみ思った。勤めでは聴診器とボールペンがあれば仕事出来ているが家では妻に言われたことを少ししただけでこんなに疲れてしまうんだったらもう終点に来ているんではないかと思われた。終点かも知れないがまだ生きている。生きている限りは「インターバル速歩」をして、少しでも体力をつけて最後の人生をを全うしなければと思った。
2024.04.14
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ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方 (ブルーバックス) [ 能勢 博 ]価格:990円(税込、送料無料) (2024/4/13時点)楽天で購入能瀬 博さんの書かれた「ウオーキングの科学」を読んでいる。誰もがウオーキングは健康によいことは知っているが、どれくらいの速度で、どれくらいの頻度で、どのくらいの時間行えば、どれだけの効果があるかということを明確に教えてくれる書物は少なかった。本書では著者らが10年間に渡って7,000人以上について実証実験した結果なのでかなり説得力があった。彼らが提供する歩き方は「インターバル速歩」でややきついと感じられる早歩きを3分、ゆっくり歩きを3分交互に繰り返す歩行法である。それを1日5回、(3+3=6分)x5=30分、を週4日以上繰り返すと5か月間で体力が20%以上向上して10歳以上若返り、生活習慣病の症状が20%改善し、うつ症状や関節痛の症状も50%以上改善すると述べている。認知症も改善するとのことだ。このインターバル速歩をした人と毎日1万歩歩いた人と何もしない人の3つのグループに分けた検証では、明らかな効果が認められたのはインターバル速歩のグループだけで1万歩のグループは何もしないグループと殆ど同じだったとのことである。インターバル速歩のミソは早歩きが入っておりこれが効果をあげており、漫然と1万歩歩いたのでは効果は期待できないとのことだった。その理由や実験データなどを詳しく解説してあるので、若返りたい人や心身を健康にしたい方にはお勧めの本である。
2024.04.13
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庭の一角、シバザクラ、チューリップ、スイセン、椿等滋賀県に住んでいる息子が東京に出張する用事があり、昨日の夕方来甲し、今朝早く中央線の新宿行きに乗って去っていった。一晩泊まるだけなのに、妻は昨日の昼、オートバイで買い物に行ってきた。腰が痛いというのに刺身や肉、野菜などをどっさり買ってきた。そして夕飯は肉をレタスで巻いて食べる料理、マグロの刺身、大根、卵、コンニャクのおでん、トマトと玉ねぎのサラダなどを食べきれないほどいっぱい作り、タケノコご飯も作った。息子は50歳を過ぎているのに子供時代、青年時代と同じだと思っているのか「もっとどう?」と勧める。齢とるとそれ程たべられるものではないが、母親からするといつでもいっぱい食べてくれるものと思っているので「もう腹いっぱい」と言われて少しがっかりしているようだった。その姿をみていると母親というものは息子が一晩泊まるだけでも張り合いがでて頑張るものだなと思った。息子が出発した後は、また寂しく老夫婦だけに戻ったが、母親というものはいくつになっても子供に対しては変らない気持ちを持ち続けており、家族と一緒でも、一人だけでも偶に来てくれるのをどんなに喜ばしく思っているかよくわかった。
2024.04.11
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この「今が生死」というブログは2005/11/26に開始され約19年後の今日、アクセス数が2777777に達しました。7がずーと6個並んでおり、珍しいので写真に撮りました。実際にはどなた様もあらゆる数字の組み合わせを並べて、数字が増えていくのだと思いますので、この数字が別に珍しい数字ではないかも知れませんが、たまたまこの数字に近づいた時に側にいたので、しばらく別のことをしてこのPCに戻り、「ブログ管理」をクリックしたら一瞬2777777になっていたので写真を撮りました。そして急いでもう一枚撮ろうとしたらもう2777778になっていたので駄目でした。そのタイミングを外したら次に7を並べた数字なら3777777まで待たなければならず、それは7年後になり、7777777なら31年後になり、いずれも生きていないと思われました。たまたま2777777の数字のそばにいてそれを捕まえることが出来て良かったのか悪かったのか分かりませんが、何となく縁起の良い数字と思われたのでここに紹介させて頂きました。277万までこれたのは皆様のおかげと心から感謝申し上げます。
2024.04.10
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ツバキ(縞千鳥)投打に渡って天才的能力を持ち、それでいて絶えず訓練し、性格的にも思いやりがあり、周りの人や周りの国、世界のことを考えている、類まれなスポーツマン大谷も水原一平通訳の賭博問題で大窮地に陥ってしまった。「私は知りませんでした。水原さんに盗まれたのです」とコメントしたが、心中いかばかりか想像もできない。自分の今後のことを考えればそう言わざるをえなかったが、お世話になってきた水原さんに対してあんな言い方をしてしまった。自分は全く関係ありませんと言ったが、水原さんからそれとなく何度かお願いされたことがあった。全く関係無いとは言えないのではないか。弁護士からそう言いなさいと言われていても心の中の葛藤はすごかったと思う。中々ホームランが出なかったのはそのことも関係していたと思う。ホームランを打った後のコメントで、「球場にきたら水原氏問題などグランド外のことは忘れてゲームに集中して良い成績を出す。それが私の任務です」と言っているがそんな芸当は常人では中々できない。家に帰ればそのことが頭に浮かぶ。ゲームに出ても疑惑を晴らすために一発打とう、と思っても焦りが先に出て結果が出ない。益々あせって地獄に落ちる。というのが一般人の成れの果てである。しかし1号がでてからはスムーズに2号、3号を打つことが出来た。精神力が強いのだと思う。会見でチームの皆さんにお世話になった、新婚の妻に側にいてもらって助かったなどと周りの人への感謝を述べていたが実際大きな力になったと思う。嫉妬心から「それみたことか」とバッシングをうけて突き落とされるのが人生というものだ。だけど大谷には表面的にはそういう人がいなかった。人徳というものだと思う。この問題は長引くだろうし、他の予期しない問題も起こってくるかもしれない。自分を信じ、周りの人を信じて、グランド上で最高の結果を出して貰いたいと願っている。
2024.04.10
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ピンクの芝桜昨日は日曜日で休みだった。休日ということで気のゆるみもあったのか天気は良かったのに体調はすこぶる悪かった。食欲がなく、気力がなく、何もする気が起こらず、屋内を歩くのもよぼよぼ、よたよたで、いよいよ寿命が尽きる時が来たのかなと思った。そして月曜日の朝が来た。毎朝6時10分に目覚まし時計をかけておくが、起きた時の脱力感、倦怠感、力の無さは今までの日々と同じだった。でも昨日は出勤しなくて良かったが、今日は出勤しなければならない。車に乗った時にギアチェンジされ、病院に着いたら昨日の脱力、絶望状態の人間から別人になっていた。廊下の歩き方から違った。患者さんの回診でも相手の様子を把握し、きちんと激励してやることが出来た。先日の受け持ち検討会議でブログ仲間のだいちゃんの奥さんが褥瘡持ちとのことなので、多発骨折で褥瘡がある85歳女性を私が受け持つと申し出ていたので、本日その患者さんが入院してきた。在宅療養後しばらく経過してからの入院で、骨折は既にほぼ治癒していたが、術後のリハビリが十分行われておらず寝たり起きたりが十分できず、歩行ができない状態だった。これからリハビリで歩行器とか杖を使ってでも歩けるように訓練していくことになるが、褥瘡があるとそのリハビリにもかなり影響を与えるのでその褥瘡を詳しく観察した。2月頃からそれが出来始め、近医受診して軟膏を貰って塗っていたとのことである。今日の診察ではかなりよくなっており、あと数日で治るところまで改善していた。だいちゃんの奥さんは既に半年近く経過しており、治癒に時間がかかっている。基礎疾患とか骨折の部位や状態によって褥瘡の治り方は違うので実際に診察しないと何とも言えないが、だいちゃんには3か月で殆ど治った人もいるので基礎疾患などの違いで治癒が早かったり遅かったりするが希望を持って介護にあたって下さいと激励してやる予定である。昨日と今日を比べてみた。日曜で家の中にいると気が緩んで、だらしない格好でぐうたら生活しているが勤めに出ると周りからの眼もあるので、気持ちでも、能力でも格段に良い状態だったと思った。残り少ない人生、日々、楽しく充実した人生になるよう心掛けて行きたい。
2024.04.08
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【中古】 運動脳 新版・一流の頭脳/アンデシュ・ハンセン(著者),御舩由美子(訳者)価格:847円(税込、送料別) (2024/4/7時点)楽天で購入今スエーデン人のアンデシュ・ハンセン氏が書かれた「運動脳」が話題になっている。運動が健康に良いことはほぼ通説になっているが、本書はどのように効果があり、どのくらいの運動をしたらよいかを具体的に示しているので、納得できる。著者は精神科医なので、うつ病や無気力病、学力低下、認知機能障害など全てに効果があるとしている。うつ病だからと言ってどんなに良い薬を飲んでも、家の中でじっとしてしていたら症状は改善しない。運動をすることによって無気力病は改善し、生き生きしてくる。そんなに効果があるというなら運動の方法はさぞかし難しいのではと思われる方もいるかもしれないが至って簡単なものである。それは①1日30分の運動で良い。サイクリングでもジョギングでもウォーキングでもよい。有酸素運動で酸素を取り込む運動なら何でもよい。②その運動によって脈拍数が増加するものが良い。③毎日行うように習慣化することが大切この3つさえ満たされた運動をしていれば、必ず脳は満足し、健康になって幸せになるというのだ。そんな簡単なことで今までの悩みが解消されるとはとても思えないとおっしゃる方は多いと思われるが、運動するとアドレナリンなどのホルモンが分泌され、脳の海馬は成長し、人類がサバンナに住んでいた頃の原始脳に戻ることや改善治癒した具体例なども示してくれるので、興味のある方は一読をお勧めする。
2024.04.07
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昨日は1日中冷たい雨がしとしと降っていて桜花も縮かんでいたが今日は昨日とは打って変わって快晴、お花見に最高の天気になった。我が地域では火曜、金曜が燃えるゴミ、土曜がプラスチックごみを出す日でそれを出すのは私の役目で、今朝もラジオ体操が終わった早朝に武田通りの決められた場所にプラスチックを出してきた。桜が満開だった。まだ早いので車も通っていなかったので道の真ん中に出て写真を撮ってきた。これが武田通りでこの道の終点が武田神社である。桜の下に菜の花が咲いていた。この地域の自治会で毎年桜の頃に合わせてプランターに菜の花を育てて桜の下に並べてくれており、ピンクと黄色がマッチして綺麗だった。毎年並べてくれてあるが天候によって桜の開花と菜の花の開花がずれることが多く、桜の頃には枯れてしまい、かえって見苦しいから止めましょうという声もあったがこうして見事にマッチすると続けていてよかったなと思った。私も6年くらい前に自治会長を経験した。プランターに菜の花を育て沿道にそれを並べて水やり作業するのは自治会の役員でそれは結構大変な作業なので、役員から「桜が咲く頃は菜の花がしおれており、見苦しいので止めましょう」という意見が出てそれを自治会会議に提出したが、まだ継続したいという意見もあって結局続けてきて今年のように桜と菜の花がマッチすると結構いいものだなと思う。桜もあと数日すると散ってしまう。菜の花もしおれて片付けなければならない。今年は片付けるのも気分がいいのではないかと思う。役員さんありがとう。
2024.04.06
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妻が何年も前に山梨県の観光地清里から買ってきたイベルス毎年春になると庭の一角にこの小さな花を咲かせます。昨日国会内で行われた裁判官弾劾裁判で仙台高裁の岡口基一判事(58歳)が罷免された。SNSでの投稿が問題視され、法曹資格もはく奪されるので弁護士にもなれない。これからどうして生きて行ったらいいのであろうか。ツイッターに17歳の少女が殺された事件について不適切な用語を使って投稿し、遺族から不快な印象を受けたと抗議があっても改めず「遺族は自分を攻撃するように洗脳されている」などと投稿して遺族にさらに不愉快な感情を与えたとして「国民から与えられた負託に反した行動である」と判断されて罷免されてしまった。投稿内容は罷免に相当するほどひどいものとは思われないが、遺族が抗議してからも投稿したとして人格的に裁判官に相応しくないと判断されたようだ。SNSへの投稿は何を書いても良いと思っていたのかもしれないが、投稿内容が個人が特定されるような内容は問題で、感情的になって何度も反論したりするのもNGで、裁判官は人格高潔でなければならないに反していると判断されてしまい、今後の生活をどうしたらよいか分からない状態に自らを落としてしまった。SNSには自分の思ったことを何でも投稿してよいと思っている人もいるかもしれないが、その内容によっては弾劾されて明日からの生活にも困る事態になるかも知れないので、その内容を十分吟味してから送信すべきだと思われた。
2024.04.04
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エンドウの花、妻が昨年11月頃苗を植えてその後雪も降ったりして何度か枯れかけたこともあるが最近暖かくなってきて遂に花を咲かせた。2018年本庶裕先生達がノーベル医学生理学賞を貰った。それは従来の抗がん剤は癌細胞を殺すけれども正常細胞をも傷みつけるので副作用が問題になっていたが、副作用のない抗がん剤の理念を確立したところにある。本庶さん達は癌細胞が出すPD-L1がPD1と結合して人体のT細胞からの攻撃を逃れていることに着目し、抗PD-L1,抗PD1薬が免疫チェックポイント阻害薬として癌治療に使えることを発表した。要するに人体内にある白血球の一つであるT細胞は病原体や癌などの異物が体内に入ってきたり、生じてきたら直ちに攻撃して食べてしまうが、癌は上記PD-L1という物質を出してPD1と結合して膜を作ってT細胞からの攻撃から逃れてぬくぬくと成育してしまっていたので癌が身を護るために出すPD-L1に抗体を結合させて癌を丸裸にしてT細胞に攻撃してもらうようにする治療法を発明したのである。いまやその治療法は癌治療の主役になりつつある。しかしこの免疫チェックポイント阻害薬を用いても良く効く場合とあまり効かない場合があった。そこで近畿大と京都大のグループが、肺がんの多くを占める非小細胞がんの患者に対し治療開始前に患者の血液を採取して調べたら、PD-L1やPD1の濃度が低い場合は効果が大きいが、濃度が高い場合はあまり効果が無いという結果を4/1のアメリカ科学雑誌に発表したとのことである。いまや抗がん剤の主役となりつつある免疫チェックポイント阻害薬について最も効果のある使い方等について役立つ研究と思われた。異物である癌細胞を何故私達の体内にある自衛細胞であるT細胞がやっつけてくれないかがわってきたが、今後は彼らがT細胞から逃れるためにかぶっている保護膜を完全に剥がすにはどうしたらよいか益々の研究を望むものである。
2024.04.03
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急に暖かくなったので草花が一気に咲いてきた:チューリップ小林製薬の紅麹サプリを服用した人が入院したりお亡くなりになったり、大変な事件になっている。コレステロールを下げて健康体になりたいと思ってせっせと毎日服用していた方々が、健康どころか病気になってしまい、死亡した人までいる事態は、健康を夢見て毎日摂取していた人達、紅麹を供給した製薬会社や発酵食品会社の人達等、生きた心地がしないのではないかと思う。厚労省の調査では紅麹サプリの中にプベルル酸の混入が認められたとのことである。プベルル酸はアオカビから産生されるとのことで紅麹を作る過程でアオカビの混入があり、麹が作られると同時にプベルル酸も出来てしまったのかもしれない。あるいは米麹を作る過程で使う水の中にアオカビが混じってしまったのかも知れない。プベルル酸は猛毒でマウスに注射すると数日で死んでしまうとのことである。健康になりたいと思って服用したのに逆に病気になってしまい、言葉もないと思う。プベルル酸の混入もしくは自然発生はいつ起こったのか早急に明らかにすると同時に、現在入院中や在宅療養中の方々が一刻も早く、快方に向かわれるよう心よりお祈り申し上げる。
2024.03.31
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ガーデンシクラメン子供時代は1年が随分長く感じられたが、大人になるとあっという間に一年が過ぎてしまう。この原因について多くの研究がなされているが、本日の「ちこちゃんに𠮟られる」の再放送では、子供は感受性が強く、何事にも好奇心を持ち感動するのに対し、大人は感動が少なく、好奇心も少ないからだと述べていた。好奇心と感動が時間感覚を決める最重要事項とのことだった。もし大人も好奇心を持ち、感動すれば、時間を長く感じられるのではないかと思った。
2024.03.30
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