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きらクラ!BGM選手権、3月15日のお題は、夢野久作「懐中時計」でした。お題は、こちらです。http://www4.nhk.or.jp/kira/48/今回の放送では採用枠を拡大して5枠が放送されました。アンダーソン、プロコフィエフ、ロッシーニ、ライヒ、ボロディンと多彩な音楽のうち、ベストに選ばれたヤパゲーノさんのロッシーニは、ユニークで天才的な発想が、見事でした!僕のボツ投稿を、以下に載せておきます。------------------------------------------------------------------------------------------真理さんふかわさんこんばんは。BGM選手権、夢野久作「懐中時計」に応募します。いろいろな切り口がありそうで、ちょっと悩みました。懐中時計の倫理観のすばらしさに、思い切り崇高な弦楽合奏をあてるのも面白いかなと思ったりしましたが、ここは文章に即して、ねずみと懐中時計というほほえましい顔合わせに似合う音楽をあててみました。アメリカの女性作曲家でボイス・パフォーマーでもあるメレディス・モンクのアルバム「インパーマネンス」の第12曲、「死の舞踏」です。マリンバのチャンチキチャンチキが懐中時計の刻みの感じで小気味よく、バスクラリネットがとぼけた感じでなかなか良い雰囲気を醸しだします。------------------------------------------------------------------------------------------自分でも、今ひとつおもしろみに欠く選曲と思います(^^;)けれど、もしもこのCDを持っている方は、聴いてみてください。動画サイトにはアップされていないようです。ところで、以前のBGM選手権、夢野久作のお題「キャラメルと飴玉」にも、実はこの同じモンクのアルバム「インパーマネンス」の中の違う曲で応募しました。昨年夏、入院中に、BGM選手権に初めて応募したときでした。ボツにはなりましたが、自分としてはかなり気に入っているBGMです。今回懲りずに夢野久作に再びモンクで応募し、またしても没したのでした。それにしてもモンクの「インパーマネンス」は、本当にすばらしいです。
2015.03.30
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いまさらながら2014年のマーラーコンサートの感想、というかメモ程度のものを、残しておきます。まずは2番。1月のテミルカーノフ・サンクトペテルブルグフィルが超名演でした。テミルカーノフはマーラーをそれほど多くは録音していないと思います(2番と5番を録音しているようです)が、これほどすごいとは思いませんでした。アルトの坂本朱さんの歌も感動的でした。それから終楽章の合唱団が、一斉に立つのでなく、一人、また一人と少しずつ立っていく演出が、非常に効果的で感動を呼びました。これを今後テミルカーノフ方式と呼びましょう。テミルカーノフは今年読響と3番を演奏するので、非常に楽しみです。11月のコバケン・日フィルは、普通に良かったというところでした。僕はコバケンの復活を聴くのは初めてでした。コバケンであればより多くを期待したいところでした。第一楽章が終わって、指揮者が指揮台から降り、指揮台の横で、合唱団・ついで独唱者が入場してくるのを静かに待っていました。入場が終わったら、コバケンが客席を向いて、「マーラーはここで5分休みをとるように指示しています。マーラーの書いたとおりにしましょう。皆様もくつろいでお待ちください。」と言って、舞台そでに引っ込んでいきました。合唱・独唱の入場が終わるまで指揮台の隣で待っていて、そのあときちんと一言、休憩の発言を聴衆にしてから引っ込んでいったのが、コバケンらしくて良かったです。コバケンは今年は2番と5番をやるので、こちらも楽しみです。
2015.03.21
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きらクラ!BGM選手権、今回3月1日のお題は、春の訪れに寄せる、山村暮鳥「風の方向がかはつた」でした。お題は、NHK-FM きらクラ!ホームページの「お題はこちら」に載っています。http://www4.nhk.or.jp/kira/48/ベストに選ばれた曲は、空を飛ぶツバメになったような、心がぱーっと開けてくるような、すばらしい選曲で感動しました!僕の投稿も放送されてうれしかったです。僕の投稿は次のようです。-----------------------------------------------------------------------------真理さんふかわさんこんにちは。BGM選手権、山村暮鳥「風の方向がかはつた」に応募します。春の訪れを、つばめの飛来に凝縮したこの美しい詩には、ハープのための小品、アッセルマン作曲の「泉」作品44をあてはめてみました。音楽開始後すぐ朗読開始でお願いします。序奏は、つばめとともにひそやかに近づいてくるかすかな春の予感を、主部はいよいよ到来した春の実感と喜びと妻への愛を、ふくよかな風に乗せて届けてくれるように思います。-----------------------------------------------------------------------------僕の持っているハープのCDのうち3枚に、この曲が収録されています。そのなかで抜きんでて素晴らしいのがフランスの往年の名ハーピスト、リリー・ラスキーヌの演奏です。なんとも優美な演奏です。ラスキーヌの、エラート録音集大成のBoxにはいっています。動画サイトではラスキーヌの演奏は聴けないようですが、アマチュアからプロまで、沢山の方の演奏が聴けます。中には序奏がカットされているのもあるので注意です。ざっと聴いた感じで良い感じだったのは、https://www.youtube.com/watch?v=29BxbDfitvIhttps://www.youtube.com/watch?v=3Z0Kczc20MIなどです。
2015.03.08
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