楽しく ひまつぶし Labo

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2026.01.28
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カテゴリ: 映画
皆さん、こんにちは。 世間で「すごい、すごい」と話題になっていた映画『国宝』。 昨年6月の公開以来、ずっと気になってはいたのですが、気づけば半年以上の月日が流れておりました……。「もう終わっちゃったかな?」と諦めかけていたところ、幸運にもまだ上映中!ということで、妻を誘って映画館へ足を運んできました。



■ 平日の昼下がり、そこは「同志」たちの集い
平日の昼間だし、ガラガラかな?なんて予想は見事に外れ、場内は座席の4分の1ほどが埋まっていました。さすが、アカデミー賞ノミネートの力は侮れませんね。

客層を見渡すと、失礼ながら私共も含めて「人生の先輩」たちがズラリ。 そこで面白い光景を目にしました。3時間という超大作ゆえ、皆さんの最大の敵は「感動」……ではなく「お手洗い」だったようです。

中央の良席はポッカリ空いて、通路側の端の席から埋まっていくという、映画館にあるまじき(?)不思議な光景。私たちもご多分に漏れず、「いつでも脱出できる端の席」をしっかり確保して挑みました。

■ 圧倒的な美しさと、ちょっとした「?」
映画は1964年から2014年まで、一人の男の50年にわたる人生を描いた壮大な物語。内容については今さら私が語るまでもないのですが、とにかく「美しい」の一言に尽きます。

・映像の色彩美
・そして、伝統芸能・歌舞伎の様式美

これでもか!とスクリーンから美しさが押し寄せてきます。特に歌舞伎の稽古や舞台のシーンは、時間をたっぷり使って贅沢に見せてくれるので、その迫力に圧倒されっぱなしでした。

……ただ、その贅沢すぎる歌舞伎シーンの煽りを受けたのか、ドラマ部分は少々駆け足気味。 原作未読の私にとっては、「えっ、今なぜそうなった?」「その後のあの人は?」と、頭の中に小さなクエスチョンマークが点灯する場面もしばしば。3時間あるのに「ダイジェスト版」を観ているような、不思議な贅沢感(?)を味わいました。

​​
■ 夢の中でも「国宝」に
とはいえ、そんな些細な疑問を吹き飛ばすほど、映像と演技の力は凄まじかったです。正直なところ、「もう一度、隅々まで確認するために観てみたい」。そんな風に思わせてくれる、心に深く残る作品でした。

その証拠に、その日の夜。 私も妻も、夢にまで『国宝』が出てきました(笑)。 夫婦揃って夢の中でまで歌舞伎の世界に浸っていたとは、いかにこの映画のインパクトが強かったか分かりますね。

■ 次なるミッションは「活字」
ドラマ部分をもう少し深く、じっくりと咀嚼(そしゃく)したい……。 そんな欲求がムクムクと湧いてきたので、これから原作の本を買って読んでみようと思います。

活字で補完した後にまた映画を観たら、次は端の席ではなく、中央の席でどっしりと構えて観られる……かもしれません(体調次第ですが!)。

皆さんも、もし機会があればぜひ。3時間、あっという間ですよ!



国宝 上 青春篇 (朝日文庫) [ 吉田修一 ]


国宝 下 花道篇 (朝日文庫) [ 吉田修一 ]





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最終更新日  2026.01.28 15:36:10
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