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【 ハロウィンリンク隣区 】とっておき、闇のランタンともマッチの棒らみつめく目の、子箱かついでつい今しがたつごもりドアは覚ました発火な仔馬や、七、のとおりハナミズキの赤いすべ走るるンゾゾ、ぞンゾゾつきよ、と戸
2014.10.25
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【 勹の夜 ~木の匙より 】 子ぎつね踊る勹 の夜ブッ・ポウ・ソウのなぞをかけざざんと闇に波うって月を、食(は)むドンとつまり > 月を、開(あ)くぶっとび発破かけたらさんざめくホオの葉ぬけてほらら、金いろの丘 ○ ○ ○ああ、赤いまわたのように始めて、赤いが)カランカラリと子ぎつねの海から、はてさて懐中時計のトックントクリに、莟むばかりと)モノ申すのです。それは 勹 の夜のこと。ブッ・ポウ・ソウの、とおく、ちかくひとり何処にもゆきませう。なんどとささやきかかる、月を食(は)む。擁姿なき音の、今しがた。くりこしてある、月を開(あ)く。ああ、赤いはじけかかった白が、赤いが)カランカラリと子ぎつねの母さま恋しにほらら、木葉木莵はeyeの振子時計をトックントクリとほらら、アイ、に合わさりゆけば、もうろう空気は遠い近いの森のみちと)モノ申すのです。ざざめく、おっきなホオの手くぐったらひしめく、とがったモミの髭ぬけたなら――――蒼い海、――――――碧い海、――――――――青い海、をかかげて森のそらには金いろ月。まる鷹ぼうしの守のようにシテして、子ぎつねカランカラリと、子ぎつね跳ねた 勹 の夜のこと。トックントクリと、熟れて、弾けて、たまごの仕組みは、宇宙(ボオル)の海に昔からあった時計なのその憧れは始まりの、炎(ポウル)だからと)モノ申すのです。ああ、赤い炎(ポウル)のような白が、赤いが) 勹 からはじけた夜のこと。 ○ ○ ○扉体(ひたい)のむこうは、料理店『勹(つつむ) radical wrap』の夜の厨房。子ぎつねシェフは、密かに創作中。
2014.10.16
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【 勹の夜 ~wooden spoon 】 ああ、赤いまわたのように始めて、赤いが)カランカラリと子ぎつねの海から、はてさて懐中時計のトックントクリに、莟むばかりと)モノ申すのです。それは 勹 の夜のこと。ブッ・ポウ・ソウの、とおく、ちかくひとり何処にもゆきませう。なんどとささやきかかる、月を食(は)む。擁姿なき音の、今しがた。くりこしてある、月を開(あ)く。ああ、赤いはじけかかった白が、赤いが)カランカラリと子ぎつねの母さま恋しにほらら、木葉木莵はeyeの振子時計をトックントクリとほらら、アイ、に合わさりゆけば、もうろう空気は遠い近いの森のみちと)モノ申すのです。ざざめく、おっきなホオの手くぐったらひしめく、とがったモミの髭ぬけたなら――――蒼い海、――――――碧い海、――――――――青い海、をかかげて森のそらには金いろ月。まる鷹ぼうしの守のようにシテして、子ぎつねカランカラリと、子ぎつね跳ねた 勹 の夜のこと。トックントクリと、熟れて、弾けて、たまごの仕組みは、宇宙(ぼおる)の海に昔からあった時計なのその憧れは始まりの、炎(ぽうる)だからと)モノ申すのです。ああ、赤い炎(ぼうる)のような白が、赤いが) 勹 からはじけた夜のこと。 ***扉体(ひたい)のむこうは、料理店『勹(つつむ) radical wrap』の夜の厨房。子ぎつねシェフは、密かに創作中。
2014.10.14
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【 勹の夜 ~total lunar eclipse 】 子ぎつね跳ねた 勹 の夜ブッ・ポウ・ソウのとおく、ちかく月を食(は)む月を開(あ)くほらら、木葉木莵の目ほらら、さんざめく朴の葉ぬけたら金いろの丘。
2014.10.14
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【 勹の夜 ~fox dance 】ああ、赤いまわたのように、赤いが)カランカラリの子ぎつねの懐から莟むばかりと)モノ申すのですそれは、勹 の夜のこと。ブッ・ポウ・ソウのとおく、とおくひとり何処ゆきませう。なんどとささやきかかる、月を食(は)む。擁姿なき音の、今しがた。くりこしてある、月を開(あ)く。ああ、赤いはじけかかった、赤いが)カランカラリの子ぎつねの恋しからほらら、木葉木莵のeye。ほらら、アイ、に合わさってゆけば、もうろうの森の道と)モノ申すのですさんざめく朴の葉をぬけたならシテをして、子ぎつねカランカラリと、金いろ月に。それが、子ぎつね跳ねた 勹 の夜のこと。
2014.10.12
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『天気』 天気はどこか人に似ている 晴れは元気なイメージ 曇りは何かを抱え込んだイメージ 雨は泣いている 雷はイライラしているイメージ でも違うところがある 人ははっきり言えない人と言える人がいる 天気ははっきりと言える * * * * * かなしいだけの豪雨があふれて、名前の捜す数を刻む。 今日もつづいてる、阿佐(あさ)のニュース。 お母さんは朝からカラカラしゃべりすぎて、アサリの味噌汁はアワアワふきこぼれて、弟は浅ぐろい顔でとろとろふわふわ半熟の目玉焼きじゃなきゃイヤだぁと言って、おじいちゃんは「香ばしい…。麻美さん、この麦茶、美味(うま)いね。」と姿勢よく経済新聞をひろげて、おばあちゃんと美少女っぽいじゃなくて美少女なのよのツンデレな妹は近所の美大生やストリート・ミュージシャンの人たちとこの夏限定のパフォーマンスとかの朝活にでかけてて、お姉さんは花の女子大生だものとレトロな理由づけしながらお気に入りの‘ジノリ茶碗の白’ってやつでアッサム・ティーひとりだけ飲んでて、お父さんは二日酔いでまだフトンの中であさぼらけなんだろうな。弟からハイ!お兄ちゃんたべてって回ってきたホントは僕だってイヤなんだぞー!って言いたいかったい目玉焼きは僕のくちの中で、お姉さんの心理学レポートみたいな音を立てて簡単には飲み込まれまいとしてる。 「私が考えるに、この詩の場合は少年期の…。」ゆうべからお姉さんのレポートに捕縛されていた僕の詩が、自由を求めてテーブルの上にスカイ・ダイヴ。おい、『天気』くん、僕が作者だからって、そんなすがるような目でこっちを見るなって、姉上のご講義、おとなしく聞け。 「あのな、知美、いいか、詩ってのは自由な生きものなんだぞ。学問なんぞの檻に飼育しようったって、そうはハート問屋が卸さねぇよ。」お父さんがパジャマ姿でイスにすわる。「ハート問屋だなんて、ずいぶんとオジサンくさい台詞だね、せめてアート問屋くらいのこと言えないのかい。」おばあちゃんがポンとお父さんの肩をたたいて、朝活から帰ってきたスポーツ・ウェアのまま妹と台所にいく。「香ばしい…。麻美さん、この煮出し麦茶、美味(おい)しいね。」おじいちゃんとおばあちゃん…、人も人に似てたりする。 詩を奪還して、僕は庭でお待ちかねのジョンと散歩にでかける。 むくむく曇り空をもちあげてゆく風に、河原土手を歩く。 ふと思いだす、ニュースの阿佐の画像、ちょうど僕と同い年…、ちゅうとはんぱな気持ちだよ、こんなの。突然、ちゅんちゅん、ちゅん!ちゅうちょのない羽で、僕のコトバをかすめ飛ぶ小さなさえずりたち。そのキセキの先で、灰色に縮こまっていた天気が大きな青を広げはじめてる。もっと、もっと、もぉっと、雲を吹き飛ばしたくて「天気は、晴れ!」と言い放つ。もう、ゆうべ胸いっぱいに轟いた雷も、けさ頬にぬれたかった雨も、白く過ぎていく晩夏のアルバムにしまおう。ジョンが「わん、わん!」と詩をうたいはじめる。そうだ、青空はいま始まったばかりだ。
2014.10.01
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